JPH11239694A - 洗濯機の排水弁装置 - Google Patents

洗濯機の排水弁装置

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Publication number
JPH11239694A
JPH11239694A JP10044968A JP4496898A JPH11239694A JP H11239694 A JPH11239694 A JP H11239694A JP 10044968 A JP10044968 A JP 10044968A JP 4496898 A JP4496898 A JP 4496898A JP H11239694 A JPH11239694 A JP H11239694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve seat
valve
valve element
washing
drainage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10044968A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Saito
克哉 齋藤
Shunji Imai
俊次 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10044968A priority Critical patent/JPH11239694A/ja
Publication of JPH11239694A publication Critical patent/JPH11239694A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水槽内の洗濯排水を排出する洗濯機の排水弁
装置において、排水時の乱流の発生を防ぎ、排水時間を
短縮することで、1サイクルでの洗濯時間の短縮すると
ともに、排水性能を向上させる。 【解決手段】 洗濯排水を排出するため水槽3の下部に
設けた排水弁装置であって、弁座15と、この弁座15
に対し開閉動作を行う弁体16とを備え、弁体16に
は、弁座15の流入側開口部18に先端部分を指向した
突出部19を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水槽内の洗濯排水
を排出する洗濯機の排水弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、洗濯機においては、洗濯した後
に洗濯排水を排出するために排水行程に移るが、その排
水弁装置は弁座に対し弁体が開閉動作を行い、排水する
のが通常である。
【0003】従来、この種の洗濯機の排水弁装置は、図
10に示すように、弁座22と、この弁座22に対し開
閉動作を行う弁体23とを有し、弁体23は、弁座22
との接触面に対し平行な平面であるのが通常である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、排水行程時の排水動作時、弁体23が弁座22と
の接触面に対し平行な平面であるため、排水弁装置の弁
座22の流入側開口部24で洗濯排水が弁体23に垂直
に衝突するため乱流が発生し、それが抵抗となって、洗
濯排水が弁座22部を通過するのに時間がかかり、排水
時間が長くなるとともに、排水性能が悪化するという問
題を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、排水
時の乱流の発生を防ぎ、排水時間を短縮することで、1
サイクルでの洗濯時間の短縮するとともに、排水性能を
向上させることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯排水を排出するため水槽の下部に設け
た排水弁装置であって、弁座と、この弁座に対し開閉動
作を行う弁体とを備え、弁体には、弁座の流入側開口部
に先端部分を指向した突出部を設けたものである。
【0007】これにより、排水時の乱流の発生を防ぎ、
排水時間を短縮することで、1サイクルでの洗濯時間の
短縮するとともに、排水性能を向上させることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯排水を排出するため水槽の下部に設けた排水弁
装置であって、弁座と、この弁座に対し開閉動作を行う
弁体とを備え、前記弁体には、前記弁座の流入側開口部
に先端部分を指向した突出部を設けたものであり、排水
時に洗濯排水が弁体に垂直に衝突することによる乱流の
発生を防ぎ、排水時間を短縮することで、1サイクルで
の洗濯時間の短縮するとともに、排水性能を向上させる
ことができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、突出部は、略半球状または略錐形
状に形成したものであり、洗剤分を多く含む泡の混ざっ
た洗濯排水であっても、排水時の乱流の発生を防ぎ、排
水時間を短縮することで、1サイクルでの洗濯時間の短
縮するとともに、排水性能を向上させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0011】(実施例1)図3に示すように、洗濯兼脱
水槽1は、中央底部にパルセータ2を回転自在に配設し
ている。水槽3は洗濯兼脱水槽1を内包し、この水槽3
の外底部には基板4を固着し、モータ5、排水弁装置
6、洗濯兼脱水切替機構7などを配設しており、基板4
の外縁部は防振装置8、吊り棒9を介して外枠10の上
部角隅より垂下支持している。外枠10の上部に上部カ
バー11を設け、給水弁12、電源スイッチ13、制御
装置14などを配設している。
【0012】排水弁装置6は、図1および図2に示すよ
うに構成し、水槽3内の洗濯排水を排出するもので、弁
座15と、この弁座に対し開閉動作を行う弁体16と弁
体16を動作させる弁体駆動装置17を備え、弁体16
には、弁座15の流入側開口部18に先端部分を指向し
た突出部19を設けている。
【0013】一般に洗濯機においては、洗いまたはすす
ぎ行程の終了とほぼ同時に、弁体駆動装置17を動作さ
せ排水行程に入り、水槽3内の洗濯排水がほぼなくなっ
た時点から脱水行程に入る。
【0014】上記構成において、図4を参照しながら動
作を説明する。排水行程時に、弁体駆動装置17が動作
すると弁体16が開放状態となり、水槽3内の洗濯排水
