JP2001290678A - 非同期メモリダンプ実行方式 - Google Patents

非同期メモリダンプ実行方式

Info

Publication number
JP2001290678A
JP2001290678A JP2000111875A JP2000111875A JP2001290678A JP 2001290678 A JP2001290678 A JP 2001290678A JP 2000111875 A JP2000111875 A JP 2000111875A JP 2000111875 A JP2000111875 A JP 2000111875A JP 2001290678 A JP2001290678 A JP 2001290678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating system
physical memory
dump
memory
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000111875A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumiko Sugita
由美子 杉田
Toshiaki Arai
利明 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000111875A priority Critical patent/JP2001290678A/ja
Publication of JP2001290678A publication Critical patent/JP2001290678A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】オペレーティングシステム再起動処理とは非同
期に、特に再起動後でも障害の原因調査に必要な全物理
メモリを収集することができる、非同期メモリダンプ実
行方式を実現する。 【解決手段】コンピュータシステムが障害により停止し
た場合、障害による該オペレーティングシステムの再起
動処理において、障害発生オペレーティングシステムに
割り付けられている物理メモリ領域情報を取得し保存す
る。さらに物理メモリの使用状況を取得し空き領域を確
保し、新規確保した物理メモリを割り付けて該オペレー
ティングシステムを再起動する。また、保存されている
該オペレーティングシステムの障害発生時の物理メモリ
領域情報を基に、前記オペレーティングシステム再起動
とは非同期に、もしくは再起動後にメモリダンプを実行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ム障害時における、メモリダンプ実行方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ブルースクリーン表示などシステム障害
の原因究明には障害発生時の物理メモリの情報は有益で
ある。しかし、オペレーティングシステムを再起動して
から収集しようすると、該オペレーティングシステムが
同じ物理アドレスに再ロードされるため、新情報を上書
きしてしまい障害発生時の情報が取得できなくなる。障
害発生時の情報を収集する方式として、特開平10−3339
44号公報「メモリダンプ採取方式」には、再起動時にシ
ステムローダがオペレーティングシステム中核部(物理
メモリ常駐部)のメモリダンプを行なった後オペレーテ
ィングシステムをロードし、それ以外のメモリは再ロー
ドされたオペレーティングシステム中核部のダンプ収集
手段がダンプし、ダンプが終了した物理メモリ領域から
オペレーティングシステムで使用可能とする方式が記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基幹業務に限らずコン
ピュータシステムの運用では、障害が発生した場合、基
幹業務を続けるための早急な再起動(稼働率の低下防
止)と障害再現防止のための情報収集は、どちらも重要
課題である。しかし、情報収集を保証してさらに該当す
る物理メモリの全ダンプが終了するまで待つ必要がない
前記従来方式においても、オペレーティングシステム中
核部のダンプが終了するまではオペレーティングシステ
ム再起動は待たされ、その間は業務を再開できず、シス
テム稼働率が低下するという問題点は残ったままであ
る。再起動終了までの待ち時間はダンプ対象メモリが大
きいほど長く、前記問題点は顕著となる。また、メモリ
ダンプは必ずオペレーティングシステムの再起動と同時
に行なわなくてはならず、各種基幹業務など再起動を優
先させたい業務用のシステムには最適ではない。
【0004】本発明は、オペレーティングシステム再起
動処理とは非同期に、特に再起動後でも障害の原因調査
に必要な全物理メモリを収集することができる、非同期
メモリダンプ実行方式を実現する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による非同期メモ
リダンプ実行方式は、コンピュータシステムが障害によ
り停止した場合、障害による該オペレーティングシステ
ムの再起動処理において、障害発生オペレーティングシ
ステムに割り付けられている物理メモリ領域情報を取得
し保存する。さらに物理メモリの使用状況を取得し空き
領域を確保し、新規確保した物理メモリを割り付けて該
オペレーティングシステムを再起動する。また、保存さ
れている該オペレーティングシステムの障害発生時の物
