JPH11238830A - 半導体パッケージ及びその製造方法 - Google Patents

半導体パッケージ及びその製造方法

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JPH11238830A
JPH11238830A JP4038298A JP4038298A JPH11238830A JP H11238830 A JPH11238830 A JP H11238830A JP 4038298 A JP4038298 A JP 4038298A JP 4038298 A JP4038298 A JP 4038298A JP H11238830 A JPH11238830 A JP H11238830A
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plastic molded
molded body
pattern layer
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semiconductor chip
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JP4038298A
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Yoshiyuki Ando
好幸 安藤
Akira Sato
亮 佐藤
Hideki Asano
秀樹 浅野
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/44Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/45Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/451Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof
    • H01L2224/45138Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof the principal constituent melting at a temperature of greater than or equal to 950°C and less than 1550°C
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大規模な製造設備を必要とせず、リードフレ
ームに起因する諸問題を解決した半導体パッケージ及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】 プラスチック成形体1は、実装面に対し
て内向きの傾斜面を側面に有している。このプラスチッ
ク成形体1には、一端がチップ搭載領域10aに隣接
し、他端がプリント基板等の実装面に及ぶように導体パ
ターン層2を設ける。チップ搭載領域10aに半導体チ
ップ3を搭載する。半導体チップ3と導体パターン2と
の接続は、金線4を用いたワイヤボンディングとし、こ
の接続部及び半導体チップ3を覆うようにして封止材6
を充填する。これにより、金属リードを用いない半導体
パッケージが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体パッケージ
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体の実装方法として、従来より、主
に金属リードを使った各種のパッケージが使われてお
り、広く普及している。また、金属リードを使わない構
造のLCC(リードレス チップ キャリア)パッケー
ジも用いられている。このLCCパッケージは、そのパ
ッケージ材料にセラミック─ガラス系が使用され、金属
リードの代わりに印刷配線を形成した構造である。更
に、金属リードを使わない実装方法として、バンプ接続
を用いたプラスチック実装などもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の半導体
パッケージの製造方法によると、金属リードを使う場
合、金属リードの製造に大規模な製造設備が必要にな
る。例えば、リードフレーム材料の製造では、原料の溶
解・鋳造、熱間加工、熱間圧延、冷間圧延・焼鈍などの
設備を必要とし、リードフレームを所定の形状に打ち抜
き加工する場合には、超硬合金製の高価な打ち抜き金型
が必要になる。また、トランスファモールドによりプラ
スチックで封止した後、リード部分の切断加工及び曲げ
加工が必要であり、そのための型が必要になる。更に
