JPH11238019A - データ送信装置、データ受信装置、及びデータ変換装置 - Google Patents

データ送信装置、データ受信装置、及びデータ変換装置

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JPH11238019A
JPH11238019A JP3762298A JP3762298A JPH11238019A JP H11238019 A JPH11238019 A JP H11238019A JP 3762298 A JP3762298 A JP 3762298A JP 3762298 A JP3762298 A JP 3762298A JP H11238019 A JPH11238019 A JP H11238019A
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JP3762298A
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English (en)
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Noriyuki Hidaka
教行 日高
Kenji Nishimura
健二 西村
Hitoshi Araki
均 荒木
Satoshi Nagamine
永峰  聡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CGデータ等のデジタルデータが番組として
放送されたとき、番組の途中からの視聴や受信エラーに
よるデータの欠損に対して、送信バンド幅を大幅に増や
すことなく短時間の内に再生を開始できるようにするこ
と。 【解決手段】 データ送信装置1Aにおいて、データ蓄
積部101は入力した複数レベルデータセットを蓄積す
る。優先度データ保持部102は複数レベルデータセッ
トの各要素データの優先度データを保持する。送信デー
タ制御部103は、優先度データ保持部102からの優
先度データに基づき、データ蓄積部101の複数レベル
データセットの各要素データ及び詳細データについて、
送信頻度を変えながら繰り返し読み出す。送信部104
は送信データ制御部103で生成されたデータを送信ス
トリームデータに変換して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル衛星放送
やデジタル通信サービスにおける放送型番組提供サービ
スのためのデータ送信装置、データ受信装置、及びデー
タ変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータを使用したTV放送サー
ビスとしては、地上波TV放送の垂直帰線期間を利用し
た文字多重放送、アダムス、ビットキャストがある。ま
た衛星を利用してMPEG2の映像や音声を放送するデ
ジタル衛星放送サービスが行なわれている。
【0003】MPEG2の放送ストリームでは、映像及
び音声データが比較的小さい独立したデータ単位として
送られるため、番組の途中から受信を開始しても、すぐ
に映像や音声の再生が始まり、番組を楽しむことができ
る。衛星デジタル放送における電子番組案内(EPG)
では、番組情報をデジタルデータで送っており、任意の
時間から受信を開始しても、いつでもEPGを見ること
ができるように全ての番組情報を繰り返し放送してい
る。
【0004】インターネットではブイアールエムエル
(VRML)により、CGデータを用いたコンテンツが
送信されている。ここでは通信がウェブサーバーと受信
PCとの間の1対1通信になっているため、データ通信
の信頼性が保証されている。
【0005】一方、デジタル衛星放送を使用したコンテ
ンツの配信サービスとして、デジタルデータ配信サービ
スが開始されようとしている。この場合、データ送信の
信頼性の向上のために、データを繰り返して送信した
り、上りの電話回線を使用して受信できなかったデータ
の再送信を要求したりするシステムが検討されている。
こうして、衛星からの再送信や電話回線を使用すること
により、端末との一対一通信の受信エラー対策を施すこ
ともできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、番組そ
のものがコンテンツを構成するCGデータやデジタルオ
ーディオデータのように、デジタルデータで送信され、
端末側でそれらのデータを描画したり、再生するとき、
送信されたデータを端末側に一時蓄積し、繰り返し再使
用することになる。この場合、一旦端末に送信されたデ
ータは、その後再送信する必要がなくなり、番組全体と
して見ると、非常に少ないデータ量で番組を提供できる
ようになる。
【0007】しかしながら、上記のシステムでは送受信
エラーが発生したり、番組の途中から視聴を始める場合
