JPH11239866A - 低温半田付け法 - Google Patents

低温半田付け法

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JPH11239866A
JPH11239866A JP11049898A JP11049898A JPH11239866A JP H11239866 A JPH11239866 A JP H11239866A JP 11049898 A JP11049898 A JP 11049898A JP 11049898 A JP11049898 A JP 11049898A JP H11239866 A JPH11239866 A JP H11239866A
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low
temperature
heat
soldering
soldering method
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JP11049898A
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English (en)
Inventor
Toranosuke Kawaguchi
寅之輔 川口
Akiko Nasu
昭子 那須
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Nihon Almit Co Ltd
Original Assignee
Nihon Almit Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より低温度で行うことができ、接合強度の強
い低温半田付け法を提供する。 【解決手段】Inが30〜60重量%、残部がSnから
成る半田合金を用い、半田付け温度を100〜180℃
とし、前記半田付け温度を5〜60分間維持し、被接合
金属の接合部に1mm当たり0.001〜2.0Kg
の荷重を加えることを特徴とする低温半田付け法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温で行うことが
でき、接合強度の強い低温半田付け法に関する。
【従来の技術】従来、半田付け法においては、Snが6
0重量%、Pbが40重量%から成るいわゆる共晶半田
合金を用いている。 この従来法における共晶半田合金
の融点は190℃前後であり、例えば、銅板に電子部品
のリードを半田付けしたときの接合断面の顕微鏡組織
は、基板としての銅板(Cu)、CuとSnとの金属間
化合物、反応しないで残留した半田合金、CuとSnと
の金属間化合物、リード(Cu)層の組織となってい
る。上述のように、従来の半田合金は、CuとSnとの
金属間化合物を生成する際に、その全量が消費されず、
半田合金が接合部に残留する。 このように考えると、
従来のSnが60重量%、Pbが40重量%から成る半
田合金の場合、接合部に位置する半田合金自体の組織が
消失するまで拡散させると、半田合金組織が残留しない
のではないかとの考えも出るが、このように拡散させる
と、脆い金属間化合物層より成る層状組織が生成され、
接合部は全く脆くなる。
【0002】半田付け接合強度は、半田合金成分の残留
量ができるだけ少ないこと、すなわち、図18におい
て、2種の被接合金属の間の接合間隔が小さい程、接合
強度が強く、A〜B点間における接合が、従来の半田合
金によるB〜C間の接合強度以上の理想的な接合である
といえる。従来から、このような目的で、ろう合金フィ
ラーとして、接合される金属より融点の低い金属を用
い、このろう合金フィラーの薄片を接合される金属間に
挿入し、溶融状態で拡散させる、いわゆる「ろう付け
法」(blazing)がある。 いわゆる銀ろう、銅
ろうと称される「融体拡散接合法」である。さらに、特
開平9−1383号公報および特開平8−309581
号公報で、強固に接合する被接合部剤の接合方法が提
案」された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の
「ろう付け法」(blazing)は、現実には接合
後、合金フィラー組織は残留することも多く、完全に消
失することは珍しく、十分な接合強度が得られていない
場合が多い。また、最近では、電子回路を製造するため
の半田接合においても、電子部品の損傷を防止するため
に、出来るだけ低温での半田付けが要求され、しかも、
電子部品の使用中に高温度になっても、剥離しないとい
う過酷な条件が要求されてきている。 しかし、従来の
Snが60重量%、Pbが40重量%から成る半田合
金、および、Snが主成分のPbフリー半田合金は、1
80〜250℃という高温で半田付けを行う必要があっ
た。 しかも、接合部にはSn−Pb半田層が残留して
