JPH11239929A - ブッシュ組付装置 - Google Patents

ブッシュ組付装置

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JPH11239929A
JPH11239929A JP4038598A JP4038598A JPH11239929A JP H11239929 A JPH11239929 A JP H11239929A JP 4038598 A JP4038598 A JP 4038598A JP 4038598 A JP4038598 A JP 4038598A JP H11239929 A JPH11239929 A JP H11239929A
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JP
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bush
adhesive
station
receiving
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Application number
JP4038598A
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English (en)
Inventor
Takayuki Miyamoto
隆之 宮本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブッシュの組み付けの自動化により、接着剤
の塗布位置や塗布量および作業ペースの安定化を図った
ブッシュ組付装置を提供する。 【解決手段】 アダプター供給ライン10とブッシュ供
給ライン11とブッシュ組付ライン12とアダプター排
出ライン13とを備える。ブッシュ組付ライン12はア
ダプター1を所定姿勢で受け取るアダプター受取ステー
ション55、アダプター1のブッシュ装着部に接着剤を
塗布する接着剤塗布ステーション63、ブッシュ装着部
にブッシュを装着するブッシュ組付ステーション64お
よびブッシュ付きアダプター1を取り出すアダプター取
出ステーション65を備える。アダプター供給ライン1
0はアダプター1を一本毎所定姿勢でアダプター受取ス
テーション55に供給する。ブッシュ供給ライン11は
ブッシュを一個毎所定姿勢でブッシュ組付ステーション
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の内燃機
関における点火プラグとの電気的接続に使用されるプラ
グジョイントのアダプターにブッシュを組み付けるブッ
シュ組付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプラグジョイントにおい
て、図26および図27に示される如く、PBT等から
なる筒状のアダプター1があり、そのアダプター本体1
a一端側に点火プラグ側に接続されるシリコンゴム等か
らなるブッシュ2が装着されるブッシュ装着部1bを備
え、該ブッシュ装着部1b外周面の所定範囲Sに接着剤
を塗布した後、ブッシュ2を外嵌して接着することによ
りプラグジョイントを組み付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プラグジョイントの組み付けにおいては、アダプター1
を保持して回転させるアダプター保持回転機構に、作業
者が手作業によりアダプター1を所定の姿勢で供給し、
アダプター保持回転機構により回転されているアダプタ
ー1の例えば、ブッシュ装着部1b外周面に作業者がは
け等により接着剤を塗布し、その後ブッシュ2を外嵌状
に装着することにより、ブッシュ2をブッシュ装着部1
bに接着していた。
【0004】従って、アダプター1やブッシュ2の供給
が手作業であり、供給ペースにばらつきが発生し、作業
ペースが安定しないという問題があった。
【0005】また、ブッシュ装着部1bに対する接着剤
の塗布を、作業者が手作業により行う方式であり、接着
剤の塗布位置や塗布量、作業ペースにばらつきが生じる
という問題があった。
【0006】さらに、接着剤の塗布作業を作業者の熟練
度に頼っており、疲労等によって塗布ミスを生じるおそ
れがあり、信頼性に欠けるという問題があった。
【0007】そこで、本発明の課題は、ブッシュの組み
付けの自動化により、接着剤の塗布位置や塗布量および
作業ペースの安定化を図ったブッシュ組付装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め技術的手段は、筒状アダプターの一端部外周面に接着
剤を塗布した状態で、ブッシュが外嵌状に装着されるブ
ッシュ組付装置であって、搬送方向に沿って、アダプタ
ーを所定姿勢で受け取るアダプター受取ステーション、
アダプターの前記一端部外周面に接着剤を塗布する接着
剤塗布ステーション、接着剤が塗布されたアダプターの
一端部にブッシュを外嵌状に装着するブッシュ組付ステ
ーションおよびブッシュが装着されたアダプターを取り
出すアダプター取出ステーションが順次設けられたブッ
シュ組付ラインと、ランダムに供給されたアダプターを
一本毎所定姿勢で、前記アダプター受取ステーションに
供給するアダプター供給ラインと、ランダムに供給され
たブッシュを一個毎所定姿勢で、前記ブッシュ組付ステ
ーションに供給するブッシュ供給ラインと、前記アダプ
ター取出ステーションより取り出されたアダプターを順
次搬送するアダプター排出ラインとを備えてなる点にあ
る。
【0009】また、前記接着剤塗布ステーションは、搬
送されたアダプターをその軸心回りに回転操作自在に支
持する回転支持機構と、該回転支持機構に支持されたア
ダプターの前記一側部外周面に対応して配置されると共
に、アダプターの前記軸心回りの回転状態で、前記一側
部外周面に接離自在に当接されて接着剤を塗布する接着
剤塗布機構と、接着剤の塗布量を検出する塗布量検出器
とを備えてなる構造としてもよい。
【0010】さらに、前記ブッシュ組付ステーション
は、搬送されたアダプターをその軸心回りに回転操作す
る回転操作機構を備え、該回転操作機構によるアダプタ
ーの前記軸心回りの回転状態で、ブッシュが外嵌状に装
着される構造としてもよい。
【0011】また、前記アダプター排出ラインは、前記
アダプター取り出しステーションから取り出されたアダ
プターを、ブッシュ側を下側とした縦向き姿勢で受取保
持するアダプター保持治具を備え、アダプターを縦向き
姿勢で順次搬送する構造としてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、図1はブッシュ組付装置の全体概
略図を示し、アダプター1を一本毎所定姿勢で所定位置
に供給するアダプター供給ライン10と、ブッシュ2を
一個毎所定姿勢で所定位置に供給するブッシュ供給ライ
ン11と、アダプター供給ライン10から供給されたア
ダプター1のブッシュ装着部1b外周面の所定範囲Sに
接着剤を塗布した後、ブッシュ供給ライン11から供給
されたブッシュ2を外嵌状に装着するブッシュ組付ライ
ン12と、ブッシュ組付ライン12で組み付けられたア
ダプターを搬送するアダプター排出ライン13から主構
成されている。
【0013】前記アダプター供給ライン10は、図2な
いし図7に示される如く、アダプター1がランダムに投
入されるホッパー部15と、該ホッパー部15に投入さ
れたアダプター1をドラム体16内に案内する傾斜状の
案内通路部17と、前記ドラム体16内のアダプター1
を一本毎送り出すアダプター送出機構18と、アダプタ