には、再生に必要なデータが揃わず、番組を視聴するこ
とができなくなってしまう。前述した従来の技術におい
ては、全てのデータを繰り返し送信するか、電話回線を
使用して再送要求を行い、要求されたデータを衛星から
再送信するか、電話回線を使用して再送要求データの直
接配信を行う方法のいずれかを採ることになる。
【0008】番組品質をあるレベル以上のものにするた
めには、CGデータ、テクスチャ、音声、シナリオなど
のデータのサイズが大きくなる。このため全てのデータ
を繰り返して送信すると、非常に大きな送信バンド幅が
必要になったり、繰り返し送信による次の回のデータを
受信するまでの待ち時間が長くなるという問題点が生じ
る。
【0009】電話回線を使用した再送要求システムを採
る場合、TV放送サービスのように受信端末の数が多い
ときに、膨大な数の再送要求に対応できるだけの電話回
線を放送局側に用意しなければならない。従ってこのシ
ステムは現実的とは言えない。更に、再送信すべきデー
タ量がエラーの発生状況によって大幅に変動する。この
ため、送信バンド幅内でのデータ調整が困難になるとい
う問題点が生じる。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、送信バンド幅を大幅に増やす
ことなく、受信開始後の短時間の内に、番組の再生開始
を可能にするためのデータ送信装置、データ受信装置、
及びデータ変換装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本願の請求項1記載の発明は、送信すべきデータ
を詳細データとし、前記詳細データ及び前記詳細データ
に対して少なくとも1つのレベルにデータサイズを小さ
くしたデータを要素データとするとき、前記要素データ
の組みを複数レベルデータセットとして蓄積するデータ
蓄積部と、前記複数レベルデータセットの各要素データ
の送信優先度を保持する優先度データ保持部と、前記優
先度データ保持部の優先度データに基づき、前記複数レ
ベルデータセットの各要素データを前記データ蓄積部か
ら繰り返して読み出す送信データ制御部と、前記送信デ
ータ制御部から読み出されたデータを送信ストリームデ
ータに変換して送信するデータ送信部と、を具備し、一
部の要素データを優先して繰り返して送出することを特
徴とするものである。
【0012】本願の請求項2記載の発明は、送信すべき
詳細データを入力し、前記詳細データ及び前記詳細デー
タに対して少なくとも1つのレベルにデータサイズを小
さくしたデータを要素データとし、前記要素データを組
みにしたデータを複数レベルデータセットとして作成す
る複数レベルデータセット生成部と、複数レベルデータ
セット生成部で生成された前記複数レベルデータセット
を蓄積するデータ蓄積部と、前記複数レベルデータセッ
トの各要素データの送信優先度を保持する優先度データ
保持部と、前記優先度データ保持部からの優先度データ
に基づき、前記複数レベルデータセットの各要素データ
を前記データ蓄積部から繰り返して読み出す送信データ
制御部と、前記送信データ制御部から読み出されたデー
タを送信ストリームデータに変換して送信するデータ送
信部と、を具備し、一部の要素データを優先して繰り返
して送出することを特徴とするものである。
【0013】本願の請求項3記載の発明は、送信すべき
データを詳細データとし、前記詳細データ及び前記詳細
データに対して少なくとも1つのレベルにデータサイズ
を小さくしたデータを要素データとするとき、前記要素
データの組みを複数レベルデータセットとして蓄積する
データ蓄積部と、前記複数レベルデータセットの各要素
データの送信優先度を保持する優先度データ保持部と、
前記複数レベルデータセットの各レベルのデータが使用
されるスケジュール情報を保持するスケジュールデータ
保持部と、前記優先度データ保持部の優先度データと共
に、前記スケジュールデータ保持部のスケジュール情報
を参照し、前記複数レベルデータセットの組みを時間毎
に変えた送信データを生成するため、前記複数レベルデ
ータセットの各要素データを前記データ蓄積部から繰り
返して読み出す送信データ制御部と、前記送信データ制
御部から読み出されたデータを送信ストリームデータに
変換して送信するデータ送信部と、を具備し、一部の要
素データを優先して繰り返して送出することを特徴とす
るものである。
【0014】本願の請求項4記載の発明は、送信すべき
データを詳細データとし、前記詳細データ及び前記詳細
データに対して少なくとも1つのレベルにデータサイズ
を小さくしたデータを要素データとするとき、前記要素
データとの組みを複数レベルデータセットとして蓄積す
るデータ蓄積部と、前記複数レベルデータセットの各要
素データの送信優先度を保持する優先度データ保持部
と、前記優先度データ保持部の優先度データに基づき、