いるため、接合されるプリント基板が200℃以上に温
度が上昇すると、接合部が剥離するという問題点があっ
た。また、特開平9−1383号公報および特開平8−
309581号公報の従来方法では、未だ、接合強度は
十分でないという問題点があった。そこで、本発明は、
より低温度で行うことができ、かつ、接合強度の強い低
温半田付け法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、Inが30〜
60重量%、残部がSnから成る半田合金を用い、半田
付け温度を100〜180℃とし、前記半田付け温度を
5〜60分間維持し、被接合金属の接合部に1mm
たり0.001〜2.0Kgの荷重を加えることを特徴
とする低温半田付け法である。さらに、本発明は、B
i,ZnおよびGeの内、1種類以上の合計が0.1〜
8.0重量を上記方法において添加する低温半田付け法
である。
【0005】さらに、本発明は、上記低温半田付け法に
おいて、半田ペーストがプリント基板の両面上に付着さ
れ、電子部品を前記両面上に搭載した前記プリント基板
と、前記プリント基板を搬送するベルトコンベアと、前
記プリント基板が前記ベルトコンベアにより搬入される
室と、前記ベルトコンベアにより前記室から搬出された
前記プリント基板を冷却する冷却装置と、前記プリント
基板の前記両面上に搭載された前記電子部品を挟むよう
に押圧する押圧部と、前記押圧部を前記半田ペーストの
溶融温度以上に加熱する加熱手段と、から成る押圧半田
付け装置により、前記被接合金属の前記接合部に1mm
当たり0.001〜2.0Kgの圧力を加えることを
特徴とする低温半田付け法である。
【0006】さらに、本発明は、上記低温半田付け法に
おいて、半田ペーストがプリント基板の両面上に付着さ
れ、電子部品を前記両面上に搭載した前記プリント基板
と、前記プリント基板を搬送するベルトコンベアと、前
記プリント基板が前記ベルトコンベアにより搬入される
室と、前記ベルトコンベアにより前記室から搬出された
前記プリント基板を冷却する冷却装置と、前記プリント
基板の前記両面上に搭載された前記電子部品を挟むよう
に押圧する押圧部と、前記押圧部を前記半田ペーストの
溶融温度以上に加熱する加熱手段と、から成る押圧半田
付け装置により、前記被接合金属の前記接合部に1mm
当たり0.001〜2.0Kgの圧力を加えることを
特徴とする低温半田付け法である。
【0007】さらに、本発明は、上記低温半田付け法に
おいて、半田ペーストがパターン上に塗布され、電子部
品のリードが前記パターン上に搭載されるプリント基板
と、前記プリント基板を加熱することにより前記半田ペ
ーストを溶融させて前記電子部品のリードを前記パター
ン上に固着させる加熱手段と、から成り、前記加熱手段
は、加熱手段が接触して、あるいは、離隔して設けられ
た蓄熱体から成り、前記蓄熱体の底部には突出下端が形
成され、前記電子部品の本体部の上面が前記蓄熱体の底
部に接触せずに、前記電子部品の前記リードのみを加熱
するように前記突出下端が前記リード上に載置され、前
記パターンに塗布された前記半田ペーストが溶融される
まで加熱された後は前記リードから前記蓄熱体が離隔さ
れるように構成される半田付け装置により、前記被接合
金属の前記接合部に1mm当たり0.001〜2.0
Kgの圧力を加えることを特徴とする低温半田付け法で
ある。
【0008】さらに、本発明は、低温半田付け法におい
て、接着、あるいは、縫い合わされない1枚の耐熱性シ
ートと、前記耐熱性シートを少なくとも下部開口に張っ
た密閉された容器と、前記耐熱性シート及び前記容器に
充填された耐熱性流体と、前記耐熱性シート及び前記容
器内で前記耐熱性流体を加熱するように挿入され、半田
ペーストが付着され、前記電子部品を搭載したプリント
基板を加熱して、前記付着された半田ペーストを溶融す
る加熱手段と、から成る押圧加熱部を備え、前記押圧加
熱部は上方から降下されることにより電子部品を前記耐
熱性シートにより押圧加熱する半田付け装置により、前
記被接合金属の前記接合部に1mm 当たり0.001
〜2.0Kgの圧力を加えることを特徴とする低温半田
付け法である。
【0009】さらに、本発明は、上記低温半田付け法に
おいて、接着、あるいは、縫い合わされない1枚の耐熱
性シートと、前記耐熱性シートを少なくとも下部開口に
張った密閉された容器と、前記耐熱性シート及び前記容
器に充填された耐熱性流体と、前記耐熱性シート及び前
記容器内で前記耐熱性流体を加熱するように挿入され、
半田ペーストが付着され、前記電子部品を搭載したプリ
ント基板を加熱して、前記付着された半田ペーストを溶
融する加熱手段と、から成る押圧加熱部を備え、前記押
圧加熱部は上方から降下されることにより電子部品を前
記耐熱性シートにより押圧加熱する半田付け装置によ
り、前記被接合金属の前記接合部に1mm 当たり0.
