JP2002165238A - 光クロスコネクト装置及び該装置を有するシステム - Google Patents

光クロスコネクト装置及び該装置を有するシステム

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JP2002165238A JP2000362142A JP2000362142A JP2002165238A JP 2002165238 A JP2002165238 A JP 2002165238A JP 2000362142 A JP2000362142 A JP 2000362142A JP 2000362142 A JP2000362142 A JP 2000362142A JP 2002165238 A JP2002165238 A JP 2002165238A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は光クロスコネクト装置及びその装置
を備えたシステムに関し、波長数の増加に対応した大規
模な光ネットワークを構築するのに適した光クロスコネ
クト装置の提供が主な課題である。 【解決手段】 本発明による光クロスコネクト装置は、
各々WDM信号光を複数の光信号に分離する第1の波長
分離部28と、各々第1の波長分離部からの光信号を供
給されて波長群を生成する波長群生成部30と、各々波
長群を供給されてWDM波長群を出力する第1の波長多
重部32と、各々ルーティング部からのWDM波長群を
供給されて複数の波長を有する波長群を出力する複数の
第2の波長分離部と、第2の波長分離部から出力された
波長群の各光信号を波長変換する波長変換部と、波長変
換部から出力された光信号を波長分割多重する第2の波
長多重部40とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、光クロ
スコネクト装置に関し、特に、WDM(波長分割多重)
における波長数の増加に対応した大規模な光ネットワー
クを構築するのに適した光クロスコネクト装置及びその
装置を備えたシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報伝達の高速化及び大容量化に伴い、
ネットワーク及び伝送システムの広帯域化及び大容量化
が要求されている。その一つの実現手段として、WDM
(波長分割多重)をベースとした光ネットワークの構築
が望まれている。光ネットワークを構築する上で核とな
る装置が光クロスコネクト装置(光XC)である。
【0003】図1を参照すると、光クロスコネクト装置
及び光ネットワークの構成例が示されている。光クロス
コネクト装置2には、複数の入力側の光伝送路4及び出
力側の光伝送路6が接続されている。光クロスコネクト
装置2は、入力側の光伝送路4から供給される波長分割
多重された光信号(波長λ1からλn)を波長毎に所望の
出力側の光伝送路6にルーティングする装置である。光
クロスコネクト装置間の局間リンクには、長距離伝送の
場合、通常、光信号の減衰を補償するための光アンプ8
が挿入される。光クロスコネクト装置2は、局内リンク
を介して他の通信装置、例えば電気クロスコネクト装置
(電気XC)と接続される。そして、これらの装置はネ
ットワーク全体を管理しているオペレーションシステム
により制御される。
【0004】一方、伝送容量の増加に伴い、光ネットワ
ークでは、波長分割多重における波長数が急激に増加し
てきている。波長数が増加すると、光クロスコネクト装
置に必要な光スイッチの規模が大きくなりすぎ、光クロ
スコネクト装置が複雑になりすぎてしまう。このよう
に、波長数の増加に対応した大規模な光ネットワークを
構築するのに適した光クロスコネクト装置が要望されて
いる。
【0005】図2は従来の光クロスコネクト装置の構成
例を示すブロック図である。入力光伝送路4からの波長
分割多重されて入力された光信号は、波長分離部14で
各波長毎に分離され、各光信号は第1の波長変換部16
に供給される。第1の波長変換部16は、供給された光
信号を一端電気信号に変換し、その信号を再生した後、
再び所用の波長を有する光信号に変換して光スイッチ1
8に供給する。光スイッチ18は、供給された光信号を
波長毎に所望の出力ポートにルーティングする。ルーテ
ィングされた光信号は第2の波長変換部20により伝送
路用の波長に変換され、波長多重部22で再び波長分割
多重されて出力光伝送路6に出力される。
【0006】図3は従来の他の光クロスコネクト装置の
構成例を示すブロック図である。ここでは、第1及び第
2の波長変換部16及び20(図2参照)に代えてそれ
ぞれ時分割信号分離部24及び時分割信号多重部26が
用いられ、光スイッチ18に代えて空間スイッチ28が
設けられている。一つの波長の伝送速度が大きい場合
(例えば40Gb/s)、これを時分割信号分離部24
により例えば低次の10Gb/sの電気信号に分割し
て、これを空間スイッチ28に供給するようにする。そ
して、空間スイッチ28から出力された信号を時分割信
号多重部26により再び時分割多重するとともに光信号
に変換し、これを波長多重部22により波長分割多重す
るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2及び図3により説
明した従来技術では、大容量な光クロスコネクト装置を
構成しようとする場合、大規模な光スイッチや空間スイ
ッチ(空間スイッチは電気スイッチ又は光スイッチによ
り構成される)が必要となり、現状のスイッチング技術
では装置の小型化が困難である。また、特に、図2に示
される構成では、第1及び第2の波長変換部16及び2
0の各々において光/電気変換及び電気/光変換が必要
になるので、波長毎にこれらの変換装置を予め用意して
おくのは甚だ効率が悪い。
【0008】よって、本発明の目的は、波長数の増加に
対応した大規模な光ネットワークを構築するのに適した
光クロスコネクト装置及びその装置を備えたシステムを
提供することである。本発明の他の目的は以下の説明か
ら明らかになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面によ
ると、光コネクト装置が提供される。この装置は、k
(kは1≦kを満たす整数)個の第1の波長分離部であ
って、その各々は互いに異なる波長を有するn(nは1
≦nを満たす整数)個の光信号を波長分割多重してなる
WDM信号光を供給されて、n個の光信号に分離する第
1の波長分離部と、k個の波長群生成部であって、その
各々は上記各第1の波長分離部から出力されたn個の光
信号を供給されて、各々m(mは1≦mを満たす整数)
個の複数の対応する波長を有するi(iはn=imを満
たす整数)個の波長群を生成する波長群生成部と、ik
個の第1の波長多重部であって、その各々は上記各波長
群生成部から出力された各波長群を供給されて、上記各
波長群を波長分割多重してその結果得られたWDM波長
群を出力する第1の波長多重部と、少なくともそれぞれ
ik個の入力ポート及び出力ポートを有し、上記入力及
び出力ポート間で上記WDM波長群をルーティングする
ルーティング部と、ik個の第2の波長分離部であっ
て、その各々は上記ルーティング部の各出力ポートから
出力された上記WDM波長群を供給されて、m個の波長