前記複数レベルデータセットの各要素データを前記デー
タ蓄積部から繰り返して読み出す送信データ制御部と、
前記送信データ制御部の出力データを固定サイズのパケ
ットデータに分割し、前記優先度データに基づいてパケ
ット単位で送信頻度を変え、前記パケットデータをイン
ターリーブするデータインターリーブ部と、前記データ
インターリーブ部から出力されたパケットデータを送信
するデータ送信部と、を具備し、一部の要素データを優
先して繰り返して送出することを特徴とするものであ
る。
【0015】本願の請求項5記載の発明は、送信すべき
データを詳細データとし、前記詳細データ及び前記詳細
データに対して少なくとも1つのレベルにデータサイズ
を小さくしたデータを要素データとするとき、前記要素
データの組みを複数レベルデータセットとして蓄積する
データ蓄積部と、前記データ蓄積部に保持された全ての
複数レベルデータセットに対して、データレベル毎に固
定した優先度を付与し、前記優先度に基づき前記複数レ
ベルデータセットの各要素データを読出して送信データ
を生成する優先度レベル固定送信データ制御部と、前記
優先度レベル固定送信データ制御部から出力されたデー
タを送信ストリームデータに変換して送信するデータ送
信部と、を具備し、一部の要素データを優先して繰り返
して送出することを特徴とするものである。
【0016】本願の請求項6記載の発明は、送信すべき
データを詳細データとし、前記詳細データ及び前記詳細
データに対して少なくとも1つのレベルにデータサイズ
を小さくしたデータを要素データとするとき、前記要素
データの組みを複数レベルデータセットとして蓄積する
データ蓄積部と、前記複数レベルデータセットの各要素
データの送信優先度を保持する優先度データ保持部と、
前記優先度データ保持部の優先度データに基づき、前記
複数レベルデータセットの各要素データを前記データ蓄
積部から繰り返して読み出す送信データ制御部と、前記
送信データ制御部から出力されたデータを一時保持する
送信データ蓄積部と、前記送信データ蓄積部に保持され
たデータを送信ストリームに変換して送信するデータ送
信部と、を具備し、一部の要素データを優先して繰り返
して送出することを特徴とするものである。
【0017】本願の請求項7記載の発明は、請求項1〜
6のいずれか1項のデータ送信装置において、前記複数
レベルデータセットの各要素データの内、データサイズ
の小さい要素データに対して送信優先度を高くすること
を特徴とするものである。
【0018】本願の請求項8記載の発明は、入力された
データを詳細データとし、前記詳細データ及び前記詳細
データに対して少なくとも1つのレベルにデータサイズ
を小さくしたデータを要素データとするとき、前記要素
データの組みを複数レベルデータセットとして蓄積する
データ蓄積部と、前記複数レベルデータセットの各要素
データの送信優先度を保持する優先度データ保持部と、
前記優先度データ保持部の優先度データに基づき、前記
複数レベルデータセットの各要素データを前記データ蓄
積部から繰り返して読み出す送信データ制御部と、を具
備し、一部の要素データを優先して繰り返して出力する
ことを特徴とするものである。
【0019】本願の請求項9記載の発明は、入力された
詳細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1つ
のレベルにデータサイズを小さくしたデータを要素デー
タとし、前記要素データを組みにしたデータを複数レベ
ルデータセットとして作成する複数レベルデータセット
生成部と、複数レベルデータセット生成部で生成された
前記複数レベルデータセットを蓄積するデータ蓄積部
と、前記複数レベルデータセットの各要素データの送信
優先度を保持する優先度データ保持部と、前記優先度デ
ータ保持部からの優先度データに基づき、前記複数レベ
ルデータセットの各要素データを前記データ蓄積部から
繰り返して読み出す送信データ制御部と、を具備し、一
部の要素データを優先して繰り返して出力することを特
徴とするものである。
【0020】本願の請求項10記載の発明は、入力され
た詳細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1
つのレベルにデータサイズを小さくしたデータを要素デ
ータとするとき、前記要素データの組みを複数レベルデ
ータセットとして蓄積するデータ蓄積部と、前記複数レ
ベルデータセットの各要素データの送信優先度を保持す
る優先度データ保持部と、前記複数レベルデータセット
の各レベルのデータが使用されるスケジュール情報を保
持するスケジュールデータ保持部と、前記優先度データ
保持部の優先度データと共に、前記スケジュールデータ
保持部のスケジュール情報を参照し、前記複数レベルデ
ータセットの組みを時間毎に変えた送信データを生成す
るため、前記複数レベルデータセットの各要素データを
