JP2000250704A - パーソナルコンピュータ装置及びコントローラ - Google Patents

パーソナルコンピュータ装置及びコントローラ

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JP2000250704A
JP2000250704A JP36906799A JP36906799A JP2000250704A JP 2000250704 A JP2000250704 A JP 2000250704A JP 36906799 A JP36906799 A JP 36906799A JP 36906799 A JP36906799 A JP 36906799A JP 2000250704 A JP2000250704 A JP 2000250704A
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義之 菊地
Shoji Suzuki
昇慈 鈴木
Koichi Miura
康一 三浦
Tetsunao Ito
哲尚 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相対座標モードと絶対座標モードとの入力装
置を同時に使用することができず、特に文字入力等を正
確に行うことができなかった。 【解決手段】 パッドタイプの第1コントローラ2とス
ティックタイプの第2コントローラ3を、ノート型のコ
ンピュータに設ける。第1コントローラ2では絶対座標
データと相対座標データとを出力させ、第2コントロー
ラ3では相対座標データのみを出力させる。絶対座標デ
ータを出力させる場合には、相対座標データのフォーマ
ットを前記絶対座標データと同一のフォーマットに変換
し、且つ前記相対座標データのフォーマットの一部に絶
対座標データと識別できる識別情報を出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばノートタイ
プのコンピュータに内蔵されたパッドタイプの入力装置
とスティックタイプの入力装置のように操作態様の相違
する入力装置からの情報をソフトウエア上で処理可能な
パーソナルコンピュータ装置及びコントローラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のノートタイプのコンピュータの入
力装置(コントローラ)としては、例えばパッドタイプ
やスティックタイプのものが使用されている。
【0003】前記パッドタイプの入力装置は、平板状の
パッドがキーボードの近傍に設けられ、使用時にはパッ
ド上で指を摺動させることにより画面上に表示されたポ
インタ(マウスカーソル)をX,Y軸方向(画面と平行
な方向)へ移動させる情報を入力することができる。ま
たパッド上部を指でたたくなどの操作をすることにより
Z軸方向の情報を入力することができる。
【0004】前記スティックタイプの入力装置は、小径
のスティックがキーボードのキー配列の中心部近傍に設
けられ、前記スティックを指で所望の方向へ倒す動作を
することにより画面上に表示されたポインタをX,Y軸
方向へ移動させる情報を入力することができる。
【0005】前記パッドタイプの入力装置では、コンピ
ュータに対して相対座標データおよび絶対座標データを
出力することができ、前記スティックタイプの入力装置
は、相対座標データのみを出力させることができる。前
記相対座標データは、コンピュータの画面上でカーソル
などを移動させるモードであり、前記絶対座標データ
は、カーソル移動または文字や図形などを手書きで書き
込むときなどに使用されるモードである。
【0006】一般に、各入力装置での相対座標データ
は、図4に示すように、通常3バイトのフォーマットの
信号で処理され、各バイトの1バイト目の領域ではオー
バーフロービット(YO,XO)、サインビット(Y
S,XS)、ボタン情報等のデータが得られ、2バイト
目、3バイト目の領域ではそれぞれXカウント、Yカウ
ントからなるX,Y座標上の可変情報が得られる。
【0007】また絶対座標データは、図5に示すよう
に、6バイトのフォーマットの信号で処理され、各バイ
トの1バイト目の領域では、外部入力装置(例えばマウ
ス)との識別をするための識別情報、2,3,4,5,
6バイト目の領域ではそれぞれXカウント、Xカウント
及びボタン情報、Yカウント及びボタン情報、Yカウン
ト、Zカウントからなる情報が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパーソナルコンピュータ装置では、ノートタイプの
コンピュータにパッドタイプとスティックタイプの入力
装置の両方を同時に使用することができず、以下に示す
問題があった。
【0009】すなわち、パッドタイプの入力装置を使用
して絶対座標データを入力する(例えばサイン等の文字
を書く)場合、指やペン等でパッド上面を摺動させるこ
とにより入力が可能になるが、このとき文字を構成する
線と線の切れ目などで指やペン等を一旦パッド上面から
離してしまうと、再度パッド上面に指やペン等を触れる
場合にその触れる位置が分からなくなる場合があり、こ
れによって文字のバランスが崩れたりまたは認識できな
い文字になるなど再度入力し直さなければならないこと
