JPH11242476A - 鍵盤装置 - Google Patents

鍵盤装置

Info

Publication number
JPH11242476A
JPH11242476A JP10059106A JP5910698A JPH11242476A JP H11242476 A JPH11242476 A JP H11242476A JP 10059106 A JP10059106 A JP 10059106A JP 5910698 A JP5910698 A JP 5910698A JP H11242476 A JPH11242476 A JP H11242476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
leaf spring
reaction force
elastic
hammer arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10059106A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Tomita
巌 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP10059106A priority Critical patent/JPH11242476A/ja
Publication of JPH11242476A publication Critical patent/JPH11242476A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静的な荷重特性を変えずに、動的な荷重特性
を変更できるようにする。 【解決手段】 鍵の押鍵動作に伴って回動変位して鍵に
アクション荷重を付与するためのハンマーアーム5の上
端部に反力調節部材9を設け、この反力調節部材9を、
鍵に当接する板ばね部17と、この板ばね部17の撓み
変形を規制する支点部18と、この支点部18を移動さ
せる調節ねじ19とで構成し、鍵を弱く押鍵したときに
板ばね部17が撓み変形しない程度のばね定数に設定し
た。従って、調節ねじ19により支点部18を鍵の前後
方向に移動させて板ばね部17の撓み変形を調節するこ
とにより、板ばね部17が鍵に作用する荷重特性を変更
することができ、しかも板ばね部17が鍵を弱く押鍵し
たときに撓み変形しないように設定されているので、鍵
を弱く押鍵したときの静的な荷重特性は変わらずに、鍵
を強く押鍵したときの動的な荷重特性のみを変更するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子ピアノなど
の鍵盤楽器における鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ピアノなどの鍵盤楽器では、アコー
スティックピアノの鍵タッチ感に近似した鍵タッチ感を
得るために、鍵の下方に所定の重量を有するハンマーア
ームを上下方向に回動可能に設け、鍵の押鍵操作に伴っ
てハンマーアームがそれ自身の重量に抗して回動するこ
とにより、鍵に所定のアクション荷重を付与するように
したものがある。この鍵盤楽器では、鍵に作用する荷重
特性を変更する場合、単にハンマーアームの重量を変更
したり、あるいは鍵に初期荷重を付与する調整ばねを変
更したりすることにより、鍵に対する荷重特性を変更し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな鍵盤装置では、鍵に対する荷重特性を変更する際、
例えばハンマーアームの重量を変更する方法を採用する
と、ハンマーアームの慣性モーメントが変わり、これと
同時に鍵を弱く押鍵したときの静的な荷重特性も変化し
てしまう。また、調整ばねを変更する方法は、初期状態
での鍵タッチ感が変わる静的な荷重特性の変更であり、
鍵を強く押鍵したときの動的な荷重特性は何ら変更され
ない。このように、この鍵盤装置では、上記の何れの方
法を採用しても、静的な荷重特性を変えずに、動的な荷
重特性を変更することができない。例えば、アコーステ
ィックピアノのような重い鍵タッチ感にしようとして、
ハンマーアームの重力を重くすると、慣性モーメントが
大きくなり、動的には重い鍵タッチ感が得られるが、同
時に静的な荷重、特に初期荷重も重くなってしまい、ピ
アニシモのような弱い押鍵操作をするときの演奏性が悪
くなる。
【0004】この発明の課題は、静的な荷重特性を変え
ずに、動的な荷重特性の変更ができるようにすることで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、鍵盤シャー
シと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動可能に設け
られた複数の鍵と、これら複数の鍵それぞれに対応して
設けられて前記鍵を上方に付勢し、前記鍵の押鍵動作に
伴って回動変位して前記鍵にアクション荷重を付与する