前記データ蓄積部から繰り返して読み出す送信データ制
御部と、を具備し、一部の要素データを優先して繰り返
して出力することを特徴とするものである。
【0021】本願の請求項11記載の発明は、入力され
た詳細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1
つのレベルにデータサイズを小さくしたデータを要素デ
ータとするとき、前記要素データの組みを複数レベルデ
ータセットとして蓄積するデータ蓄積部と、前記複数レ
ベルデータセットの各要素データの送信優先度を保持す
る優先度データ保持部と、前記優先度データ保持部の優
先度データに基づき、前記複数レベルデータセットの各
要素データを前記データ蓄積部から繰り返して読み出す
送信データ制御部と、前記送信データ制御部の出力デー
タを固定サイズのパケットデータに分割し、前記優先度
データに基づいてパケット単位で送信頻度を変え、前記
パケットデータをインターリーブするデータインターリ
ーブ部と、を具備し、一部の要素データを優先して繰り
返して出力することを特徴とするものである。
【0022】本願の請求項12記載の発明は、入力され
た詳細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1
つのレベルにデータサイズを小さくしたデータを要素デ
ータとするとき、前記要素データの組みを複数レベルデ
ータセットとして蓄積するデータ蓄積部と、前記データ
蓄積部に保持された全ての複数レベルデータセットに対
して、データレベル毎に固定した優先度を付与し、前記
優先度に基づき前記複数レベルデータセットの各要素デ
ータを読出して送信データを生成する優先度レベル固定
送信データ制御部と、を具備し、一部の要素データを優
先して繰り返して出力することを特徴とするものであ
る。
【0023】本願の請求項13記載の発明は、詳細デー
タ及び前記詳細データに対して少なくとも1つのレベル
にデータサイズを小さくしたデータを要素データとし、
要素データの組みを複数レベルデータセットとすると
き、前記複数レベルデータセットの一部の要素データが
優先して繰り返して送出されたデータを受信し再生する
データ受信装置であって、前記複数レベルデータセット
の要素データを受信するデータ受信部と、前記データ受
信部で受信したデータを再生優先度に基づいて分類管理
する複数レベルデータセット管理部と、前記複数レベル
データセット管理部で分類されたデータを一時蓄積する
受信データ蓄積部と、前記受信データ蓄積部からデータ
を読み出し、再生のためのデータ処理を行なうデータ処
理部と、を具備することを特徴とするものである。
【0024】本願の請求項14記載の発明は、請求項3
記載のデータ送信装置から送信された送信ストリームデ
ータを受信するデータ受信装置であって、前記複数レベ
ルデータセットの要素データを受信するデータ受信部
と、前記データ受信部で受信したデータのスケジュール
情報を保持するスケジュール情報保持部と、前記データ
受信部で受信したデータを前記スケジュール情報保持部
のスケジュール情報に基づいて分類管理する複数レベル
データセット管理部と、前記複数レベルデータセット管
理部で分類されたデータを一時蓄積する受信データ蓄積
部と、前記受信データ蓄積部からデータを読み出し、再
生のためのデータ処理を行なうデータ処理部と、を具備
することを特徴とするものである。
【0025】本願の請求項15記載の発明は、請求項4
記載のデータ送信装置から送信された送信ストリームデ
ータを受信するデータ受信装置であって、前記複数レベ
ルデータセットのパケットデータを順次受信するデータ
受信部と、前記データ受信部で受信したパケットデータ
を複数レベルデータセットに再構成する複数レベルデー
タセット再構成部と、前記複数レベルデータセット再構
成部で再構成されたデータを再生優先度に基づいて分類
管理する複数レベルデータセット管理部と、前記複数レ
ベルデータセット管理部で分類されたデータを一時蓄積
する受信データ蓄積部と、前記受信データ蓄積部からデ
ータを読み出し、再生のためのデータ処理を行なうデー
タ処理部と、を具備することを特徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下の各実施の形態で説明するデ
ータ送信装置は、テクスチャデータ、音声データ、CG
等の描画データから成るコンテンツのデータを送信又は
放送する装置とする。またデータ受信装置は、上記のコ
ンテンツデータを受信し、これらのデータを描画したり
音声を再生するデジタルTV放送向けデータ受信装置と
する。
【0027】(実施の形態1)本発明の実施の形態1に
おけるデータ送信装置及びデータ受信装置に付いて図面
を参照しつつ説明する。図1(a)は本実施の形態のデ
ータ送信装置1Aの構成を示すブロック図であり、図1