がある。
【0010】従来のパッドタイプの入力装置を用いて文
字入力を行うことはすでに行われているが、その場合得
られる操作データのフォーマットの信号が相対座標デー
タと絶対座標データとでは異なるため、絶対座標データ
の入力モードで操作しているときに入力する位置が認識
できなくなった場合に相対座標データの入力モードに切
替えるなど、相対座標データの入力と絶対座標データの
入力とを切替えて操作している。しかしながら、この場
合も相対座標データと絶対座標データの入力モードの切
替えを必要に応じて行わなければならず、しかもこのと
き相対座標データと絶対座標データとを切替えるための
ソフトウエアを使用してその都度使用者が切替え、場合
によってはコンピュータを起動し直さなければならない
など操作性の点で問題があった。
【0011】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、相対座標データと絶対座標データを切
替動作を行うことなく同時に使用することができるパー
ソナルコンピュータ装置及びコントローラを提供するこ
とを目的とする。
【0012】また本発明は、相対座標データを入力する
入力装置と、絶対座標データを入力する入力装置とで、
信号のフォーマットを共通化して、入力装置からの入力
があったときに信号処理を簡単にするとともに、両入力
装置の識別を容易にしたパーソナルコンピュータ装置及
びコントローラを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なる複数の
座標入力装置と、キーボード入力装置と、前記各座標入
力装置からの信号を出力する出力部と、前記出力部から
の信号に基づき前記各座標入力装置の操作に対応した処
理を行なう処理部とを有し、前記出力部からの出力ポー
トは、前記各座標入力装置の共通の1つのポートからな
ることを特徴とするものである。
【0014】上記手段により、出力ポートが簡単な構造
となり、出力ポートからの出力信号が1種類となるた
め、処理部を各座標入力装置と共通にすることができ
る。
【0015】また本発明は、第1の入力装置と、前記第
1の入力装置と検出方法が異なる第2の入力装置と、キ
ーボード入力装置とを有するパーソナルコンピュータ装
置であって、前記第1の入力装置からの第1の出力信号
と前記第2の入力装置からの第2の出力信号とのいずれ
か一方を変換し、または前記両出力信号を変換して共通
のフォーマット体系としてそれぞれの出力信号を出力す
る出力部を有し、前記第1の入力装置と前記第2の入力
装置とを交互に使用し、または同時に使用することを特
徴とするものである。
【0016】上記手段により、第1の入力装置と第2の
入力装置とを使用用途または操作性に応じて使い分ける
ことができるため操作性を向上させることができる。
【0017】また本発明では、前記第1の入力装置は、
絶対座標データ及び/または相対座標データを出力し、
前記第2の入力装置は、相対座標データを出力すること
が好ましい。
【0018】これにより、第1の入力装置ではサインや
文字等の入力と、X方向およびY方向の移動データの出
力とが可能となり、第2の入力装置ではX方向およびY
方向の相対座標データの出力が可能となり、多様な入力
データを生成することができ、操作性の向上に応じて選
択可能とすることができる。
【0019】また本発明では、前記第1の入力装置は、
前記キーボード入力装置を操作する操作者側に配置され
たパットタイプとし、前記第2の入力装置は、前記キー
ボード入力装置に設けられたキー間に配置されたスティ
ックタイプとすることが好ましい。
【0020】これにより、操作者が所定の位置に手を置
いたときに手を大きく移動させることがなくなり、操作
性をより向上させることが可能になる。
【0021】また本発明は、異なる入力装置と、前記異
なる入力装置からの操作信号を同じフォーマットの信号
として出力する出力部と、前記出力部から与えられた信
号に基づき各入力装置の操作に対応した処理を行う処理
部とが設けられ、前記出力部では、前記入力装置の種別
に応じて前記フォーマットの一部に識別情報が入れられ
ることを特徴とするものである。
【0022】上記手段により、異なる種類の入力装置を
例えばノートタイプのコンピュータに組込んで使用する
ことにより、使用者は各入力装置を切替えずに同時操作
が可能になる。この場合、例えば2つの異なる入力装置
を使用するとき、両入力装置からは同一のフォーマット
を有する信号が出力部から出力されなければ前記ドライ
バ等が組込まれている処理部での処理が複雑になり、ま
た出力された信号がどちらの入力装置を操作して得られ
た信号であるかの区別も困難になる。そこで前記区別が
できるように一方の入力装置のフォーマットの一部に他
方の入力装置とを区別するための識別情報を入れること
により両入力装置の識別が可能になる。
【0023】また本発明では、一方の入力装置は、X,
Y,Zの立体座標上の可変情報を出力するもので、他方
の入力装置は、X,Yの平面座標上の可変情報を出力す
るものであり、前記他方の入力装置が使用されるとき、
前記出力部から出力される信号はフォーマット上のZ情
報の領域に固定情報が付加されることが好ましい。
