JPH11238349A - 磁気テープカートリッジに供するフックの組付装置 - Google Patents

磁気テープカートリッジに供するフックの組付装置

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JPH11238349A
JPH11238349A JP10037599A JP3759998A JPH11238349A JP H11238349 A JPH11238349 A JP H11238349A JP 10037599 A JP10037599 A JP 10037599A JP 3759998 A JP3759998 A JP 3759998A JP H11238349 A JPH11238349 A JP H11238349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
magnetic tape
cartridge
holding wall
assembling device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10037599A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Hayashi
洋一 林
Shinji Watanabe
真司 渡邊
Hiroyuki Kitamura
広行 北村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気テープカートリッジに供するフックの組
立性が向上可能なフック組付装置を提供すること。 【解決手段】 カートリッジケース内に回動自在に収納
され、磁気テープを巻回した磁気テープリールと、前記
カートリッジケースの保持壁に収納され、前記磁気テー
プの一端を係止するフックとを備えた磁気テープカート
リッジに供するフックの組付装置1において、前記フッ
クの側面を把持可能であるとともに把持状態を前記保持
壁の近傍に接近した時に解除する把持手段10と、前記
把持状態を解除した後に前記フックの上端面を押圧して
前記フックを前記保持壁に収納するピン20とを備えた
磁気テープカートリッジに供するフックの組付装置1に
より解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープを巻回
した磁気テープリールを回動自在に収納した磁気テープ
カートリッジに関し、詳しくは、磁気テープの一端を係
止するフックの組付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピューター等の記録媒体とし
て使用されている磁気テープカートリッジには、単一の
磁気テープリールに磁気テープを巻回し、この磁気テー
プリールを一対のカートリッジ、即ち上カートリッジと
下カートリッジからなるカートリッジケース内部に回動
自在に収納した磁気テープカートリッジがある。
【0003】図7に、従来の磁気テープカートリッジの
分解斜視図を示す。図7に示すように、従来の磁気テー
プカートリッジ31は、上カートリッジ33と下カート
リッジ34とが組み合わさってカートリッジケースが形
成されるとともに、磁気テープリール35、ベアリング
38、スプリングプラグ39、リールばね40等により
構成されている。
【0004】前記磁気テープリール35は、上リール3
6と下リール37により構成されている。該上リール3
6の外周面はギア部36bに形成され、リールロックば
ね42にて適宜付勢されたリールロック50,51によ
り磁気テープリール35全体の回転と回転停止とを行い
得るように構成されている。
【0005】磁気テープ60を引き出す開口部には、カ
ートリッジ平面方向に開閉可能なリッド43がリッドば
ね45にて適宜付勢されて設けられている。そして、カ
ートリッジ不使用時に、リッド43は、リッドロックば
ね46により適宜付勢されたリッドロック44により回
動不能とされている。
【0006】更に、上記磁気テープカートリッジ31の
不使用時において、磁気テープ60が完全に磁気テープ
リール35に巻き込まれた状態で磁気テープ60端に取
り付けられたリーダーテープ61(コンピュータ等の装
置が磁気テープ20をテープ路に導入するための係合手
段)が、図7及び図8に示す上下カートリッジ33,3
4側面寄りのV字形保持壁33b,34bに組み込まれ
て収納されたフック28の先端部分の引っ掛け部28a
に係止されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、前記フック28
をV字形保持壁33b,34bに収納する際、前記フッ
ク28の側面を把持手段等を用いて把持し、図8に示す
ように前記上カートリッジ33のV字形保持壁33bに
組付けていた。ところで、前記フック部28は、磁気テ
ープカートリッジの寸法制限等の理由により、その高さ
が限られている。したがって、前記フック28を前記V
字形保持壁33bに組み付ける過程で、前記把持手段と
前記V字形保持壁33bの上端部が干渉してしまい、前
記フック28を前記V字形保持壁33bに完全に組付け
ることができない場合があった。そこで、本発明の課題
は、磁気テープカートリッジに供するフックの組立性が
向上可能なフック組付装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、上
下カートリッジからなるカートリッジケースと、前記カ
ートリッジケース内に回動自在に収納され、磁気テープ
を巻回した磁気テープリールと、前記カートリッジケー
スの保持壁に収納され、前記磁気テープの一端を係止す
るフックとを備えた磁気テープカートリッジに供するフ
ックの組付装置において、前記フックの側面を把持可能
であるとともに把持状態を前記保持壁の近傍に接近した
時に解除する把持手段と、前記把持状態を解除した後に
前記フックの上端面を押圧して前記フックを前記保持壁
に収納するピンとを備えたことを特徴とする磁気テープ
カートリッジに供するフックの組付装置により解決され
る。
【0009】本発明の上記構成によれば、把持手段が、
前記フックの側面を把持し、カートリッジケースに設け
られた保持壁の近傍に接近したときに、前記フックの側
面の把持状態を解除する。その後、ピンが、前記フック
の上端面を押圧することにより、前記フックを前記保持
壁に収納する。したがって、前記保持壁と前記把持手段