を有する波長群を出力する第2の波長分離部と、kn個
の波長変換部であって、その各々は上記第2の波長分離
部から出力された上記波長群の各光信号を上記WDM信
号光に対応するように波長変換する波長変換部と、k個
の第2の波長多重部であって、その各々は上記波長変換
部から出力されたn個の光信号を波長分割多重してその
結果得られたWDM信号光を出力する第2の波長多重部
とを備えている。
【0010】本発明の他の側面によると、大規模な光ネ
ットワークを構築するのに適したシステムが提供され
る。このシステムは、複数の光クロスコネクト装置を光
伝送路で接続して構成される。光クロスコネクト装置の
少なくとも一つは、本発明による光コネクト装置であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を詳細に説明する。
【0012】図4を参照すると、本発明を適用可能な光
ネットワークの構成が示されている。本発明では、トラ
フィックの増加により、ある光クロスコネクト装置XC
(#1)から他の光クロスコネクト装置XC(#4)へ
1〜m本の光パスが設定される場合に、それらを波長群
mとして波長λ1〜λmの波長を波長分割多重したまま一
括でルーティングするものである。図示された例では、
光クロスコネクト装置XC(#1及び#4)間には、更
に他の光クロスコネクト装置XC(#2及び#3)が設
定されており、これらを経由して波長群mがルーティン
グされている。
【0013】図5は本発明による光クロスコネクト装置
の実施形態を示すブロック図である。この光クロスコネ
クト装置は、k(kは1≦kを満たす整数)個の第1の
波長分離部28と、k個の波長群生成部30と、ik
(iはn=imを満たす整数、nは1≦nを満たす整
数、mは1≦mを満たす整数)個の第1の波長多重部3
2と、ルーティング部34と、ik個の第2の波長分離
部36と、kn個の波長変換部38と、k個の第2の波
長多重部40とを少なくとも備えている。
【0014】各第1の波長分離部28は、光伝送路4
(図1参照)に接続され、各第1の波長分離部28は、
互いに異なる波長λ1〜λnを有するn個の光信号を波長
分割多重して得られたWDM信号光を供給されて、n個
の光信号に分離する。
【0015】各波長群生成部30は、各第1の波長分離
部28から出力されたn個の光信号を供給されて、各々
m個の複数の対応する波長を有するi個の波長群を生成
する。
【0016】各第1の波長多重部32は、各波長群生成
部30から出力された各波長群を供給されて、各波長群
を波長分割多重してその結果得られたWDM波長群を出
力する。
【0017】ルーティング部34は、少なくともそれぞ
れik個の入力ポート及び出力ポートを有している。ル
ーティング部34は、入力及び出力ポート間でWDM波
長群をルーティングする。
【0018】各第2の波長分離部36は、ルーティング
部34の各出力ポートから出力されたWDM波長群を供
給されて、m個の波長λ1〜λmを有する波長群を出力す
る。各波長変換部38は、第2の波長分離部36から出
力された波長群の各光信号を前述したWDM信号光に対
応するように波長変換する。
【0019】各第2の波長多重部40は、波長変換部3
8から出力されたn個の光信号を波長分割多重してその
結果得られたWDM信号光を出力する。
【0020】特に、この実施形態では、ルーティング部
34を他の通信装置(例えば図1に示される電気クロス
コネクト装置10)と接続するために、ルーティング部
34には入力リンク42及び出力リンク44が接続され
ている。入力リンク42は、各々m個の複数の対応する
波長を有するL(Lは1≦Lを満たす整数)個の波長群
を生成するためのm個の波長変換部46と、第1の波長
多重部32に対応して設けられたL個の波長多重部48
とを含む。
【0021】出力リンク44は、第2の波長分離部36
に対応して設けられるL個の波長分離部50と、波長変
換部38に対応して設けられるmL個の波長変換部52
とを含む。
【0022】図5に示される実施形態によると、入力光
伝送路4から供給されたWDM信号光を同じ宛先の光コ
ネクト装置(例えば図4に示される光コネクト装置XC
(#1)から光クロスコネクト装置(#4)を想定)の
光クロスコネクト装置に転送される各波長群単位(λ1
〜λm)に分離し、各波長群単位でルーティング部34
に入力するようにしている。これにより、ルーティング
部34は、波長単位のルーティングではなく、波長群単
位でルーティングすることができ、装置の大幅な小型化
が可能となる。
【0023】図6を参照すると、本発明による光クロス
コネクト装置の実施形態が示されている。この実施形態
は、図5に示されるk個の波長群生成部30の各々がn
個の波長変換部54を含んでいる点で特徴付けられる。
波長変換部54は、第1の波長分離部28から出力され
たn個の光信号を波長変換して、各々m個の複数の対応
する波長を有するi個の波長群を生成する。各波長変換
部54としては、光/電気変換を伴わない波長変換器を
用いることができるし、光/電気変換器及び電気/光変
換器を用いた波長変換器を用いることもできる。
【0024】図7を参照すると、本発明による光クロス
コネクト装置の実施形態が示されている。この実施形態
は、図5に示されるk個の波長群生成部30の各々が波
長スイッチ部56を含む点で特徴付けられる。波長スイ
ッチ部56はn×nの波長スイッチによって提供され得
る。波長スイッチ部56は、第1の波長分離部28から
出力された波長λ1〜λnの光信号の各々を第1の波長多
重部32の任意のポートに出力するように機能する。
【0025】図8を参照すると、本発明による光クロス
コネクト装置の実施形態が示されている。この実施形態
は、図5に示されるk個の波長群生成部30の各々が、
n個の時分割信号分離部58と、時分割信号空間スイッ
チ部60と、n個の時分割信号多重部62とを含んでい
る点で特徴付けられる。各時分割信号分離部58は、第
1の波長分離部28から出力されるn個の光信号の各々
を、その光信号の中で多重されている低速(その光信号
の速度の1/j)の時分割多重信号に分離する。これに
より、入力光信号に多重されていた低速(j次)の低速
信号が得られる。これらの低速信号は時分割信号空間ス
イッチ部に供給される。スイッチ部60はnj×njの
電気スイッチにより構成され得る。スイッチ部60から
出力された信号は時分割信号多重部62により波長λ1
〜λmの光信号に変換され、これにより波長群生成部3
0(図5)の機能が得られる。
【0026】ところで、WDMが適用されるシステムに
おいては、システム構築直後には使用する波長チャネル
が少なく、伝送容量の増加に従って、その後徐々に波長
チャネルを増設していくことがある。このような場合に
適した実施形態を図9及び図10等により説明する。
【0027】図9は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた入出力インタフ
ェースの構成を示すブロック図である。入力インタフェ
ースにおいては、システム構築当初例えば波長λ1〜λa
までの波長群を処理する波長群生成部を拡張単位30A
として一つ設け、出力インタフェースにおいては、入力
インタフェースに対応して波長λ1〜λaまでの波長群を
