JPH11239156A - 光通信ネットワークノード - Google Patents

光通信ネットワークノード

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JPH11239156A
JPH11239156A JP5608698A JP5608698A JPH11239156A JP H11239156 A JPH11239156 A JP H11239156A JP 5608698 A JP5608698 A JP 5608698A JP 5608698 A JP5608698 A JP 5608698A JP H11239156 A JPH11239156 A JP H11239156A
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誠 西尾
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光スイッチ回路網の不要なクロスポイント数
を削減できる光通信ネットワークノードを提供するこ
と。 【解決手段】 波長多重入力光伝走路100−1〜Mの
各は長の光信号をバッファ付き波長多重受信インタフェ
ース120−1〜M経由で光信号のまま光スイッチ回路
網140で回線交換され、光波長多重送信インタフェー
ス121−1〜Mで波長変換されて波長多重出力光伝送
路110−1に出射するか、バッファ付き波長多重受信
インタフェースの有するバッファと光スイッチ回路網1
40でATM交換されて複数の光信号を合波して波長多
重出力光伝走路110−1に出射する。入力伝送路16
0−1〜Lからの光信号はバッファ付き受信インタフェ
ース122−1〜Lのバッファと光スイッチ回路網14
1でATM交換されて出力伝送路170−1〜Lに出射
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非同期転送モー
ド(Asynchronus Transfer Mode、以下ATMと呼
ぶ)技術と光波長多重技術を統合した光通信ネットワー
クノードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバ伝送技術進歩による伝
送帯域の改善に相まって、音声、データ、画像などの各
種通信サービスを統合的に収容し、加入者に提供するブ
ロードバンドISDN(以下、BISDNという)の期
待が高まっている。このBISDN実現のために必須な
ネットワーク技術としてARM技術がある。ATMは、
たとえば、文献「TM−LAN」(清水洋、鈴木洋著、
ソフト・リサーチ・センター発行)にあるように、全て
の情報をセルと呼ばれる固定長のパケットに分割して、
ルーティングに必要なヘッダを付加して情報を伝送・交
換する。この場合、セルはバーチャルサーキットとバー
チャルパスの2種類の論理的なコネクションによって目
的のATMノードあるいは端末まで伝送される。
【0003】このATMに適用される光スイッチとし
て、たとえば、特開平06−164628号公報には、
光セル信号のヘッダ部に応じて交換を行う光ATM交換
器に関して開示されている。また、特開閉04−124
994号公報には、複数波長光の多重された光入力信号
の波長を任意の波長に変換する波長変換スイッチを縦続
接続して構成する波長分割多段光スイッチ回路網におい
て、波長変換スイッチ間の縦続接続を光カプラによっ
て、行なうことが開示されている。さらに、特開平03
−219793号公報には、信号を波長分割多重し、波
長を入れ替えることにより信号の交換を行なう波長分割
交換機について開示されている。なお、特開平06−3
03656号公報には、光伝送路が束ねられた各方路ご
とにマトリクス光スイッチを接続して光分岐器、光合流
器の挿入による不必要な入出力端をなくして効率的な実
相を行うことが開示されている。
【0004】一方、このようなセルをベースとしたAT
M伝送・交換装置間の信号の伝送は、光ファイバ通信技
術の発展により、高速なセルを光信号に変換して伝送す
る。さらに、近年では、ネットワークの一層の大容量化
のために、1本の光ファイバ伝送路の中に複数の光波長
を多重して伝送し、通信ノードでは光信号のまま所定の
他のノードに切り替える波長分割多重型の光クロスコネ
クト装置とATM装置を組み合わせた光通信ネットワー
クノード(以下ノードと呼ぶ)が検討されている。
【0005】従来、このようなノードとして、1997
年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会予稿集(西尾
誠、逸見直也、ATM OVER WDMマルチレイヤ
ノードの提案、B−6−2、P.2、1997)記載のノードが
ある。図16はそのようなノードを説明する図である。
以降の説明では便宜上、ノードで構成される光通信ネッ
トワークからの信号を自ノードが収容する他のローカル
ネットワークや地域ネットワークに送出することを信号
の分岐と呼び、反対にこれらローカルネットワークや地
域ネットワークからの信号を光通信ネットワークへ送出
することを信号の挿入と呼び、さらに光通信ネットワー
ク内の隣接ノードからの光信号を他のノードへ転送させ
ることを信号の通過と各々呼ぶこととする。
【0006】n個の異なる波長の光信号(λ1〜λn)
が多重されて生成される波長多重光信号は、波長多重入
力光伝送路3300−X(X=1−M)によって各々、
バッファ付き長多重受信インタフェース3320−X
(X=1〜M)に送られる。バッファ付き波長多重受信
インタフェース3320−X(X=1〜M)の各々は、
入力ポート3330−(X・n−n+1)〜3330−
X・n(X=1〜M)のn個ずつで光スイッチ回路網3
2340と接続されている。
【0007】バッファ付き波長多重受信インタフェース
3320−X(X=1〜M)の各々は、入力された波長
多重光信号をn個の波長の光信号に分波した後に、これ
らn個の各光信号を光のまま入力ポート3330−(X
・n−n+1)〜3330−X・n(X=1〜M)から
光スイッチ回路網3340へ送出する。あるいは、バッ
ファ付き波長多重受信インタフェース3320−X(X
=1〜M)の各々は、入力された波長多重光信号をn個
の波長の光信号に分波した後に、n個の各光信号ごとに
伝送フレームからARMセルを取り出し、バッファ経由
で入力ポート3330−(X・n−n+1)〜3330
−X・n(X=1〜M)から光スイッチ回路網3340
へ光セルを送出する。
【0008】一方、受信インタフェース3322−Y
(Y=1〜L)の各々は、入力光伝送路3350−Y
(Y=1〜L)からの光信号を受信した後に、伝送フレ
ームからATMセルを取り出し、内部に有するバッファ
経由で入力ポート3331−Y(Y=1〜L)から光ス
イッチ回路網3340へ光セルを送出する。光スイッチ
回路網340は、バッファ付き波長多重受信インタフェ
ース3320−X(X=1〜M)内のバッファを経由し
ないで光信号が入力されると、あらかじめ決められた所
定の出力ポート3332−1〜3332−M・nへ光信
号を回線交換的に切り替える。
【0009】また、光スイッチ回路網3340は、バッ
ファ付き波長多重受信インタフェース3320−X(X
=1〜M)内のバッファ経由で光セルが入力されると、
バッファ付き波長多重受信インタフェース320−X
(X=1〜M)から図示されていない制御線によって通
知される切り替え制御信号に応じて所定の出力ポート3
32−1〜3332−M・nと3333−Y(Y=1〜
L)へセルごとにスイッチする。さらに、光スイッチ回
路網3340は、バッファ付き受信インタフェース33
22−Y(Y=1〜L)から光セルが入力されると、バ
ッファ付き受信インタフェース3322−y(y=1〜
L)から図示されていない制御線によって通知されるセ
ルのヘッダに応じて所定の出力ポート3332−1〜3
332−M・nと3333−Y(Y=1〜L)へセルご
とにスイッチする。
【0010】波長多重送信インタフェース3321−X
(X=1〜M)の各々はやはり出力ポート3332−
(X・n−n+1)〜3332−X・n(X=1〜M)
のn個ずつで光スイッチ回路網3340と接続されてい
る。波長多重送信インタフェース3321−X(X=1
〜M)の各々は、出力ポート3332−(X・n−n+
1)〜3332−X・n(X=1〜M)経由で光スイッ
チ回路網3340から回線交換的に切り替えられた光信
号を入力すると、これらをn個の波長の光信号に変換し
た後に、これらを合波して生成した波長多重光信号を波
長多重出力光伝送路3310−X(X=1〜M)へ送出
する。
【0011】また、波長多重送信インタフェース332
1−X(X=1〜M)の各々は、出力ポート3332−
(X・n−n+1)〜3332−X・n(X=1〜M)
経由で光スイッチ回路網3340からセルごとに切り替
えられた光セルを入力すると、これらをn個ごとに伝送
フレームへ挿入しn個の波長の光信号に変換した後に、
これらを合波して生成した波長多重光信号を波長多重出
力光伝送路3310−X(X=1〜M)送出する。一
方、送信インタフェース3323−Y(Y=1〜L)の
各々は、出力ポート3333−Y(Y=1〜L)経由で
光スイッチ回路網3340からセルごとに切り替えられ
た光セルを入力すると、セルを伝送フレームへ挿入した
後に光信号に変換し出力光伝送路3360−Y(Y=1
〜L)へ送出する。
【0012】次に、図16の光スイッチ回路網3340
の詳細な構成を図17に示す。光スイッチ回路網340
0は、図16の入力ポート3330−X(X=1〜M)
および3331−Y(Y=1〜L)が、入力端子341
0−1〜3410−N・n(ただし、N・n=M・n+
L)に相当し、図16の出力ポート3332−X(X=
1〜M)および3333−Y(Y=1〜L)が、出力端
子3460−1〜3460−N・n(ただし、N・n=
M・n+L)に各々相当する。また、光スイッチ回路網
3400は、N個の光サブスイッチモジュール3401
−K(K=1〜N)から構成され、各々は、n個の波長
変換器4420、1つのスターカプラ、n個のN入力の
光スイッチ3440、n個の可変波長フィルタ3450
から構成されている。
【0013】波長変換器3420−(S・n−n+1)
〜3420−S・n(S=1〜N)は各々、入力端子3
410−(S・n−n+1)〜3410−S・n(S=
1〜N)からの光信号を波長ΛZ(Z=1〜n)の光信
号に変換し、スターカプラ430−S(S=1〜N)へ
送る。ここで波長ΛZ(Z=1〜n)は、図16の波長
多重入出力光伝送路3300、3310上の波長λZ
(Z=1〜n)と同じでも異なっていてもどちらでもよ
い。スターカプラ3430−S(S=1〜N)の各々
は、入力端子410−(S・n−n+1)〜3410−
S・n(S=1〜N)からの光信号を波長多重した後
に、波長多重信号を光スイッチ3440−1〜3440
−N・nへ分岐する。
【0014】光スイッチ3440−1〜3440−N・
nは、スターカプラ3430−S(S=1〜N)からの
N個の波長多重信号を1つ選択して可変波長フィルタ3
450−1〜3450−N・nへ分岐する。光スイッチ
3440−1〜3440−N・nは、スターカプラ34
30−S(S=1〜N)からのN個の波長多重信号を1
つ選択して可変波長フィルタ3450−1〜3450−
N・nへ出力する。可変波長フィルタ3450−1〜3
450−N・nは、入力される波長多重信号から所望の
波長の光信号を選択し、出力端子3460−1〜346
0−N・nへ送出する。
【0015】図17の光スイッチ3440−1〜344
0−N・nおよび可変波長フィルタ3450−1〜34
50−N・nは、入力端子3410−1〜3410−N
・nから入力される光信号を回線交換的に切り替える場
合には、入力端子3410−1〜3410−N・nと出
力端子3460−1〜3460−N・n間にあらかじめ
決められた回線を設定するように制御される。このよう
な回線の設定は、たとえば、ネットワーク管理システム
により半固定的に行われるかあるいは、ノード間で起動
されるコネクション制御プロトコルを用いてオン・デマ
ンドで実現される。あるいは、光スイッチ3440−1
〜3440−N・nおよび可変波長フィルタ3450−
1〜3450−N・nは、入力端子3410−1〜34
10−N・nから入力される光信号をセルごとに切り替
える場合には、図16のバッファ付き波長多重インタフ
ェース3320−X(X=1〜M)によって処理される
セルのヘッダに応じた切り替え制御信号により、光信号
をセルごとに切り替える。
【0016】以上説明したように図17に示す構成の光
スイッチ回路網3400によって、任意の入力端子34
10−1〜3410−M・nから入力された光信号を、
任意の出力端子3460−1〜3460−N・nにセル
交換あるいは回線交換することができる。さらに、図1
7の光スイッチ回路網は、入力端子3410と出力端子
3460のn個ずつの増設あるいは削減に伴って、光サ
ブスイッチモジュール3401−K(K=1〜N)単位
での増設あるいは削減が可能である。たとえば、図16
の波長多重入力光伝送路3300−X(X=1〜M)と
波長多重出力光伝送路3310−X(X=1〜M)をと
もに1本増設するごとに1つの光サブスイッチモジュー
ル3401を増設することとなる。
【0017】なお、図17で示した光スイッチ回路網の
詳細は、文献(西尾、鈴木,「波長分割・空間分割複合
光ネットワークの検討」,電子情報通信学会交換研究
会、SSE92−148,PP.31−36,199
2.)に述べられている。図16のバッファ付き長多重
受信インタフェース3320と波長多重送信インタフェ
ース321の詳細な構成を図18、図19に示す。図1
8 に示すように、バッファ付き波長多重受信インタフ
ェース3500は、図16の波長多重入力光伝送路33
00−X(X=1〜M)と入力端子3510が接続さ
れ、光スイッチ回路網3340の入力ポート3330−
(X・n−n+1)〜3330−X・n(X=1〜M)
の各々が出力端子3511−Z(Z=1〜n)に接続さ
れている。
【0018】波長多重分離器3520は、入力端子35
10からの波長多重信号をn個の波長の光信号に分波し
て、各々を光スイッチ3530−Z(Z=1〜n)へ送
る。光スイッチ3530−Z(Z=1〜n)は、入力す
る光信号を光スイッチ回路網3340で回線交換させる
場合には、光電気変換器3540−Z、セル取り出し回
路3550−Z、バッファ3560−Z、ルーティング
テーブル3570−Z、電気光変換器33580−Z
(Z=1〜n)をショートカットさせるために光合流器
3590−Z(Z=1〜n)へ切り替える。あるいは、
光スイッチ3530−Z(Z=1〜n)は、入力する光
信号をバッファ3560−Z(Z=1〜n)および図3
の光スイッチ回路網3340とでATM交換させる場合
には、光信号を光電気変換器3540−Z(Z=1〜
n)へ切り替える。
【0019】光電気変換器3540−Z(Z=1〜n)
は波長多重分離器3520からの各々あらかじめ決めら
れた波長の光信号を電気信号に一旦変換して、セル取り
出し回路3550−Z(Z=1〜n)へ出力する。セル
取り出し回路3550−Z(Z=1〜n)は各々、光電
気変換器3540−Z(Z=1〜n)からの電気信号を
入力し、伝送フレームからセルを取り出し、セルをバッ
ファ3560−Z(Z=1〜n)へ送出する。バッファ
3560−Z(Z=1〜n)は、入力されるセルを一時
蓄積し、たとえば、ファーストイン/ファーストアウト
でルーティングテーブル3570−Z(Z=1〜n)へ
送る。
【0020】ルーティングテーブル3570−Z(Z=
1〜n)は、バッファ3560−Z(Z=1〜n)から
のセルのヘッダを解析し、これより出力すべき光スイッ
チ3340の出力ポート3332−1〜3332−M・
nあるいは333−Y(Y=1〜L)を決定し、ヘッダ
を所定の値に書き換えて電気光変換器3580−Z(Z
=1〜n)へ送る。さらに、ルーティングテーブル35
70−Z(Z=1〜n)は、光スイッチ回路網3340
内の光スイッチ3440−1〜3440−N・nと可変
波長フィルタ3450−1〜3450−N・nの切り替
え制御のために、光セルの出力ポートを光スイッチ回路
網3340へ通知する。電気光変換器3580−Z(Z
=1〜n)は各々、ルーティングテーブル3570−Z
(Z=1〜n)からのセルを光セルに変換して光合流器
3590−Z(Z=1〜n)へ送る。
【0021】光合流器3590−Z(Z=1〜n)は、
光スイッチ3530−Z(Z=1〜n)からの光信号あ
るいは電気光変換器3580−Z(Z=1〜n)からの
光信号を各々出力端子3511−Z(Z=1〜n)へ送
出する。このようにしてバッファ付き長多重受信インタ
フェース3500は、入力端子3510からの波長多重
信号に多重されるn個の光信号をバッファを介さずに光
信号のまま出力端子3511−Z(Z=1〜n)へ出力
するかあるいは電気信号に各々変換した後に、伝送フレ
ームからセルを取り出し、バッファに一時蓄積してから
出力端子3511−Z(Z=1〜n)へ出力することが
できる。
【0022】一方、図19に示すように波長多重送信イ
ンタフェース3501は、図16の光スイッチ回路網3
340の出力ポート3332−(X・n−n+1)〜3
332−X・n(X=1〜M)の各々が入力端子351
2−Z(Z=1〜n)に接続され、波長多重出力光伝送
路3310−X(X=1〜M)と出力端子3513が接
続されている。光スイッチ3521−Z(Z=1〜n)
は、入力する光信号を光スイッチ回路網3340で回線
交換させる場合には、光信号を光のまま波長変換器35
71−Zへ切り替える。
【0023】波長変換器3571−Z(Z=1〜n)は
各々光スイッチからの光信号をあらかじめ決められた波
長λZ(Z=1〜n)の光信号に変換して、光合流器3
561−Z(Z=1〜n)経由で波長多重化器3581
へ出力する。あるいは、光スイッチ3521−Z(Z=
1〜n)は、入力する光信号がバッファ付き長多重受信
インタフェース3500のバッファ3560−Z(Z=
1〜n)および光スイッチ回路網3340とでATM交
換される場合には、光信号を光電気変換器3531−Z
(Z=1〜n)へ切り替える。
【0024】光電気変換器3531−Z(Z=1〜n)
は、入力する光セルを電気信号に変換し、セル挿入回路
3541−Z(Z=1〜n)へ送る。セル挿入回路35
41−Z(Z=1〜n)は各々、光電気変換器3531
−Z(Z=1〜n)からのセルを入力し、これらを伝送
フレームに挿入して、電気光変換器3551−Z(Z=
1〜n)へ送る。電気光変換器3551−Z(Z=1〜
n)はセル挿入回路3541−Z(Z=1〜n)からの
電気信号を各々あらかじめ決められた波長λ1〜λnの
光信号に変換して、光合流器3561−Z(Z=1〜
n)経由で波長多重化器3581へ出力する。
【0025】波長多重化器3581は、電気光変換器3
551−Z(Z=1〜n)からのn個の波長の信号ある
いは波長変換器3571−Z(Z=1〜n)からの光信
号を合波して、波長多重信号を出力端子3513へ送出
する。このようにして、波長多重送信インタフェース3
501は、入力端子3512−Z(Z=1〜n)からの
光信号を電気信号に変換した後にセルを各々伝送フレー
ムに挿入しあらかじめ決められたn個の波長の光信号に
変換するか、あるいは入力端子512−Z(Z=1〜
n)からの光信号を光のままあらかじめ決められたn個
の波長の光信号に変換し、波長多重信号を出力端子35
13へ出力する。
【0026】次に、図16のバッファ付き受信インタフ
ェース3322と送信インタフェース3323の詳細な
構成を図20、図21に示す。図20に示すようにバッ
ファ付き受信インタフェース3600は、図16の入力
光伝送路3350−Y(Y=1〜L)と入力端子361
0が接続され、光スイッチ回路網3340の入力ポート
331−Y(Y=1〜L)の各々が出力端子3670に
接続されている。
【0027】光電気変換器3620は、入力端子361
0からの光信号をバッファ3640および光スイッチ回
路網3340とでATM交換させるために、光信号を電
気信号に一旦変換して、セル取り出し回路3630へ出
力する。セル取り出し回路3630は、光電気変換器3
620からの電気信号を入力し、伝送フレームからセル
を取り出し、セルをバッファ3640へ送出する。バッ
ファ3640は、入力されるセルを一時蓄積し、たとえ
ば、ファーストイン/ファーストアウトでルーティング
テーブル3650へ送る。
【0028】ルーティングテーブル3650は、バッフ
ァ3640からのセルのヘッダを解析し、これより出力
すべき光スイッチ340の出力ポート3332−1〜3
332−M・nあるいは3333−Y(Y=1〜L)を
決定し、ヘッダを所定の値に書き換えて電気光変換器3
660へ送る。さらに、ルーティングテーブル3650
は、光スイッチ回路網3340内の光スイッチ3440
−1〜3440−N・nと可変波長フィルタ3450−
1〜3450−N・nの切り替え制御のために、光セル
の出力ポートを光スイッチ回路網3340へ通知する。
【0029】電気光変換器3660は、ルーティングテ
ーブル3650からのセルを光セルに変換して出力端子
3670へ送る。このようにして、バッファ付き受信イ
ンタフェース3600は、入力端子3610からの光信
号をバッファに入力する前に電気信号に変換した後に、
伝送フレームからセルを取り出し、バッファに一時蓄積
してから出力端子3670へ出力することができる。
【0030】一方、図21に示すように、送信インタフ
ェース3601は、図16の光スイッチ回路網3340
の出力ポート3333−Y(Y=1〜L)の各々が入力
端子3611に接続され、出力光伝送路3360−Y
(Y=1〜L)と出力端子651が接続されている。光
電気変換器3621は、入力端子3611からの光信号
を電気信号に変換し、セル挿入回路3631へ送る。セ
ル挿入回路3631は、光電気変換器3621からのセ
ルを入力し、これらを伝送フレームに挿入して、電気光
変換器3641へ送る。
【0031】電気光変換器3641はセル挿入回路36
31からの電気信号を光信号に変換して、出力端子36
51へ送出する。このようにして送信インタフェース3
601は、入力端子3611からの光信号を電気信号に
変換した後にセルを各々伝送フレームに挿入し、光信号
を出力端子3651へ出力する。以上説明したように、
図16に構成が示された、従来の光通信ネットワークノ
ードは、任意の波長多重入力光伝送路3300−X(X
=1〜M)で伝送される任意の波長の光信号に多重され
るセルを、任意の出力光伝送路3360−Y(Y=1〜
L)に分岐することができる。
【0032】また、従来のノードは、任意の入力光伝送
路3350−Y(Y=1〜L)からのセルを、任意の波
長の光信号に変換して波長多重出力光伝送路3310−
X(X=1〜M)に挿入することができる。さらに、従
来のノードは、任意の波長多重入力光伝送路3300−
X(X=1〜M)の任意の波長の光信号を任意の波長多
重出力光伝送路3310−X(X=1〜M)の任意の波
長の光信号に変換することによって、波長多重入出力光
伝送路間での光信号の通過を行うことができる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】従来の光通信ノード
は、信号の分岐・挿入および通過、折り返しの各接続機
能を実現できる。しかしながら、従来の光通信ネットワ
ークノードでは、信号の分岐・挿入および通過、折り返
しの接続機能は全て1つの光スイッチ回路網を用いて実
現されるため、たとえば、通過する光信号が無い場合で
も、あるいは光信号の通過のみを実現させる場合、光ノ
ードにおける各接続の割合が変わっても常に(M・n+
L)2のクロスポイント数に相当するハードウェアが必
