JPH086709A - ポインティングデバイス並びに情報処理装置の情報入力装置並びに携帯型情報処理端末装置 - Google Patents

ポインティングデバイス並びに情報処理装置の情報入力装置並びに携帯型情報処理端末装置

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JPH086709A
JPH086709A JP6138940A JP13894094A JPH086709A JP H086709 A JPH086709 A JP H086709A JP 6138940 A JP6138940 A JP 6138940A JP 13894094 A JP13894094 A JP 13894094A JP H086709 A JPH086709 A JP H086709A
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JP6138940A
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Inventor
Satoshi Otsuka
聡 大塚
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 X方向、Y方向で独立したスライド式あるい
は回転式のポインティングデバイスを備えた情報入力装
置を得ることを目的とする。 【構成】 X方向、Y方向それぞれ独自に取り付けられ
るスライド部と、スライド位置を検出するスライド位置
検出手段と、さらにスライド部の両端のスライド最終点
にスライド部のさらなるスライド方向への加重で動作す
るモアスイッチと、それら出力信号を電気的信号に変え
る電気的信号出力手段と、またその電気的信号の出力値
を変えるスライド位置/電気的信号変換値切替手段を備
えた情報入力装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は情報処理装置の情報入
力装置または携帯型情報処理装置に一体化して装着され
るポインティングデバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の情報処理装置の本体と
一体型あるいは分離型キーボード等の情報入力装置およ
びペン入力コンピュータ等の携帯型情報処理端末装置に
おけるポインティングデバイスは、マウス、ジョイステ
ィック、トラックボール及びタブレット等が一般的であ
る。マウス、トラックボールなどのポインティングデバ
イスは、回転自在のボール及び1つ以上のセレクトボタ
ンを有し、電子エンコーダがボールの回転を検出し、ス
クリーン上のポインタの運動を制御する。また、ジョイ
スティックなどのポインティングデバイスは、スティッ
クの位置に基づいてポインタを移動させる。タブレット
では、電磁誘導や感圧膜を利用して押下されたXY位置
情報を検出し、情報処理装置に入力する。
【0003】一方、文字情報などのデータの入力は、複
数のボタンが配置されたキーボードが主に用いられてお
り、キーボードが備えられない携帯型情報処理装置では
タブレットを用いたペン入力文字認識等が用いられてい
る。
【0004】ポインティングデバイスは、例えば特開平
4−502679号公報のようにキーボードと併用し、
情報の入力のしやすさを向上させるためのものであり、
一般に使用者は、文字の入力はキーボードでそれ以外の
カーソルの移動や図形エディタなど位置情報入力はマウ
スやトラックボール等のポインティングデバイスを用い
る。
【0005】また、ペン入力コンピュータなど、しばし
ば作業面の無い場所で使われる機器では、キーボード手
前や側面にトラックボールが配置され、マウス同様のオ
ペレーションを行うことができる。またキーボードのホ
ームポジションに手を置いたときの親指の付近にトラッ
クボール及びセレクトボタンを配置したものでは、キー
ボードからの最小限の指の移動でポインティングデバイ
スを操作できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、使用者は、ワー
ドプロセッサなどの文字入力の多い使用時にはキーボー
ドを用い、図形エディタなど位置情報入力の多い使用時
にはマウスやトラックボールを用いていた。タブレット
などは手書き文字認識の技術を使えば直接文字を入力す
ることが可能であるが、現在の文字認識技術のレベルで
は、入力の効率はキーボードに及ばない。このように上
記ポインティングデバイスとキーボードにはそれぞれ入
力に適した情報形態があるため、両者の使い分けがなさ
れてきた。
【0007】しかしながらこの使用形態の欠点は、文字
情報、位置情報の両方を同時にあるいは頻繁に切り替え
る必要のある場合、キーボードのホームポジションから
手を離し、マウスやトラックボールに持ち換えなくては
ならない点が挙げられる。またそのためにディスプレイ
に向いている視線を一時的にポインティングデバイスに