001〜2.0Kgの圧力を加えることを特徴とする低
温半田付け法である。
【0010】さらに、本発明は、低温半田付け法におい
て、接着、あるいは、縫い合わされない1枚の耐熱性シ
ートと、前記耐熱性シートを少なくとも下部開口に張っ
た密閉された容器と、前記耐熱性シート及び前記容器に
充填された耐熱性流体と、前記耐熱性シート及び前記容
器内で前記耐熱性流体を加熱するように挿入され、半田
ペーストが付着され、電子部品を搭載したプリント基板
を加熱して、前記付着された半田ペーストを溶融する前
記加熱手段と、から成る押圧加熱部を備え、前記プリン
ト基板を加熱プレートに載置し、上昇させることにより
前記電子部品を前記耐熱性シートに押圧する上下動手段
を設けた半田付け装置により、前記被接合金属の前記接
合部に1mm当たり0.001〜2.0Kgの圧力を
加えることを特徴とする低温半田付け法である。
【0011】本発明によれば、Sn−In合金の融点が
低いため、低温で半田付けが可能となり、半田付け温度
を100〜180℃とし、前記半田付け温度を5〜12
0分間維持し、被接合金属の接合部に1mm当たり
0.001〜2.0Kgの荷重を加えるため、溶融半田
金属の拡散速度が速く、従って合金残留量が少なく、こ
の結果、Cuをベースとする被接合金属から成る基板と
の間でCu−In−Sn系の新しい合金層が生成され、
接合強度が強くなる。
【0012】さらに、本発明によれば、Bi,Znおよ
びGeの内、1種類以上により、より融点が低下して、
半田付けを行うことが出来、半田付け温度を100〜1
80℃とし、前記半田付け温度を5〜120分間維持
し、被接合金属の接合部に1mm当たり0.001〜
2.0Kgの荷重を加えるため、接合金属と半田合金の
拡散が推進され、接合強度がより強化され半田付けのた
めの所要拡散時間を短縮することが可能となる。さら
に、本発明によれば、所定構成を有する半田付け装置に
より、前記被接合金属の前記接合部に1mm当たり
0.001〜2.0Kgの圧力を加えるため、確実に安
定して圧力を加えることが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、その実施の形態
に基づいて説明する。
【実施例1】Inが50重量%で、Snが50重量%か
ら成り、厚さ0.001mmの薄片の表裏にフラックス
として塩化亜鉛溶液をコートした半田合金フィラーを、
銅板の間に挿入し、被接合金属の接合部に1mm当た
り0.001Kgの荷重が被接合金属の接合部に加わる
ように加圧して、100℃に5分間加熱した。 この加
熱はN雰囲気中で行った。 この結果、銅板の剥離テ
ストを行った結果、5kgf/mmの剥離強度が得ら
れた。 このときの切断面顕微鏡組織には、In−Sn
合金層は見られなかった。また、上記のテストピースを
用いて300℃で剥離テストを行った結果、剥離を起こ
すことはなかった。 このことは、顕微鏡により見るこ
とができる接合部の組織の内に、In−Sn合金層が残
留していないことに起因すると思われる。
【0014】
【実施例2】Inが30重量%、残部がSnから成り、
厚さが0.7mmの半田合金を用い、被接合金属の接合
部に1mm当たり2Kgの荷重が被接合金属の接合部
に加わるように加圧して、半田付け温度を100℃とし
て、60分間その温度を保持して作成した試験片につい
て、 300℃で剥離テストを行った結果、剥離を起こ
すことはなかった。 このことは、In−Sn合金層が
残留していないことに起因すると思われる。
【実施例3】Inが60重量%で、残部がSnから成
り、厚さが0.001mmの半田合金を用い、被接合金
属の接合部に1mm当たり2Kgの荷重が被接合金属
の接合部に加わるように加圧して、半田付け温度を18
0℃として、60分間その温度を保持して作成した試験
片について、 300℃で剥離テストを行った結果、剥
離を起こすことはなかった。 このことは、In−Sn
合金層が残留していないことに起因すると思われる。
【0015】
【実施例4】Inが30重量%、Znが0.1重量%、
残部がSnから成り、線材の半田合金フィラーを用い、
加熱温度を100℃に保持して、被接合金属の接合部に
1mm 当たり0.001Kgの荷重が被接合金属の接
合部に加わるように加圧して、半田付け温度を180℃
として、5分間その温度を保持して半田付けを行った結
果、加熱保持継続時間を、Znを含まない半田合金フィ
ラーと比較して1/3以上短縮することが可能となっ
た。 Sn−In−Znは、3元素共晶を形成し、添加
されたZnが拡散速度を迅速化したことに起因する。3
00℃で剥離テストを行った結果、剥離を起こすことは
なかった。 このことは、In−Sn合金層が残留して
いないことに起因すると思われる。
【実施例5】Inが30重量%、Znが8重量%、残部
がSnから成り、線材の半田合金フィラーを用い、被接
合金属の接合部に1mm当たり0.001Kgの荷重
が被接合金属の接合部に加わるように加圧して、半田付
け温度を100℃として、60分間その温度を保持して
半田付けを行った結果、加熱保持継続時間を、Znを含
まない半田合金フィラーと比較して1/3以上短縮する
ことが可能となった。Sn−In−Znは、3元素共晶
を形成し、添加されたZnが拡散速度を迅速化したこと
に起因する。300℃で剥離テストを行った結果、剥離
を起こすことはなかった。 このことは、In−Sn合
