JPH11238637A - 点火装置 - Google Patents

点火装置

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Publication number
JPH11238637A
JPH11238637A JP10040031A JP4003198A JPH11238637A JP H11238637 A JPH11238637 A JP H11238637A JP 10040031 A JP10040031 A JP 10040031A JP 4003198 A JP4003198 A JP 4003198A JP H11238637 A JPH11238637 A JP H11238637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
bobbin
ignition device
secondary coil
connection portion
Prior art date
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Application number
JP10040031A
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English (en)
Inventor
Hideki Okada
秀樹 岡田
Nobuyuki Maruyama
宜之 丸山
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボビンの軸線方向における長さを短縮して点火
装置の小型化を図る。 【解決手段】点火装置10はインナコア12、2次コイ
ル13、1次コイル14、及びアウタコア15等とこれ
ら各部材を収容するケース11とを備えている。2次コ
イル13のボビン50には絶縁被覆線32が巻回され、
同絶縁被覆線32の高圧側端末部分はターミナル40に
接続されている。ターミナル40は高圧部材21に接続
されており、2次コイル13で発生する誘導起電圧はタ
ーミナル40から高圧部材21を介して点火プラグに供
給される。ターミナル40はボビン50の下端部に形成
された凹部53内にて回転可能に支持されており、ター
ミナル40の回転によって絶縁被覆線32の弛み量が調
節可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は点火プラグに対し
て高電圧を供給する点火装置に係り、詳しくは2次コイ
ルが巻装された筒状のボビンの先端部にターミナルを配
設し、2次コイルに発生する高電圧をターミナルから高
圧部材を介して点火プラグに供給する点火装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より内燃機関の点火プラグに対して
点火用高電圧を供給するために点火装置が用いられてい
る。こうした点火装置は一般に、イグナイタによって流
れる電流が断続制御される1次コイルと、この1次コイ
ルに生じた磁束の変化速度に応じて誘導起電圧を発生す
る2次コイルとを備えている(例えば、特開平9−16
7709号公報参照)。
【0003】図11は従来における点火装置の一端側部
分を拡大して示している。この点火装置100は点火プ
ラグ(図示略)が取り付けられるプラグホール(図示
略)内に収容されるものであり、その下端側部分には点
火プラグの上端部が接続されるようになっている。点火
装置100は円柱状のインナコア101と、同インナコ
ア101に対して同心状に外嵌された2次コイル102
及び1次コイル103と、これら各部材を収容するケー
ス104とを備えている。また、ケース104の内部に
収容された各部材間の隙間は熱硬化性樹脂からなる絶縁
層105によって封止されている。
【0004】2次コイル102は円筒状をなすボビン1
07の外周に絶縁被覆線120が巻装されることにより
構成されている。ボビン107の下端面には凹部117
が凹設されており、この凹部117内には金属製のター
ミナル108が挿入されている。
【0005】また、絶縁被覆線120の高圧側端末部分
(以下、単に「端末部分」という)は前記ターミナル1
08に接続されている。このターミナル108は高圧部
材109に接続されており、2次コイル102に発生し
た誘導起電圧はターミナル108から高圧部材109及
び同高圧部材109に取り付けられたスプリング121
を介して点火プラグ(図示略)に供給されるにようにな
っている。
【0006】図12(a)は上記ターミナル108をボ
ビン107の下端部(同図において左端部)から取り外
した状態を示している。同図に示すように、ボビン10
7の下端側周壁にはその軸線方向に延びる切欠き106