移さなくてはならないという煩雑さが伴い、思考が一時
中断され、作業効率の低下を招く場合もある。
【0008】例えば特開平5−173682号公報のよ
うにトラックボールとセレクトボタンを用いた従来例で
は、この点が一部解決されているが、あらたに設置のス
ペースを設けるためキーボード等の情報入力装置を大型
化するか、キーのサイズを小型化しなければならない。
【0009】また、X、Y方向のカーソルの移動を同時
に実現するために、必要でない方向の移動が付加的に行
われてしまうことがありポインティングの正確さに欠け
た。
【0010】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、キーボード等の情報入力装置、
ペン入力コンピュータ等の携帯型情報処理装置の上面ま
たは側面に備えることで新たに設置スペースを設けるこ
となく、装置の小型軽量化、簡素化を実現するポインテ
ィングを実現する情報入力装置を得ることを目的とす
る。
【0011】また、X方向Y方向で独立に、自分の手で
スライド式ポインティング手段または回転部を動かすこ
とによってカーソルの移動が実現できる人間の感覚に合
ったポインティングを実現する情報入力装置を得ること
を目的とする。
【0012】さらに、入力動作を妨げる大幅な手の移動
を行わずにポインティングできるように、上記の情報入
力装置に適したユーザーインターフェースとして提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1のポインティン
グデバイスは、手動で操作され、手の移動範囲の狭いポ
インティング手段と、このポインティング手段に設けら
れ、位置信号を発生する位置信号出力手段と、この位置
信号を電気信号に変換する電気信号出力手段と、を備え
たものである。
【0014】請求項2のポインティングデバイスは、請
求項1記載のポインティングデバイスにおいて、ポイン
ティング手段の移動最終点からさらに最終点方向に押す
ことで機能するモアスイッチ部を備えたことを特徴とす
るものである。
【0015】請求項3のポインティングデバイスは、請
求項1記載のポインティングデバイスにおいて、位置信
号を電気信号に変換する変換比率を切り替えるポインテ
ィングレスポンス切り替えスイッチ部を備えたことを特
徴とするものである。
【0016】請求項4のポインティングデバイスは、請
求項1〜3のいずれかに記載のポインティングデバイス
において、X方向及びY方向に移動するそれぞれのポイ
ンティング手段を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項5のポインティングデバイスは、ポ
インティングデバイスは、請求項1〜3のいずれかに記
載のポインティングデバイスにおいて、一つのポインテ
ィング手段と、このポインティング手段の移動の結果得
られる情報処理装置の表示画面上のカーソル移動の方向
を変換するポインティング方向切替スイッチ部を備えた
ことを特徴とする。
【0018】請求項6のポインティングデバイスは、請
求項1〜5のいずれかに記載のポインティングデバイス
において、ポインティング手段はスライド式であること
を特徴とする。
【0019】請求項7のポインティングデバイスは、請
求項1〜5のいずれかに記載のポインティングデバイス
において、ポインティング手段は回転式であることを特
徴とする。
【0020】請求項8の情報処理装置の情報入力装置、
請求項1〜7のいずれかに記載のポインティングデバイ
スを備えたことを特徴とする。
【0021】請求項9の携帯型情報処理端末装置は、請
求項5記載のポインティングデバイスを備えたことを特
徴とする。
【0022】請求項10の携帯型情報処理端末装置は、
請求項9の携帯型情報処理端末装置において、ポインテ
ィング手段は回転式であることを特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1のポインティングデバイスは、トラッ
クボールのようにその情報入力手段を備えるためのスペ
ースをキーボード上に設けたり、マウスのように卓上に
キーボード以外のスペースを用意する必要がない。ま
た、ペン入力コンピュータ等の携帯型情報端末のような
小型化が求められる端末の側面あるいは前面の限られた
スペースに備えることができる。また、自身の手により
移動させた程度によってカーソルの移動がなされるので
直感的なユーザーインターフェースによる入力が実現で
きる。
【0024】請求項2のポインティングデバイスは、ポ
インティング手段の動作の延長でスライド量あるいは回
転量以上のカーソルの移動を実現するモアスイッチの出
力信号を得ることができる。
【0025】請求項3のポインティングデバイスは、短
いポインティング手段のストロークで大きなカーソル移
動が得たい場合や、逆に長いストロークで小さく正確な
カーソルの移動を得たい場合のそれぞれのケースに応じ
