JPH11241004A - 金属光沢を有する有機材料 - Google Patents

金属光沢を有する有機材料

Info

Publication number
JPH11241004A
JPH11241004A JP36148198A JP36148198A JPH11241004A JP H11241004 A JPH11241004 A JP H11241004A JP 36148198 A JP36148198 A JP 36148198A JP 36148198 A JP36148198 A JP 36148198A JP H11241004 A JPH11241004 A JP H11241004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
acid
liquid crystal
aromatic
main chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP36148198A
Other languages
English (en)
Inventor
Andreas Stohr
アンドレアス・シユトール
Axel Schoenfeld
アクセル・シエーンフエルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Clariant Produkte Deutschland GmbH
Original Assignee
Clariant GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clariant GmbH filed Critical Clariant GmbH
Publication of JPH11241004A publication Critical patent/JPH11241004A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/36Pearl essence, e.g. coatings containing platelet-like pigments for pearl lustre
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/06Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
    • B32B27/08Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of synthetic resin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属光沢を持つ有機材料を提供すること。 【解決手段】 コレステリック螺旋構造のピッチが違う
少なくとも2種の未架橋の熱可塑性コレステリック液晶
主鎖型ポリマーを含むかあるいは少なくとも1種の未架
橋の熱可塑性コレステリック液晶主鎖型ポリマーと一種
の熱可塑性ネマチックポリマーを含む平型材料であっ
て、可視スペクトルの全ての波長を反射し、そしてこの
材料の表面から垂直方向に進む、主鎖型ポリマーの混合
勾配を有する、上記材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、1997年11月
25日に出願されたドイツ優先権主張出願第19752 092.
8号に記載されている。この特許出願の内容は、参照に
よってここに組み入れられ全てここに掲載されたものと
する。
【0002】本発明は、金属光沢を有するポリマー及び
これから製造される顔料、これの製造方法及び使用方法
に関する。
【0003】
【従来の技術】コレステリック液晶ポリマー(cLCP)は
公知である。これは螺旋型超構造を形成し、これによっ
て選択的及び視角依存性の光の反射が生ずる。このよう
な反射効果は、特殊効果顔料(special-effect pigment
s) を製造するために利用できる(ドイツ特許出願公開
第195 38 700号)。特殊効果顔料は、非常に輝いて見え
る色にばかりでなく、特にそれの視角依存性の色、言い
換えれば、例えば、ある種のコレステリック顔料で塗装
された物品が、垂直に見ると緑色に見えるが、斜めから
見ると青色に見える状態に特徴がある。
【0004】視角依存性の色を有するこの種の顔料は、
架橋したコレステリック液晶ポリマーからも得ることが
できる(ドイツ特許出願公開第42 40 723 号)。
【0005】コレステリック液晶ポリマーが偏光デバイ
スとして使用できることも公知である(R.Maurer et a
l., SID 90 Digest of Technical Papers, Las Vegas 1
990,110 〜113 頁)。そのためには、三原色(赤、緑及
び青)に相当する反射波長を有する三種の液晶ポリマー
フィルムを、可視スペクトルの広い領域にわたって入射
光の一つの偏光方向を反射するように相互に重ね、これ
によってそれと反対の偏光方向を持つ光成分だけが伝送
される。
【0006】ヨーロッパ特許出願公開第0 606 940 号
は、三次元に架橋した液晶フィルムを開示している。こ
れは、コレステリック螺旋構造の連続的に変化する捻れ
を示し、これによって一つの偏光方向の反射が可視スペ
クトルの全波長について生じて、反対の成分しか伝送さ
れない。この連続的に変化する螺旋構造の捻れは、架橋
反応の間に、コレステリックモノマー混合物中でのネマ
チックアクリレートの濃度勾配をUV染料の存在により
確立することによって達成される。他の態様では、非液
晶性の重合可能な化合物がコレステリックポリマーネッ
トワーク中へ自然発生的に内部拡散することを利用し、
この際この拡散を制御して膨張性の勾配を発生させる。
このような勾配が、連続的に変化する拡張をコレステリ
ック螺旋構造に誘発する。両フィルム構造体は、光化学
的に誘発された付加重合によって固定される。着色剤と
して使用する可能性は述べられていない。
【0007】国際特許出願公開第97/16762号においても
同様に、光化学的重合の間に、コレステリック材料から
低分子量化合物を重合- 誘発拡散することによってコレ
ステリック螺旋構造の連続的に変化する捻れを形成して
いる。この場合、層厚全体にわたって螺旋構造に誘発さ
れた変化は線形ではなく幾何級数的である。これによっ
て、或る一定の層厚において、その偏光子の帯域幅を広
くすることが可能である。また、重合可能なコレステリ
ック液晶材料中での非重合可能な液晶材料の濃度が低い
場合(例えば、1/6)は、得られる帯域幅は非常に狭
められることも述べられている。比較的高い濃度でのみ
(例えば、1/2)、所望の帯域幅が得られる。重合に
よって組み入れることができない化合物、つまり生ずる
ポリマーネットワークに共有結合されない化合物がコレ
ステリックネットワーク中に多量に存在するこの種の材
料は、有色顔料として使用するのには適さない。通常有
機溶剤を含むバインダーに曝すと、ポリマーネットワー
クの膨張及び共有結合しない成分の浸出が観察される。
これらの成分を除去した後、コレステリックポリマーネ
ットワークに容積縮小が観察されることが公知である
(A.Stohr,P.Strohriegl,J.Macromol.Sci.-Pure Appl.C
hem.,A34(7),1125,(1997); R.A.M. Hikmet, B.H.Zwerve
r,Liquid Crystals 13, 561(1993) も参照)。従って、
螺旋構造のピッチは低下しそして反射帯域はより小さい
反射波長側にシフトする。これによって、可視光の波長
は全ては反射されず、そしてその材料は色づいて見え