要となる。したがって、大規模な光スイッチ回路網が必
要となり、ノードの小型化、低コスト化が困難なことで
ある。
【0034】また、従来の光通信ネットワークノードで
は、一つの大規模光スイッチ回路網スイッチを用いて実
現しているために、内部での光分岐損失が大きく、した
がって、光スイッチ回路による光損失が大きくなるとい
う課題がある。
【0035】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、空間分割等価回路相当で光スイッ
チ回路網の不要なクロスポイント数を削減し、不要なク
ロスポイント数に相当するハードウェアの削減が可能と
なり、装置の小型化が可能で、しかも低損失の光通信ネ
ットワークノードを提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、光通信ネットワークノードATMセ
ルを交換するATM交換機能と光信号を光のまま交換す
る光交換機能をともに有する光通信ネットワークノード
であって、1つの入力端と複数の出力端を有し、複数の
第1の入力光伝送路のそれぞれを通して前記1つの入力
端から入射される波長多重光信号を波長の異なる複数の
光信号に分波した後に、これら複数の光信号を光のまま
前記複数の出力端の各々から出射するか、あるいは前記
複数の光信号を電気信号に変換して伝送フレームから取
り出したATMセルを一時バッファに蓄積し、前記バッ
ファから出力されるATMセルのヘッダを処理した後に
光信号に変換して前記複数の出力端の各々から出射する
複数のバッファ付き波長多重受信インタフェースと、1
つの入力端と1つの出力端を有し、複数の第2の入力伝
送路のそれぞれを通して前記入力端から入射される光信
号を電気信号に変換して伝送フレームから取り出したA
TMセルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから出
力されるATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変
換して前記出力端から出射する複数のバッファ付き受信
インタフェースと、複数の入力端と1つの出力端を有
し、前記複数の入力端から入射される光回線上の光信号
各々を光のまま所定の波長の光信号に変換するか、ある
いは前記複数の入力端からの光信号の各々を電気信号に
変換して取り出したATMセルを伝送フレームに格納し
た後に前記所定の波長の光信号に変換し、前記所定の波
長に変換された複数の光信号を合波して波長多重光信号
を前記1つの出力端から出射して複数の第1の出力伝送
路に伝送する複数の波長多重送信インタフェースと、1
つの入力端と1つの出力端を有し、前記入力端から入射
される光信号各々を電気信号に変換して取り出したAT
Mセルを伝送フレームに格納した後に光信号に変換して
前記出力端から出射して複数の第2の出力光伝送路に伝
送する複数の送信インタフェースと、前記複数のバッフ
ァ付き波長多重インタフェースの各出力端に各々接続さ
れた複数の入力端と複数の出力端を有し、前記複数の所
定の入力端と出力端の間にあらかじめ決められた前記光
回線を設定するかあるいは前記複数のバッファ付き波長
多重受信インタフェースからの制御で光信号をセルごと
に交換する第1の光スイッチ回路網と、前記複数のバッ
ファ付き受信インタフェースの各出力端に各々接続され
た複数の入力端と複数の出力端を有し、前記複数のバッ
ファ付き受信インタフェースからの制御で光信号をセル
ごとに交換する第2の光スイッチ回路網と、前記第1お
よび第2の光スイッチ回路網が接続された複数の入力端
と複数の出力端を有し、前記複数の入力端からの光信号
をあらかじめ決められた前記複数の波長多重送信インタ
フェースの入力端と前記複数の送信インタフェースの入
力端とに接続された前記出力端へ切り替える光分配スイ
ッチ回路網とから構成されることを特徴とする。
【0037】第2の発明は、ATMセルを交換するAT
M交換機能と光信号を光のまま交換する光交換機能をと
もに有する光通信ネットワークノードであって、1つの
入力端と複数の出力端を有し、複数の第1の入力光伝送
路のそれぞれを通して前記1つの入力端から入射される
波長多重光信号を波長の異なる複数の光信号に分波した
後に、これら複数の光信号を光のまま前記複数の出力端
の各々から出射するか、あるいは前記複数の光信号を電
気信号に変換して伝送フレームから取り出したATMセ
ルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから出力され
るATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変換して
前記複数の出力端の各々から出射する複数のバッファ付
き波長多重受信インタフェースと、1つの入力端と1つ
の出力端を有し、複数の第2の入力光伝送路のそれぞれ
を通して前記入力端から入射される光信号を電気信号に
変換して伝送フレームから取り出したATMセルを一時
バッファに蓄積し、前記バッファから出力されるATM
セルのヘッダを処理した後に光信号に変換して前記出力
端から出射する複数のバッファ付き受信インタフェース
と、複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数の入
力端から入射される光回線上の光信号各々を光のまま所
定の波長の光信号に変換するか、あるいは前記複数の入
力端からの光信号の各々を電気信号に変換して取り出し
たATMセルを伝送フレームに格納した後に前記所定の
波長の光信号に変換し、前記所定の波長に変換された複
数の光信号を合波して波長多重光信号を前記1つの出力
端から出射して複数の第1の出力光伝送路に伝送する複
数の波長多重送信インタフェースと、1つの入力端と1
つの出力端を有し、前記入力端から入射される光信号各
々を電気信号に変換して取り出したATMセルを伝送フ
レームに格納した後に光信号に変換して前記出力端から
出射して複数の第2の出力光伝送路に伝送する複数の送
信インタフェースと、複数の入力端と複数の出力端を有
し、前記複数のバッファ付き波長多重受信インタフェー
スの出力端および前記バッファ付き受信インタフェース
の出力端にそれぞれ接続された前記複数の入力端からの
光信号をあらかじめ決められた1つ以上の前記出力端へ
選択的に分岐する第1と第2の光選択スイッチ回路網
と、前記第1の光選択スイッチ回路網の出力端に接続さ
れた複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数の所
定の入力端と1つの出力端の間にあらかじめ決められた
光回線を設定するかあるいは前記複数のバッファ付き波
長多重受信インタフェースからの制御で光信号をセルご
とに交換する複数の第1の光スイッチと、前記第2の光
選択スイッチ回路網の出力端に接続された複数の入力端
と1つの出力端を有し、前記複数のバッファ付き受信イ
ンタフェースからの制御で光信号をセルごとに交換する
複数の第2の光スイッチと、前記第1および第2の出力
スイッチの出力端に接続された複数の入力端と複数の前
記は波長多重送信インタフェースの入力端と前記送信イ
ンタフェースの入力端に接続された出力端を有し、前記
複数の入力端からの光信号をあらかじめ決められた前記
出力端へ切り替える光分配スイッチ回路網とから構成さ
れることを特徴とする。
【0038】第3の発明は、ATMセルを交換するAT
M交換機能と光信号を光のまま交換する光交換機能をと
もに有する光通信ネットワークノードであって、1つの
入力端と複数の出力端を有し、複数の第1の入力光伝送
路のそれぞれを通して前記1つの入力端から入射される
波長多重光信号を波長の異なる複数の光信号に分波した
後に、これら複数の光信号を光のまま前記複数の出力端
の各々から出射するか、あるいは前記複数の光信号を電
気信号に変換して伝送フレームから取り出したATMセ
ルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから出力され
るATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変換して
前記複数の出力端の各々から出射する複数のバッファ付
き波長多重受信インタフェースと、1つの入力端と1つ
の出力端を有し、複数の第2の入力光伝送路のそれぞれ
を通して前記入力端から入射される光信号を電気信号に
変換して伝送フレームから取り出したATMセルを一時
バッファに蓄積し、前記バッファから出力されるATM
セルのヘッダを処理した後に光信号に変換して前記出力
端から出射する複数のバッファ付き受信インタフェース
と、複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数の入
力端から入射される光回線上の光信号各々を光のまま所
定の波長の光信号に変換するか、あるいは前記複数の入
力端からの光信号の各々を電気信号に変換して取り出し
たATMセルを伝送フレームに格納した後に前記所定の
波長の光信号に変換し、前記所定の波長に変換された複
数の光信号を合波して波長多重光信号を前記1つの出力
端から出射して複数の第1の出力光伝送路に伝送する複
数の波長多重送信インタフェースと、1つの入力端と1
つの出力端を有し、前記入力端から入射される光信号各
々を電気信号に変換して取り出したATMセルを伝送フ
レームに格納した後に光信号に変換して前記出力端から
出射して複数の第2の出力光伝送路に伝送する複数の送
信インタフェースと、複数の入力端と前記波長多重受信
インタフェースの各出力端に接続された複数の出力端を
有し、前記複数の所定の入力端と出力端の間にあらかじ
め決められた前記光回線を設定するかあるいは前記複数
のバッファ付き波長多重受信インタフェースおよび前記
複数のバッファ付き受信インタフェースからの制御で光
信号をセルごとに交換する第1の光スイッチ回路網と、
複数の入力端と前記送信インタフェースの各出力端に接
続された複数の出力端を有し、前記複数のバッファ付き
波長多重受信インタフェースおよび前記複数のバッファ
付き受信インタフェースからの制御で光信号をセルごと
に交換する第2の光スイッチ回路網と、前記バッファ付
き波長多重受信インタフェースの各出力端と前記バッフ
ァ付き多重インタフェースの各出力端に接続された複数
の入力端と前記第1の光スイッチ回路網の入力端と前記
第2の光スイッチ回路網の入力端に接続された複数の出
力端を有し、前記複数の入力端からの光信号をあらかじ
め決められた前記出力端へ切り替える光分配スイッチ回
路網とから構成されることを特徴とする。
【0039】第4の発明は、ATMセルを交換するAT
M交換機能と光信号を光のまま交換する光交換機能をと
もに有する光通信ネットワークノードであって、1つの
入力端と複数の出力端を有し、複数の第1の入力光伝送
路のそれぞれを通して前記1つの入力端から入射される
波長多重光信号を波長の異なる複数の光信号に分波した
後に、これら複数の光信号を光のまま前記複数の出力端
の各々から出射するか、あるいは前記複数の光信号を電
気信号に変換して伝送フレームから取り出したATMセ
ルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから出力され
るATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変換して
前記複数の出力端の各々から出射する複数のバッファ付
き波長多重受信インタフェースと、1つの入力端と1つ
の出力端を有し、複数の第2の入力光伝送路を通して前
記入力端から入射される光信号を電気信号に変換して伝
送フレームから取り出したATMセルを一時バッファに
蓄積し、前記バッファから出力されるATMセルのヘッ
ダを処理した後に光信号に変換して前記出力端から出射
する複数のバッファ付き受信インタフェースと、複数の
入力端と1つの出力端を有し、前記複数の入力端から入
射される光回線上の光信号各々を光のまま所定の波長の
光信号に変換するか、あるいは前記複数の入力端からの
光信号の各々を電気信号に変換して取り出したATMセ
ルを伝送フレームに格納した後に前記所定の波長の光信
号に変換し、前記所定の波長に変換された複数の光信号
を合波して波長多重光信号を前記1つの出力端から出射
して複数の第1の出力光伝送路に伝送する複数の波長多
重送信インタフェースと、1つの入力端と1つの出力端
を有し、前記入力端から入射される光信号各々を電気信
号に変換して取り出したATMセルを伝送フレームに格
納した後に光信号に変換して前記出力端から出射して複
数の第2の出力光伝送路に伝送する複数の送信インタフ
ェースと、複数の入力端と複数の出力端を有し、前記複
数の入力端からの光信号をあらかじめ決められた1つ以
上の前記出力端へ選択的に分岐する第1と第2の光選択
スイッチ回路網と、前記第1の光選択スイッチ回路網の
各出力端に接続された複数の入力端と前記各波長多重送
信インタフェースの各入力端に接続された1つの出力端
を有し、前記複数の所定の入力端と1つの出力端の間に
あらかじめ決められた光回線を設定するかあるいは前記
複数のバッファ付き波長多重受信インタフェースおよび
前記複数のバッファ付き受信インタフェースからの制御
で光信号をセルごとに交換する複数の第1の光スイッチ
と、前記第2の光選択スイッチ回路網の出力端に接続さ
れた複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数のバ
ッファ付き波長多重受信インタフェースおよび前記複数
のバッファ付き受信インタフェースからの制御で光信号
をセルごとに交換する複数の第2の光スイッチと、前記
バッファ付き波長多重受信インタフェースの各出力端に
接続された複数の入力端と前記第1の光選択スイッチ回
路網と前記第2の光選択スイッチ回路網の各入力端に接
続された複数の出力端を有し、前記複数の入力端からの
光信号をあらかじめ決められた前記出力端へ切り替える
光分配スイッチ回路網とから構成されることを特徴とす
る。
【0040】第5の発明は、ATMセルを交換するAT
M交換機能と光信号を光のまま交換する光交換機能をと
もに有する光通信ネットワークノードであって、1つの
入力端と複数の第1の出力端と複数の第2の出力端を有
し、前記1つの入力端から複数の第1の入力光伝送路の
それぞれを通して入射される波長多重光信号を波長の異
なる複数の光信号に分波した後に、これら複数の光信号
を光のまま前記複数の第1の出力端の各々から出射する
か、あるいは前記複数の光信号を電気信号に変換して伝
送フレームから取り出したATMセルを一時バッファに
蓄積し、前記バッファから出力されるATMセルのヘッ
ダを処理した後に光信号に変換して前記複数の第2の出
力端の各々から出射する複数のバッファ付き波長多重受
信インタフェースと、1つの入力端と1つの出力端を有
し、前記入力端から第2の入力光伝送路のそれぞれを通
して入射される光信号を電気信号に変換して伝送フレー
ムから取り出したATMセルを一時バッファに蓄積し、
前記バッファから出力されるATMセルのヘッダを処理
した後に光信号に変換して前記出力端から出射する複数
のバッファ付き受信インタフェースと、複数の第1の入
力端と複数の第2の入力端と1つの出力端を有し、前記
複数の第1の入力端から入射される光回線上の光信号各
々を光のまま所定の波長の光信号に変換するか、あるい
は前記複数の第2の入力端からの光信号の各々を電気信
号に変換して取り出したATMセルを伝送フレームに格
納した後に前記所定の波長の光信号に変換し、前記所定
の波長に変換された複数の光信号を合波して波長多重光
信号を前記1つの出力端から複数の第1の出力光伝送路
に出射する複数の波長多重送信インタフェースと、1つ
の入力端と1つの出力端を有し、前記入力端から入射さ
れる光信号各々を電気信号に変換して取り出したATM
セルを伝送フレームに格納した後に光信号に変換して前
記出力端から複数の第1の出力光伝送路に出射する複数
の送信インタフェースと、前記バッファ付き波長多重受
信インタフェースの第1の出力端に接続された複数の入
力端と複数の前記波長多重送信インタフェースの入力端
に接続された出力端を有し、前記複数の所定の入力端と
出力端の間にあらかじめ決められた前記光回線を設定す
る第1の光スイッチ回路網と、前記バッファ付き波長多
重受信インタフェースの第2の出力端が接続された複数
の入力端と光合流器を介して前記送信インタフェースの
入力端に接続された複数の出力端を有し、前記複数のバ
ッファ付き波長多重受信インタフェースからの制御で光
信号をセルごとに交換する第2の光スイッチ回路網と、
光分光器を介して前記複数のバッファ付き受信インタフ
ェースの出力端に接続された複数の入力端と前記光合流
器を介して前記送信インタフェースの入力端に接続され
た複数の出力端を有し、前記複数のバッファ付き受信イ
ンタフェースからの制御で光信号をセルごとに交換する
第3の光スイッチ回路網と、前記光分光器を介して前記
複数のバッファ付き受信インタフェースの出力端に接続
された複数の入力端と前記複数の波長多重送信インタフ
ェースの各第2の入力端に接続された複数の出力端を有
し、前記複数のバッファ付き受信インタフェースからの
制御で光信号をセルごとに交換する第4の光スイッチ回
路とから構成されることを特徴とする。
【0041】第1の発明の光通信ネットワークノードに
よれば、複数の第1の入力光伝送路を通して複数のバッ
ファ付き波長多重受信インタフェースに波長多重光信号
が入力されると、この波長多重光信号を波長の異なる複
数の光信号に分岐した後に光信号のまま第1の光スイッ
チ回路網に出射するか、あるいは、波長多重光信号を電
気信号に変換して伝送フレームから取り出したATMセ
ルを一時的にバッファに蓄積し、バッファから出力され
るATMセルのヘッダを処理した後に、光信号に変換し
て第1の光スイッチ回路網に出射する。また、複数の第
2の入力光伝送路を通して光信号が複数のバッファ付き
受信インタフェースに入射されると、このバッファ付き
受信インタフェースは光信号を電気信号に変換して伝送
フレームから取り出したATMセルを一時的にバッファ
に蓄積し、このバッファから取り出されるATMセルの
ヘッダを処理した後に光信号に変換して第2光スイッチ
回路に出射する。第1の光スイッチ回路網では、あらか
じめ決められた入力端と出力端との間に決められた光回
線を設定するか、あるいは、バッファ付き波長多重イン
タフェースからの制御で光信号をセルごとに交換して光
分配スイッチ回路網に出射する。第2の光スイッチ回路
網では、複数のバッファ付き受信インタフェースからの
制御で光信号をセルごとに交換して光分配スイッチ回路
網に出射する。光分配スイッチ回路網は、第1光スイッ
チ回路網と第2光スイッチ回路網から入射する光信号を
あらかじめ決められた複数の波長多重送信インタフェー
スと複数の送信インタフェースとに切り替えて分配す
る。複数の波長多重送信インタフェースでは、入射され
た光信号を光のまま所定の波長で変換して複数の第1の
出力光伝送路に出射するか、あるいは入射した光信号を
電気信号に変換して取り出したATMセルを伝送フレー
ムに格納した後に所定の波長の光信号に変換し、その変
換した複数の光信号を合波して複数の第1の出力光伝送
路に出射する。さらに、複数の送信インタフェースで
は、光分配スイッチ回路網から入射される光信号を電気
信号に変換して取り出したATMセルを伝送フレームに
格納した後に光信号に変換して複数の第2の出力光伝送
路に出射する。
【0042】また、第2の発明の光通信ネットワークノ
ードによれば、第1の入力光伝送路を通して波長多重光
信号はバッファ付き波長多重受信インタフェースに入射
された波長多重光信号は波長の異なる複数の光信号に分
岐した後に、光のまま出力するか、光信号を電気信号に
変換して伝送フレームから取り出しATMセルを一時的
にバッファ蓄積し、バッファから出力されるATMセル
のヘッダを処理した後に、光信号に変換して出力し、第
1の光選択スイッチ回路網でこの光信号を出力端へ選択
的に分岐して第1の光スイッチに送出し、第1の光スイ
ッチでは、あらかじめ決められた光回線あるいはバッフ
ァ付き波長多重受信インタフェースの制御で光信号をセ
ルごとに交換して光分配スイッチ回路網に出力する。一
方、第2の入力光伝送路を通してバッファ付き受信イン
タフェースに光信号が入射されると、電気信号に変換し
て伝送フレームから取り出したATMセルを一時バッフ
ァに蓄積した後にバッファから取り出すATMセルのヘ
ッダを処理して電気信号に変換後、再度光信号に変換し
て第2の光選択スイッチ回路網に出力する。第2の光選
択スイッチ回路網で、この光信号をあらかじめ決められ
た出力端へ選択的に出力して第2の光スイッチに送出
し、バッファき受信インタフェースの制御により、第2
の光スイッチでこの光信号をセルごとに交換して光分配
スイッチ回路網に出力する。光分配スイッチ回路網で第
1および第2の光スイッチからの光信号を波長多重送信
インタフェースと送信インタフェースとに分配する。波
長多重送信インタフェースでは、光信号を所定波長の光
信号に変換するか、電気信号に変換して取り出したAT
Mセルを伝送フレームに格納した後に所定の波長の光信
号に変換し、その変換した光信号を合波した波長多重光
信号を波長多重出力伝走路に出力する。送信インタフェ
ースでは、入力される光信号を電気信号に変換して取り
出したATMセルを伝送フレームに格納した後に光信号
に変換して第2の出力伝送路に出力する。
【0043】さらに、第3の発明の光通信ネットワーク
ノードによれば、第1の入力光伝送路を通して入射した
光信号をバッファ付き波長多重受信インタフェースで波
長の異なる複数の光信号に分波した後に、この光信号の
まま出力するか、あるいは電気信号に変換して伝送フレ
ームから取り出したATMセルを一時的にバッファに蓄
積した後に、バッファから取り出されたATMセルのヘ
ッダを処理した後に光信号に変換して光分配スイッチ回
路網に出力する。バッファ付き受信インタフェースで
は、第2の入力光伝送路を通して光信号が入射される
と、この光信号を電気信号に変換して伝送フレームから
取り出したATMセルのヘッダを処理して電気信号に変
換して光分配スイッチ回路網に出力する。光分配スイッ
チ回路網はバッファ付き波長多重受信インタフェースと
バッファ付き受信インタフェースから入力される光信号
をあらかじめ決められた第1と第2の光スイッチ回路網
に切り替えて伝送し、第1と第2の光スイッチ回路網は
それぞれあらかじめ決められた光回線を設定するか、バ
ッファ付き波長多重受信インタフェースとバッファ付き
受信インタフェースの制御により、光信号をセルごとに
交換して波長多重送信インタフェースと送信インタフェ
ースに出力する。波長多重送信インタフェースは光信号
を所定の波長の光信号に変換するか、光信号のそれぞれ
を電気信号に変換して取り出したATMセルを伝送フレ
ームに格納した後に所定の波長の光信号に変換し複数の
光信号を合波して波長多重光信号を波長多重出力光伝送
路に伝送する。送信インタフェースでは、第2の光スイ
ッチ回路網からの光信号を電気信号に変換して取り出し
たATMセルを伝送フレームん格納した後に光信号に変
換して出力光伝送路に伝送する。
【0044】第4の発明の光通信ネットワークノードに
よれば、第1の入力伝送路を通してバッファ付きつき波
長多重受信インタフェース荷入射された波長多重光信号
は波長の異なる複数の光信号に分波した光信号を光信号
のまま出力するか、この光信号を電気信号に変換して伝
送フレームから取り出したATMセルを一時的にバッフ
ァに蓄積し、バッファから出力されるATMセルのヘッ
ダを処理した後に光信号に変換して光分配スイッチ回路
網に出力する。また、第2の入力光伝走路を通してバッ
ファ付き受信インタフェースに入射した光信号は電気信
号に変換して伝送フレームから取り出したATMセルの