(b)はデータ受信装置2Aの構成を示すブロック図で
ある。データ送信装置1Aはデータ蓄積部101、優先
度データ保持部102、送信データ制御部103、送信
部104を含んで構成される。
【0028】データ蓄積部101は、送信すべきコンテ
ンツを構成する複数レベルデータセットを蓄積する。図
10に複数レベルデータセットの例を示す。複数レベル
データセットは、詳細データをレベル0の要素データと
し、これよりデータサイズを複数のレベルに小さくした
ものをレベル1、レベル2の要素データとして、それら
を各データ毎に1つにまとめたものである。1つのコン
テンツは、一般にCGデータ、テキスチャデータ、音声
データ、テキストデータのように、各属性のデータから
構成される。本実施の形態では、各属性の詳細データ及
びこれらの詳細データのデータサイズを小さくしたデー
タを要素データとし、要素データの組データである複数
レベルデータセットが、データ送信装置1Aに入力され
るものとする。
【0029】優先度データ保持部102は、夫々の複数
レベルデータセットに対して、各レベルの要素データの
送信優先度を指定するための優先度データを保持する。
図11は優先度データの一例である。この例では、数字
の小さい方が優先度が高いことを示している。数字の大
きいほうの優先度を高くしても良い。
【0030】送信データ制御部103は、優先度データ
保持部102内の優先度データを参照しながらデータ蓄
積部101に保持されたデータを取り出すもので、複数
レベルデータセットにおいて、優先度の高い要素データ
の送信頻度が高くなるようにデータを読み出す。送信部
104は、送信データ制御部103から出力されたデー
タを送信ストリームデータに変換し、送信(放送)を行
う。
【0031】図12は送信ストリームデータの一例であ
る。優先度1のデータをCGデータ1レベル2のデー
タ、CGデータ2レベル1のデータ、音声データレベル
2のデータとする。また優先度2のデータをCGデータ
1レベル1のデータ、テクスチャデータレベル1のデー
タ、音声データレベル1のデータとする。更に優先度3
のデータをCGデータ1レベル0のデータ、CGデータ
2レベル0のデータ、テクスチャデータレベル0のデー
タ、音声データレベル0のデータとする。最初に優先度
1のデータを続けて2回送る。次に優先度2のデータを
1回送る。そして優先度1のデータを1回送り、優先度
2のデータを1回送る。更に優先度1のデータを再度1
回送り、優先度3のデータを1回送る。
【0032】このように図11の優先度データに基づ
き、例えば優先度1、2、3のデータの送信頻度がそれ
ぞれ4:2:1になるように送信頻度を制御して送信す
る。こうすると、優先度1等の優先データの送出が前倒
しとなり、且つ複数回に渡って送出されるので、伝送路
の信頼性が一時的に劣化しても、再度の受信により正し
いデータを受信側で得ることができる。
【0033】次に図1(b)に示すデータ受信装置2A
について説明する。このデータ受信装置2Aは、データ
受信部201、複数レベルデータセット管理部202、
受信データ蓄積部203、データ処理部204を含んで
構成される。データ受信部201は送信装置1Aから送
信されたデータを受信する。複数レベルデータセット管
理部202は、受信された複数レベルデータセットを構
成する要素データを管理し、受信データ蓄積部203に
蓄積する。
【0034】図13に複数レベルデータセットの蓄積制
御方法の一例を示す。この例では、CG形状データやテ
クスチャデータは、CG描画の際の視点からの距離や角
度によって最適なデータを選択することが望ましいた
め、全てのレベルを保存するものとする。音声データや
動作データは、サイズが大きい高いレベルほど再生品質
がよくなる。このため、より高いレベルのデータを受信
すると、それより低いレベルのデータを削除する。
【0035】データ処理部204は、シナリオ制御部、
CG描画部、MPEG再生部、文字描画部、音声再生
部、画像合成部等を含んで構成される。データ処理部2
04は、受信データ蓄積部203に蓄積されたデータを
読み出して、CG画像、MPEG動画、文字列、音声等
の描画や再生処理を行い、画像合成部を介して画像を映
像モニタに出力し、音声再生部を介して音声をスピーカ
から出力する。
【0036】前述したデータ送信装置1Aを使用するこ
とにより、端末での再生に必要なデータの優先度を高く
し、繰り返し頻度又は送信頻度を多くして送信すること
ができる。こうすると、データ受信装置2Aが任意の時
間から受信を開始しても、短時間のうちに再生に必要な
データが揃い、画像や音声の再生を開始することができ
る。また受信エラーが発生しても、同じ複数レベルデー
タセットのデータが受信データ蓄積部203に蓄積され
ていれば、それを使用することにより、視聴者はコンテ
ンツを把握することができる。また正しいデータが無い