【0024】この場合、前記処理部では、X,Y,Zの
情報を絶対座標データとして処理し、X,Yの情報を相
対座標データとして処理することが好ましい。
【0025】例えば、前記出力部では、前記一方の入力
装置からX,Y,Zの立体座標上の可変情報が得られた
ときに、6バイトの絶対座標上のデータが生成されて前
記処理部に与えられ、前記他方の入力装置からX,Y座
標上の可変情報が得られたときに、3バイトの相対移動
データが6バイトのデータに変換され、この6バイトの
データのうちのZ情報の領域に固定情報が付加される。
【0026】さらに詳しくは、前記出力部から前記処理
部に与えられる6バイトのデータは、各バイトがそれぞ
れ、識別情報、Xカウント情報、Xカウント及びボタン
情報、Yカウント及びボタン情報、Yカウント情報およ
びZカウント情報を示す領域であり、前記一方の入力装
置からの可変情報が得られたときには、前記Zカウント
情報が操作に応じた可変データとなり、前記他方の入力
装置からの可変情報が得られたときには、前記Zカウン
ト情報が固定情報となる。
【0027】上記のように構成すると、相対座標データ
の3バイトのフォーマットを6バイトのフォーマットに
変換して見かけ上絶対座標データのフォーマットと同一
のフォーマットに変換する処理が前記出力部で行われ、
前記処理部へ通知される。この場合、相対座標データの
フォーマット用に設けられているZ軸方向に関するデー
タが出力されるデータ領域は、もともと座標データ等を
入れる必要のない領域であるため、前記領域に前記絶対
座標データとを識別する識別情報が出力される。このと
き、例えば前記識別情報を出力させる領域で通常00h
〜7Fhの範囲で使用されるとすると、絶対座標データ
のZの可変情報が割り当てられる領域には00h〜7E
hが割り当てられ、残りの7Fhが相対座標データの前
記領域に割り当てられる。前記7Fhのデータが出力部
から出力されて処理部のドライバ等へ通知された場合に
は、X,Yの可変情報のみを出力する入力装置であると
認識される。
【0028】例えばパッドタイプの入力装置を用いて絶
対座標データおよび相対座標データを出力させ、スティ
ックタイプの入力装置を用いて相対座標データを出力さ
せることができる。この場合パッドタイプの入力装置で
は、パッド面で指やペン等を使用してサインや文字等を
入力すること、すなわちドットデータの軌跡により絶対
座標データを入力でき、またパッド面で指等を摺動させ
ることによりX,Y方向の相対座標データ(移動デー
タ)を出力できる。またスティックタイプの入力装置で
は、スティック状の操作体を所望の方向へ倒すことによ
り、X,Y方向の相対座標データを出力できる。
【0029】前記相対座標データの出力では、表示部に
表示されたポインタ(カーソル)を所望の方向へ移動さ
せることができる。また絶対座標データの入力モードで
は、表示部に表示された所定の領域の選択ができ、絶対
座標データの出力では、文字を入力する等のサイン認証
を行うことができる。
【0030】しかも両入力装置を同時に使用することが
でき、両入力装置が相対座標データの入力モードである
場合には、使用者は入力装置の切替え操作を行うことな
く同時に両入力装置を使用できる。また相対座標データ
と絶対座標データが出力可能である場合でも、使用者は
入力装置の切替え操作を行うことなく同時に両入力装置
を使用することができる。この場合、両入力装置を同時
に使用している場合、出力された座標データは例えば交
互に処理部に設けられたドライバに通知され、所定の処
理が行われる。
【0031】上記手段により、例えばパッドタイプの入
力装置を使用して、パッド面に対して指やペンを摺動さ
せて文字入力を行っている場合、一旦パッド面から指等
を離して次にパッド面に指等を降ろす場合にその降ろす
位置が認識できなくなることがあり、その場合スティッ
クタイプの入力装置を操作し、その降ろす位置までポイ
ンタを移動させて位置決めをした後に文字入力を始める
ことにより、正確な文字入力を行うことができる。
【0032】さらに、前記出力部には、前記他方の入力
装置から得られた可変情報を、前記の6バイトのデータ
に変換する経路と、前記可変情報を3バイトのデータと
して出力する経路とを切り換える切換部が設けられてい
るものとすることができる。
【0033】このように構成すると、前記両入力装置が
相対座標データが出力されている場合、少なくとも他方
の入力装置は3バイトのフォーマットで処理され、処理
部へ通知することができる。
【0034】上述した本発明のコントローラは、パッド
タイプとスティックタイプの2つの入力装置の組み合わ
せだけでなく、さらに外部装置としてマウスタイプの入
力装置を接続して3つの入力装置を組み合わせて、処理
部に設けられた共通のドライバにより処理できるように
してもよい。この場合、例えばパッドタイプの入力装置
では文字入力を可能にする絶対座標データを出力させ、
スティックタイプの入力装置ではワープロや表計算など
の編集画面を上下左右にスクロールさせるスクロールデ
ータを出力させ、前記マウスタイプの入力装置ではポイ
ンタ(カーソル)を移動させる相対座標データを出力さ
せてもよい。また、前記識別情報は、その位置や内容は