ヘッダを処理した後に光信号に変換して光分配スイッチ
回路網に出力する。光分配スイッチ回路網はバッファ付
き波長多重受信インタフェースとバッファ付き受信イン
タフェースから入力される光信号をあらかじめ決められ
た第1と第2の光選択スイッチ回路網に切り替えて分配
し、第1と第2の光選択スイッチ回路網で光信号を選択
してそれぞれ第1の光スイッチと第2の光スイッチに出
力する。第1の光スイッチと第2の光スイッチはあらか
じめ決められた光回線を設定するか、バッファ付き波長
多重受信インタフェースとバッファ付き受信インタフェ
ースの制御で光信号をセルごとに交換してそれぞれ波長
多重送信インタフェースと送信インタフェースと送信す
る。波長多重送信インタフェースは第1の光スイッチか
ら入力される光信号を所定の波長の光信号に変換する
か、光信号のそれぞれを電気信号に変換して取り出した
ATMセルを伝送フレームに格納した後に所定の波長に
変換した後に光信号に波長多重出力光伝走路に出力す
る。送信インタフェースでは、第2光スイッチから入力
される光信号を電気信号に変換して取り出したATMセ
ルを伝送フレームに格納した後に光信号に変換して第2
の出力光伝走路に伝送する。
【0045】第5の発明の光通信ネットワークノードに
よれば、第1の入力光伝走路を通してバッファ付き波長
多重受信インタフェースに入射した波長多重光信号を波
長の異なる複数の光信号に分波して、複数の光信号を第
1の出力端から第1の光スイッチ回路網に出射するする
か、複数の光信号を電気信号に変換して伝送フレームか
ら取り出したATMセルを一時バッファに蓄積し、バッ
ファから出力されるATMセルのヘッダを処理した後に
光り信号に変換して第2の出力端から第2の光スイッチ
回路網に出射する。第2の入力光伝走路を通して光信号
がバッファ付き受信インタフェースに入射されると、こ
の光信号を電気信に変換して、伝送フレームから取り出
したATMセルを一時バッファに蓄積し、バッファから
取り出されるATMセルのヘッダを処理した後に光り信
号に変換して光分岐器を通して第3と第4光スイッチ回
路網に出射する。第1の光スイッチ回路網ではあらかじ
め決めた光回線を設定してバッファ付き波長多重受信イ
ンタフェースから入射された光信号を波長多重送信イン
タフェースに伝送する。バッファ付き受信インタフェー
スから出射された光信号は光分岐器を通して第4の光ス
イッチ回路網に入謝され、第4の光スイッチ回路網でセ
ルごとに交換して波長多重送信インタフェースの出射す
る。波長多重送信インタフェースは第1の光スイッチ回
路網からの光信号を所定の波長の光信号に変換するか、
第4の光スイッチ回路網からの光信号を電気信号に変換
して取り出したATMセルを伝送フレーム格納した後に
所定の波長に変換した光信号を合波して波長多重信号を
第1の出力光伝送路に伝送する。また、バッファ付き波
長多重受信インタフェースの第2の出力端から第2の光
スイッチ回路網に入射した光信号をセルごとに交換して
光合流器を経て送信インタフェースに入射するととも
に、光分岐器を介してバッファ付き受信インタフェース
から第3の光スイッチ回路網に入射された光信号をセル
ごとに交換して、光合流器で第2光スイッチ回路網から
の光信号と合流して送信インタフェースに入射する。送
信インタフェースでは、入射された光信号を電気信号に
変換して取り出したATMセルを伝送フレームに格納た
後に光信号に変換して第2の出力光伝送路に出射する。
【0046】
【発明の実施の形態】次に、この発明による光通信ネッ
トワークノードの実施の形態について図面に基づき説明
する。図1はこの発明による第1実施の形態の構成を示
すブロック図である。この図1において、波長多重光信
号が入力される複数の入力光伝送路100−X(X=1
〜M)がそれぞれ複数のバッファ付き波長多重受信イン
タフェース120−X(X=1〜M)の各入力端に接続
されている。また、複数の入力光伝送路160−Y(Y
=1〜L)がそれぞれ複数のバッファ付き受信インタフ
ェース120−X(X=1〜M)の各入力端に接続され
ている。
【0047】前記複数のバッファ付き波長多重受信イン
タフェース120−X(X=1〜M)は、1つの入力端
から入射される波長多重光信号を波長の異なる複数の光
信号に分波した後に、これら複数の光信号を光のまま複
数の出力端の各々から出射するか、あるいは複数の光信
号を電気信号に変換して伝送フレームから取り出したA
TMセルを一時バッファに蓄積し、バッファから出力さ
れるATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変換し
て複数の出力端の各々から出射するものである。複数の
バッファ付き波長多重受信インタフェース120−X
(X=1〜M)の各出力端は光スイッチ回路網140の
入力ポート130−(X・n−n)〜130−X・n
(X=1〜M)のn個ずつで光スイッチ回路網140の
入力端と接続されている。
【0048】また、前記複数のバッファ付き受信インタ
フェース122−Y(Y=1〜L)は、1つの入力端と
1つの出力端を有し、複数の入力光伝送路160−Y
(Y=1〜L)を通して入力端から入射される光信号を
電気信号に変換して伝送フレームから取り出したATM
セルを一時バッファに蓄積し、バッファから出力される
ATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変換して出
力端から出射するものである。この複数のバッファ付き
受信インタフェース122−Y(Y=1〜L)の各出力
端は、光スイッチ回路網141の入力ポート132−Y
(Y=1〜L)を通して光スイッチ回路141の入力端
に接続されている。
【0049】前記光スイッチ回路140は、複数の入力
端と複数の出力端を有し、複数の所定の入力端と出力端
の間にあらかじめ決められた光回線を設定するか、ある
いは複数のバッファ付き波長多重受信インタフェース1
20−X(X=1〜M)からの制御で光信号をセルごと
に交換するものである。この光スイッチ回路140の出
力端は光スイッチ回路140の出力ポート131−1〜
131−Mnを通して光分配スイッチ回路網150の入
力端に接続されている。また、光スイッチ回路141
は、複数の入力端と複数の出力端を有し、複数のバッフ
ァ付き受信インタフェース122−Y(Y=1〜L)か
らの制御で光信号をセルごとに交換するものである。こ
の光スイッチ回路141の出力端は、光スイッチ回路1
41の出力ポート133−1〜133−Lを通して光分
配スイッチ回路網150の入力端に接続されている。
【0050】光分配スイッチ回路網150は、複数の入
力端と複数の出力端を有し、複数の入力端からの光信号
をあらかじめ決められた出力端へ切り替えるものであ
る。この光分配スイッチ回路網150の出力端は、光分
配スイッチ回路網150の出力ポート134−1〜13
4−M・nを通して波長送信インタフェース121−1
〜121−Mの入力端に接続されている。また、光分配
スイッチ回路網150の出力端は、光分配スイッチ回路
網150の出力ポート135−1〜135−Lを通して
送信インタフェース123−1〜123−Lの入力端に
接続されている。
【0051】前記波長多重送信インタフェース121−
X(X=1〜M)は、複数の入力端と1つの出力端を有
し、複数の入力端から入射される光回線上の光信号各々
を光のまま所定の波長の光信号に変換するか、あるいは
複数の入力端からの光信号の各々を電気信号に変換して
取り出したATMセルを伝送フレームに格納した後に所
定の波長の光信号に変換し、所定の波長に変換された複
数の光信号を合波して1つの出力端から出射するもので
ある。この波長多重送信インタフェース121−X(X
=1〜M)の出力端は、波長多重光信号が出力される複
数の出力光伝送路110−X(X=1〜M)に接続され
ている。
【0052】複数の出力光伝送路170−Y(Y=1〜
L)は、1つの入力端と1つの出力端を有し、入力端か
ら入射される光信号各々を電気信号に変換して取り出し
たATMセルを伝送フレームに格納した後に光信号に変
換して出力端から出射するものである。この複数の送信
インタフェース123−Y(Y=1〜L)の出力端は、
複数の出力光伝送路170−Y(Y=1〜L)に接続さ
れている。このように構成された第1実施の形態では、
通過および分岐接続のために光スイッチ回路網140を
設け、また挿入および折り返し接続のために光スイッチ
回路網141を設け、通過と分岐あるいは挿入と折り返
しの各光信号を光分配スイッチ回路網により所定の出力
へ振り分ける。この結果、不要なハードウェアを削減で
き、光ノードの小型化が可能となる。
【0053】次に、この第1の実施の形態の動作につい
て説明する。以降の説明でも同様に便宜上、ノードで構
成される光通信ネットワークからの信号を自ノードが収
容する他のローカルネットワークや地域ネットワークに
送出することを信号の分岐と呼び、反対にこれらローカ
ルネットワークや地域ネットワークからの信号を光通信
ネットワークへ送出することを信号の挿入と呼び、さら
に光通信ネットワーク内の隣接ノードからの光信号を他
のノードへ転送させることを信号の通過と各々呼ぶこと
とする。
【0054】n個の異なる波長の光信号(λ1〜λn)
が多重されて生成される波長多重光信号は、波長多重入
力光伝送路100−X(X=1〜M)によって各々、バ
ッファ付き波長多重受信インタフェース120−X(X
=1〜M)に送られる。バッファ付き波長多重受信イン
タフェース120−X(X=1〜M)の各々は、光スイ
ッチ回路網140の入力ポート130−(X・n−n+
1)〜130−X・n(X=1〜M)のn個ずつで、光
スイッチ回路網140と接続されている。バッファ付き
波長多重受信インタフェース120−X(X=1〜M)
の各々は、入力された波長多重光信号をn個の波長の光
信号に分波した後に、これらn個の各光信号を入力ポー
ト130−(x・n−n+1)〜130−X・n(X=
1〜M)から光スイッチ回路網140へ送出する。
【0055】あるいは、バッファ付き波長多重受信イン
タフェース120−X(X=1〜M)の各々は、入力さ
れた波長多重光信号をn個の波長の光信号に分波した後
に、n個の各光信号ごとに伝送フレームからATMセル
を取り出し、図1では、図示されていないが、バッファ
経由で入力ポート130−(X・n−n+1)〜130
−x・n(X=1〜M)からやはり光スイッチ回路網1
40へ光セルを送出する。
【0056】一方、バッファ付き受信インタフェース1
22−Y(Y=1〜L)の各々は、入力光伝送路160
−Y(Y=1〜L)からの光信号を受信し、伝送フレー
ムからATMセルを取り出し、バッファに蓄積した後に
入力ポート132−Y(Y=1〜L)から光スイッチ回
路網141へ光セルを送出する。光スイッチ回路網14
0は、バッファ付き波長多重受信インタフェース120
−X(X=1〜M)内のバッファを経由しないで光信号
が入力されると、あらかじめ決められた所定の出力ポー
ト131−1〜131−M・nへ光信号は回線を交換的
に切り替えることによって、伝送される。また、光スイ
ッチ回路網140は、バッファ付き波長多重受信インタ
フェース120−X(X=1〜M)内のバッファ経由で
光セルが入力されると、バッファ付き波長多重受信イン
タフェース120−X(X=1〜M)から図示されてい
ない制御線によって通知される切り替え制御信号に応じ
て所定の出力ポート131−1〜131−M・nへセル
ごとにスイッチする。
【0057】一方、光スイッチ回路網141は、バッフ
ァ付き受信インタフェース122−Y(Y=1〜L)か
ら光セルが入力されると、バッファ付き受信インタフェ
ース122−Y(Y=1〜L)から図示されていない制
御線によって通知されるセルのヘッダに応じて所定の出
力ポート133−1〜133−Lへセルごとにスイッチ
する。光分配スイッチ回路網150は、光スイッチ回路
網140の出力ポート131−1〜131−M・nから
の光信号と光スイッチ回路網141の出力ポート133
−1〜133−Lからの光信号を出力ポート134−1
〜134−M・nと135−1〜135−Lへ切り替え
る。
【0058】波長多重送信インタフェース121−X
(X=1〜M)の各々はやはり出力ポート134−(X
・n−n+1)〜134−X・n(X=1〜M)のn個
ずつで光分配スイッチ回路網150と接続されている。
波長多重送信インタフェース121−X(X=1〜M)
の各々は、出力ポート134−(X・n−n+1)〜1
34−X・n(X=1〜M)経由で光スイッチ回路網1
40によって回線交換的に切り替えられた光信号を入力
すると、これらをn個の波長の光信号に変換した後に、
これらを合波して生成した波長多重光信号を波長多重出
力光伝送路110−X(X=1〜M)へ送出する。ま
た、波長多重送信インタフェース121−X(X=1〜
M)の各々は、出力ポート134−(X・n−n+1)
〜134−X・n(X=1〜M)経由で光スイッチ回路
網140、141によってセルごとに切り替えられた光
セルを入力すると、これらをn個ごとに伝送フレームへ
挿入し、n個の波長の光信号に変換した後に、これらを
合波して生成した波長多重光信号を波長多重出力光伝送
路110−X(X=1〜M)へ送出する。
【0059】一方、送信インタフェース123−Y(Y
=1〜L)の各々の入力端は、光分配スイッチ回路網1
50の出力ポート135−Y(Y=1〜L)を介して光
分配スイッチ回路網150に接続されている。したがっ
て、送信インタフェース123−Y(Y=1〜L)の各
々は、出力ポート135−Y(Y=1〜L)経由で光ス
イッチ回路網140、141によってセルごとに切り替
えられた光セルを入力すると、セルを伝送フレームへ挿
入した後に光信号に変換し出力光伝送路170−Y(Y
=1〜L)へ送出する。
【0060】次に、図1のこの発明による第1の実施の
形態における各部の詳細な構成について説明する。図1
のバッファ付き波長多重受信インタフェース120と波
長多重送信インタフェース121の詳細な構成をそれぞ
れ図2、図3に示す。なお、図2に示す構成のバッファ
付き波長多重受信インタフェース200および図3の波
長多重送信インタフェース201は、図16で示した従
来の光通信ネットワークノードのバッファ付き波長多重
受信インタフェース1120および波長多重送信インタ
フェース1121にも適用可能である。
【0061】図2に示すように、バッファ付き波長多重
受信インタフェース200は、図1の波長多重入力光伝
送路100−X(X=1〜M)と入力端子210が接続
され、光スイッチ回路網140の入力ポート130−
(X・n−n+1)〜130−X・n(X=1〜M)の
各々が出力端子211−Z(Z=1〜n)に接続されて
いる。波長多重分離器220は、入力端子210からの
波長多重信号をn個の波長の光信号に分波して、各々を
光スイッチ230−Z(Z=1〜n)へ送る。光スイッ
チ230−Z(Z=1〜n)は、入力する光信号を光ス
イッチ回路網140で回線交換させる場合には、光電気
変換と電気光変換系の光電気変換器240−Z、セル取
り出し回路250−Z、バッファ260−Z、ルーティ
ングテーブル270−Z、電気光変換器280−Z(Z
=1〜n)をショートカットさせるために光合流器29
0−Z(z=1〜n)へ切り替える。あるいは、光スイ
ッチ230−Z(Z=1〜n)は、入力する光信号をバ
ッファ260−Z(Z=1〜n)および図1の光スイッ
チ回路網140とでATM交換させる場合には、光信号
を光電気変換器240−Z(Z=1〜n)へ切り替え
る。
【0062】光電気変換器240−Z(Z=1〜n)は
波長多重分離器220からの各々ああかじめ決められた
波長の光信号を電気信号に一旦変換して、セル取り出し
回路250−Z(Z=1〜n)へ出力する。セル取り出
し回路250−Z(Z=1〜n)は各々、光電気変換器
240−Z(Z=1〜n)からの電気信号を入力し、伝
送フレームからセルを取り出し、セルをバッファ260
−Z(Z=1〜n)へ送出する。バッファ260−Z
(Z=1〜n)は、入力されるセルを一時蓄積し、たと
えば、ファーストイン/ファーストアウトでルーティン
グテーブル270−Z(Z=1〜n)へ送る。ルーティ
ングテーブル270−Z(Z=1〜n)は、バッファ2
60−Z(Z=1〜n)からのセルのヘッダを解析し、
これより出力すべき光スイッチ回路網140の出力ポー
ト131−1〜131−M・nを決定し、ヘッダを所定
の値に書き換えて電気光変換器280−Z(Z=1〜
n)へ送る。
【0063】さらに、ルーティングテーブル270−Z
(Z=1〜n)は、光スイッチ回路網140の切り替え
制御のために、光セルの出力ポートを光スイッチ回路網
140へ通知する。電気光変換器280−Z(Z=1〜
n)は各々、ルーティングテーブル270−Z(Z=1
〜n)からのセルを光セルに変換して光合流器290−
Z(Z=1〜n)へ送る。光合流器290−Z(Z=1
〜n)は、光スイッチ230−Z(Z=1〜n)からの
光信号あるいは電気光変換器280−Z(Z=1〜n)
からの光信号を各々出力端子211−Z(Z=1〜n)
へ送出する。
【0064】このようにして、バッファ付き波長多重受
信インタフェース200は、入力端子210からの波長
多重信号に多重されるn個の光信号をバッファを介さず
に光信号のまま出力端子211−Z(Z=1〜n)へ出
力するか、あるいは電気信号に各々変換した後に、伝送
フレームからセルを取り出し、バッファに一時蓄積して
から出力端子211−Z(Z=1〜n)へ出力すること
ができる。
【0065】一方、図3 に示すように、波長多重送信
インタフェース201は、図1の光分配スイッチ回路網
150の出力ポート134−(X・n−n+1)〜13
4−X・n(x=1〜M)の各々が入力端子212−Z
(Z=1〜n)に接続され、波長多重出力光伝送路11
0−X(X=1〜M)と出力端子213が接続されてい
る。光スイッチ221−Z(Z=1〜n)は、入力する
光信号を光スイッチ回路網140で回線交換させる場合
には、光信号を光のまま波長変換器271−Zへ切り替
える。波長変換器271−Z(Z=1〜n)は各々光ス
イッチ221−Z(Z=1〜n)からの光信号をあらか
じめ決められた波長λZ(Z=1〜n)の光信号に変換
して、光合流器261−Z(Z=1〜n)経由で波長多
重化器281へ出力する。
【0066】あるいは、光スイッチ221−Z(Z=1
〜n)は、入力する光信号がバッファ付き波長多重受信
インタフェース200のバッファ260−Z(Z=1〜
n)および光スイッチ回路網140とでATM交換を行
う場合には、光信号を光電気変換と電気侯変換系の光電
気変換器231−Z(Z=1〜n)へ切り替える。光電
気変換器231−Z(Z=1〜n)は、入力する光セル
を電気信号に変換し、セル挿入回路241−Z(Z=1
〜n)へ送る。セル挿入回路241−Z(Z=1〜n)
は各々、光電気変換器231−Z(Z=1〜n)からの
セルを入力し、これらを伝送フレームに挿入して、電気
光変換器251−Z(Z=1〜n)へ送る。
【0067】電気光変換器251−Z(Z=1〜n)は
セル挿入回路241−Z(Z=1〜n)からの電気信号
を各々あらかじめ決められた波長λ1〜λnの光信号に
変換して、光合流器261−Z(Z=1〜n)経由で波
長多重化器281へ出力する。波長多重化器281は、
電気光変換器251−Z(Z=1〜n)からのn個の波
長の信号あるいは波長変換器271−Z(Z=1〜n)
からの光信号を合波して、波長多重信号を出力端子21
3へ送出する。このようにして,波長多重送信インタフ
ェース201は、入力端子212−ZZ(Z=1〜n)
からの光信号を電気信号に変換した後にセルを各々伝送
フレームに挿入しあらかじめ決められたn個の波長の光
信号に変換するか、あるいは入力端子212−Z(Z=
1〜n)からの光信号を光のままあらかじめ決められた
n個の波長の光信号に変換し、波長多重信号を出力端子
213へ出力する。
【0068】次に、図1のバッファ付き受信インタフェ
ース122と送信インタフェース123の詳細な構成を
図4と図5にそれぞれ示す。やはり、図4、図5に示す
構成のバッファ付き波長多重受信インタフェース300
および波長多重送信インタフェース301は、図16で
示した従来の光通信ネットワークノードのバッファ付き
波長多重受信インタフェース1122および波長多重送
信インタフェース1123にも適用可能である。図4に
示すように、バッファ付き受信インタフェース300
は、図1の入力光伝送路160−y(y=1〜L)と入
力端子310が接続され、光スイッチ回路網141の入
力ポート132−y(y=1〜L)の各々が出力端子3
70に接続されている。
【0069】光電気変換器320は、入力端子310か
らの光信号をバッファ340および光スイッチ回路網3
40とでATM交換させるために、光信号を電気信号に
一旦変換して、セル取り出し回路330へ出力する。セ
ル取り出し回路330は、光電気変換器320からの電
気信号を入力し、伝送フレームからセルを取り出し、セ
ルをバッファ340へ送出する。バッファ340は、入
力されるセルを一時蓄積し、たとえばファーストイン/
ファーストアウトでルーティングテーブル350へ送
る。
【0070】ルーティングテーブル350は、バッファ
340からのセルのヘッダを解析し、これより出力すべ
き光スイッチ340の出力ポート332−1〜332−
M・nあるいは333−Y(Y=1〜L)を決定し、ヘ
ッダを所定の値に書き換えて電気光変換器360へ送
る。さらに、ルーティングテーブル350は、光スイッ
チ回路網340の切り替え制御のために、光セルの出力
ポートを光スイッチ回路網340へ通知する。電気光変
換器360は、ルーティングテーブル350からのセル
を光セルに変換して出力端子370へ送る。このように
して、バッファ付き受信インタフェース300は、入力
端子310からの光信号をバッファを電気信号に各々変
換した後に、伝送フレームからセルを取り出し、バッフ
ァに一時蓄積してから出力端子370へ出力することが
できる。
【0071】一方、図5に示すように、送信インタフェ
ース301は、図1の光分配スイッチ回路網150の出
力ポート135−Y(Y=1〜L)の各々が入力端子3
11に接続され、出力光伝送路170−Y(Y=1〜
L)と出力端子351が接続されている。光電気変換器
321は、入力端子311からの光信号を電気信号に変
換し、セル挿入回路331へ送る。
【0072】セル挿入回路331は、光電気変換器32
1からのセルを入力し、これらを伝送フレームに挿入し
て、電気光変換器341へ送る。電気光変換器341は
セル挿入回路331からの電気信号を光信号に変換し
て、出力端子351へ送出する。このようにして送信イ
ンタフェース301は、入力端子311からの光信号を
電気信号に変換した後にセルを各々伝送フレームに挿入
し、光信号を出力端子351へ出力する。
【0073】図1の光スイッチ回路網140、141に
は、たとえば、図6の光スイッチ回路網400が適用で
きる。やはり、図6に示す構成の光スイッチ回路網40
0は、図16で示した従来の光通信ネットワークノード
の光スイッチ回路網1140にも適用可能である。光ス
イッチ回路網400は、図1の入力ポート130−X
(X=1〜M)あるいは132−Y(Y=1〜L)が、
入力端子410−1〜410−N(ただし、N=M・n
あるいはN=L)に相当し、図1の出力ポート131−
X(X=1〜M)あるいは133−Y(Y=1〜L)
が、出力端子440−1〜440−N(ただし、N=M
・nあるいはN=L)に各々相当する。
【0074】また、光スイッチ回路網400は、N個の
光サブスイッチモジュール401−K(K=1〜N)か
ら構成され、各々は、1つの1XN光分岐器420、1
つのNX1光スイッチ430から構成されている。1X
N光分岐器420−K(K=1〜N)の各々は、入力端