場合も、短時間のうちに繰り返し送信されるデータを受
信することができるので、受信エラーによる影響を最低
限に抑えることができる。
【0037】なお図10では、レベル0〜レベル3のデ
ータから構成される複数レベルデータセットの例を示し
たが、詳細データが例えばプログラムの場合、レベル0
のデータだけでもよい。また、複数レベルデータセット
を生成するため、データサイズを小さくしたデータの作
り方としては以下のような方法を採ることができる。 (1);CGデータの場合はポリゴン数を減らす。
(2);テクスチャデータの場合は元データの2×2画
素を1画素に加重平均し、1/4画素のテクスチャにす
る。(3);音声データの場合はサンプリング周波数を
1/2に落とし、サンプリングビット数を小さくする。
(4);テキストデータの場合は内容の要約にする。
(5);プログラミングコードの場合は処理を簡略化す
る。(6);MPEG等の動画の場合は圧縮率を高めた
り解像度を小さくする。以上のいずれかの方法により、
詳細データの特徴を保存しながらデータサイズを縮小す
ることができる。
【0038】データ受信装置における複数レベルデータ
セットの蓄積制御方法は、図13に示すようにデータの
種類ごとに制御方法を指定している。しかし番組作成時
にデータ毎の蓄積制御情報を作成し、番組情報の一部と
して送信することより、データ受信装置でデータ毎の蓄
積制御することもできる。こうすると、受信データ蓄積
部のメモリの利用効率を一層改善することができる。さ
らに、データ受信装置において、受信データ蓄積部の蓄
積可能な容量を制限したり、データ処理部の機能や性能
等の制限に基づいた蓄積制御を行うことにより、機能や
性能の異なる複数種類のデータ受信装置での番組再生を
行うことができる。
【0039】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2におけるデータ送信装置について説明する。図2は本
実施の形態のデータ送信装置1Bの構成を示すブロック
図である。このデータ送信装置1Bは、図1と同様の機
能を有するデータ蓄積部101、優先度データ保持部1
02、送信データ制御部103、送信部104に加え
て、複数レベルデータ生成部106を付加したものであ
る。複数レベルデータ生成部106は、CGデータ縮小
部、音声データ縮小部、MPEGデータ縮小部、テクス
チャデータ縮小部等を有する。複数レベルデータ生成部
106は各属性におけるレベル0の詳細データを入力
し、実施の形態1と同様の方法で複数レベルデータセッ
トを生成し、データ蓄積部101に出力する。これによ
り、番組作成時に全てのデータについて複数レベルデー
タセットを作成する必要がなくなり、番組作成の工数を
減少させることができる。
【0040】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3におけるデータ送信装置について説明する。図3は本
実施の形態のデータ送信装置1Cの構成を示すブロック
図である。このデータ送信装置1Cは、図1と同様の機
能を有するデータ蓄積部101、優先度データ保持部1
02、送信データ制御部103、送信部104に加え
て、スケジュール情報保持部107を付加したものであ
る。
【0041】スケジュール情報保持部107は送信デー
タ制御部103に対して、時間毎の送信すべき複数レベ
ルデータセットのスケジュール情報を保持する。図14
にスケジュール情報の例を示す。スケジュール情報と
は、各時間帯のどのような要素データを送出するかを決
定する情報である。図14の例では、時間t0 〜t1
CGデータ1、CGデータ2、テクスチャデータ1、音
声データ1を送出し、時間t1 〜t2 にCGデータ1、
CGデータ2、CGデータ3、テクスチャデータ1、音
声データ1を送出する。CGデータ1は時間t0 〜t4
まで共通に使用されるデータであり、CGデータ2は時
間t0 〜t2 だけで使用されるデータである。
【0042】送信データ制御部103は優先度データ保
持部102の優先度データと、スケジュール情報保持部
107のスケジュール情報を参照して、時間帯毎に受信
端末の再生に必要なデータだけを送信する。こうする
と、送信データサイズを小さくすることができる。ま
た、一定の送信バンド幅のものでは、データサイズが小
さくなった分だけ繰り返し回数を増やし、データ受信装
置での受信エラーに対して強くすることができる。
【0043】(実施の形態4)次に本発明の実施の形態
4におけるデータ送信装置について説明する。図4は本
実施の形態のデータ送信装置1Dの構成を示すブロック
図である。このデータ送信装置1Dは、図1と同様の機
能を有するデータ蓄積部101、優先度データ保持部1
02、送信データ制御部103、送信部104に加え
て、パケットインターリーブ部109を付加したもので
ある。