ためのハンマーアームと、前記ハンマーアームに設けら
れて前記鍵に対する前記ハンマーアームの反力を調節す
る反力調節部材とを備え、前記反力調節部材は、前記鍵
に当接して前記鍵を押し上げる弾性部と、この弾性部の
弾性変形を規制する規制部と、この規制部を移動させて
前記弾性部の弾性変形を調節する調節部とを有し、前記
弾性部は、前記鍵を弱く押鍵したときに弾性変形しない
程度の弾性定数に設定されていることを特徴とする。こ
の発明によれば、反力調節部材の調節部により規制部を
移動させて弾性部の弾性変形を調節することにより、弾
性部が鍵に作用する荷重特性を変更することができ、し
かも弾性部は鍵を弱く押鍵したときに弾性変形しない程
度の弾性定数に設定されているので、鍵を弱く押鍵した
ときの静的な荷重特性は変わらずに、鍵を強く押鍵した
ときの動的な荷重特性のみを変更することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、こ
の発明の鍵盤装置の一実施形態について説明する。この
鍵盤装置は、図1に示すように、楽器ケース内に組み込
まれる鍵盤シャーシ1を備えている。この鍵盤シャーシ
1は、前端部(同図では左端部)1aが凹部状に折り曲
げられた上、その前端上部が更にL字状に折り曲げら
れ、かつ後端部(同図では右端部)1bがコ字状に折り
曲げられ、前端部1aの凹部状の部分の底部と後端部1
bのコ字状の部分の底部とがほぼ同じ高さに形成されて
いる。この鍵盤シャーシ1上には、合成樹脂製の複数の
鍵(白鍵と黒鍵、ただしここでは黒鍵について説明す
る。)2が並列に配置されている。この場合、各鍵2
は、その後端部(同図では右端部)の下部が鍵盤シャー
シ1の後端部1b上に設けられた鍵支持部3の軸4に回
動自在に取り付けられ、この軸4を中心に上下方向に回
動するように構成されている。
【0007】また、鍵2の中間部に対応する鍵盤シャー
シ1上には、ハンマーアーム5を上下方向に回動自在に
支持するハンマー支持軸6が設けられている。ハンマー
アーム5は、合成樹脂製のアーム本体7と、このアーム
本体7の下端部に取り付けられた錘8と、アーム本体7
の上端部に設けられた反力調節部材9とを備え、アーム
本体7の中間部がハンマー支持軸6に回動自在に支持さ
れ、アーム本体7の下端部が鍵盤シャーシ1の開口部1
cを通して鍵盤シャーシ1の後端部1b内に配置され、
この下端部に設けられた錘8の重量によって図1におい
て時計方向に付勢され、これによりアーム本体7の上端
部の反力調節部材9が鍵2の下面に当接し、鍵2を上方
に付勢している。
【0008】このハンマーアーム5は、図1に示すよう
に、通常は錘8の重量によって下方に付勢され、アーム
本体7の下端部の先端7aが鍵盤シャーシ1の後端部1
bの底部上に設けられたフェルトなどの下限ストッパ1
0に当接し、これにより所定の下限位置に位置規制され
ており、また錘8の重量に抗して鍵2が押鍵された際に
は、ハンマーアーム5の下端部の先端7aが鍵盤シャー
シ1の後端部1bの上部内面に設けられたフェルトなど
の上限ストッパ11に当接し、これにより所定の上限位
置に位置規制されている。
【0009】また、各鍵2は、ハンマーアーム5によっ
て上方に付勢されているが、通常は各鍵2の前端部に垂
設されたL字状のストッパ片12が鍵盤シャーシ1の前
端部1aにおける凹部状の部分の両側下面にそれぞれ設
けられたフェルトなどの上限ストッパ13に当接するこ
とにより、所定の初期位置(上限位置)に位置規制され
ている。また、各鍵2には、押鍵時にゴムスイッチ14
を押圧するためのスイッチ押圧部15が設けられてい
る。ゴムスイッチ14は、膨出ゴムの内部に固定接点と
可動接点が2組設けられ、鍵盤シャーシ1の中間部の下
面に設けられた回路基板16上に配設され、膨出ゴムが
鍵盤シャーシ1の開口部1dを通して上方に突出し、こ
れにより鍵2のスイッチ押圧部16が押圧可能に離間対
向するように構成されている。
【0010】ところで、ハンマーアーム5の上端部に設
けられた反力調節部材9は、鍵2に対するハンマーアー
ム5の反力を調節するためのものであり、図2(a)お
よび図2(b)に示すように、鍵2に下方から当接して
鍵2を押し上げる板ばね部17と、この板ばね部17の
撓み変形を規制する支点部18と、この支点部18を鍵
2の前後方向に移動させて板ばね部17の撓み変形を調
節する調節ねじ19とを備えている。この場合、ハンマ
ーアーム5の上端部には、取付部20が板ばね部17の
下方に形成されており、この取付部20には、板ばね部
17に沿ってガイド溝20aが設けられている。
【0011】板ばね部17は、ハンマーアーム5の上端
部に鍵2に沿って一体に形成され、その先端部17aが
鍵2の前方に向けて延びて鍵2の上部内面に下方から当
接している。この板ばね部17は、鍵2を弱く押鍵した
ときに撓み変形しない程度のばね定数に設定されてい
る。支点部18は、板ばね部17を下方から支持するこ