た機能が実現できる。
【0026】請求項4のポインティングデバイスは、X
方向、Y方向それぞれ独立に移動量の信号発生手段を有
するため、X方向のカーソル移動だけを行いたい場合に
Y方向も一緒に移動してしまうようなミスのない正確な
カーソルの移動ができる。
【0027】請求項5のポインティングデバイスは、一
つのポインティング手段と設置スペースの少ないポイン
ティング方向切替スイッチ部によりX方向、Y方向のポ
インティング機能が実現できる。
【0028】請求項6のポインティングデバイスは、自
身の手によりスライドさせた程度によってカーソルの移
動がなされるので直感的なユーザーインターフェースに
よる入力が実現できる。
【0029】請求項7のポインティングデバイスは、ス
ライド式ポインティング手段を設けるスペースの余裕が
ない情報入力装置等に使用することができる。
【0030】請求項8の情報処理装置の情報入力装置
は、ポインティングデバイスをキーボード等の情報入力
装置やペン入力コンピュータ等の携帯型情報処理装置と
別に用意する必要がない。
【0031】請求項9の携帯型情報処理端末装置は、一
つのポインティング手段とポインティング方向切替スイ
ッチで全方向のポインティングが実現できる。
【0032】請求項10の携帯型情報処理端末装置は、
ポインティング手段を回転式にすることにより、さらに
小形化が可能となる。
【0033】
【実施例】
実施例1.図1〜3はこの発明の実施例1であるキーボ
ード、ノートパソコン及びペン入力携帯型情報処理装置
を示すもので、図において、10はコンピュータ等の情
報処理装置の本体と分離型のキーボード、20は本体と
キーボードが一体型の例えばノートパソコン、30はペ
ン入力携帯型情報処理装置である。100はキーボード
10、ノートパソコン20及びペン入力携帯型情報処理
装置30の前面(X方向)及び側面(Y方向)にそれぞ
れ設けられたスライド式ポインティング手段、200は
キーボード10、ノートパソコン20及びペン入力携帯
型情報処理装置30の他の側面に設けられたスライド量
信号の出力値とポインティングデバイスの入力信号の変
換の比率を切り替えるポインティングレスポンス切替ス
イッチである。
【0034】図4は実施例1におけるスライド式ポイン
ティング手段100付近の内部構造の概略図である。ス
ライドの移動部はスライド摘み101とスライド位置発
信手段103が結合したものである。スライド量信号は
スライド位置発信手段103の発する光学的信号をスラ
イド位置信号路読取手段104が読み取ることで検出さ
れる。検出された信号はこの信号を電気的信号と変換さ
せる電気的信号変換手段へと送られる。またスライド位
置発信手段103はスライド最終点からさらにその方向
へスライドさせようとすることでモアスイッチ105を
押すことができる。モアスイッチ105はスイッチのオ
ンオフ信号を出力し、これらの信号は電気的信号出力手
段へおくられる。これらの部品はスライド信号読み取り
手段103をスムーズにスライドさせる機構をもつケー
ス102によって保持される。
【0035】図5は図4に示されるスライド式ポインテ
ィング手段の構成により得られるポインティングデバイ
スの電気的な構成を示すブロック図信号である。X方向
に取り付けられたスライド位置信号検出手段50aから
の出力信号は電気的信号出力手段51aへ入力される。
またスライド両端にある+モアスイッチ信号出力手段5
0b、−モアスイッチ信号出力手段50cからの信号も
同様に電気的信号出力手段51b、51cへ入力され、
電気的信号へ変換された信号はさらにスライド位置信号
/電気的信号変換比率値切替手段52を介してシステム
へ入力される。
【0036】Y方向に取り付けられたスライド位置信号
検出手段60aからの出力信号は電気的信号出力手段6
1aへ入力される。またスライド両端にある+モアスイ
ッチ信号出力手段60b、−モアスイッチ信号出力手段
60cからの信号も同様に電気的信号出力手段61b、
61cへ入力され、電気的信号へ変換された信号はさら
にスライド位置信号/電気的信号変換比率値切替手段を
介してシステムへ入力される。
【0037】図6にスライド式ポインティング手段10
0とポインティングレスポンス切替スイッチ200が取
り付けられたキーボード10の使用例を示す。ポインテ
ィングレスポンス切替スイッチ200をHIGHの状態
にしてX方向のスライド式ポインティング手段100を
の方向へスライドさせるとカーソル40はの方向へ
移動する。移動範囲はスライドの端点から端点までの移
動でカーソルをディスプレイの端から端までほぼいっぱ
いに移動できる。ポインティングレスポンス切替スイッ
チ200をLOWの状態にしての方向へ同じ動作をす
るとカーソル40は同じスライド量で、ポインティング
レスポンス切替スイッチ200のHIGHの状態の半分
カーソルの移動をする。Y方向も同様にスライド式ポイ
ンティング手段100をスライドさせるとカーソルはカ