る。このような特徴は国際特許出願公開第97/16762号に
記載の材料も持ち、よってこれは金属光沢を含む顔料の
用途には興味は持たれ得ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題の一つ
は、上記の欠点を回避する金属光沢を持つ有機材料を提
供すること、及びそれの簡単な製造方法及びそれの用途
の可能性を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来技術における欠
点が、熱可塑性のコレステリック液晶主鎖型ポリマーを
使用することによって避けることができ、この際、温度
安定性があり、かつ耐化学薬品性及び耐溶剤性に優れ
た、金属光沢を有する特殊効果顔料を簡単に提供するこ
とが可能であることがここに見出された。
【0010】それゆえ、本発明は、コレステリック螺旋
構造のピッチが違う少なくとも2種の未架橋の熱可塑性
コレステリック液晶主鎖型ポリマーを含むか、あるいは
少なくとも一種の未架橋の熱可塑性コレステリック液晶
主鎖型ポリマーと一種の熱可塑性ネマチックポリマーと
を含む平型材料(flat material) であって、可視スペク
トルの全波長を反射しそしてこの材料の表面から垂直に
進む主鎖型ポリマーの混合勾配を有する上記材料を提供
する。
【0011】平型材料という用語は、好ましくは、担持
材料上の塗膜、あるいはフィルムまたは小さいプレート
状形体の小板体(platelet) を意味する。
【0012】また本発明は上記平型材料の製造方法であ
って、コレステリック螺旋構造のピッチが違う少なくと
も2種の熱可塑性のコレステリック液晶主鎖型ポリマー
を、あるいは少なくとも一種の熱可塑性のコレステリッ
クポリマーと熱可塑性のネマチックポリマーとを担持基
体上に相互に重ねて適用し、次いでこの集合体を金属効
果が見えるようになるまで熱的なコンディショニング処
理に付し、必要に応じて得られたポリマーフィルムをこ
の担持基体から分離し、そして必要に応じてこれを小板
体に加工することを含む上記方法も提供する。
【0013】本発明の効果を達成するためには、相互に
重ねてコーティングされる複数のコレステリック液晶ポ
リマーが異なるコレステリック螺旋ピッチを有すること
が必要である。これによって、各々の層のポリマー分子
が、熱的なコンディショニング工程の間に、隣接する層
中に拡散することが可能となり、そしてまたこれらの異
なるピッチに基づいて、層厚全体にわたって連続的に変
化する螺旋ピッチを形成することができる。各々明確に
区別される螺旋ピッチを有する3種以上のポリマーを使
用する際は、集合体全体内で、螺旋ピッチが、ポリマー
層からポリマー層にかけて順に大きくなるかまたは小さ
くなるかのどちらかであるように、これらのポリマーが
相互に重ねてコーティングされることを確実にしなけれ
ばならない。相互に重ねてコーティングされる液晶ポリ
マーの数は任意であるが、2〜7種、好ましくは2〜5
種であることが賢明である。
【0014】熱的なコンディショニング工程の後に得ら
れる連続的に変化する螺旋ピッチは、最低部のコレステ
リック液晶ポリマー層のピッチと最頂部のコレステリッ
ク液晶ポリマー層のピッチの間の値しかとれない。
【0015】材料中に金属光沢を誘発するためには、可
視スペクトルの全ての波長が反射される必要がある。そ
れゆえ、一般的に、赤色またはIRスペクトル範囲に選
択的反射を持つコレステリック液晶ポリマーが、本発明
の材料の一方の外側面、つまり頂部か底部に配置され、
そして青色またはUVスペクトル範囲に選択的反射を持
つcLCPがもう一つの外側面、つまり底部か頂部に配置さ
れる。赤色光反射またはIR反射層の代わりに、ネマチ
ックの(つまり捻れていない)ポリマー層、特に主鎖型
ポリマーからなるものを使用することもできる。
【0016】使用されるネマチック主鎖型ポリマー(LC
P )は、文献“G.W.Becker, D.Braun: Kunststoff-Hand
buch ボリューム3/3, 第219 〜258 頁, Carl Hanser
Verlag Munich 1994”に記載されているような、当業者
には公知の全てのLCP であることができる。好ましいLC
P は、芳香族ヒドロキシカルボン酸の群及び/または芳
香族ジカルボン酸及び芳香族ジオールの群から選択され
るモノマーを含むものである。
【0017】これらの群に関連して、芳香族ヒドロキシ
カルボン酸の代わりに脂環式ヒドロキシカルボン酸また
は芳香族アミノカルボン酸を、芳香族ジカルボン酸の代
わりに脂環式ジカルボン酸を、そして芳香族ジオールの
代わりに、芳香族ジアミン、アミノフェノール及び/ま
たは脂環式ジオールを使用することができる。
【0018】これらのモノマーの互いの化学量論的な割
合に関して、当業者には公知のそれらの官能基の化学量
論量により、エステル及び/またはアミド結合の形成を
伴う重縮合が可能となることが確実にされるように注意
するべきである。
【0019】更に、これらのポリマーは3つ以上の官能
基を含む成分、例えばジヒドロキシ安息香酸、トリヒド
ロキシベンゼンまたはトリメリト酸を含んでいてもよ
い。これらの成分はポリマー中では分岐サイトとして働
き、そして材料が架橋されることを避けるためには、低
濃度、例えば0〜5モル%の濃度でのみ加えられるべき
である。特に好ましいLCP は、以下の各々別個のモノマ
ー群から選ばれる単位から構成されるネマチック主鎖型
ポリマーである: 芳香族ヒドロキシカルボン酸、アミノカルボン酸:
【0020】
【化2】
【0021】
【化3】 芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸:
【0022】
【化4】
【0023】
【化5】 芳香族ジオール、アミノフェノール、芳香族ジアミン:
【0024】
【化6】
【0025】
【化7】
【0026】
【化8】
【0027】
【化9】 特に非常に好ましいLCP は、芳香族ヒドロキシカルボン
酸としてp−ヒドロキシ安息香酸及び/または2−ヒド
ロキシ−6−ナフトエ酸、芳香族ジカルボン酸として
2,6−ナフタレンジカルボン酸、テレフタル酸及び/
またはイソフタル酸、及び芳香族ジオールとしてヒドロ
キノン、レソルシノール及び/または4,4’−ジヒド
ロキシビフェニルを含む化合物である。
【0028】本発明の更に別の態様では、頂部及び底部
に使用されるコレステリック液晶ポリマーのうちの少な
くとも一つのものは、可視スペクトル範囲内の反射色を
有する。これは、例えば青または赤味帯びた金属効果を
発現させることが可能であることを意味する。本発明の
材料の表面から垂直方向に伸びる混合勾配は好ましくは
線形であるが、幾何級数的な勾配も可能である。確立さ
れる混合勾配は、同じ様に連続的に変化するピッチと関
係がある。言い換えれば、混合勾配はピッチ勾配に相当
する。準じて、各々のピッチは反射された光の各々の波
長に相当しそしてこれは、特に、主鎖型ポリマー中の捻
り性の(twisting)カイラル成分の選択及び/または濃度
により確立できる。
【0029】コレステリック液晶主鎖型ポリマーは、通
常、カイラル成分と、及びヒドロキシカルボン酸及び/
またはジカルボン酸とジオールとの組み合わせから製造
される。一般的に、このポリマーは本質的に芳香族成分
から構成される。しかし、脂肪族及び脂環式成分、例え
ばシクロヘキサンジカルボン酸等の成分を使用すること
もできる。
【0030】本発明に従い使用される主鎖型ポリマー
は、好ましくは、芳香族及び/または脂環式ヒドロキシ
カルボン酸、芳香族アミノカルボン酸; 芳香族及び/
または脂環式ジカルボン酸、及び芳香族及び/または脂