が形成されている。また、ターミナル108は円板部1
09と、同円板部109の周縁部からボビン107の軸
線方向に延びる複数の支持部110とを備えている。更
に、円板部109の周縁部にはこれら各支持部110と
は別に絶縁被覆線120が端末部分が結線される結線部
115が形成されている。
【0007】また、円板部109の中心部には透孔11
1が形成されており、この透孔111の周縁部には同透
孔111の内部側に延びる複数の爪112が形成されて
いる。図11に示すように、透孔111内には高圧部材
109の上端部が各爪112の先端部分と接触するよう
にして挿入されている。このように爪112と高圧部材
109の先端部が接触することにより、ターミナル10
8と高圧部材109との導通が確保されている。
【0008】絶縁被覆線120の端末部分は以下のよう
にしてターミナル108に接続される。即ち、図12
(b)に示すように、上記切欠き106と結線部115
とを対応させてターミナル108をボビン107の凹部
117内に挿入する。次に、結線部115の先端に絶縁
被覆線120の端末部分を巻回し、抵抗接合により両部
材115,120を電気的に接続する。その後、同図
(c)に示すように結線部115をボビン107の下端
側(同図の左端側)に折り曲げる。
【0009】そして、同図(d)に示すように、ターミ
ナル108をボビン107の上端側に移動させることに
より、絶縁被覆線120の端末部分における弛み量が適
量となるように調節する。このように弛み量を調節する
のは、弛み量が少ないと過大な張力が作用して端末部分
が断線することがあり、また逆にこの弛み量が多いとケ
ース104内の他部材に同端末部分が接触して絶縁距離
が確保できなくなるからである。従来の点火装置100
ではこのようにして2次コイル102の弛み量を調節す
ることにより、上記端末部分の断線等の不具合を未然に
防止していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように従来の点火装置100ではターミナル108をボ
ビン107の軸線方向に移動させることにより2次コイ
ル102の弛み量を調節するようにしていたため、ター
ミナル108の移動量分だけボビン107をその軸線方
向において長く設定しておく必要があった。その結果、
従来の点火装置100ではボビン107の軸線方向にお
ける長さが長くなり、その大型化を招いていた。
【0011】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的はボビンの軸線方向における長さを短縮
して点火装置の小型化を図ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明は、2次コイルが巻装され
た筒状のボビンと、2次コイルの高圧側端末が結線され
る結線部を有してボビンの先端部に配設されたターミナ
ルと、同ターミナルに接続され2次コイルにおいて発生
する高電圧を点火プラグに供給する高圧部材とを備えた
点火装置において、ターミナルはボビンの軸線回りに回
転可能であることをその要旨とするものである。
【0013】上記構成によれば、ターミナルをボビンの
軸線回りに回転させることにより、同ターミナルをボビ
ンの軸線方向に移動させることなく2次コイルの高圧側
端末部分における弛み量を調節することができる。
【0014】請求項2に記載した発明は、2次コイルが
巻装された筒状のボビンと、2次コイルの高圧側端末が
結線される結線部を有してボビンの先端部に配設された
ターミナルと、同ターミナルに接続され2次コイルにお
いて発生する高電圧を点火プラグに供給する高圧部材と
を備えた点火装置において、結線部はボビンの周方向に
折り曲げられた状態で高圧側端末が結線されていること
をその要旨とするものである。
【0015】上記構成によれば、ターミナルの結線部を
ボビンの周方向に折り曲げることにより、ターミナルを
ボビンの軸線方向に移動させることなく2次コイルの高
圧側端末部分における弛み量を調節することができる。
【0016】請求項3に記載した発明は、請求項1又は
2に記載した点火装置において、ターミナルは高圧部材
と一体形成されていることをその要旨とするものであ
る。上記構成によれば、請求項1又は2に記載した発明
の作用に加えて、ターミナルを高圧部材と一体形成する
ようにしたため、点火装置の部品点数が減少する。
【0017】請求項4に記載した発明では、請求項1又
は2に記載した点火装置において、ボビンの先端部は凸
部を有する閉塞端とされ、ターミナルは凸部にて支持さ
れていることをその要旨とするものである。
【0018】上記構成によれば、請求項1又は2に記載
した発明の作用に加えて、例えばボビンの先端部を開放