子410−K(K=1〜N)からの光信号をN個の光信
号に分岐した後に、各々をNX1光スイッチ430−K
(K=1〜N)へ分岐する。NX1光スイッチ430−
K(K=1〜N)は、図1の光スイッチ回路網140、
141にセルごとの切り替え動作が要求されることか
ら、小型で高速切り替えが可能な半導体光スイッチが適
している。
【0075】NX1光スイッチ430−1〜430−N
の各々は、1XN光分岐器420−K(K=1〜N)か
らのN個の光信号を1つ選択して出力端子440−1〜
440−Nへ出射する。図6のNX1光スイッチ430
−1〜430−Nは、入力端子410−1〜410−N
から入力される光信号を回線交換的に切り替える場合に
は、入力端子410−1〜410−Nと出力端子440
−1〜440−N間にあらかじめ決められた回線を設定
するように制御される。このような回線の設定は、たと
えばネットワーク管理システムにより半固定的に行われ
るかあるいは、ノード間で起動されるコネクション制御
プロトコルを用いてオン・デマンドで実現される。
【0076】あるいは、NX1光スイッチ430−1〜
430−Nは、入力端子410−1〜410−Nから入
力される光信号をセルごとに切り替える場合には、図1
のバッファ付き波長多重受信インタフェース120−X
(X=1〜M)によって処理されるセルのヘッダに応じ
た切り替え制御信号により、光信号をセルごとに切り替
える。以上説明したように、図6に示す構成の光スイッ
チ回路網400によって、任意の入力端子410−1〜
410−Nから入力された光信号を、任意の出力端子4
40−1〜440−Nに回線交換あるいはセル交換する
ことができる。
【0077】さらに、図6の光スイッチ回路網400
は、入力端子410と出力端子440の増設あるいは削
減に伴って、光サブスイッチモジュール401−K(K
=1〜N)単位での増設あるいは削減が可能である。た
とえば、図1の波長多重入力光伝送路100−X(X=
1〜M)と波長多重出力光伝送路110−X(X=1〜
M)をともに1本増設するごとに1つの光サブスイッチ
モジュール401を増設することとなる。
【0078】なお、図1の光スイッチ回路網140、1
41は図6で示した光スイッチ回路網400に限定され
るものではなく、他にもたとえば、文献(西尾、鈴木,
「波長分割・空間分割複合光ネットワークの検討」、電
子情報通信学会交換研究会、SSE92-148、pp.31−36,1
992)に述べられている構成や文献(Atsushi WATANAB
E,Satoru OKAMOTO,Ken-ichi SATO,“Optical Pat
h Cross−Connect Node Architecture with High
Modularity for Photonic Transport Network
s”,IEICE TRANS.COMMUN.VOL.E77−B,NO.10 O
CTOBER 1994.)記載(Fig.6)の回路網の適用も可能
である。
【0079】また、図1の光分配スイッチ回路網150
にも、図6の光スイッチ回路網400においてN=(M
・n+L)として適用することができる。ただし、光分
配スイッチ回路網150は、光スイッチ回路網140、
141からの光信号をバッファ付き波長多重送信インタ
フェース121と送信インタフェース123へ半固定的
に接続するので、光スイッチ回路網140、141に要
求されるセルごとの切り替え動作は不要であり、構成は
図6と同じでも用いられるNX1光スイッチ430は、
安価で小型な機械式光スイッチが適用できる。
【0080】以上説明したように、図1に構成が示され
た、この発明の第1の実施の形態の光通信ネットワーク
ノードは、任意の波長多重入力光伝送路100−X(X
=1〜M)で伝送される任意の波長の光信号に多重され
るセルを、任意の出力光伝送路170−Y(Y=1〜
L)に分岐することができる。また、この発明の第1の
実施の形態によれば、任意の入力光伝送路160−Y
(Y=1〜L)からのセルを、任意の波長の光信号に変
換して波長多重出力光伝送路110−X(X=1〜M)
に挿入することができる。さらに、この発明の第1の実
施の形態の光通信ネットワークノードは、任意の波長多
重入力光伝送路100−X(X=1〜M)の任意の波長
の光信号を任意の波長多重出力光伝送路110−X(X
=1〜M)の任意の波長の光信号に変換することによっ
て、波長多重入出力光伝送路間での光信号の通過を行う
ことができ、任意の入力光伝送路160−Y(Y=1〜
L)と任意の出力光伝送路170−Y(Y=1〜L)間
での折り返し接続も可能である。
【0081】この発明の第1の実施の形態の光通信ネッ
トワークノードは、空間分割等価回路で解析すると、従
来に比べ光スイッチ回路網に要するクロスポイント数の
削減が可能である。これは、従来の構成では用いる1つ
の光スイッチ回路網により、信号の分岐・挿入および通
過、折り返しの各接続機能を実現するのに対して、この
発明の第1の実施の形態の光通信ネットワークノードで
は、各接続機能ごとに光スイッチ回路網を分割している
ためである。たとえば、M=8、n=8、L=64の場
合、図16の従来の構成では光スイッチ回路網1140
の空間分割等価回路は常に(M・n+L)2=1282
=16384個のクロスポイント数が必要となる。
【0082】これに対して、この発明の第1の実施の形
態の光通信ネットワークノードにおいては、通過および
分岐接続する場合には、光スイッチ回路網140を用
い、挿入および折り返し接続のため、光スイッチ回路網
141を用いるので、空間分割等価回路で解析すると、
光スイッチ回路網140、141ともに(M・n)2=
4096、L2=4096個のクロスポイント数が必要
となり、総所要クロスポイント数は8192で従来の1
/2に削減できる。したがって、この発明の第1の実施
の形態の光通信ネットワークノードは、空間分割等価回
路相当で光スイッチ回路網の不要なクロスポイント数を
削減し、その結果、不要なクロスポイント数に相当する
ハードウェアの削減を行い、装置の小型化が可能であ
る。
【0083】次に、この発明の光通信ネットワークノー
ドの第2の実施の形態について説明する。図7はこの第
2の実施の形態の構成を示すブロック図である。この第
2の実施の形態の構成について図7を参照して説明す
る。この図7において、1つの入力端と複数の出力端を
有し、1つの入力端には、波長多重光信号が入力される
複数の入力光伝送路500−x(x=1〜M)が接続さ
れている。この複数のバッファ付き波長多重受信インタ
フェース520−X(X=1〜M)は、複数の入力光伝
送路500−X(X=1〜M)のそれぞれを通して入射
される波長多重光信号を波長の異なる複数の光信号に分
波した後に、これら複数の光信号を光のまま複数の出力
端の各々から出射するか、あるいは複数の光信号を電気
信号に変換して伝送フレームから取り出したATMセル
を一時バッファに蓄積し、バッファから出力されるAT
Mセルのヘッダを処理した後に光信号に変換して複数の
出力端の各々から出射するものである。
【0084】このバッファ付き波長多重受信インタフェ
ース520−X(X=1〜M)の出力端は、光選択スイ
ッチ回路網540の入力ポート530−(X・n−n+
1)〜530−X・n(X=1〜M)を介してこの光選
択スイッチ回路網540の入力端に接続されている。光
選択スイッチ回路網540は、複数の入力端と複数の出
力端を有し、複数の入力端からの光信号をあらかじめ決
められた1つ以上の出力端へ選択的に分岐するものであ
る。この光選択スイッチ回路網540の出力端は、光ス
イッチ550−P(P=1〜M)〜550−M・nの入
力ポート531−(P・M・n−M・n+1)〜531
−P・M・n(P=1〜M・n)を介して光スイッチ5
50−P(P=1〜M)〜550−M・nの入力端に接
続されている。
【0085】光スイッチ550−P(P=1〜M)〜5
50−M・nの出力端は、その出力ポート534−P
(P=1〜M・n)を通して光分配スイッチ回路網66
0の入力端に接続されている。光スイッチ550−P
(P=1〜M)〜550−M・nは、複数の入力端と1
つの出力端を有し、複数の所定の入力端と1つの出力端
の間にあらかじめ決められた光回線を設定するかあるい
は複数のバッファ付き波長多重受信インタフェース52
0−x(x=1〜M)からの制御で光信号をセルごとに
交換するものである。
【0086】また、複数のバッファ付き受信インタフェ
ース522−y(y=1〜L)は1つの入力端と1つの
出力端を有し、入力端は入力光伝送路570−y(y=
1〜L)が接続されている。この複数のバッファ付き受
信インタフェース522−y(y=1〜L)は入力光伝
送路570−y(y=1〜L)のそれぞれを通して入射
される光信号を電気信号に変換して伝送フレームから取
り出したATMセルを一時バッファに蓄積し、バッファ
から出力されるATMセルのヘッダを処理した後に光信
号に変換して出力端から出射するものである。
【0087】バッファ付き受信インタフェース522−
Y(Y=1〜L)の出力端は、光選択スイッチ回路網5
41の入力ポート532−Y(Y=1〜L)を通して、
この光選択スイッチ回路網541の入力端に接続されて
いる。この光選択スイッチ回路網541も前記光選択ス
イッチ回路網540と同様に、複数の入力端と複数の出
力端を有し、複数の入力端からの光信号をあらかじめ決
められた1つ以上の出力端へ選択的に分岐するものであ
る。光選択スイッチ回路網541の出力端は光スイッチ
551−Y(Y=1〜L)の入力ポート531−(P・
M・n−M・n+1)〜531−P・M・n(P=1〜
M・nを通して)に接続されている。
【0088】この光スイッチ551−Y(Y=1〜L)
の出力ポート536−Y(Y=1〜L)は前記光分配ス
イッチ回路網560の入力端に接続されている。前記光
分配スイッチ回路網560は、複数の入力端と複数の出
力端を有し、複数の入力端からの光信号をあらかじめ決
められた出力端へ切り替えるものである。この前記光分
配スイッチ回路網560の出力ポート535−1〜53
5−M・nは波長多重送信インタフェース521−1〜
521−Mの入力端に接続されている。
【0089】波長多重送信インタフェース521−1〜
521−Mは、複数の入力端と1つの出力端を有し、こ
の出力端には、波長多重出力伝送路510−X(X=1
〜M)が接続されている。波長多重送信インタフェース
521−1〜521−Mは、複数の入力端から入射され
る光回線上の光信号各々を光のまま所定の波長の光信号
に変換するか、あるいは複数の入力端からの光信号の各
々を電気信号に変換して取り出したATMセルを伝送フ
レームに格納した後に、所定の波長の光信号に変換し、
この所定の波長に変換された複数の光信号を合成して1
つの出力端から出射するものである。
【0090】さらに、前記光分配スイッチ回路網560
は出力ポート537−Y(Y=1〜L)を介して送信イ
ンタフェース523−Y(Y=1−l)の入力端に接続
されている。送信インタフェース523−Y(Y=1−
l)の出力端は、出力伝送路580−Y(Y=1−L)
に接続されている。送信インタフェース523−Y(Y
=1−l)は、1つの入力端と1つの出力端を有し、入
力端から入射される光信号のそれぞれを電気信号に変換
して取り出したATMセルを伝送フレームに格納した後
に光信号に変換して出力端から出力伝送路580−Y
(Y=1−L)に伝送するものである。
【0091】この第2の実施の形態では、光選択スイッ
チ回路網540と(M・N)X1光スイッチ550−p
(p=1〜M・n)、あるいは光選択スイッチ回路網5
41とLx1光スイッチ551−y(y=1〜L)によ
って、通過および分岐接続するための光スイッチ回路網
と挿入および折り返し接続のための光スイッチ回路網を
各々実現してクロスポイント数を削減し、かつ光選択ス
イッチ回路網540、541が各々、所定の(M・n)
x1光スイッチ550−p(p=1〜M・n)、Lx1
光スイッチ551−y(y=1〜L)にのみに光信号を
分岐して不要な光分岐も削減するようにしている。
【0092】次に、この第2の実施の形態の動作につい
て説明する。この第2の実施の形態の動作の説明に際し
ても、以降の説明でも同様に便宜上、ノードで構成され
る光通信ネットワークからの信号を自ノードが収容する
他のローカルネットワークや地域ネットワークに送出す
ることを信号の分岐と呼び、反対にこれらローカルネッ
トワークや地域ネットワークからの信号を光通信ネット
ワークへ送出することを信号の挿入と呼び、さらに光通
信ネットワーク内の隣接ノードからの光信号を他のノー
ドへ転送させることを信号の通過と各々呼ぶこととす
る。
【0093】n個の異なる波長の光信号(λ1〜λn)
が多重されて生成される波長多重光信号は、波長多重入
力光伝送路500−X(X=1〜M)によって各々、バ
ッファ付き波長多重受信インタフェース520−X(X
=1〜M)に送られる。バッファ付き波長多重受信イン
タフェース520−X(X=1〜M)の各々は、入力ポ
ート530−(X・n−n+1)〜530−X・n(X
=1〜M)のn個ずつで、光選択スイッチ回路網540
と接続されている。バッファ付き波長多重受信インタフ
ェース520−X(X=1〜M)の各々は、入力された
波長多重光信号をn個の波長の光信号に分波した後に、
これらn個の各光信号を入力ポート530−(X・n−
n+1)〜530−X・n(X=1〜M)から光選択ス
イッチ回路網540へ送出する。
【0094】あるいは、バッファ付き波長多重受信イン
タフェース520−X(X=1〜M)の各々は、入力さ
れた波長多重光信号をn個の波長の光信号に分波した後
に、n個の各光信号ごとに伝送フレームからATMセル
を取り出し、バッファ経由で入力ポート530−(X・
n−n+1)〜530−X・n(X=1〜M)からやは
り光選択スイッチ回路網540へ光セルを送出する。
【0095】一方、バッファ付き受信インタフェース5
22−Y(Y=1〜L)の各々は、入力光伝送路570
−Y(Y=1〜L)からの光信号を受信し、伝送フレー
ムからATMセルを取り出し、バッファに蓄積した後に
入力ポート532−Y(Y=1〜L)から光選択スイッ
チ回路網541へ光セルを送出する。光選択スイッチ回
路網540、541は各々、入力される光信号を(M・
n)個の中の所定の(M・n)X1光スイッチ550−
P(P=1〜M・n)のみへ、あるいは、L個の中の所
定のLX1光スイッチ551−Y(Y=1〜L)のみへ
分岐する。
【0096】(M・n)X1光スイッチ550−P(P
=1〜M・n)は、バッファ付き波長多重受信インタフ
ェース520−X(X=1〜M)内のバッファを経由せ
ずに入力ポート531−(P・M・n−M・n+1)〜
531−P・M・n(P=1〜M・n)から入射される
光信号のどれか1つを、出力ポート534−P(P=1
〜M・n)へ回線交換的に切り替える。また、(M・
n)X1光スイッチ550−P(P=1〜M・n)は、
バッファ付き波長多重受信インタフェース520−X
(X=1〜M)内のバッファ経由で入力ポート531−
(P・M・n−M・n+1)〜531−P・M・n(p
=1〜M・n)から入射される光セルを、バッファ付き
波長多重受信インタフェース520−X(X=1〜M)
から図示されていない制御線によって通知される切り替
え制御信号に応じて出力ポート534−P(P=1〜M
・n)へセルごとにスイッチする。
【0097】一方、LX1光スイッチ551−Y(Y=
1〜L)は、バッファ付き受信インタフェース522−
Y(Y=1〜L)内のバッファ経由で入力ポート533
−(Y・L−L+1)〜533−Y・L(Y=1〜L)
から入射される光セルを、バッファ付き受信インタフェ
ース522−Y(Y=1〜L)から図示されていない制
御線によって通知される切り替え制御信号に応じて出力
ポート536−Y(Y=1〜L)へセルごとにスイッチ
する。光分配スイッチ回路網560は、(M・n)X1
光スイッチ550−P(P=1〜M・n)の出力ポート
534−PO(P=1〜M・n)とLX1光スイッチ5
51−Y(Y=1〜L)の出力ポート536−Y(Y=
1〜L)からの光信号を出力ポート535−1〜535
−M・nと537−1〜537−Lへ切り替える。
【0098】波長多重送信インタフェース521−X
(X=1〜M)の各々は出力ポート535−(X・n−
n+1)〜535−X・n(X=1〜M)のn個ずつで
光分配スイッチ回路網560と接続されている。波長多
重送信インタフェース521−X(X=1〜M)の各々
は、(M・n)X1光スイッチ550−P(P=1〜M
・n)によって回線交換的に切り替えられた光信号を出
力ポート535−(X・n−n+1)〜535−X・n
(X=1〜M)経由で入力すると、これらをn個の波長
の光信号に変換した後に、これらを合波して生成した波
長多重光信号を波長多重出力光伝送路510−X(X=
1〜M)へ送出する。また、波長多重送信インタフェー
ス521−X(X=1〜M)の各々は、(M・n)X1
光スイッチ550−P(P=1〜M・n)とLX1光ス
イッチ551−Y(Y=1〜L)によってセルごとに切
り替えられた光セルを出力ポート535−(X・n−n
+1)〜535−X・n(X=1〜M)経由で入力する
と、これらをn個ごとに伝送フレームへ挿入しn個の波
長の光信号に変換した後に、これらを合波して生成した
波長多重光信号を波長多重出力光伝送路510−X(X
=1〜M)へ送出する。
【0099】一方、送信インタフェース523−Y(Y
=1〜L)の各々は、出力ポート537−Y(Y=1〜
L)で光分配スイッチ回路網560が接続されている。
送信インタフェース523−Y(Y=1〜L)の各々
は、(M・n)X1光スイッチ550−P(P=1〜M
・n)とLX1光スイッチ551−Y(Y=1〜L)に
よってセルごとに切り替えられた光セルを出力ポート5
37−Y(Y=1〜L)経由で入力すると、セルを伝送
フレームへ挿入した後に光信号に変換し出力光伝送路5
80−Y(Y=1〜L)へ送出する。
【0100】次に、図7の本発明第2の実施例における
各部の詳細な構成について説明する。図7のバッファ付
き波長多重受信インタフェース520と波長多重送信イ
ンタフェース521は、図2に示す構成のバッファ付き
波長多重受信インタフェース200および図3に示す波
長多重送信インタフェース201が各々適用できる。ま
た、図7のバッファ付き受信インタフェース522と送
信インタフェース523は、図4に示す構成のバッファ
付き受信インタフェース300および図5に示す送信イ
ンタフェース301が各々適用できる。
【0101】図7の光分配スイッチ回路網560は、図
1の光分配スイッチ回路網150と同じ構成のものが適
用できる。さらに、図7の光選択スイッチ回路網54
0、541各々には、図8に示すR個の入力端子と(R
・S)個の出力端子を有する光選択スイッチ回路網60
0が適用できる。ただし、光選択スイッチ回路網600
を光選択スイッチ回路網540に適用する場合には、R
=M・n、S=M・nとなり、バッファ付き波長多重受
信インタフェース520−X(X=1〜M)の出力端子
がn個ずつ、入力端子610−1〜610−Rと接続さ
れ、(M・n)X1光スイッチ550−P(P=1〜M
・n)のM・n個の入力ポート531−(P・M・n−
M・n+1)〜531−(P・M・n)(P=1〜M・
n)が、R個の出力端子から構成される出力端子グルー
プ650−w(w=1〜S)に接続される。
【0102】一方、光選択スイッチ回路網600を光選
択スイッチ回路網541に適用する場合には、R=L、
S=Lとなり、バッファ付き受信インタフェース522
−Y(Y=1〜L)の出力端子が入力端子610−1〜
610−Rと接続され、Lx1光スイッチ551−Y
(Y=1〜L)のL個の入力ポート533−(Y・L−
L+1)〜531−(Y・L)(Y=1〜L)が、R個
の出力端子から構成される出力端子グループ650−W
(W=1〜S)に接続される。1XS光スイッチ620
−V(V=1〜R)の各々は、入力端子610−V(V
=1〜R)からの光信号をS個の出力ポート630−
(V・S−S+1)〜630−V・S(V=1〜R)の
中の所定の出力ポートのみに分岐する。
【0103】1XS光スイッチ620−V(V=1〜
R)のS個の出力ポート630−(V・S−S+1)〜
630−V・S(V=1〜R)の1つずつが、S個の出
力端子グループ650−W(W=1〜S)に接続される
ので、出力端子グループ650−W(W=1〜S)各々
は出力端子650−1〜650−R・SのR個ずつから
構成される。したがって、1XS光スイッチ620−V
(V=1〜R)は、入力端子610−V(V=1〜R)
からの光信号を、S個の出力端子グループ650−W
(W=1〜S)の中の任意の出力端子グループに1つず
つ選択的に分岐させ、出力端子650−1〜650−R
・Sから出射させることができる。
【0104】光分配スイッチ回路網560と同様に、光
選択スイッチ回路網540、541は、バッファ付き波
長多重受信インタフェース520−X(X=1〜M)あ
るいはバッファ付き受信インタフェース522−Y(Y
=1〜L)からの光信号を(M・n)X1光スイッチ5
50−P(P=1〜M・n)あるいはLX1光スイッチ
551−Y(Y=1〜L)へ半固定的に接続するので、
光選択スイッチ回路網540、541にはセルごとの切
り替え動作は不要であり、1XS光スイッチ620−V
(V=1〜R)は、安価で小型な機械式光スイッチが使
用可能である。
【0105】次に、図7に示す第2の実施例の動作を図
9、図10を用いて説明する。説明の便宜上、図9、図
10では図7のM,n、LがM=2、n=3、L=6の
場合の構成が示されている。図9において、波長多重入
力光伝送路700−1からのλ1〜λ3の波長多重光信
号はバッファ付き波長多重受信インタフェース720−
1で分波され、バッファを経由ぜずに1X6光スイッチ
740−1〜740−3へ入射される。1X6光スイッ
チ740−1〜740−3と6X1光スイッチ750−
1〜750−3とによって等価的に3X3光スイッチ回
路網が構成されており、これに入射された光信号は、1
X6光スイッチ740−1〜740−3で3分岐され、
各々が6X1光スイッチ750−1〜750−3によっ
て回線交換され、光分配スイッチ回路網760に送出さ
れる。
【0106】波長多重入力光伝送路700−2からのλ
1〜λ3の波長多重光信号はバッファ付き波長多重受信
インタフェース720−2で分波され、バッファ経由で
1x6光スイッチ740−4〜740−6へ入射され
る。同様に、1X6光スイッチ740−4〜740−6
と6X1光スイッチ750−4〜750−6とによって
等価的に3X3光スイッチ回路網が構成されており、こ
れに入射された光信号は、1X6光スイッチ740−4
〜740−6で3分岐され、各々が6X1光スイッチ7
50−4〜750−6によってセルごとに交換され、光
分配スイッチ回路網760に送出される。
【0107】入力光伝送路770−1〜770−3から
の光信号はバッファ付き受信インタフェース722−1
〜722−3の有するバッファ経由で1X6光スイッチ
741−1〜741−3へ入射される。やはり1X6光
スイッチ741−1〜741−3と6X1光スイッチ7
51−1〜751−3とによって等価的に3X3光スイ
ッチ回路網が構成されており、これに入射された光信号
は、1X6光スイッチ741−1〜741−3で3分岐
され、各々が6X1光スイッチ751−1〜751−3
によってセルごとに交換され、光分配スイッチ回路網7
60に送出される。
【0108】また、入力光伝送路770−4〜770−
6からの光信号はバッファ付き受信インタフェース72
2−4〜722−6の有するバッファ経由で1X6光ス
イッチ741−4〜741−6へ入射される。1X6光
スイッチ741−4〜741−6と6X1光スイッチ7