環式ジオール及び/またはジアミン; 並びにカイラル
二官能性コモノマーを含む、液晶ポリエステル、ポリア
ミドまたはポリエステルアミドである。
【0031】本発明の目的において好ましいコレステリ
ックポリマーは、以下の成分、つまり: a) 芳香族ヒドロキシカルボン酸、脂環式ヒドロキシカ
ルボン酸及び芳香族アミノカルボン酸の群から選択され
る一種またはそれ以上の化合物0〜99.8モル%; b) 芳香族ジカルボン酸及び脂環式ジカルボン酸の群か
ら選択される一種またはそれ以上の化合物0〜50モル
%; c) 芳香族及び脂環式ジオール及びジアミンの群から選
択される一種またはそれ以上の化合物0〜50モル%; d) カイラル二官能性コモノマー0.1〜40モル%、
好ましくは1〜25モル%(全部の合計は100モル%
であり、成分a)、b)及びc)の合計は60〜99.9モル
%である)から本質的になるコレステリック液晶主鎖型
ポリマーである。
【0032】上に示した百分率では、重縮合反応のため
の官能基について、当業者には公知の化学量論量を厳守
することを注意すべきである。更に、このポリマーは、
一つだけ官能基を有する成分あるいは3つ以上の官能基
を有する成分、例えばジヒドロキシ安息香酸、トリヒド
ロキシベンゼンまたはトリメリト酸を含んでいてもよ
い。このようにして、ポリマーの分子量に影響を及ぼす
ことができる。3つ以上の官能基を有する成分はポリマ
ー中で分岐サイトとして働き、もし縮合中に材料の架橋
を避けるつもりなら、これは低濃度、例えば0〜5モル
%の濃度でのみ添加しなければならない。
【0033】特に好ましいコレステリック主鎖型ポリマ
ーは、以下の各々別個のモノマー群の各単位から構成さ
れるものである: a) 芳香族ヒドロキシカルボン酸、アミノカルボン酸:
ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキシナフタレンカルボン
酸、ヒドロキシビフェニルカルボン酸、アミノ安息香
酸、ヒドロキシケイ皮酸; b) 芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸:テレフ
タル酸、イソフタル酸、ビフェニルジカルボン酸、ナフ
タレンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、ピ
リジンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン
酸、カルボキシケイ皮酸; 及び c) 芳香族ジオール、アミノフェノール、ジアミン:ヒ
ドロキノン、ジヒドロキシビフェニル、テトラメチルジ
ヒドロキシビフェニル、ナフタレンジオール、ジヒドロ
キシジフェニルスルホン、ジヒドロキシジフェニルエー
テル、ジヒドロキシターフェニル、ジヒドロキシジフェ
ニルケトン、フェニレンジアミン、ジアミノアントラキ
ノン、ジヒドロキシアントラキノン; 並びに d) カイラル二官能性モノマー:イソソルビド、イソマ
ンニド、イソイジド(isoidide)、樟脳酸、(D)-または
(L)-メチルピペラジン、(D)-または(L)-3-メチルアジピ
ン酸、ブタン-2,3-ジオール、並びに
【0034】
【化10】 (式中、R及びR’は互いに独立してH、C1 〜C6
アルキルまたはフェニル、好ましくはHまたはCH3
ある) 捻り性のカイラル成分d)をより高い割合で使用すると、
捻りがより強く、ピッチがより小さくなり、その結果反
射光の波長もより短くなる。
【0035】スルホン酸基を縮合反応のための官能基の
一つとして使用するときは、これを活性化された形、例
えばスルホクロライドまたはスルホン酸エステルの形で
使用することが有利であり得る。
【0036】上に挙げた物質の代わりに、これらの他の
構造異性体または誘導体を使用することもできる。例え
ば、N-(4- ヒドロキシフェニル)トリメリトイミドの
代わりにアミノフェノール及びトリメリト酸無水物を使
用することができる。
【0037】上記のポリマー単位は、更に別の置換基、
例えばメチル、メトキシ、シアノまたはハロゲンを含ん
でいてもよい。
【0038】本発明の目的において特に非常に好ましい
ものは、p−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−6
−ナフトエ酸、テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、ヒドロキノン、レソルシノー
ル及び4,4’−ジヒドロキシビフェニルの群から選択
される一種またはそれ以上のモノマー及びカイラル成分
としての樟脳酸、イソソルビド、イソマンニドを含む主
鎖型ポリマーである。
【0039】重縮合はあらゆる慣用の方法によって行う
ことができる。適当な方法の一例は、例えばヨーロッパ
特許出願公開第0 391 368 号に記載されている、無水酢
酸を用いた溶融縮合法である。この無水酢酸の縮合は、
溶液中であるいは分散または乳化相中でも可能である。
【0040】各モノマーは、好ましくは、エステル結合
(ポリエステル)、アミド結合(ポリエステルアミド/
ポリアミド)及び/またはイミド結合(ポリエステルイ
ミド/ポリイミド)によって結合されるが、他の公知の
種類の結合様式によって結合されていてもよい。
【0041】モノマー単位の選択の際には、当業者には
公知の官能基化学量論量を保証すること、つまり重縮合
反応中で互いに反応する官能基が適当なモル割合で使用
されることを確実にしなければならない。例えば、ジカ
ルボン酸及びジオールを使用する際に、存在するヒドロ
キシル基の数は、カルボキシル基の数に相当するべきで
ある。しかし、計算された過剰量で官能基を使用するこ
と、例えばヒドロキシル基よりも数多くカルボキシル基
を使用することも可能であり、これは、例えばこのよう
にして、達成できる分子量を制御するために行われる。
【0042】カルボン酸の代わりに、カルボン酸誘導
体、例えば酸塩化物またはカルボン酸エステルを使用す
ることもできる。ヒドロキシル成分についても、その代
わりに対応するヒドロキシ誘導体、例えばアセチル化さ
れたヒドロキシ化合物を使用することができる。
【0043】本発明の平型材料を安定化させるために、
コレステリック液晶ポリマーは、架橋可能な基を含んで
いてもよく、これによって、配向した液晶ポリマーを、
例えば光架橋操作(photocrosslinking) によって固定さ
せることが可能である。このような架橋処理は、好まし
くは、押出操作の後に行われる。
【0044】一つの好ましい態様でのcLCPは非常に溶解
性が低く、そのためその分子量は工業的に慣用の方法
(GPC、光散乱法)によっては測定することができな
い。分子量の一つの目安として、ペンタフルオロフェノ
ール/ヘキサフルオロイソプロパノール溶液中でのポリ
マーの固有粘度を使用することができる。特に適当なポ
リマーは、25℃の温度で測定して、0.1dl/g〜
10dl/gの間の固有粘度を有するものである。
【0045】上記のコレステリック液晶ポリマーは本発
明の目的ために直接使用することができる。また、複数
のコレステリック液晶ポリマーのブレンドを使用するこ
とができる。このブレンドは異なるコレステリック液晶
ポリマーから構成されていることができる。しかし、コ
レステリック液晶ポリマーとネマチックポリマーとを混
合することもできる。
【0046】該液晶ポリマーは、流れ調整剤(flow cont
rol additives)(例えば、粉体塗料系において使用され
るようなポリアクリレートまたはポリエステル)、安定
剤(例えば、UVまたは熱安定剤、酸化防止剤)、帯電
防止剤及び蛍光増白剤からなる群から選択される慣用の
助剤及び添加剤を、全重量に基づいて0〜10重量%、