金層が残留していないことに起因すると思われる。
【0016】
【実施例6】Inが30重量%、Biが0.1重量%、
残部がSnから成り、厚さが0.01mmの半田合金を
用い、被接合金属の接合部に1mm当たり2Kgの荷
重が被接合金属の接合部に加わるように加圧して、半田
付け温度を100℃として、60分間その温度を保持し
て作成した試験片について、 300℃で剥離テストを
行った結果、剥離を起こすことはなかった。 このこと
は、In−Sn合金層が残留していないことに起因する
と思われる。
【実施例7】Inが60重量%、Geが8.0重量%、
残部がSnから成り、線材の半田合金を用い、被接合金
属の接合部に1mm当たり0.001Kgの荷重が被
接合金属の接合部に加わるように加圧して、半田付け温
度を100℃として、60分間その温度を保持して作成
した試験片について、 300℃で剥離テストを行った
結果、剥離を起こすことはなかった。 このことは、I
n−Sn合金層が残留していないことに起因すると思わ
れる。
【0017】
【実施例8】Inが50重量%、Bi、ZnおよびGe
の合計が8.0重量%、残部がSnから成り、厚さが
0.7mmの半田合金を用い、被接合金属の接合部に1
mm当たり2Kgの荷重が被接合金属の接合部に加わ
るように加圧して、半田付け温度を180℃として、5
分間その温度を保持して作成した試験片について、30
0℃で剥離テストを行った結果、剥離を起こすことはな
かった。 このことは、In−Sn合金層が残留してい
ないことに起因すると思われる。
【0018】以下、上記本発明の低温半田付け法に用い
られ、被接合金属の前記接合部に1mm当たり0.0
01〜2.0Kgの圧力を加える半田付け装置について
説明する。図1は本発明の低温半田付け法に用いられる
半田付け装置の構成図である。電子部品をプリント基板
に半田付けするために加熱する半田付け装置は、図示さ
れない前工程において半田ペーストが印刷付着され、さ
らに、LSI等の電子部品3を搭載したプリント基板2
と、このプリント基板2を搬送するベルトコンベア1
と、プリント基板2がベルトコンベア1により搬入され
る室6と、室6の内部に設けられ、室6に搬入されたプ
リント基板2を加熱して付着された半田ペーストを溶融
する加熱手段5aと、ベルトコンベア1により室6から
搬出されたプリント基板2を冷却する図示されない冷却
装置とから成る。 また、半田ペーストはSn、Pb、
Bi等を含む低融点半田合金粉末、有機溶剤、無機溶
剤、プラスチック等の混練物である。ここで、電子部品
3に限定されず、他の電子部品、要素類でもよい。
【0019】上方から降下されることにより電子部品3
をプリント基板2に対して矢印10方向に押圧する押圧
部4と、押圧部4を半田ペーストの溶融温度以上に直接
加熱するように押圧部4に接触して設けられ、ニクロム
線等から成る加熱手段5とから成る。 押圧部4は、図
1および図2に示されるように電子部品3が搭載された
プリント基板2を雄型とし、いわゆる雌型に形成され、
耐熱性プラスチック、あるいは、半田合金以上の溶融点
を有する金属類から成る。押圧部4は電子部品3のリー
ド3aをプリント基板2の銅箔パターンに押圧する。さ
らに、押圧部4は金属性型の表面上にポリイミド等の耐
熱性プラスチックをスプレーで被覆しても良い。押圧部
4を上方から降下する機構については特に図示されな
い。また、この押圧部4による押圧力の調整は、押圧部
4を構成する耐熱性プラスチック、あるいは、金属の比
重による材料選定による調整、あるいは、押圧部4の上
部に炭素板、あるいは、比重の高いタングステン板等を
載置する等により行う。
【0020】図3(a)(b)には本発明の低温半田付
け法に用いられる他の半田付け装置の構成図である。例
えば、ステンレス鋼から成る金属枠9内に内部に溶融合
金(金属InまたはSn−In合金等)が充填された1
00〜150℃の温度に耐える塩化ビニルフィルム、ポ
リイミドフィルム等から成る袋8から押圧部4aは構成
される。この溶融合金の代わりに、耐熱性のシリコーン
油、テフロン油等を用いても良い。ニクロム線等から成
る加熱手段5をこれらの流状プラスチックの内部に埋設
しても良い。図3(a)に示される状態から矢印10方
向に押圧部4aを降下させ、図3(b)に示される状態
ように電子部品3が搭載されたプリント基板2に押圧さ
れる。押圧部4aは柔軟性を有するため電子部このと
き、プリント基板上に搭載された電子部品類が品3の形
状と適合して押圧する。移動しないように、例えば、接
着剤で固定する等の手段を施す必要がある。
【0021】図4は本発明の低温半田付け法に用いられ
る他の半田付け装置の構成図である。 図1の装置と構
成が共通するが、ベルトコンベア1は半田ペーストが両
面上に付着され、電子部品3を両面上に搭載したプリン
ト基板2を立設して搬送する。さらに、プリント基板2
の両面上に搭載された電子部品3を挟むように矢印7方
向に押圧する押圧部4と、押圧部4を半田ペーストの溶
融温度以上に加熱する加熱手段5とを設ける。また、本
実施例において電子部品3を両面上に搭載したプリント
基板2を立設したが、プリント基板2を水平に載置し
て、上下方向から押圧部4により挟む構成としてもよ
い。上述の全ての装置において、加熱手段5は押圧部
4,4aに接触して設けられるが、押圧部4,4aが予
め加熱される場合もある。
【0022】図5は、本発明の低温半田付け法に用いら