51−4〜751−6とによってやはり等価的に3X3
光スイッチ回路網が構成されており、これに入射された
光信号は、1X6光スイッチ741−4〜741−6で
3分岐され、各々が6X1光スイッチ751−4〜75
1−6によってセルごとに交換され、光分配スイッチ回
路網760に送出される。
【0109】光分配スイッチ回路網760は、6X1光
スイッチ750−1〜750−3からの光信号を波長多
重送信インタフェース721−1へ、また6X1光スイ
ッチ750−4〜750−6からの光信号を送信インタ
フェース723−1〜723−3へ、6X1光スイッチ
751−1〜751−3からの光信号を波長多重送信イ
ンタフェース721−2へ、そして6X1光スイッチ7
51−4〜751−6からの光信号を送信インタフェー
ス723−4〜723−6へ各々切り替える。
【0110】以上説明したように、図9の例に示したこ
の第2の実施の形態の光通信ネットワークノードは、波
長多重入力光伝送路700−1上のλ1〜λ3の光信号
を波長多重出力光伝送路710−1へ通過させ、波長多
重入力光伝送路700−2上のλ1〜λ3の光信号で運
ばれるセルを出力光伝送路780−1〜780−3に分
岐することができる。また、図9の実施の形態では、光
通信ネットワークノードは、入力光伝送路770−1〜
770−3からの光信号で運ばれるセルを波長多重出力
光伝送路710−2に挿入し、入力光伝送路770−4
〜770−6からの光信号で運ばれるセルを出力光伝送
路780−4〜780−6に折り返し接続することがで
きる。
【0111】次に、図9の構成において通過、分岐、挿
入、折り返し接続されるトラヒックの割合が変わった場
合の構成変更について図10により説明する。図10に
おいて、波長多重入力光伝送路800−1からのλ1〜
λ3の波長多重光信号はバッファ付き波長多重受信イン
タフェース820−1で分波され、その中の2波長分
は、バッファを経由ぜずに1X6光スイッチ840−1
〜840−2へ入射される。今度は、1X6光スイッチ
840−1〜840−2と6X1光スイッチ850−1
〜850−2とによって等価的に2X2光スイッチ回路
網が構成されて、これに入射された光信号は、1X6光
スイッチ840−1〜840−2で2分岐され、各々が
6X1光スイッチ850−1〜850−2によって回線
交換され、光分配スイッチ回路網860に送出される。
【0112】λ1〜λ3波長多重入力光伝送路800−
2からのλ1〜λ3の波長多重光信号はバッファ付き波
長多重受信インタフェース720−2で分波され、これ
らと先の波長多重入力光伝送路800−1上の残る1波
長とがバッファ経由で1X6光スイッチ840−3〜8
40−6へ入射される。1X6光スイッチ840−3〜
840−6と6X1光スイッチ850−3〜850−6
とによって今度は等価的に4X4光スイッチ回路網が構
成されて、これに入射された光信号は、1X6光スイッ
チ840−3〜840−6で4分岐され、各々が6X1
光スイッチ850−3〜850−6によってセルごとに
交換され、光分配スイッチ回路網860に送出される。
【0113】また、入力光伝送路870−1〜870−
2からの光信号はバッファ付き受信インタフェース82
2−1〜822−2の有するバッファ経由で1X6光ス
イッチ841−1〜841−2へ入射される。1X6光
スイッチ841−1〜841−2と6X1光スイッチ8
51−1〜851−2とによって等価的に2X2光スイ
ッチ回路網が構成されており、これに入射された光信号
は、1X6光スイッチ841−1〜841−2で2分岐
され、各々が6X1光スイッチ851−1〜851−2
によってセルごとに交換され、光分配スイッチ回路網8
60に送出される。
【0114】さらに、入力光伝送路870−3〜870
−6からの光信号はバッファ付き受信インタフェース8
22−3〜822−6の有するバッファ経由で1X6光
スイッチ841−3〜841−6へ入射される。1X6
光スイッチ841−3〜841−6と6X1光スイッチ
851−3〜851−6とによってやはり等価的に4X
4光スイッチ回路網が構成されており、これに入射され
た光信号は、1X6光スイッチ841−3〜841−6
で4分岐され、各々が6X1光スイッチ851−3〜8
51−6によってセルごとに交換され、光分配スイッチ
回路網860に送出される。
【0115】光分配スイッチ回路網860は、6X1光
スイッチ850−1〜850−2および6X1光スイッ
チ851−3からの光信号を波長多重送信インタフェー
ス821−1へ、6X1光スイッチ850−3〜850
−6からの光信号を送信インタフェース823−3〜8
23−6へ、6X1光スイッチ851−1〜851−2
からの光信号を送信インタフェース823−1〜823
−2へ、そして6X1光スイッチ851−4〜851−
6からの光信号を波長多重送信インタフェース821−
2へ各々切り替える。
【0116】以上説明したように、図10の例では光通
信ネットワークノードは、波長多重入力光伝送路800
−1上のλ1〜λ3の中の2波長分の光信号を波長多重
出力光伝送路810−1へ通過させ、波長多重入力光伝
送路800−1上の残りの1波長と波長多重入力光伝送
路800−2上のλ1〜λ3の3波長の光信号で運ばれ
るセルを出力光伝送路880−3〜880−6に分岐す
ることができる。また、図10の例では光通信ネットワ
ークノードは、入力光伝送路870−1〜870−2か
らの光信号で運ばれるセルを出力光伝送路880−1〜
880−2に折り返し、入力光伝送路870−3からの
光信号で運ばれるセルを波長多重出力光伝送路810−
1へ挿入し、870−4〜880−6からの光信号で運
ばれるセルを出力光伝送路に挿入することができる。
【0117】このように、この第2の実施の形態の光通
信ネットワークノードは、空間分割等価回路で解析する
と、従来に比べ光スイッチ回路網に要するクロスポイン
ト数の削減が可能である。これは、従来の構成では用い
る1つの光スイッチ回路網により、信号の分岐・挿入お
よび通過、折り返しの各接続機能を実現するのに対して
この第2の実施の形態の光通信ネットワークノードで
は、光選択スイッチ回路網540、541と(M・n)
X1光スイッチ550、LX1光スイッチ551によっ
て各接続機能に対応する非閉塞光スイッチ回路網が構成
可能であるからである。
【0118】先に示した例と同様に、M=8、n=8、
L=64の場合、図16の従来の構成では光スイッチ回
路網1140の空間分割等価回路は常に(M・n+L)
2=1282=16384個のクロスポイント数が必要
となる。これに対して、この第2の実施の形態の光通信
ネットワークノードにおいては、通過および分岐接続す
る場合には、(M・n)X1光スイッチ550を用い、
挿入および折り返し接続のためにLX1光スイッチ55
1を用いるので、空間分割等価回路で解析すると、とも
に(M・n)2=4096、L2=4096個のクロス
ポイント数が必要となり、総所要クロスポイント数は8
192で従来の1/2に削減できる。なお、ここで光選
択スイッチ回路網540、541のクロスポイント数を
計上しない理由は、これらに用いられる光スイッチはセ
ルごとの高速な切り替え動作が要求されないことから、
光スイッチの電気駆動回路も簡単な回路で実現できるの
で、(M・n)X1光スイッチ550、LX1光スイッ
チ551に比べ小型で安価な光スイッチの適用が可能と
なるからである。
【0119】さらに、上記第1の実施の形態の光通信ネ
ットワークノードと比べた場合の、この第2の実施の形
態の光通信ネットワークノードの特徴を述べる。たとえ
ば、図1のこの発明の第1の実施の形態の光通信ネット
ワークノードにおいて分岐トラヒックを扱う場合に着目
する。光スイッチ回路網140では、分岐トラヒックは
M・n個の入力ポート130の中の任意のa個とM・n
個の出力ポート131の任意のa個の間でセルごとに切
り替えられるとすると、光スイッチ回路網140では入
力されるa個の光信号の各々はそれがスイッチされる出
力ポート数aに関係なくM・n分岐されてしまい、光量
が低下する。
【0120】これに対して、図7に示す第2の実施の形
態の光通信ネットワークノードでは、同じ切り替えを想
定すると、光選択スイッチ540内の1XS光スイッチ
620が、入力されるa個の光信号を所定のa個の出力
ポートにのみ選択的に分岐するので、光量は必要以上に
低下することはない。したがって、第2の実施の形態の
光通信ネットワークノードは、光選択スイッチ回路網5
40、541と(M・n)X1光スイッチ550、LX
1光スイッチ551によって構成される各接続機能に対
応する非閉塞光スイッチ回路での光損失を低減できる。
【0121】次に、図11を参照してこの発明の第3の
実施の形態について説明する。この図11は第3の実施
の形態の構成を示すブロック図である。この図11にお
いて、複数のバッファ付き波長多重受信インタフェース
920−x(x=1〜M)は、1つの入力端に波長多重
光信号が入力される複数の波長多重入力光伝走路900
−X(X=1〜M)がそれぞれ接続され、複数の出力端
複数の出力端は、光分配スイッチ回路網940の入力ポ
ート930−(X・n−n+1)〜930−X・(X=
1〜M)を通してこの光分配スイッチ回路網940の入
力端に接続されている。バッファ付き波長多重受信イン
タフェース920−x(x=1〜M)は、波長多重光信
号を波長の異なる複数の光信号に分波した後に、これの
複数の光信号を光のまま複数の出力端の各々から出射す
るか、あるいは、複数の光信号を電気信号に変換して伝
送フレームから取り出したATMセルを一時バッファに
蓄積し、バッファから出力されるATMセルのヘッダを
処理した後に、光信号に変換して複数の出力端の各々か
ら出射するものである。
【0122】複数のバッファ付き受信インタフェース9
22−Y(Y=1〜L)の入力端は、複数の入力光伝送
路960−Y(Y=1〜L)に接続されている。複数の
バッファ付き受信インタフェース922−Y(Y=1〜
L)の出力端は、光分配スイッチ回路網940の入力ポ
ート932−1〜932−Lを通して光分配スイッチ回
路網940の入力端に接続されている。複数のバッファ
付き受信インタフェース922−Y(Y=1〜L)は、
入力端から入射される光信号を電気信号に変換して伝送
フレームから取り出したATMセルを一時バッファに蓄
積し、バッファから出力されるATMセルのヘッダを処
理した後に光信号に変換して出力端から出射するもので
ある。
【0123】前記光分配スイッチ回路網940の出力端
は光スイッチ回路網950の入力端にその入力ポート9
31−1〜931−M・nを通して接続されているとと
もに、光スイッチ回路網951の入力端にその入力ポー
ト933−1〜933Lを通して接続されている。前記
光分配スイッチ回路網940は、複数の入力端と複数の
出力端を有し、複数の入力端からの光信号をあらかじめ
決められた出力端へ切り替えるものである。
【0124】光スイッチ回路網950の出力端は、その
出力ポート934−1〜934−Mnを通して波長多重
送信インタフェース921−1〜921−Mの入力端に
接続されている。同様にして、光スイッチ回路網951
の出力端は、その出力ポート935−1〜934−Lを
通して複数の波長多重送信インタフェース921−1〜
921−Mの入力端に接続されている。光スイッチ回路
網950は、複数の入力端と複数の出力端を有し、複数
の所定の入力端と出力端の間にあらかじめ決められた光
回線を設定するか、あるいは複数のバッファ付き波長多
重受信インタフェース920−X(X=1〜M)および
複数のバッファ付きインタフェース922−Y(Y=1
〜L)からの制御で光信号をセルごとに交換するもので
ある。
【0125】また、前記光スイッチ回路網951は、複
数の入力端と複数の出力端を有し、複数のバッファ付き
波長多重受信インタフェース920−x(x=1〜M)
および複数のバッファ付き受信インタフェース922−
y(y=1〜L)からの制御で光信号をセルごとに交換
するものである。
【0126】前記複数の波長多重送信インタフェース9
21−1〜921−Mは、複数の入力端と1つの出力端
を有し、複数の入力端から入射される光回線上の光信号
の各々を光のまま所定の波長の光信号に変換するか、あ
るいは複数の入力端からの光信号の各々を電気信号に変
換して取り出したATMセルを伝送フレームに格納した
後に、所定の波長の光信号に変換し、所定の波長に変換
された複数の光信号を合波して1つの出力端から出射す
る。この出力端には、波長多重光信号が出力される複数
の第1の出力光伝送路910−x(x=1〜M)が接続
されている。
【0127】前記複数の送信インタフェース923−y
(y=1〜L)は、1つの入力端と1つの出力端を有
し、入力端から入射される光信号各々を電気信号に変換
して取り出したATMセルを伝送フレームに格納した後
に光信号に変換して出力端から出射するものである。こ
の出力端には、複数の出力光伝送路970−y(y=1
〜L)が接続されている。
【0128】この第3の実施の形態では、通過および挿
入接続のために光スイッチ回路網950を設け、また分
岐および折り返し接続のために光スイッチ回路網951
を設け、通過と挿入あるいは分岐と折り返しの各光信号
を光分配スイッチ回路網により所定の出力へ振り分け
る。この結果、不要なハードウェアを削減でき、光ノー
ドの小型化が可能となるようにしている。
【0129】次に、この第3の実施の形態の動作につい
て説明するが、この説明に際して、も、上記各実施の形
態での説明と同様に便宜上、ノードで構成される光通信
ネットワークからの信号を自ノードが収容する他のロー
カルネットワークや地域ネットワークに送出することを
信号の分岐と呼び、反対にこれらローカルネットワーク
や地域ネットワークからの信号を光通信ネットワークへ
送出することを信号の挿入と呼び、さらに光通信ネット
ワーク内の隣接ノードからの光信号を他のノードへ転送
させることを信号の通過と各々呼ぶこととする。
【0130】図11において、n個の異なる波長の光信
号(λ1〜λn)が多重されて生成される波長多重光信
号は、波長多重入力光伝送路900−X(X=1〜M)
によって各々、バッファ付き波長多重受信インタフェー
ス920−X(X=1〜M)に送られる。バッファ付き
波長多重受信インタフェース920−X(X=1〜M)
の各々は、入力ポート930−(X・n−n+1)〜9
30−X・n(X=1〜M)のn個ずつで、光分配スイ
ッチ回路網940と接続されているので、バッファ付き
波長多重受信インタフェース920−X(X=1〜M)
の各々は、入力された波長多重光信号をn個の波長の光
信号に分波した後に、これらn個の各光信号を入力ポー
ト930−(X・n−n+1)〜930−X・n(X=
1〜M)から光分配スイッチ回路網940へ送出する。
【0131】あるいは、バッファ付き波長多重受信イン
タフェース920−X(X=1〜M)の各々は、入力さ
れた波長多重光信号をn個の波長の光信号に分波した後
に、n個の各光信号ごとに伝送フレームからATMセル
を取り出し、バッファ経由で入力ポート930−(X・
n−n+1)〜930−X・n(X=1〜M)からやは
り光スイッチ分配回路網940へ光セルを送出する。一
方、バッファ付き受信インタフェース922−Y(Y=
1〜L)の各々は、入力光伝送路960−Y(Y=1〜
L)からの光信号を受信し、伝送フレームからATMセ
ルを取り出し、バッファに蓄積した後に入力ポート93
2−Y(Y=1〜L)から光分配スイッチ回路網940
へ光セルを送出する。
【0132】光分配スイッチ回路網940は、入力ポー
ト930−1〜930−M・nから入射されるバッファ
付き波長多重受信インタフェース920−X(X=1〜
M)からの光信号と、入力ポート932−1〜932−
Lから入射されるバッファ付き受信インタフェース92
2−Y(Y=1〜L)からの光信号を光スイッチ回路網
959、951へ切り替える。
【0133】光スイッチ回路網950は、バッファ付き
波長多重受信インタフェース920−X(X=1〜M)
内のバッファを経由しないで光信号が入力されると、あ
らかじめ決められた所定の出力ポート934−1〜93
4−M・nへ回線を交換的に切り替えて、光信号を伝送
する。また、光スイッチ回路網950は、バッファ付き
受信インタフェース922−Y(Y=1〜L)から光セ
ルが入力されると、バッファ付き受信インタフェース9
22−Y(Y=1〜L)から図示されていない制御線に
よって通知される切り替え制御信号に応じて所定の出力
ポート934−1〜934−M・nへセルごとにスイッ
チする。
【0134】一方、光スイッチ回路網951は、バッフ
ァ付き波長多重受信インタフェース920−X(X=1
〜M)内のバッファ経由で光セルが入力されると、バッ
ファ付き波長多重受信インタフェース920−X(X=
1〜M)から図示されていない制御線によって通知され
る切り替え制御信号に応じて所定の出力ポート935−
1〜935−Lへセルごとにスイッチする。さらに、光
スイッチ回路網951は、バッファ付き受信インタフェ
ース922−Y(Y=1〜L)から光セルが入力される
と、バッファ付き波長多重受信インタフェース922−
Y(Y=1〜L)から図示されていない制御線によって
通知されるセルのヘッダに応じて所定の出力ポート93
5−1〜935−Lへセルごとにスイッチする。
【0135】波長多重送信インタフェース921−X
(X=1〜M)の各々はやはり出力ポート934−(X
・n−n+1)〜934−X・n(X=1〜M)のn個
ずつで光スイッチ回路網950と接続されている。波長
多重送信インタフェース921−X(X=1〜M)の各
々は、出力ポート934−(X・n−n+1)〜934
−X・n(X=1〜M)経由で光スイッチ回路網950
によって回線交換的に切り替えられた光信号を入力する
と、これらをn個の波長の光信号に変換した後に、これ
らを合波して生成した波長多重光信号を波長多重出力光
伝送路910−X(X=1〜M)へ送出する。
【0136】また、波長多重送信インタフェース921
−X(X=1〜M)の各々は、出力ポート934−(X
・n−n+1)〜934−X・n(X=1〜M)経由で
光スイッチ回路網950によってセルごとに切り替えら
れた光セルを入力すると、これらをn個ごとに伝送フレ
ームへ挿入しn個の波長の光信号に変換した後に、これ
らを合波して生成した波長多重光信号を波長多重出力光
伝送路910−X(X=1〜M)へ送出する。
【0137】一方、送信インタフェース923−Y(Y
=1〜L)の各々は、出力ポート935−Y(Y=1〜
L)で光スイッチ回路網951が接続されている。送信
インタフェース923−Y(Y=1〜L)の各々は、出
力ポート935−Y(Y=1〜L)経由で光スイッチ回
路網951によってセルごとに切り替えられた光セルを
入力すると、セルを伝送フレームへ挿入した後に光信号
に変換し出力光伝送路970−Y(Y=1〜L)へ送出
する。
【0138】なお、図11において図1と同じ名称の部
品は図1に適用するものと同じ構成のものが適用でき
る。図11に示したこの発明の第3の実施の形態のにお
いても、上記第1の実施の形態と同様に、従来に比べ光
スイッチ回路網に要するクロスポイント数の削減が可能
である。これは、従来の構成では用いる1つの光スイッ
チ回路網により、信号の分岐・挿入および通過、折り返
しの各接続機能を実現するのに対して、この第3の実施
の形態のでは、通過および挿入接続する場合には、光ス
イッチ回路網950を用い、分岐および折り返し接続の
ために光スイッチ回路網951を用いるからである。し
たがって、この発明の第3の実施の形態は、空間分割等
価回路相当で光スイッチ回路網の不要なクロスポイント
数を削減し、これにともない、不要なクロスポイント数
に相当するハードウェアの削減を行い、装置の小型化が
可能である。
【0139】次に、この発明の光通信ネットワークノー
ドの第4の実施の形態について説明する。図12はこの
第4の実施の形態の構成を示すブロック図である。この
図12にいて、複数のバッファ付き波長多重受信インタ
フェース1020−x(x=1〜M)は、波長多重光信
号が入力される複数の入力光伝送路1000−x(x=
1〜M)に接続された1つの入力端と、光分配スイッチ
回路網1040の入力ポート1030−1〜1030−
M・nを通してこの光分配スイッチ回路網1040の入
力端に接続された複数の出力端を有している。
【0140】このバッファ付き波長多重受信インタフェ
ース1020−x(x=1〜M)は1つの入力端から入
射される波長多重光信号を波長の異なる複数の光信号に
分波した後に、これら複数の光信号を光のまま複数の出
力端の各々から出射するか、あるいは複数の光信号を電
気信号に変換して伝送フレームから取り出したATMセ
ルを一時バッファに蓄積し、バッファから出力されるA
TMセルのヘッダを処理した後に、光信号に変換して複
数の出力端の各々から出射するものである。
【0141】また、複数のバッファ付き受信インタフェ
ース1022−Y(Y=1〜L)は、複数の入力光伝送
路1070−Y(Y=1〜L)に接続された1つの入力
端と1つの出力端を有し、入力端から入射される光信号
を電気信号に変換して伝送フレームから取り出したAT
Mセルを一時バッファに蓄積し、バッファから出力され
るATMセルのヘッダを処理した後に、光信号に変換し
て出力端から出射するものである。この複数のバッファ
付き受信インタフェース1022−Y(Y=1〜L)の
出力端は、光分配スイッチ回路網1040の入力ポート
1032−1〜1032−Lを通して、この光分配スイ
ッチ回路網1040の入力端に接続されている。
【0142】光分配スイッチ回路網1040は、複数の
入力端と複数の出力端を有し、複数の入力端からの光信
号をあらかじめ決められた出力端へ切り替えるものであ
る。光分配スイッチ回路網1040の出力端は、光選択
スイッチ回路網1050の入力ポート1031−1〜1
031−M・nを通して、この光選択スイッチ回路網1
050の入力端に接続されている。また、光分配スイッ
チ回路網1040の出力端は、光選択スイッチ回路網1
051の入力ポート1033−1〜1031−Lを通し
て、この光選択スイッチ回路網1051の入力端に接続
されている。
【0143】光選択スイッチ回路網1050と光選択ス
イッチ回路網1051は、複数の入力端と複数の出力端
を有し、複数の入力端からの光信号をあらかじめ決めら
れた1つ以上の出力端へ選択的に分岐するものである。
光選択スイッチ回路網1050の出力端は、光スイッチ
1060−1〜106n,1060−(M・n−n+
1)〜1060−M・nの各入力ポート1034−1〜
1034−(M・n・n),1034−{M・n(M−
n)+1}〜1034−(M・n)2を通してこの光スイ
ッチ1060−1〜106n,1060−(M・n−n
+1)〜1060−M・nの各入力端に接続されてい
る。
【0144】光スイッチ1060−1〜106n,10
60−(M・n−n+1)〜1060−M・nの各出力
ポート1035−1〜1035−n,1035−(M・
n−n+1)〜1035−M・nは波長多重送信インタ
フェース1021−1〜1021−Mの各入力端に接続
されている。波長多重送信インタフェース1021−1
〜1021−Mの各出力端は、波長多重出力光伝送路1
010−1〜1010−1に接続されている。この複数
の(M・n)x1光スイッチ1060−p(p=1〜M
・n)は、複数の入力端と1つの出力端を有し、複数の
所定の入力端と1つの出力端の間にあらかじめ決められ
た光回線を設定するかあるいは複数のバッファ付き波長
多重受信インタフェース1020−x(x=1〜M)お
よび複数のバッファ付き受信インタフェース1022−
y(y=1〜L)からの制御で光信号をセルごとに交換
するものである。
【0145】また、波長多重送信インタフェース102