端としてその内部にターミナルを配設するようにした構
成と比較して同先端部の機械的強度が増大する。
【0019】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]以下、本発明
を具体化した第1の実施形態について図1〜4を参照し
て説明する。図1は本実施形態における点火装置10を
断面を示し、図2は同点火装置10の下端側部分を拡大
して示している。また、図3は図2の3−3線に沿った
断面を示している(尚、図3において絶縁層16の図示
は省略している)。更に、図4は後述するボビン50及
びターミナル40をそれぞれ示している。
【0020】この点火装置10はインナコア12、2次
コイル13、1次コイル14、及びアウタコア15等
と、これら各部材を収容するケース11とを備えてい
る。また、ケース11には1次コイル14に流れる1次
電流を断続制御するためのイグナイタ20が内蔵されて
いる。ケース11内に収容された各部材間の隙間はエポ
キシ樹脂等の熱硬化性樹脂からなる絶縁層16によって
封止されている。この絶縁層16によりケース11内の
各部材間における絶縁性が確保されている。
【0021】ケース11はPBT(ポリブチレンテレフ
タレート)樹脂等の熱可塑性樹脂によって略円筒状に形
成されている。このケース11の上端部にはエンジンの
制御装置(いずれも図示略)からのハーネス(図示略)
が接続される接続部11aや、点火装置10をエンジン
のシリンダヘッド(図示略)にボルト固定するための取
付部11bが一体形成されている。
【0022】また、ケース11の下端部にはPBT樹脂
等の熱可塑性樹脂からなる円筒部材18が内嵌されてい
る。この円筒部材18の内部には金属製の高圧部材21
が固定されており、同高圧部材21には点火プラグ(図
示略)の上端部と接触可能なスプリング22が固定され
ている。また、円筒部材18の下端側部分にはシリコン
ゴム等からなる円筒状のゴムブーツ23が被嵌されてい
る。
【0023】インナコア12は複数の珪素鋼板を積層す
ることにより円柱状に形成されており、上下方向に延び
るようにしてケース11内の中心部に配置されている。
インナコア12の上下両端部には磁石25,26が固着
されている。これら磁石25,26及びインナコア12
はシリコンゴム等からなるゴム層27によってその全体
が被覆されている。
【0024】上記のようにゴム層27によって被覆され
た磁石25,26及びインナコア12は略円筒状をなす
ボビン50の内部に挿入されている。このボビン50は
PPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂等の熱可塑性樹
脂からなり、その外周には軸方向に所定間隔を隔てて複
数のリブ52が形成されている。これら各リブ52間に
は線径が0.03〜0.1mmのエナメル線等からなる絶
縁被覆線32が積層して巻回されている。これら絶縁被
覆線32及びボビン50により点火用の高電圧を発生す
る2次コイル13が構成されている。
【0025】2次コイル13の外周側にはその径方向に
所定間隔を隔てて円筒状の1次コイル14が外嵌されて
いる。この1次コイル14は2次コイル13と異なり、
ボビンを有しないボビンレス構造のコイルであり、巻線
体35と、同巻線体35の上下両端部に配置された一対
のスリーブ37,38とによって構成されている。この
巻線体35は線径が0.3〜1.0mmのエナメル線等か
らなる絶縁被膜線34を円筒状をなすように二層に巻回
することによって形成されている。また、上記各スリー
ブ37,38の外周面上には巻線体35の上下両端側に
位置する絶縁被膜線34の一部が巻装されている。
【0026】巻線体35の外周側にはその径方向(図2
の左右方向)に所定間隔を隔てて円筒状のアウタコア1
5が外嵌されている。このアウタコア15は珪素鋼板か
らなる円筒管を重合させた二重管構造を有しており、そ
の外周面はケース11の内周面に接触している。
【0027】図2に示すように、ボビン50の下端面に
は段付きの凹部53が凹設されている。また、ボビン5
0において凹部53の近傍にはフランジ54が全周にわ
たって形成されている。このフランジ54には図3及び
図4に示すように、前記絶縁被覆線32が通過する矩形
状の切欠き54aが形成されている。また、ボビン50
の下端側周壁にも矩形状の切欠き55が形成されてい
る。
【0028】凹部53内には金属製のターミナル40が
取り付けられている。図2〜4に示すように、ターミナ
ル40は凹部53の段部に当接する円板部41と、同円
板部41の周縁部から延びる3つの支持部45とを備え
ている。また、円板部41の中心部には透孔43が形成
されており、この透孔43の周縁部には同透孔43の中
心側に延びる4つの爪44が形成されている。