れる他の半田付け装置の構成図、図6は部分断面図であ
る。 加熱手段16aは、加熱手段である電熱線13が
接続して設けられ、半田付けに適当な温度に加熱された
蓄熱体17から成る。蓄熱体17の底部18は突出下端
19が形成され、例えば、フラットICである電子部品
3の本体部20の上面21が蓄熱体17の底部18に接
触せずに、電子部品3のリード3aのみを加熱するよう
に突出下端19がリード3a上に図7に示される状態か
ら図8に示されるように図示されない機械的手段により
載置される。蓄熱体17の底部18および突出下端19
とプリント基板2との間の空間26をほぼ密閉状に構成
することが好適で、また、電子部品3の数に対応して適
宜設けられる。このリード3aは、プリント基板2上の
半田ペーストが塗布されたパターン2a上に予め搭載さ
れる。ここで、パターン2aは銅箔パターン、半田メッ
キ層パターンおよびランドを含む。このとき使用される
蓄熱体17は接触して設けられる加熱手段である電熱線
13により、加熱されるが、離隔して設けられた熱風に
よる加熱手段により予め加熱されても良い。なお、セラ
ミックスヒータ(例えば、TiBaO3 )を用いる場
合には、この材質自体で蓄熱体17を構成し、この両端
部に電極を付加し、両電極面で直接通電加熱しても良
い。この加熱後は蓄熱体17はリード3aから図示され
ない機械的手段により図7に示される状態に離隔され
る。ここで、蓄熱体17は、金属、あるいは、セラミッ
クス、あるいは、この両者の複合材から成る。また、こ
の金属、あるいは、セラミックスあるいは、この両者の
複合材をポリイミド等の耐熱性プラスチックで被覆して
も良い。
【0023】また、蓄熱体17の底部18と突出下端1
9とにより形成される空間26に窒素等の不活性ガス、
あるいは、還元性ガス、あるいは、これらを発生するエ
タノール等の液体を挿入するためのパイプ15を蓄熱体
17に設ける。エタノールは空間26内で蒸発し、還元
性ガスとなる。還元性ガスと不活性ガスとの混合ガスを
挿入しても良い。実際に実用化される蓄熱体17は、数
多くの電子部品が搭載されている複雑な印刷配線基板で
あるプリント基板2に対応したものである必要がある。
このためサンプルとして表面実装したプリント基板2の
周囲を取り囲み、半田付け接合部分を除いて、溶融した
石膏、プラスチック等を高さ方向に盛り上げて乾燥さ
せ、そこに溶けたパラフィンを注入してパラフィン型を
作る。このパラフィン型を用いて、ロスト・ワックス法
(インベストメント製造法)のプロセスによって蓄熱体
17を成型する。
【0024】図9は、本発明の低温半田付け法に用いら
れる他の半田付け装置の構成図である。プリント基板2
3は両面にパターン2aを有し、ベルトコンベア1上に
立設され、加熱手段16aの蓄熱体17により両面から
同時、または、交互に加熱される。図10は、本発明の
低温半田付け法に用いられる他の半田付け装置の構成
図、図2は平面図で、図3、図4には押圧加熱部34の
詳細な構成が示される。コンベア1は半田ペーストが付
着され、電子部品3を搭載したプリント基板2を搬送す
るものである。しかし、このコンベア1を設けなくても
良い。押圧加熱部34は、接着、あるいは、縫い合わさ
れない1枚の耐熱性シート39と、耐熱性シート39を
少なくとも下部開口に張った密閉された容器37と、耐
熱性シート39及び容器37に充填された耐熱性流体3
8と、耐熱性シート39及び容器37内で耐熱性流体3
8を加熱するように挿入されるニクロム線等から成る加
熱手段37eとから成り、上方から降下されることによ
り、加熱を必要とする電子部品3のみをを耐熱性シート
39により個別的に押圧伝導加熱する。耐熱性流体38
としては、より融点の低い金属InまたはSn−In合
金、あるいは、耐熱性のテフロン油等が用いられる。接
着、あるいは、縫い合わされない1枚の耐熱性シート3
9は、例えば、ポリフェニレンスルフィド、ポリイミド
フィルム等の合成樹脂、プラスチックフィルムの片面、
または、両面上に、例えば、メタノールスプレーによる
銅箔等との複合シート、あるいは、銅箔等の金属箔から
構成される。また、耐熱性シート39は、単数枚、複数
枚を問わない。押圧加熱部34の容器37は耐熱性流体
38の温度を測定制御する温度制御センサー37fを備
え、耐熱性流体38の注入口37gを有する蓋37aに
より密閉される。蓋37aは容器37のフランジ37h
にボルト37cにより、耐熱性シート39はフランジ3
7bにボルト37dにより固定しても良い。
【0025】押圧加熱部34を上方からピストン等の降
下する機構については図示されないが、図10に示され
る状態から下方向に押圧加熱部34を降下させ、図14
に示されるように電子部品3が搭載されたプリント基板
2は耐熱性シート39により押圧される。これにより、
銅箔パターン2aに半田ペーストが付着したリード3a
の半田接合部が加熱されると同時に押圧される。押圧加
熱部34の耐熱性シート39は柔軟性を有するため電子
部品3の形状と適合して押圧する。このときの所要押圧
力のコントロールについては、使用する耐熱性流体38
の量を調整する他、必要に応じて上方からピストン等の
降下する機構を調整しても良い。このとき、プリント基
板上に搭載された電子部品類が移動しないようにするた
めには、例えば、接着剤で予め固定する等の手段を施し
ても良い。押圧加熱部34の下方に位置するプリント基