とにより板ばね部17の下方への撓み変形を規制するた
めのものであり、ほぼ平板状に形成され、取付部20の
ガイド溝20a内に鍵2の前後方向に移動可能に配置さ
れ、その上端部がガイド溝20aの上方に突出して板ば
ね部17の下面に当接するように構成されている。
【0012】調節ねじ19は、頭部19aと、首部19
bと、ねじ部19cとからなり、ガイド溝20aの前端
部(図2(a)では左端部)に位置する取付部20側か
らガイド溝20a内にその長手方向に沿って挿入され、
ねじ部19aが支点部18に設けられたねじ孔18aに
螺入して挿通し、その先端部がガイド溝20aの後端部
(同図では右端部)に挿入し、頭部19aが取付部20
の外部に露出した状態で、首部19bおよび先端部が取
付部20に回転可能に取り付けられ、外部に露出した頭
部19aを回すことにより、支点部18がガイド溝20
aに沿って鍵2の前後方向に移動するように構成されて
いる。この場合、調節ねじ19の首部19bには、調節
ねじ19の抜け防止用のリング21が取り付けられてい
る。
【0013】このような鍵盤装置では、ハンマーアーム
5の錘8の重量に抗して鍵2が押鍵されると、鍵2がそ
の後端部の軸4を中心に下方に回動し、これに伴って反
力調節部材9を介してハンマーアーム5の上端部が押し
下げられ、これによりハンマーアーム5がその中間部の
ハンマー支持軸6を中心に図1において反時計方向に回
動して、鍵2にアクション荷重を付与する。この後、鍵
2のスイッチ押圧部15がゴムスイッチ14を押圧した
後、ハンマーアーム5のアーム本体7の下端部の先端7
aが上限ストッパ11に当接することにより、ハンマー
アーム5および鍵2の回動が停止する。なお、この後
は、ハンマーアーム5が錘8の重量により図1において
時計方向に回動し、上記と逆の動作を行って、ハンマー
アーム5および鍵2が図1に示す初期位置に戻る。この
ように鍵2が押鍵されて下方に回動し、これに伴ってハ
ンマーアーム5が図1において反時計方向に回動すると
きには、ハンマーアーム5の上端部に設けられた反力調
節部材9の調節ねじ19により支点部18を鍵2の前後
方向に適宜移動させて板ばね部17の下方への撓み変形
を調節しておくことにより、板ばね部17が鍵2に作用
する荷重特性を変更することができる。
【0014】例えば、図3(a)に示すように、調節ね
じ19を回して支点部18を鍵2の後方に移動させて、
支点部18をガイド溝20a内の右端部に配置させ、こ
の状態でピアニシモのように鍵2を弱く押鍵したときに
は、図3(b)に示すように、まず、ハンマーアーム5
の錘8の重量が鍵2に作用するため、鍵荷重が急激に重
くなり、その鍵荷重が初期荷重W1になってA点に到達
しても、反力調節部材9の板ばね部17は撓み変形しな
いため、ハンマーアーム5はほぼ一定の速度で回動し、
鍵荷重が初期荷重W1のほぼ一定状態を保つ。この状態
で鍵2が回動してB点に到達すると、鍵2のスイッチ押
圧部15がゴムスイッチ14に当接して押圧するので、
鍵荷重が更に重くなり、この後、鍵2が回動してC点に
到達すると、ハンマーアーム5の下端部の先端7aが上
限ストッパ11に当接するので、鍵荷重が急激に重くな
り、ハンマーアーム5および鍵2の回動が停止する。
【0015】また、このように支点部18がガイド溝2
0a内の右端部に配置された状態で、フォルティシモの
ように鍵2を強く押鍵したときには、図3(c)に示す
ように、まず、ハンマーアーム5の錘8の重量が鍵2に
急激に作用するため、鍵2に作用する反力が急激に大き
くなり、その反力がD点に到達すると反力調節部材9の
板ばね部17が撓み変形を開始するので、鍵2に作用す
る反力は低下する。このときには、支点部18から板ば
ね部17の先端までの距離L1が長く、撓み角度が大き
いため、板ばね部17が撓み変形を開始して板ばね部1
7による反力が最大になるまで(つまり、反力がE点に
到達するまで)の反力の遅れ時間T1が長くなり、鍵2
に作用する反力R1は小さくなる。
【0016】次に、図4(a)に示すように、調節ねじ
19を回して支点部18を鍵2の前方に移動させて、支
点部18をガイド溝20a内の左端部に配置させ、この
状態でピアニシモのように鍵2を弱く押鍵したときに
は、図4(b)に示すように、まず、ハンマーアーム5
の錘8の重量が鍵2に作用するため、鍵荷重が急激に重
くなり、その鍵荷重が初期荷重W2になってA点に到達
しても、図3(b)のときと同様、反力調節部材9の板
ばね部17が撓み変形しないため、ハンマーアーム5が
ほぼ一定の速度で回動し、鍵荷重が初期荷重W2のほぼ
一定状態を保つ。このときの初期荷重W2は、図3
(b)の初期荷重W1と同じ(W2=W1)である。こ
の後は、図3(b)のときと同様、鍵2が回動してB点
に到達し、鍵2のスイッチ押圧部15がゴムスイッチ1
4を押圧し、鍵2が更に回動してC点に到達し、ハンマ
ーアーム5の下端部の先端7aが上限ストッパ11に当
接して、ハンマーアーム5および鍵2の回動が停止す
る。このように、鍵2を弱く押鍵したときには、図3