好ましくは0〜5重量%の量で含んでいてもよい。
【0047】助剤及び/または添加剤は、均一な分配が
達成されるまでコレステリック液晶ポリマーと混合され
る。最も好ましくは、この混合はコレステリック液晶ポ
リマーの溶融物中で行われる。またこの混合は、この目
的に適したあらゆる混合装置、例えば分散混練装置、
(R) Banbury 混練機またはスクリュー配合機を用いてあ
るいは押出操作によって、例えば一軸スクリューまたは
二軸スクリュー押出機を用いて行うことができる。特に
押出しする場合は、添加剤とコレステリック液晶ポリマ
ーとの粉末状混合物から作業を開始することもできる。
【0048】金属光沢を有する本発明の平型材料は、コ
レステリック螺旋構造のピッチが違う2種のコレステリ
ック液晶ポリマーを、どちらかの表面上に一つの層を重
ねる形で、担持基体に適用し、そしてこの集合体を熱的
なコンディショニングに付し、次いで必要に応じて、得
られた液晶ポリマーフィルムを担持基体から分離し、そ
して必要に応じて、この液晶ポリマーフィルムを、特殊
効果顔料に適した大きさ及び形の小板体にすることによ
って、作製できる。
【0049】溶剤中に溶解したコレステリック液晶ポリ
マーを、例えばシート、ガラスプレート、紙、あるいは
高温安定性のプラスチックフィルムまたはストリップ、
または金属箔またはストリップ等の平型な基体上にナイ
フコーティングすることによって順次適用することがで
きる。この際、最初の層が乾いた後、第二の層を適用
し、そして必要に応じて第三の層及び更に追加の層が、
この第二の層が乾いた後に適用される。適用技術として
の上記ナイフコーティングの代替法には、吹付け塗布法
や、ロール塗布法が包含される。各々のポリマー層を適
用する際、得られる全体の層厚が、1〜100μm、好
ましくは1〜25μm、特に3〜15μmの範囲内であ
ることを確実にするべきである。更に、各々の層の厚さ
は、相互に重ねて適用されるポリマー層の数に合わせて
適応させなければならない。
【0050】最後の層が乾いた後は、得られたポリマー
フィルムを配向温度にまで加熱して、できるだけ多くの
螺旋を基体表面に対して垂直に揃えるようにする。この
配向温度においては、一つの単一ポリマー層中の巨大分
子がその上及び下にある層中に拡散するプロセスが起こ
り得るのに十分なほどその巨大分子は動くことができ
る。熱的コンディショニングに適当な時間を当てること
によって、層全体にわたり連続的に変化する螺旋ピッチ
が現れる。
【0051】この熱的コンディショニング時間が正確に
守られることを確実にすべきである。熱的コンディショ
ニングは、金属効果が確立されたら直ぐに終了すべきで
ある。熱的コンディショニングをあまり長い時間行う
と、巨大分子の過度の拡散及び層全体に渡る均一なピッ
チの形成が生ずる恐れがある。その結果、広帯域ではな
くむしろ選択的な、支配的な平均ピッチに相当する波長
をもった光の反射が生じ、金属効果が失われる可能性が
ある。この熱的コンディショニング時間は、通常は0.
1秒〜10分、好ましくは1秒〜5分、特に3秒〜2分
である。熱的コンディショニングは通常は、100〜4
00℃、好ましくは150〜300℃、特に180〜2
50℃の温度で行う。
【0052】一つの特定の態様では、液晶ポリマーの有
機または水性分散液が各々のポリマー層を形成するため
に使用される。
【0053】金属的外観を有する本発明のポリマー材料
を作製するために特に好ましい方法は、可視スペクトル
範囲では反射しない2種のコレステリック液晶ポリマー
を使用することによって金属効果を誘発する方法であ
る。この場合、一方のコレステリック液晶ポリマーはI
R範囲で反射を示し、他のものはUV範囲で反射を示
す。これらの2種のコレステリック液晶ポリマーの螺旋
構造間でピッチが大きく異なるために、連続的なピッチ
差を誘発するためには比較的長い熱的コンディショニン
グ時間が必要とされる。これにより熱的コンディショニ
ング時間が拡張されて、プロセス制御がより簡単となる
ため、好都合なこととなり得る。金属的外観を有する本
発明のポリマーを作製するためには、IR範囲またはU
V範囲で反射するコレステリック液晶ポリマーを、上述
の通り、それぞれ相互に重ねて適用し、そして一定時
間、配向温度において熱的にコンディショニングする。
この場合、IR反射層とUV反射層を直接相互に重ねて
コーティングすることができる。
【0054】一つの特定の態様では、UV範囲で反射す
るコレステリック液晶ポリマーはネマチック液晶ポリマ
ーと組み合わせることもできる。これは、カイラル化合
物の添加によってコレステリック相をネマチック相から
誘導できそしてネマチック相とコレステリック相とを混
合できるために可能である。ネマチック化合物は、無限
大のピッチを有する化合物と考えることもできる。
【0055】金属光沢を有する本発明の材料を作製する
ための好ましい方法の一つでは、コレステリック液晶ポ
リマーと追加のネマチック液晶ポリマーとを共押出操作
によって相互に重ねる。適当ならば、担持層として更に
別のポリマーも共押出される。次いで、金属効果を発現
させるために、その共押出物を上述のように熱的コンデ
ィショニング工程に付す。
【0056】金属光沢を有する本発明の有機材料は、こ
れを特殊効果顔料の製造のための出発材料として好適な
ものとする輝きのある金属効果を有する。この目的のた
めには、各々の液晶ポリマーを、一つを他の上に重ねる
形で(つまり相互に)、温度安定性の担持材料、例えば
高温安定プラスチックストリップまたはフィルムあるい
は金属ストリップまたは箔に適用し、そして金属効果が
現れるまで熱的にコンディショニングする。その後、得
られたポリマー層を担持材料から分離しそしてサイズリ
ダクション装置を用いて所望の大きさの小板体にまで粉
砕する。この際、常に小板体の形体が存在することを確
実にするべきである。つまり、この小板体の直径は、そ
の厚さよりも少なくとも2〜3倍大きいものであるべき
である。この小板体の厚さは、1〜100μm、好まし
くは1〜25μm、特に3〜15μmの範囲内であると
よく。小板体の直径は、10〜250μm、好ましくは
20〜90μmである。
【0057】本発明の特殊効果顔料を含む塗料は、天然
及び合成材料、例えば木材、金属またはガラス、特に動
力車の車体または車体部品を塗装するのに使用すること
ができる。
【0058】塗装には、暗色の基体が特に好ましい。こ
こでこの基体というのは、その表面に暗色のコーティン
グが付与されている基体ばかりでなく、本来暗色の基
体、例えばプラスチック基体または暗色の酸化物層で被
覆されている金属基体をも意味する。暗色のコーティン
グの例は、電気誘導法により塗布されたまたは吹付け塗
布されたあるいは粉体塗布されたプライマー、プラスチ
ックプライマー、サーフェイサーコート及びアンチスト
ーンチップコート、あるいは一色の(solid-color) ベー
スコート及びトップコートである。暗色の基体の例は、
暗赤色、暗青色、暗緑色、暗褐色、暗灰色及び特に黒色
の基体である。
【0059】更に、化粧品分野に当該特殊効果顔料を使
用することも可能である。
【0060】本発明の材料をポリマー積層体、つまり本
発明の材料の2つ以上の層が、一つまたはそれ以上の吸
光性の層をその間に挟んで隔離されている平型構造体に
加工することもできる。
【0061】不透明顔料を作製するためには、上記吸光
性の層が、(少なくとも)3つの層からなる構造体の中
心層を形成する必要がある。この中心層の両側は、金属
光沢を有する本発明の材料からなる一つの層によってそ
れぞれ覆われている。この吸光性の中心層のために、こ
の種の積層体は両側から不透明に見える。また、この積
層体は、原則的に、金属光沢を有する当該材料からなる