は、リードが存在するので、根本的に、リードが曲がっ
たり、捩じれたり、反ったり等の変形が生じ、品質に影
響を与える可能性がある。
【0004】また、セラミック─ガラス系のLLCは、
セラミックのためにパッケージコストが高くなるという
欠点がある。一方、プラスチック実装は技術的課題が多
く、金属リードを使った実装方式に比べて、それほど普
及していない。加えて、バンプが半導体チップの下に隠
れてしまうため、実装状況を容易に観察できないという
問題もある。
【0005】したがって、本発明の目的は、大規模な製
造設備を必要とせず、リードフレームに起因する諸問題
を解決した半導体パッケージ及びその製造方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、第1の特徴として、半導体チップが搭載
されるチップ搭載領域を有する第1の面、プリント基板
等の実装基板に対面し、前記第1の面と反対側に位置す
る第2の面、及び前記第1の面と前記第2の面の間に側
面を有するプラスチック成形体と、前記第1の面の前記
チップ搭載領域に隣接する位置から前記側面を経て前記
第2の面の所定の位置まで伸びる導体パターン層と、前
記第1の面の前記チップ搭載領域に搭載され、前記導体
パターン層にボンディングワイヤで接続された半導体チ
ップと、前記半導体チップ及び前記ボンディングワイヤ
の接続部を覆う封止材とを有することを特徴とする半導
体パッケージを提供する。
【0007】本発明は第2の特徴として、平板状のプラ
スチック成形体を成形加工により製造し、前記プラスチ
ック成形体の表面を粗化し、前記プラスチック成形体の
粗化面にめっき触媒を付着させ、前記プラスチック成形
体の全面に無電解めっき等により金属層を形成し、前記
金属層にエッチングレジストを施して導体パターン層を
形成し、前記レジストを除去し、前記プラスチック成形
体に半導体チップを搭載し、前記半導体チップを前記導
体パターン層に接続し、所定の部分を樹脂封止すること
を特徴とする半導体パッケージの製造方法を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を基に説明する。図1は本発明に係る半導体パッ
ケージの製造方法を示す。まず、(a)に示すように、
側面にV字形の断面を有するようにトランスファ成形等
で加工を施したプラスチック成形体1のチップ搭載領域
10a及び実装面(裏面)のパターン不要領域10bを
除いた部分に所定のパターンの導体パターン層2(電気
回路)が設けられる。ついで、(b)に示すように、チ
ップ搭載領域10aに半導体チップ3が接着剤を用いて
搭載される。この後、(c)に示すように、半導体チッ
プ3の電極部分と、半導体チップ3の周辺の導体パター
ン層2の所定部分とが金線4がワイヤボンディングによ
り接続される。ついで、(d)に示すように、ボンディ
ングワイヤ4が接続された近傍の導体パターン層2上に
は、高粘度の液状封止材5が円環状に設けられる。この
後、(e)に示すように、液状封止材5の内側を埋める
ように低粘度の液状封止材6が充填される。液状封止材
5は高粘度であるため、流れ出たりすることがなく、封
止部分の外枠形状に形崩れを生じない。したがって、液
状封止材5の内側に低粘度の液状封止材6を充填すれ
ば、封止部分の形状を所望の形にしたまま封止が行われ
る。
【0009】こうして完成した半導体パッケージは、プ
リント基板7などに実装される。その実装方法は、プラ
スチック成形体1の側面に延伸している導体パターン層
2を用い、はんだ部8によりはんだ接続することにより
行われる。プラスチック成形体1の材料としては、熱可
塑性樹脂や熱硬化性樹脂を用いることができる。熱可塑
性樹脂は耐熱性を備えていることが望ましく、具体的に
は、芳香族ポリエステル、芳香族ポリアミド、結晶性ポ
リスチレン、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポ
リエーテルイミド(PEI)などがある。また、熱硬化
性樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリエステル、フェノ
ール樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂など
がある。プラスチック成形体1の加工には、トランスフ
ァ成形のほか、射出成形、圧縮成形、注型などがある。
【0010】液状封止材5,6には、エポキシ系あるい
はシリコン系などの熱硬化性の液状封止剤と、溶剤を含
んだ熱可塑性の液状封止剤を用いることができる。図2
はプラスチック成形体に導体パターンを形成する方法を
示す。まず、(a)に示すように、側面に交差する平
