JPH11238804A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH11238804A
JPH11238804A JP4003598A JP4003598A JPH11238804A JP H11238804 A JPH11238804 A JP H11238804A JP 4003598 A JP4003598 A JP 4003598A JP 4003598 A JP4003598 A JP 4003598A JP H11238804 A JPH11238804 A JP H11238804A
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wiring
bus
bus wiring
bit
hole
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JP4003598A
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Masami Urano
正美 浦野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バス配線のデータを読み取られた場合でも、
そのデータの意味を解析するのを困難とすることであ
る。 【解決手段】 縦方向のバス配線11〜18を2層目の
バス配線を用いて、また横方向のバス配線21〜28を
1層目のバス配線を用いて構成し、メモリ等100の0
〜7ビットの端子のビット順に対して0、縦方向のバス
配線11〜18が右から2,6,0,5,7,3,1,
4ビット目となるようにバス配線1〜8をスルーホール
Aを介して接続する構成を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード等に用
いる半導体集積回路(以下、LSIともいう)のバス配
線のレイアウトに特徴を有する半導体集積回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8に、ICカード等に用いられるマイ
クロプロセッサ,EEPROM,RAM,ROM等から
成るLSIの例を示す。通常、同一チップ上にこれらが
配置され、その間の配線をバスを用いて接続し、LSI
を構成している。
【0003】図9は、通常のバスのレイアウト法を示し
た図である。100はメモリ等の回路ブロック(メモリ
等ともいう)、1〜8はこの回路ブロック100に直接
入出力するバス配線、11〜18は縦方向のバス配線、
21〜28は横方向のバス配線、A,Bはスルーホール
を示す。なお、この例では8ビットのバス配線を示して
おり、全体をグループとしてバス配線とするが、説明の
都合上、個々にもバス配線という。LSIのバス配線
は、縦方向と横方向で異った配線層が割り当てられてい
る。4層配線を例にとると、縦方向の配線11〜18が
2層目または4層目、横方向の配線21〜28が1層目
または3層目の配線が割り当てられ、縦方向の配線が横
方向になる場合には、スルーホールを用いて配線層を変
更する。通常所定のビット幅のバス配線を行う場合に、
効率的にレイアウトを行うためには、バスの0ビット目
から7ビット目の配線を、同じ配線層を用いて順番に配
置する。
【0004】図9では、縦方向のバス配線11〜18を
2層目の配線、横方向のバス配線21〜28を1層目の
配線を用いている。メモリ等の横方向の端子位置(右下
端)から、1層目のバス配線21〜28を用いて横方向
の配線を延し、スルーホールBを介して2層目の縦方向
のバス配線11〜18に接続している。そして、メモリ
等の回路ブロック100の0ビット目の端子をバス配線
8により2層目のバス配線18に、1ビット目の端子を
バス配線7によりバス配線17に、2ビット目の端子を
バス配線6によりバス配線16に、3ビット目の端子を
バス配線5によりバス配線15に、4ビット目の端子を
バス配線4によりバス配線14に、5ビット目の端子を
バス配線3によりバス配線13に、6ビット目の端子を
バス配線2によりバス配線12に、7ビット目の端子を
バス配線1によりバス配線11にそれぞれ接続する。
【0005】2層目のバス配線11はスルーホールBを
介して1層目のバス配線21に接続し、バス配線12は
スルーホールBを介してバス配線22に接続し、バス配
線13はスルーホールBを介してバス配線23に接続
し、バス配線14はスルーホールBを介してバス配線2
4に接続し、バス配線15はスルーホールBを介してバ
ス配線25に接続し、バス配線16はスルーホールBを
介してバス配線26に接続し、バス配線17はスルーホ
ールBを介してバス配線27に接続し、バス配線18は
スルーホールBを介してバス配線28に接続ししてい
る。従って2層目のバス配線11〜18は右から、1層
目のバス配線21〜28は上から順に、0ビット目,1
ビット目,2ビット目,…6ビット目,7ビット目と並
んでいる。
【0006】近年ICカードの応用分野が拡大しつつあ
るが、それにつれてICカードのセキュリテイの問題が
重視されるようになってきた。LSIの故障解析技術を