【0029】図3及び図4に示すように、前記各支持部
45のうちの一つはボビン50の周方向に延伸されてお
り、この延伸された部分が結線部45aとなっている。
図3に示すようにこの結線部45aの先端部分はターミ
ナル40の中心側に折り曲げられている。そして、その
折り曲げられた結線部45aの先端部分には前記絶縁被
覆線32の高圧側端末部分(以下、単に「端末部分」と
いう)32aが巻回されている。
【0030】また、前記高圧部材21はターミナル40
の下方に配置されており、前記スプリング22の上端部
が固定された有蓋円筒状のスプリング受部21aと、同
スプリング受部21aの上端面から更に上端側に延びる
円柱状の接続部21bとを備えている。この接続部21
bが前記各爪44の先端に接触するようにして透孔43
内に挿入されることにより、高圧部材21とターミナル
40とが電気的に接続されている。
【0031】以上のように構成された点火装置10はエ
ンジンのシリンダヘッド(図示略)に形成されたプラグ
ホール内に挿入されて同ヘッドに対して固定される。こ
のように点火装置10がシリンダヘッドに固定される
と、前記スプリング22は点火プラグの上部端子(図示
略)に接触するとともに、同点火プラグの上端部外周は
ゴムブーツ23によって覆われた状態となる。そして、
イグナイタ20によって1次コイル14に流れる1次電
流が断続制御され、2次コイル13に誘導起電圧が発生
すると、この誘導起電圧は絶縁被覆線32の端末部分3
2aから高圧部材21及びスプリング22を介して点火
プラグに供給される。
【0032】次に、前記絶縁被覆線32の端末部分32
aをターミナル40に接続するとともに、その端末部分
32aにおける弛み量を調節する際の手順について図4
を参照して説明する。
【0033】図4(a)はボビン50の凹部53からタ
ーミナル40を取り外した状態を示している。まず、同
図(a)に示す状態から、ターミナル40を凹部53に
挿入し、結線部45aを切欠き55からボビン50の外
周側に突出させる。そして、同図(b)に示すように、
絶縁被覆線32の端末部分32aを突出した結線部45
aの先端部分に巻回した後、抵抗接合によって両部材3
2a,45aを電気的に接続する。
【0034】次に、同図(b)に示す絶縁被覆線32の
巻回方向とは逆方向となるようにターミナル40をボビ
ン50の軸線回りに回転させる。このターミナル40の
回転により、ボビン50から突出している結線部45a
は切欠き55の周縁部と干渉して同ボビン50の周方向
に折り曲げられながら凹部53の内部に引き込まれる。
従って、同図(c)に示すように結線部45aの突出量
は減少し、その減少分だけ端末部分32aにおける弛み
量が増加する。そして、この端末部分32aにおける弛
み量が適量となった時点でターミナル40の回転作業を
終了する。
【0035】こうして絶縁被覆線32の端末部分32a
における弛み量を調節した後、ボビン50を1次コイル
14等とともにケース11内に収容し、予め円筒部材1
8に固定されている高圧部材21の接続部21bをター
ミナル40の透孔43内に挿入して両部材21,40を
電気的に接続させる。その後、ケース11内に液状の熱
硬化性樹脂を充填するとともに、同樹脂を所定温度で加
熱して硬化させることにより前記絶縁層16を形成す
る。
【0036】(1)以上説明した本実施形態では、ター
ミナル40をボビン50の軸線回りに回転させることに
より、同ターミナル40をボビン50の軸線方向に移動
させることなく絶縁被覆線32の端末部分32aにおけ
る弛み量を調節することができる。従って、本実施形態
によればボビン50の軸線方向における長さ、特に同軸
線方向における凹部53の長さを短縮して点火装置10
の小型化を図ることができる。
【0037】(2)更に、図11に示すような従来の構
成では、ターミナル108をボビン107の軸線方向に
移動させて2次コイル102における弛み量を調節する
ようにしていたため、ボビン107の軸線方向における
凹部117の長さを長く設定してターミナル108の移
動を許容する必要がある。
【0038】ところが、この凹部117内にはターミナ
ル108や高圧部材109が配設されているため、これ
ら各部材によって熱硬化性樹脂の流動が阻害されて微少
な空隙、即ち部分欠陥が凹部117内の絶縁層105に
形成されてしまうことがある。このような部分欠陥が形
成されると、その部分における絶縁性が低下して絶縁破
壊等の不具合を招くおそれがある。
【0039】この点、本実施形態によれば、前述したよ
うに前記凹部53の長さを短く設定してこの凹部53内
に充填すべき樹脂量を極力少なくすることができるた
め、上記のような絶縁破壊の発生を抑制して点火装置1
0の信頼性及び耐久性を向上させることができる。