板2に図示されないが下方から熱風を吹き付ける熱風加
熱手段を設けても良い。このとき、コンベア1は、メッ
シュ状構成、孔部を設ける等して、下方から熱風が通過
する構成とする。
【0026】図15は、本発明の低温半田付け法に用い
られる他の半田付け装置の構成図である。 耐熱性シー
ト39の端部は内筒30により容器37の内部に保持さ
れる。図示はされないが、耐熱性シート39の外側をゴ
ムバンドで締めて内筒30に耐熱性シート39を固定し
て、容器37を構成しても良い。図16は、本発明の低
温半田付け法に用いられる他の半田付け装置の構成図で
ある。ベルトコンベアは用いられず、上下動手段である
シリンダ32の上の加熱プレート31上にプリント基板
2が載置され、この加熱プレート31が上下動すること
により、プリント基板2は耐熱性シート39により押圧
伝導加熱される。上下動手段はシリンダ31に限定され
ないことはもちろんである。
【0027】図17は、本発明の低温半田付け法に用い
られる他の半田付け装置の構成図である。図16の装置
と構成は共通するが、耐熱性シート39の端部は内筒3
0により容器37の内部に保持される。図示はされない
が、耐熱性シート39の外側をゴムバンドで締めて内筒
30に耐熱性シート39を固定して、容器37を構成し
ても良い。 なお、上述の装置においては、大量生産用
にベルトコンベヤ1及び加熱後にプリント基板2、23
を冷却する図示されない冷却装置を用いたが、これらを
用いない場合もある。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、Sn−
In合金の融点が低いため、低温で半田付けが可能とな
り、半田付け温度を100〜180℃とし、前記半田付
け温度を5〜60分間維持し、被接合金属の接合部に1
mm当たり0.001〜2.0Kgの荷重を加えるた
め、溶融半田金属の拡散速度が速く、従って合金残留量
が少なく、この結果、Cuをベースとする被接合金属か
ら成る基板との間でCu−In−Sn系の新しい合金層
が生成され、接合強度が強くなる。さらに、本発明によ
れば、Bi,ZnおよびGeの内、1種類以上により、
より融点が低下して、半田付けを行うことが出来、半田
付け温度を100〜180℃とし、前記半田付け温度を
5〜60分間維持し、被接合金属の接合部に1mm
たり0.001〜2.0Kgの荷重を加えるため、接合
金属と半田合金の拡散が推進され、接合強度がより強化
され半田付けのための所要拡散時間を短縮することが可
能となる。 さらに、本発明によれば、所定構成を有す
る半田付け装置により、前記被接合金属の前記接合部に
1mm当たり0.001〜2.0Kgの圧力を加える
ため、確実に安定して圧力を加えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温半田付け法に用いられる半田付け
装置の構成図である。
【図2】本発明の低温半田付け法に用いられる半田付け
装置の部分断面図である。
【図3】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半田
付け装置の構成図である。
【図4】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半田
付け装置の構成図である。
【図5】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半田
付け装置の構成図である。
【図6】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半田
付け装置の部分断面図である。
【図7】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半田
付け装置の断面図である。
【図8】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半田
付け装置の断面図である。
【図9】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半田
付け装置の断面図である。
【図10】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半
田付け装置の断面図である。
【図11】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半
田付け装置の平面図である。
【図12】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半
田付け装置の部分拡大平面図である。
【図13】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半
田付け装置の部分拡大平面図である。
【図14】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半
田付け装置の部分拡大平面図である。
【図15】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半
田付け装置の構成図である。
【図16】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半
田付け装置の構成図である。