処理する第2の波長変換部を拡張範囲38Aとして設け
ておく。そして、これらを拡張単位として波長数が増え
るに従って徐々に拡張単位を追加しておくことによっ
て、システムを構築する上での初期コストを抑えること
ができる。
【0028】図10は本発明による光コネクト装置にお
いて波長に対する拡張性を持たせた入力インタフェース
部の構成を示す図である。図6に示される波長群生成部
30の具体的構成において、システム構築当初は例えば
波長λ1〜λaまでの波長群を波長変換する波長変換部を
拡張単位54Aとして一つ設けておき、これを増設単位
として、伝送容量の増大に従って波長数が増加する毎に
増設単位を順次追加していくものである。これにより、
システム構築当初の初期サイズ及びコストを抑えること
ができる。
【0029】図11は図7に示される波長スイッチ部5
6の具体的構成を示す図である。ここでは、波長スイッ
チ部56は、第1の波長分離部28から出力されたn個
の光信号が供給されるn×n光スイッチ64と、光スイ
ッチ64と第1の波長多重部32との間に設けられるn
個の波長変換部とを含む。
【0030】例えば、図12に示されるように、ノード
Aからの8波で構成される波長群とノードBからの8波
で構成される波長群の宛先がそれぞれノードDに4波ず
つ、ノードEに4波ずつであるような場合、経路の途中
にあるノードCの波長スイッチ部56において、ノード
Aからの4波とノードBからの4波を一つの波長群に再
編集することにより、ルーティング部34では8波の波
長群としてこれまで説明したのと同様にルーティングす
ることができる。
【0031】図13は本発明による光コネクト装置にお
いて波長に対する拡張性を持たせた入力インターフェイ
スのブロック図である。ここでは、図11に示される波
長群生成部56の具体的構成において、波長λ1〜λa
波長群の拡張単位とし、波長数が少ないときは、λ1
λiaで入力される波長をλ1〜λaに変換する波長変換部
を拡張単位66Aとする。そして、入力波長がλ2ia
λ3ia,…,λnまで増えていくにつれ、λa+1〜λ2a
λ2a+1〜λ3a,…,λmまでの波長に変換する波長変換
部を順次追加することにより、システムの初期サイズ及
びコストを抑えることができる。
【0032】図14は本発明による光クロスコネクト装
置における入力インタフェース部の実施形態を示すブロ
ック図である。より特定的には、図7に示される波長ス
イッチ部56の具体的構成が示されている。ここでは、
波長スイッチ部56は、第1の波長分離部28からのn
個の光信号がそれぞれ供給される光/電気変換部68
と、光/電気変換部68の出力が供給されるn×n電気
スイッチ部70と、電気スイッチ部70の出力が供給さ
れるn個の電気/光変換部72とを備えている。電気/
光変換部72は、対応する各第1の波長多重部32に関
して予め定められた波長の光信号を出力する。
【0033】この実施形態によると、図11により説明
した実施形態におけるのと同様に、図12により説明し
た波長群の再編集を容易に行うことができる。また、そ
のように波長群の再編成を行うことによって、ルーティ
ング部34の規模を小さくすることができる。
【0034】図15は図14に示される入力インタフェ
ースに拡張性を持たせた実施形態を示すブロック図であ
る。この実施形態では、波長λ1〜λaを波長群の構成単
位とし、波長数が少ないときには、波長λ1〜λiaで入
力される光信号をそれぞれ電気信号に変換する光/電気
変換部の拡張単位68Aと、電気スイッチ部70から出
力された電気信号を波長λ1〜λaの光信号に変換する電
気/光変換部の拡張単位72Aとを用意する。そして、
これらを増設単位とし、入力波長がλ2ia,λ3 ia,…,
λnまで増えていくのに従って、これに対応して光/電
気変換部の拡張単位68Aを順次追加するとともに、λ
a+1からλ2a,λ2a+1〜λ3a,…,λmまでの波長に変換
する電気/光変換部の拡張単位72Aを順次追加してい
く。これにより、システムの初期サイズ及びコストを抑
えることができる。
【0035】図16は本発明による光クロスコネクト装
置における入力インタフェースの実施形態を示すブロッ
ク図である。より特定的には、この入力インタフェース
部は、図8に示される波長群生成部30の具体的構成を
示したものであり、時分割信号分離部58、時分割信号
空間スイッチ部60及び時分割信号多重部62にそれぞ
れ対応して光/電気変換・電気信号分離部74、電気ス
イッチ部76及び電気/光変換・電気信号多重部78と
がそれぞれ設けられている。
【0036】各光/電気変換・電気信号分離部74は、
第1の波長分離部28から出力されたn個の光信号の各
々を電気信号に変換し、更に低次(1/j)の電気信号
に分離する。光/電気変換・電気信号分離部74はn個
用いられているので、電気スイッチ部76はnj×nj
の電気スイッチにより提供される。これに伴い、電気/
光変換・電気信号多重部78もn個設けられており、各
電気/光変換・電気信号多重部78は電気スイッチ部7
6から出力された低次の電気信号を再び時分割多重して
更にこれを予め定められた波長の光信号に変換して出力
する。
【0037】今、例えば、一つの波長の伝送速度が10
Gb/sから40Gb/sに大きくなる場合を想定す
る。つまり、10Gb/sの電気信号を40Gb/sま
で時分割多重して、その結果得られた信号を光信号に変
換するような場合である。
【0038】図17に示されるように、ノードAからノ
ードB及びノードCを経由してノードD及びノードEに
転送される10Gb/s相当の時分割多重信号(D1,
E1,D3,E3)及び(D2,E2,D4,E4)が
各一つの波長に多重されており、また、ノードBからノ
ードCを経由してノードD及びノードEに転送される1
0Gb/s相当の時分割信号(D1,E1,D3,E
3)及び(D2,E2,D4,E4)が各一つの波長に
多重されている。ノードCまでは、ノードAからの2波
及びノードBからの2波がそれぞれ波長群としてルーテ
ィングされる。ノードCでは、図8に示される時分割信
号空間スイッチ部60又は図16に示される電気スイッ
チ部76を用いて、時分割多重された信号を一旦分解す
るとともに、同じ宛先に向かう波長群の信号に再編集す
るものである。このように波長群の再編集を行うことに
よって、ルーティング部34の規模を大幅に削減するこ
とができる。
【0039】図19は本発明による光クロスコネクト装
置における入力インタフェースの実施形態を示すブロッ
ク図である。この実施形態では、図16に示される光/
電気変換・電気信号分離部74、電気スイッチ部76及
び電気/光変換・電気信号多重部78に代えて、それぞ
れ、光/電気変換・電気信号分離・電気/光変換部8
0,光スイッチ部82及び光/電気変換・電気信号多重
・電気/光変換部84を設けている。つまり、電気信号
によるスイッチングに代えて光信号によるスイッチング
を行っているのである。この実施形態によっても、波長
群の再編集を行うことが容易になり、ルーティング部の
規模を小さくすることができる。
【0040】図20は本発明による光クロスコネクト装
置において波長に対する拡張性を持たせた入力インタフ
ェースの実施形態を示すブロック図である。ここでは、