【0040】(3)また、本実施形態では、ボビン50
の周方向に延伸する結線部45aを絶縁被覆線32の端
末部分32aとの結線時において切欠き55からボビン
50の外周側に突出させるようにしている。従って、端
末部分32aを結線部45aに対して容易に巻回するこ
とができるようになり、結線時における作業性を向上さ
せることができる。
【0041】(4)更に、本実施形態では、絶縁被覆線
32の端末部分32aとの結線時において切欠き55か
らボビン50の外周側に突出していた結線部45aは、
ターミナル40を回転させて端末部分32aの弛み量を
調節する際に、ボビン50の内部に引き込まれる。従っ
て、この弛み量の調節後において結線部45aは同ボビ
ン50から突出しないか、或いは突出してもその突出量
は極めて小さくなる。その結果、本実施形態によれば結
線時における作業性を確保しつつ点火装置10の大型化
を回避することができる。
【0042】(5)また、本実施形態では、結線部45
aの先端部分をターミナル40の中心側に折り曲げ、そ
の折曲部分に端末部分32aを巻回するようにしてい
る。従って、ターミナル40を凹部53の内部で回転さ
せる際に、同凹部53の内周壁と干渉して端末部分32
aの巻回部分が損傷してしまうことがなく、端末部分3
2aの断線等を防止することができる。 [第2の実施形態]次に、第2の実施形態について上記
第1の実施形態との相違点を中心に図5〜7を参照して
説明する。尚、上記第1の実施形態と同様の構成につい
ては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0043】本実施形態では高圧部材とターミナルとを
一体化している点、同ターミナルをボビンの周方向に折
り曲げることにより2次コイルにおける弛み量を調節す
るようにしている点が上記第1の実施形態と相違してい
る。
【0044】図5は本実施形態における点火装置10の
下端側部分を拡大して示し、図6は図5の5−5線に沿
った断面を示している(尚、図5において絶縁層16の
図示は省略している)。また、図7はボビン50と高圧
部材70をそれぞれ示している。
【0045】これら各図に示すように、有蓋円筒状をな
す高圧部材70の上端周縁部(図5の上部周縁部)には
その下端側に延びるクランク状のターミナル71がプレ
ス加工によって一体形成されている。また、このターミ
ナル71の先端側部分は略L字状をなす結線部71a
(図7参照)となっており、この結線部71aには絶縁
被覆線32の端末部分32aが接続されている。
【0046】ボビン50の下端面には凹部56がその上
端側に向かって凹設されている。また、ボビン50の下
端側周壁には矩形状の切欠き57が形成されている。こ
の切欠き57は絶縁被覆線32の端末部分32aをター
ミナル71の結線部71aに接続する際に、同絶縁被覆
線32がボビン50と干渉することを防止するためのも
のである。また、凹部56の内周壁面にはボビン50の
軸線方向に延びる溝56aが形成されている。
【0047】高圧部材70の上端側部分はターミナル7
1の一部が溝56a内に位置するようにして凹部56内
に挿入されている。ここで、結線部71aはボビン50
によって覆われることなく外部に露出している。一方、
高圧部材70の下端側部分は円筒部材18に形成された
取付孔18a内に挿入されている。
【0048】次に、絶縁被覆線32の端末部分32aを
結線部71aに接続するとともに、その端末部分32a
における弛み量を調節する際の手順について図7を参照
して説明する。
【0049】先ず、ターミナル71を図7(a)に二点
鎖線で示す状態からボビン50の下端側に向けてその一
部が高圧部材70の外側面に接触するように折り曲げ
る。ここで、ターミナル71の結線部71aは高圧部材
70の外側面に対して接触しておらず、ボビン50の外
周側に突出した状態となっている。従って、結線部71
aは高圧部材70の外側面に接触するまでボビン50の
周方向に折曲可能になっている。
【0050】次に、同図(b)に示すように、高圧部材
70及びターミナル71の上端側部分(同図において右
端側部分)をターミナル71が溝56a内に位置するよ
うにしてボビン50の凹部56内に挿入する。その後、
絶縁被覆線32の端末部分32aを結線部71aの先端
部分に巻回し、抵抗接合することによって両部材32
a,71aを電気的に接続する。
【0051】更に、同図(c)に示すように、結線部7
1aをボビン50の周方向であって絶縁被覆線32の巻
回方向と逆方向に折り曲げる。このように結線部71a
を折り曲げることにより、絶縁被覆線32の端末部分3
2aにおける弛み量が増加する。そして、この端末部分
32aにおける弛み量が適量となった時点で結線部71
aの折曲作業を終了する。