変更してもよい。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコントローラの一
例を図面を参照して説明する。図1は本発明のコントロ
ーラを内蔵したノート型コンピュータの外観を示す斜視
図、図2はコントローラ内部の回路構成を示すブロック
図である。
【0036】図1に示すコントローラ1は、ノート型の
コンピュータに組込まれて使用される。前記コントロー
ラ1は、筐体8の上面にキーボード6が配設され、前記
キーボード6の中央部近傍にスティックタイプの歪みセ
ンサー3aを使用する第2コントローラ(第2の入力装
置)3が設けられ、さらに前記キーボード6の手前に四
角平板状のパッドタイプのセンサー2aを用いる第1コ
ントローラ(第1の入力装置)2が設けられている。ま
た前記第1コントローラ2の手前側には、ボタン型のス
イッチ4,4が左右独立に設けられている。
【0037】前記第2コントローラ3では、相対座標デ
ータのみの入力がなされ、前記第1コントローラ2で
は、相対座標データと絶対座標データの双方の入力が可
能である。なお、前記第1コントローラ2は、静電容量
方式または感圧方式のどちらの方式で構成してもよい。
【0038】また筐体8には、開閉可能な液晶パネルか
らなる表示部5が設けられ、前記表示部5上に表示され
たポインタ(カーソル)7を移動させる相対座標データ
を、第1コントローラ2ではパッド表面を指やペン等で
所望の方向へ摺動させることにより、また第2コントロ
ーラ3ではスティックの頭部を指等で所望の方向へ押圧
することにより入力できる。また、第1コントローラ2
ではパッド表面でサイン、文字、図形等を入力すること
により、前記サイン、文字、図形等が入力された軌跡が
絶対座標データとして入力でき、前記サイン等が表示部
5に表示される。
【0039】図2に示すブロック図は、第1コントロー
ラ2と第2コントローラ3とホストPC26とで構成さ
れている。スティックタイプの入力装置である歪みセン
サー3aおよびパッドタイプの入力装置であるセンサー
2aおよびこれに関連するハード以外のブロックは、筐
体8に組み込まれた電子回路により構成されていてもよ
いし、あるいは前記入力装置以外の前記ブロックが、ホ
ストPC26内にソフトウエアとして組み込まれている
ものであってもよい。また前記入力装置およびこれに関
連するハード以外の各ブロックが本発明での出力部に相
当し、またホストPC26内に組み込まれたデバイスド
ライバーが本発明での処理部に相当する。
【0040】第1コントローラ2と第2コントローラ3
は、それぞれインターフェース14と24とで接続され
ている。さらにホストPC(パーソナルコンピュータ)
26と第2コントローラ3は、インターフェース25を
介して接続されている。この場合、第1コントローラ2
からの出力データと第2コントローラ3からの出力デー
タとが、前記インターフェース25に設けられた1つの
出力ポート25aから出力され、その結果ホストPC2
6内のデバイスドライバは、第1コントローラ2と第2
コントローラ3とを別々の処理部とせずに1つの処理部
のみで信号処理される。すなわちホストPC26内に設
けられたデバイスドライバーは、第1コントローラ2お
よび第2コントローラ3からの信号を処理する共通の処
理部となっている。前記デバイスドライバで処理された
信号は、OS(オペレーティングシステム)等で所定の
処理が行われ、表示部5へ出力するための信号に変換さ
れる。
【0041】前記第1コントローラ2には、パッド表面
に指やペン等が触れたことを検出するパッドタイプの入
力装置であるセンサー2a、および指やペン等が触れて
いる場所を検出する座標検出部2bが設けられている。
【0042】また第1コントローラ2には、操作データ
を相対座標データに変換する相対移動量(座標)変換部
11aと操作データを絶対座標データに変換する絶対座
標変換部11bとが設けられ、それぞれが前記座標検出
部2bと並列に接続されている。前記相対移動量変換部
11aと絶対座標変換部11bは、それぞれインターフ
ェース14に接続されている。さらに前記インターフェ
ース14にはフォーマット切替制御部12が接続され、
インバータ13を介して前記座標検出部2bと相対移動
量変換部11aおよび絶対座標変換部11bとの間に設
けられた切替部12a,12bが制御される。
【0043】前記フォーマット切替制御部12は、ホス
トPC26からの指令に基づいて、センサー2aを用い
て図4に示す3バイトの相対座標データを入力する場合
と、同じくセンサー2aを用いて図5に示す6バイトの
絶対座標データを入力する場合とを切り換えるためのも
のである。前記座標検出部2bから相対座標データを入
力する場合には、切替部12aがONとなり、切替部1
2bがOFFとなる。また前記座標検出部2bから絶対
座標データが入力される場合には、切替部12bがON
となり、切替部12aがOFFとなる。
【0044】前記第2コントローラ3には、スティック
部分の歪みを検出するスティックタイプの入力装置であ
る歪みセンサー3aと、歪み量検出部3bが設けられて
いる。前記歪み量検出部3bから得られた操作検出値は
相対移動量(座標)変換部3cによって相対移動量のデ
ータに変換される。
【0045】前記相対移動量変換部3cは、累積カウン