ー1を所定方向に搬送するアダプター搬送機構19と、
前記アダプター送出機構18から送り出されたアダプタ
ー1をアダプター搬送機構19の搬送方向上流側に案内
するシューター部20と、前記アダプター搬送機構19
の搬送方向下流側に配設されたアダプター取出供給機構
21とを備えた構造とされている。
【0014】また、図26に示される如く、前記アダプ
ター1のブッシュ装着部1bの外径はアダプター本体1
aの外径よりも大径に構成され、さらにブッシュ装着部
1bの外周面にはブッシュ2装着時の位置決めとなる周
方向環状に突出する位置決めリブ1cが備えられてお
り、該位置決めリブ1cの外径はアダプター1における
他の部分よりも最も大径とされ、大径係止部を構成す
る。
【0015】前記ホッパー部15は、図1および図2に
示される如く、上部が開放状に構成されると共に傾斜状
に配置され、傾斜方向と直交する幅方向に3列のストッ
カー部15aが備えられている。そして、各ストッカー
部15aには、例えば、ほぼ400本程度のアダプター
1がそれぞれ収容可能な収容量を有した構成とされ、ま
た、傾斜方向下側に円滑にアダプター1が移動するよう
に、各ストッカー部15aは適宜幅に構成されている。
【0016】ホッパー部15下端側に位置して、対向状
に幅方向の仕切板23が備えられており、各ストッカー
部15aに収容されたアダプター1の下降移動が規制さ
れている。そして、シリンダ24の伸縮動作により仕切
板23中央部に配置されたシャッター25が昇降駆動さ
れ、このシャッター25の昇降操作により、ストッカー
部15aと案内通路部17とが互いに連通・遮断操作さ
れるように構成されている。
【0017】また、前記ホッパー部15はガイドレール
26により幅方向にスライド操作自在に装置の架台27
上に支持されており、ホッパー部15と架台27との間
にわたって装着されたスライドシリンダ28の伸縮動作
により、ホッパー部15がその幅方向にスライド操作自
在とされ、このスライド操作により、各ストッカー部1
5aが選択的に案内通路部17に連通するシャッター2
5位置に移動操作されるように構成されている。
【0018】また、案内通路部17もストッカー部15
aの傾斜に連続状となる傾斜状に構成されており、その
通路途中には、図2に示される如く、適宜高さのストッ
パー板29が上向き突出状に備えられており、ストッカ
ー部15aから案内されたアダプター1のドラム体16
側への移動を規制する機能を発揮するように構成されて
いる。
【0019】そして、ストッパー板29のホッパー部1
5側には、シリンダ30の伸縮動作により昇降動作され
るアダプター供給ガイド31が備えられており、このア
ダプター供給ガイド31の昇降動作により、ストッパー
板29で移動規制されたアダプター1をドラム体16側
へ供給案内するように構成されている。
【0020】ここに、シリンダ30、アダプター供給ガ
イド31は、ドラム体16に対するアダプター1の供給
量を調整する供給量調整機構を構成する。そして、ドラ
ム体16内のアダプター1の収容量を検出する図示省略
の検出センサからの指令に応じて、前記シリンダ30が
伸縮作動され、ドラム体16内に対するアダプター1の
供給量を適量範囲の本数に調整するように構成されてい
る。ここに、アダプター1の収容量の多過ぎによるドラ
ム体16の回転の過負荷が有効に防止できる構成とされ
ている。
【0021】前記ドラム体16は、図2ないし図4に示
される如く、ほぼ円筒状に構成されており、装置本体側
にその軸心Lを横向きとしてその軸心L回りに回転自在
で、かつその軸心L方向に移動不能にその外周面側で支
持され、図示省略の駆動機構により、所定方向に回転駆
動・停止自在に制御される。
【0022】また、ドラム体16の軸心L方向両端部
は、それぞれ支持ケース33の支持板34、35で閉塞
状に構成されており、各支持板34、35は装置の架台
36(図1参照)に固定状に取付け支持されている。
【0023】そして、案内通路部17側の支持板34に
は、アダプター案内口37が形成されており、該アダプ
ター案内口37を通じてドラム体16内と案内通路部1
7とが連通状とされている。
【0024】前記ドラム体16の内周面には、前記軸心
L回りの回転時にアダプター1をすくい上げるためのす
くい上げ部38が備えられており、該すくい上げ部38
は本実施形態では径方向に離隔して一対備えられてい
る。
【0025】前記各すくい上げ部38は、一本のアダプ
ター1を収容保持可能なドラム体16の軸心方向に長い
アダプター保持溝39を形成すべく、断面L字状のすく
い上げ治具40がドラム体16の内周面に溶接等により
装着されている。
【0026】また、すくい上げ部38のアダプター保持
溝39は、ドラム体16の回転方向前側が解放状とされ
ており、図4仮想線で示される如く、すくい上げ部38
が上端部位置より下降する際、アダプター保持溝39内
に保持されたアダプター1がアダプター保持溝39内よ
り自然落下するように構成されている。
【0027】さらに、このすくい上げ部38から自然落
下するアダプター1の落下位置に対応したドラム体16
内の上部位置には、自然落下されたアダプター1を受け
取ると共に、前記シューター部20位置に送り出す搬送
コンベア41が備えられている。
【0028】搬送コンベア41はドラム体16内に挿入
状として架台36側に固定状に取付け支持されており、
ドラム体16のシューター部20側外方に配設された駆
動ローラ42と、ドラム体16内に配設された従動ロー
ラ43と、支持板35の上部に形成されたアダプター送
出開口44を通じて両ローラ42、43間にわたって巻
きかけられた無端状のコンベア45と、前記駆動ローラ
42を所定方向に回転駆動させるモータ46とから主構
成されている。
【0029】また、すくい上げ部38から自然落下する
アダプター1をコンベア45上の所定位置に案内すべ
く、対応するコンベア45の両側位置に沿って互いに上
方に向けて漸次拡開するガイド部としてのガイド板47
がそれぞれ固定側に装着されている。
【0030】前記アダプター搬送機構19は、図5およ
び図6に示される如く、アダプター1の大径係止部とし
てのブッシュ装着部1b側の位置決めリブ1cが通過不
能な間隔を有し、かつ搬送方向Pに対して漸次下降傾斜
状に配設された外周面円形の一対のガイドレール50を
有し、各ガイドレール50はその軸心回りに回転自在に
装置の架台側に支持されている。
【0031】従って、アダプター1が上方より両ガイド
レール50間に案内されると、アダプター1のブッシュ
装着部1bと反対側のアダプター本体1aはその間隙を
下方に通過するが、ブッシュ装着部1b側は位置決めリ
ブ1cが両ガイドレール50間にわたって係止され、こ
こに、アダプター1は自重により上にブッシュ装着部1
bが位置し、下にアダプター本体1a他端側が位置する
縦向き姿勢で両ガイドレール50間に係止状に保持され
る。
【0032】そして、搬送方向P上流側に位置する両ガ
イドレール50の上端部側には、駆動部としてのモータ
51がギア機構等からなる伝動機構52を介して連結さ
れており、図6の矢印で示される如く、モータ51の駆
動により、両ガイドレール50をそれぞれ互いに上方向
外向きにその軸心回りに回転させるように構成されてい
る。
【0033】前記シューター部20は、図3および図5
に示される如く、アダプター送出機構18の搬送コンベ
ア41から送り出されたアダプター1を受け取り、アダ
プター1の自重による滑り落ちによりアダプター搬送機
構19の搬送方向P上流側に位置する両ガイドレール5