図16に示される実施形態において、光/電気変換・電
気信号分離部74及び電気/光変換・電気信号多重部7
8の構成単位として図18に示される拡張単位74A及
び拡張単位78Aを用いているように、図19におい
て、光/電気変換・電気信号分離・電気光変換部80及
び光/電気変換・電気信号多重・電気/光変換部84の
それぞれの構成単位として図20に示される拡張単位8
0A及び84Aを用いている。この実施形態によって
も、図18に示される実施形態と同様にして、システム
の初期サイズ及びコストを抑えることができる。
【0041】図21は本発明によるシステムにおける障
害復旧を説明するための図である。例えば、図4に示さ
れるように、光クロスコネクト装置XC(#1)から光
クロスコネクト装置XC(#2及び#3)をこの順に経
由して光クロスコネクト装置XC(#4)に至る波長群
のルートが確保されている場合に、光クロスコネクト装
置XC(#2及び#3)の間の光伝送路に障害が生じた
場合に光クロスコネクト装置XC(#2及び#4)にお
いて波長群を切り替えることによって、波長λ 1〜λm
波長群を一括して予備ルートに迂回させるものである。
この予備ルートは、例えば光クロスコネクト装置XC
(#5)を含む。
【0042】この実施形態によると、障害復旧時に、波
長群をその波長分割多重したままの状態で切り替えるこ
とができ、ルーティング部の規模を小さくすることがで
きる。
【0043】以下、本発明の実施形態をより具体的に把
握することができるようにするために、共通の具体的数
値例を例示して幾つかの実施形態を説明する。ここで
は、入力伝送路として3本、入力伝送路あたりの波長数
を160波、局内伝送路からの入力チャネルとして16
0チャネル(32波×5)、波長群の単位として32波
とした場合を説明する。その結果、ルーティングのため
に使用されるルーティング部34としては、20×20
光スイッチが用いられる。
【0044】図22を参照すると、本発明による光クロ
スコネクト装置の実施形態が示されている。ここでは、
図6に示される光クロスコネクト装置の具体例が示され
ている。第1の波長分離部28として分波器が使用さ
れ、波長変換部54,38,46及び52として、3R
(リシェイピング、リアンプリフィケーション及びリタ
イミング)トランスポンダが用いられており、第1の波
長多重部32として合波器が用いられており、ルーティ
ング部34として20×20光スイッチが用いられてお
り、第2の波長分離部36として分波器が用いられてお
り、第2の波長多重部40として合波器が用いられてい
る。以下の実施例においては、共通の構成要素の具体例
についての説明は省略されることがある。
【0045】図23を参照すると、本発明による光クロ
スコネクト装置の実施形態が示されている。より特定的
には、図7に示される光クロスコネクト装置において、
図11に示される入力インタフェースを用いた場合の具
体例が示されている。
【0046】図24を参照すると、本発明による光クロ
スコネクト装置の実施形態が示されている。より特定的
には、図7に示される光クロスコネクト装置において、
図14に示される入力インタフェースを用いた場合にお
ける具体例が示されている。
【0047】図25を参照すると、本発明による光クロ
スコネクト装置の実施形態が示されている。より特定的
には図8に示される光クロスコネクト装置において、図
16に示される入力インタフェース部を用いた場合の具
体例が示されている。
【0048】図26を参照すると、本発明による光クロ
スコネクト装置の実施形態が示されている。より特定的
には図8に示される光クロスコネクト装置において、図
19に示される入力インタフェースを用いた場合の具体
例が示されている。
【0049】図27は本発明による光クロスコネクト装
置における波長に対する拡張性を持たせた入力インタフ
ェースのブロック図である。より特定的には、図10に
示される実施形態の具体例が示されている。ここでは、
a=8とし、つまり、拡張単位54Aを8波ずつにした
場合が示されている。
【0050】図28は、本発明による光クロスコネクト
装置において波長に対する拡張性を持たせた入力インタ
フェース部の実施形態を示すブロック図である。より特
定的には、図15に示される実施形態の具体例が示され
ている。ここでは、a=8とし、つまり、拡張単位68
A及び72Aとして8波ずつにした場合が示されてい
る。拡張単位68Aの構成要素としては光受信機を用い
ることができ、拡張単位72Aの構成要素としては光送
信機を用いることができる。光受信機及び光送信機の各
々に代えて3Rトランスポンダを用いるとともに、電気
スイッチ部70に代えて光スイッチ部を用いても良い。
【0051】図29は、本発明による光クロスコネクト
装置において波長に対する拡張性を持たせた入力インタ
フェースの実施形態を示すブロック図である。より特定
的には図18及び20の具体例が示されている。ここで
は、a=8とし、つまり、拡張単位として8波ずつにし
た場合が示されている。図18に示される実施形態で
は、図8に示される時分割信号空間スイッチ部60は電
気スイッチ部76であり、図20に示される実施形態で
は、時分割信号空間スイッチ部60は光スイッチ部82
である。
【0052】図30を参照すると、本発明による光クロ
スコネクト装置において、波長に対する拡張性を持たせ
た出力インタフェースの実施形態を示すブロック図であ
る。より特定的には、図9の実施形態における出力イン
タフェース部の具体例が示されている。ここでは、a=
8とし、つまり、拡張単位38Aを8波ずつにした場合
が示されている。
【0053】図31は本発明によるシステムにおける障
害復旧の様子を説明するための図である。ここでは、図
21に示される実施形態の具体例が示されている。ここ
では、m=32とし、つまり、32波からなる波長群が
設定されている。動作は図21に示される実施形態と同
じである。
【0054】図32は図31により説明した障害復旧に
おける光クロスコネクト装置の動作を説明するためのブ
ロック図である。より特定的には図22に示される光ク
ロスコネクト装置が示されており、ここでは、図31に
示される光クロスコネクト装置XC(#2)の動作が示
されている。光クロスコネクト装置XC(#2)は障害
が生じた光伝送路を避けるように波長群を出力する必要
があるので、それに伴って光スイッチ(ルーティング
部)34が異なる出力ポートに波長群を出力するように
動作する。
【0055】図33及び図34は、本発明によるシステ
ムにおけるパス切り替えを説明するための図である。こ
れらの図において、四角印はノード(光クロスコネクト
装置)を表しており、ノード間を接続しているのが光伝
送路である。図33に示される実施形態では、ある光伝
送路に障害があった場合に、光パスが設定されるべき2
つのノード間で全く別のルートに切り替えられるように
している。一方、図34に示される実施形態では、光伝
送路に障害があった場合に、その障害が生じた光伝送路
の両端のノード間で別のルートに切り替えられるように
している。
【0056】図35を参照すると、本発明によるシステ
ムが示されている。ここでは、15個の光クロスコネク
ト装置を設け、各対地毎に一本ずつパスをフルメッシュ
に接続した3×5格子網からなるネットワーク構成が示
