JPH11238493A - パック電池 - Google Patents
パック電池Info
- Publication number
- JPH11238493A JPH11238493A JP3915698A JP3915698A JPH11238493A JP H11238493 A JPH11238493 A JP H11238493A JP 3915698 A JP3915698 A JP 3915698A JP 3915698 A JP3915698 A JP 3915698A JP H11238493 A JPH11238493 A JP H11238493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- case
- resin
- soldering
- outer case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
- H05K3/3426—Leaded components characterised by the leads
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インサート端子のはんだ付け時の発熱が樹脂
製ケースに伝導してケースを溶かしてしまわないように
工夫したパック電池を提供する。 【構成】 端子板１４に、樹脂製外装ケース１Ｂへのイ
ンサート部とプリント基板への電気接続部との間の領域
に放熱孔１５を形成する。
製ケースに伝導してケースを溶かしてしまわないように
工夫したパック電池を提供する。 【構成】 端子板１４に、樹脂製外装ケース１Ｂへのイ
ンサート部とプリント基板への電気接続部との間の領域
に放熱孔１５を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂製外装ケースに
あらかじめ端子がインサート成形されたインサート端子
を有したパック電池に関するものである。
あらかじめ端子がインサート成形されたインサート端子
を有したパック電池に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】パック電池は、樹脂製外装ケースの中
に、１本又は複数本の電池を収納することによって、外
観形状を使用される携帯用機器の形状に合わせたり、ま
た必要な電圧等の定格が得られるようになっている。こ
のパック電池の外部との接続用の端子は、電池と電気接
続されたリード端子をケース外部に露出させて、外部端
子としている。
に、１本又は複数本の電池を収納することによって、外
観形状を使用される携帯用機器の形状に合わせたり、ま
た必要な電圧等の定格が得られるようになっている。こ
のパック電池の外部との接続用の端子は、電池と電気接
続されたリード端子をケース外部に露出させて、外部端
子としている。
【０００３】外部端子は、ケースに形成された端子窓か
ら露出するように、ケースの内壁に固定されている。こ
の外部端子をあらかじめケースにインサート成形によっ
て固定することで、端子の取り付けが容易になって組立
性が向上するため、このようなインサート端子を用いた
パック電池が開発されている。
ら露出するように、ケースの内壁に固定されている。こ
の外部端子をあらかじめケースにインサート成形によっ
て固定することで、端子の取り付けが容易になって組立
性が向上するため、このようなインサート端子を用いた
パック電池が開発されている。
【０００４】インサート端子の一端は、ケース内に収納
されている電池の正極や負極に電気接続されたり、ま
た、リチウムイオン電池のような保護回路を必要とする
場合は、保護回路を実装したプリント基板に電気接続さ
れる。
されている電池の正極や負極に電気接続されたり、ま
た、リチウムイオン電池のような保護回路を必要とする
場合は、保護回路を実装したプリント基板に電気接続さ
れる。
【０００５】プリント基板に電気接続される場合、主に
はんだ付けによって行われるが、はんだ付けの際、はん
だ付け部から発生する熱が、インサート成形された外部
端子を伝導して樹脂製ケースに伝達されて、樹脂を溶か
してしまうという問題があった。
はんだ付けによって行われるが、はんだ付けの際、はん
だ付け部から発生する熱が、インサート成形された外部
端子を伝導して樹脂製ケースに伝達されて、樹脂を溶か
してしまうという問題があった。
【０００６】このため、前記樹脂製ケースに使用する樹
脂を耐熱の高いものにしたり、また、はんだ付けの際、
端子をペンチ等で挟んで熱をペンチの方へ拡散させるこ
とによって樹脂製ケースに熱が伝わりにくくしていた。
脂を耐熱の高いものにしたり、また、はんだ付けの際、
端子をペンチ等で挟んで熱をペンチの方へ拡散させるこ
とによって樹脂製ケースに熱が伝わりにくくしていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、耐熱の
高い樹脂を採用した場合にはコストが高くなる欠点があ
り、ペンチ等で挟んで熱を拡散させる方法の場合には組
立性が悪くなる欠点がある。
高い樹脂を採用した場合にはコストが高くなる欠点があ
り、ペンチ等で挟んで熱を拡散させる方法の場合には組
立性が悪くなる欠点がある。
【０００８】従って、この発明は、インサート端子のコ
ストを抑えると共に、はんだ付け時の組立性を損なわな
いようにして、はんだ付け時の発熱を樹脂制ケースに伝
わりにくくしたパック電池を提供するものである。
ストを抑えると共に、はんだ付け時の組立性を損なわな
いようにして、はんだ付け時の発熱を樹脂制ケースに伝
わりにくくしたパック電池を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、樹脂製外装