ーソルはY方向へ移動する。対角線上にカーソルを移動
させたい場合はX方向及びY方向の両方のポインティン
グ手段100を同時にスライドさせればよい。ディスプ
レイの表示以上のカーソルの移動をさせたい場合は、さ
せたい方向へ例えばのようにポインティング手段10
0をいっぱいにスライドさせ、さらにその方向へポイン
ティング手段100を押してやれば、カーソルは押して
いる間、移動し続ける。
【0038】この実施例によれば、キーボード等の情報
入力装置あるいはペン入力コンピュータ等の携帯型情報
処理装置の側面または前面にスライド式ポインティング
手段によるポインティングデバイスを備えたことによ
り、ポインティングデバイスをキーボード等の情報入力
装置やペン入力コンピュータ等の携帯型情報処理装置と
別に用意する必要がないという効果がある。また、キー
ボード等の情報入力装置やペン入力コンピュータ等の携
帯型情報処理装置にあらたにポインティングデバイスを
設置するスペースを設けなくてもよい。また、X方向、
Y方向で独立した入力が可能なため余分なカーソル移動
による誤りが少ない。また、X方向、Y方向による物理
的な移動のポインティングデバイスであるため、直感的
でありながら正確で分かりやすいユーザーインターフェ
ースが実現できる。また、モアスイッチを設けることに
より、外見上、X方向、Y方向のスライド式ポインティ
ング手段のみで一つの画面から複数の画面またがるカー
ソルの移動までを実現できる。また、カーソルを進めた
い方向へスライド式ポインティング手段を移動させた動
作でさらなる移動を実現するため混乱のない優れたユー
ザーインターフェースが実現できる。また、ポインティ
ングレスポンス切替スイッチにより、限られたスライド
量で大きなカーソル移動や、あるいは微細なカーソル移
動が一つのスライド式ポインティング手段で実現でき
る。
【0039】実施例2.図7はX方向あるいはY方向の
どちらか一つのスライド式ポインティング手段が備えら
れた携帯型情報処理装置にポインティング方向切替スイ
ッチ300が取り付けられた例である。図8は図7に示
されるポインティング切替スイッチ300の構成のより
得られるポインティングデバイスの電気的な構成を示す
ブロック図信号である。スライド位置信号出力手段50
aからの出力信号は電気的信号出力手段51aへ入力さ
れる。またスライド両端にある+モアスイッチ信号出力
手段50b、−モアスイッチ信号出力手段50cからの
信号も同様に電気的信号出力手段51b、51cへ入力
され、電気的信号へ変換された信号はさらにスライド位
置信号/電気的信号変換比率値切替手段52とX方向/
Y方向信号変更手段53を介してシステムへ入力され
る。
【0040】図9に示すように、ポインティング切替ス
イッチ300を押すと携帯型情報処理装置上に表示され
ているカーソルはスライド部のスライド方向と異なるX
方向の移動モードとなりさらにポインティング切替スイ
ッチ300をもう一度押すとカーソルはスライド方向と
同様のY方向の移動モードとなる。このようにポインテ
ィング切替スイッチ300を押すことでX方向、Y方向
のモードは順次切り替わる。
【0041】この実施例によれば、X方向あるいはY方
向のどちらか一つのスライド式ポインティング手段が備
えられたキーボード等の情報入力装置あるいはペン入力
コンピュータ等の携帯型情報処理装置において、一つの
スライド部とポインティング方向切替スイッチで全方向
のポインティングが実現できる。
【0042】実施例3.図10〜12はこの発明の実施
例3であるキーボード、ノートパソコン及びペン入力携
帯型情報処理装置を示すもので、図において、400は
キーボード10、ノートパソコン20及びペン入力携帯
型情報処理装置30の前面(X方向)及び側面(Y方
向)に取り付けられた回転式ポインティング手段であ
る。また、キーボード10、ノートパソコン20及びペ
ン入力携帯型情報処理装置30の他の側面には、実施例
1と同様のポインティングレスポンス切替スイッチ20
0が設けられている。
【0043】図13は上記実施例3における、回転式ポ
インティング手段400付近の内部構造の概略図であ
る。回転摘み401の回転はギア部402によってボリ
ューム部406とモアスイッチ押下用軸405に伝えら
れる回転量が変換される。変換された回転量は位置信号
検出手段によって検出される。検出された信号はこの信
号を電気的信号と変換させる電気的信号変換手段へと送
られる。またモアスイッチ押下用軸405によってモア
スイッチ押下部403は、その上下に取り付けられたモ
アスイッチ404を押下するように移動する。ボリュー
ム部406はモアスイッチが押下される位置で最大値、
又は最小値となるように設定されている。モアスイッチ
404はスイッチのオンオフ信号を出力し、これらの信
号は電気的信号出力手段へおくられる。
【0044】図14は図13に示される回転式ポインテ
ィング手段の構成のより得られるポインティングデバイ