の水圧により、洗濯排水が弁座15の流入側開口部18
から流出側開口部20へ通過し、排水される。
【0015】排水行程時に、洗濯排水が弁座15を通過
するとき、弁座15の流入側開口部18で弁体16に先
端部分を指向した突出部19があるので、洗濯排水が弁
体16に垂直に衝突する部分が小さいため、乱流の発生
が少なく、弁体16での抵抗が少なくなり、流入側開口
部18から流出側開口部20への通過時間が短くなる。
【0016】また、図5に示すように、突出部19の外
径aは、弁座15の流入側開口部18の内径dより小さ
く設定しているが、突出部19の外径aを流入側開口部
18の内径dに近づける寸法に設定し、かつ、突出部1
9の先端径bを小さく設定するほど、洗濯排水が弁体1
6に垂直に衝突する面積eが小さくなるため、乱流の発
生を少なくできる。
【0017】一方、弁体移動距離fの大小、洗濯排水の
水温、洗剤の種類、濃度等により、流体の粘性が異な
り、また、弁座15の流入側開口部18の内径dの大
小、弁座15の流出側排水能力の差により、流速が異な
るため、流体解析を行って突出部19の外径a、突出部
先端径b、突出部高さcの寸法、形状を設定するのが好
ましい。
【0018】なお、本実施例では、洗濯兼脱水槽1を内
包した水槽3内の洗濯排水を排出する全自動洗濯機の排
水弁装置を例に説明しているが、水槽の下部に設けた洗
濯機の排水弁装置に適用できる。
【0019】(実施例2)図6および図7に示すよう
に、弁体16には、略半球状または略錐形状の突出部2
1を設け、この突出部21を弁座15の流入側開口部1
8に先端部分を指向させている。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0020】上記構成において図8を参照にしながら動
作を説明する。洗濯排水が弁座15を通過するとき、弁
座15の流入側開口部18で弁体16に略半球状または
略錐形状をなす突出部21を設けているので、洗濯排水
が弁体16に垂直に衝突する部分がほとんどないため、
乱流の発生がほとんど少なく、また、洗剤分を多く含む
泡の混ざった洗濯排水であっても、弁体16での抵抗が
少ないので、流入側開口部18から流出側開口部20へ
の通過時間が短くなる。
【0021】また、図9に示すように、突出部21の外
径aは、弁座15の流入側開口部18の内径dより小さ
く設定しているが、突出部21の外径aを流入側開口部
18の内径dに近づける寸法に設定するほど、洗濯排水
が弁体16に垂直に衝突する面積eが小さくなるため、
乱流の発生を少なくできる。
【0022】一方、突出部高さcおよび突出部の形状
は、弁体移動距離fの大小、洗濯排水の水温、洗剤の種
類、濃度等により、流体の粘性が異なり、また、弁座1
5の流入側開口部18の内径dの大小、弁座15の流出
側排水能力の差により、流速が異なるため、流体解析を
行って突出部21の外径a、突出部高さcの寸法、突出
部の略半球状または略錐形状を設定するのが好ましい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯排水を排出するために水槽下部に設
けた排水弁装置であって、弁座と、この弁座に対し開閉
動作を行う弁体とを備え、前記弁体には、前記弁座の流
入側開口部に先端部分を指向した突出部を設けたから、
排水時に洗濯排水が弁体に垂直に衝突することによる乱
流の発生を防ぎ、排水時間を短縮することで、1サイク
ルでの洗濯時間の短縮するとともに、排水性能を向上さ
せることができる。
【0024】また、請求項2に記載の発明によれば、突
出部は、略半球状または略錐形状に形成したものであ
り、洗剤分を多く含む泡の混ざった洗濯排水であって
も、排水時の乱流の発生を防ぎ、排水時間を短縮するこ
とで、1サイクルでの洗濯時間の短縮するとともに、排
水性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の排水弁装置の
断面図
【図2】同洗濯機の排水弁装置の要部斜視図
【図3】同洗濯機の排水弁装置を備えた洗濯機の断面図
【図4】同洗濯機の排水弁装置の弁体開放状態時の要部
断面図
【図5】同洗濯機の排水弁装置の弁体と弁座の寸法関係
を示す図
【図6】本発明の第2の実施例の洗濯機の排水弁装置の
断面図
【図7】同洗濯機の排水弁装置の要部斜視図
【図8】同洗濯機の排水弁装置の弁体開放状態時の要部
断面図
【図9】同洗濯機の排水弁装置の弁体と弁座の寸法関係
を示す図
【図10】従来の洗濯機の排水弁装置の断面図
【符号の説明】
3 水槽 15 弁座 16 弁体 18 流入側開口部 19 突出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯排水を排出するため水槽の下部に設
    けた排水弁装置であって、弁座と、この弁座に対し開閉
    動作を行う弁体とを備え、前記弁体には、前記弁座の流
    入側開口部に先端部分を指向した突出部を設けた洗濯機
    の排水弁装置。
  2. 【請求項2】 突出部は、略半球状または略錐形状に形
    成した請求項1記載の洗濯機の排水弁装置。
JP10044968A 1998-02-26 1998-02-26 洗濯機の排水弁装置 Pending JPH11239694A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257043A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Tlv Co Ltd 気液分離器を備えた弁
JP2006153039A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Surpass Kogyo Kk 流量調節弁
JP2010169197A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Aisin Seiki Co Ltd バルブ装置
JP2011190890A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Tlv Co Ltd 調節弁
CN110607665A (zh) * 2018-06-15 2019-12-24 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 一种洗衣机的溢水装置及洗衣机

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