理メモリ領域情報を基に、前記オペレーティングシステ
ム再起動とは非同期に、もしくは再起動後にメモリダン
プを実行する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
【0007】図1は本発明の実施形態における計算機1
00の構成を示す図である。
【0008】本計算機100は、プロセッサ101、主
記憶装置102、バス103、割込み信号線104、ク
ロック割り込み生成器105、割り込み制御装置10
6、割り込みバス107、ブート手順を格納している記
憶装置108、で構成する。
【0009】プロセッサ101は演算装置110、割り
込みテーブルレジスタ111、ページテーブルレジスタ
112、アドレス変換装置113より構成する。
【0010】割り込みテーブルレジスタ111は割り込
みテーブル121の仮想アドレスを指し示している。割
り込みテーブル121は割り込みハンドラ開始アドレス
を記憶している。図1で割り込みテーブルレジスタ11
1と割り込みテーブル121の接続線を破線で記載して
いるのは、割り込みテーブルレジスタ111が割り込み
テーブル121の仮想アドレスを指し示すためである。
キーボード130等からの外部割り込みやクロック割り
込み生成器105からの割り込みは、割り込み信号線1
04を経由して割り込み制御装置106が信号を受け取
り、割り込みバス107を介してプロセッサ101に渡
す。このように何らかの割り込みが発生すると、プロセ
ッサ101は数値化された割り込み番号を受け取り、こ
の番号をインデックスとして割り込みテーブルより割り
込みハンドラアドレスを取得し、割り込みハンドラへ制
御を渡す。なおソフトウェア割り込みは、スーパバイザ
等の割り込み監視プログラム125が受け取り制御を行
なう。
【0011】ページテーブルレジスタ112はページテ
ーブルテーブル122を指し示している。ページテーブ
ルレジスタ112はページテーブル122物理アドレス
を格納している。
【0012】アドレス変換機113は演算装置が要求す
る命令アドレス、あるいはオペランドが格納されている
アドレスを受け取り、ページテーブルレジスタ112の
指しているページテーブル内容に基づき、仮想アドレス
から物理アドレスへの変換を実行する。
【0013】主記憶装置102には、現在プロセッサで
稼動中のオペレーティングシステムを含む各種制御プロ
グラムの稼動領域120,123,125などが割り付
けられている。計算機は電源を入れると特定の制御プロ
グラムを起動するように設計されており、該特定制御プ
ログラムの起動手順はブート手順を格納している記憶装
置108に格納する。
【0014】本計算機は1台の計算機上で複数のオペレ
ーティングシステムを稼動でき、さらに電源投入時に起
動されるオペレーティングシステム(以後第1OSと称
する)は他のオペレーティングシステム(以後第2OS
と称する)のロードと起動を行なうことができる。第1
OSは第2OSの使用する物理メモリ123を一緒に確
保し、第2OSに割り当てて起動する手段を持ってい
る。このシステムと方式は特開平11−149385号公報に記
載されており、この方式では第1OSの初期化処理を行
なう際に第2OSのローディングを行なう。本実施例で
はこのコンピュータシステム構成を利用し、第1OSに
本発明を適用し、第2OS障害発生時の再起動・メモリ
ダンプを実行する。
【0015】図2は本発明を用いた第2OSの再起動と
メモリダンプ実行のフローチャートである。第2OSに
障害が発生すると割り込みが生じる(201)。この割
り込みを割り込み制御プログラムが受信し内容を判断
(202)、第2OSの障害であれば第2OSを停止し
(203)、第1OSへ制御を渡す(204)。
【0016】図3は第1OSでの空き物理メモリ取得と
第2OS再起動のフローチャートである。第1OSは制
御の切替えの要因を判定し(301)、第2OSの障害
であれば第1OS内にある第2OS再起動プログラムへ
制御を移す。第2OS再起動プログラムでは、・本計算
機で稼動するスーパバイザ等制御プログラムを監視する
プログラムから最新の物理メモリ使用状況を入手、物理
メモリ管理テーブル(図5参照)を更新する(30
2)。
【0017】・障害発生時に第2OSに割り当てられて
いた物理メモリ領域情報を取得し、メモリダンプ用情報
テーブル(図4参照)に格納する(303)。
【0018】・第2OSが要求するメモリサイズ分の空
きメモリを確保し、物理メモリ管理テーブル(図4参
照)に格納する(304)。要求されたサイズが確保で
きない場合でも、第2OSが起動できるサイズよりも大
きい空き領域が確保できれば、そのサイズを確保する。
【0019】第1OSには初期化処理で行なった第2O
Sのロードを行なう処理部だけを実行する手段を設けて
実行する。具体的には、 ・第2OSに割り当てた物理メモリ領域を第1OSの仮
想空間に一時的にマッピングし、第2OSのオブジェク
トファイル、カーネルを読み込む(305)。
【0020】・新しい物理メモリ領域を用いてページテ
ーブルを作成し(306)、 ・サポートドライバ等を利用し第2OSのカーネルの外
部参照などを解決し(307)、・第1OSにマッピン
グした第2OSの物理メモリのマッピングを解除する
(308)。
【0021】・新第2OSとのスイッチングを実現する
ためOSコンテクストテーブルを更新し(309)、 ・第2OSの初期化モジュールを実行する(310)。
【0022】第1OSはまたメモリダンプ機能を有する