(b)および図4(b)に示すように、支点部18の位
置に関係なく、静的な荷重特性は同じになる。
【0017】また、このように支点部18がガイド溝2
0a内の左端部に配置された状態で、フォルティシモの
ように鍵2を強く押鍵したときには、図4(c)に示す
ように、まず、ハンマーアーム5の錘8の重量が鍵2に
急激に作用するため、鍵2に作用する反力が急激に大き
くなり、その反力がD点に到達すると、反力調節部材9
の板ばね部17が撓み変形を開始するので、鍵2に対す
る反力は低下する。このときには、支点部18から板ば
ね部17の先端までの距離L2が図3(a)の場合に比
べて短く(L2<L1)、撓み角度も小さいため、板ば
ね部17が撓み変形を開始して板ばね部17による反力
が最大になるまで(つまり、反力がE点に到達するま
で)の反力の遅れ時間T2が図3(c)の場合よりも短
くなり(T2<T1)、鍵2に作用する反力R2は図3
(c)の場合に比べて大きくなる(R2>R1)。
【0018】このように、この鍵盤装置では、反力調節
部材9の調節ねじ19により支点部18を鍵2の前後方
向に移動させて板ばね部17の撓み変形を調節すること
により、板ばね部17が鍵2に作用する動的な荷重特性
を変更することができ、しかも板ばね部17は鍵2を弱
く押鍵したときに撓み変形しない程度のばね定数に設定
されているので、鍵2を弱く押鍵したときの静的な荷重
特性は変わらずに、鍵2を強く押鍵したときの動的な荷
重特性のみを変更することができる。
【0019】なお、上記実施形態では、反力調節部材9
を板ばね部17、支点部18、および調節ねじ19で構
成したが、これに限らず、例えば鍵2に当接して鍵2を
押し上げる弾性部と、この弾性部の弾性変形を規制する
規制部と、この規制部を移動させて弾性部の弾性変形を
調節する調節部とで構成しても良い。この場合にも、弾
性部は鍵を弱く押鍵したときに弾性変形しない程度の弾
性定数に設定されていれば良い。このようにしても、上
記実施形態と同様の作用効果があることは言うまでもな
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、鍵の押鍵動作に伴って回動変位して前記鍵にアクシ
ョン荷重を付与するためのハンマーアームに設けられた
反力調節部材の調節部により規制部を移動させて弾性部
の弾性変形を調節することにより、弾性部が鍵に作用す
る荷重特性を変更することができ、しかも弾性部は鍵を
弱く押鍵したときに弾性変形しない程度の弾性定数に設
定されているので、鍵を弱く押鍵したときの静的な荷重
特性は変わらずに、鍵を強く押鍵したときの動的な荷重
特性のみを変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の鍵盤装置の一実施形態を示した断面
図。
【図2】図1の反力調節部材を示し、(a)はその拡大
断面図、(b)はそのA−A断面図。
【図3】(a)は図2の反力調節部材の支点部を鍵の後
方に移動させてガイド溝内の右端部に配置した状態を示
した断面図、(b)はその状態で鍵を弱く押鍵したとき
の鍵ストロークに対する鍵荷重の静的な特性を示した
図、(c)はその状態で鍵を強く押鍵したときの経過時
間に対する反力の動的な特性を示した図。
【図4】(a)は図2の反力調節部材の支点部を鍵の前
方に移動させてガイド溝内の左端部に配置した状態を示
した断面図、(b)はその状態で鍵を弱く押鍵したとき
の鍵ストロークに対する鍵荷重の静的な特性を示した
図、(c)はその状態で鍵を強く押鍵したときの経過時
間に対する反力の動的な特性を示した図。
【符号の説明】
1 鍵盤シャーシ 2 鍵 3 鍵支持部 4 軸 5 ハンマーアーム 6 ハンマー支持軸 7 アーム本体 8 錘 9 反力調節部材 17 板ばね部 18 支点部 19 調節ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上
    下方向に回動可能に設けられた複数の鍵と、これら複数
    の鍵それぞれに対応して設けられて前記鍵を上方に付勢
    し、前記鍵の押鍵動作に伴って回動変位して前記鍵にア
    クション荷重を付与するためのハンマーアームと、前記
    ハンマーアームに設けられて前記鍵に対する前記ハンマ
    ーアームの反力を調節する反力調節部材とを備え、 前記反力調節部材は、前記鍵に当接して前記鍵を押し上
    げる弾性部と、この弾性部の弾性変形を規制する規制部
    と、この規制部を移動させて前記弾性部の弾性変形を調
    節する調節部とを有し、 前記弾性部は、前記鍵を弱く押鍵したときに弾性変形し
    ない程度の弾性定数に設定されていることを特徴とする
    鍵盤装置。
  2. 【請求項2】前記弾性部は、その基端部が前記ハンマー
    アームに固定され、前記鍵の前後方向に延びた先端部が
    前記鍵を押し上げる方向に当接する板ばね部であり、前
    記鍵を弱く押鍵したときに撓み変形しない程度のばね定