0間上方に案内すべく、シュート状に構成された案内板
よりなり、架台36側等に固定状に取付け支持されてい
る。
【0034】前記アダプター取出供給機構21は、図5
ないし図8に示される如く、アダプター搬送機構19の
搬送方向P下流側に位置する両ガイドレール50間のア
ダプター1を取り出す取出機構54と、取出機構54で
取り出されたアダプター1をブッシュ組付ライン12の
アダプター受取ステーション55に供給する受取供給機
構56とを備えている。
【0035】前記取出機構54は、アダプター1のブッ
シュ装着部1bを把持すべく、拡開・接近操作自在な一
対の合成樹脂等からなるチャック体54aが備えられ、
図5および図6の矢印で示される如く、昇降操作および
回動操作自在に構成されている。
【0036】また、受取供給機構56も同様に、アダプ
ター1のアダプター本体1aを把持すべく、拡開・接近
操作自在な一対の合成樹脂等からなるチャック体56a
が備えられ、図6および図7に示される如く、昇降操作
および横行操作自在に構成されている。
【0037】なお、各チャック体54a、56aの互い
に対向する内面側にはアダプター1の把持に適したよう
に適宜、円弧状の保持溝がそれぞれ形成されている。
【0038】そして、図5に実線で示されるチャック体
54aの上方位置で、チャック体54aが拡開状とされ
た初期位置から、アダプター搬送機構19よって搬送さ
れたアダプター1が搬送方向P下流側位置の所定位置に
到着すると、両チャック体54aが下降操作される。そ
して所定距離下降した後、両チャック体54aが接近操
作され、ここにアダプター1の上端部、すなわちブッシ
ュ装着部1bがチャック体54aにより把持される。
【0039】その後、両チャック体54aが上昇操作さ
れ、この両チャック体54aの上昇によりアダプター1
が両ガイドレール50間より上方に持ち上げられる。次
に、チャック体54aが図6一点鎖線で示される如く、
図6における前後方向軸心回りに90度回動操作され、
アダプター1が横向き姿勢とされる。この状態で、上方
に位置する拡開状とされたチャック体56aが下降操作
され、所定距離下降した後、両チャック体56aが接近
操作され、ここにアダプター1のアダプター本体1a中
間部がチャック体56aにより把持される。その後、チ
ャック体54aによるブッシュ装着部1bの把持が解除
され、アダプター1は受取供給機構56側に受け渡され
る。そして、両チャック体54aは拡開状態で初期位置
に復帰して待機するように制御される。
【0040】また、前記両チャック体56aはアダプタ
ー1を把持した状態で上昇操作された後、横行移動操作
され、アダプター受取ステーション55上方位置に到達
すると、下降操作され、アダプター受取ステーション5
5に位置する二叉状のアダプター受取治具58上にアダ
プター1が到着すると、両チャック体56aの把持が解
除され、アダプター1はアダプター受取治具58上に受
け渡される。その後、チャック体56aは図6実線で示
される初期位置に復帰して待機するように制御される。
【0041】なお、アダプター搬送機構19における両
ガイドレール50の搬送方向P下流側には、適宜ストッ
パー機構が設けられており、該ストッパー機構の作動に
より単一本のアダプター1をアダプター取出供給機構2
1による取出位置に送り出すように構成されている。
【0042】また、両ガイドレール50の搬送方向P上
流側の適宜位置には、両ガイドレール50間にアダプタ
ー1が係止されているかどうかを検出するためのアダプ
ター有無確認センサ59が備えられており、このアダプ
ター有無確認センサ59がアダプター1を検出すると、
前記アダプター送出機構18のドラム体16の回転が停
止されて、アダプター搬送機構19側へのアダプター1
の送り出しを停止し、アダプター1未検出の場合にはド
ラム体16を回転駆動してアダプター搬送機構19側へ
アダプター1を順次送り出すように構成されている。
【0043】ここに、両ガイドレール50間には搬送方
向P下流側からアダプター有無確認センサ59の検出位
置に至って適宜本数(例えば30本程度)のアダプター
1がストックされるように構成され、アダプター取出搬
送機構21によるアダプター搬送機構19の取出位置へ
の供給が安定して得られる。
【0044】前記ブッシュ組付ライン12は、図8に示
される如く、駆動スプロケット60、従動スプロケット
61および両スプロケット60、61にわたって巻き掛
けられた無端状の回走コンベア62とを備え、図示省略
のモータの駆動により駆動スプロケット60が間欠駆動
されて、回走コンベア62が所定方向に間欠的に循環回
走されるように構成されている。
【0045】そして、回走コンベア62の搬送方向上流
側に、前記受取供給機構56によって搬送されたアダプ
ター1を受け取るアダプター受取ステーション55を備
え、搬送方向下流側に向けて所定間隔を有して、アダプ
ター1のブッシュ装着部1b外周面に接着剤を塗布する
接着剤塗布ステーション63、接着剤が塗布されたアダ
プター1のブッシュ装着部1bにブッシュ2を外嵌状に
装着するブッシュ組付ステーション64およびブッシュ
2が装着されたアダプター1を取り出すアダプター取出
ステーション65が順次配設されている。
【0046】また、回走コンベア62の外周面側には、
所定間隔を有してアダプター受取治具58が配設されて
おり、回走コンベア62が間欠駆動されて停止した際、
各ステーション55、63、64、65位置にそれぞれ
アダプター受取治具58が停止するように構成されてい
る。
【0047】アダプター受取治具58は、二叉状のアダ
プター受け部58aを回走コンベア62の幅方向に離隔
して一対備え、両アダプター受け部58aの凹部にわた
ってアダプター本体1aが横向き姿勢で受取支持される
ように構成されている。そして、この支持状態でアダプ
ター受取ステーション55から接着剤塗布ステーション
63、ブッシュ組付ステーション64、アダプター取出
ステーション65と順次搬送されるように構成されてい
る。
【0048】前記受取供給機構56によってアダプター
受取ステーション55位置におけるアダプター受取治具
58にアダプター1が受け渡されると、図示省略の検出
センサによりアダプター1の受け取りを検出して回走コ
ンベア62が間欠駆動され、アダプター1を受け取った
アダプター受取治具58が接着剤塗布ステーション63
位置に移動操作される。
【0049】接着剤塗布ステーション63には、図9お
よび図10に示される如く、搬送されてくるアダプター
1のブッシュ装着部1b位置に対応して接着剤塗布治具
67を有する接着剤塗布機構68が備えられると共に、
アダプター1の軸心方向両側に位置してアダプター1を
アダプター受取治具58より僅かに浮かした状態でその
軸心回りに回転操作自在に支持するアダプター回転支持
機構69が備えられている。
【0050】また、アダプター回転支持機構69は、回
走コンベア62の一側に配置された回転駆動機構部69
aと、回走コンベア62の他側に配置された従動機構部
69bとからなり、回転駆動機構部69aは装置の架台
70に取り付けられた支持台71上に、ガイドレール7
2を介してアダプター1の軸心方向に移動自在に支持さ
れた移動台73と、伸縮動作により移動台73をガイド
レール72に沿って移動操作するシリンダ74とを備え
る。
【0051】さらに、移動台73上にもガイドレール7
5を介してアダプター1の軸心方向に移動自在に支持さ
れた第2移動台76が備えられ、該第2移動台76上に
備えられたシリンダ77の伸縮動作により第2移動台7
6がガイドレール75に沿って移動操作されるように構