タ15、そしてフォーマット変換部16に接続されてい
る。前記累積カウンタ15では、相対移動量変換部3c
から連続して入力される相対移動量のデータが累積さ
れ、フォーマット変換部16にて図4に示す3バイトの
相対座標データ用のフォーマットが生成される。そし
て、前記データはインターフェース25を介してホスト
PC26のデバイスドライバに通知され、所定の処理が
行われる。
【0046】また前記相対移動量変換部3cは、3バイ
トバッファ21aおよび6バイトフォーマット変換部2
2aに接続されている。バッファ21aにより相対移動
量変換部3cから通知された相対移動量のデータが一時
的に保持され、前記フォーマット変換部22aでは、相
対移動量変換部3cから与えられた相対移動量のデータ
が図5に示す6バイトフォーマットの相対座標データに
変換されるとともに、前記6バイトフォーマットの一部
に識別情報としての識別フラグが付加される。デバイス
選択部23での回路が閉じられたときに、フォーマット
変換部22aから、6バイトの相対座標データがインタ
ーフェース25を介してホストPC26へ通知される。
【0047】また第1コントローラ2の相対移動量変換
部11aから与えられる相対移動量のデータは、インタ
ーフェース14からインターフェース24に通知され、
ラインL2を通って、デバイス選択部20から前記累積
カウンタ15を通り、そして前記フォーマット変換部1
6へ通知可能となっている。
【0048】また第1コントローラ2の絶対座標変換部
11bからインターフェース24に通知された絶対座標
のデータは、6バイトバッファ21bにおいて一時的に
保持され、フォーマット変換部22bにより図5に示す
6バイトのフォーマットに変換される。そして、デバイ
ス選択部23がONになったときに、前記バッファ21
bから6バイトフォーマットの絶対座標データがインタ
ーフェース25を介してホストPC26に通知される。
【0049】また第2コントローラ3の相対移動量変換
部3cから前記累積カウンタ15に至るラインL0、前
記相対移動量変換部3cから3バイトバッファ21aに
至るラインL1、および第1コントローラ2からインタ
ーフェース24を介して6バイトバッファ21bに至る
ラインL3には、それぞれ切替部17a,17b,17
cが設けられている。前記切替部17aはフォーマット
切替制御部17により制御され、切替部17b,17c
は、フォーマット切替制御部17によりインバータ18
を介して制御される。
【0050】上記のようにして構成された本発明のコン
トローラ1は、パッドタイプのセンサー2aからの入力
と、スティックタイプの歪みセンサー3aからの入力
を、共に図4に示す3バイトフォーマットの相対座標デ
ータとしてホストPC26に通知することができるし、
さらにパッドタイプのセンサー2aからの絶対座標入力
と、スティックタイプの歪みセンサー3aからの相対座
標入力を、共に図5に示す6バイトフォーマットの信号
としてホストPC26に与えることもできる。
【0051】この3バイトと6バイトの選択、およびパ
ッドタイプのセンサー2aからの入力を相対座標入力と
するか絶対座標入力とするかの選択は、専用のソフトウ
エアを操作して行ってもよく、あるいはキーボード6な
どで直接切替えられてもよく、適宜変更することができ
る。
【0052】パッドタイプのセンサー2aからの入力
と、スティックタイプの歪みセンサー3aからの入力
を、共に3バイトフォーマットの相対座標データとして
使用するときには、フォーマット切替制御部17により
第1コントローラ2と第2コントローラ3は全て3バイ
トフォーマットの処理を行うように切り換えられる。す
なわち、切替部17aはON、インバータ18を介して
切替部17bと17cはOFFに制御される。
【0053】このときホストPC26からの切替信号
が、インターフェース25,ラインL4,インターフェ
ース24,インターフェース14,ラインL6を順に通
ってフォーマット切替制御部12に通知され、切替部1
2aがONとなり、切替部12bがOFFとなる。これ
により、第1コントローラ2のセンサー2aから得られ
るデータ(指座標データ)は相対移動量変換部11aに
通知され、この相対移動量変換部11aで変換された相
対座標のデータは、インターフェース14を介して第2
コントローラ3のインターフェース24に通知される。
【0054】歪みセンサー3aから入力され相対移動量
変換部3cで、歪み量から変換された相対移動量のデー
タと、第1コントローラ2の相対移動量変換部11aか
らラインL2を経て通知される同じく相対移動量のデー
タは、デバイス選択部20で選択される。P1側がON
になると、パッドタイプのセンサー2aからの相対移動
量のデータが累積カウンタ15に与えられ、P2側がO
Nになるとスティックタイプの歪みセンサー3aからの
相対移動量の座標データが累積カウンタ15に与えられ
る。前記デバイス選択部20は、いずれかのセンサー2
aまたは3aが操作されたときに、ホストPC26から
の制御により、使用センサーに応じて一方の側(P1ま
たはP2)へ切り換えられる。あるいはデバイス選択部
20は、短時間のサイクルでP1側とP2側に常に交互
に切り換えられ、センサー2aが使用されたときと歪み