用いると、ICカードの配線を伝般する信号を解析した
りすることが可能である。通常、プロセッサ及び種々の
メモリを結ぶバス配線を介して、ICカードの持つ秘密
鍵等の重要なデータが転送されるため、これらのデータ
を読み取られるとカードの偽造に悪用される場合もあ
り、セキュリテイ上問題がある。また、マニュアルプロ
ーバ等を用いてバス配線に直接信号を与えることによ
り、各種機密情報を読み取ることも可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のような
バス配線のレイアウト法をとっていた場合では、バス配
線の順序が一定であるため、読み取られたデータからバ
ス配線上のデータを容易に推定できる。また、バス配線
が同一配線層を用いて行われている場合、マニュアルプ
ローバ等を用いて配線に直接接触するのも容易である。
【0008】本発明は、上述の問題点を解決するため提
案されたもので、その目的は、バス配線のデータを読み
とられた場合でも、そのデータの意味を解析するのを困
難とすることである。また、マニュアルプローバ等でバ
ス配線に直接接触するのを困難とする半導体集積回路を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる半導体集
積回路は、複数層の配線層を有し、縦方向のバス配線と
横方向のバス配線が別の配線層を用いて形成され、別配
線層とされた前記縦方向のバス配線と横方向のバス配線
がスルーホールを用いて接続された半導体集積回路にお
いて、前記バス配線の整列が取扱うデジタル信号のビッ
ト順に対してランダムであるものである。
【0010】また、縦方向のバス配線と横方向のバス配
線を接続するスルーホールの配列が取扱うデジタル信号
のビット順に対してランダムであるものである。
【0011】さらに、少なくとも縦方向のバス配線と横
方向のバス配線を接続するスルーホール領域が、さらに
上層にもうけたメタル矩形配線層によって覆われている
ものである。
【0012】また、回路ブロックヘ直接入出力するバス
配線の整列が取扱うデジタル信号のビット順に対してラ
ンダムであるものである。
【0013】さらに、縦方向のバス配線または横方向の
バス配線のいずれか一方または両方が、複数配線層を用
いて形成されているものである。
【0014】また、前記スルーホールとしてボーダーレ
スコンタクト型のスルーホールが用いられており、か
つ、スルーホール地点よりさらにバス配線が延長されて
いるものである。
【0015】さらに、縦方向と横方向のバス配線の折れ
曲がり箇所において、縦方向と横方向の両バス配線を接
続するスルーホール位置をランダムに配列することによ
り、縦方向と横方向でバス配線の整列順序が異なってい
るものである。
【0016】また、スルーホールにボーダーレスコンタ
クト型のスルーホールが用いられており、かつ、スルー
ホール地点よりさらにバス配線が延長されているもので
ある。
【0017】さらに、前記バス配線に接続される回路ブ
ロックを有し少なくとも一つがメモリ回路であり、か
つ、メモリ内のデータがランダムに格納されているもの
である。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について説
明する。なお、以下の実施例は一つの例示であって、本
発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更、あるいは改
良を行い得ることは言うまでもない。
【0019】〔実施例1〕図1は、本発明にかかる半導
体集積回路のバス配線の第1の実施例を示した図であ
る。図1において、図9と同じ符号は同一部分を示す。
【0020】この図では、バス配線とメモリ等との接続
を示しているが、マイクロプロセッサ等との接続部も同
一の構造とすることができる。
【0021】縦方向のバス配線11〜18を2層目のバ
ス配線を用いて、横方向のバス配線21〜28を1層目
のバス配線を用いて形成している。メモリ等(図示せ
ず)の横方向の端子位置から、1層目のバス配線21〜
28を用いて横方向のバス配線を延し、スルーホールB
を介して縦方向の2層目のバス配線11〜18に接続し
ている。そして、メモリ等100の0ビット目の端子を
バス配線16に、1ビット目の端子をバス配線12に、
2ビット目の端子をバス配線18に、3ビット目の端子
をバス配線13に、4ビット目の端子をバス配線11
に、5ビット目の端子をバス配線15に、6ビット目の
端子をバス配線17に、7ビット目の端子をバス配線1
4に接続する。
【0022】バス配線11はスルーホールBを介してバ
ス配線21に接続し、バス配線12はスルーホールBを
介してバス配線22に接続し、バス配線13はスルーホ
ールBを介してバス配線23に接続し、バス配線14は
スルーホールBを介してバス配線24に接続し、バス配
線15はスルーホールBを介してバス配線25に接続
し、バス配線16はスルーホールBを介してバス配線2
6に接続し、バス配線17はスルーホールBを介してバ
ス配線27に接続し、バス配線18はスルーホールを介