割り込み制御プログラムから受け取った割り込みが第2
OSの起動完了割り込みであれば、該メモリダンプ機能
を実行する(311)。ダンプ情報格納先は第1OSに
割り当てられた装置とし、具体的な位置情報はレジスト
リなど特定場所で管理する。格納先はデフォルト値はあ
るが、ユーザからの変更も可能とする。ダンプ終了後、
ダンプ用情報テーブルをクリアし、物理メモリ管理テー
ブルの空き領域情報に、ダンプ済みの領域を追加する
(312)。
【0023】図4はメモリダンプ用情報テーブル400
を示した図である。メモリダンプ用情報テーブル400
は、ダンプ対象領域の開始アドレス401、ダンプ対象
領域のサイズ402、次のダンプ用情報テーブルへのポ
インタ403で構成し、ダンプ対象領域の数だけポイン
タ403でつなぐ。チェーンの最後の値は0である。次
のダンプ用情報テーブルへのポインタ403は、複数の
オペレーティングシステムを並列実行できるシステムで
はダンプ用情報は再起動可能なオペレーティングシステ
ムの数だけ必要となることへの対応用であり、対象が1
個の場合はなくてもよい。ダンプ対象領域のサイズ情報
は終了アドレスでも良い。ダンプ先は、ダンプ実行時に
特定位置に格納された情報を確認し反映する。
【0024】図5は物理メモリ管理テーブル500を示
した図である。物理メモリ管理テーブル500は、全体
サイズ501、空き領域開始アドレス502、空き領域
サイズ503、使用状況テーブルへのポインタ504で
構成される。使用状況テーブル510は、使用プログラ
ムの識別子511、使用領域の開始アドレス512、使
用領域のサイズ513、次のテーブルへのポインタ51
4で構成され、使用プログラムの数だけポインタ514
でつなぐ。チェーンの最後の値は0である。空き領域サ
イズ503と使用サイズ情報513はそれぞれ終了アド
レスでも良い。
【0025】以上のように本発明を適応した実施例1の
システムでは、第2OSを再起動時しても割り当てられ
る物理メモリ領域は前回と異なるので、障害情報が格納
されている領域は保護され、メモリダンプの実行を第2
OSの再起動と非同期に行なっても、特に第2OS再起
動終了後に行なっても必要な情報はすべて収集できる。
さらにメモリダンプ処理プロセスの優先度を下げ、再起
動した第2OSの処理の空き時間を利用して実行すれ
ば、第2OSの実行を妨げること無くメモリダンプ実行
が可能となる。
【0026】次に本発明の第2実施形態について説明す
る。実施例2で用いるコンピュータ構成は実施例1と同
じである。実施例1との違いは、第2OS自身が持つロ
ーダにメモリアドレス変更手段を適用し、新物理メモリ
アドレスでロード・起動処理を行なうことである。第2
OSのローダは、第2OSに与えられる物理メモリ領域
情報を受け取る手段と、ページテーブル作成時にその内
容を適用する手段を有する。
【0027】本実施例では、新しい物理メモリ領域の算
出及びメモリダンプの実行は、第1OSからも第2OS
からも独立した別空間で実行する制御プログラムで実行
する。
【0028】図6は実施例2の第2OS再起動制御のフ
ローチャートである。第2OSに障害が発生してから再
起動とダンプ実行を行なう制御プログラムまでの処理の
流れは図2と同じである。制御プログラムは制御の切替
え要因を判定し(601)、第2OSの障害であれば、 ・本計算機で稼動するスーパバイザ等制御プログラムを
監視するプログラムから最新の物理メモリ使用状況を入
手、物理メモリ管理テーブル500を更新する(60
2)。
【0029】・第2OSが今まで使用していた物理メモ
リ領域情報を、ダンプ用情報テーブル400に格納する
(603)。
【0030】・第2OSが要求するメモリサイズ分の空
きメモリを確保し、物理メモリ管理テーブル500に格
納する(604)。
【0031】・OSコンテクストの内容を変更する(6
05)。
【0032】・新しい物理メモリ領域情報をパラメータ
として第2OSのローダを呼び出す(606)。
【0033】・第2OSのローダでは、受け取った新し
い物理メモリ領域情報で第2OSのページテーブルを作
成(607)、第2OSのロード・再起動処理を行なう
(608)。
【0034】制御プログラムはまたメモリダンプ機能を
有する。該メモリダンプ機能の、起動タイミング、起動
情報の管理、起動方式は、実施例1と同じである。
【0035】本発明を適用した本実施例2では、マルチ
オペレーティングシステム構成の場合に第1OSに余計
な負荷をかけずに本発明を実現できる。自社開発やソー
スが公開されたオペレーティングシステムではローダの
改造は容易に実現でき、本発明の実現も容易である。
【0036】次に本発明の第3の実施形態について説明
する。実施例3で用いるコンピュータ構成・物理メモリ
割り当て方式は実施例2と同じとする。実施例1や実施
例2と違うのは、オペレーティングシステム再起動用に
確保する新物理メモリのサイズと、各オペレーティング
システムでの使用可能物理メモリの管理方式である。
【0037】実施例3では、オペレーティングシステム
を再起動するのに必要なサイズだけを新規に確保し、オ
ペレーティングシステム再起動の分には新規確保したメ
モリを割り当て、他での使用物理メモリは前回と同じ領
域を割り当てる。従ってオペレーティングシステムに割
り当てられる物理メモリ領域数はn個(n=2〜)とな
り、管理テーブルも複数の領域を管理できる構成にす
る。
【0038】図7は物理メモリの使用状態と、対応する
物理メモリ管理テーブルとダンプ用情報管理テーブルを