スの電気的な構成を示すブロック図信号である。X方向
に取り付けられた回転位置信号検出手段70aからの出
力信号は電気的信号出力手段71aへ入力される。また
回転両端にある+モアスイッチ信号出力手段70b、−
モアスイッチ信号出力手段70cからの信号も同様に電
気的信号出力手段71b、71cへ入力され、電気的信
号へ変換された信号はさらに回転位置信号/電気的信号
変換比率値切替手段72を介してシステムへ入力され
る。
【0045】Y方向に取り付けられた回転位置信号出力
手段80aからの出力信号は電気的信号出力手段81a
へ入力される。また回転両端にある+モアスイッチ信号
出力手段80b、−モアスイッチ信号出力手段80cか
らの信号も同様に電気的信号出力手段81b、81cへ
入力され、電気的信号へ変換された信号はさらに回転位
置信号/電気的信号変換比率値切替手段82を介してシ
ステムへ入力される。
【0046】図15に回転式ポインティング手段400
とポインティングレスポンス切替スイッチ200が取り
付けられた携帯型情報処理装置の使用例を示す。ポイン
ティングレスポンス切替スイッチ200をHIGHの状
態にして回転式ポインティング手段400をの方向へ
回転させるとカーソル40はの方向へ移動する。移動
範囲は回転の端点から端点までの移動でカーソルをディ
スプレイの端から端までほぼいっぱいに移動できる。ポ
インティングレスポンス切替スイッチ200をLOWの
状態にしての方向へ同じ動作をするとカーソル40は
同じ回転量で、ポインティングレスポンス切替スイッチ
200のHIGHの状態の半分カーソルの移動をする。
Y方向も同様に回転式ポインティング手段400を回転
させるとカーソルはカーソルはY方向へ移動する。対角
線上にカーソルを移動させたい場合は両方のポインティ
ング手段400を同時に回転させればよい。ディスプレ
イの表示以上のカーソルの移動をさせたい場合は、させ
たい方向へ例えばのようにポインティング手段400
をいっぱいに回転させ、さらにその方向へポインティン
グ手段400を押してやれば、カーソルは押している間
移動し続ける。
【0047】この実施例によれば、スライド式ポインテ
ィング手段を設けるスペースの余裕がないキーボード等
の情報入力装置あるいはペン入力コンピュータ等の携帯
型情報処理装置の側面または前面に回転部によるポイン
ティングデバイスを備えたことにより、ポインティング
デバイスをキーボード等の情報入力装置やペン入力コン
ピュータ等の携帯型情報処理装置と別に用意する必要が
ないという効果がある。また、キーボード等の情報入力
装置やペン入力コンピュータ等の携帯型情報処理装置に
あらたにポインティングデバイスを設置するスペースを
設けなくてもよい。また、X方向、Y方向で独立した入
力が可能なため余分なカーソル移動による誤りが少な
い。また、Y方向、X方向による物理的な移動のポイン
ティングデバイスであるため、直感的でありながら正確
で分かりやすいユーザーインターフェースが実現でき
る。また、モアスイッチを設けることにより、外見上、
X方向、Y方向の回転部のみで一つの画面から複数の画
面またがるカーソルの移動までを実現できる。また、カ
ーソルを進めたい方向へ回転部を回転させた動作でさら
なる移動を実現するため混乱のない優れたユーザーイン
ターフェースが実現できる。
【0048】実施例4.図16はX方向あるいはY方向
のどちらか一つの回転式ポインティング手段が備えられ
た携帯型情報処理装置にポインティング方向切替スイッ
チ300が取り付けられた例である。図18に示すよう
に、ポインティング切替スイッチ300を押すと携帯型
情報処理装置上に表示されているカーソルは回転部の回
転方向と異なるX方向の移動モードとなりさらにポイン
ティング切替スイッチをもう一度押すとカーソルは回転
方向と同様のY方向の移動モードとなる。このようにポ
インティング切替スイッチを押すことでX方向、Y方向
のモードは順次切り替わる。図17は図16に示される
ポインティング切替スイッチ300の構成のより得られ
るポインティングデバイスの電気的な構成を示すブロッ
ク図信号である。回転位置信号検出手段70aからの出
力信号は電気的信号出力手段71aへ入力される。また
回転両端にある+モアスイッチ信号出力手段70b、−
モアスイッチ信号出力手段70cからの信号も同様に電
気的信号出力手段71b、71cへ入力され、電気的信
号へ変換された信号はさらに回転位置信号/電気的信号
変換比率値切替手段72とX方向/Y方向信号変更手段
73を介してシステムへ入力される。
【0049】この実施例によれば、限れた回転量で大き
なカーソル移動や、あるいは微細なカーソル移動が一つ
の回転部で実現できる。
【0050】
【発明の効果】請求項1のポインティングデバイスは、
手動で操作され、手の移動範囲の狭いポインティング手
段と、このポインティング手段に設けられ、位置信号を
発生する位置信号出力手段と、この位置信号を電気信号
