JPH11238540A - 給電コネクタ - Google Patents

給電コネクタ

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Publication number
JPH11238540A
JPH11238540A JP5901998A JP5901998A JPH11238540A JP H11238540 A JPH11238540 A JP H11238540A JP 5901998 A JP5901998 A JP 5901998A JP 5901998 A JP5901998 A JP 5901998A JP H11238540 A JPH11238540 A JP H11238540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
terminal
connector
shaped terminal
harness
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5901998A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Mitsui
靖之 三井
Mitsuji Tanaka
美津次 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority to JP5901998A priority Critical patent/JPH11238540A/ja
Publication of JPH11238540A publication Critical patent/JPH11238540A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、給電コネクタの棒状端子の端
子部折損防止構造を提供することである。 【解決手段】スライド部材側コネクタ4と固定部材側コ
ネクタ5とからなり、スライド部材3が固定部材1にス
ライド当接して双方のコネクタ4,5が接触する構成で
あって、スライド部材側および/または固定部材側コネ
クタ4,5は夫々支持板6,7と、該支持板6,7に取
り付けられている1個または複数個の端子8,8,9,
9とからなり、スライド部材側および/または固定部材
側コネクタ4,5は、該支持板6,7に前後に摺動可能
に支持されておりスプリング11によって突出方向に付
勢されている棒状端子8と、該棒状端子8が摺動可能に
接触するハーネス端子17とからなる給電コネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車の
スライドドアと車体との間に装着される給電コネクタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図4に示すようにワンボックスタ
イプの自動車の固定部材である車体1の乗降口2にはス
ライド部材であるスライドドア3が取り付けられている
が、該スライドドア3側前縁と車体1側の乗降口2前縁
とにはドア側コネクタ4と車体側コネクタ5とが各々取
付けられており、スライドドア3閉時には双方のコネク
タ4,5が接触して通電され、開時には双方のコネクタ
4,5が開離して通電が断たれるようになっている。
【0003】従来は図5に示すようにスライドドア3の
前縁にはドア側コネクタ4が取付けられ、該ドア側コネ
クタ4は支持板6と、該支持板6裏側に取付られている
複数個の円筒体12と、該円筒体12内に夫々摺動可能
に挿入され支持板6を摺動可能に貫通している棒状端子
8と、該棒状端子8を前方(突出方向)へ付勢するスプ
リング11とからなり、該棒状端子8の略中央部には抜
止めのためのフランジ10、該円筒体12内の後部には
フランジ13が形成されており、該棒状端子8の接点部
16にはハーネス14が取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような給電コネク
タでは、棒状端子8および該棒状端子8に取り付けられ
ているハーネス14が同時に摺動するようになっている
ため、棒状端子8に取り付けられているハーネス14と
の接点部16に摺動力が及ぼされて金属疲労を与え、接
点部16が折損してしまう恐れがあり、通電不良をきた
すという問題点があった。従って、本発明の課題は、給
電コネクタの棒状端子の端子部折損防止構造を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、スライド部材側コネクタ4と固定部材側コ
ネクタ5とからなり、スライド部材3が固定部材1にス
ライド当接して双方のコネクタ4,5が接触する構成で
あって、スライド部材側および/または固定部材側コネ
クタ4,5は夫々支持板6,7と、該支持板6,7に取
り付けられている1個または複数個の端子8,8,9,
9とからなり、スライド部材側および/または固定部材
側コネクタ4,5は、該支持板6,7に前後に摺動可能
に支持されておりスプリング11によって突出方向に付
勢されている棒状端子8と、該棒状端子8が摺動可能に
接触するハーネス端子17とからなる給電コネクタを提
供するものである。該棒状端子8が摺動するハーネス端
子17部分は、金属ブラシ18や金属ベアリング19で
形成してもよい。
【0006】
【作用】本発明の第1の給電コネクタでは、スライド部
材側および/または固定部材側コネクタ4,5は支持板
6,7と、該支持板6,7に取付けられている1個また
は複数個の端子8,8,9,9とからなり、スライド部
材側および/または固定部材側コネクタ4,5は該支持
板6,7に前後に摺動可能に支持されており、スプリン
グ11によって付勢されている棒状端子8と、該棒状端
子8が摺動可能に接触するハーネス端子17としている
ため、該棒状端子8が摺動してもハーネス端子17は摺
動しない。従って、ハーネス端子17とハーネス17A
との接続部分には摺動力が及ぼされない。
【0007】本発明の第2の給電コネクタでは、前記棒
状端子8が摺動可能に接触するハーネス端子17部分を
金属ブラシ18としている。従って、本発明の第2の給
電コネクタの棒状端子の端子部折損防止することができ
る。
【0008】本発明の第3の給電コネクタでは、前記棒
状端子8が摺動可能に接触するハーネス端子17部分を
金属ベアリング19としている。従って、本発明の第3
の給電コネクタの棒状端子8の端子部折損防止すること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。本発明の第1実施例を図1及び図4に示
す。本具体例では、図4に示すようにワンボックスカー
の車体1の乗降口2に取付けられているスライドドア3