面、すなわちV字状の傾斜面1a,1bを有するように
樹脂成形によりプラスチック成形体1を製作する。つい
で、(b)に示すように、プラスチック成形体1の表面
にチップ搭載領域10aを除いて導体パターン層2を形
成するほか、周辺から裏面の縁に伸びるように導体パタ
ーン層2を形成する。プラスチック成形体1の裏面の導
体パターン層2は、プリント基板7上の導体パターンに
接続する部分まででよく、全域に設ける必要はない。
【0011】図3はプラスチック成形体に導体パターン
を形成する他の方法を示す。まず、(a)に示すよう
に、側面にV字状の傾斜面1a,1bを有するように樹
脂成形によりプラスチック成形体1を製作する。次に、
(b)に示すように、プラスチック成形体1の上下面と
側面の全面に導電層9を形成する。ついで、(c)に示
すように、エッチング等により、表面においてはチップ
搭載領域10aが形成されるように当該部分を除去し、
裏面においてはパターン不要領域10bが形成されるよ
うに当該部分を除去する。以上により、図1の(a)に
示した形状のプラスチック成形体1が完成する。
【0012】図2及び図3における導体パターン層2の
形成は、金属箔(銅箔)のラミネートであってもよい
し、無電解めっき、無電解めっきと電解めっき、蒸着、
スパッタリング等を用いて形成することもできる。或い
は、導電性ペーストを塗布する方法、細い平角状の金属
線を埋め込む方法、レジスト・レーザ(例えば、炭酸ガ
スレーザ)を用いて形成する方法などでもよい。
【0013】図4は導体パターンを形成後のプラスチッ
ク成形体を示す。プラスチック成形体1の表面の中央部
にはチップ搭載領域10aが確保され、この四辺から多
数本の導体パターン層2が放射状に延びるように形成さ
れている。この導体パターン層2は、プラスチック成形
体1の側面に設けられたV字状の傾斜面1a,1bの表
面を伝って裏面へ延びている。
【0014】図5は本発明に係る半導体パッケージの製
造方法の第2の実施の形態を示す。本実施の形態におい
ては、プラスチック成形体1が、半導体チップ3を搭載
するスペース、つまりチップ搭載領域10aの部分に凹
部11を形成(成形加工による)したところに特徴があ
る。凹部11は、半導体チップ3の厚み程度の深さを有
している。(a)のように凹部11が形成されたプラス
チック成形体1に対し、(b)のように、凹部11内に
半導体チップ3が搭載される。ついで、(c)に示すよ
うに、凹部11の端部に位置する導体パターン層2と、
半導体チップ3上の電極部とが金線4でホイヤボンディ
ングされる。この後、図1の(d),(e)に示したよ
うに、半導体チップ3の上部が樹脂で封止される。更
に、図1の(f)のように、プリント基板7への実装が
行われる。
【0015】図6は本発明に係る半導体パッケージの製
造方法の導体パターンの形成工程を示す。まず、(a)
に示すように、トランスファ成形等により、側面にV字
状の傾斜面1a,1bを形成したプラスチック成形体1
を製作する。次に、(b)のように、プラスチック成形
体1の表面を粗化し、(c)のように、粗化面にめっき
触媒12を塗布する。ついで、レジスト13を塗布した
後、(d)のように、露光及びレジスト現像を行い、導
体パターンを設けるべき部分以外のレジストを除去し、
(e)に示すように、レジスト13a(半導体チップ搭
載領域10aに相当)とレジスト13b(パターン不要
領域10bに相当)を残す。更に、(f)のように、レ
ジスト13a,13b以外の部分に無電解銅めっき14
を施して導体パターン層2を形成する。ついで、レジス
ト13a,13bを剥離した後、(g)のように、導体
パターン層2に保護めっきを施せば、図1の(a)に示
す導体パターン層2付きのプラスチック成形体1が完成
する。
【0016】無電解銅めっき14の形成方法について説
明すると、以下の組成の無電解めっき液に浸漬し、銅の
厚みが20μmになるようにした。 硫酸銅・五水和物・・・・・・・・・・・・・10g/l エチレンジアミン四酢酸・・・・・・・・・・30g/l ポリエチレングリコール(Mw600)・・0.8g/l 2、2′−ジビリジル・・・・・・・・・・30ml/l 37%ホルムアルデヒド・・・・・・・・・・3ml/l pH(水酸化ナトリウムで調整)・・・・・・12.5 液温・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70℃ そして、銅めっきの上に保護めっきとして、厚さ5μm
のニッケルめっきと、厚さ0.5μmの金めっきを設け
た。
【0017】図7は本発明に係る半導体パッケージの製
造方法の導体パターンの他の形成工程を示す。この製造
工程の(a)〜(c)は、図6の(a)〜(c)と同じ
