JPH11242558A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH11242558A
JPH11242558A JP10360862A JP36086298A JPH11242558A JP H11242558 A JPH11242558 A JP H11242558A JP 10360862 A JP10360862 A JP 10360862A JP 36086298 A JP36086298 A JP 36086298A JP H11242558 A JPH11242558 A JP H11242558A
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JP
Japan
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ball
signal
rotation
input device
phase
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JP10360862A
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English (en)
Inventor
Kinya Inoue
欣也 井上
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールの回転方向とカーソルの移動方向との
関係を変更可能とし、座標入力装置の汎用性を高める。 【解決手段】 フォトインタラプタ106X,106Yは夫々図
示しないボールのX,Y方向の回転を検出する。フォトイ
ンタラプタ106X,106Yの出力XA,XB,YA,YBは信号入替部4
に供給され、スイツチ4aをオンしたときには、フォト
インタラプタ106X,106Yの出力XA,XB,YA,YBが各々信号処
理/制御部2の入力端子XAin,XBin,YAin,YBinに供給され
る。この場合、ボールのX,Y方向の回転操作に対して表
示画面でのカーソルがX,Y方向に移動するものとする
と、スイツチ4bをオンしたときには、信号処理/制御
部2の入力端子XAin,XBinにフォトインタラプタ106Yの
出力YA,YBが、入力端子YAin,YBinにフォトインタラプタ
106Xの出力XA,XBが供給され、ボールのX,Y方向の回転操
作に対してカーソルがY,X方向に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ユータ等に用いられる表示装置でのカーソルの位置座標
データ等を入力するための座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置でのカーソルの位置座標データ
や図形データの座標入力装置として、ボール(球体)を
備え、このボールを回転させることにより、表示画面で
のカーソル表示位置を任意に変化させることができるよ
うにしたものが知られている。
【0003】図6はかかる座標入力装置の一例を示す分
解斜視図である。
【0004】同図において、ハウジング100には取付
け部材が形成されており、これにより、ハウジング10
0の略中央部に設けられているくぼみ部100aの縁
に、互いに直交するように2つの回転体101X,10
1Yが回転可能に取付けられる。回転体101Xはシヤ
フト102Xと、その略中央部に固定されたローラ10
3Xと、その端部に固定されたチヨツパ104Xとから
構成されている。チヨツパ104Xには複数個のスリツ
トが設けられている。回転体101Yもシヤフト102
Y、ローラ103Y、チヨツパ104Yからなり、回転
体101Xと同じ構成をなしている。
【0005】ハウジング100のくぼみ部100aに
は、ボール109が任意に回転可能に嵌め込まれ、その
上からハウジング100に環状のカバー110に取付け
られる。このようにボールがくぼみ部100aに嵌め込
まれると、回転体101X,101Yのローラ103
X,103Yがこのボール面に圧接される。従つて、ボ
ールが回転すると、その回転方向にもよるが、ローラ1
03X,103Yが回転してチヨツパ104X,104
Yも回転する。
【0006】かかるハウジング100は基板105上に
載置されて固定される。この基板105上にはフオトイ
ンタラプタ106X,106Yは制御回路107、外部
出力端子108等が搭載されている。フオトインタラプ
タ106Xは互いに対向した2つの突出部を有し、一方
の突出部に2つの発光素子が、他方の突出部にこれら発
光素子に対向して2つの受光素子が夫々設けられ、一方
の受光素子が一方の発光素子からの光を、他方の受光素
子が他方の発光素子からの光を夫々受けるようにしてい
る。フオトインタラプタ106Yもこれと同じ構成をな
している。