成されている。
【0052】また、第2移動台76の一側に配設された
立ち上がり壁76a上部には、モータ78が装着され、
アダプター1の軸心方向と同方向の軸心を有する前記モ
ータ78の駆動軸に同行回転自在で、かつ駆動軸の軸心
方向に移動可能に装着されると共にアダプター1の軸心
方向に弾発付勢状とされた回転操作体79を備える。
【0053】そして、回転操作体79のアダプター1に
対向する部位には、アダプター1の貫通孔1d(図1
0、図26参照)に挿入される円錐状の挿入部79aが
備えられると共に、挿入部79aの基部側には、アダプ
ター1の貫通孔1d内周面に軸心方向に沿って形成され
た端子挿入用ガイド溝1e(図10、図26参照)に係
止される係止部79bが突出状に備えられている。
【0054】一方、前記従動機構部69bは、架台70
に取り付けられた支持台81上に、ガイドレール82を
介してアダプター1の軸心方向に移動自在に支持された
移動台83と、伸縮動作により移動台83をガイドレー
ル82に沿って移動操作するシリンダ84を備える。
【0055】また、移動台83の一側に配設された立ち
上がり壁83a上部には、アダプター1の軸心方向と同
方向の軸心を有する従動軸体85が軸支されており、該
従動軸体85のアダプター1に対向する部位にも、アダ
プター1の貫通孔1dに挿入される円錐状の挿入部85
aが備えられている。
【0056】そして、接着剤塗布ステーション63に適
宜配置された検出センサ86が、回走コンベア62の循
環回走により、アダプター1が接着剤塗布ステーション
63に到着したことを検出すると、回転駆動機構部69
aや従動機構部69bの各シリンダ74、77、84が
作動して、回転操作体79や従動軸体85がアダプター
1に接近移動され、各挿入部79a、85aがアダプタ
ー1の貫通孔1dに挿入された状態が得られる。
【0057】この際、アダプター受取治具58上に載置
支持されたアダプター1の軸心より、回転操作体79や
従動軸体85の軸心位置が僅かに上方位置となるように
配置されており、アダプター1をアダプター受取治具5
8より僅かに浮かした状態で回転操作自在に支持した状
態が得られる。この状態でモータ78が駆動されると、
係止部79bが端子挿入用ガイド溝1eに係止された状
態で、アダプター1がその軸心回りに回転駆動される。
【0058】前記接着剤塗布機構68の接着剤塗布治具
67は、回転操作体79と従動軸体85で回転操作自在
に支持された状態でも、ブッシュ装着部1b位置に対応
しており、接着剤塗布治具67はブッシュ装着部1b外
周面に所定幅で下部側より接離自在に当接されるスポン
ジ体やはけ体等よりなる接着剤塗布部67aと、該接着
剤塗布部67aを保持すると共に接着剤塗布部67aに
接着剤を案内する接着剤案内路を有する塗布部保持ブロ
ック67bとを備える。
【0059】なお、この接着剤案内路は接着剤塗布部6
7a全体に均等に接着剤が案内されるように適宜数およ
び適宜孔径に構成されている。
【0060】また、接着剤塗布機構68は、前記接着剤
塗布治具67を出退操作するための操作シリンダ88を
備え、操作シリンダ88の進出作動により接着剤塗布治
具67の接着剤塗布部67aをブッシュ装着部1b外周
面に当接させるように構成されている。
【0061】そして、接着剤塗布治具67に接着剤を供
給する接着剤供給機構89は、流動性の接着剤が収容さ
れた接着剤収容タンク90と、該接着剤収容タンク90
を取り出し自在に気密状に収容する収容容器91とを備
え、収容容器91の蓋部91aには、収容容器91内に
所定圧力の圧縮エアーを供給する圧縮エアー供給パイプ
92と、接着剤収容タンク90内の接着剤を前記接着剤
塗布治具67の接着剤塗布部67aに供給するための接
着剤供給パイプ93とが接続されている。
【0062】そして、圧縮エアー供給パイプ92の収容
容器91内開放端は、接着剤収容タンク90上方に位置
されており、接着剤供給パイプ93の収容容器91内開
放端は、接着剤収容タンク90内底部近くに位置されて
いる。
【0063】また、接着剤供給パイプ93の接着剤案内
経路途中には、接着剤の通過の有無を検出する検出器と
しての透過センサ94が備えられると共に、接着剤の流
量を調整するための流量調整バルブ95が備えられてい
る。そして、接着剤供給パイプ93の他端側は、接着剤
塗布治具67の塗布部保持ブロック67bにパイプ接続
されており、この接着剤案内路を通じて接着剤塗布部6
7aに接着剤を供給するように構成されている。
【0064】また、流量調整バルブ95にはバルブ開閉
操作用の圧縮エアーが供給されるように、開閉操作用パ
イプ96が接続されている。
【0065】そして、圧縮エアー供給パイプ92によっ
て供給される圧縮エアーにより、収容容器91内が所定
圧力に常時保たれており、流量調整バルブ95に開閉操
作用パイプ96から圧縮エアーが供給されて流量調整バ
ルブ95が開操作されると、収容容器91内の圧力によ
り接着剤収容タンク90内の接着剤が接着剤供給パイプ
93側に押し出され、接着剤供給パイプ93を通じて塗
布部保持ブロック67b側に圧送供給され、接着剤塗布
部67a部分に染み出してくるように構成されている。
【0066】この接着剤の供給は、前記回転操作体79
と従動軸体85によりアダプター1がアダプター受取治
具58より僅かに浮かした状態で支持され、モータ78
の駆動によりアダプター1がその軸心回りに回転駆動さ
れた状態で行われる。即ち、この回転駆動された状態
で、操作シリンダ88が進出作動されて接着剤塗布部6
7aがブッシュ装着部1bに接触され、この接触状態で
接着剤が供給される。
【0067】また、この接着剤の塗布量を検出する塗布
量検出器としての検出カメラ97がブッシュ装着部1b
上方位置に対応して配置されており、ブッシュ装着部1
bの接着剤塗布による光沢度の低下を検出して、接着剤
が所定量に達しているか否かが判断され、所定量に達す
れば、接着剤の供給が停止されて次工程に移動操作され
る。一方、所定時間経過しても接着剤が所定量に達しな
ければ接着剤塗布機構68の異常と判断して装置自体が
停止される。
【0068】そして、接着剤塗布ステーション63での
接着剤の塗布が終了したアダプター1は、回走コンベア
62の間欠駆動によりブッシュ組付ステーション64位
置に移動操作される。
【0069】前記ブッシュ供給ライン11は、図1、図
11ないし図17に示される如く、ブッシュ2がランダ
ムに投入されるホッパー部101と、該ホッパー部10
1に投入されたブッシュ2をドラム体102内に案内す
る傾斜状の案内通路部103と、前記ドラム体102内
のブッシュ2を一列状に配置して順次送り出す振動式の
いわゆるパーツフィーダとしてのブッシュフィーダ機構
104と、ブッシュフィーダ機構104により送り出さ
れたブッシュ2を一個毎所定姿勢でブッシュ組付ステー
ション64の所定位置に供給するブッシュ取出供給機構
105とを備えた構造とされている。
【0070】前記ホッパー部101は、図11および図
12に示される如く、上部が開放状に構成されると共に
その一端側が案内通路部103側に枢支連結され、シリ
ンダ106の伸縮動作により、枢支連結部分を中心とし
て回動操作自在に構成されている。そして、図12に実
線で示されるホッパー部101の遊端側が下位とされた
状態で、適宜数のブッシュ2が投入され、シリンダ10
6の進出動作によりホッパー部101の遊端側が上昇
し、傾斜角度の変更によりホッパー部101内のブッシ
ュ2が案内通路部103側に供給されるように構成され
ている。
【0071】なお、このシリンダ106は、ドラム体1