【0044】パケットインターリーブ部109は送信デ
ータ制御部103と送信部104との間に設けられ、各
優先度毎にまとめたデータを指定されたサイズのパケッ
トデータに分割し、優先度データから得られた送信頻度
制御情報に基づき各優先度のパケットデータをインター
リーブする。図15にその動作の例を示す。例えば優先
度1のデータは2つのパケットとして構成され、優先度
2のデータは4つのパケットとして構成され、優先度3
のデータは8つのパケットとして構成される。1パケッ
トの伝送時間をtpとすると、優先度1のデータは3〜
4tpの周期で2パケットまとめて伝送される。また、
優先度2のデータは3tp〜4tpの周期で1パケット
分だけ伝送される。更に、優先度3のデータは7tpの
周期で1パケット分だけ伝送される。この例では、実施
の形態1の送信データ(図12)の場合と同様に、優先
度1、2、3の送信頻度を4:2:1にした場合を示し
ている。
【0045】このように小さいパケットにしてインター
リーブすることにより、サイズが大きく優先度の低いデ
ータがあっても、優先度の高いデータを送信するための
平均待ち時間を短くすることができる。そして受信端末
で必要なデータが揃うまでの時間を短縮することがで
き、再生開始までの待ち時間を短くすることができる。
【0046】(実施の形態5)次に本発明の実施の形態
5におけるデータ送信装置について説明する。図5は本
実施の形態のデータ送信装置1Eの構成を示すブロック
図である。このデータ送信装置1Eは、図1と同様の機
能を有するデータ蓄積部101、送信部104に加え
て、優先度レベル固定送信データ制御部110をデータ
蓄積部101と送信部104の間に設けたものである。
優先度レベル固定送信データ制御部110は、図1の優
先度データ保持部102及び送信データ制御部103の
機能を一体にしたものである。
【0047】このデータ送信装置1Eは、実施の形態1
のように送信優先度をデータの種類や個々のデータごと
に指定するのではなく、全てのデータに共通してレベル
毎に優先度を固定することを特徴とする。図16にレベ
ル固定した優先度の例を示す。ここではレベル0のデー
タの優先度を3にし、レベル1のデータの優先度を2に
し、レベル2のデータの優先度を1に固定している。こ
れにより、送信データ制御が簡略化されるため、データ
送信装置の低価格化が実現できる。
【0048】(実施の形態6)次に本発明の実施の形態
6におけるデータ送信装置について説明する。図6は本
実施の形態のデータ送信装置1Fの構成を示すブロック
図である。このデータ送信装置1Fは、図1と同様の機
能を有するデータ蓄積部101、優先度データ保持部1
02、送信データ制御部103、送信部104に加え
て、送信データ蓄積部112を送信データ制御103と
送信部104の間に設けたものである。
【0049】このデータ送信装置1Fにおいて、送信デ
ータ制御部103は図1の場合と同様にして送信ストリ
ームデータを生成する。そしてこれらの送信ストリーム
データを送信データ蓄積部112に一旦蓄積したのち、
送信部104で送信する。送信データを一旦蓄積するこ
とにより、送信データへの変換をリアルタイムに行なう
必要がなくなり、送信データ変換部103のコストの低
減を図り、送信の信頼性を向上することができる。
【0050】(実施の形態7)次に本発明の実施の形態
7としてデータ変換装置について説明する。データ変換
装置とは、データ送信装置とデータ受信装置の間で送ら
れるストリームデータを生成するための装置をいう。図
7に示すようにデータ変換装置3は、データ蓄積部10
1、優先度データ保持部102、送信データ制御部11
1を含んで構成される。
【0051】データ変換装置3は、複数レベルデータセ
ットの各要素データの送信頻度を優先度情報に基づいて
変え、送信ストリームデータとして変換出力を行なう。
このようにデータ変換装置を独立させることにより、デ
ータ送信装置を大幅に簡易化することができる。更に、
番組制作時にデータ変換を行ない、送信バンド幅の制限
を確認しながらデータを出力することができるので、番
組で使用するデータの質を向上させることができる。
【0052】ここでは、実施の形態1のデータ送信装置
に対応したデータ変換装置について説明したが、実施の
形態2〜5のデータ送信装置に対応したデータ変換装置
についても、同様の効果を得ることができる。
【0053】(実施の形態8)次に本発明の実施の形態
8におけるデータ受信装置について説明する。図8は本
実施の形態のデータ受信装置2Bの構成を示すブロック
図である。このデータ受信装置2Bは、図1(b)に示
すデータ受信装置の構成要素であるデータ受信部20
1、複数レベルデータセット管理部202、受信データ
蓄積部203、データ処理部204に加えて、スケジュ
ール情報保持部206が設けられたものである。