【0007】ハウジング100が基板105に取りつけ
られ、ハウジング100内に回転体101X,101Y
が取りつけられると、回転体101Xのチヨツパ104
Xの一部がフオトインタラプタ106Xの2つの突出部
の間に入り込み、同様に、回転体101Yのチヨツパ1
04Yの一部がフオトインタラプタ106Yの2つの突
出部の間に入り込む。このようにして組み立てられた座
標入力装置を図7に示す。これから明らかなように、ボ
ール109の一部がカバー110から外部に突出してい
る。これにより、外部からボール109を回転させるこ
とができる。
【0008】そこで、図8に示すように、フオトインタ
ラプタ106Xでは、2つの発光素子と2つの受光素子
との間にチヨツパ104Xの一部が入り込み、フオトイ
ンタラプタ106Yでも、2つの発光素子と2つの受光
素子との間にチヨツパ104Yの一部が入り込む。
【0009】ボール109が回転してチヨツパ104X
が回転すると、フオトインタラプタ106Xの2つの受
光素子からこのチヨツパ104Xの回転速度に応じた周
波数のパルス信号が得られるが、これらパルス信号間に
90°の位相差があるように、チヨツパ104Xのスリ
ツトが形成されている。このようにしてフオトインタラ
プタ106Xから2相のパルス信号が得られるが、これ
らの一方をXA相、他方をXA相としている。フオトイ
ンタラプタ106Yについても同様であり、チヨツパ1
04Yの回転により、90°の位相差のYA相、YB相
のパルス信号が得られる。
【0010】いま、回転体101Xのみを回転させるよ
うなボール109の回転方向をX方向とし、回転体10
1Yのみを回転させるボール109の回転方向をY方向
とするが、ボール109を任意の方向に回転方向に回転
させたとき、この回転はX方向の回転成分とY方向の回
転成分とからなる。フオトインタラプタ106Xはこの
X方向の回転成分を、フオトインタラプタ106Yはこ
のY方向の回転成分を夫々検出するためのものである。
フオトインタラプタ106XからのXA相,XB相のパ
ルス信号のパルス数はボール109のX方向の回転量に
比例し、フオトインタラプタ106YからのYA相,Y
B相のパルス信号のパルス数はボール109のY方向の
回転量に比例する。従つて、XA相,XB相のパルス信
号をカウントして、そのカウント値から表示画面でのカ
ーソルのX方向の移動量制御信号を形成し、また、YA
相,YB相のパルス信号をカウントして、そのカウント
値からカーソルのY方向の移動量制御信号を形成するこ
とにより、ボール109の回転に応じてカーソルを任意
に移動させることができる。
【0011】ところで、ボール109の回転を任意とし
た場合、その回転が逆転する場合もある。これを検出す
るために、フオトインタラプタ106X,106Yから
夫々90°位相が異なる2相のパルス信号が得られるよ
うにしている。ボール109のX方向の回転が逆転する
と、フオトインタラプタ106Xから出力されるXA
相,XB相のパルス信号の位相関係が逆転し、ボール1
09のY方向の回転が逆転すると、YA相,YB相のパ
ルス信号の位相関係が逆転する。従つて、XA相,XB
相のパルス信号の位相関係、YA相,YB相のパルス信
号の位相関係を夫々検出することにより、ボール109
の任意の回転方向を検出でき、これによつてカーソルを
任意の方向に移動させることができる。
【0012】図9はかかる座標入力装置での処理回路系
を示すブロツク図である。
【0013】同図において、フオトインタラプタ106
X,106Yの発光素子(図8)はLEDが使用され、
LED駆動制御回路111によつて駆動されて発光す
る。フオトインタラプタ106Xから出力されるXA
相,XB相のパルス信号は夫々、タイミング制御回路1
18によつて制御される波形整形回路112,113で
2値化されて波形整形され、また、フオトインタラプタ
106Yから出力されるYA相,YB相のパルス信号も
夫々、タイミング制御回路118によつて制御される波
形整形回路114,115で2値化されて波形整形され
て、方向検出カウンタ116に供給される。
【0014】この方向検出カウンタ116では、XA
相,XB相のパルス信号をカウントしてボール109の
X方向の回転量を検出するとともに、これらパルス信号
の位相関係からX方向に対する向きが検出され、同様に
して、XA相,YB相のパルス信号からボール109の
Y方向に対する回転量、向きが検出される。かかる方向
検出カウンタ116の検出出力はコンバータインタフエ
ース117を介して座標入力装置から出力される。
【0015】以上のような座標入力装置を小形に形成す
ることにより、図10に示すように、キーボード119
に組み込むことができる。この場合、この座標入力装置
のボール109は指先などで回転操作する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の座標