透光性の層を3つ以上含むこともできる。更に、この積
層体の片側または両側に透光性のクリアコートを付与す
ることも有利であり得、この際、このクリアコートは液
晶性である必要はない。
【0062】適当なクリアコートは、原則的に、公知の
全てのクリアコートまたは透光性に顔料着色された塗料
である。これに関連して、溶剤含有の一成分または二成
分塗料並びに、好ましくは、水で希釈可能なクリアコー
ト及び粉体塗料の両方を使用することができる。また、
幾つかの場合において、幾分より厚いクリアコートを選
択するか、あるいは同じもしくは異なる液状クリアコー
トからなる2つのクリアコート、または透光性の粉体塗
料を適用することが賢明であり得る。公知な通り、この
クリアコートは、コーティングされた物品の表面特性を
高める更に別の助剤を含む。例えば、その下にある層を
分解反応から守るUV安定剤及び光安定剤を挙げること
ができる。
【0063】本発明の積層体の全層厚は、1〜100μ
m、好ましくは2〜50μm、特に3〜15μmの範囲
である。
【0064】しかし、所望とされる用途に依存して、こ
の値から外れる層厚が賢明である場合もある。これは、
金属光沢を有する各透光性層が同じ様な厚さを有する時
に有利である。小板体の直径は、10〜250μm、好
ましくは20〜90μmの範囲である。
【0065】ポリマー積層体の吸光性の中間層は必ずし
もポリマーから構成される必要はなく、更に液晶から構
成されることも、またこれを含む必要もない。例えばこ
の中間層は着色剤、カーボンブラック、小さいプレート
状形体のグラファイト粒子、または有色ポリマーからな
ることができる。この吸光性中間層を形成する物質の該
ポリマー積層体中での含有率は1〜95重量%、好まし
くは3〜90重量%であることが賢明である。
【0066】この積層体の色は、黒以外の色相、例えば
青、赤または緑をこの吸光性中間層に選択することによ
って変えることもできる。
【0067】積層体が分離することを防ぐために、隣接
する液晶ポリマー層に対するこの吸光性中間層の良好な
接着を確実にすることに注意すべきである。接着が不十
分である場合は、例えば、ポリビニルアセテート層や、
当業者には公知の他の接着性ポリマーを用いて、高接着
性の中間層を追加的に挿入することが賢明であり得る。
【0068】該積層体の作製方法を以下に記載する。そ
れぞれ、最大で10μmの層厚を有する、上記のように
作製した金属光沢を有する本発明の材料の二つの層を吸
光性層に接着させる。この吸光性層は、例えば、吸光性
粒子を組み入れたポリマー性接着性材料である。
【0069】更に別の態様では、金属光沢を有する本発
明の材料を作製するための担持材料がそれ自体で吸光性
層である。ここでもまた、このような層の両側にコーテ
ィングすることよって積層体を作製できる。
【0070】当該積層体を作製するために特に好ましい
方法は、少なくとも4つのポリマー層における熱可塑性
のコレステリック液晶ポリマーと第二層と第三層の間の
吸光性層を共押出しする方法である。この場合、例えば
ABCBAなどの対称的な層構造が好ましい。ここで、
A、B、Cの層は以下の通りである。 A = UV範囲の反射を持つコレステリック主鎖型ポ
リマー B = IR範囲の反射を持つコレステリック主鎖型ポ
リマー C = 吸光性層 必要に応じて、更に別のポリマーも担持層として共押出
しする。
【0071】更に別の好ましい態様の一つでは、溶液ま
たは分散液から金属光沢を有する材料を得ることについ
て上述したように、変化するコレステリックピッチを有
する2種以上のコレステリック液晶主鎖型ポリマーを相
互に重ねてコーティングする。次いで、吸光性層をその
最後の層に適用し、そしてコレステリック液晶主鎖型ポ
リマーをさっきとは逆の順番でこの吸光性層に適用す
る。この際、第二の層は第一の層が乾燥した後に適用さ
れ、そして必要に応じて、第三の層及び更なる追加の層
が、この第二層が乾燥した後に適用される。この吸光性
層の両側で、金属光沢のために必要なコレステリックピ
ッチの連続的な変化を展開させるために、この集合体を
高められた温度において一定時間、熱的なコンディショ
ニングに付す。
【0072】金属光沢を有する有機材料を含む本発明の
不透明積層体は、それを特殊効果顔料を作製するための
出発材料として好適なものとする輝きのある金属効果を
有する。その作製後、この積層体を慣用のサイズリダク
ション装置を用いて所望の大きさの小板体にまで粉砕す
る。この際、常に小板体状の形体が存在することを確実
にするべきである。つまり、この小板体の直径は、その
厚さよりも少なくとも2〜3倍大きいものであるべきで
ある。この小板体の厚さは、1〜100μm、好ましく
は1〜25μm、特に3〜15μmの範囲内であるとよ
く。小板体の直径は、10〜250μm、好ましくは2
0〜90μmの範囲である。
【0073】本発明の特殊効果顔料を含む塗料は、天然
及び合成材料、例えば木材、金属またはガラス、特に動
力車の車体または車体部品の塗装に使用することができ
る。この特殊効果顔料を化粧品の分野に使用することも
考えられる。
【0074】従って、本発明は、金属効果を有する平型
材料を、特殊効果顔料として、及び電子写真用トナー及
び現像剤中の着色剤として、摩擦電気的吹付け塗装用の
粉体塗料中の着色剤として、及びカラーフィルター用に
使用する方法も提供する。
【0075】
【実施例】実施例A 反応器中で、無水酢酸103モルを、2−ヒドロキシ−
6−ナフトエ酸30モル、4−ヒドロキシ安息香酸50
モル、テレフタル酸10モル、4,4’−ジヒドロキシ
ビフェニル3.5モル及び1,4:3,6−ジアンヒド
ロ−D−ソルビトール(イソソルビド)5.5モルに添
加し、そして穏やかな窒素流をこの混合物中に導通す
る。この混合物を攪拌しながら15分間で140℃にま
で加熱しそしてこの温度を30分間維持する。次いで温
度を165分かけて325℃にまで上げ、そして生じた
溶融物をこの温度で更に30分間攪拌する。約220℃
で酢酸が留出し始める。次いで窒素のフラッシュを止
め、そしてゆっくりと減圧する。その溶融物を減圧下
(約5mbar)で更に30分間攪拌する。次いでこの混合
物を窒素で通気し、そして得られたポリマーを押出機を
用いて排出しそしてペレット化する。
【0076】このポリマーは輝きのある銅色を有し、こ
れは斜めから見ると赤色に見える。この色は減圧下に縮
合している間に既に現れ、そして冷却後も保持される。 実施例B イソソルビドの割合を6%に上げた他は、同じ合成条件
で行う。得られたポリマーは金色を有し、これは斜めか
ら見ると青み帯びた緑色に見える。 実施例C イソソルビドの割合を6.5%に上げた他は、同じ合成
条件で行う。得られたポリマーは黄色帯びた緑色を有
し、これは斜めから見ると緑帯びた青色に見える。 実施例D イソソルビドの割合を7%に上げた他は、同じ合成条件
で行う。得られたポリマーは、青み帯びた緑色を有し、
これは斜めから見ると青色に見える。 実施例E イソソルビドの割合を7.5%に上げた他は、同じ合成
条件で行う。得られたポリマーは青色を有し、これは斜
めから見ると緑帯びた紫色に見える。 実施例F イソソルビドの割合を8.5%に上げた他は、同じ合成
条件で行う。得られたポリマーはUV範囲の反射波長を
有する。 実施例G イソソルビドを5%の割合で用いた他は、同じ合成条件
で行う。得られたポリマーはIR範囲の反射波長を有す
る。 実施例H 反応器中で、無水酢酸103モルを、2−ヒドロキシ−
6−ナフトエ酸5モル、4−ヒドロキシ安息香酸50モ
ル、4,4’−ジヒドロキシビフェニル15モル及び樟
脳酸10モルに添加し、そして穏やかな窒素流をこの混
合物中に導通する。この混合物を15分間で140℃に