であるので説明を省略する。(d)で全面に無電解銅め
っき15を施す。ついで、無電解銅めっき15の全面に
レジスト13を塗布する。次に、(e)に示すように、
半導体チップの搭載領域と裏面の導体不要部分にのみ露
光及びレジスト現像を行い、(f)に示すように、導体
パターン部分にのみレジスト13a,13bを残す。こ
の後、(g)に示すように、無電解銅めっき15が露出
している部分をエッチングして除去し、更に、(h)の
ように、レジスト13a,13bを剥離する。最後に、
(i)のように、無電解銅めっき15(2)に保護めっ
きを施せば、導体パターン層2付きのプラスチック成形
体1が完成する。
【0018】図8は本発明に係るプラスチック成形体の
変形例を示す。プラスチック成形体1の底面(プリント
基板に接する面)には、突起状(又は溝状)の凹凸部1
6が設けられている。この凹凸部16により、プリント
基板との間に生じる空隙により放熱効果を高めたり、或
いは、回路パターンの一部に用いることができる。図9
は図8の凹凸部16を回路パターンに用いた例である。
(a)は半円球の凹凸部16aの例、(b)は矩形の凹
凸部16bの例、(c)は波形の凹凸部16cの例、
(d)は矩形の凹凸部16dの例であり、それぞれの先
端面には導体パターン17が設けられている。
【0019】図10はプラスチック成形体の側面の他の
形状例を示す。上記実施の形態においては、V字状の傾
斜面1a,1bのみを示したが、例えば、図10の
(a),(b)のようにプリント基板等の実装面に対し
て内向きの傾斜面18が、はんだ部(図1の(f))を
形成できる程度に確保された形状であってもよい。ま
た、(c)のように、はんだ部8以外の部分が曲面部1
9を有していてもよい。或いは、(d)のように、側面
の全体が1つの傾斜面20を有する形状であってもよ
い。
【0020】図11(a)は本発明に係る半導体パッケ
ージの他の構成例を示す。上記各実施の形態において
は、いずれもプラスチック成形体の側面の全面或いはプ
リント基板に対面する部分に傾斜面を有していたのに対
し、側面を垂直の形状にしている。したがって、導体パ
ターン層2は“コ”の字形の断面形状を有するように形
成される。この場合、側面の導体パターン部a11,a12
がプリント基板等との接続部になる。
【0021】図11(b)は図11(a)の変形であ
り、プラスチック成形体1は底面の両側にはんだ部を形
成する凹部1cを有し、その部分まで導体パターン2が
伸びている。
【0022】
【発明の効果】以上より明らかな如く、本発明の半導体
パッケージによれば、プラスチック成形体の側面に、一
端がチップ搭載領域に隣接し、他端がプリント基板等の
実装面に及ぶように導体パターン層を設け、チップ搭載
領域に半導体チップを搭載し、これと前記導体パターン
層との接続をボンディングワイヤで行い、前記半導体チ
ップ及び接続部を覆うように封止材を充填した構成にし
たので、金属リードを用いることなく半導体パッケージ
を構成できる。したがって、原料の溶解・鋳造、熱間加
工、熱間圧延、冷間圧延・焼鈍などの設備や、高価な打
ち抜き金型が不必要になるほか、リード部分の切断加工
及び曲げ加工も不必要になるため、設備コスト及び製品
コストを低減することができる。更に、リードが存在し
ないので、リードが曲がったり、捩じれたり、反ったり
等の変形の問題は発生せず、品質の向上及び安定化を図
ることができる。また、実装状況を容易に観察できるよ
うになる。また、基材にプラスチック成形体を用いてい
るため、セラミック─ガラス系のLLCのように、パッ
ケージコストを高くなることもない。
【0023】本発明の半導体パッケージの製造方法によ
れば、側面を有する平板状のプラスチック成形体を樹脂
加工し、このプラスチック成形体の表面を粗化し、この
粗化面にめっき触媒を付着させ、この付着面にレジスト
を設け、このレジストに所定のパターンの露光および現
像を施して不要な部分を除去し、前記レジストが設けら
れていない部分に無電解めっき等により導体パターン層
を形成し、前記プラスチック成形体に残留したレジスト
を除去する工程を含む方法、或いは、上記の様にめっき
触媒を付着させた後、前記プラスチック成形体の全面に
無電解めっき等により金属層を形成し、前記金属層にエ
ッチングレジストを施して導体パターン層を形成し、前
記レジストを除去する工程を含む方法にしたので、原料
の溶解・鋳造、熱間加工、熱間圧延、冷間圧延・焼鈍な
どの設備や、高価な打ち抜き金型が不必要になるほか、
リード部分の切断加工及び曲げ加工も不必要になるた
め、設備コスト及び製品コストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体パッケージの製造方法の第1の