02内のブッシュ2の収容量を検出する図示省略の検出
センサからの指令に応じて適宜長さ伸縮作動され、ドラ
ム体102内に対するブッシュ2の供給量を適宜範囲の
個数に調整するように構成されている。
【0072】また、案内通路部103はドラム体102
方向に傾斜する傾斜ガイド103aを備え、ホッパー部
101から傾斜ガイド103a上に案内されたブッシュ
2は、アダプター供給ライン10と同様、傾斜ガイド1
03aに沿ってブッシュ案内口107よりドラム体10
2内に案内されるように構成されている。
【0073】前記ドラム体102は、前記アダプター供
給ライン10のドラム体16とほぼ同様に構成されてい
る。即ち、ほぼ円筒状に構成されており、支持ケース1
08側にその軸心を横向きとしてその軸心回りに回転自
在で、かつその軸心方向に移動不能にその外周面側で支
持され、図示省略の駆動機構により、所定方向に回転駆
動・停止自在に制御される。
【0074】また、ドラム体102の軸心方向両端部
は、それぞれ支持ケース108の支持板でそれぞれ閉塞
状に構成されており、各支持板は装置の架台側に固定状
に取付け支持されている。そして、案内通路部103側
の支持板に前記ブッシュ案内口107が形成されてお
り、該ブッシュ案内口107を通じてドラム体102内
と案内通路部103とが連通状とされている。
【0075】前記ドラム体102の内周面には、前記軸
心回りの回転時にブッシュ2をすくい上げるための羽根
板状のすくい上げ部が周方向に離隔して適宜数、備えら
れている。そして、すくい上げ部が上部位置より下降す
る際、すくい上げ部によってすくい上げられたブッシュ
2が自然落下するように構成されている。
【0076】また、このすくい上げ部から自然落下する
ブッシュ2の落下位置には、ブッシュフィーダ機構10
4を構成する第1のストレートフィーダ110の直進ガ
イド杆110aが配設されると共に、該直進ガイド杆1
10a上に前記自然落下するブッシュ2を案内すべく、
下方向に漸次幅狭となるシュート状のガイド板111が
支持ケース108側に固定状に装着されている。
【0077】前記第1のストレートフィーダ110の直
進ガイド杆110aは、ほぼ水平状もしくはブッシュ2
搬送方向に僅かに下降傾斜して配置されており、直進ガ
イド杆110aの下側に、直進ガイド杆110aにその
長手方向に振動を付与する振動付与機構110bが備え
られている。また、直進ガイド杆110aの上面にはそ
の幅方向中央部に長手方向に沿ってブッシュ2の周面に
対応する弧状の案内溝110cが備えられている。
【0078】そして、振動付与機構110bによる直進
ガイド杆110aの振動によって、直進ガイド杆110
a上に案内されたブッシュ2が案内溝110cに沿って
一列状配列されて、順次その長手方向に搬送されるよう
に構成されている。
【0079】さらに、直進ガイド杆110aの長さ方向
中間部には、その両側より案内溝110cに至って切欠
状とされた幅狭部110dが備えられ、図13に示され
る如く、案内溝110c上にブッシュ2の周面が載置さ
れた状態で搬送される際には、何ら支障が生じないが、
図14に示される如く、案内溝110c上にブッシュ2
の周面が載置されずに、ブッシュ2の軸心方向一端面が
載置された状態で搬送される際には、直進ガイド杆11
0aに付与される振動と順次搬送されてくるブッシュ2
との相互干渉により、幅狭部110d位置で左右に落下
され、シュート等により再度、ドラム体102内に戻さ
れるように構成されている。
【0080】なお、ブッシュフィーダ機構104は第1
のストレートフィーダ110の搬送方向下流側に、さら
に第2のストレートフィーダ112が配設されており、
該第2のストレートフィーダ112も同様に直進ガイド
杆112aと直進ガイド杆112aに振動を付与する振
動付与機構112bとを備え、直進ガイド杆112aに
は案内溝110cと同様の案内溝112cが備えられて
いる。
【0081】そして、第1のストレートフィーダ110
の直進ガイド杆110aと第2のストレートフィーダ1
12の直進ガイド杆112aは互いに連続する直線状に
配置されており、ここに、両直進ガイド杆110a、1
12aによって、適宜数のブッシュ2がブッシュフィー
ダ機構104上にストックされるように構成されてい
る。
【0082】なお、ブッシュフィーダ機構104におけ
る第2のストレートフィーダ112の搬送方向下流側に
は、適宜ストッパー機構113が設けられており、該ス
トッパー機構113の作動により単一個のブッシュ2を
ブッシュ取出供給機構105による取出位置に送り出す
ように構成されている。そして、この取出位置でブッシ
ュ2の移動を停止させるべく、直進ガイド杆112a上
面側を横切ってストッパーブロック114が配設されて
いる。
【0083】また、図15および図16に示される如
く、ストッパーブロック114には適宜位置に、距離を
検出する光センサ等からなる距離センサ115が装着さ
れており、取出位置に到着したブッシュ2側との距離を
検出するように構成されている。即ち、ブッシュ2のブ
ッシュ装着部1bが嵌入される嵌入溝2aの高さ位置に
対応して、距離センサ115が配設されており、検出さ
れた距離に応じて嵌入溝2aがストッパーブロック11
4側に面しているか否かを判断して、ブッシュ2の向き
が検出されるように構成されている。
【0084】さらに、第1のストレートフィーダ110
の搬送方向上流側の適宜位置には、ブッシュ2が直進ガ
イド杆110a上に載置されているかどうかを検出する
ためのブッシュ有無確認センサが備えられており、この
ブッシュ有無確認センサがブッシュ2を検出すると、ド
ラム体102の回転が停止されて、直進ガイド杆110
a側へのブッシュ2の供給を停止し、ブッシュ2未検出
の場合にはドラム体102を回転駆動してブッシュ2を
順次供給するように構成されている。ここに、ブッシュ
フィーダ機構104の各直進ガイド杆110a、112
a上に適宜数のブッシュ2がストックされ、ブッシュ取
出供給機構105による取出位置への供給が安定して得
られる。
【0085】前記ブッシュ組付ステーション64には、
図17ないし図20に示される如く、搬送されてくるア
ダプター1のブッシュ装着部1b側に位置するアダプタ
ー本体1aを回転自在に保持する保持チャック機構11
7が備えられると共に、アダプター1の軸心方向両側に
位置して、アダプター1を回転操作する回転駆動機構1
18と、アダプター1の回転状態でブッシュ装着部1b
にブッシュ2を押し込むことによって装着するブッシュ
保持装着機構119とが備えられている。
【0086】そして、回転駆動機構118は前記回転駆
動機構部69aとほぼ同様に構成されており、回転駆動
機構部69aの回転操作体79と同様、モータの駆動に
よって回転操作自在とされた回転操作体118aを備
え、回転操作体118aのアダプター1に対向する部位
には、アダプター1の貫通孔1dに挿入される円錐状の
挿入部118bが備えられると共に、挿入部118bの
基部側には、アダプター1の貫通孔1d内周面に軸心方
向に沿って形成された端子挿入用ガイド溝1eに係止さ
れる係止部118cが突出状に備えられている。
【0087】一方、前記ブッシュ保持装着機構119
は、架台70に取り付けられた支持台120上に、ガイ
ドレール121を介してアダプター1の軸心方向に移動
自在に支持された移動台122と、伸縮動作により移動
台122をガイドレール121に沿って移動操作するシ
リンダ123を備える。
【0088】また、移動台122のアダプター1側に
は、ブッシュ取出供給機構105によって搬送されてき