示した図である。
【0039】物理メモリ701と物理メモリ702は第
1OSに割り付けられた領域、物理メモリ703〜70
5が第2OSに割り付けられた領域である。物理メモリ
701と物理メモリ703はそれぞれ第1OSと第2O
S起動用の領域、物理メモリ702と物理メモリ704
〜705はそれぞれ第1OSと第2OSが処理に利用す
る領域である。物理メモリの使用管理テーブル710
は、それぞれ対応オペレーティングシステム識別子71
1、物理メモリ領域開始アドレス712、物理メモリ領
域サイズ713、次の使用領域テーブルへのポインタ7
14、次の管理テーブルへのポインタ715で構成す
る。次の使用領域テーブル720は、物理メモリ領域開
始アドレス721、物理メモリ領域サイズ722、次の
使用領域管理テーブルへのポインタ723で構成され
る。ダンプ情報管理テーブルも同様に複数の領域を管理
するように構成し、障害発生時に使用していた物理メモ
リ領域すべてを登録する。この時、再起動時には再利用
しないオペレーティングシステム起動に必要なメモリ領
域情報を常に識別しやすいように決まった位置、たとえ
ばテーブルの先頭で管理する。
【0040】第2OS再起動の制御プログラムの動作は
実施例2と同じである。違いは確保する物理メモリの使
用量と使用する管理テーブルの構成である。この違いに
対し、メモリダンプ実行処理は実施例1や実施例2と異
なる動作をする。
【0041】図8は実施例3のメモリダンプ処理のフロ
ーチャートである。
【0042】第2OSの再起動完了の割り込みが発生す
ると、メモリ管理・ダンプ実行の制御プログラムに制御
が移る(801)。該制御プログラムは、ダンプ対象の
物理メモリ領域のうち、再利用で割り付けられた領域を
優先してメモリダンプを実行(802)、さらに障害発
生時に第2OS起動用として割り付けられていた物理メ
モリ部分のメモリダンプを実行する(804)。再利用
領域に関しては、ダンプが終了したならば割り込みを用
いて第2OSにダンプの終了を通知する(803)。第
2OSでは起動終了時点では第2OS起動用以外の物理
メモリは使用禁止とし(810)、ダンプ終了通知を待
ち(811)、受け取ったならば使用を開始する(81
2)。
【0043】また、メモリダンプの実行において、再利
用領域のダンプを分割して行ない、各ブンプが終了毎に
使用可能になった物理メモリ情報をメッセージを用いて
第2OSへ送る手段を実現した場合には、第2OS側で
はメッセージを受け取るたび毎に利用物理メモリ領域の
範囲を更新する。
【0044】本実施例3の方式を用いれば、より少ない
物理メモリでオペレーティングシステム再起動と非同期
にダンプ機能を実現することができる。
【0045】なお、実施例1〜3までメモリダンプをオ
ペレーティングシステム再起動後に起動しているが、本
発明の方式ではメモリダンプの実行はオペレーティング
システム再起動と非同期に行なえるので、再起動の前
後、再起動中、など適応システムの用途にあわせて種々
のタイミングで実現することも可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明により、オペレーティングシステ
ムの再起動時間を妨げることなしに、障害発生時のメモ
リダンプ情報を収集できる。特にオペレーティングシス
テムの再起動後でも、必要な情報がすべて収集できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における計算機の構成を示す
図。
【図2】本発明を用いた第2OSの再起動とメモリダン
プ実行のフローチャート。
【図3】第1OSでの空きメモリ取得と第2OS再起動
のフローチャート。
【図4】メモリダンプ用情報テーブルを示した図。
【図5】物理メモリ管理テーブルを示した図。
【図6】実施例2の第2OS再起動制御のフローチャー
ト。
【図7】物理メモリの使用状態と対応する管理テーブル
を示した図。
【図8】実施例3のメモリダンプ処理のフローチャー
ト。
【符号の説明】
100…計算機、101…プロセッサ、102…主記憶
装置、103…バス、104…割込み信号線、105…
クロック割り込み生成器、106…割り込み制御装置、
107…割り込みバス、108…ブート手順を格納して
いる記憶装置、110…演算装置、111…割り込みテ
ーブルレジスタ、112…ページテーブルレジスタ、1
13…アドレス変換装置、121…割り込みテーブル、
122…ページテーブル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のオペレーティングシステムが並列
    実行可能なコンピュータシステムであって、任意のオペ
    レーティングシステムが障害により停止した時に、障害
    発生以前に該オペレーティングシステムに割り当てられ
    ていた領域とは異なる物理メモリ領域を割り当てて該オ
    ペレーティングシステムを再起動する手段と、前記再起
    動処理とは非同期に該オペレーティングシステムが障害
    時に使用した物理メモリ領域のダンプを実行する手段
    と、を有することを特徴とする非同期メモリダンプ実行
    方式。
  2. 【請求項2】 請求項1のメモリダンプ実行方式であっ
    て、該オペレーティングシステムが障害時に使用した物
    理メモリ領域のダンプを、該オペレーティングシステム
    の再起動の後に行なうことを特徴とする非同期メモリダ
    ンプ実行方式。