【0052】こうして端末部分32aを結線部71aに
接続するとともに同端末部分32aにおける弛み量を調
節した後、ボビン50を1次コイル14等とともにケー
ス11内に収容し、高圧部材70の下端側部分を円筒部
材18の取付孔18a内に挿入する。その後、ケース1
1内に液状の熱硬化性樹脂を充填するとともに、同樹脂
を所定温度で加熱して硬化させることにより前記絶縁層
16を形成する。
【0053】以上説明した本実施形態では、第1の実施
形態の(2)及び(3)に記載した効果に加えて以下よ
うな効果を奏することができる。 (6)即ち、本実施形態では、結線部71aをボビン5
0の周方向に折り曲げることにより、ターミナル71及
び高圧部材70をボビン50の軸線方向に移動させるこ
となく絶縁被覆線32の端末部分32aにおける弛み量
を調節することができる。従って、本実施形態によれ
ば、ボビン50の軸線方向における長さ、特に同軸線方
向における凹部56の長さを短縮して点火装置10の小
型化を図ることができる。
【0054】(7)更に、本実施形態によれば、ターミ
ナル71を高圧部材70と一体形成するようにしたた
め、点火装置10の部品点数を減少させてその製造コス
トの低減を図ることができる。
【0055】[第3の実施形態]次に、第3の実施形態
について上記第1の実施形態との相違点を中心に図8〜
10を参照して説明する。尚、上記第1の実施形態と同
様の構成については同一の符号を付すことによりその説
明を省略する。
【0056】本実施形態では、ボビンの下端部を閉塞す
るとともに同下端部に形成された一対の取付部にてター
ミナルを支持するようにしている点、ターミナルをボビ
ンの周方向に折り曲げることにより2次コイルの弛み量
を調節するようにしている点が上記第1の実施形態と相
違している。
【0057】図8は本実施形態における点火装置10の
下端側部分を拡大して示し、図9は図8の9−9線に沿
った断面を示している(尚、図9において絶縁層16の
図示は省略している)。また、図10はボビン50及び
同ボビン50に取り付けられるターミナル73を示して
いる。
【0058】これら各図に示すように、本実施形態にお
けるボビン50では前記凹部53が省略されており、そ
の下端部は閉塞されている。このボビン50の下端面に
は一対の矩形状をなす取付部80,81が前記高圧部材
21側に突出するようにして所定間隔を隔てて形成され
ている。これら各取付部80,81にはボビン50の軸
線方向に対して垂直な方向に延びる一対の取付孔80
a,81aがそれぞれ形成されている。また、図9に示
すように、前記フランジ54には切欠き58が形成され
ている。
【0059】ターミナル73は銅等の比較的弾性係数が
小さい金属材料からなり、前記取付孔80a,81aを
それぞれ貫通する略U字状の接続部73aと、同接続部
73aの一端部から延伸され同接続部73aの他端部側
に折り曲げられた結線部73bとを備えている。
【0060】また、高圧部材21の接続部21bはその
上端側部分がテーパ状に形成されている。そして、この
接続部21bの上端側部分は、ターミナル73の接続部
73aにおいて各取付部80,81間に位置して平行と
なった部分の間に挿入されている。この接続部21bの
挿入により、両接続部21b,73aが接触してターミ
ナル73と高圧部材21との導通が確保されている。ま
た、結線部73bの先端部には前記絶縁被覆線32の端
末部分32aが接続されている。
【0061】次に、絶縁被覆線32の端末部分32aを
ターミナル73の結線部73bに接続するとともに、そ
の端末部分32aの弛み量を調節する際の手順について
図10を参照して説明する。
【0062】先ず、同図(a)に示すように、取付部8
0,81の取付孔80a,81a内に接続部73aを貫
通させることにより、ターミナル73を同取付部80,
81に取り付ける。こうしてターミナル73がボビン5
0に取り付けられると、同図(b)に示すように、結線
部73bは前記切欠き58からボビン50の外周側に突
出した状態となる。そして、この結線部73bの先端部
分に絶縁被覆線32の端末部分32aを巻回し、抵抗接
合することによって両部材32a,71aを電気的に接
続する。
【0063】次に、結線部73bをボビン50の周方向
であって絶縁被覆線32の巻回方向と逆方向に折り曲げ
る。このように結線部73bを折り曲げることにより、
絶縁被覆線32の端末部分32aにおける弛み量が増加
する。そして、この端末部分32aの弛み量が適量とな
った時点で結線部73bの折曲作業を終了する。
【0064】こうして絶縁被覆線32の端末部分32a
をターミナル73の結線部73bに接続するとともに同
端末部分32aの弛み量を調節した後、ボビン50を1
次コイル14等とともにケース11内に収容し、予め円