1−X(X=1〜M)は、複数の入力端と1つの出力端
を有し、複数の入力端から入射される光回線上の光信号
各々を光のまま所定の波長の光信号に変換するか、ある
いは複数の入力端からの光信号の各々を電気信号に変換
して取り出したATMセルを伝送フレームに格納した後
に所定の波長の光信号に変換し、所定の波長に変換され
た複数の光信号を合波して1つの出力端から波長多重光
信号を出力するものである。
【0146】さらに、前記光選択スイッチ回路網105
1の出力端は、光スイッチ1061−1〜1061−L
の入力端に、その入力ポート1036−1〜1036−
L、1036−(L2−L+1)〜1036−L2を通し
て接続されている。光スイッチ1061−1〜1061
−Lの各出力端は、その出力ポート1037−1〜10
37−Lを通して送信インタフェース1023−1〜1
023−Lの各入力端に接続されている。送信インタフ
ェース1023−1〜1023−Lの各出力端は、出力
光伝送路1080−1〜1080−Lに接続されてい
る。
【0147】前記光スイッチ1061−1〜1061−
Lは、上記のように、複数の入力端と1つの出力端を有
し、複数のバッファ付き波長多重受信インタフェース1
020−X(X=1〜M)および複数のバッファ付き受
信インタフェース1022−Y(Y=1〜L)からの制
御で光信号をセルごとに交換するものである。また、前
記送信インタフェース1023−1〜1023−Lは、
上記のように、1つの入力端と1つの出力端を有し、入
力端から入射される光信号各々を電気信号に変換して取
り出したATMセルを伝送フレームに格納した後に光信
号に変換して出力端から複数の出力光伝送路1080−
Y(Y=1〜L)を通して出射するものである。
【0148】次に、この第4の実施の形態の動作につい
て説明する。この第4の実施の形態では、光選択スイッ
チ回路網1050と(M・n)X1光スイッチ1060
−P(P=1〜M・n)、あるいは光選択スイッチ回路
網1051とLx1光スイッチ1061−Y(Y=1〜
L)によって、通過および挿入接続するための光スイッ
チ回路網と分岐および折り返し接続のための光スイッチ
回路網を各々実現してクロスポイント数を削減し、かつ
光選択スイッチ回路網1050、1051が各々、所定
の(M・n)X1光スイッチ1060−P(P=1〜M
・n)、LX1光スイッチ1061−Y(Y=1〜L)
にのみに光信号を分岐して不要な光分岐も削減する。
【0149】この第4の実施の形態の説明に際しても、
上記各実施の形態の説明の場合と同様に、便宜上、ノー
ドで構成される光通信ネットワークからの信号を自ノー
ドが収容する他のローカルネットワークや地域ネットワ
ークに送出することを信号の分岐と呼び、反対にこれら
ローカルネットワークや地域ネットワークからの信号を
光通信ネットワークへ送出することを信号の挿入と呼
び、さらに光通信ネットワーク内の隣接ノードからの光
信号を他のノードへ転送させることを信号の通過と各々
呼ぶこととする。
【0150】n個の異なる波長の光信号(λ1〜λn)
が多重されて生成される波長多重光信号は、波長多重入
力光伝送路1000−X(X=1〜M)によって各々、
バッファ付き波長多重受信インタフェース1020−X
(X=1〜M)に送られる。バッファ付き波長多重受信
インタフェース1020−X(X=1〜M)の各々は、
入力ポート1030−(X・n−n+1)〜1030−
X・n(X=1〜M)のn個ずつで、光分配スイッチ回
路網1040と接続されている。
【0151】バッファ付き波長多重受信インタフェース
1020−X(X=1〜M)の各々は、入力された波長
多重光信号をn個の波長の光信号に分波した後に、これ
らn個の各光信号を入力ポート1030−(X・n−n
+1)〜1030−X・n(X=1〜M)から光分配ス
イッチ回路網1040へ送出する。あるいは、バッファ
付き波長多重受信インタフェース1020−X(X=1
〜M)の各々は、入力された波長多重光信号をn個の波
長の光信号に分波した後に、n個の各光信号ごとに伝送
フレームからATMセルを取り出し、バッファ経由で入
力ポート1030−(X・n−n+1)〜1030−x
・n(X=1〜M)からやはり光分配スイッチ回路網1
040へ光セルを送出する。
【0152】一方、バッファ付き受信インタフェース1
022−y(y=1〜L)の各々は、入力光伝送路10
70−y(y=1〜L)からの光信号を受信し、伝送フ
レームからATMセルを取り出し、バッファに蓄積した
後に入力ポート1032−y(y=1〜L)から光分配
スイッチ回路網1040へ光セルを送出する。光分配ス
イッチ回路網1040は、バッファ付き波長多重受信イ
ンタフェース1020−X(X=1〜M)とバッファ付
き受信インタフェース1022−Y(Y=1〜L)から
の光信号を入力ポート1031−P(P=1〜M・n)
および入力ポート1033−Y(Y=1〜L)経由で各
々光選択スイッチ回路網1050、1051へ切り替え
る。
【0153】光選択スイッチ回路網1050、1051
は各々、入力される光信号を(M・n)個の中の所定の
(M・n)X1光スイッチ1060−P(P=1〜M・
n)のみへ、あるいは、L個の中の所定のLX1光スイ
ッチ1061−Y(Y=1〜L)のみへ分岐する。(M
・n)X1光スイッチ1060−P(P=1〜M・n)
は、バッファ付き波長多重受信インタフェース1020
−X(X=1〜M)内のバッファを経由せずに入力ポー
ト1034−(P・M・n−M・n+1)〜1034−
P・M・n(P=1〜M・n)から入射される光信号の
どれか1つを、出力ポート1035−p(P=1〜M・
n)へ回線交換的に切り替える。
【0154】また(M・n)X1光スイッチ1060−
P(P=1〜M・n)は、バッファ付き受信インタフェ
ース1022−Y(Y=1〜L)から入力ポート103
4−P(P・M・n−M・n+1)〜1034−P・M
・n(P=1〜M・n)経由で入射される光セルを、バ
ッファ付き受信インタフェース1022−Y(Y=1〜
L)から図示されていない制御線によって通知される切
り替え制御信号に応じて出力ポート1035−P(P=
1〜M・n)へセルごとにスイッチする。
【0155】一方、Lx1光スイッチ1061−y(y
=1〜L)は、バッファ付き波長多重受信インタフェー
ス1020−X(X=1〜M)内のバッファ経由で入力
ポート1036−(y・L−L+1)〜1036−y・
L(y=1〜L)から入射される光セルを、バッファ付
き波長多重受信インタフェース1020−X(X=1〜
M)から図示されていない制御線によって通知される切
り替え制御信号に応じて出力ポート1037−Y(Y=
1〜L)へセルごとにスイッチする。さらに、LX1光
スイッチ1061−Y(Y=1〜L)は、バッファ付き
受信インタフェース1022−Y(Y=1〜L)から入
力ポート1036−(Y・L−L+1)〜1036−Y
・L(Y=1〜L)経由で入射される光セルを、バッフ
ァ付き受信インタフェース1022−Y(Y=1〜L)
から図示されていない制御線によって通知される切り替
え制御信号に応じて出力ポート1037−Y(Y=1〜
L)へセルごとにスイッチする。
【0156】波長多重送信インタフェース1021−X
(X=1〜M)の各々は出力ポート1035−(X・n
−n+1)〜1035−X・n(X=1〜M)のn個ず
つで(M・n)X1光スイッチ1050−P(P=1〜
M・n)と接続されている。波長多重送信インタフェー
ス1021−X(X=1〜M)の各々は、(M・n)X
1光スイッチ1050−P(P=1〜M・n)によって
回線を交換的に切り替えることによって、光信号を出力
ポート1035−(X・n−n+1)〜1035−X・
n(X=1〜M)経由で入力すると、これらをn個の波
長の光信号に変換した後に、これらを合波して生成した
波長多重光信号を波長多重出力光伝送路1010−X
(X=1〜M)へ送出する。また、波長多重送信インタ
フェース1021−X(X=1〜M)の各々は、(M・
n)X1光スイッチ1050−P(P=1〜M・n)に
よってセルごとに切り替えられた光セルを出力ポート1
035−(X・n−n+1)〜1035−X・n(X=
1〜M)経由で入力すると、これらをn個ごとに伝送フ
レームへ挿入しn個の波長の光信号に変換した後に、こ
れらを合波して生成した波長多重光信号を波長多重出力
光伝送路1010−X(X=1〜M)へ送出する。
【0157】一方、送信インタフェース1023−Y
(Y=1〜L)の各々は、出力ポート1037−Y(Y
=1〜L)でLX1光スイッチ1061−Y(Y=1〜
L)が接続されている。したがって、送信インタフェー
ス1023−Y(Y=1〜L)の各々は、LX1光スイ
ッチ1061−Y(Y=1〜L)によってセルごとに切
り替えられた光セルを出力ポート1037−Y(Y=1
〜L)経由で入力すると、セルを伝送フレームへ挿入し
た後に光信号に変換し出力光伝送路1080−Y(Y=
1〜L)へ送出する。
【0158】なお、図12において、図7と同じ名称の
部品は図7に適用するものと同じ構成のものが適用でき
る。図12に示したこの第4の実施の形態の光通信ネッ
トワークノードにおいても、上記第2の実施の形態の光
通信ネットワークノードと同様に、従来に比べ光スイッ
チ回路網に要するクロスポイント数の削減が可能であ
り、かつ光損失の低減が可能である。
【0159】これは、光選択スイッチ回路網1050と
(M・n)X1光スイッチ1060、あるい光選択スイ
ッチ回路網1051とLX1光スイッチ1061によっ
て、通過および挿入接続するための光スイッチ回路網と
分岐および折り返し接続のため光スイッチ回路網を各々
実現し、かつ光選択スイッチ回路網1050、1051
各々が、所定の(M・n)X1光スイッチ1060、L
X1光スイッチ1061−Y(Y=1〜L)にのみに光
信号を分岐するからである。
【0160】次に、この発明の第5の実施の形態につい
て図13〜図15を参照して説明する。図13は第5の
実施の形態の構成を示すブロック図である。この図13
において、複数のバッファ付き波長多重受信インタフェ
ース2120−X(X=1〜M)の入力端には、波長多
重光信号が入力される複数の入力光伝送路2100−X
(X=1〜M)が接続されている。バッファ付き波長多
重受信インタフェース2120−X(X=1〜M)の出
力端は、光スイッチ回路網2140の入力端に、その入
力ポート2130−1〜2130n、2130−(M・
n−n+1)〜2130−M・nを通して接続されてい
る。さらに、このバッファ付き波長多重受信インタフェ
ース2120−X(X=1〜M)の出力端は、光スイッ
チ回路網2141の入力ポート2132−1〜2132
−n,2132−(M・n−n+1)〜2132−M・
nを通して光スイッチ回路網2141の入力端に接続さ
れている。
【0161】このバッファ付き波長多重受信インタフェ
ース2120−X(X=1〜M)は、入力端から入射さ
れる波長多重光信号を波長の異なる複数の光信号に分波
した後に、これら複数の光信号を光のまま第1の出力端
の各々から出射するか、あるいは光信号を電気信号に変
換して伝送フレームから取り出したATMセルを一時バ
ッファに蓄積し、バッファから出力されるATMセルの
ヘッダを処理した後に光信号に変換して複数の第2の出
力端の各々から出射するものである。
【0162】また、複数のバッファ付き受信インタフェ
ース2122−Y(Y=1〜L)の入力端には、複数の
入力光伝送路2160−Y(Y=1〜L)が接続されて
いる。バッファ付き受信インタフェース2122−Y
(Y=1〜L)の各出力端は、光分岐器2160−1〜
1261−Lと、光スイッチ回路網2141の入力端
に、その入力ポート2134−1〜2134−Lを通し
て接続されているとともに、光分岐器2160−1〜1
261−Lと光スイッチ回路網2143の入力ポート2
136−1〜2136−Lを通して、その入力端に接続
されている。
【0163】バッファ付き受信インタフェース2122
−Y(Y=1〜L)は、入力端から入射される光信号を
電気信号に変換して伝送フレームから取り出したATM
セルを一時バッファに蓄積し、バッファから出力される
ATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変換して出
力端から出射するものである。
【0164】前記光スイッチ回路網2140の出力端は
出力ポート2131−1〜2131−n,2131−
(M・n−n+1)〜2131−M・nを通して波長多
重送信インタフェース2121−1〜2121−Mの入
力端に接続されている。前記光スイッチ回路網2141
の出力端は、出力ポート2133−1〜2133−Lと
光合流器2170−1〜2170−Lを通して送信イン
タフェース2123−1〜2123−Lの入力端に接続
されている。前記光スイッチ回路網2142の出力端
は、出力ポート2135−1〜2135−Lと前記光合
流器2170−1〜2170−Lを通して送信インタフ
ェース2123−1〜2123−Lの入力端に接続され
ている。
【0165】前記光スイッチ回路網2143の出力端
は、その出力ポート2137−1〜2137−n,21
37−(M・n―n+1)〜2137−M・nを通して
波長多重送信インタフェース2121−1〜2121−
Mの入力端に接続されている。波長多重送信インタフェ
ース2121−1〜2121−Mの出力端は、波長多重
送信出力光伝送路2110−1〜2110−Mにっ接続
されている。送信インタフェース2123−1〜212
3−Lの出力端は、出力光伝送路2180−1〜218
0−Lに接続されている。
【0166】前記光スイッチ回路網2140は、複数の
所定の入力端と出力端の間にあらかじめ決められた光回
線を設定するであり、前記光スイッチ回路網2141は
複数のバッファ付き波長多重受信インタフェース212
0−X(X=1〜M)からの制御で光信号をセルごとに
交換するものである。また、前記光スイッチ回路網21
42と2143は、複数のバッファ付き受信インタフェ
ース122−y(y=1〜L)からの制御で光信号をセ
ルごとに交換する。
【0167】前記複数の波長多重送信インタフェース2
121−X(X=1〜M)は、複数の第1の入力端から
入射される光回線上の光信号各々を光のまま所定の波長
の光信号に変換するか、あるいは複数の第2の入力端か
らの光信号の各々を電気信号に変換して取り出したAT
Mセルを伝送フレームに格納した後に所定の波長の光信
号に変換し、所定の波長に変換された複数の光信号を合
波して出力端から出射するものである。また、前記複数
の送信インタフェース2123−Y(Y=1〜L)は、
入力端から入射される光信号各々を電気信号に変換して
取り出したATMセルを伝送フレームに格納した後に光
信号に変換して出力端から出射するものである。
【0168】次に、以上のように構成された第5実施の
形態の動作について説明する。この第5の実施の形態で
は、各接続機能ごとに光スイッチ回路網2140、21
41、2142、2143を設け、各接続の割合に応じ
て各接続機能に対応するクロスポイント数に相当するハ
ードウェアを準備する。この結果、不要なハードウェア
を削減でき、光ノードの小型化が可能となるようにした
ものである。
【0169】以降の説明でも、前記各実施の形態の場合
と同様に便宜上、ノードで構成される光通信ネットワー
クからの信号を自ノードが収容する他のローカルネット
ワークや地域ネットワークに送出することを信号の分岐
と呼び、反対にこれらローカルネットワークや地域ネッ
トワークからの信号を光通信ネットワークへ送出するこ
とを信号の挿入と呼び、さらに光通信ネットワーク内の
隣接ノードからの光信号を他のノードへ転送させること
を信号の通過と各々呼ぶこととする。
【0170】n個の異なる波長の光信号(λ1〜λn)
が多重されて生成される波長多重光信号は、波長多重入
力光伝送路2100−X(X=1〜M)によって各々、
バッファ付き波長多重受信インタフェース2120−X
(X=1〜M)に送られる。バッファ付き波長多重受信
インタフェース2120−X(X=1〜M)の各々は、
入力ポート2130−(X・n−n+1)〜2230−
X・n(X=1〜M)のn個ずつで光スイッチ回路網2
140と接続され、また入力ポート2132−(X・n
−n+1)〜2132−X・n(X=1〜M)のn個ず
つで光スイッチ回路網2141と接続されている。
【0171】バッファ付き波長多重受信インタフェース
2120−X(X=1〜M)の各々は、入力された波長
多重光信号をn個の波長の光信号に分波した後に、これ
らn個の各光信号を入力ポート2130−(X・n−n
+1)〜2130−X・n(X=1〜M)から光スイッ
チ回路網2140へ送出する。あるいは、バッファ付き
波長多重受信インタフェース2120−X(X=1〜
M)の各々は、入力された波長多重光信号をn個の波長
の光信号に分波した後に、n個の各光信号ごとに伝送フ
レームからATMセルを取り出し、バッファ経由で入力
ポート2132−(X・n−n+1)〜2132−X・
n(X=1〜M)から光スイッチ回路網2141へ光セ
ルを送出する。
【0172】一方、バッファ付き受信インタフェース2
122−Y(Y=1〜L)の各々は、入力光伝送路21
50−Y(Y=1〜L)からの光信号を受信し、伝送フ
レームからATMセルを取り出し、バッファに蓄積した
後に光分岐器2160−Y(Y=1〜L)経由で入力ポ
ート2134−Y(Y=1〜L)あるいは入力ポート2
136−Y(Y=1〜L)から光スイッチ回路網214
2、2143へ各々光セルを送出する。光スイッチ回路
網2140は、バッファ付き波長多重受信インタフェー
ス2120−X(X=1〜M)内のバッファを経由しな
いで光信号が入力されると、あらかじめ決められた所定
の出力ポート2131−1〜2131−M・nへ光信号
を回線交換的に切り替える。
【0173】また、光スイッチ回路網2141は、バッ
ファ付き波長多重受信インタフェース2120−X(X
=1〜M)内のバッファ経由で光セルが入力されると、
バッファ付き波長多重受信インタフェース2120−X
(X=1〜M)から図示されていない制御線によって通
知される切り替え制御信号に応じて所定の出力ポート2
133−Y(Y=1〜L)へセルごとにスイッチする。
光スイッチ回路網2142は、バッファ付き受信インタ
フェース2122−Y(Y=1〜L)から光セルが入力
されると、バッファ付き波長多重受信インタフェース2
122−Y(Y=1〜L)から図示されていない制御線
によって通知されるセルのヘッダに応じて所定の出力ポ
ート2135−Y(Y=1〜L)へセルごとにスイッチ
する。
【0174】光スイッチ回路網2143は、バッファ付
き受信インタフェース2122−Y(Y=1〜L)内の
バッファ経由で光セルが入力されると、バッファ付き受
信インタフェース2122−Y(Y=1〜L)から図示
されていない制御線によって通知される切り替え制御信
号に応じて所定の出力ポート2137−1〜2137−
M・nへセルごとにスイッチする。波長多重送信インタ
フェース2121−X(X=1〜M)の各々はやはり出
力ポート2131−(X・n−n+1)〜2131−X
・n(X=1〜M)のn個ずつおよび出力ポート213
7−(X・n−n+1)〜2137−X・n(X=1〜
M)のn個ずつで光スイッチ回路網2140、2143
と各々接続されている。
【0175】波長多重送信インタフェース2121−X
(X=1〜M)の各々は、出力ポート2131−(X・
n−n+1)〜2131−X・n(X=1〜M)経由で
光スイッチ回路網2140から回線交換的に切り替えら
れた光信号を入力すると、これらをn個の波長の光信号
に変換した後に、これらを合波して生成した波長多重光
信号を波長多重出力光伝送路2110−X(X=1〜
M)へ送出する。また、波長多重送信インタフェース2
121−X(X=1〜M)の各々は、出力ポート213
7−(X・n−n+1)〜2137−X・n(X=1〜
M)経由で光スイッチ回路網2143からセルごとに切
り替えられた光セルを入力すると、これらをn個ごとに
伝送フレームへ挿入し、n個の波長の光信号に変換した
後に、これらを合波して生成した波長多重光信号を波長
多重出力光伝送路2110−X(X=1〜M)送出す
る。
【0176】一方、送信インタフェース2123−Y
(Y=1〜L)の各々は、合流器2170−Y(Y=1
〜L)経由で、出力ポート2133−Y、2135−Y
(Y=1〜L)と光スイッチ回路網2141、2142
が各々接続されている。送信インタフェース2123−
Y(Y=1〜L)の各々は、光スイッチ回路網214
1、2142からセルごとに切り替えられた光セルを入
力すると、セルを伝送フレームへ挿入した後に光信号に
変換し出力光伝送路2180−Y(Y=1〜L)へ送出
する。
【0177】次に、図13に示したこの第5の実施の形
態におる各部の詳細な構成について説明する。図13の
光スイッチ回路網2140〜2143には、たとえば図
17の光スイッチ回路網3400が適用できる。この場
合には、やはり図13の光スイッチ回路網2140、2
141、2142、2143は各々、入力ポート213
0,2132,2134,2136と出力ポート213
1、2133、2135、2137のn個ずつの増設あ
るいは削減に伴って、図17の光サブスイッチモジュー
ル3401−K(K=1〜N)単位での増設あるいは削
減が可能である。
【0178】なお、この発明では、図13の光スイッチ
回路網2140〜2143の具体的構成を、図17の光
スイッチ回路網2400のみに限定するものではなく、
上記文献「Optical Path Cross-Connect Node Arch
itecture with High Modularity for Photonic T
ransport Networks」に記載(Fig.6)の回路網の適用
も可能である。この場合には、光スイッチ回路網214
0、2141、2142、2143は各々、入力ポート
路2130、2132、2134、2136と出力ポー
ト2131、2133、2135、2137の1個ずつ
の増設あるいは削減に伴って所要光スイッチ回路網のハ
ードウェアの増設あるいは削減が可能となる。
【0179】また、図13のバッファ付き受信インタフ
ェース2122、および送信インタフェース2123は
各々、図20(図4と同じ構成)、図21(図5と同じ
構成)に示した構成のバッファ付き受信インタフェース
3600、送信インタフェース3601が各々適用でき
る。図13のバッファ付き波長多重受信インタフェース
2120と波長多重送信インタフェース2121の詳細
な構成を図14、図15に示す。
【0180】図14に示すように、バッファ付き波長多
重受信インタフェース2200は、図13の波長多重入
力光伝送路2100−X(X=1〜M)と入力端子22
10が接続され、光スイッチ回路網2140の入力ポー
ト2130−(X・n−n+1)〜2130−X・n
(X=1〜M)の各々が出力端子2211−Z(Z=1
〜n)に接続され、さらに光スイッチ回路網2141の
入力ポート2132−(X・n−n+1)〜2132−
X・n(X=1〜M)の各々が出力端子2290−Z
(Z=1〜n)に接続されている。
【0181】波長多重分離器2220は、入力端子22
10からの波長多重信号をn個の波長の光信号に分波し
て、各々を光スイッチ2230−Z(Z=1〜n)へ送
る。光スイッチ2230−Z(Z=1〜n)は、入力す
る光信号を光スイッチ回路網2140で回線交換させる
場合には、光電気変換器2240−Z、セル取り出し回
路2250−Z、バッファ2260−Z、ルーティング
テーブル2270−Z、電気光変換器2280−Z(Z
=1〜n)をショートカットさせるために出力端子22
11−Z(Z=1〜n)へ切り替える。
【0182】あるいは、光スイッチ2230−Z(Z=
1〜n)は、入力する光信号をバッファ260−Z(Z
=1〜n)および図13の光スイッチ回路網2141と