ケースと、このケース内に収納される電池と、電池と電
気接続されるプリント基板とを有しており、前記樹脂製
外装ケースは端子窓が形成されており、この端子窓から
露出する端子板が前記ケースと一体にインサート成形さ
れ、前記端子板の一端が前記プリント基板に電気接続さ
れたパック電池であって、前記端子板は、樹脂製外装ケ
ースへのインサート部とプリント基板への電気接続部と
の間の領域に放熱孔を有する。
ケースと、このケース内に収納される電池と、電池と電
気接続されるプリント基板とを有しており、前記樹脂製
外装ケースは端子窓が形成されており、この端子窓から
露出する端子板が前記ケースと一体にインサート成形さ
れ、前記端子板の一端が前記プリント基板に電気接続さ
れたパック電池であって、前記端子板は、樹脂製外装ケ
ースへのインサート部とプリント基板への電気接続部と
の間の領域に放熱孔を有する。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を、図面に基づき
説明する。本発明によるパック電池は、二分割された樹
脂製の外装ケース１Ａと１Ｂとによって外観が構成され
ている。外装ケース１Ａは収納する電池の形状に合わせ
て長手側面が湾曲している。また、短手側面には二つの
小孔１１が穿設されており、このパック電池を使用する
携帯機器に装着したときに、機器側の装着面から突出し
ている検出ピンが挿入されるようになっている。検出ピ
ンが挿入されることによって、パック電池の装着状態を
検出したり、また電池の残存容量をチェックしたりする
ことができる。
説明する。本発明によるパック電池は、二分割された樹
脂製の外装ケース１Ａと１Ｂとによって外観が構成され
ている。外装ケース１Ａは収納する電池の形状に合わせ
て長手側面が湾曲している。また、短手側面には二つの
小孔１１が穿設されており、このパック電池を使用する
携帯機器に装着したときに、機器側の装着面から突出し
ている検出ピンが挿入されるようになっている。検出ピ
ンが挿入されることによって、パック電池の装着状態を
検出したり、また電池の残存容量をチェックしたりする
ことができる。
【００１１】外装ケース１Ｂは、薄型の矩形状となって
おり、収納する二本の電池がちょうど納まるようになっ
ている。また、長手側面にはレール１２が形成されてお
り、機器側の装着面に形成されている突条が挿入されて
装着されるようになっている。さらに、外装ケース１Ｂ
の機器への装着面には端子窓１３が形成されており、こ
の端子窓１３から端子板１４が露出することによって、
外部端子を構成している。
おり、収納する二本の電池がちょうど納まるようになっ
ている。また、長手側面にはレール１２が形成されてお
り、機器側の装着面に形成されている突条が挿入されて
装着されるようになっている。さらに、外装ケース１Ｂ
の機器への装着面には端子窓１３が形成されており、こ
の端子窓１３から端子板１４が露出することによって、
外部端子を構成している。
【００１２】ここで端子板１４は、それぞれ１４ａ，１
４ｂ及び１４ｃの３つの部分に折曲されて形成されてお
り、１４ａ及び１４ｂの部分は、それぞれ前記外装ケー
ス１Ｂの底面及び短手側面に形成されている前記端子窓
１３から露出するように配置される。また１４ａ及び１
４ｂの部分はインサート部であって、外装ケース１Ｂに
インサート成形によって樹脂の中に埋め込まれケースと
一体に固定されている。一方、１４ｃの部分は電気接続
部であって、後述するプリント基板３にはんだ付けによ
って電気接続される。また１４ｃの中央部分には、放熱
孔１５が設けられている。
４ｂ及び１４ｃの３つの部分に折曲されて形成されてお
り、１４ａ及び１４ｂの部分は、それぞれ前記外装ケー
ス１Ｂの底面及び短手側面に形成されている前記端子窓
１３から露出するように配置される。また１４ａ及び１
４ｂの部分はインサート部であって、外装ケース１Ｂに
インサート成形によって樹脂の中に埋め込まれケースと
一体に固定されている。一方、１４ｃの部分は電気接続
部であって、後述するプリント基板３にはんだ付けによ
って電気接続される。また１４ｃの中央部分には、放熱
孔１５が設けられている。
【００１３】外装ケース１Ａ及び１Ｂの内部には、二本
の円筒型のリチウムイオン電池２と、プリント基板３と
が収納される。二本のリチウムイオン電池２は互いに逆
向きに並んで配置されており、リード板によって互いに
直列に電気接続されている。直列接続された電池２の電
極はプリント基板３に電気接続される。
の円筒型のリチウムイオン電池２と、プリント基板３と
が収納される。二本のリチウムイオン電池２は互いに逆
向きに並んで配置されており、リード板によって互いに
直列に電気接続されている。直列接続された電池２の電
極はプリント基板３に電気接続される。
【００１４】プリント基板３には、リチウムイオン電池
２の過充電や過放電を防止するための保護回路が実装さ
れている。またプリント基板３には前記外装ケース１Ａ
に設けた小孔１１と対向する位置に検出接点３１が設け
られており、機器側の検出ピンが接触したときに、電池
の残存容量等の情報を機器側に伝達することができる。
さらに、前記端子板１４の１４ｃの部分がはんだ付けさ
れる一対のはんだ付け部３２を有している。
２の過充電や過放電を防止するための保護回路が実装さ
れている。またプリント基板３には前記外装ケース１Ａ
に設けた小孔１１と対向する位置に検出接点３１が設け
られており、機器側の検出ピンが接触したときに、電池
の残存容量等の情報を機器側に伝達することができる。
さらに、前記端子板１４の１４ｃの部分がはんだ付けさ
れる一対のはんだ付け部３２を有している。
【００１５】この発明のパック電池を組み立てる場合、
外装ケース１Ｂに前記リチウムイオン電池２及びプリン