筒部材18に固定されている高圧部材21の接続部21
bを各接続部73aの間に挿入して両部材21,71を
電気的に接続させる。その後、ケース11内に液状の熱
硬化性樹脂を充填するとともに、同樹脂を所定温度で加
熱して硬化させることにより前記絶縁層16を形成す
る。
【0065】以上説明した本実施形態では、第1の実施
形態の(2)及び(3)に記載した効果に加えて以下よ
うな効果を奏することができる。 (8)上記ボビン50は絶縁層16と異なり熱可塑性樹
脂によって形成されているが、このようにボビン50と
絶縁層16とが熱膨張率の異なる異種材料によって形成
されていると、ボビン50に熱膨張や熱収縮が発生した
ときに過大な応力が作用して亀裂等の損傷が発生するお
それがある。
【0066】この点、本実施形態ではボビン50の下端
部を閉塞端とし、同ボビン50の下端面から突出する各
取付部80,81にターミナル73を取り付けるように
している。従って、ボビン50の下端部にターミナルや
高圧部材を取り付けるための凹部を形成するようにした
構成と比較して、同ボビン50の下端部における機械的
強度が増大する。その結果、上記のような損傷の発生を
抑制することができ、点火装置10における耐久性及び
信頼性の向上を図ることができる。
【0067】(9)また、図11に示すように、従来に
係る構成にあっては熱硬化性樹脂が充填される空間をボ
ビン107の下端部側内部に有しており、その空間内に
部分欠陥が形成されないように熱硬化性樹脂を充填する
必要がある。このため、例えば、ボビン107の下端側
周壁に前記切欠き106と同様の切欠きを複数形成し、
これら切欠きを通じてボビン50の下端側内部に確実に
熱硬化性樹脂を導入させるといった配慮が必要になる。
【0068】ところが、このように複数の切欠きをボビ
ン107の下端側周壁に形成すると同下端側周壁におけ
る機械的強度が大きく低下し、同部分において熱膨張や
熱収縮に起因した損傷が発生するおそれがある。
【0069】この点、本実施形態ではボビン50の下端
部を閉塞端としているため、上記のような切欠きをボビ
ン50の下端部に複数形成する必要がない。従って、ボ
ビン50における損傷の発生を抑制することができ、ひ
いては点火装置10における耐久性及び信頼性の向上を
図ることができる。
【0070】以上説明した各実施形態は以下のように構
成を変更して実施することもできる。 ・上記各実施形態では2次コイル13の外側に1次コイ
ル14を配設するようにしたが、例えば、これらコイル
13,14をインナコア12の軸線に沿って並設するよ
うにしてもよい。
【0071】・上記第2の実施形態では高圧部材70に
一体形成されたターミナル71の結線部71aをボビン
50の周方向に折り曲げることにより、絶縁被覆線32
の端末部分32aにおける弛み量を調節するようにし
た。これに対して、ターミナル71が挿入される溝56
aをボビン50の周方向に延長してボビン50の軸線回
りにおける高圧部材70の回転を許容し、この高圧部材
70の回転によって端末部分32aの弛み量を調節する
ようにしてもよい。
【0072】・上記各実施形態ではボビンレス構造を有
する1次コイル14を採用するようにしたが、同コイル
14はボビンを有するものであってもよい。 ・上記各実施形態では本発明をエンジンのプラグホール
内に収納される点火装置10に適用するようにしたが、
例えば、エンジンのシリンダヘッド上に配設される点火
装置として適用するようにしてもよい。
【0073】以上、本発明を具体化した各実施形態につ
いて説明したが、上記各実施形態から把握できる技術的
思想についてその効果とともに以下に記載する。 (1)請求項1に記載した点火装置において、前記ター
ミナルは凹状に形成された前記ボビンの先端部内にて回
転可能に支持され、前記結線部は前記ボビンの先端側周
壁に形成された切欠きから前記ボビンの軸線に対して垂
直な方向に突出し、その突出量が前記ターミナルの回転
に伴って調節可能であることを特徴とする。
【0074】上記構成によれば、結線部をボビンの先端
側周壁から結線部を突出させた状態で同結線部に対して
2次コイルの高圧側端末を結線することができる。更
に、ターミナルを回転させることにより、2次コイルの
弛み量を調節しつつ、突出した結線部をボビンの先端側
内部に引き込んでその突出量を減少させることが可能に
なる。従って、2次コイルの結線時における作業性を確
保しつつ点火装置の大型化を回避することができる。
【0075】
【発明の効果】請求項1に記載した発明では、ターミナ
ルをボビンの軸線回りに回転させることにより、ターミ
ナルをボビンの軸線方向に移動させることなく2次コイ
ルの高圧側端末部分における弛み量を調節することがで
きる。その結果、ターミナルの移動を許容するためにボ