入力装置は、以下に述べる理由から、汎用性に問題があ
つた。
【0017】(1) 表示画面上でのカーソルの移動量
はボールの回転量(即ちチヨツパの移動量)で決まる。
ボールの単位時間当りの回転量に対するカーソルの移動
量を分解能という。また、ボールの単位時間当りの回転
量を種々変化させたときのカーソルの移動量の特性を分
解能特性ということにする。従来、かかる分解能は一定
であり(上記回転量に対するカーソルの移動量の割合が
一定)、分解能特性は直線上をなすのが一般的であつた
が、例えば特開昭62−139033号公報に開示され
るように、分解能特性を指数関数のような非直線的と
し、ボールを高速に回転させたときのカーソルの移動速
度が、分解能特性が直線的であるときよりも、大きくな
るようにした技術が知られている。
【0018】このように、分解能特性は直線的、非直線
的いずれも設定され得るが、従来の座標入力装置では、
設定される分解能特性は一意的なものである。このため
に、パソコンのキーボード等に座標入力装置が一旦取り
付けられると、カーソルの移動特性はこの座標入力装置
の分解能特性によつて一意的に決まつてしまう。ボール
の操作に対するカーソルの移動特性は、座標入力装置を
使用する装置に応じて異ならせなければならない場合も
あるし、また、ユーザの好みに応じて異なる。従来の座
標入力装置では、これらを満足させることができず汎用
性に乏しく、また、これらを満足させようとすると、種
々の分解能特性の座標入力装置を作成し、そのうちから
所望の分解能特性の座標入力装置を選んで使用するとい
うことになる。
【0019】(2) 従来の座標入力装置では、外部へ
の出力データはパラレルデータかあるいはシリアルデー
タである。そこで、座標入力装置をパソコン等の機器に
使用する場合、この機器の必要とする座標入力がパラレ
ルデータかシリアルデータかに応じて座標入力装置を選
択しなければならず、この点からも従来の座標入力装置
は汎用性に問題がある。
【0020】(3) 座標入力装置をキーボード等に取
り付ける場合、その取付け位置ばかりでなく、その取付
けの向きも制約を受ける場合がある。従来の座標入力装
置では、その構造に対してボール回転のX方向、Y方向
が決まつており、ユーザに対してX方向が横方向、Y方
向が縦方向とすると、ボールをX方向に回転させたとき
カーソルが水平方向に移動し、Y方向に回転させたとき
垂直方向に移動するように座標入力装置が取り付けられ
るのが好ましく、使いやすくなるが、上記のような制約
を受けると、このような好ましい取付けができなくなる
場合もある。このように、機器への取付けの向きも考慮
して使用できる座標入力装置を選択しなければならず、
この点からも汎用性に問題がある。
【0021】本発明の目的は、かかる問題を解消し、汎
用性に優れた座標入力装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、信号処理部はX入力端子とY入力端子と
を有しているが、フオトインタラプタからのX方向パル
ス信号を該X入力端子から、同じくY方向パルス信号を
該Y入力端子から夫々該信号処理部に入力させる第1の
動作モードと、逆にX方向パルス信号を該Y入力端子か
ら、Y方向パルス信号を該X入力端子から夫々該信号処
理部に入力させる第2の動作モードとが可能な信号入替
手段を設けるとともに、該第1,第2の動作モードを選
択設定するためのスイツチ手段を基板部に設ける。
【0023】基板部に設けられたスイツチ手段により、
信号処理部に供給するX方向パルス信号、Y方向パルス
信号のXY入替えが簡単にできる。このため、座標入力
装置の機器への取付けの向きに応じてスイツチ手段を操
作することにより、ボールの回転方向とカーソルの移動
方向との関係を所望のものとすることができる。従つ
て、機器への取付けの向きは関係なくなり、汎用性が向
上する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
よつて説明する。図1は本発明による座標入力装置の基
本構成を示すブロツク図であつて、1は分解能切換回路
であり、図9に対応する部分には同一符号をつけてい
る。
【0025】同図において、方向検出カウンタ116
は、波形整形回路112,113からの2値化されたX
A相,XB相のパルス信号を単位時間毎にカウントする
とともに、これらの位相関係を検出し、この位相関係を
表わす符号を付した単位時間当りのカウント値(以下、
X方向カウント値という)を形成し、同様にして、2値
化されたYA相,YB相のパルス信号からこれらの位相
関係を表わす符号を付した単位時間当りのカウント値
(以下、Y方向カウント値という)を形成する。これら
X方向カウント値、Y方向カウント値は夫々ボール10