たブッシュ2を受け取るブッシュ受取部124が備えら
れており、該ブッシュ受取部124には、図18および
図19に示される如く、ブッシュ2がアダプター1の軸
心方向と同一軸心方向を有して嵌合状に載置されるブッ
シュ嵌合凹部124aが備えられると共に、ブッシュ嵌
合凹部124aに嵌合状に載置されたブッシュ2の周面
を両側より押圧状に保持すべく、側方向よりスライド自
在として対向状に配置された対の押圧体125と各押圧
体125をそれぞれスライド操作するシリンダ126と
が備えられている。
【0089】前記保持チャック機構117は、図20に
示される如く、合成樹脂等からなる対のチャック体11
7aと、対のチャック体117aを開閉操作する操作シ
リンダ117bとを備え、通常、実線で示される開状態
で待機され、ブッシュ組付ステーション64に適宜配置
された検出センサ127が、回走コンベア62の循環回
走により、アダプター1がブッシュ組付ステーション6
4に到着したことを検出すると、操作シリンダ117b
が作動して、仮想線で示される如く閉状態となるように
構成されている。この際、両チャック体117aの対向
面にそれぞれ形成された半円弧状のアダプター保持溝1
17cで、アダプター1のブッシュ装着部1b側に位置
するアダプター本体1aを回転自在に保持するように構
成されている。
【0090】また、両アダプター保持溝117cで構成
される円の中心は、アダプター受取治具58に支持され
ているアダプター1の軸心位置より僅かに上方に位置さ
れている。一方、回転操作体118aの回転軸心もアダ
プター1の軸心位置より僅かに上方に位置されており、
両アダプター保持溝117cで構成される円の中心と回
転操作体118aの回転軸心とがほぼ同一軸心上に配置
されている。
【0091】そして、前記検出センサ127によるアダ
プター1の検出により、回転操作体118aもアダプタ
ー1側に進出作動され、ここに、アダプター受取治具5
8より僅かに浮いた状態で、アダプター1の一端側が対
のチャック体117aで保持され、他端側が挿入部11
8bで支持された状態が得られる。この状態で回転操作
体118aが回転駆動されると、アダプター1が所定方
向に回転操作される。ここに、保持チャック機構117
と回転駆動機構118とでアダプター1をその軸心回り
に回転操作する回転操作機構が構成される。
【0092】このアダプター1の軸心回りの回転状態で
ブッシュ保持装着機構119のシリンダ123が進出作
動され、ブッシュ受取部124のブッシュ嵌合凹部12
4a内に載置されると共に両押圧体125で押圧保持さ
れた状態のブッシュ2が、回転しているブッシュ装着部
1bに接近し、さらにシリンダ123の進出作動が進行
すると、接着剤が塗布されたブッシュ装着部1bにブッ
シュ2が外嵌状に押し込まれて装着された状態が得られ
る。
【0093】その後、シリンダ123は後退作動されブ
ッシュ受取部124は初期位置に復帰する。また、両チ
ャック体117aや回転操作体118aも初期位置に復
帰する。ここに、アダプター1はアダプター受取治具5
8上に戻され、回走コンベア62の循環回走により下流
側のアダプター取出ステーション65位置に搬送されて
行く。
【0094】一方、ブッシュフィーダ機構104におけ
る直進ガイド杆112aの取出位置よりブッシュ2を取
り出してブッシュ受取部124のブッシュ嵌合凹部12
4a位置に供給するブッシュ取出供給機構105は、図
17および図21に示される如く、拡開・接近操作自在
な合成樹脂等からなる一対のチャック体105aを備
え、図17に示される如く、昇降操作および横行操作自
在に構成されており、両チャック体105aは上下方向
の軸心回りに正逆90度毎回動操作自在に構成されてい
る。
【0095】また、ブッシュ取出供給機構105におけ
る横行経路途中に、ブッシュ2を一旦載置して持ち替え
るための持ち替え台129が配設されており、該持ち替
え台129には、ブッシュ2を所定位置に載置すべく、
直進ガイド杆112aの案内溝112cと平行な載置溝
129aが形成されると共に、該載置溝129aに直交
する方向に両チャック体105aとの干渉を回避する干
渉回避溝129bが形成されている。
【0096】そして、ブッシュ受取部124のブッシュ
嵌合凹部124aにブッシュ2が載置されていないこと
が検出されると、直進ガイド杆112aの取出位置上方
で、拡開状態で待機されている両チャック体105aが
その初期位置より所定距離下降操作された後、両チャッ
ク体105aが接近操作されてブッシュ2が把持され
る。この際、ブッシュ2の周面が径方向両側より把持さ
れる。
【0097】その後、所定距離上昇操作されて横行操作
され、持ち替え台129上方位置に到着すると、所定距
離下降操作され、ブッシュ2が持ち替え台129の載置
溝129a上に到着すると、両チャック体105aが一
旦拡開操作されてブッシュ2の把持が解除される。この
際、両チャック体105aは図21仮想線で示される如
く、干渉回避溝129b内に位置されている。
【0098】その後、両チャック体105aが上昇操作
され、所定方向に90度回動操作された後、再度、下降
操作され、今度は図21実線で示される如く、両チャッ
ク体105aが載置溝129a側に位置する状態で停止
される。次に両チャック体105aが接近操作されて再
度、ブッシュ2が把持される。この際、ブッシュ2の軸
方向両端部が把持される。
【0099】その後、両チャック体105aが所定距離
上昇操作されて前記と逆方向に90度回動操作された
後、ブッシュ受取部124方向に横行操作され、ブッシ
ュ受取部124のブッシュ嵌合凹部124a上方位置に
到着すると、所定距離下降操作され、ブッシュ2がブッ
シュ嵌合凹部124a上に到着すると、両チャック体1
05aが拡開操作されてブッシュ2の把持が解除され
る。この際、アダプター1と反対側に位置するチャック
体105aはブッシュ嵌合凹部124a奥部分に形成さ
れた干渉回避溝124b内に位置されている。その後、
チャック体105aは上昇操作された後、初期位置まで
横行操作され待機状態とされる。
【0100】なお、持ち替え台129上方位置での両チ
ャック体105aの90度回動操作方向は、距離センサ
115によって検出されたブッシュ2の向きに応じて決
定され、ブッシュ受取部124のブッシュ嵌合凹部12
4aにブッシュ2が載置された際、ブッシュ2の嵌入溝
2aがブッシュ装着部1b側に開放状となる向きに載置
されるように制御されている。
【0101】前記アダプター取出ステーション65に
は、図22ないし図24に示される如く、アダプター1
のブッシュ装着部1b側のアダプター本体1aを把持す
べく、拡開・接近操作自在な一対の合成樹脂等からなる
チャック体65aが備えられ、昇降操作、回動操作およ
び横行操作自在に構成されている。
【0102】そして、両チャック体65aは、アダプタ
ー取出ステーション65に到着するアダプター1の前記
アダプター本体1a上方位置で、拡開状態で待機されて
おり、図示省略の検出センサによりアダプター1がアダ
プター取出ステーション65に到着したことが検出され
ると、両チャック体65aが所定距離下降操作された
後、両チャック体65aが接近操作され、ここにアダプ
ター本体1aが把持される。
【0103】その後、両チャック体65aが所定距離上
昇操作された後、図22における前後方向軸心回りに9
0度回動操作され、アダプター1はブッシュ2部分が下
側となる縦向き姿勢とされる。その後、図24に示され
る如く、アダプター取出ステーション65の実線位置よ
りアダプター排出ライン13上方の仮想線位置に横行操