【図17】本発明の低温半田付け法に用いられる他の半
田付け装置の構成図である。
【図18】本発明の低温半田付け法における被接合金属
の接合間隔と接合強度の関係説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 3/34 507 H05K 3/34 507C 507M 512 512C

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Inが30〜60重量%、残部がSnから
    成る半田合金を用い、半田付け温度を100〜180℃
    とし、前記半田付け温度を5〜120分間維持し、被接
    合金属の接合部に1mm当たり0.001〜2.0K
    gの圧力を加えることを特徴とする低温半田付け法。
  2. 【請求項2】Bi,Ag,ZnおよびGeの内、1種類
    以上の合計が0.1〜8.0重量%を添加した請求項1
    記載の低温半田付け法。
  3. 【請求項3】前記半田合金は、厚さが0.001〜0.
    8mmの薄片から成る請求項1または2記載の低温半田
    付け法。
  4. 【請求項4】前記半田合金は、線材から成る請求項1ま
    たは2記載の低温半田付け法。
  5. 【請求項5】前記半田付け温度に保持するときに前記被
    接合金属の接合部を酸化させないように、不活性ガス雰
    囲気中に保持する請求項1から4のいずれかに記載の低
    温半田付け法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の低温
    半田付け法において、半田ペーストが付着され、電子部
    品を搭載したプリント基板と、前記プリント基板を搬送
    するベルトコンベアと、前記プリント基板が前記ベルト
    コンベアにより搬入される室と、前記ベルトコンベアに
    より前記室から搬出された前記プリント基板を冷却する
    冷却装置と、上方から降下されることにより前記電子部
    品を前記プリント基板に対して押圧する押圧部と、前記
    押圧部を前記半田ペーストの溶融温度以上に加熱する加
    熱手段と、から成る押圧半田付け装置により、前記被接
    合金属の前記接合部に1mm当たり0.001〜2.
    0Kgの圧力を加えることを特徴とする低温半田付け
    法。
  7. 【請求項7】前記加熱手段は前記押圧部に接触して設け
    られる前記押圧半田付け装置から成る請求項6記載の低
    温半田付け法。
  8. 【請求項8】前記加熱手段は前記押圧部を予め加熱する
    前記押圧半田付け装置から成る請求項6記載の低温半田
    付け法。
  9. 【請求項9】請求項1から5のいずれかに記載の低温半
    田付け法において、半田ペーストがプリント基板の両面
    上に付着され、電子部品を前記両面上に搭載した前記プ
    リント基板と、前記プリント基板を搬送するベルトコン
    ベアと、前記プリント基板が前記ベルトコンベアにより
    搬入される室と、前記ベルトコンベアにより前記室から
    搬出された前記プリント基板を冷却する冷却装置と、前
    記プリント基板の前記両面上に搭載された前記電子部品
    を挟むように押圧する押圧部と、前記押圧部を前記半田
    ペーストの溶融温度以上に加熱する加熱手段と、から成
    る押圧半田付け装置により、前記被接合金属の前記接合
    部に1mm当たり0.001〜2.0Kgの圧力を加
    えることを特徴とする低温半田付け法。
  10. 【請求項10】 前記プリント基板は前記ベルトコンベ
    アに立設される前記押圧半田付け装置から成る請求項9
    記載の低温半田付け法。
  11. 【請求項11】前記プリント基板は前記ベルトコンベア
    に水平に載置される前記押圧半田付け装置から成る請求
    項9記載の低温半田付け法。
  12. 【請求項12】前記加熱手段は前記押圧部に接触して設
    けられる前記押圧半田付け装置から成る請求項9から1
    1のいずれかに記載の低温半田付け法。
  13. 【請求項13】前記加熱手段は前記押圧部を予め加熱す
    るように離隔して設けられる前記押圧半田付け装置から
    成る請求項9から11のいずれかに記載の低温半田付け
    法。
  14. 【請求項14】請求項1から5のいずれかに記載の低温
    半田付け法において、半田ペーストがパターン上に塗布
    され、電子部品のリードが前記パターン上に搭載される
    プリント基板と、前記プリント基板を加熱することによ
    り前記半田ペーストを溶融させて前記電子部品のリード
    を前記パターン上に固着させる加熱手段と、から成り、
    前記加熱手段は、加熱手段が接触して、あるいは、離隔
    して設けられた蓄熱体から成り、前記蓄熱体の底部には
    突出下端が形成され、前記電子部品の本体部の上面が前
    記蓄熱体の底部に接触せずに、前記電子部品の前記リー
    ドのみを加熱するように前記突出下端が前記リード上に
    載置され、前記パターンに塗布された前記半田ペースト
    が溶融されるまで加熱された後は前記リードから前記蓄
    熱体が離隔されるように構成される半田付け装置によ
    り、前記被接合金属の前記接合部に1mm当たり0.