センサー3aが使用されたときとで、随時相対移動量の
データが累積カウンタ15に与えられるようにしてもよ
い。
【0055】累積カウンタ15で加算された移動量の累
積値は、フォーマット変換部16で図4に示す3バイト
のフォーマットにフォーマット変換され、インターフェ
ース25を介してホストPC26へ通知される。前記ホ
ストPC26には、コントローラ1専用のデバイスドラ
イバが設けられており、このデバイスドライバに通知さ
れた相対座標データに基づいてOS等が所定の処理を行
い、画面5に表示されたポインタ7を所望の方向へ移動
させることができる(図1参照)。
【0056】第1コントローラ2を絶対座標の入力装置
として使用するときは、第1コントローラ2からの入力
信号と、第2コントローラ3からの入力信号が、共に図
5に示す6バイトのデータとしてホストPC26に与え
られる。
【0057】このとき、フォーマット切替制御部17に
より、切替部17aがOFFに制御され、インバータ1
8を介して切替部17b,17cがONに制御される。
【0058】また、第1コントローラ2のフォーマット
切替制御部12により、切替部12aがOFF、切替部
12bがONに制御される。
【0059】よって、第1コントローラ2のセンサー2
aの操作により座標検出部2bで検出された座標情報は
絶対座標変換部11bへ与えられた絶対座標のデータに
変換される。前記絶対座標変換部11bで変換された絶
対座標のデータはインターフェース14を介して第2コ
ントローラ3側のインターフェース24に通知される。
第2コントローラ3側に入力された絶対座標のデータ
は、ラインL3を通って6バイトバッファ21bで保持
される。さらにフォーマット変換部22bで図5に示す
6バイトフォーマットの絶対座標データが生成される。
【0060】また、第2コントローラ3の歪みセンサー
3aの操作により歪み量検出部3bで検出された歪み量
は、一旦、相対移動量変換部3cにより相対移動量のデ
ータに変換される。この相対移動量のデータは3バイト
バッファ21aに保持された後、フォーマット変換部2
2aにより、3バイトのデータから図5に示す6バイト
フォーマットの相対座標データに変換される。さらにフ
ォーマット変換部22aでは6バイトフォーマットの一
部に相対座標データであることを識別する識別情報とし
ての識別フラグが付加される。
【0061】第1コントローラ2からの入力に基づくフ
ォーマット変換部22bからの絶対座標データと、第2
コントローラ3からの入力に基づきフォーマット変換部
22aでフォーマットされ且つ前記識別情報が付加され
た相対座標データは、デバイス選択部23により選択さ
れる。この選択は、センサー2aと歪みセンサー3aの
いずれかを使用したときに、ホストPC26からの指令
によりデバイス選択部23がP3側かP4側のいずれか
に固定されて切り換えられる。
【0062】あるいは、前記第1コントローラ2と第2
コントローラ3を併行して使用するモードでは、デバイ
ス選択部23は、短時間のサイクルでP3側またはP4
側へ交互に切替わる。
【0063】よって、センサー2aを使用しているとき
と、歪みセンサー3aを使用しているときとで、ホスト
PC26のデバイスドライバーへ、同じ6バイトフォー
マットのデータが与えられる。
【0064】ここで、3バイトフォーマット変換部16
により変換される3バイトの相対座標データのフォーマ
ットは、図4に示す通りである。1バイト目は、オーバ
ーフロービット(YO,XO)、サインビット(YS,
XS)、ボタン情報等のデータ領域、2バイト目、3バ
イト目は、Xカウント、YカウントからなるX,Y座標
上の可変情報の領域である。
【0065】フォーマット変換部22aとフォーマット
変換部22bで変換される6バイトの座標データのフォ
ーマットは図5に示す通りである。1バイト目は、外部
入力装置(例えばマウス)との識別をするための識別情
報の領域、2,3,4,5,6バイト目は、それぞれX
カウント、Xカウント及びボタン情報、Yカウント及び
ボタン情報、Yカウント、Zカウントからなる情報の領
域である。
【0066】ただし、前記フォーマット変換部22bで
変換される絶対座標データでは、Zカウントのデータ領
域30が、可変データとなるが、前記フォーマット変換
部22aで変換される相対座標データでは、Zカウント
のデータ領域30が、識別情報の固定値(識別フラグ)
となる。
【0067】このコントローラ1が6バイトのフォーマ
ットを形成するように動作しているとき、ホストPC2
6のデバイスドライバーには、歪みセンサー3aを操作
したときの相対座標データと、センサー2aを操作した
ときの相対座標データが、共に同じ6バイトフォーマッ
トの信号として与えられる。したがって、デバイスドラ
イバーでの両データの処理が容易であり、またZカウン
トのデータ領域30が識別フラグのデータであるか否か
を確認することにより、相対座標データか絶対座標デー
タかを識別できる。
【0068】次に、ホストPC26に設けられた、デバ
イスドライバーの動作を図3のフローチャートを用いて
説明する。
【0069】デバイスドライバーでは、インターフェー
ス25から与えられたデータ、さらには第3コントロー
ラから与えられたデータをデコードする(ステップ1;