作され、アダプター排出ライン13のアダプター受取位
置におけるアダプター保持治具131上方に到着すれば
停止される。
【0104】アダプター排出ライン13は、駆動スプロ
ケット、従動スプロケットおよび両スプロケットにわた
って巻き掛けられた無端状の回走コンベア132とを備
え、図示省略のモータの駆動により駆動スプロケットが
間欠駆動されて、図25にも示される如く、回走コンベ
ア132が所定方向に間欠的に循環回走されるように構
成されている。
【0105】また、回走コンベア132の外周面側に
は、その回走方向に沿って所定間隔を有して複数の前記
アダプター保持治具131が備えられており、各アダプ
ター保持治具131は図24および図25に示される如
く、ブッシュ2やアダプター1の貫通孔2b(図26参
照)、1d内に遊嵌状に嵌入されてブッシュ2が装着さ
れたアダプター1を縦向き姿勢で保持する保持軸131
aと、縦向き姿勢とされた前記アダプター1の下端側に
位置するブッシュ2端面を支承する受け座部131bと
から構成されている。
【0106】そして、図24および図25に示される如
く、横行操作によりアダプター1を縦向き姿勢で搬送し
てきたチャック体65aがアダプター保持治具131上
方位置に到着すれば、その後チャック体65aが下降操
作され、この下降操作により131aがブッシュ2およ
びアダプター1の貫通孔2b、1d内に遊嵌されると共
にブッシュ2下端面が受け座部131b上に載置され、
ここにブッシュ2が装着されたアダプター1はアダプタ
ー保持治具131に縦向き姿勢で保持される。
【0107】また、アダプター排出ライン13には、ア
ダプター受取位置におけるアダプター保持治具131に
アダプター1が受取保持されたか否かを検出する検出セ
ンサ133が備えられており、アダプター1がアダプタ
ー保持治具131に受取保持されたことを検出すると、
回走コンベア132が所定方向に間欠駆動されて、アダ
プター1が受取保持されていない次のアダプター保持治
具131がアダプター受取位置に移動操作される。
【0108】そして、以上の動作の繰り返しにより、ア
ダプター保持治具131上に縦向き姿勢で保持されたア
ダプター1が順次所定方向に搬送され、その後、所定位
置でアダプター1を排出もしくは次工程に取出供給され
る。
【0109】本実施形態は以上のように構成されてお
り、作業者は、ホッパー部15の各ストッカー部15a
にアダプター1をその姿勢を気にせずに適宜量、ランダ
ムに投入し、また、ホッパー部101にブッシュ2をそ
の姿勢を気にせずに適宜量、ランダムに投入すれば、ア
ダプター供給ライン10によってアダプター1を一本毎
所定姿勢で、ブッシュ組付ライン12のアダプター受取
ステーション55に自動的に供給され、また、ブッシュ
供給ライン11によってブッシュ2を一個毎所定姿勢
で、ブッシュ組付ライン12のブッシュ組付ステーショ
ン64に自動的に供給される。
【0110】そして、ブッシュ組付ライン12において
は、アダプター受取ステーション55に供給されたアダ
プター1を接着剤塗布ステーション63に搬送し、接着
剤塗布ステーション63おいては、搬送されたアダプタ
ー1のブッシュ装着部1b外周面に接着剤を塗布した
後、ブッシュ組付ステーション64に搬送する。
【0111】ブッシュ組付ステーション64において
は、搬送されたアダプター1のブッシュ装着部1bにブ
ッシュ2を外嵌状に装着した後、アダプター取出ステー
ション65に搬送する。
【0112】アダプター取出ステーション65において
は、搬送されたブッシュ2付きアダプター1を取り出し
てアダプター排出ライン13に供給し、アダプター排出
ライン13は供給されたブッシュ2付きアダプター1を
所定位置に搬送する。
【0113】以上のように、作業者は単に、ホッパー部
15の各ストッカー部15aにアダプター1をその姿勢
を気にせずにランダムに投入し、また、ホッパー部10
1にブッシュ2をその姿勢を気にせずにランダムに投入
すれば、自動的に、アダプター1やブッシュ2の方向決
めがなされ、ブッシュ装着部1bに接着剤を塗布した
後、ブッシュ2の組み付けがなされ、ここに、組み付け
の自動化により、接着剤の塗布位置や塗布量の安定化が
図れると共に、アダプター1やブッシュ2の供給ペース
も安定し、作業ペースの安定化が図れる。
【0114】また、接着剤塗布ステーション63におけ
る接着剤の塗布に際して、アダプター1の軸心回りの回
転状態でブッシュ装着部1b外周面に接着剤を塗布する
方式であり、周方向にわたって均等に接着剤の塗布が行
える。この際、接着剤の塗布量を検出カメラ97で検出
して管理する方式であり、この点からも安定した接着剤
の塗布状態が得られる。
【0115】さらに、ブッシュ組付ステーション64に
おけるブッシュ2の組み付けに際して、アダプター1の
軸心回りの回転状態でブッシュ装着部1bにブッシュ2
を外嵌状に装着する方式であり、ブッシュ2を押し込み
操作する際、ブッシュ2の薄肉部分の内側への巻き込
み、いわゆる内巻きが有効に防止できると共に、ブッシ
ュ装着部1b外周面や嵌入溝2a内周面の全周にわたっ
て接着剤を満遍なくのばす利点もある。
【0116】また、アダプター排出ライン13において
は、アダプター取出ステーション65から取り出された
ブッシュ2付きアダプター1をブッシュ2側を下側とし
た縦向き姿勢で受取保持し、その縦向き姿勢で所定方向
に順次搬送する方式であり、ブッシュ2組み付け後にお
ける接着剤の垂れが有効に防止できる利点がある。
【0117】さらに、ブッシュ2の搬送方式として振動
により順次搬送する方式としているため、ゴム製の滑り
難いブッシュ2であっても良好に搬送できるという利点
がある。
【0118】なお、アダプター1やブッシュ2の形状等
は何ら実施形態の形状等に限られるものでなく、また、
アダプター1やブッシュ2の搬送方式も実施形態の方式
に限られない。
【0119】
【発明の効果】以上のように、本発明のブッシュ組付装
置によれば、搬送方向に沿って、アダプターを所定姿勢
で受け取るアダプター受取ステーション、アダプターの
一端部外周面に接着剤を塗布する接着剤塗布ステーショ
ン、接着剤が塗布されたアダプターの一端部にブッシュ
を外嵌状に装着するブッシュ組付ステーションおよびブ
ッシュが装着されたアダプターを取り出すアダプター取
出ステーションが順次設けられたブッシュ組付ライン
と、ランダムに供給されたアダプターを一本毎所定姿勢
で、前記アダプター受取ステーションに供給するアダプ
ター供給ラインと、ランダムに供給されたブッシュを一
個毎所定姿勢で、前記ブッシュ組付ステーションに供給
するブッシュ供給ラインと、前記アダプター取出ステー
ションより取り出されたアダプターを順次搬送するアダ
プター排出ラインとを備えてなるものであり、作業者は
単に、アダプターをその姿勢を気にせずにランダムに投
入し、また、ブッシュをその姿勢を気にせずにランダム
に投入すれば、自動的に、アダプターやブッシュの方向
決めがなされて所定位置に供給され、アダプターの一端
部外周面に接着剤を塗布した後、ブッシュの組み付けが
なされ、ここに組み付けの自動化により、接着剤の塗布
位置や塗布量の安定化が図れると共に、アダプターやブ
ッシュの供給ペースも安定し、作業ペースの安定化が図
れるという利点がある。
【0120】また、前記接着剤塗布ステーションは、搬
送されたアダプターをその軸心回りに回転操作自在に支
持する回転支持機構と、該回転支持機構に支持されたア
ダプターの前記一側部外周面に対応して配置されると共
に、アダプターの前記軸心回りの回転状態で、前記一側