ビンの軸線方向における長さを増大させる必要がなくな
り、点火装置の小型化を図ることができる。
【0076】請求項2に記載した発明では、ターミナル
の結線部をボビンの周方向に折り曲げることにより、タ
ーミナルをボビンの軸線方向に移動させることなく2次
コイルの高圧側端末部分における弛み量を調節すること
ができる。その結果、ターミナルの移動を許容するため
にボビンの軸線方向における長さを増大させる必要がな
くなり、点火装置の小型化を図ることができる。
【0077】請求項3に記載した発明では、請求項1又
は2に記載した発明の効果に加えて、ターミナルを高圧
部材と一体形成するようにしたため、点火装置の部品点
数を減少させて製造コストの低減を図ることができる。
【0078】請求項4に記載した発明では、例えばボビ
ンの先端部を開放端としてその内部にターミナルを配設
するようにした構成と比較して同先端部の機械的強度が
増大する。その結果、請求項1又は2に記載した発明の
効果に加えて、ボビンの先端部における熱膨張及び熱収
縮に起因した損傷を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における点火装置の断面図。
【図2】点火装置の下端側部分を拡大して示す断面図。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図。
【図4】2次コイルの弛み量を調節する際の手順を説明
するための斜視図。
【図5】第2の実施形態における点火装置の下端側部分
を拡大して示す断面図。
【図6】図5の6−6線に沿った断面図。
【図7】2次コイルの弛み量を調節する際の手順を説明
するための斜視図。
【図8】第3の実施形態における点火装置の下端側部分
を拡大して示す断面図。
【図9】図8の9−9線に沿った断面図。
【図10】2次コイルの弛み量を調節する手順を説明す
るための斜視図。
【図11】従来における点火装置の断面図。
【図12】従来の点火装置において2次コイルの弛み量
を調節する際の手順を説明するための斜視図。
【符号の説明】
10…点火装置、11…ケース、12…インナコア、1
3…2次コイル、14…1次コイル、15…アウタコ
ア、16…絶縁層、21…高圧部材、21b…接続部、
32…絶縁被覆線、32a…高圧側端末部分、35…凹
部、40…ターミナル、45a…結線部、50…ボビ
ン、56…凹部、70…高圧部材、71…ターミナル、
71a…結線部、73…ターミナル、80,81…取付
部、73a…接続部、73b…結線部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次コイルが巻装された筒状のボビン
    と、前記2次コイルの高圧側端末が結線される結線部を
    有して前記ボビンの先端部に配設されたターミナルと、
    同ターミナルに接続され前記2次コイルにおいて発生す
    る高電圧を点火プラグに供給する高圧部材とを備えた点
    火装置において、 前記ターミナルは前記ボビンの軸線回りに回転可能であ
    ることを特徴とする点火装置。
  2. 【請求項2】 2次コイルが巻装された筒状のボビン
    と、前記2次コイルの高圧側端末が結線される結線部を
    有して前記ボビンの先端部に配設されたターミナルと、
    同ターミナルに接続され前記2次コイルにおいて発生す
    る高電圧を点火プラグに供給する高圧部材とを備えた点
    火装置において、 前記結線部は前記ボビンの周方向に折り曲げられた状態
    で前記高圧側端末が結線されていることを特徴とする点
    火装置。
  3. 【請求項3】 前記ターミナルは前記高圧部材と一体形
    成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の点
    火装置。
  4. 【請求項4】 前記ボビンの先端部は凸部を有する閉塞
    端とされ、前記ターミナルは前記凸部にて支持されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の点火装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009535828A (ja) * 2006-05-02 2009-10-01 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 特に自動車の内燃機関のための点火コイル
CN103443882A (zh) * 2011-04-04 2013-12-11 罗伯特·博世有限公司 具有改进的热性能的点火线圈

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