であって、該スライドドア3の前縁にはドア側コネクタ
4が取付けられている。該コネクタ4は支持板6と、該
支持板6の裏側に取付けられている複数個の円筒体12
と、該円筒体12内に設けられている環状のハーネス端
子17と、該円筒体12内に摺動可能に挿入されている
棒状端子8と、該棒状端子8を前方(突出方向)へ付勢
するスプリング11とからなり、該棒状端子8は該支持
板6を摺動可能に貫通しかつ該ハーネス端子17に摺動
可能に接触貫通し、該棒状端子8の略中央部には抜止め
のためのフランジ10、該円筒体12内の後部にはスプ
リング11の座であるフランジ13が形成されており、
該ハーネス端子17にはハーネス17Aが接続されてい
る。乗降口3の前縁には該コネクタ4に対応して固定部
材側コネクタ5が取付けられている。本実施例にあって
はスライドドア3はスライド部材3であり、車体1側、
即ち乗降口前縁が固定部材1である。
【0010】上記構成の給電コネクタではスライドドア
3が閉じたときに車体側コネクタ5のハーネス15が接
続する各端子9にスライドドア側コネクタ4の各棒状端
子8が接触し押圧され、該棒状端子8が円筒体12内を
後方へ押し込められる。この際円筒体12内に設けられ
ているハーネス端子17は棒状端子8が摺動しても摺動
せず、該ハーネス端子17とハーネス17Aとの接続部
分には摺動力が及ぼされない。該ハーネス17Aには車
体側コネクタ5の各端子9からスライドドア側コネクタ
4の各棒状端子8そしてハーネス端子17を介して通電
される。
【0011】本発明の第2実施例を図2に示す。本具体
例では、上記構成で、円筒体12内に設けられているハ
ーネス端子17の棒状端子8と摺動可能に接触している
内周部を金属ブラシ18とし、該ハーネス端子17には
該金属ブラシ18を介して通電される。
【0012】本発明の第3実施例を図3に示す。本具体
例では、上記構成で、円筒体12内に設けられているハ
ーネス端子17の棒状端子8と摺動可能に接触している
内周部を金属ベアリング19とし、該ハーネス端子17
には該金属ベアリング19を介して通電される。
【0013】上記具体例以外、スライド部材側コネクタ
と固定部材側コネクタとは逆に取付けられてもよいし、
また、固定部材側コネクタをスライド部材側コネクタと
同様な構造を用いてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の給電コネクタは、棒状端子が摺
動接触されるハーネス端子は棒状端子が摺動しても摺動
しないから、該ハーネス端子とハーネスとの接続部には
摺動力が及ばず、該棒状端子の端子部折損を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の部分断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の部分断面図である。
【図3】本発明の第3実施例の部分断面図である。
【図4】車体側面図である。
【図5】従来の部分断面図である。
【符号の説明】
1…車体(固定部材) 2…乗降口 3…スライドドア(スライド部材) 4…スライド部材側コネクタ 5…固定部材側コネクタ 6,7…支持板 8…棒状端子 9…端子 10…フランジ 11…スプリング 12…円筒体 13…フランジ 14,15,17A…ハーネス 16…接点部 17…ハーネス端子 18…金属ブラシ 19…金属ベアリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライド部材側コネクタと固定部材側コネ
    クタとからなり、スライド部材が固定部材にスライド当
    接して双方のコネクタが接触する構成であって、スライ
    ド部材側および/または固定部材側コネクタは夫々支持
    板と、該支持板に取付けられている1個または複数個の
    端子とからなり、スライド部材側および/または固定部
    材側コネクタは、該支持板に前後に摺動可能に支持され
    ており、スプリングによって突出方向に付勢されている
    棒状端子と、該棒状端子が摺動可能に接触するハーネス
    端子とからなることを特徴とする給電コネクタ
  2. 【請求項2】該棒状端子が摺動可能に接触するハーネス
    端子部分が金属ブラシで形成されている請求項1に記載
    の給電コネクタ
  3. 【請求項3】該棒状端子が摺動可能に接触するハーネス
    端子部分が金属ベアリングで形成されている請求項1に
    記載の給電コネクタ
JP5901998A 1998-02-23 1998-02-23 給電コネクタ Withdrawn JPH11238540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5901998A JPH11238540A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 給電コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5901998A JPH11238540A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 給電コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11238540A true JPH11238540A (ja) 1999-08-31

Family

ID=13101169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5901998A Withdrawn JPH11238540A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 給電コネクタ

Country Status (1)

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JP (1) JPH11238540A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015529458A (ja) * 2012-08-24 2015-10-08 キミレ ハイテック インクKimree Hi−Tech Inc. 電子タバコ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015529458A (ja) * 2012-08-24 2015-10-08 キミレ ハイテック インクKimree Hi−Tech Inc. 電子タバコ装置

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510