まで加熱し、そしてこの温度を30分間維持する。次い
でこの温度を165分かけて325℃にまで上げ、そし
て生ずる溶融物をこの温度で更に30分間攪拌する。約
220℃で酢酸が留出し始める。次いで窒素のフラッシ
ュを止め、そしてゆっくりと減圧する。この溶融物を減
圧下(約5mbar)で更に30分間攪拌する。次いでこの
混合物を窒素で通気し、そして生じたポリマーを押出機
を用いて排出しそしてペレット化する。
【0077】このポリマーはIR範囲で反射を示す。 実施例I 反応器中で、無水酢酸103モルを、2−ヒドロキシ−
6−ナフトエ酸15モル、4−ヒドロキシ安息香酸40
モル、4,4’−ジヒドロキシビフェニル20モル及び
樟脳酸25モルに添加し、そして穏やかな窒素流をこの
混合物中に導通する。この混合物を攪拌しながら15分
間で140℃にまで加熱し、そしてこの温度を30分間
維持する。次いで、この温度を165分かけて325℃
にまで高め、そして生ずる溶融物をこの温度で更に30
分間攪拌する。約220℃で酢酸が留出し始める。次い
で窒素のフラッシュを止め、そしてゆっくりと減圧す
る。この溶融物を減圧下(約5mbar)で更に30分間攪
拌する。次いで、この混合物を窒素で通気し、そして得
られたポリマーを押出機を用いて排出しそしてペレット
化する。
【0078】このポリマーはUV範囲で反射を示す。 実施例1 実施例A〜Eのポリマーそれぞれのイソブタノール中の
10重量%分散液を、AからEの順に重ねて、24μm
ハンドコーターを用いてポリイミドフィルム上にコーテ
ィングする。この作業中、各々のポリマー層を、それぞ
れに、ナイフコーティング後に乾燥させそしてフィルム
を200℃の熱い表面上に引くことによってその適用さ
れた粉体を固着させる。最後のポリマーを固着した後、
熱対流炉中220℃で1分間、このフィルムを熱的にコ
ンディショニングする。この熱的なコンディショニング
の後、このポリマーフィルムは、銀色に輝く灰色の金属
効果を示す。その全層厚は11μmである。 実施例2 実施例F及びGのポリマーそれぞれのイソブタノール中
の20重量%分散液を、各々別個のポリイミドフィルム
上に24μmハンドコーターを用いて塗布し、そしてそ
れぞれ乾燥し、200℃の熱い表面上に引くことによっ
て固着させる。次いで、この二枚のフィルムを、二つの
コレステリック液晶ポリマーが互いに接触するように重
ね合わせる。次いで、これらのポリマーを、溶融プレス
機により300℃及び100barで3秒間、互いに圧
着する。
【0079】圧着後、このポリマーフィルムは、銀色に
輝く灰色の金属効果を示す。全層厚は10μmである。 実施例3 実施例Fのポリマー及びVectra(R) A950等の市販のネマ
チック液晶ポリマーのイソブタノール中の各20重量%
分散液を、各々別個のポリイミドフィルムに24μmハ
ンドコーターを用いて適用し、そしてそれぞれ乾燥し、
200℃の熱い表面上に引くことによって固着させる。
次いで、これらの二枚のフィルムを、実施例Fのコレス
テリック液晶ポリマーと上記ネマチック液晶ポリマーと
が互いに接触するように重ね合わせる。次いで、これら
のポリマーを、溶融プレス機により300℃及び100
barで3秒間、圧着させる。
【0080】圧着後、このポリマーフィルムは銀色に輝
く灰色の金属効果を示す。全層厚は12μmである。 実施例4 実施例A〜Eのポリマーそれぞれのイソブタノール中の
10重量%分散液を、A〜Eの順に重ねて、24μmハ
ンドコーターを用いてアルミニウム箔上にコーティング
する。この作業中、各々のポリマー層は、それぞれに、
ナイフコーティング後に乾燥させそして200℃の熱い
表面上にこの箔を引くことによって、適用された粉体を
固着させる。最後のポリマーを固着させた後、熱対流炉
中で220℃で1分間、この箔を熱的にコンディショニ
ングする。この熱的なコンディショニングの後、得られ
たポリマーフィルムは銀色に輝く灰色の金属効果を示
す。全層厚は11μmである。
【0081】特殊効果顔料を作製するために、このコー
ティングされたアルミニウム箔を50%濃度塩酸中に入
れ、そうするとアルミニウム担持箔は溶解しそしてポリ
マーフィルムが残る。そのポリマー粒子をユニバーサル
ミル中で粉砕する。粒度分布を狭めるために、この粉砕
された材料を、63μmのメッシュサイズの篩に通す。
得られた特殊効果顔料を2成分クリアコート中に組み入
れ、黒色に下塗りした金属パネル上に吹付けし、そして
クリアコートで覆う。焼付け後、その塗膜は金属効果を
示す。 実施例5 実施例H及びIのポリマーのtert- ブタノール/水(1
/1)中の各20重量%分散液を、24μmハンドコー
ターを用いてアルミニウム箔上に重ね塗る。この作業
中、各々のポリマー層は、それぞれに、ナイフコーティ
ング後に乾燥しそして200℃の熱い表面上にこの箔を
引くことによって、適用された粉体を固着させる。二番
目のポリマーを固着させた後、熱対流炉中で220℃で
1分間、この箔を熱的にコンディショニングする。この
熱的なコンディショニングの後、このポリマーフィルム
は、銀色に輝く灰色の金属効果を示す。全層厚は10μ
mである。
【0082】特殊効果顔料を作製するために、このコー
ティングされたアルミニウム箔を50%濃度塩酸中に入
れ、そうするとアルミニウム担持箔が溶解しそしてポリ
マーフィルムが残る。そのポリマー粒子をユニバーサル
ミル中で粉砕する。粒度分布を狭めるために、この粉砕
された材料を、63μmメッシュサイズの篩に通す。得
られた特殊効果顔料を2成分クリアコート中に組み入
れ、黒色に下塗りした金属パネル上に吹付けし、そして
クリアコートで覆う。焼付け後、この塗膜は金属効果を
示す。 実施例6 実施例A〜Eのポリマーそれぞれのイソブタノール中の
10重量%分散液を、AからEの順に重ねて、24μm
ハンドコーターを用いてアルミニウム箔上にコーティン
グする。この作業中、各々のポリマー層を、それぞれ
に、ナイフコーティング後に乾燥しそして200℃の熱
い表面上にこの箔を引くことによって、適用された粉体
を固着させる。最後のポリマーを固着させた後、熱的な
コンディショニングのために、この箔を熱い金属表面上
に引く。この金属表面の温度は300℃でありそしてこ
の箔とこの金属表面との接触時間は約3〜10秒であ
る。この熱的コンディショニングの後、このポリマーフ
ィルムは銀色に輝く灰色の金属効果を示す。全層厚は1
1μmである。
【0083】特殊効果顔料を作製するために、このコー
ティングされたアルミニウム箔を50%濃度塩酸中に入
れ、そうするとこのアルミニウム担持箔は溶解しそして
ポリマーフィルムが残る。そのポリマー粒子をユニバー
サルミル中で粉砕する。粒度分布を狭めるために、この
粉砕した材料を、63μmのメッシュサイズの篩に通
す。得られた特殊効果顔料を2成分クリアコート中に組
み入れ、黒色に下塗りした金属パネルに吹付けし、そし
てクリアコートで覆う。焼付け後、この塗膜は金属効果
を示す。 実施例7 溶融物ポンプを接続した3機の一軸スクリュー押出機か
ら構成される共押出プラントを使用する。この溶融物ポ
ンプは、突発的な変動のない均一な溶融物の流れを保証
する。各溶融物流は排出ダイ中で積層させる。排出はス
ロットダイを介す。押出機1では、ポリスチレンを押出
し、これは二つの外側層に対する担持層として働く。2
つの液晶主鎖型ポリマーF及びGを押出機2及び3で2
80℃で押出す。これらの溶融物流は同じ容積比で搬送
する。20cmの幅を有するストリップを引き取る。こ
のストリップは金属色を有する。液晶層が非常に良好に
形成され、これは12〜15μmの厚さを有する。金属
光沢を有する特殊効果顔料を作製するために、このスト
リップをカッティングミル中で粉砕する。この粉砕の間