に変換する電気信号出力手段と、を備えた構成にしたの
で、ポインティングデバイスをキーボード等の情報入力
装置やペン入力コンピュータ等の携帯型情報処理装置と
別に用意する必要がない。また、キーボード等の情報入
力装置やペン入力コンピュータ等の携帯型情報処理装置
にあらたにポインティングデバイスを設置するスペース
を設けなくてもよい。
【0051】請求項2のポインティングデバイスは、請
求項1記載のポインティングデバイスにおいて、ポイン
ティング手段の移動最終点からさらに最終点方向に押す
ことで機能するモアスイッチ部を備えた構成にしたの
で、ポインティング手段の動作の延長でスライド量ある
いは回転量以上のカーソルの移動を実現するモアスイッ
チの出力信号を得ることができる。
【0052】請求項3のポインティングデバイスは、請
求項1記載のポインティングデバイスにおいて、位置信
号を電気信号に変換する変換比率を切り替えるポインテ
ィングレスポンス切り替えスイッチ部を備えた構成にし
たので、限られた移動量で大きなカーソル移動や、ある
いは微細なカーソル移動が一つのスライド式ポインティ
ング手段で実現できる。
【0053】請求項4のポインティングデバイスは、請
求項1〜3のいずれかに記載のポインティングデバイス
において、X方向及びY方向に移動するそれぞれのポイ
ンティング手段を備えた構成にしたので、X方向、Y方
向で独立した入力が可能なため余分なカーソル移動によ
る誤りが少なく、また、X方向、Y方向による物理的な
移動のポインティングデバイスであるため、直感的であ
りながら正確で分かりやすいユーザーインターフェース
が実現できる。
【0054】請求項5のポインティングデバイスは、ポ
インティングデバイスは、請求項1〜3のいずれかに記
載のポインティングデバイスにおいて、一つのポインテ
ィング手段と、このポインティング手段の移動の結果得
られる情報処理装置の表示画面上のカーソル移動の方向
を変換するポインティング方向切替スイッチ部を備えた
構成にしたので、一つのポインティング手段で全方向の
ポインティングが実現できる。
【0055】請求項6のポインティングデバイスは、請
求項1〜5のいずれかに記載のポインティングデバイス
において、ポインティング手段はスライド式である構成
にしたので、自身の手によりスライドさせた程度によっ
てカーソルの移動がなされるので直感的なユーザーイン
ターフェースによる入力が実現できる。
【0056】請求項7のポインティングデバイスは、請
求項1〜5のいずれかに記載のポインティングデバイス
において、ポインティング手段は回転式である構成にし
たので、スライド式ポインティング手段を設けるスペー
スの余裕がない情報入力装置等に使用することができ
る。
【0057】請求項8の情報処理装置の情報入力装置、
請求項1〜7のいずれかに記載のポインティングデバイ
スを備えた構成にしたので、ポインティングデバイスを
キーボード等の情報入力装置やペン入力コンピュータ等
の携帯型情報処理装置と別に用意する必要がない。
【0058】請求項9の携帯型情報処理端末装置は、請
求項5記載のポインティングデバイスを備えた構成にし
たので、一つのポインティング手段とポインティング方
向切替スイッチで全方向のポインティングが実現でき
る。
【0059】請求項10の携帯型情報処理端末装置は、
請求項9の携帯型情報処理端末装置において、ポインテ
ィング手段は回転式である構成にしたので、ポインティ
ング手段を回転式にすることにより、さらに小形化が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施例1を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施例1を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施例1のポインティングデバイ
ス部内部構成の分解斜視図である。
【図5】 この発明の実施例1の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図6】 この発明の実施例1の操作画面例を示す図で
ある。
【図7】 この発明の実施例2のポインティング方向切
替スイッチを携帯型情報処理装置を示す図である。
【図8】 この発明の実施例2の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図9】 この発明の実施例2を示す斜視図である。
【図10】 この発明の実施例3を示す斜視図である。
【図11】 この発明の実施例3を示す斜視図である。
【図12】 この発明の実施例3を示す斜視図である。
【図13】 この発明の実施例3のポインティングデバ
イス内部構成の分解斜視図である。
【図14】 この発明の実施例3の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図15】 この発明の実施例3の操作画面例を示す図