部外周面に接離自在に当接されて接着剤を塗布する接着
剤塗布機構と、接着剤の塗布量を検出する塗布量検出器
とを備えてなる構造とすれば、接着剤の塗布に際して、
アダプターの軸心回りの回転状態で一端部外周面に接着
剤を塗布する方式であり、周方向にわたって均等に接着
剤の塗布が行えると共に、接着剤の塗布量を塗布量検出
器で検出して管理する方式であり、この点からも安定し
た接着剤の塗布状態が得られるという利点がある。
【0121】さらに、前記ブッシュ組付ステーション
は、搬送されたアダプターをその軸心回りに回転操作す
る回転操作機構を備え、該回転操作機構によるアダプタ
ーの前記軸心回りの回転状態で、ブッシュが外嵌状に装
着される構造とすれば、ブッシュをアダプター側に押し
込み操作する際、ブッシュの薄肉部分の内側への巻き込
み、いわゆる内巻きが有効に防止できると共に、前記一
端部外周面やブッシュ側内周面の全周にわたって接着剤
を満遍なくのばすことができるという利点もある。
【0122】また、前記アダプター排出ラインは、前記
アダプター取り出しステーションから取り出されたアダ
プターを、ブッシュ側を下側とした縦向き姿勢で受取保
持するアダプター保持治具を備え、アダプターを縦向き
姿勢で順次搬送する構造とすれば、ブッシュ組み付け後
における接着剤の垂れが有効に防止できるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における全体概略平面図であ
る。
【図2】アダプター供給ラインにおけるホッパー部部分
の断面図である。
【図3】アダプター供給ラインにおけるドラム体部分の
断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面矢視図である。
【図5】アダプター供給ラインにおけるアダプター搬送
機構部分の動作説明図である。
【図6】アダプター取出供給機構の動作説明図である。
【図7】アダプター取出供給機構の動作説明図である。
【図8】ブッシュ組付ラインの動作説明図である。
【図9】ブッシュ組付ラインにおける接着剤塗布ステー
ションの動作説明図である。
【図10】接着剤供給機構の動作説明図である。
【図11】ブッシュ供給ラインの拡大平面図である。
【図12】図11のXII−XII線断面矢視図である。
【図13】ブッシュフィーダ機構における直進ガイド杆
の要部断面説明図である。
【図14】ブッシュフィーダ機構における直進ガイド杆
の要部断面説明図である。
【図15】直進ガイド杆の取出位置における要部断面説
明図である。
【図16】直進ガイド杆の取出位置における要部断面説
明図である。
【図17】ブッシュ組付ラインにおけるブッシュ組付ス
テーションの動作説明図である。
【図18】ブッシュ組付ステーションにおけるブッシュ
受取部の平面図である。
【図19】図18のXIX−XIX線矢視図である。
【図20】ブッシュ組付ステーションにおける保持チャ
ック機構の動作説明図である。
【図21】ブッシュ取出供給機構における持ち替え台部
分の動作説明図である。
【図22】ブッシュ組付ラインにおけるアダプター取出
ステーションの動作説明図である。
【図23】アダプター取出ステーションにおけるチャッ
ク体の動作説明図である。
【図24】アダプター取出ステーションの動作説明図で
ある。
【図25】アダプター排出ラインにおける動作説明図で
ある。
【図26】アダプターとブッシュとの組付説明図であ
る。
【図27】ブッシュが装着されたアダプターの側面図で
ある。
【符号の説明】
1 アダプター 1a アダプター本体 1b ブッシュ装着部 1c 位置決めリブ 1d 貫通孔 1e 端子挿入用ガイド溝 2 ブッシュ 2a 嵌入溝 2b 貫通孔 10 アダプター供給ライン 11 ブッシュ供給ライン 12 ブッシュ組付ライン 13 アダプター排出ライン 15 ホッパー部 16 ドラム体 17 案内通路部 18 アダプター送出機構 19 アダプター搬送機構 20 シューター部 21 アダプター取出供給機構 54 取出機構 55 アダプター受取ステーション 56 受取供給機構 63 接着剤塗布ステーション 64 ブッシュ組付ステーション 65 アダプター取出ステーション 67 接着剤塗布治具 68 接着剤塗布機構 69 アダプター回転支持機構 97 検出カメラ 101 ホッパー部 102 ドラム体 103 案内通路部 104 ブッシュフィーダ機構 105 ブッシュ取出供給機構 117 保持チャック機構 118 回転駆動機構 129 持ち替え台 131 アダプター保持治具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状アダプターの一端部外周面に接着剤
    を塗布した状態で、ブッシュが外嵌状に装着されるブッ
    シュ組付装置であって、 搬送方向に沿って、アダプターを所定姿勢で受け取るア
    ダプター受取ステーション、アダプターの前記一端部外
    周面に接着剤を塗布する接着剤塗布ステーション、接着
    剤が塗布されたアダプターの一端部にブッシュを外嵌状
    に装着するブッシュ組付ステーションおよびブッシュが
    装着されたアダプターを取り出すアダプター取出ステー
    ションが順次設けられたブッシュ組付ラインと、 ランダムに供給されたアダプターを一本毎所定姿勢で、
    前記アダプター受取ステーションに供給するアダプター
    供給ラインと、 ランダムに供給されたブッシュを一個毎所定姿勢で、前
    記ブッシュ組付ステーションに供給するブッシュ供給ラ
    インと、 前記アダプター取出ステーションより取り出されたアダ
    プターを順次搬送するアダプター排出ラインとを備えて
    なることを特徴とするブッシュ組付装置。
  2. 【請求項2】 前記接着剤塗布ステーションは、搬送さ
    れたアダプターをその軸心回りに回転操作自在に支持す
    る回転支持機構と、該回転支持機構に支持されたアダプ
    ターの前記一側部外周面に対応して配置されると共に、
    アダプターの前記軸心回りの回転状態で、前記一側部外
    周面に接離自在に当接されて接着剤を塗布する接着剤塗
    布機構と、接着剤の塗布量を検出する塗布量検出器とを
    備えてなることを特徴とする請求項1記載のブッシュ組
    付装置。
  3. 【請求項3】 前記ブッシュ組付ステーションは、搬送
    されたアダプターをその軸心回りに回転操作する回転操
    作機構を備え、該回転操作機構によるアダプターの前記
    軸心回りの回転状態で、ブッシュが外嵌状に装着される
    ことを特徴とする請求項1または2記載のブッシュ組付
    装置。
  4. 【請求項4】 前記アダプター排出ラインは、前記アダ
    プター取り出しステーションから取り出されたアダプタ
    ーを、ブッシュ側を下側とした縦向き姿勢で受取保持す
    るアダプター保持治具を備え、アダプターを縦向き姿勢
    で順次搬送することを特徴とする請求項1、2または3
    記載のブッシュ組付装置。
JP4038598A 1998-02-23 1998-02-23 ブッシュ組付装置 Pending JPH11239929A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220168664A (ko) * 2021-06-17 2022-12-26 (주)바텍 방향성을 가진 부쉬 압입기

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