    数に設定されており、 前記規制部は、前記板ばね部を支持する支点部であり、
    前記調節部は、前記支点部を前記鍵の前後方向に移動さ
    せる調節ねじであることを特徴とする請求項1記載の鍵
    盤装置。
  3. 【請求項3】前記ハンマーアームは、合成樹脂製のアー
    ム本体と、このアーム本体の下端部側に設けられた錘と
    からなり、前記板ばね部は、前記アーム本体の上端部に
    一体に形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    鍵盤装置。
JP10059106A 1998-02-25 1998-02-25 鍵盤装置 Pending JPH11242476A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10059106A JPH11242476A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 鍵盤装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10059106A JPH11242476A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 鍵盤装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11242476A true JPH11242476A (ja) 1999-09-07

Family

ID=13103742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10059106A Pending JPH11242476A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 鍵盤装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11242476A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017009811A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 カシオ計算機株式会社 鍵盤装置および鍵盤楽器
CN106415709A (zh) * 2014-06-13 2017-02-15 雅马哈株式会社 操作元件操作检测装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106415709A (zh) * 2014-06-13 2017-02-15 雅马哈株式会社 操作元件操作检测装置
CN106415709B (zh) * 2014-06-13 2019-12-10 雅马哈株式会社 操作元件操作检测装置
JP2017009811A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 カシオ計算機株式会社 鍵盤装置および鍵盤楽器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11305759A (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP7491789B2 (ja) 鍵盤楽器の鍵盤装置
KR100384248B1 (ko) 건반장치 및 전자악기
JPH11242476A (ja) 鍵盤装置
JP3772440B2 (ja) 鍵盤装置
JP2000352978A (ja) 鍵盤装置
JP3624786B2 (ja) 鍵盤装置
JP2002006848A (ja) 鍵盤装置
JP2019164270A (ja) 鍵盤装置
JP3891440B2 (ja) 鍵盤装置
JP2902596B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP4715570B2 (ja) 鍵盤装置
JPH0716994U (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2001236056A (ja) 鍵盤装置
JP2792371B2 (ja) 楽器の鍵盤装置
JP2906883B2 (ja) 楽器の鍵盤装置
JPH11213815A (ja) 電子楽器の接点装置
JP2002189471A (ja) 鍵盤装置
JP2003177755A (ja) 鍵盤装置
JP3938157B2 (ja) 鍵盤装置
JP2530016Y2 (ja) 電子鍵盤楽器のアクション機構
JPH11219162A (ja) 鍵盤装置
JP2589256Y2 (ja) キースイッチ
JPS63125993A (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JPH0438394Y2 (ja)