    001〜2.0Kgの圧力を加えることを特徴とする低
    温半田付け法。
  15. 【請求項15】 前記プリント基板は両面に前記パター
    ンを有し、前記加熱手段により両面から同時、または、
    交互に加熱される前記半田付け装置から成る請求項14
    記載の低温半田付け法。
  16. 【請求項16】 前記蓄熱体の底部と前記突出下端とに
    より形成される空間に不活性ガス、あるいは、還元性ガ
    ス、あるいは不活性ガス、あるいは、還元性ガスを発生
    する液体を挿入するためのパイプを前記蓄熱体に設けた
    半田付け装置から成る請求項14または15記載の低温
    半田付け法。
  17. 【請求項17】前記蓄熱体は金属、または、セラミック
    ス、または、前記金属と前記セラミックスの複合材とか
    ら成る請求項14から16のいずれかに記載の半田付け
    装置。
  18. 【請求項18】前記金属、または、前記セラミックス、
    または、前記金属と前記セラミックスの前記複合材を耐
    熱性プラスチックで被覆した前記半田付け装置から成る
    請求項14から17のいずれかに記載の低温半田付け
    法。
  19. 【請求項19】 請求項1から5のいずれかに記載の低
    温半田付け法において、接着、あるいは、縫い合わされ
    ない1枚の耐熱性シートと、前記耐熱性シートを少なく
    とも下部開口に張った密閉された容器と、前記耐熱性シ
    ート及び前記容器に充填された耐熱性流体と、前記耐熱
    性シート及び前記容器内で前記耐熱性流体を加熱するよ
    うに挿入され、半田ペーストが付着され、前記電子部品
    を搭載したプリント基板を加熱して、前記付着された半
    田ペーストを溶融する加熱手段と、から成る押圧加熱部
    を備え、前記押圧加熱部は上方から降下されることによ
    り電子部品を前記耐熱性シートにより押圧加熱する半田
    付け装置により、前記被接合金属の前記接合部に1mm
    当たり0.001〜2.0Kgの圧力を加えることを
    特徴とする低温半田付け法。
  20. 【請求項20】 前記押圧加熱部の下方に位置する前記
    プリント基板に下方から熱風を吹き付ける熱風加熱手段
    を設けた半田付け装置から成る請求項19記載低温半田
    付け法。
  21. 【請求項21】前記押圧加熱部の下方に前記プリント基
    板を搬送するコンベアを設けた半田付け装置から成る請
    求項19または20記載の低温半田付け法。
  22. 【請求項22】請求項1から5のいずれかに記載の低温
    半田付け法において、接着、あるいは、縫い合わされな
    い1枚の耐熱性シートと、前記耐熱性シートを少なくと
    も下部開口に張った密閉された容器と、前記耐熱性シー
    ト及び前記容器に充填された耐熱性流体と、前記耐熱性
    シート及び前記容器内で前記耐熱性流体を加熱するよう
    に挿入され、半田ペーストが付着され、電子部品を搭載
    したプリント基板を加熱して、前記付着された半田ペー
    ストを溶融する前記加熱手段と、から成る押圧加熱部を
    備え、前記プリント基板を加熱プレートに載置し、上昇
    させることにより前記電子部品を前記耐熱性シートに押
    圧する上下動手段を設けた半田付け装置により、前記被
    接合金属の前記接合部に1mm当たり0.001〜
    2.0Kgの圧力を加えることを特徴とする低温半田付
    け法。
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