  3. 【請求項3】 請求項1のメモリダンプ実行方式であっ
    て、該オペレーティングシステムが種々の制御やアプリ
    ケーションプログラム実行を行なうために要求している
    物理メモリサイズをすべて異なる領域に確保して該オペ
    レーティングシステムの再起動を行ない、該オペレーテ
    ィングシステムの種々の実行処理とも非同期にメモリダ
    ンプ処理を実行することを特徴とする、非同期メモリダ
    ンプ実行方式。
  4. 【請求項4】 請求項1のメモリダンプ実行方式であっ
    て、該オペレーティングシステムの起動処理に必要なサ
    イズのみを確保して該オペレーティングシステムの再起
    動を行ない、該オペレーティングシステムの再起動処理
    と非同期にメモリダンプ処理を実行することを特徴とす
    る、非同期メモリダンプ実行方式。
  5. 【請求項5】 請求項1のメモリダンプ実行方式であっ
    て、障害による該オペレーティングシステムの再起動を
    識別する手段と、物理メモリの使用情報を管理して空き
    領域を算出する手段と、該オペレーティングシステムを
    新しい物理メモリ領域で再起動する手段と、該オペレー
    ティングシステムが障害発生時に使用していたメモリダ
    ンプ対象の物理メモリ領域情報を管理する手段と、を有
    することを特徴とする、非同期メモリダンプ実行方式。
  6. 【請求項6】 請求項4のメモリダンプ実行方式であっ
    て、該オペレーティングシステム起動用領域を含む複数
    の分割された領域で構成する物理メモリ領域を該オペレ
    ーティングシステムに割り当てる手段と、メモリダンプ
    実行が終了した時に該オペレーティングシステムに通知
    する手段と、該オペレーティングシステムがダンプ対象
    の物理メモリの使用の可否を制御する手段と、を有する
    ことを特徴とする、非同期メモリダンプ実行方式。
JP2000111875A 2000-04-07 2000-04-07 非同期メモリダンプ実行方式 Pending JP2001290678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000111875A JP2001290678A (ja) 2000-04-07 2000-04-07 非同期メモリダンプ実行方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000111875A JP2001290678A (ja) 2000-04-07 2000-04-07 非同期メモリダンプ実行方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001290678A true JP2001290678A (ja) 2001-10-19

Family

ID=18624140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000111875A Pending JP2001290678A (ja) 2000-04-07 2000-04-07 非同期メモリダンプ実行方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001290678A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7302559B2 (en) * 2005-01-26 2007-11-27 Fujitsu Limited Memory dump program boot method and mechanism, and computer-readable storage medium
WO2011004441A1 (ja) * 2009-07-10 2011-01-13 富士通株式会社 メモリダンプ機能を有するサーバおよびメモリダンプ取得方法
KR101201186B1 (ko) 2004-08-23 2012-11-13 마이크로소프트 코포레이션 데이터를 기억 장치에 기록하기 위한 방법 및 시스템
US9015535B2 (en) 2010-12-27 2015-04-21 Fujitsu Limited Information processing apparatus having memory dump function, memory dump method, and recording medium
JP2015200932A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 富士通株式会社 メモリ制御方法及び情報処理装置
US9229820B2 (en) 2012-06-22 2016-01-05 Fujitsu Limited Information processing device with memory dump function, memory dump method, and recording medium

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101201186B1 (ko) 2004-08-23 2012-11-13 마이크로소프트 코포레이션 데이터를 기억 장치에 기록하기 위한 방법 및 시스템