してバス配線28に接続している。
【0023】従って、2層目のバス配線11〜18は右
から、1層目のバス配線21〜28は上から順に、2ビ
ット目,6ビット目,0ビット目,5ビット目,7ビッ
ト目,3ビット目,1ビット目,4ビット目と並んでい
る。つまり、バス配線の整列が取扱うデジタル信号のビ
ット順に対してランダムとなっている。
【0024】この場合、たとえバス配線のデータを観測
されたとしても、バス配線にメモリ等100から接続し
た順番が分からない限り、どの順序でデータが並んでい
るか分からないので、バス配線上の内容を解析すること
は困難である。
【0025】〔実施例2〕図2は、本発明の第2の実施
例を示した図である。
【0026】本実施例は、前記第1の実施例では、メモ
リ等の接続部分を観測されることで、バス配線のビット
順が解析されやすくなることを防止するものである。
【0027】本実施例では、メモリ等の接続部分に、少
なくともバス配線およびメモリ等との接続に用いられな
い配線の内、これらの配線より上層のメタル矩形配線層
Cを挿入したものである。この例では少なくとも3層ま
たは4層目のメタル配線のいずれか、または両方にメタ
ル矩形配線層Cを挿入するものである。
【0028】パタン解析技術を用いた場合、これらのバ
ス配線より上層に形成されているメタル矩形配線層が障
害となり、メモリ等からの出力とバス配線との接続部の
観測を困難とし、バス配線のビット順をこれらの接続部
の観測から推定することを困難とすることができる。
【0029】〔実施例3〕図3は、本発明の第3の実施
例を示した図である。
【0030】前記第2の実施例では、メモリ等の出力端
子部の信号と、バス配線上の信号とが観測されると、バ
ス配線との接続部を隠したとしても、メモリ等の端子と
の接続関係が解析できてしまう。この点を改良したのが
第3の実施例である本実施例では、従来メモリ等の端子
位置は、順番に0ビット目から7ビット目まで並んでい
るのを、メモリ等の内部配線を変更してその順番を上か
ら、2ビット目,6ビット目,0ビット目,5ビット
目,7ビット目,3ビット目,1ビット目,4ビット目
と変更したものである。そして、それぞれの端子を順に
2層目のバス配線18,17,16,15,14,1
3,12,11に接続する。
【0031】以上のようにすると、LSIのパタンを観
測しても前記従来例と全く同等であるにも関わらず、バ
ス配線11〜18上には、左から4ビット目,1ビット
目,3ビット目,7ビット目,5ビット目,0ビット
目,6ビット目,2ビット目となっており、バス配線上
のデータを解析するのが困難とるすることができる。
【0032】〔実施例4〕図4は、本発明の第4の実施
例を示した図である。
【0033】前記第3の実施例ではメモリ内部で結線を
変更していたのに対し、本実施例では、メモリ内部の結
線は全く変更せず、メモリに格納するデータのビット位
置を変更することによリバス上のビット順序を変更する
ものである。この実施例は前述した実施例1〜3および
後述する実施例5〜7を組合せて実施することができる
ものである。
【0034】この図の配線、メモリ等の端子位置は、前
記従来例と全く同じものであるのに対し、バス上のビッ
ト位置は順番には並ばないようにすることができる。
【0035】図4は、本実施例における、メモリ上への
データの格納方法を示している。
【0036】通常使用する場合には、メモリの0ビット
目の位置に、0ビット目のデータ、1ビット目の位置に
1ビット目のデータを格納する。同様に、全てのビット
のデータを格納する。本実施例では、メモリの0ビット
目の位置に2ビット目のデータ、1ビット目の位置に6
ビット目のデータ、2ビット目の位置に0ビット目のデ
ータ、3ビット目の位置に5ビット目のデータ、4ビッ
ト目の位置に7ビット目のデータ、5ビット目の位置に
3ビット目のデータ、6ビット目の位置に1ビット目の
データ、7ビット目の位置に4ビット目のデータを格納
する。また、メモリの0ビット目のデータは0ビット目
の端子、1ビット目のデータは1ビット目の端子に出力
される。他の端子もデータのビットが1か0かの値の点
で異なるが同様の関係である。
【0037】以上のようにすると、マスクパタンは従来
例と全く同じであるにも関わらず、バス配線上のビット
位置を変更することができる。また、同時にメモリ内の
データの順序も変更することができるため、例えメモリ
内部を観測されたとしても、そのデータを解析すること
は困難となる。
【0038】〔実施例5〕図5は、本発明の第5の実施
例を示した図である。
【0039】本実施例では、2層目のバス配線11,1
3,14,17、4層目のバス配線32,35,36,
38を縦方向のバス配線に用い、1層目のバス配線2
1,23,24,26、3層目のバス配線42,45,
47,48を横方向のバス配線に用いている。そして、
4層目のバス配線32と3層目のバス配線42は3−4
層間のスルーホールBを用いて接続している。他のバス
配線35と45、38と48も同様である。また、4層
目のバス配線36と1層目のバス配線26は、3−4層
間,2−3層間,1−2層間のスルーホールBを用いて