されている。図において、丸印は光クロスコネクト装置
を表しており、丸印の中の数字は光クロスコネクト装置
の番号を表しており、光クロスコネクト装置間を結ぶ直
線は光伝送路を表しており、光伝送路の脇に付された数
字は所要波長数を表している。
【0057】トラフィックが各対地毎にm倍になると、
各光伝送路の脇に示した波長数がそれぞれm倍になる。
従って、m=8とした場合、第13ノード(光コネクト
装置)に注目すると、図37に示すように、入力及び出
力伝送路の各々の数は3、波長数は160、また、局内
のチャネル数は112(=8×14)となる。尚、図3
6は図35に示されるシステムに適用可能な光クロスコ
ネクト装置を表しており、この装置は図22の実施形態
に対応している。
【0058】図37を参照すると、ルーティング部とし
ての光スイッチの所用素子数が従来例と本発明とで比較
された結果が表として示されている。従来の波長単位の
光クロスコネクト装置で図36に示される光クロスコネ
クト装置と同等の機能を得ようとすると、2×2光スイ
ッチの所用素子数は350464(=592×592)
となる。これに対して、本発明による光クロスコネクト
装置では、波長群単位でのルーティングを行なうように
しているので、同素子数は5476(=74×74)と
なり、要求される光スイッチの大幅な小型化が可能にな
る。
【0059】本発明は以下の付記を含むものである。
【0060】(付記1) k(kは1≦kを満たす整
数)個の第1の波長分離部であって、その各々は互いに
異なる波長を有するn(nは1≦nを満たす整数)個の
光信号を波長分割多重して得られたWDM信号光を供給
されて、n個の光信号に分離する第1の波長分離部と、
k個の波長群生成部であって、その各々は上記各第1の
波長分離部から出力されたn個の光信号を供給されて、
各々m(mは1≦mを満たす整数)個の複数の対応する
波長を有するi(iはn=imを満たす整数)個の波長
群を生成する波長群生成部と、ik個の第1の波長多重
部であって、その各々は上記各波長群生成部から出力さ
れた各波長群を供給されて、上記各波長群を波長分割多
重してその結果得られたWDM波長群を出力する第1の
波長多重部と、少なくともそれぞれik個の入力ポート
及び出力ポートを有し、上記入力及び出力ポート間で上
記WDM波長群をルーティングするルーティング部と、
ik個の第2の波長分離部であって、その各々は上記ル
ーティング部の各出力ポートから出力された上記WDM
波長群を供給されて、m個の波長を有する波長群を出力
する第2の波長分離部と、kn個の波長変換部であっ
て、その各々は上記第2の波長分離部から出力された上
記波長群の各光信号を上記WDM信号光に対応するよう
に波長変換する波長変換部と、k個の第2の波長多重部
であって、その各々は上記波長変換部から出力されたn
個の光信号を波長分割多重してその結果得られたWDM
信号光を出力する第2の波長多重部とを備えた光クロス
コネクト装置。
【0061】(付記2) 付記1に記載の光クロスコネ
クト装置であって、上記ルーティング部を他の通信装置
と接続するための入力リンク及び出力リンクを更に備え
た光クロスコネクト装置。
【0062】(付記3) 付記1に記載の光クロスコネ
クト装置であって、上記各波長群生成部はn個の波長変
換部を含む光クロスコネクト装置。
【0063】(付記4) 付記1に記載の光クロスコネ
クト装置であって、上記各波長群生成部は上記各第1の
波長分離部から出力されたn個の光信号の各々を上記各
第1の波長多重部の任意の入力ポートに出力する波長ス
イッチ部を含む光クロスコネクト装置。
【0064】(付記5) 付記1に記載の光クロスコネ
クト装置であって、上記各波長群生成部は、上記各第1
の波長分離部から出力されたn個の光信号の各々を相対
的に低速な時分割多重信号に分離するn個の時分割信号
分離部と、上記時分割多重信号をスイッチングする時分
割信号空間スイッチ部と、上記時分割信号空間スイッチ
部の出力に基づき各々上記波長群を生成するn個の時分
割信号多重部とを含む光クロスコネクト装置。
【0065】(付記6) 付記4に記載の光クロスコネ
クト装置であって、上記波長スイッチ部は、上記第1の
波長分離部から出力されたn個の光信号がそれぞれ供給
されるn個の光/電気変換部と、上記光/電気変換部の
出力が供給されるn×nの電気スイッチ部と、上記電気
スイッチ部の出力が供給されるn個の電気/光変換部と
を含む光クロスコネクト装置。
【0066】(付記7) 複数の光クロスコネクト装置
を光伝送路で接続してなるシステムであって、上記光ク
ロスコネクト装置の少なくともひとつは、k(kは1<
kを満たす整数)個の第1の波長分離部であって、その
各々は互いに異なる波長を有するn(nは1≦nを満た
す整数)個の光信号を波長分割多重して得られたWDM
信号光を供給されて、n個の光信号に分離する第1の波
長分離部と、k個の波長群生成部であって、その各々は
上記各第1の波長分離部から出力されたn個の光信号を
供給されて、各々m(mは1≦mを満たす整数)個の複
数の対応する波長を有するi(iはn=imを満たす整
数)個の波長群を生成する波長群生成部と、ik個の第
1の波長多重部であって、その各々は上記各波長群生成
部から出力された各波長群を供給されて、上記各波長群
を波長分割多重してその結果得られたWDM波長群を出
力する第1の波長多重部と、少なくともそれぞれik個
の入力ポート及び出力ポートを有し、上記入力及び出力
ポート間で上記WDM波長群をルーティングするルーテ
ィング部と、ik個の第2の波長分離部であって、その
各々は上記ルーティング部の各出力ポートから出力され
た上記WDM波長群を供給されて、m個の波長を有する
波長群を出力する第2の波長分離部と、kn個の波長変
換部であって、その各々は上記第2の波長分離部から出
力された上記波長群の各光信号を上記WDM信号光に対
応するように波長変換する波長変換部と、k個の第2の
波長多重部であって、その各々は上記波長変換部から出
力されたn個の光信号を波長分割多重してその結果得ら
れたWDM信号光を出力する第2の波長多重部とを備え
ているシステム。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
波長数の増加に対応した大規模な光ネットワークを構築
するのに適した光クロスコネクト装置及びその装置を備
えたシステムの提供が可能になるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用可能な光ネットワークを示
すブロック図である。
【図2】図2は従来の光クロスコネクト装置を示すブロ
ック図である。
【図3】図3は従来の他の光クロスコネクト装置を示す
ブロック図である。
【図4】図4は本発明によるシステム(光ネットワー
ク)を示すブロック図である。
【図5】図5は本発明による光クロスコネクト装置の実
施形態を示すブロック図である。
【図6】図6は本発明による光クロスコネクト装置の実
施形態を示すブロック図である。
【図7】図7は本発明による光クロスコネクト装置の実
施形態を示すブロック図である。
【図8】図8は本発明による光クロスコネクト装置の実
施形態を示すブロック図である。
【図9】図9は本発明による光クロスコネクト装置にお