が干渉することなく、前記ピンの押圧動作により前記フ
ックを前記保持壁に確実に組付けることができ、磁気テ
ープカートリッジに供するフックの組立性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態を詳細に説明する。なお、従来と同一の構
成については簡略化のため同一符号を付して説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る磁気テープカートリ
ッジに供するフックの組付装置の正面図を示し、図2に
その側面図を示す。
【0011】図1及び図2に示すように、フック組付装
置1は、一対のチャック片12,14によりフック28
の側面を把持する把持手段10と、該把持手段10のX
方向の把持運動及びZ方向の上下運動を制御するシリン
ダ機構からなる第1制御手段16と、前記フック28の
上端部を押圧可能な円筒形状からなるピン20と、該ピ
ン20のZ方向の上下運動を制御するシリンダ機構から
なる第2制御手段24とからなる。
【0012】次に、図3〜図6を参照して、上カートリ
ッジのV字形保持壁33bにフック28を組み付ける方
法を説明する。まず、チャック部材(図示せず)が、レ
ール上を送られてきたフック28を適正な姿勢が保たれ
るように位置決めし、その後該チャック部材がフック2
8をはなす。そして、図3に示すように、適正な姿勢に
保たれたフック28の側面を、前記把持手段10のチャ
ック片12,14が両側から把持するように第1制御手
段16が作動する。該フック12の把持を完了した後、
前記第1制御手段16により前記把持手段10が上方に
移動する。そして、前記フック組付装置1が、前組立工
程から搬送されてきた上カートリッジ33の近傍に移動
する。
【0013】その後、図4に示すように、前記第1制御
手段16により前記把持手段10が矢印A方向、即ちV
字状保持壁33bに向かって下降する。そして、図5に
示すように、前記フック10を前記V字状保持壁33b
に途中まで挿入して、前記把持手段10のチャック片1
0,12が、前記V字形保持壁33bの上端近傍に接近
したときに、前記第1制御手段16によりチャック片1
0,12がそれぞれ矢印C,Dで示すよう方向、即ちフ
ック28の側面と直角方向に移動し、前記フック10の
把持状態を解除する。
【0014】最後に前記第2制御手段24により、前記
ピン20が下降して前記フック10の上端面を押圧し、
図6に示すように前記フック10が前記V字形保持壁3
3bに収納される。したがって、前記V字形保持壁33
bと前記把持手段10が干渉することなく、前記ピン2
0の押圧動作により前記フック28を前記V字形保持壁
33bに確実に組付けることができ、磁気テープカート
リッジに供するフックの組立性が向上する。
【0015】なお、本発明は前述した実施形態に限定さ
れることなく、本発明の趣旨に基づいて適宜変更、改良
等が可能である。例えば、ピンの形状は、円筒形状に限
られず、フックの上端を押圧可能であればいかなる形状
であってもよい。また、保持壁の形状は、フックの形状
に応じて適宜変更されることは言うまでもない。更に、
前記第1制御手段及び第2制御手段の構造は、シリンダ
機構に限られず、把持運動及び上下運動を制御できる構
成ならば他の機構であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明の磁気テープカート
リッジに供するフックの組立装置は、フックの側面を把
持可能であるとともに把持状態をカートリッジケースの
保持壁の近傍に接近した時に解除する把持手段と、前記
把持状態を解除した後に前記フックの上端面を押圧して
前記フックを前記保持壁に収納するピンとを備えてい
る。したがって、前記保持壁と前記把持手段が干渉する
ことなく、前記ピンの押圧動作により前記フックを前記
保持壁に確実に組付けることができ、磁気テープカート
リッジに供するフックの組立性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気カートリッジに
供するフックの組付装置の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る磁気カートリッジに
供するフックの組付装置の側面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る磁気テープカートリ
ッジに供するフックの組付方法を示す。
【図4】本発明の一実施形態に係る磁気テープカートリ
ッジに供するフックの組付方法を示す。
【図5】本発明の一実施形態に係る磁気テープカートリ
ッジに供するフックの組付方法を示す。
【図6】本発明の一実施形態に係る磁気テープカートリ
ッジに供するフックの組付方法を示す。
【図7】磁気テープカートリッジの分解斜視図を示す。
【図8】上カートリッジの斜視図を示す。
【符号の説明】
1 フック組付装置 10 把持手段 12,14 チャック 20 ピン 28 フック 28a 引っ掛け部 31 磁気テープカートリッジ 33 上カートリッジ 33b V字形保持壁 34 下カートリッジ 34 V字形保持壁 35 磁気テープリール 36 上リール 37 下リール38 39 スプリングプラグ 40 リールばね 60 磁気テープ 61 リーダーテープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下カートリッジからなるカートリッジ
    ケースと、 前記カートリッジケース内に回動自在に収納され、磁気
    テープを巻回した磁気テープリールと、 前記カートリッジケースの保持壁に収納され、前記磁気
    テープの一端を係止するフックとを備えた磁気テープカ
    ートリッジに供するフックの組付装置において、 前記フックの側面を把持可能であるとともに把持状態を
    前記保持壁の近傍に接近した時に解除する把持手段と、
    前記把持状態を解除した後に前記フックの上端面を押圧
    して前記フックを前記保持壁に収納するピンとを備えた
    ことを特徴とする磁気テープカートリッジに供するフッ
    クの組付装置。
JP10037599A 1998-02-19 1998-02-19 磁気テープカートリッジに供するフックの組付装置 Pending JPH11238349A (ja)

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