でATM交換させる場合には、光信号を光電気変換器2
240−Z(Z=1〜n)へ切り替える。光電気変換器
2240−Z(Z=1〜n)は波長多重分離器2220
からの各々あらかじめ決められた波長の光信号を電気信
号に一旦変換して、セル取り出し回路2250−Z(Z
=1〜n)へ出力する。
【0183】セル取り出し回路2250−Z(Z=1〜
n)は各々、光電気変換器2240−Z(Z=1〜n)
からの電気信号を入力し、伝送フレームからセルを取り
出し、セルをバッファ2260−Z(Z=1〜n)へ送
出する。バッファ2260−Z(Z=1〜n)は、入力
されるセルを一時蓄積し、たとえば、ファーストイン/
ファーストアウトでルーティングテーブル2270−Z
(Z=1〜n)へ送る。
【0184】ルーティングテーブル2270−Z(Z=
1〜n)は、バッファ2260−Z(Z=1〜n)から
のセルのヘッダを解析し、これより出力すべき光スイッ
チ2141の出力ポート2133−Y(Y=1〜L)を
決定し、ヘッダを所定の値に書き換えて電気光変換器2
280−Z(Z=1〜n)へ送る。さらに、ルーティン
グテーブル2270−Z(Z=1〜n)は、光スイッチ
回路網2141の切り替え制御のために、光セルの出力
ポートを光スイッチ回路網2141へ通知する。電気光
変換器2280−Z(Z=1〜n)は各々、ルーティン
グテーブル2270−Z(Z=1〜n)からのセルを光
セルに変換して出力端子2290−Z(Z=1〜n)へ
送出する。
【0185】このようにして、バッファ付き波長多重受
信インタフェース2200は、入力端子2210からの
波長多重信号に多重されるn個の光信号をバッファを介
さずに光信号のまま出力端子2211−Z(Z=1〜
n)へ出力するか、あるいは電気信号に各々変換した後
に、伝送フレームからセルを取り出し、バッファに一時
蓄積してから出力端子2290−Z(Z=1〜n)へ出
力することができる。
【0186】一方、図15に示すように波長多重送信イ
ンタフェース2201は、図13の光スイッチ回路網2
140の出力ポート2131−(X・n−n+1)〜2
131−X・n(X=1〜M)の各々が入力端子212
−Z(Z=1〜n)に接続され、光スイッチ回路網21
43の出力ポート2137−(X・n−n+1)〜21
37−X・n(X=1〜M)の各々が入力端子2221
−Z(Z=1〜n)に接続され、波長多重出力光伝送路
110−X(X=1〜M)と出力端子2213が接続さ
れている。
【0187】光スイッチ回路網2140で回線交換され
た光信号は、波長変換器2271−Zに入力される。波
長変換器2271−Z(Z=1〜n)は、入力端子22
12−Z(Z=1〜n)からの光信号をあらかじめ決め
られた波長λZ(Z=1〜n)の光信号に変換して、光
合流器2261−Z(Z=1〜n)経由で波長多重化器
2281へ出力する。バッファ付き受信インタフェース
2122−y(y=1〜L)と光スイッチ回路網214
3でATM交換された光信号は、光電気変換と電気光変
換系の光電気変換器231−zに入力される。
【0188】光電気変換器2231−Z(Z=1〜n)
は、入力端子2221−Z(Z=1〜n)からの光セル
を電気信号に変換し、セル挿入回路2241−Z(Z=
1〜n)へ送る。セル挿入回路2241−Z(Z=1〜
n)は各々、光電気変換器2231−Z(Z=1〜n)
からのセルを入力し、これらを伝送フレームに挿入し
て、電気光変換器2251−Z(Z=1〜n)へ送る。
【0189】電気光変換器2251−Z(Z=1〜n)
はセル挿入回路2241−Z(Z=1〜n)からの電気
信号を各々あらかじめ決められた波長λ1〜λnの光信
号に変換して、光合流器2261−Z(Z=1〜n)経
由で波長多重化器2281へ出力する。波長多重化器2
281は、電気光変換器2251−Z(Z=1〜n)か
らのn個の波長の信号あるいは波長変換器2271−Z
(Z=1〜n)からの光信号を合波して、波長多重信号
を出力端子2213へ送出する。
【0190】このようにして、波長多重送信インタフェ
ース2201は、入力端子2212−Z(Z=1〜n)
からの光信号を光のままあらかじめ決められたn個の波
長の光信号に変換するか、あるいは入力端子221−Z
(Z=1〜n)からの光信号を電気信号に変換した後に
セルを各々伝送フレームに挿入しあらかじめ決められた
n個の波長の光信号に変換して、波長多重信号を出力端
子2213へ出力する。以上説明したように、図13に
構成が示されたこの発明の第5の実施の形態では、任意
の波長多重入力光伝送路2100−X(X=1〜M)で
伝送される任意の波長の光信号に多重されるセルを、任
意の出力光伝送路2180−Y(Y=1〜L)に分岐す
ることができる。
【0191】また、この第5の実施の形態によれば、任
意の入力光伝送路2150−Y(Y=1〜L)からのセ
ルを、任意の波長の光信号に変換して波長多重出力光伝
送路2110−X(X=1〜M)に挿入することができ
る。さらに、この第5の実施の形態のノードは、任意の
波長多重入力光伝送路2100−X(X=1〜M)の任
意の波長の光信号を任意の波長多重出力光伝送路110
−X(X=1〜M)の任意の波長の光信号に変換するこ
とによって、波長多重入出力光伝送路間での光信号の通
過を行うことができ、任意の入力光伝送路2150−Y
(Y=1〜L)と任意の出力光伝送路2180−Y(Y
=1〜L)間での折り返し接続も可能である。
【0192】この第5の実施の形態の光通信ネットワー
クノードは、空間分割等価回路で解析すると、従来に比
べ光スイッチ回路網に要するクロスポイント数の削減が
可能である。これは、従来の構成では用いる1つの光ス
イッチ回路網により、信号の分岐・挿入および通過、折
り返しの各接続機能を実現するのに対して第5の実施の
形態では、各接続機能ごとに光スイッチ回路網を分割し
ているためである。たとえば、M=8、n=8、L=6
4の場合、図16の従来の構成では各接続の割合が変わ
っても光スイッチ回路網3340の空間分割等価回路は
常に(M・n+L)2=1282=16384個のクロ
スポイント数が必要となる。
【0193】これに対して、この第5の実施の形態にお
いて、通過する光信号がな、M本の波長多重入力光伝送
路2100からの光信号が全てノードに分岐され、入力
光伝送路2150からの光信号が全てM本の波長多重出
力光伝送路2110へ挿入される場合を検討する。ただ
し、分岐される光信号と挿入される光信号の総量が同じ
である対称トラヒック(M・n=L)を想定することと
する。この場合には、光スイッチ回路網2140と21
42を除く光スイッチ回路網2141、2143のクロ
スポイント数のみ必要となり、各光スイッチ回路網をや
はり空間分割等価回路で解析すると、光スイッチ回路網
2141、2143ともに(n・M)・L=4096個
のクロスポイント数が必要となり、総所要クロスポイン
ト数は8192で従来の1/2に削減できる。
【0194】次に、分岐される光信号がなくM本の波長
多重入力光伝送路2100からの光信号が全てM本の波
長多重出力光伝送路2110へ通過され、また入力光伝
送路2150からの光信号が全て出力光伝送路2180
へ折り返し接続される場合を検討する。この場合には、
光スイッチ回路網2140、2142のクロスポイント
数のみ必要となり、各光スイッチ回路網をやはり空間分
割等価回路で解析すると、光スイッチ回路網2140は
(n・M)2=4096個、光スイッチ回路網2142
はL2=4096個のクロスポイント数が必要となり、
総所要クロスポイント数はやはり8192で従来の1/
2に削減できる。
【0195】さらに、M本の波長多重入力光伝送路21
00からの光信号の半分のM1=4本が波長多重出力光
伝送路2110へ通過接続され、残りのM2=4本(た
だしM1+M2=M)がノードに分岐され、またL本の
入力光伝送路2150からの光信号の半分のL1=32
本が波長多重出力光伝送路2110へ挿入され、残りの
L2=32本(ただしL1+L2=L)が出力光伝送路
2180へ折り返し接続される場合を検討する。やは
り、対称トラヒックを想定し、M2・n=L1である。
この場合には、光スイッチ回路網2140、2141、
2142、2143全てが利用され、各光スイッチ回路
網をやはり空間分割等価回路で解析すると、光スイッチ
回路網2140は(n・M1)2=1024個、光スイ
ッチ回路網2141は(n・M2・L1)2=1024
個、光スイッチ回路網2142はL22=1024個、
光スイッチ回路網2143は(n・M2・L1)2=1
024個のクロスポイント数が各々必要となり、総所要
クロスポイント数は4096個で従来の1/4に削減で
きる。
【0196】したがって、この第5の実施の形態では、
空間分割等価回路相当で光スイッチ回路網の不要なクロ
スポイント数を削減し、それにともない、不要なクロス
ポイント数に相当するハードウェアの削減を行い、装置
の小型化が可能である。上記から明らかなようにこの第
5の実施の形態では、光ノードにおける各接続機能ごと
に光スイッチ回路網を分割しているため、実現すべき接
続に寄与しない光スイッチ回路網のクロスポイント数の
削減ができ、光スイッチ回路網の所要クロスポイント数
を削減し、装置の小型化、低コスト化が可能である。
【0197】
【発明の効果】以上、詳述したように、第1の発明によ
れば、通過および分岐接続するための光スイッチ回路網
と挿入および折り返し接続のため光スイッチ回路網に分
割するようにしたので、実現すべき接続に寄与しない光
スイッチ回路網のクロスポイント数の削減ができ、光ス
イッチ回路網の所要クロスポイント数を削減し、装置の
小型化、低コスト化が可能である。また、第2の発明に
よれば、光選択スイッチ回路網と(M・n)X1光スイ
ッチ、あるいはもう1つの光選択スイッチ回路網とLX
1光スイッチによって、通過および分岐接続するための
光スイッチ回路網と挿入および折り返し接続のため光ス
イッチ回路網を各々実現し、かつ光選択スイッチ回路網
各々が、所定の(M・n)X1光スイッチ、LX1光ス
イッチにのみに光信号を分岐するようにしたので、光ス
イッチ回路網の所要クロスポイント数を削減し、装置の
小型化、低コスト化が可能であるとともに光損失を削減
することが可能である。さらに、第3の発明によれば、
通過および挿入接続するための光スイッチ回路網と分岐
および折り返し接続のため光スイッチ回路網に分割する
ようにしたので、実現すべき接続に寄与しない光スイッ
チ回路網のクロスポイント数の削減ができ、光スイッチ
回路網の所要クロスポイント数を削減し、装置の小型
化、低コスト化が可能となる。第4の発明によれば、光
選択スイッチ回路網と(M・n)X1光スイッチ、ある
いはもう1つの光選択スイッチ回路網とLX1光スイッ
チによって、通過および挿入接続するための光スイッチ
回路網と分岐および折り返し接続のため光スイッチ回路
網を各々実現し、かつ光選択スイッチ回路網各々が、所
定の(M・n)X1光スイッチ、LX1光スイッチにの
みに光信号を分岐するようにしたので、光スイッチ回路
網の所要クロスポイント数を削減し、装置の小型化、低
コスト化が可能であるとともに、光損失を削減すること
が可能となる。第5の発明によれば、光ノードにおける
各接続機能ごとに光スイッチ回路網を分割するようにし
たので、実現すべき接続に寄与しない光スイッチ回路網
のクロスポイント数を削減でき、装置の小型化と低コス
トかが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光通信ネットワークノードの第1の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の光通信ネットワークノードの第1の
実施の形態および第2の実施の形態で用いられるバッフ
ァ付き波長多重受信インタフェースの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】この発明の光通信ネットワークノードの第1の
実施の形態および第2の実施の形態で用いられる波長多
重送信インタフェースの構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の光通信ネットワークノードの第1の
実施の形態および第2の実施の形態で用いられるバッフ
ァ付き受信インタフェースの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】この発明の光通信ネットワークノードの第1の
実施の形態および第2の実施の形態で用いられる送信イ
ンタフェースの構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の光通信ネットワークノードの第1の
実施の形態で用いられる光スイッチ回路網の構成を示す
ブロック図である。
【図7】この発明の光通信ネットワークノードの第2の
実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の光通信ネットワークノードの第2の
実施の形態で用いられる光選択スイッチ回路網の構成を
示す回路図である。
【図9】この発明の光通信ネットワークノードの第2の
実施の形態の動作の一例を説明するためのブロック図で
ある。
【図10】この発明の光通信ネットワークノードの第2
の実施の形態の別の動作を説明するためのブロック図で
ある。
【図11】この発明の光通信ネットワークノードの第3
の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図12】この発明の光通信ネットワークノードの第4
の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図13】この発明の光通信ネットワークノードの第5
の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図14】この発明の光通信ネットワークノードの第5
の実施の形態に用いられるバッファ付き波長多重受信イ
ンタフェースの構成を示すブロック図である。
【図15】この発明の光通信ネットワークノードの第5
の実施の形態に用いられる波長多重送信インタフェース
の構成を示すブロック図である。
【図16】従来の光通信ネットワークノードの構成を示
すブロック図である。
【図17】従来およびこの発明の光通信ネットワークノ
ードに用いられる光スイッチ回路網の構成を示すブロッ
ク図である。
【図18】従来の光通信ネットワークノードに用いられ
るバッファ付き波長多重受信インタフェースの構成を示
すブロック図である。
【図19】従来の光通信ネットワークノードに用いられ
る波長多重送信インタフェースの構成を示すブロック図
である。
【図20】従来およびこの発明の光通信ネットワークノ
ードの第5実施の形態に用いられるバッファ付き受信イ
ンタフェースの構成を示すブロック図である。
【図21】従来およびこの発明の光通信ネットワークノ
ードの第5実施の形態に用いられる送信インタフェース
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100−1〜100−M,500−1〜500−M,7
00−1〜700−M,800−1〜800−M,90
0−1〜900−M,1000−1〜1000−M,1
100−1〜1100−M,2100−1〜2100M
……波長多重入力光伝送路、110−1,510−1,
710−1,710−2、810−1,810−2,9
10−1,1010−1,2110−1〜2110−M
……波長多重出力光伝送路、120−1〜120−M,
200、520−1〜520−M,720−1,720
−2,820−1,820−2,920−1〜920−
M,1020−1〜102−M,2120−1〜212
0−M……バッファ付き波長多重受信インタフェース、
121−1〜121−M,201、521−1〜521
−M,721−1,721−2,821−1,821−
2,921−1〜921−M,1021−1〜1021
−M,2121−1〜2121−M,2201……波長
多重送信インタフェース、122−1〜122−M,3
00、522−1〜522−L,722−1〜722−
6,822−1〜822−6,922−1〜922−
L,1022−1〜1022−L,2122−1〜21
22−L,3600……バッファ付き受信インタフェー
ス、123−1〜123−L,301、523−1〜5
23−L,723−1〜723−6、823−1〜82
3−6,923−1〜923−L,1023−1〜10
23−L,2123−1〜2123−L,3601……
送信インタフェース、130−1〜130−M・n,1
32−1〜132−L,530−1〜530−M・n,
531−1〜531−(M・n)2,533−1〜53
3−L2,930−1〜930−M・n,931−1〜
931−M・n,932−1〜932−l,933−1
〜933−L,1030−1〜1030−M・n,10
31−1〜1031−M・n,1032−1〜1032
−L,1033−1〜1033−L,1034−1〜1
034−(M・n)2、1036−1〜1036−L2
2130−1〜2130−M・n,2132−1〜21
32−M・n,2134−1〜2134−L……入力ポ
ート、131−1〜131−M・n,133−1〜13
3134−1〜134−M・n,135−1〜135−
L,534−1〜534−M・n,535−1〜535
−M・n,536−1〜536−L,537−1〜53
7−L, 934−1〜934−M・n,935−1〜
935−L,1035−1〜1035−M・n,103
7−1〜1037−L,2131−1〜2131−M・
n,2133−1〜2133−M・n,2135−1〜
2135−L,2137−1〜2137−M・n……出
力ポート、140,141,400,950,951,
2140〜2143……光スイッチ回路網、150,5
60,760,860,940,1040……光分配ス
イッチ回路網、160−1〜160−L,570−1〜
570−L,770−1〜770−6,870−1〜8
70−6,960−1〜960−L,1070−1〜1
070−L,2122−1〜2122−L……入力光伝
送路、170−1〜170−L,580−1〜580−
L,780−1〜780−6,880−1〜880−
6,970−1〜970−L,2180−1〜2180
−L……出力光伝送路、220……波長多重分離器、2
21−1〜221−n,230−1〜230−n,43
0−1〜430−N,550−1〜550−M・n,5
51−1〜551−L,620−1〜620−R,74
0−1〜740−6,741−1〜741−6,750
−1〜750−6,751−1〜751−6,840−
1〜840−6,841−1〜841−6,850−1
〜850−6,851−1〜851−6,1060−1
〜1060−M・n,1061−1〜1061−L……
光スイッチ、231−1〜231−n,240−1〜2
41−n,320,321,2231−1〜2231−
n,2240−1〜2240−n……光電気変換器、2
41−1〜241−n,331,2241−1〜224
1−n……セル挿入回路、250−1〜2501−n,
2250−1〜2250−n,330……セル取り出し
回路、251−1〜251−n,280−1〜280−
n,341,360,2251−1〜2251−n,2
280−1〜2280−n……電気光変換器、260−
1〜260−n,340,260−1〜2260−n…
…バッファ、270−1〜270−n,350,227
0−1〜2270−n……ルーティングテーブル、27
1−1〜271−n,2271−1〜2271−n……
波長変換器、281,2281……波長多重化器、40
1……光サブスイッチモジュール、420,2160−
1〜2160−n……光分岐器、540,541,60
0,730,731,830,831,1050,10
51……光選択スイッチ回路網。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATMセルを交換するATM交換機能と
    光信号を光のまま交換する光交換機能をともに有する光
    通信ネットワークノードであって、 1つの入力端と複数の出力端を有し、複数の第1の入力
    光伝送路のそれぞれを通して前記1つの入力端から入射
    される波長多重光信号を波長の異なる複数の光信号に分
    波した後に、これら複数の光信号を光のまま前記複数の
    出力端の各々から出射するか、あるいは前記複数の光信
    号を電気信号に変換して伝送フレームから取り出したA
    TMセルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから出
    力されるATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変
    換して前記複数の出力端の各々から出射する複数のバッ
    ファ付き波長多重受信インタフェースと、 1つの入力端と1つの出力端を有し、複数の第2の入力
    伝送路のそれぞれを通して前記入力端から入射される光
    信号を電気信号に変換して伝送フレームから取り出した
    ATMセルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから
    出力されるATMセルのヘッダを処理した後に光信号に
    変換して前記出力端から出射する複数のバッファ付き受
    信インタフェースと、 複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数の入力端
    から入射される光回線上の光信号各々を光のまま所定の
    波長の光信号に変換するか、あるいは前記複数の入力端
    からの光信号の各々を電気信号に変換して取り出したA
    TMセルを伝送フレームに格納した後に前記所定の波長
    の光信号に変換し、前記所定の波長に変換された複数の
    光信号を合波して波長多重光信号を前記1つの出力端か
    ら出射して複数の第1の出力伝送路に伝送する複数の波
    長多重送信インタフェースと、 1つの入力端と1つの出力端を有し、前記入力端から入
    射される光信号各々を電気信号に変換して取り出したA
    TMセルを伝送フレームに格納した後に光信号に変換し
    て前記出力端から出射して複数の第2の出力光伝送路に
    伝送する複数の送信インタフェースと、 前記複数のバッファ付き波長多重インタフェースの各出
    力端に各々接続された複数の入力端と複数の出力端を有
    し、前記複数の所定の入力端と出力端の間にあらかじめ
    決められた前記光回線を設定するかあるいは前記複数の
    バッファ付き波長多重受信インタフェースからの制御で
    光信号をセルごとに交換する第1の光スイッチ回路網
    と、 前記複数のバッファ付き受信インタフェースの各出力端
    に各々接続された複数の入力端と複数の出力端を有し、
    前記複数のバッファ付き受信インタフェースからの制御
    で光信号をセルごとに交換する第2の光スイッチ回路網
    と、 前記第1および第2の光スイッチ回路網が接続された複
    数の入力端と複数の出力端を有し、前記複数の入力端か
    らの光信号をあらかじめ決められた前記複数の波長多重
    送信インタフェースの入力端と前記複数の送信インタフ
    ェースの入力端とに接続された前記出力端へ切り替える
    光分配スイッチ回路網と、から構成されることを特徴と
    する光通信ネットワークノード。
  2. 【請求項2】 前記各スイッチ回路網は、 複数の光サブスイッチモジュールのそれぞれに設けら
    れ、入力する信号を複数の光信号に分岐する複数の光分
    岐器と、 前記複数の光サブスイッチモジュールのそれぞれに設け