いて波長に対する拡張性を持たせた入出力インタフェー
スのブロック図である。
【図10】図10は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた入力インタフェ
ースの実施形態を示すブロック図である。
【図11】図11は本発明による光クロスコネクト装置
における入力インタフェースの実施形態を示すブロック
図である。
【図12】図12は本発明の実施形態において波長スイ
ッチを用いた波長群再編集を説明するための図である。
【図13】図13は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた入力インタフェ
ースの実施形態を示すブロック図である。
【図14】図14は本発明による光クロスコネクト装置
における入力インタフェースの実施形態を示すブロック
図である。
【図15】図15は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた入力インタフェ
ースの実施形態を示すブロック図である。
【図16】図16は本発明による光クロスコネクト装置
における入力インタフェースの実施形態を示すブロック
図である。
【図17】図17は本発明の実施形態において時分割信
号空間スイッチを用いた波長群再編集を説明するための
図である。
【図18】図18は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた入力インタフェ
ースの実施形態を示すブロック図である。
【図19】図19は本発明による光クロスコネクト装置
における入力インタフェース部の実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図20】図20は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた入力インタフェ
ースの実施形態を示すブロック図である。
【図21】図21は本発明によるシステムの実施形態に
おける障害復旧を説明するための図である。
【図22】図22は本発明による光クロスコネクト装置
の実施形態の具体例を示すブロック図である。
【図23】図23は本発明による光クロスコネクト装置
の実施形態の具体例を示すブロック図である。
【図24】図24は本発明による光クロスコネクト装置
の実施形態の具体例を示すブロック図である。
【図25】図25は本発明による光クロスコネクト装置
の実施形態の具体例を示すブロック図である。
【図26】図26は本発明による光クロスコネクト装置
の実施形態の具体例を示すブロック図である。
【図27】図27は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた入力インタフェ
ースの実施形態の具体例を説明するための図である。
【図28】図28は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた入力インタフェ
ースの実施形態の具体例を説明するための図である。
【図29】図29は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた入力インタフェ
ースの実施形態の具体例を説明するための図である。
【図30】図30は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた出力インタフェ
ースの具体例を説明するための図である。
【図31】図31は本発明によるシステムの実施形態に
おける障害復旧を説明するための図である。
【図32】図32は図31に示されるシステムに適用可
能な光クロスコネクト装置の実施形態を示すブロック図
である。
【図33】図33は本発明によるシステムの実施形態に
おいて伝送路障害に際してのルート切り替えを説明する
ための図である。
【図34】図34は本発明によるシステムの実施形態に
おいて伝送路障害に際してのルート切り替えの他の例を
説明するための図である。
【図35】図35は15個の光クロスコネクト装置を用
いたフルメッシュ接続のネットワークを示すブロック図
である。
【図36】図36は図35に示されるネットワークに適
用可能な光クロスコネクト装置の実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図37】図37は光スイッチの所要素子数を従来例と
本発明とで比較した結果を表として示す図である。
【符号の説明】
2 光クロスコネクト装置 4,6 光伝送路 8 光アンプ 28 第1の波長分離部 30 波長群生成部 32 第1の波長多重部 34 ルーティング部 36 第2の波長分離部 38 波長変換部 40 第2の波長多重部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月13日(2001.3.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】図1を参照すると、光クロスコネクト装置
及び光ネットワークの構成例が示されている。光クロス
コネクト装置2には、複数の入力側の光伝送路4及び出
力側の光伝送路6が接続されている。光クロスコネクト
装置2は、入力側の光伝送路4から供給される波長分割
多重された光信号(波長λ1からλn)を波長毎に所望の
出力側の光伝送路6にルーティングする装置である。光
クロスコネクト装置間の局間リンクには、長距離伝送の
場合、通常、光信号の減衰を補償するための光アンプ8
が挿入される。光クロスコネクト装置2は、局内リンク
を介して他の通信装置、例えば電気クロスコネクト装置
(電気XC)10と接続される。そして、これらの装置
はネットワーク全体を管理しているオペレーションシス
テム12により制御される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明の第1の側面によると、光クロス
ネクト装置が提供される。この装置は、k(kは1≦k
を満たす整数)個の第1の波長分離部であって、その各
々は互いに異なる波長を有するn(nは1≦nを満たす
整数)個の光信号を波長分割多重してなるWDM信号光
を供給されて、n個の光信号に分離する第1の波長分離
部と、k個の波長群生成部であって、その各々は上記各
第1の波長分離部から出力されたn個の光信号を供給さ
れて、各々m(mは1≦mを満たす整数)個の複数の対
応する波長を有するi(iはn=imを満たす整数)個
の波長群を生成する波長群生成部と、ik個の第1の波
長多重部であって、その各々は上記各波長群生成部から
出力された各波長群を供給されて、上記各波長群を波長
分割多重してその結果得られたWDM波長群を出力する
第1の波長多重部と、少なくともそれぞれik個の入力
ポート及び出力ポートを有し、上記入力及び出力ポート
間で上記WDM波長群をルーティングするルーティング
部と、ik個の第2の波長分離部であって、その各々は
上記ルーティング部の各出力ポートから出力された上記
WDM波長群を供給されて、m個の波長を有する波長群
を出力する第2の波長分離部と、kn個の波長変換部で
あって、その各々は上記第2の波長分離部から出力され
た上記波長群の各光信号を上記WDM信号光に対応する
ように波長変換する波長変換部と、k個の第2の波長多