ト基板３を収納した後、外装ケース１Ｂにあらかじめイ
ンサート成形された端子板１４の１４ｃの部分を前記プ
リント基板３のはんだ付け部３２へはんだ付けする。
外装ケース１Ｂに前記リチウムイオン電池２及びプリン
ト基板３を収納した後、外装ケース１Ｂにあらかじめイ
ンサート成形された端子板１４の１４ｃの部分を前記プ
リント基板３のはんだ付け部３２へはんだ付けする。
【００１６】この際、はんだ付けによる発熱は、端子板
１４を介して樹脂製の外装ケース１Ｂに伝達されるが、
前記放熱孔１５によって熱が拡散されて、ケース１Ｂが
溶解することを防止している。
１４を介して樹脂製の外装ケース１Ｂに伝達されるが、
前記放熱孔１５によって熱が拡散されて、ケース１Ｂが
溶解することを防止している。
【００１７】その後、もう一方の外装ケース１Ａを外装
ケース１Ｂに接合させてパック電池が組立てられる。こ
の接合には、超音波溶着や接着の手段が用いられる。
ケース１Ｂに接合させてパック電池が組立てられる。こ
の接合には、超音波溶着や接着の手段が用いられる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、端子に放熱孔を設ける
ことによってはんだ付け時の発熱を拡散させて、樹脂製
ケースへの熱伝導を抑えてケースが溶けてしまうことを
防止することができる。従って、従来のように、前記樹
脂製ケースに使用する樹脂を耐熱の高いものにしたり、
また、はんだ付けの際、端子をペンチ等で挟んで熱をペ
ンチの方へ拡散させることによって樹脂製ケースに熱が
伝わりにくくする必要がない。
ことによってはんだ付け時の発熱を拡散させて、樹脂製
ケースへの熱伝導を抑えてケースが溶けてしまうことを
防止することができる。従って、従来のように、前記樹
脂製ケースに使用する樹脂を耐熱の高いものにしたり、
また、はんだ付けの際、端子をペンチ等で挟んで熱をペ
ンチの方へ拡散させることによって樹脂製ケースに熱が
伝わりにくくする必要がない。
【００１９】その結果、インサート端子のコストを抑え
ると共に、はんだ付け時の組立性を損なわないインサー
ト端子を用いたパック電池を得ることができる。
ると共に、はんだ付け時の組立性を損なわないインサー
ト端子を用いたパック電池を得ることができる。
【図１】本発明パック電池の分解斜視図
【図２】本発明パック電池の組立図
１Ａ、１Ｂ 外装ケース ２ リチウムイオン電池 ３ プリント基板 １３ 端子窓 １４ 端子板 １５ 放熱孔 ３２ はんだ付け部
Claims (1)
- 【請求項１】 樹脂製外装ケースと、このケース内に収
納される電池と、電池と電気接続されるプリント基板と
を有しており、前記樹脂製外装ケースは端子窓が形成さ
れており、この端子窓から露出する端子板が前記ケース
と一体にインサート成形され、前記端子板の一端が前記
プリント基板に電気接続されたパック電池であって、前
記端子板は、樹脂製外装ケースへのインサート部とプリ
ント基板への電気接続部との間の領域に放熱孔を有して
いることを特徴とするパック電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3915698A JPH11238493A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | パック電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3915698A JPH11238493A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | パック電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11238493A true JPH11238493A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12545260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3915698A Pending JPH11238493A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | パック電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11238493A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008004268A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Daihen Corp | 電気機器用ブッシング及びそれを用いた電気機器 |
| WO2023123348A1 (zh) * | 2021-12-31 | 2023-07-06 | 远景动力技术(江苏)有限公司 | 电池模组及电池包 |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP3915698A patent/JPH11238493A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008004268A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Daihen Corp | 電気機器用ブッシング及びそれを用いた電気機器 |
| WO2023123348A1 (zh) * | 2021-12-31 | 2023-07-06 | 远景动力技术(江苏)有限公司 | 电池模组及电池包 |
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