US7302559B2 (en) * 2005-01-26 2007-11-27 Fujitsu Limited Memory dump program boot method and mechanism, and computer-readable storage medium
CN100389395C (zh) * 2005-01-26 2008-05-21 富士通株式会社 存储器转储程序引导方法及设备
WO2011004441A1 (ja) * 2009-07-10 2011-01-13 富士通株式会社 メモリダンプ機能を有するサーバおよびメモリダンプ取得方法
JP5403054B2 (ja) * 2009-07-10 2014-01-29 富士通株式会社 メモリダンプ機能を有するサーバおよびメモリダンプ取得方法
US8990630B2 (en) 2009-07-10 2015-03-24 Fujitsu Limited Server having memory dump function and memory dump acquisition method
US9015535B2 (en) 2010-12-27 2015-04-21 Fujitsu Limited Information processing apparatus having memory dump function, memory dump method, and recording medium
US9229820B2 (en) 2012-06-22 2016-01-05 Fujitsu Limited Information processing device with memory dump function, memory dump method, and recording medium
JP2015200932A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 富士通株式会社 メモリ制御方法及び情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3593241B2 (ja) 計算機の再起動方法
EP3491519B1 (en) Optimized uefi reboot process
JP3546678B2 (ja) マルチos構成方法
JP3659062B2 (ja) 計算機システム
JP5655677B2 (ja) ハイパーバイザ置き換え方法および情報処理装置
US8201170B2 (en) Operating systems are executed on common program and interrupt service routine of low priority OS is modified to response to interrupts from common program only
US6996828B1 (en) Multi-OS configuration method
JP5212360B2 (ja) 制御プログラム、制御システムおよび制御方法
JP2001256066A (ja) コンピュータシステム、オペレーティングシステムの切り替えシステム、オペレーティングシステムの実装方法、オペレーティングシステムの切り替え方法、記憶媒体及びプログラム伝送装置
JP2004272894A (ja) グラフィックス処理ユニットのマルチスレッド式カーネル
US20100332722A1 (en) Virtual machine system and control method thereof
KR101150661B1 (ko) 정보 처리 장치 및 메모리 영역 관리 방법
US9235426B2 (en) Multicore processor system, computer product, and notification method for updating operating system
JPH07311749A (ja) マルチプロセッサシステム及びカーネル置換方法
US20050028159A1 (en) Memory managing system and task controller in multitask system
US20050240669A1 (en) BIOS framework for accommodating multiple service processors on a single server to facilitate distributed/scalable server management
JP4026667B2 (ja) マルチos構成方法
US20110066836A1 (en) Operating system booting method, computer, and computer program product
JP3765201B2 (ja) 計算機システム
JP2002132741A (ja) プロセッサ追加方法、計算機及び記録媒体
US7523284B1 (en) Method and apparatus for providing memory management within a system management mode
JP2005122334A (ja) メモリダンプ方法、メモリダンプ用プログラム及び仮想計算機システム
JP2001290678A (ja) 非同期メモリダンプ実行方式
JP5131269B2 (ja) マルチプロセッシングシステム
CN113127263B (zh) 一种内核崩溃恢复方法、装置、设备及存储介质