ST1)。この場合の、第3コントローラは、図1に示
すノート型のコンピュータの外部に接続されるマウスコ
ントローラなどである。この第3コントローラは、例え
ば筐体の下部(または上部)に球体が設けられ且つ前記
球体に接する2つの軸が設けられ、筐体を所望の方向へ
移動させることで前記球体が回転し、それに伴う軸の回
転力をエンコーダ等からなる検出部で検出する構造であ
り、これは相対座標の入力に用いられる。
【0070】図3に示すようにST2では、入力されデ
コードされた座標データが6バイトフォーマットを有す
るデータであるか確認される。ST2において、操作デ
ータが6バイトフォーマットではない場合(No)、S
T8において3バイトフォーマットのデータとして処理
される。このときに処理されるデータは、図2に示すコ
ントローラが3バイトフォーマットの生成として動作し
ているとき、あるいは前記マウスなどの第3コントロー
ラが操作されているときである。ST8での処理によ
り、画面上でカーソル等を移動させる移動データ(トラ
ッキングデータ)として処理される。
【0071】またST2において操作データが6バイト
フォーマットを有するデータであると認識された場合
(Yes)には、ST3において、Zデータの領域が識
別フラグからなる固定値であるか否か確認され、識別フ
ラグが検出されたときは、第2コントローラ3からの相
対座標データであると認識され、ST7で6バイトフォ
ーマットのデータが処理される。前記識別フラグが検出
されなかったときは、第1コントローラ2からの絶対座
標データであると認識され、ST4で6バイトフォーマ
ットのデータが処理される。このデータはパッドを用い
てサインや文字や図形を記載するデータである。
【0072】そしてそれぞれの処理データは、共通デー
タ加工処理され(ST5)、OSなどのシステムに通知
され、画面の表示処理などがなされる。
【0073】図2に示すコントローラからの座標データ
が図3に示すようにデバイスドライバーで処理される
と、パッドタイプの第1コントローラ2では文字等の絶
対座標の入力が可能で、またスティックタイプの第2コ
ントローラ3ではワープロや表計算等の表示画面(ウイ
ンドウ)を上下にスクロールまたはトラッキングさせる
相対座標の入力が可能であり、さらにマウスタイプの第
3コントローラではカーソル(ポインタ)をトラッキン
グさせる相対座標を入力できる。
【0074】特に、パッドタイプのセンサー2aからの
絶対座標データと、スティックタイプの歪みセンサー3
aからの相対座標データを同じフォーマットとしてデバ
イスドライバーで処理できるため、例えばパッドタイプ
のセンサー2aで文字や図形などを途中まで入力して入
力を止めたようなときに、スティックタイプの歪みセン
サー3aを用いて、入力を止めた位置へカーソルを移動
して位置を入力することにより、そのまま続けてパッド
タイプのセンサー2aで図形などの続きを入力するよう
な処理が容易になる。
【0075】本発明のコントローラは、上記実施の形態
に限られることはなく、相対座標データの入力にはトラ
ックボールタイプの入力装置を使用してもよい。また、
相対座標データのフォーマットの一部に識別情報を付加
したが、絶対座標データのフォーマット側に識別情報を
付加してもよく、フォーマットの形式によって適宜変更
することができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、異なる種
類の入力装置を切替え操作を行うことなくしかも同時に
使用できる。特に、パッドタイプの入力装置を用いて指
やペン等で文字入力等の絶対座標データを出力させる場
合、次に指やペン等を降ろす位置が認識できなくなった
場合でも、入力装置の切替え操作を行うことなく前記と
は別の種類の入力装置を用いて相対座標データを出力さ
せることにより、文字等の入力を正確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコントローラを内蔵したノート型コン
ピュータの外観を示す斜視図、
【図2】コントローラ内部の回路構成を示すブロック
図、
【図3】図1のコントローラを使用したときにデバイス
ドライバーの処理動作を示すフローチャート、
【図4】3バイトフォーマットで処理する場合のデータ
の配列の一例を示す概略図、
【図5】6バイトフォーマットで処理する場合のデータ
の配列の一例を示す概略図、
【符号の説明】
2 第1コントローラ 2a センサー 2b 座標検出部 3 第2コントローラ 3a 歪みセンサー 3b 歪み量検出部 3c 相対移動量変換部 5 表示部 7 ポインタ(カーソル) 11a 相対移動量変換部 11b 絶対座標変換部 12,17 フォーマット切替制御部 14,24,25 インターフェース 15 累積カウンタ 16,22a,22b フォーマット変換部 20,23 デバイス選択部 21a,21b バッファ 26 ホストPC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 康一 東京都大田区雪谷大塚1番7号 アルプス 電気株式会社社内 (72)発明者 伊藤 哲尚 東京都大田区雪谷大塚1番7号 アルプス 電気株式会社社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数の座標入力装置と、キーボー