重部であって、その各々は上記波長変換部から出力され
たn個の光信号を波長分割多重してその結果得られたW
DM信号光を出力する第2の波長多重部とを備えてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明の他の側面によると、大規模な光ネ
ットワークを構築するのに適したシステムが提供され
る。このシステムは、複数の光クロスコネクト装置を光
伝送路で接続して構成される。光クロスコネクト装置の
少なくとも一つは、本発明による光クロスコネクト装置
である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】特に、この実施形態では、ルーティング部
34を他の通信装置(例えば図1に示される電気クロス
コネクト装置10)と接続するために、ルーティング部
34には入力リンク42及び出力リンク44が接続され
ている。入力リンク42は、各々m個の複数の対応する
波長を有するL(Lは1≦Lを満たす整数)個の波長群
を生成するためのm個の波長変換部46と、第1の波
長多重部32に対応して設けられたL個の波長多重部4
8とを含む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図5に示される実施形態によると、入力光
伝送路4から供給されたWDM信号光を同じ宛先の光
ロスコネクト装置(例えば図4に示される光クロスコネ
クト装置XC(#1)から光クロスコネクト装置XC
(#4)を想定)に転送される各波長群単位(λ1
λm)に分離し、各波長群単位でルーティング部34に
入力するようにしている。これにより、ルーティング部
34は、波長単位のルーティングではなく、波長群単位
でルーティングすることができ、装置の大幅な小型化が
可能となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】図8を参照すると、本発明による光クロス
コネクト装置の実施形態が示されている。この実施形態
は、図5に示されるk個の波長群生成部30の各々が、
n個の時分割信号分離部58と、時分割信号空間スイッ
チ部60と、n個の時分割信号多重部62とを含んでい
る点で特徴付けられる。各時分割信号分離部58は、第
1の波長分離部28から出力されるn個の光信号の各々
を、その光信号の中で多重されている低速(その光信号
の速度の1/j)の時分割多重信号に分離する。これに
より、入力光信号に多重されていた低速(j次)の低速
信号が得られる。これらの低速信号は時分割信号空間ス
イッチ部60に供給される。スイッチ部60はnj×n
jの電気スイッチにより構成され得る。スイッチ部60
から出力された信号は時分割信号多重部62により波長
λ1〜λmの光信号に変換され、これにより波長群生成部
30(図5)の機能が得られる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】図9は本発明による光クロスコネクト装置
において波長に対する拡張性を持たせた入出力インタフ
ェースの構成を示すブロック図である。入力インタフェ
ースにおいては、システム構築当初例えば波長λ1〜λa
までの波長群を処理する波長群生成部を拡張単位30A
として一つ設け、出力インタフェースにおいては、入力
インタフェースに対応して波長λ1〜λaまでの波長群を
処理する第2の波長変換部を拡張単位38Aとして設け
ておく。そして、これらを拡張単位として波長数が増え
るに従って徐々に拡張単位を追加しておくことによっ
て、システムを構築する上での初期コストを抑えること
ができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図11は図7に示される波長スイッチ部5
6の具体的構成を示す図である。ここでは、波長スイッ
チ部56は、第1の波長分離部28から出力されたn個
の光信号が供給されるn×n光スイッチ64と、光スイ
ッチ64と第1の波長多重部32との間に設けられるn
個の波長変換部66とを含む。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】図13は本発明による光コネクト装置にお
いて波長に対する拡張性を持たせた入力インターフェイ
スのブロック図である。ここでは、図11に示される波
スイッチ部56の具体的構成において、波長λ1〜λa
を波長群の拡張単位とし、波長数が少ないときは、λ1
〜λiaで入力される波長をλ1〜λaに変換する波長変換
部を拡張単位66Aとする。そして、入力波長が
λ2ia,λ3ia,…,λnまで増えていくにつれ、λa+1
λ2a,λ2a+1〜λ3a,…,λmまでの波長に変換する波
長変換部を順次追加することにより、システムの初期サ
イズ及びコストを抑えることができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】図14は本発明による光クロスコネクト装
置における入力インタフェース部の実施形態を示すブロ
ック図である。より特定的には、図7に示される波長ス
イッチ部56の具体的構成が示されている。ここでは、
波長スイッチ部56は、第1の波長分離部28からのn
個の光信号がそれぞれ供給されるn個の光/電気変換部
68と、光/電気変換部68の出力が供給されるn×n
電気スイッチ部70と、電気スイッチ部70の出力が供
給されるn個の電気/光変換部72とを備えている。電
気/光変換部72は、対応する各第1の波長多重部32
に関して予め定められた波長の光信号を出力する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】図15は図14に示される入力インタフェ
ースに拡張性を持たせた実施形態を示すブロック図であ
る。この実施形態では、波長λ1〜λaを波長群の構成単
位とし、波長数が少ないときには、波長λ1〜λiaで入
力される光信号をそれぞれ電気信号に変換する光/電気
変換部の拡張単位68Aと、電気スイッチ部70から出
力された電気信号を波長λ1〜λaの光信号に変換する電
気/光変換部の拡張単位72Aとを用意する。そして、
これらを増設単位とし、入力波長がλ2ia,λ3 ia,…,
λnまで増えていくのに従って、これに対応して光/電
気変換部の拡張単位68Aを順次追加するとともに、λ
a+1 λ2a,λ2a+1〜λ3a,…,λmまでの波長に変換す
る電気/光変換部の拡張単位72Aを順次追加してい
く。これにより、システムの初期サイズ及びコストを抑
えることができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】図18及び図20は本発明による光クロス
コネクト装置において波長に対する拡張性を持たせた入
力インタフェースの実施形態を示すブロック図である。
ここでは、図16に示される実施形態において、光/電
気変換・電気信号分離部74及び電気/光変換・電気信
号多重部78の構成単位として図18に示される拡張単
位74A及び拡張単位78Aを用いているように、図1
9において、光/電気変換・電気信号分離・電気光変換
部80及び光/電気変換・電気信号多重・電気/光変換
部84のそれぞれの構成単位として図20に示される拡
張単位80A及び84Aを用いている。この実施形態に