実施の形態を示す工程図である。
【図2】プラスチック成形体に導体パターンを形成する
方法を示す工程図である。
【図3】プラスチック成形体に導体パターンを形成する
方法の他の例を示す工程図である。
【図4】導体パターンを形成後のプラスチック成形体を
示す平面図である。
【図5】本発明の半導体パッケージの製造方法の第2の
実施の形態を示す工程図である。
【図6】本発明に係る導体パターンの形成工程を示す工
程図である。
【図7】本発明に係る導体パターンの他の形成工程を示
す工程図である。
【図8】本発明に係るプラスチック成形体の変形例を示
す正面図である。
【図9】図8の凹凸部の詳細を示す断面図である。
【図10】本発明に係るプラスチック成形体の他の側面
形状例を示す断面図である。
【図11】本発明に係る半導体パッケージの他の構成例
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 プラスチック成形体 1a,1b V字状の傾斜面 2,17 導体パターン層 3 半導体チップ 4 金線 5 高粘度の液状封止材 6 低粘度の液状封止材 7 プリント基板 8 はんだ部 9 導電層 10a チップ搭載領域 10b パターン不要領域 11 凹部 12 めっき触媒 13 レジスト 14,15 無電解銅めっき 16,16a,16b,16c,16d 凹凸部 18,20 傾斜面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップが搭載されるチップ搭載領
    域を有する第1の面、プリント基板等の実装基板に対面
    し、前記第1の面と反対側に位置する第2の面、および
    前記第1の面と前記第2の面の間に側面を有するプラス
    チック成形体と、 前記第1の面の前記チップ搭載領域に隣接する位置から
    前記側面を経て前記第2の面の所定の位置まで伸びる導
    体パターン層と、 前記第1の面の前記チップ搭載領域に搭載され、前記導
    体パターン層にボンディングワイヤで接続された半導体
    チップと、 前記半導体チップ及び前記ボンディングワイヤの接続部
    を覆う封止材と、を有することを特徴とする半導体パッ
    ケージ。
  2. 【請求項2】 前記プラスチック成形体は、前記第1の
    面の前記チップ搭載領域が凹部に加工されていることを
    特徴とする請求項1記載の半導体パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記プラスチック成形体は、前記第2の
    面に形成された凹凸部を有し、その突出部に導体層を有
    することを特徴とする請求項1記載の半導体パッケー
    ジ。
  4. 【請求項4】 前記封止材は、前記凹部に充填される液
    状封止材の硬化によって構成されることを特徴とする請
    求項2記載の半導体パッケージ。
  5. 【請求項5】 平板状のプラスチック成形体を成形加工
    により製造し、 前記プラスチック成形体の表面を粗化し、 前記プラスチック成形体の粗化面にめっき触媒を付着さ
    せ、 前記めっき触媒の付着面にレジストを設け、 前記レジストに所定のパターンの露光および現像を施し
    て不要な部分を除去し、 前記レジストが設けられていない部分に無電解めっき等
    により導体パターン層を形成し、 前記プラスチック成形体に残留したレジストを除去し、
    前記プラスチック成形体に半導体チップを搭載し、前記
    半導体チップを前記導体パターン層に接続し、所定の部
    分を樹脂封止することを特徴とする半導体パッケージの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 平板状のプラスチック成形体を成形加工
    により製造し、 前記プラスチック成形体の表面を粗化し、 前記プラスチック成形体の粗化面にめっき触媒を付着さ
    せ、 前記プラスチック成形体の全面に無電解めっき等により
    金属層を形成し、 前記金属層にエッチングレジストを施して導体パターン
    層を形成し、 前記レジストを除去し、前記プラスチック成形体に半導
    体チップを搭載し、前記半導体チップを前記導体パター
    ン層に接続し、所定の部分を樹脂封止することを特徴と
    する半導体パッケージの製造方法。
JP4038298A 1998-02-23 1998-02-23 半導体パッケージ及びその製造方法 Pending JPH11238830A (ja)

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