    ド入力装置と、前記各座標入力装置からの信号を出力す
    る出力部と、前記出力部からの信号に基づき前記各座標
    入力装置の操作に対応した処理を行なう処理部とを有
    し、前記出力部からの出力ポートは、前記各座標入力装
    置の共通の1つのポートからなることを特徴とするパー
    ソナルコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】 第1の入力装置と、前記第1の入力装置
    と検出方法が異なる第2の入力装置と、キーボード入力
    装置とを有するパーソナルコンピュータ装置であって、 前記第1の入力装置からの第1の出力信号と前記第2の
    入力装置からの第2の出力信号とのいずれか一方を変換
    し、または前記両出力信号を変換して共通のフォーマッ
    ト体系としてそれぞれの出力信号を出力する出力部を有
    し、 前記第1の入力装置と前記第2の入力装置とを交互に使
    用し、または同時に使用することを特徴とするパーソナ
    ルコンピュータ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の入力装置は、絶対座標データ
    及び/または相対座標データを出力し、前記第2の入力
    装置は、相対座標データを出力する請求項2記載のパー
    ソナルコンピュータ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の入力装置は、前記キーボード
    入力装置を操作する操作者側に配置されたパッドタイプ
    とし、前記第2の入力装置は、前記キーボード入力装置
    に設けられたキー間に配置されたスティックタイプとす
    る請求項2記載のパーソナルコンピュータ装置。
  5. 【請求項5】 異なる入力装置と、前記異なる入力装置
    からの操作信号を同じフォーマットの信号として出力す
    る出力部と、前記出力部から与えられた信号に基づき各
    入力装置の操作に対応した処理を行う処理部とが設けら
    れ、前記出力部では、前記入力装置の種別に応じて前記
    フォーマットの一部に識別情報が入れられることを特徴
    とするコントローラ。
  6. 【請求項6】 一方の入力装置は、X,Y,Zの立体座
    標上の可変情報を出力するもので、他方の入力装置は、
    X,Yの平面座標上の可変情報を出力するものであり、
    前記他方の入力装置が使用されるとき、前記出力部から
    出力される信号はフォーマット上のZ情報の領域に固定
    情報が付加される請求項5記載のコントローラ。
  7. 【請求項7】 前記出力部では、前記一方の入力装置か
    らX,Y,Zの立体座標上の可変情報が得られたとき
    に、6バイトの絶対座標上のデータが生成されて前記処
    理部に与えられ、前記他方の入力装置からX,Y座標上
    の可変情報が得られたときに、3バイトの相対移動デー
    タが6バイトのデータに変換され、この6バイトのデー
    タのうちのZ情報の領域に固定情報が付加される請求項
    6記載のコントローラ。
  8. 【請求項8】 前記出力部から前記処理部に与えられる
    6バイトのデータは、各バイトがそれぞれ、識別情報、
    Xカウント情報、Xカウント及びボタン情報、Yカウン
    ト及びボタン情報、Yカウント情報およびZカウント情
    報を示す領域であり、前記一方の入力装置からの可変情
    報が得られたときには、前記Zカウント情報が操作に応
    じた可変データとなり、前記他方の入力装置からの可変
    情報が得られたときには、前記Zカウント情報が固定情
    報となる請求項7記載のコントローラ。
  9. 【請求項9】 前記出力部には、前記他方の入力装置か
    ら得られた可変情報を、前記の6バイトのデータに変換
    する経路と、前記可変情報を3バイトのデータとして出
    力する経路とを切り換える切換部が設けられている請求
    項5ないし8のいずれかに記載のコントローラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003308166A (ja) * 2002-04-03 2003-10-31 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 入力装置及びノートパソコン
JP2011527053A (ja) * 2008-07-01 2011-10-20 ヒルクレスト・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド 3dポインタマッピング
JP2016062268A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 富士ゼロックス株式会社 システム、送信装置、受信装置、及びプログラム

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