に、ポリスチレンが液晶層から分離する。これは、密度
差を利用することによって次いで分別することができ
る。得られた液晶粒子をユニバーサルミルで粉砕する。
流度分布を狭めるために、この粉砕された材料を、63
μmのメッシュサイズの篩に通す。得られた特殊効果顔
料を2成分クリアコートに組み入れ、黒色に下塗りした
金属パネルに吹付けしそしてクリアコートで覆う。焼付
け後、この塗膜は金属効果を示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレステリック螺旋構造のピッチが違う
    少なくとも2種の未架橋の熱可塑性コレステリック液晶
    主鎖型ポリマーを含むかあるいは少なくとも1種の未架
    橋の熱可塑性コレステリック液晶主鎖型ポリマーと一種
    の熱可塑性ネマチックポリマーを含む平型材料であっ
    て、可視スペクトルの全ての波長を反射し、そしてこの
    材料の表面から垂直方向に進む、主鎖型ポリマーの混合
    勾配を有する材料。
  2. 【請求項2】 担持材料上の層であるか、あるいは積層
    体、フィルムまたは小板体である、請求項1に記載の材
    料。
  3. 【請求項3】 赤色またはIRスペクトル範囲に選択的
    な反射を有するコレステリック液晶主鎖型ポリマーが、
    上記材料の一方の外側面に配置されており、そして青色
    またはUVスペクトル範囲に選択的な反射を有するコレ
    ステリック液晶主鎖型ポリマーが、上記材料のもう片方
    の外側面に配置されている、請求項1または2に記載の
    材料。
  4. 【請求項4】 熱可塑性ネマチックポリマーが、上記材
    料の一方の外側面に配置されており、そして青色または
    UVスペクトル範囲に選択的な反射を有するコレステリ
    ック液晶主鎖型ポリマーが、上記材料のもう片方の外側
    面に配置されている、請求項1〜3のいずれか一つに記
    載の材料。
  5. 【請求項5】 上記主鎖型ポリマーが、芳香族及び/ま
    たは脂環式ヒドロキシカルボン酸、芳香族アミノカルボ
    ン酸; 芳香族及び/または脂環式ジカルボン酸、及び
    芳香族及び/または脂環式ジオール及び/またはジアミ
    ン; 及びカイラル二官能性コモノマーを含むポリエス
    テル、ポリアミドまたはポリエステルアミドである、請
    求項1〜4のいずれか一つに記載の材料。
  6. 【請求項6】 主鎖型ポリマーが、 a) 芳香族ヒドロキシカルボン酸、脂環式ヒドロキシカ
    ルボン酸及び芳香族アミノカルボン酸からなる群から選
    択される一種またはそれ以上の化合物0〜99.8モル
    %; b) 芳香族ジカルボン酸及び脂環式ジカルボン酸からな
    る群から選択される一種またはそれ以上の化合物0〜5
    0モル%; c) 芳香族及び脂環式ジオール及びジアミンからなる群
    から選択される一種またはそれ以上の化合物0〜50モ
    ル%; d) カイラル二官能性コモノマー0.1〜40モル%、
    好ましくは1〜25モル%;から本質的に構成され、但
    し、この際、全合計は100モル%であり、そして成分
    a)、b)及びc)の合計は60〜99.9モル%である、
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の材料。
  7. 【請求項7】 上記カイラル二官能性モノマーがイソソ
    ルビド、イソマンニド、イソイジド、樟脳酸、(D)−
    または(L)−メチルピペラジン、(D)−または
    (L)−メチルアジピン酸、ブタン−2,3−ジオール
    並びに 【化1】 (式中、R及びR’は、互いに独立して、H、C1 〜C
    6 −アルキルまたはフェニル、好ましくはHまたはCH
    3 である)である、請求項6に記載の材料。
  8. 【請求項8】 上記主鎖型ポリマーが、p−ヒドロキシ
    安息香酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、テレフタ
    ル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン
    酸、ヒドロキノン、レソルシノール及び4,4’−ジヒ
    ドロキシビフェニルからなる群から選択される一種また
    はそれ以上のモノマー及び樟脳酸、イソソルビドまたは
    イソマンニドを含む、請求項1〜7のいずれか一つに記
    載の材料。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一つに記載の材
    料を製造する方法であって、コレステリック螺旋構造の
    ピッチが違う少なくとも2種の熱可塑性のコレステリッ
    ク液晶主鎖型ポリマーを、あるいは少なくとも一種の熱
    可塑性のコレステリックポリマーと一種の熱可塑性のネ
    マチックポリマーを、担持基体上に相互に重ねて適用
    し、次いでこの集合体を、金属効果が見えるようになる
    まで、熱的なコンディショニングに付し、必要に応じて
    得られたポリマー層を担持基体から分離し、そして必要
    に応じて、これを小板体に加工する、上記方法。
  10. 【請求項10】 コレステリック螺旋構造のピッチが違
    う三種以上の主鎖型ポリマーを、ポリマー層からポリマ
    ー層にかけてピッチが大きくなるかまたは小さくなるか
    のどちらかであるように、相互に重ねて適用する、請求
    項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜8のいずれか一つに記載の
    材料を、特殊効果顔料として使用する方法。
  12. 【請求項12】 天然及び合成材料、特に動力車の車体
    または車体部品の塗装のためにあるいは化粧品のために
    特殊効果顔料として使用する請求項11に記載の方法。
JP36148198A 1997-12-20 1998-12-18 金属光沢を有する有機材料 Withdrawn JPH11241004A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19756974:9 1997-12-20
DE1997156974 DE19756974C2 (de) 1997-12-20 1997-12-20 Organisches Material mit metallischem Glanz

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11241004A true JPH11241004A (ja) 1999-09-07

Family

ID=7852803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36148198A Withdrawn JPH11241004A (ja) 1997-12-20 1998-12-18 金属光沢を有する有機材料

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0924283A1 (ja)
JP (1) JPH11241004A (ja)
KR (1) KR19990063243A (ja)
CA (1) CA2256990A1 (ja)
DE (1) DE19756974C2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280831A (ja) * 2009-08-31 2009-12-03 Sumitomo Chemical Co Ltd 液晶性ポリエステル溶液組成物