である。
【図16】 この発明の実施例4のポインティング方向
切替スイッチを備えた携帯型情報処理装置を示す図であ
る。
【図17】 この発明の実施例4の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図18】 この発明の実施例4を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 スライド式ポインティング手段,101 スラ
イド摘み,102 ケース,103 スライド位置発信
手段ボタン,104 スライド位置信号路読取手段ボタ
ン,105 モアスイッチ,200 ポインティングレ
スポンス切替スイッチ,300 ポインティング方向切
替スイッチ,400 回転式ポインティング手段,40
1 回転摘み,402 ギア,403 モアスイッチ押
下部,404 モアスイッチ,405 モアスイッチ押
下軸,406 ボリューム,407 バネ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動で操作され、手の移動範囲の狭いポ
    インティング手段と、このポインティング手段に設けら
    れ、位置信号を発生する位置信号出力手段と、この位置
    信号を電気信号に変換する電気信号出力手段と、を備え
    たポインティングデバイス。
  2. 【請求項2】 ポインティング手段の移動最終点からさ
    らに最終点方向に押すことで機能するモアスイッチ部を
    備えたことを特徴とする請求項1記載のポインティング
    デバイス。
  3. 【請求項3】 位置信号を電気信号に変換する変換比率
    を切り替えるポインティングレスポンス切替手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のポインティングデバ
    イス。
  4. 【請求項4】 X方向及びY方向に移動するそれぞれの
    ポインティング手段を備えたことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載のポインティングデバイス。
  5. 【請求項5】 一つのポインティング手段と、このポイ
    ンティング手段の移動の結果得られる情報処理装置の表
    示画面上のカーソル移動の方向を変換するポインティン
    グ方向切替スイッチ部を備えたことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のポインティングデバイス。
  6. 【請求項6】 ポインティング手段はスライド式である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のポイ
    ンティングデバイス。
  7. 【請求項7】 ポインティング手段は回転式であること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のポインテ
    ィングデバイス。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のポイン
    ティングデバイスを備えたことを特徴とする情報処理装
    置の情報入力装置。
  9. 【請求項9】 請求項5記載のポインティングデバイス
    を備えたことを特徴とする携帯型情報処理端末装置。
  10. 【請求項10】 ポインティング手段は回転式であるこ
    とを特徴とする請求項9記載の携帯型情報処理端末装
    置。
JP6138940A 1994-06-21 1994-06-21 ポインティングデバイス並びに情報処理装置の情報入力装置並びに携帯型情報処理端末装置 Pending JPH086709A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140944A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Sharp Corp タッチセンス装置及びタッチセンス方法
JP2008262274A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Denso Corp カーナビゲーション装置の操作装置
JP2009157709A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Masatoshi Hara ポインティング装置
JP2010531491A (ja) * 2007-06-25 2010-09-24 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント ゲームギアリングを変更するための方法

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