    られ、光スイッチ回路網の入力端子と出力端子との間に
    あらかじめ決められた回線で前記光分岐器から出力され
    る光信号を回線交換的に切り替えて1つ選択して出力す
    るか、あるいは前記バッファ付きは長多重受信インタフ
    ェースにより処理されるセルのヘッダに応じた切り替え
    制御信号により前記光分岐器で分岐された光信号を1つ
    選択して出力する複数の光スイッチと、から構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の光通信ネットワークノ
    ード。
  3. 【請求項3】 ATMセルを交換するATM交換機能と
    光信号を光のまま交換する光交換機能をともに有する光
    通信ネットワークノードであって、 1つの入力端と複数の出力端を有し、複数の第1の入力
    光伝送路のそれぞれを通して前記1つの入力端から入射
    される波長多重光信号を波長の異なる複数の光信号に分
    波した後に、これら複数の光信号を光のまま前記複数の
    出力端の各々から出射するか、あるいは前記複数の光信
    号を電気信号に変換して伝送フレームから取り出したA
    TMセルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから出
    力されるATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変
    換して前記複数の出力端の各々から出射する複数のバッ
    ファ付き波長多重受信インタフェースと、 1つの入力端と1つの出力端を有し、複数の第2の入力
    光伝送路のそれぞれを通して前記入力端から入射される
    光信号を電気信号に変換して伝送フレームから取り出し
    たATMセルを一時バッファに蓄積し、前記バッファか
    ら出力されるATMセルのヘッダを処理した後に光信号
    に変換して前記出力端から出射する複数のバッファ付き
    受信インタフェースと、 複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数の入力端
    から入射される光回線上の光信号各々を光のまま所定の
    波長の光信号に変換するか、あるいは前記複数の入力端
    からの光信号の各々を電気信号に変換して取り出したA
    TMセルを伝送フレームに格納した後に前記所定の波長
    の光信号に変換し、前記所定の波長に変換された複数の
    光信号を合波して波長多重光信号を前記1つの出力端か
    ら出射して複数の第1の出力光伝送路に伝送する複数の
    波長多重送信インタフェースと、 1つの入力端と1つの出力端を有し、前記入力端から入
    射される光信号各々を電気信号に変換して取り出したA
    TMセルを伝送フレームに格納した後に光信号に変換し
    て前記出力端から出射して複数の第2の出力光伝送路に
    伝送する複数の送信インタフェースと、 複数の入力端と複数の出力端を有し、前記複数のバッフ
    ァ付き波長多重受信インタフェースの出力端および前記
    バッファ付き受信インタフェースの出力端にそれぞれ接
    続された前記複数の入力端からの光信号をあらかじめ決
    められた1つ以上の前記出力端へ選択的に分岐する第1
    と第2の光選択スイッチ回路網と、 前記第1の光選択スイッチ回路網の出力端に接続された
    複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数の所定の
    入力端と1つの出力端の間にあらかじめ決められた光回
    線を設定するかあるいは前記複数のバッファ付き波長多
    重受信インタフェースからの制御で光信号をセルごとに
    交換する複数の第1の光スイッチと、 前記第2の光選択スイッチ回路網の出力端に接続された
    複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数のバッフ
    ァ付き受信インタフェースからの制御で光信号をセルご
    とに交換する複数の第2の光スイッチと、 前記第1および第2の出力スイッチの出力端に接続され
    た複数の入力端と複数の前記は波長多重送信インタフェ
    ースの入力端と前記送信インタフェースの入力端に接続
    された出力端を有し、前記複数の入力端からの光信号を
    あらかじめ決められた前記出力端へ切り替える光分配ス
    イッチ回路網と、から構成されることを特徴とする光通
    信ネットワークノード。
  4. 【請求項4】 前記バッファ付き波長多重受信インタフ
    ェースは、 前記第1の入力光伝走路から入力される波長多重信号を
    複数の波長に分波する波長多重分離器と、 前記波長多重分離器から出力される複数の波長の光信号
    を直接出力するか、あるいは光電気変換と電気光変換系
    に出力するように分離する複数の光スイッチと、 前記各光スイッチの前記光電気変換と電気光変換系に設
    けられ、光信号を電気信号に変換する光電気変換器と、 前記光電気変換器で変換された電気信号を入力して伝送
    フレームからセルを取り出すセル取り出し回路と、 前記セル取り出し回路から取り出されたセルを一時蓄積
    するバッファと、 前記バッファから出力されるセルのヘッダを解析してヘ
    ッダを所定に値に書き換える処理を行うルーティングテ
    ーブルと、 前記ルーティングテーブルから出力されるセルを光セル
    に変換する電気光変換器と、 前記電気光変換器で変換された光セルと前記光スイッチ
    から出力される光信号とを合流する前記光スイッチごと
    に設けられた光合流器と、 を備えることを特徴とする請求項1または3記載の光通
    信ネットワークノード。
  5. 【請求項5】 前記波長多重送信インタフェースは、 前記光分配スイッチ回路網から入射される光信号をその
    まま出力するか、光電気変換と電気光変換系に出力する
    ように分離する複数の光スイッチと、 前記光スイッチでそのまま出力された光信号をあらかじ
    め決められた波長の光信号に変換する波長変換器と、 前記光電気変換と電気光変換系に設けられ、前記光スイ
    ッチから出力される光信号を電気信号に変換する光電気
    変換器と、 前記光電気変換器で変換された電気信号を入力して伝送
    フレームに挿入するセル挿入回路と、 前記セル挿入回路により伝送フレームに挿入された電気
    信号を入力してあらかじめ決められた波長の光信号に変
    換する電気光変換器と、 前記電気光変換器で変換された光信号と前記波長変換器
    で変換された光信号とを合流する前記光スイッチごとに
    設けられた光合流器と、 前記各光合流器で合流された光信号を合波して波長多重
    信号を出力する波長多重変換器と、を備えることを特徴
    とする請求項1または3記載の光通信ネットワークノー
    ド。
  6. 【請求項6】 前記第1と第2の選択スイッチ回路網
    は、 前記バッファ付き波長多重受信インタフェースあるいは
    前記バッファ付き受信インタフェースから入力される光
    信号をを所定の出力ポートのみに分岐して複数の出力端
    子グループの中の任意の出力端子グループに1つずつ選
    択的に分岐させて出力する複数の光スイッチを備えるこ
    とを特徴とする請求項3記載の光通信ネットワークノー
    ド。
  7. 【請求項7】 ATMセルを交換するATM交換機能と
    光信号を光のまま交換する光交換機能をともに有する光
    通信ネットワークノードであって、 1つの入力端と複数の出力端を有し、複数の第1の入力
    光伝送路のそれぞれを通して前記1つの入力端から入射
    される波長多重光信号を波長の異なる複数の光信号に分
    波した後に、これら複数の光信号を光のまま前記複数の
    出力端の各々から出射するか、あるいは前記複数の光信
    号を電気信号に変換して伝送フレームから取り出したA
    TMセルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから出
    力されるATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変
    換して前記複数の出力端の各々から出射する複数のバッ
    ファ付き波長多重受信インタフェースと、 1つの入力端と1つの出力端を有し、複数の第2の入力
    光伝送路のそれぞれを通して前記入力端から入射される
    光信号を電気信号に変換して伝送フレームから取り出し
    たATMセルを一時バッファに蓄積し、前記バッファか
    ら出力されるATMセルのヘッダを処理した後に光信号
    に変換して前記出力端から出射する複数のバッファ付き
    受信インタフェースと、 複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数の入力端
    から入射される光回線上の光信号各々を光のまま所定の
    波長の光信号に変換するか、あるいは前記複数の入力端
    からの光信号の各々を電気信号に変換して取り出したA
    TMセルを伝送フレームに格納した後に前記所定の波長
    の光信号に変換し、前記所定の波長に変換された複数の
    光信号を合波して波長多重光信号を前記1つの出力端か
    ら出射して複数の第1の出力光伝送路に伝送する複数の
    波長多重送信インタフェースと、 1つの入力端と1つの出力端を有し、前記入力端から入
    射される光信号各々を電気信号に変換して取り出したA
    TMセルを伝送フレームに格納した後に光信号に変換し
    て前記出力端から出射して複数の第2の出力光伝送路に
    伝送する複数の送信インタフェースと、 複数の入力端と前記波長多重受信インタフェースの各出
    力端に接続された複数の出力端を有し、前記複数の所定
    の入力端と出力端の間にあらかじめ決められた前記光回
    線を設定するかあるいは前記複数のバッファ付き波長多
    重受信インタフェースおよび前記複数のバッファ付き受
    信インタフェースからの制御で光信号をセルごとに交換
    する第1の光スイッチ回路網と、 複数の入力端と前記送信インタフェースの各出力端に接
    続された複数の出力端を有し、前記複数のバッファ付き
    波長多重受信インタフェースおよび前記複数のバッファ
    付き受信インタフェースからの制御で光信号をセルごと
    に交換する第2の光スイッチ回路網と、 前記バッファ付き波長多重受信インタフェースの各出力
    端と前記バッファ付き多重インタフェースの各出力端に
    接続された複数の入力端と前記第1の光スイッチ回路網
    の入力端と前記第2の光スイッチ回路網の入力端に接続
    された複数の出力端を有し、前記複数の入力端からの光
    信号をあらかじめ決められた前記出力端へ切り替える光
    分配スイッチ回路網と、から構成されることを特徴とす
    る光通信ネットワークノード。
  8. 【請求項8】 ATMセルを交換するATM交換機能と
    光信号を光のまま交換する光交換機能をともに有する光
    通信ネットワークノードであって、 1つの入力端と複数の出力端を有し、複数の第1の入力
    光伝送路のそれぞれを通して前記1つの入力端から入射
    される波長多重光信号を波長の異なる複数の光信号に分
    波した後に、これら複数の光信号を光のまま前記複数の
    出力端の各々から出射するか、あるいは前記複数の光信
    号を電気信号に変換して伝送フレームから取り出したA
    TMセルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから出
    力されるATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変
    換して前記複数の出力端の各々から出射する複数のバッ
    ファ付き波長多重受信インタフェースと、 1つの入力端と1つの出力端を有し、複数の第2の入力
    光伝送路を通して前記入力端から入射される光信号を電
    気信号に変換して伝送フレームから取り出したATMセ
    ルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから出力され
    るATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変換して
    前記出力端から出射する複数のバッファ付き受信インタ
    フェースと、 複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数の入力端
    から入射される光回線上の光信号各々を光のまま所定の
    波長の光信号に変換するか、あるいは前記複数の入力端
    からの光信号の各々を電気信号に変換して取り出したA
    TMセルを伝送フレームに格納した後に前記所定の波長
    の光信号に変換し、前記所定の波長に変換された複数の
    光信号を合波して波長多重光信号を前記1つの出力端か
    ら出射して複数の第1の出力光伝送路に伝送する複数の
    波長多重送信インタフェースと、 1つの入力端と1つの出力端を有し、前記入力端から入
    射される光信号各々を電気信号に変換して取り出したA
    TMセルを伝送フレームに格納した後に光信号に変換し
    て前記出力端から出射して複数の第2の出力光伝送路に
    伝送する複数の送信インタフェースと、 複数の入力端と複数の出力端を有し、前記複数の入力端
    からの光信号をあらかじめ決められた1つ以上の前記出
    力端へ選択的に分岐する第1と第2の光選択スイッチ回
    路網と、 前記第1の光選択スイッチ回路網の各出力端に接続され
    た複数の入力端と前記各波長多重送信インタフェースの
    各入力端に接続された1つの出力端を有し、前記複数の
    所定の入力端と1つの出力端の間にあらかじめ決められ
    た光回線を設定するかあるいは前記複数のバッファ付き
    波長多重受信インタフェースおよび前記複数のバッファ
    付き受信インタフェースからの制御で光信号をセルごと
    に交換する複数の第1の光スイッチと、 前記第2の光選択スイッチ回路網の出力端に接続された
    複数の入力端と1つの出力端を有し、前記複数のバッフ
    ァ付き波長多重受信インタフェースおよび前記複数のバ
    ッファ付き受信インタフェースからの制御で光信号をセ
    ルごとに交換する複数の第2の光スイッチと、 前記バッファ付きは長多重受信インタフェースの各出力
    端に接続された複数の入力端と前記第1の光選択スイッ
    チ回路網と前記第2の光選択スイッチ回路網の各入力端
    に接続された複数の出力端を有し、前記複数の入力端か
    らの光信号をあらかじめ決められた前記出力端へ切り替
    える光分配スイッチ回路網と、から構成されることを特
    徴とする光通信ネットワークノード。
  9. 【請求項9】 ATMセルを交換するATM交換機能と
    光信号を光のまま交換する光交換機能をともに有する光
    通信ネットワークノードであって、 1つの入力端と複数の第1の出力端と複数の第2の出力
    端を有し、前記1つの入力端から複数の第1の入力光伝
    送路のそれぞれを通して入射される波長多重光信号を波
    長の異なる複数の光信号に分波した後に、これら複数の
    光信号を光のまま前記複数の第1の出力端の各々から出
    射するか、あるいは前記複数の光信号を電気信号に変換
    して伝送フレームから取り出したATMセルを一時バッ
    ファに蓄積し、前記バッファから出力されるATMセル
    のヘッダを処理した後に光信号に変換して前記複数の第
    2の出力端の各々から出射する複数のバッファ付き波長
    多重受信インタフェースと、 1つの入力端と1つの出力端を有し、前記入力端から第
    2の入力光伝送路のそれぞれを通して入射される光信号
    を電気信号に変換して伝送フレームから取り出したAT
    Mセルを一時バッファに蓄積し、前記バッファから出力
    されるATMセルのヘッダを処理した後に光信号に変換
    して前記出力端から出射する複数のバッファ付き受信イ
    ンタフェースと、 複数の第1の入力端と複数の第2の入力端と1つの出力
    端を有し、前記複数の第1の入力端から入射される光回
    線上の光信号各々を光のまま所定の波長の光信号に変換
    するか、あるいは前記複数の第2の入力端からの光信号
    の各々を電気信号に変換して取り出したATMセルを伝
    送フレームに格納した後に前記所定の波長の光信号に変
    換し、前記所定の波長に変換された複数の光信号を合波
    して波長多重光信号を前記1つの出力端から複数の第1
    の出力光伝送路に出射する複数の波長多重送信インタフ
    ェースと、1つの入力端と1つの出力端を有し、前記入
    力端から入射される光信号各々を電気信号に変換して取
    り出したATMセルを伝送フレームに格納した後に光信
    号に変換して前記出力端から複数の第1の出力光伝送路
    に出射する複数の送信インタフェースと、 前記バッファ付き波長多重受信インタフェースの第1の
    出力端に接続された複数の入力端と複数の前記波長多重
    送信インタフェースの入力端に接続された出力端を有
    し、前記複数の所定の入力端と出力端の間にあらかじめ
    決められた前記光回線を設定する第1の光スイッチ回路
    網と、 前記バッファ付き波長多重受信インタフェースの第2の
    出力端が接続された複数の入力端と光合流器を介して前
    記送信インタフェースの入力端に接続された複数の出力
    端を有し、前記複数のバッファ付き波長多重受信インタ
    フェースからの制御で光信号をセルごとに交換する第2
    の光スイッチ回路網と、 光分光器を介して前記複数のバッファ付き受信インタフ
    ェースの出力端に接続された複数の入力端と前記光合流
    器を介して前記送信インタフェースの入力端に接続され
    た複数の出力端を有し、前記複数のバッファ付き受信イ
    ンタフェースからの制御で光信号をセルごとに交換する
    第3の光スイッチ回路網と、 前記光分光器を介して前記複数のバッファ付き受信イン
    タフェースの出力端に接続された複数の入力端と前記複
    数の波長多重送信インタフェースの各第2の入力端に接
    続された複数の出力端を有し、前記複数のバッファ付き
    受信インタフェースからの制御で光信号をセルごとに交
    換する第4の光スイッチ回路と、構成されることを特徴
    とする光通信ネットワークノード。
  10. 【請求項10】 前記バッファ付き受信インタフェース
    は、 入力される光信号を電気信号に変換する光電気変換器
    と、 前記光電気変換器で変換された前記電気信号を入力して
    伝送フレームからセルを取り出すセル取り出し回路と、 前記セル取り出し回路から取り出されたセルを一時的に
    蓄積するバッファと、 前記バッファから出力されるセルのヘッダを解析してヘ
    ッダを所定値に書き換える処理を行うルーティングテー
    ブルと、 前記ルーティングテーブルから出力されるセルを光セル
    に変換して出力する電気光変換器と、から構成されるこ
    とを特徴とする請求項1,3または9記載の光通信ネッ
    トワークノード。
  11. 【請求項11】 前記送信インタフェースは、 前記光分配スイッチ回路網から入力される光信号を電気
    信号に変換する光電気変換器と、 前記光電気変換器で変換された電気信号を入力して伝送
    フレームに挿入するセル挿入回路と、 前記セル挿入回路で伝送フレームに挿入された電気信号
    を光信号に変換して出力する電気光変換器と、から構成
    されることを特徴とする請求項1,3または9記載の光
    通信ネットワークノード。
  12. 【請求項12】 前記バッファ付き波長多重受信インタ
    フェースは、 前記第1の入力光伝送路から入力される波長多重信号を
    複数の波長に分波する波長多重分離器と、 前記波長多重分離器から出力される複数の波長の光信号
    を前記光スイッチ回路網でATM変換させる場合には、
    前記前記光スイッチ回路網に出力するか、あるいは光電
    気変換と電気光変換系に出力するように分離する複数の
    光スイッチと、 前記各光スイッチの前記光電気変換と電気光変換系に設
    けられた光信号を電気信号に変換する光電気変換器と、 前記光電気変換器で変換された電気信号を入力して伝送
    フレームからセルを取り出すセル取り出し回路と、 前記セル取り出し回路から取り出されたセルを一時的に
    蓄積するバッファと、 前記バッファから出力されるセルのヘッダを解析して所
    定の値に書き換える処理を行うルーティングテーブル
    と、 前記ルーティングテーブルから出力されるセルを光セル
    に変換する電気光変換器と、から構成されることを特徴
    とする請求項9記載の光通信ネットワークノード。
  13. 【請求項13】 前記波長多重送信インタフェースは、 前記第1の光スイッチ回路網で交換された光信号をあら
    かじめ決められた波長の光信号に変換する複数の波長変
    換器と、 前記バッファ付き受信インタフェース前記第4の光スイ
    ッチ回路網でATM変換された光信号を電気信号に変換
    する光電気変換と電気光変換系に設けられた複数の光電
    気変換器と、 前記光電気変換器で変換された電気信号を伝送フレーム
    に挿入する複数のセル挿入回路と、 前記セル挿入回路からの電気信号をあらかじめ決められ
    た波長の光信号に変換する複数の電気光変換器と、 前記各光電気変換と電気光変換系ごとに設けられ、前記
    波長変換器で波長の変換された光信号と前記電気光変換
    器で変換された光信号とを合流する光合流器と、から構
    成されることを特徴とする請求項9記載の光通信ネット
    ワークノード。
  14. 【請求項14】 前記各光スイッチ回路は、 複数の光サブスイッチモジュールのそれぞれに設けら
    れ、入力される光信号を所定の波長の光信号に変換する
    複数の波長変換機と、 前記複数の光サブスイッチモジュールのそれぞれに設け
    られ、前記波長変換器から入力される光信号の波長を多
    重して複数の波長多重信号に分岐するスターカプラと、 前記光サブスイッチモジュールごとに設けられ、前記各
    スターカプラから分岐された前記波長多重信号のうちの
    1つをそれそれ選択する複数の光スイッチと、 前記各光サブスイッチモジュールにそれぞれ前記光スイ
    ッチごとに対応して設けられ、前記光スイッチごとに選
    択された1つの波長多重信号から所定の波長の光信号を
    選択して出力する可変波長フィルタと、から構成される
    ことを特徴とする請求項9記載の光通信ネットワークノ
    ード。
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KR100336718B1 (ko) * 1999-12-24 2002-05-13 오길록 비동기전송모드-광통신망에서의 광선로 종단장치

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