WO2013187401A1 (ja) * 2012-06-13 2013-12-19 三菱レイヨン株式会社 トナー用ポリエステル樹脂とその製造方法、およびトナー
US9434813B2 (en) 2012-12-07 2016-09-06 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Polyester resin for toners, method for producing same, and toner
JP2020122106A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 上野製薬株式会社 液晶ポリマー

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10155542A1 (de) * 2001-11-12 2003-05-22 Basf Ag Kosmetische oder dermatologische Lichtschutzmittelzubereitung
JP4470390B2 (ja) * 2003-04-17 2010-06-02 住友化学株式会社 液晶性ポリエステル溶液組成物
FR3044665A1 (fr) * 2015-12-02 2017-06-09 Roquette Freres Copolyesters thermoplastiques aromatiques comprenant du 1,4 : 3,6-dianhydrohexitol et divers diols cycliques

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2282145A (en) * 1993-09-22 1995-03-29 Central Research Lab Ltd Coloured material comprising aligned liquid crystal laminae
DE4418075C2 (de) * 1994-05-24 2000-06-29 Daimler Chrysler Ag Effektlack bzw. Effektlackierung, insbesondere für Fahrzeugkarosserien, unter Verwendung von flüssigkristallinen Interferenzpigmenten
DE19612974A1 (de) * 1996-04-01 1997-10-02 Hoechst Ag Pulverbeschichtungen mit vom Betrachtungswinkel abhängigem Farbeindruck
DE19612975A1 (de) * 1996-04-01 1997-10-02 Hoechst Ag Effektbeschichtungen mit vom Betrachtungswinkel abhängigem Farbeindruck
DE19612973A1 (de) * 1996-04-01 1997-10-02 Hoechst Ag LCP-Blends
DE19715993A1 (de) * 1997-04-17 1998-10-22 Clariant Gmbh Polymerlaminate mit erhöhtem Deckvermögen

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280831A (ja) * 2009-08-31 2009-12-03 Sumitomo Chemical Co Ltd 液晶性ポリエステル溶液組成物
WO2013187401A1 (ja) * 2012-06-13 2013-12-19 三菱レイヨン株式会社 トナー用ポリエステル樹脂とその製造方法、およびトナー
US9290615B2 (en) 2012-06-13 2016-03-22 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Toner polyester resin, method for producing same, and toner
US9434813B2 (en) 2012-12-07 2016-09-06 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Polyester resin for toners, method for producing same, and toner
JP2020122106A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 上野製薬株式会社 液晶ポリマー

Also Published As

Publication number Publication date
CA2256990A1 (en) 1999-06-20
DE19756974C2 (de) 2001-04-19
DE19756974A1 (de) 1999-07-01
KR19990063243A (ko) 1999-07-26
EP0924283A1 (de) 1999-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09506666A (ja) 液晶干渉顔料を使用した、自動車車体に特に適した効果塗料ならびに効果塗装系
JP2664020B2 (ja) 小板状構造の顔料およびデータ記憶媒体
JP5261799B2 (ja) コレステリック多層
US5834064A (en) Effect coatings whose perceived color depends on the viewing angle
US6180025B1 (en) Infrared-reflecting colorants
US5747175A (en) LCP blends
JP2000080180A (ja) 効果被膜のレ―ザ―マ―キング
JPH06220350A (ja) 視角に依存する多色性を有する顔料、その製造方法、該顔料を含有する組成物及び該顔料を含有する塗料、プラスチック、繊維原料、印刷インキ又は化粧用調剤及び安全標識
US6153722A (en) Cholesteric liquid-crystal polymers with increased weather stability
CN101296995A (zh) 高清晰度的胆甾型液晶薄膜
JPH10296897A (ja) 向上した隠蔽力を持つポリマーラミネート
JPH11241004A (ja) 金属光沢を有する有機材料
EP0902820A1 (de) FARBIGE MONOMERE ENTHALTENDE CHIRALE cLCPS
US6017984A (en) Colored cholesteric liquid-crystal polymers having optically variable properties
EP0872534B1 (de) Effektbeschichtungen mit vom Betrachtungswinkel abhängigem Farbeindruck
JPH11980A (ja) ポリマーラミネートの製造方法
MXPA98008069A (en) Effect coatings whose color perceived depends on the angle of observac

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060307