9(図7)のX方向、Y方向の回転量に比例した値であ
り、時分割で方向検出カウンタ116から出力されて分
解能切換回路1に供給される。
【0026】分解能切換回路1には、異なる複数の分解
能特性が設定されており、図6に示したような基板10
5に設けられるスイツチ手段の操作に応じて、タイミン
グ制御回路118により、これら分解能特性の任意の1
つが選択、設定される。この分解能切換回路1は、方向
検出カウンタ116から供給されるX,Y方向カウント
値の絶対値を設定された分解能特性に応じて変化させ
る。分解能切換回路1の出力値はコンバータインタフエ
ース117を介してパソコン等の機器にカーソル制御信
号として供給される。
【0027】図2は分解能特性の例を示すものであつ
て、横軸がX,Y方向カウント値(単位時間当りのカウ
ント値)、縦軸が分解能切換回路1の出力値である。
【0028】いま、単位時間当りのカウント値をN1
出力値をN2とすると、分解能特性は、N2=f(N1
で表わされる。図2に示す各分解能特性はN2=a・N1
となるようにしたものであつて、図2(a)に示す各分
解能特性は、N1にかかわりなく、aを一定の定数とし
ており、図2(b)〜(d)に示す各分解能特性はN1
の取り得る範囲を複数の領域に区分し、区分毎にaの値
を異ならせたものである。勿論、これらに限らず、f
(N1)を任意に設定できることはいうまでもない。
【0029】このようにして、分解能切換回路1に設定
されている分解能特性を任意に選択できるものであり、
ユーザの好みに合うように、あるいは座標入力装置が取
り付けられる機器に応じて、ボールの回転とカーソルの
移動との関係を決めることができ、汎用性が増すことに
なる。
【0030】図3は本発明による座標入力装置の一実施
形態を示すブロツク図であつて、2は信号処理/制御
部、3はスイツチ部、4は信号入替部、4a,4bはス
イツチ、JP1〜JP4は接片、T1〜T4は端子であ
り、前出図面に対応する部分には同一符号をつけてい
る。
【0031】同図において、信号処理/制御部2は図1
におけるLED駆動制御回路111、波形整形回路11
2〜115、方向検出カウンタ116、コンバータイン
タフエース117、タイミング制御回路118、分解能
切換回路1等を含んでいる。スイツチ3は基板105
(図7)上に設けられており、接片JP1〜JP4を有
している。これら接片JP1〜JP4の状態が夫々MO
DE0,1,2,3として信号処理/制御部2で検出さ
れる。
【0032】信号処理/制御部2はXAin,XBi
n,YAin,YBinの4個の信号入力端子を有し、
また、XAout,XBout,YAout,YBou
tの4個の出力端子を有している。これら出力端子は夫
々基板105上に設けられた外部出力端子108(図
6)の端子T1,T2,T3,T4に接続されている。
【0033】スイツチ部3の接片JP3,JP4は上記
のように分解能特性を選択設定するために使用される。
いま、接片JP1〜JP4がオフのとき“1”、オンの
とき“0”とし、図2に示したような4個の分解能特性
が設定されているものとすると、接片JP3,JP4の
状態に応じて図4に示すような分解能特性が選択され
る。
【0034】信号処理/制御部2の出力データとして
は、パラレルデータ、シリアルデータのいずれでも可能
としている。スイツチ部3の接片JP1,JP2はこれ
らのいずれかを選択するためのものである。これら接片
JP1,JP2の状態と出力データの状態との関係の一
例を示すと、図5に示すようになる。パラレルモードの
場合には、ここでは、信号処理/制御部2の出力データ
は4ビツトデータとし、各ビツトが夫々端子T1,T
2,T3,T4から外部に出力される。シリアルモード
の場合には、端子T1,T2,T3,T4のうちの特定
の1つが使用される。シリアルモードとしては、図5に
シリアル1、シリアル2として示すように、異なる信号
形態をとることもできる。
【0035】以上のようにして、分解能特性ばかりでな
く、座標入力装置を用いるパソコン等の機器の入力とし
て取り込む信号形態に合うように、出力データの信号形
態を定めることができ、これにより、汎用性が向上す
る。
【0036】また、この実施形態では、信号処理/制御
部2とフオトインタラプタ106X,106Yとの間に
信号入替部4が設けられている。信号入替部4には2つ
のスイツチ4a,4bが設けられており、これらスイツ
チ4a,4bはいずれか一方がオン状態にあつて、他方
がオフ状態にある。
【0037】いま、スイツチ4aがオンとすると、フオ
トインタラプタ106XからのXA相,XB相のパルス
信号は夫々信号処理/制御部2の入力XAin,XBi
nとなり、フオトインタラプタ106YからのYA相,
YB相のパルス信号は同じく入力YAin,YBinと
なる。また、スイツチ4bがオンすると、XA相,XB