よっても、図18に示される実施形態と同様にして、シ
ステムの初期サイズ及びコストを抑えることができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】トラフィックが各対地毎にm倍になると、
各光伝送路の脇に示した波長数がそれぞれm倍になる。
従って、m=8とした場合、第13ノード(光コネクト
装置)に注目すると、図3に示すように、入力及び出
力伝送路の各々の数は3、波長数は160、また、局内
のチャネル数は112(=8×14)となる。尚、図3
6は図35に示されるシステムに適用可能な光クロスコ
ネクト装置を表しており、この装置は図22の実施形態
に対応している。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】(付記7) 複数の光クロスコネクト装置
を光伝送路で接続してなるシステムであって、上記光ク
ロスコネクト装置の少なくともひとつは、k(kは1
kを満たす整数)個の第1の波長分離部であって、その
各々は互いに異なる波長を有するn(nは1≦nを満た
す整数)個の光信号を波長分割多重して得られたWDM
信号光を供給されて、n個の光信号に分離する第1の波
長分離部と、k個の波長群生成部であって、その各々は
上記各第1の波長分離部から出力されたn個の光信号を
供給されて、各々m(mは1≦mを満たす整数)個の複
数の対応する波長を有するi(iはn=imを満たす整
数)個の波長群を生成する波長群生成部と、ik個の第
1の波長多重部であって、その各々は上記各波長群生成
部から出力された各波長群を供給されて、上記各波長群
を波長分割多重してその結果得られたWDM波長群を出
力する第1の波長多重部と、少なくともそれぞれik個
の入力ポート及び出力ポートを有し、上記入力及び出力
ポート間で上記WDM波長群をルーティングするルーテ
ィング部と、ik個の第2の波長分離部であって、その
各々は上記ルーティング部の各出力ポートから出力され
た上記WDM波長群を供給されて、m個の波長を有する
波長群を出力する第2の波長分離部と、kn個の波長変
換部であって、その各々は上記第2の波長分離部から出
力された上記波長群の各光信号を上記WDM信号光に対
応するように波長変換する波長変換部と、k個の第2の
波長多重部であって、その各々は上記波長変換部から出
力されたn個の光信号を波長分割多重してその結果得ら
れたWDM信号光を出力する第2の波長多重部とを備え
ているシステム。
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】変更
【補正内容】
【図25】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図29
【補正方法】変更
【補正内容】
【図29】
フロントページの続き (72)発明者 中島 一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 前田 卓二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 片桐 徹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 BA05 BA06 DA02 EA33 FA01 5K069 AA13 BA09 CB10 DB33 EA24 EA25 EA26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 k(kは1≦kを満たす整数)個の第1
    の波長分離部であって、その各々は互いに異なる波長を
    有するn(nは1≦nを満たす整数)個の光信号を波長
    分割多重して得られたWDM信号光を供給されて、n個
    の光信号に分離する第1の波長分離部と、 k個の波長群生成部であって、その各々は上記各第1の
    波長分離部から出力されたn個の光信号を供給されて、
    各々m(mは1≦mを満たす整数)個の複数の対応する
    波長を有するi(iはn=imを満たす整数)個の波長
    群を生成する波長群生成部と、 ik個の第1の波長多重部であって、その各々は上記各
    波長群生成部から出力された各波長群を供給されて、上
    記各波長群を波長分割多重してその結果得られたWDM
    波長群を出力する第1の波長多重部と、 少なくともそれぞれik個の入力ポート及び出力ポート
    を有し、上記入力及び出力ポート間で上記WDM波長群
    をルーティングするルーティング部と、 ik個の第2の波長分離部であって、その各々は上記ル
    ーティング部の各出力ポートから出力された上記WDM
    波長群を供給されて、m個の波長を有する波長群を出力
    する第2の波長分離部と、 kn個の波長変換部であって、その各々は上記第2の波
    長分離部から出力された上記波長群の各光信号を上記W
    DM信号光に対応するように波長変換する波長変換部
    と、 k個の第2の波長多重部であって、その各々は上記波長
    変換部から出力されたn個の光信号を波長分割多重して
    その結果得られたWDM信号光を出力する第2の波長多
    重部とを備えた光クロスコネクト装置。
  2. 【請求項2】 複数の光クロスコネクト装置を光伝送路
    で接続してなるシステムであって、 上記光クロスコネクト装置の少なくともひとつは、 k(kは1≦kを満たす整数)個の第1の波長分離部で
    あって、その各々は互いに異なる波長を有するn(nは
    1≦nを満たす整数)個の光信号を波長分割多重して得
    られたWDM信号光を供給されて、n個の光信号に分離
    する第1の波長分離部と、 k個の波長群生成部であって、その各々は上記各第1の
    波長分離部から出力されたn個の光信号を供給されて、
    各々m(mは1≦mを満たす整数)個の複数の対応する
    波長を有するi(iはn=imを満たす整数)個の波長
    群を生成する波長群生成部と、 ik個の第1の波長多重部であって、その各々は上記各
    波長群生成部から出力された各波長群を供給されて、上
    記各波長群を波長分割多重してその結果得られたWDM
    波長群を出力する第1の波長多重部と、 少なくともそれぞれik個の入力ポート及び出力ポート
    を有し、上記入力及び出力ポート間で上記WDM波長群
    をルーティングするルーティング部と、 ik個の第2の波長分離部であって、その各々は上記ル
    ーティング部の各出力ポートから出力された上記WDM
    波長群を供給されて、m個の波長を有する波長群を出力
    する第2の波長分離部と、 kn個の波長変換部であって、その各々は上記第2の波
    長分離部から出力された上記波長群の各光信号を上記W
    DM信号光に対応するように波長変換する波長変換部
    と、 k個の第2の波長多重部であって、その各々は上記波長
    変換部から出力されたn個の光信号を波長分割多重して
    その結果得られたWDM信号光を出力する第2の波長多
    重部とを備えているシステム。
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