接続している。また、この例では、バス配線のビット順
は前記実施例3または4と同等である。
【0040】通常、マニュアルプローバ等を用いてバス
配線に接触し、バス配線の電位を調べたり、バス配線に
ある信号を印加しようとした場合、パッシベーションや
層間膜等の絶縁性の膜が配線上または配線層間に形成さ
れているため、これらの膜を除去する必要がある。本実
施例のように、同じバス配線でも異る配線層を用いてい
ると、例えば3層メタル配線に接触させようとして膜を
除去したとしても、残りの1層メタル配線を用いた配線
層には接触することができない。また、1層メタル配線
に接触しようとしてさらに膜を除去すると、3層メタル
配線に対してもダメージを与えてしまい、内部の動作を
モニタしたり、信号を印加するのが困難になる。
【0041】〔実施例6〕図6は、本発明の第6の実施
例を示した図である。
【0042】本実施例は、第3の実施例と同じ構成であ
るが、メモリ等100から縦方向へのバス配線11〜1
8を結ぶバス配線1〜7を接続位置に関わらず同じ長さ
にした点と、縦方向の2層メタル配線とスルーホール
を、ボーダーレスコンタクト型のスルーホールA’を用
いて構成している点が異なる。
【0043】ボーダーレスコンタクトは、通常のコンタ
クト、スルーホールと異なり、コンタクトホール、また
はスルーホールの回りに、通常の配線より幅の広い、合
わせ余裕を確保するためのメタルの矩形を不要とする技
術である。
【0044】本ボーダーレスコンタクトを用いると、通
常のスルーホールのように、接続点に幅広の配線部分が
できないため、スルーホールの形成されている位置が比
較的分かりにくくできる。また、本実施例では、メモリ
等の端子からの配線を全て同じ長さとすることで、より
一層接続位置を特定することを困難にすることができ
る。
【0045】〔実施例7〕図7は、本発明の第7の実施
例を示した図である。
【0046】本実施例は、前記第6の実施例にさらに縦
方向と横方向のバス配線の折れ曲がり箇所もボーダーレ
スコンタクト型のスルーホールB’で構成し、さらに縦
方向と横方向の接続位置をかえることにより、縦方向と
横方向でバス配線のビット順が異るようにしたものであ
る。
【0047】本実施例では、接続点をボーダーレスコン
タクトを用いて例示しているが、必ずしもボーダーレス
コンタクトで構成する必要はない。ただし、ボーダーレ
スコンタクトを用いたほうが配線が一様であり、より解
析を困難にすることができる。
【0048】縦方向の2層目のバス配線11は横方向の
1層目のバス配線26に、12は21に、13は23
に、14は22に、15は28に、16は25に、17
は24に、18は27にそれぞれボーダーレスコンタク
トによるスルーホールB’を用いて接続されている。従
って、縦方向のバス配線11〜18ではビット順が左か
ら4,1,3,7,5,0,6,2ビット目になってい
るのに対し、横方向のバス配線21〜28は下から1,
7,3,6,0,4,2,5ビット目になっている。即
ち、縦方向と横方向でビット順が異っており、両者で読
み取られデータは異っているので、解析を困難にするこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】以上に示したように、本発明は、複数層
の配線層を有し、縦方向のバス配線と横方向のバス配線
が別の配線層を用いて形成され、別配線層とされた前記
縦方向のバス配線と横方向のバス配線がスルーホールを
用いて接続された半導体集積回路において、前記バス配
線の整列が取扱うデジタル信号のビット順に対してラン
ダムであるので、バス配線上のデータを何らかの方法で
読み取ろうとしても、ビット順が必ずしも一様ではない
ため、解析が困難になる。また、マニュアルプローバ等
でバスに接触してデータを解析したり、データを設定し
ようとしても、必ずしも全てのバス配線が同じ配線層を
用いていないため、同時に全てのバス配線を解析した
り、データを印加したりすることは困難である。
【0050】また、縦方向のバス配線と横方向のバス配
線を接続するスルーホールの配列が取扱うデジタル信号
のビット順に対してランダムであるので、データの解析
が困難である。
【0051】さらに、少なくとも縦方向のバス配線と横
方向のバス配線を接続するスルーホール領域が、さらに
上層にもうけたメタル矩形配線層によって覆われている
ので、パタンの解析をしようとしてもメタル矩形配線層
が邪魔になりパタンの解析が困難になる。
【0052】また、回路ブロックヘ直接入出力するバス
配線の整列が取扱うデジタル信号のビット順に対してラ
ンダムであるので、バス配線上のデータの解析が困難で
ある。
【0053】さらに、縦方向のバス配線または横方向の
バス配線のいずれか一方または両方が、複数配線層を用
いて形成されているのでバス配線上のデータの解析が困
難である。
【0054】また、前記スルーホールとしてボーダーレ
スコンタクト型のスルーホールが用いられており、か
つ、スルーホール地点よりさらにバス配線が延長されて
いるのでバス配線上のデータの解析が困難である。