相のパルス信号が夫々信号処理/制御部2の入力YAi
n,YBinとなり、YA相,YB相のパルス信号が夫
々信号処理/制御部2の入力XAin,YBinとな
る。即ち、信号入替部4により、XA相,XB相のパル
ス信号をYA相,YB相のパルス信号に、YA相,YB
相のパルス信号をXA相,XB相のパルス信号に夫々入
れ替えることができる。
【0038】そこで、いま、スイツチ4aがオンしたと
き、ボールの回転方向とカーソルの移動方向が一致する
ものとすると、スイツチ4bがオンしたときには、ボー
ルがX方向に回転するとカーソルは垂直方向に移動し、
ボールがY方向に回転するとカーソルは水平方向に移動
してボールの回転方向とカーソルの移動方向とは一致し
ない。
【0039】一方、座標入力装置を取り付けるキーボー
ドによっては、ユーザからみてボールの回転のX方向が
縦方向に、Y方向が横方向になるように座標入力装置を
取り付けなければならないこともあるが、この実施形態
では、スイツチ4bをオンすることにより、ボールの回
転方向とカーソルの移動方向とを一致させることができ
る。このようにして、この実施形態では、取付けの向き
にかかわらず、ボールの回転方向とカーソルの移動方向
とを一致させることができ、汎用性が増すことになる。
【0040】なお、上記は座標入力装置の取付けの向き
が90°異なつてもボールの回転方向とカーソルの移動
方向とを一致させることができるようにしたものである
が、さらにXA相のパルス信号とXB相のパルス信号と
を入れ替え可能とし、YA相のパルス信号とYB相のパ
ルス信号とを入れ替え可能とすることにより、座標入力
装置の取付けの向きを180°異ならせても、ボールの
回転方向とカーソルの移動方向とを一致させることがで
き、汎用性がさらに向上する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ボールの回転方向とカーソルの移動方向との関係を異な
らせることができ、形式が異なる機器に使用することが
できて汎用性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による座標入力装置の基本構成を示すブ
ロツク図である。
【図2】図1に示した座標入力装置に設定される分解能
特性の他を示す図である。
【図3】本発明による座標入力装置の一実施形態を示す
ブロツク図である。
【図4】図3におけるスイツチ部による分解能特性の選
択動作を示す図である。
【図5】図3におけるスイツチ部による出力モードの選
択動作を示す図である。
【図6】座標入力装置の機構部を示す分解斜視図であ
る。
【図7】図7の各部を組み立てて得られる座標入力装置
の外観斜視図である。
【図8】図6におけるフオトインタラプタの内部構成を
概略的に示す図である。
【図9】座標入力装置の信号処理系の全体構成を示す図
である。
【図10】図7に示した座標入力装置のキーボードへの
取付け例を示す図である。
【符号の説明】
2 信号処理制御回路 4 信号入替部 4a,4b スイツチ 100 ハウジング 101X,101Y 回転体 105 基板 106X,106Y フオトインタラプタ 108 外部出力端子 109 ボール 116 方向検出カウンタ T1〜T4 端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板部に固定され開口を有するハウジン
    グと、該ハウジング内に任意の方向に回転可能に収納さ
    れ一部が該開口から外部に突出するボールと、該ハウジ
    ング内で該ボールに近接して互いに直交するように配置
    され該回転に連動して回転する第1,第2の回転体と、
    該ハウジング内に該第1,第2の回転体毎に設けられ対
    応した該回転体の回転量に応じた波数の信号を夫々X方
    向信号、Y方向信号として出力するX方向回転検出部、
    Y方向回転検出部と、X,Y入力端子を有し該入力端子
    からの入力信号を処理してカーソル位置制御信号を生成
    する信号処理部とを備えてなり、該ボールの回転によ
    り、表示画面に表示されるカーソルの位置を制御するよ
    うにした座標入力装置において、 該X,Y方向回転検出部からの該X方向信号を該X入力
    端子から、該Y方向信号を該Y入力端子から夫々該信号
    処理部に供給する第1の動作モードと、該X,Y方向回
    転検出部からの該X方向信号を該Y入力端子から、該Y
    方向信号を該X入力端子から夫々該信号処理部に供給す
    る第2の動作モードとを可能とする信号入替手段と、 該信号入替手段の該第1,第2の動作モードを選択設定
    するためのスイツチ手段とを設けたことを特徴とする座
    標入力装置。
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