【0055】さらに、縦方向と横方向のバス配線の折れ
曲がり箇所において、縦方向と横方向の両バス配線を接
続するスルーホール位置をランダムに配列することによ
り、縦方向と横方向でバス配線の整列順序か異なってい
るのでバス配線上のデータの解析が困難である。
【0056】また、スルーホールにボーダーレスコンタ
クト型のスルーホールが用いられており、かつ、スルー
ホール地点よりさらにバス配線が延長されているので、
バス配線上のデータの解析が困難である。
【0057】また、前記バス配線に接続される回路ブロ
ックを有し少なくとも一つがメモリ回路であり、かつ、
メモリ内のデータが取扱うデジタル信号に信号のビット
順にランダムに格納されているので、従来のハードウェ
アを変更することなく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半導体集積回路のバス配線回路
の第1の実施例のバス配線方法を示す図である。
【図2】第2の実施例のバス配線方法を示す図である。
【図3】第3の実施例のバス配線方法を示す図である。
【図4】第4の実施例のメモリの内容を示した図であ
る。
【図5】第5の実施例のバス配線方法を示した図であ
る。
【図6】第6の実施例のバス配線方法を示した図であ
る。
【図7】第7の実施例のバス配線を示した図である。
【図8】ICカード用LSIの概略とその中のバス配線
領域を示した図である。
【図9】従来のバス配線方法を示した図である。
【符号の説明】
1〜8 バス配線 11〜18 バス配線 21〜28 バス配線 32,35,3,38 バス配線 42,45,47,48 バス配線 100 回路ブロック A スルーホール B スルーホール C メタル矩形配線層 A’ボーダーレスコンタクト型のスルーホール B’ボーダーレスコンタクト型のスルーホール

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数層の配線層を有し、縦方向のバス配
    線と横方向のバス配線が別の配線層を用いて形成され、
    別配線層とされた前記縦方向のバス配線と横方向のバス
    配線がスルーホールを用いて接続された半導体集積回路
    において、 前記バス配線の整列が取扱うデジタル信号のビット順に
    対してランダムであることを特徴とする半導体集積回
    路。
  2. 【請求項2】 縦方向のバス配線と横方向のバス配線を
    接続するスルーホールの配列が取扱うデジタル信号のビ
    ット順に対してランダムであることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 少なくとも縦方向のバス配線と横方向の
    バス配線を接続するスルーホール領域が、さらに上層に
    もうけたメタル矩形配線層によって覆われていることを
    特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 回路ブロックヘ直接入出力するバス配線
    の整列が取扱うデジタル信号のビット順に対してランダ
    ムであることを特徴とする請求項1または2に記載の半
    導体集積回路
  5. 【請求項5】 縦方向のバス配線または横方向のバス配
    線のいずれか一方または両方が、複数配線層を用いて形
    成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記スルーホールとしてボーダーレスコ
    ンタクト型のスルーホールが用いられており、かつ、ス
    ルーホール地点よりさらにバス配線が延長されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 縦方向と横方向のバス配線の折れ曲がり
    箇所において、縦方向と横方向の両バス配線を接続する
    スルーホール位置をランダムに配列することにより、縦
    方向と横方向でバス配線の整列順序が異なっていること
    を特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 スルーホールにボーダーレスコンタクト
    型のスルーホールが用いられており、かつ、スルーホー
    ル地点よりさらにバス配線が延長されていることを特徴
    とする請求項7に記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記バス配線に接続される回路ブロック
    を有し少なくとも一つがメモリ回路であり、かつ、メモ
    リ内のデータが取扱うデジタル信号に信号のビット順に
    ランダムに格納されていることを特徴とする請求項1〜
    8のいずれかに記載の半導体集積回路
JP4003598A 1997-12-25 1998-02-23 半導体集積回路 Pending JPH11238804A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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