【0054】スケジュール情報保持部206は、データ
受信部201によって受信されたスケジュール情報を保
持する。このスケジュール情報は、各要素データがどの
時間帯に使用(再生)されるかを示す情報である。複数
レベルデータセット管理部202はスケジュール情報保
持部206からのスケジュール情報を参照して、受信デ
ータ蓄積部203に蓄積する複数レベルデータセットを
管理する。こうすると、夫々の時間帯によって使用され
るデータが判るため、不要になったデータを削除するこ
とが可能となり、受信データ蓄積部203を有効に使用
することができる。
【0055】なお、本実施の形態では、データ受信装置
にスケジュール情報を保持したが、データ送信装置から
スケジュール情報に基づいて不要になったデータ名を送
信し、受信装置で不要になったデータを削除することに
よっても同様の効果を得ることもできる。
【0056】(実施の形態9)次に本発明の実施の形態
9におけるデータ受信装置について説明する。図9は本
実施の形態のデータ受信装置2Cの構成を示すブロック
図である。このデータ受信装置2Cは、図1(b)に示
すデータ受信装置の構成要素であるデータ受信部20
1、複数レベルデータセット管理部202、受信データ
蓄積部203、データ処理部204に加えて、複数レベ
ルデータセット再構成部207が設けられる。
【0057】複数レベルデータセット再構成部207
は、実施の形態4のデータ送信装置1Dから送信される
パケット化されたデータから、図15の上段に示すよう
な優先度別のデータを再構築したり、更にこれらの優先
度別データを用いて図10に示すような複数レベルデー
タセットを再構成する。これにより、パケット化された
ストリームデータを受信し、サイズが大きく優先度の低
いデータがあっても、優先度の高いデータの平均待ち時
間を短くすることができる。従って、受信端末で再生開
始までの待ち時間を短くすることができる。
【0058】なお、以上の各実施の形態では、データ送
信装置におけるデータ蓄積部101、優先度データ保存
部102、スケジュール情報保持部107、送信データ
蓄積部112を、夫々独立したデータ蓄積装置であると
して説明したが、物理的に共通のメモリ装置を使用して
も同様の効果が得られる。また、データ受信装置におけ
る、受信データ蓄積部203、スケジュール情報保持部
206についても、物理的に共通のメモリ装置を使用し
て実現しても同様の効果が得られる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のデ
ータ送信装置では、複数レベルデータセットに対して、
各要素データ毎に指定された優先度情報に基づいて優先
度の高いデータの送信頻度が高くなるようにデータを送
信することにより、受信端末で任意の時間から受信を開
始しても、短時間のうちに再生に必要なデータが揃う。
このためコンテンツの再生を早く開始することができ
る。また、受信エラーが発生しても、同一複数レベルデ
ータセット内のデータが受信データ蓄積部に蓄積されて
いればそれを使用し、無い場合も短時間のうちに繰り返
し送信されるデータを受信することが可能となり、受信
エラーによる影響を最低限にすることができる。
【0060】請求項2記載のデータ送信装置では、請求
項1記載の発明の効果に加えて、複数レベルデータ生成
部を付加することにより、データ送信装置内部で複数レ
ベルデータセットを生成することが可能となる。このた
め番組作成時のデータ作成工数を減少させることができ
る。
【0061】請求項3記載のデータ送信装置では、請求
項1記載の発明の効果に加えて、時間毎の送信すべき複
数レベルデータセットのスケジュール情報を保持するス
ケジュール情報保持部を付加したことにより、各時間帯
で必要するデータだけを送信することができる。このた
め送信データ量を小さくすることができる。
【0062】請求項4記載のデータ送信装置では、請求
項1記載の発明の効果に加えて、各優先度毎にまとめた
データを指定されたサイズのパケットデータに分割し、
優先度データから得られた送信頻度制御情報に基づき、
各優先度のパケットデータをインターリーブする。この
ため、サイズが大きく優先度の低いデータがあっても、
優先度の高いデータを送信するための平均待ち時間を短
くすることができ、受信端末での必要なデータが揃うま
での時間を短縮することができる。このため、再生開始
までの待ち時間を短くすることができる。
【0063】請求項5記載のデータ送信装置では、送信
優先度をデータの種類や個々の詳細データに関係なく、
レベル毎に固定することにより、送信データ制御部を簡
略化することができる。このため、データ送信装置の低
価格化が実現できる。
【0064】請求項6記載のデータ送信装置では、請求
項1記載の発明の効果に加えて、変換した送信ストリー
ムデータを一旦蓄積することにより、送信データへの変
換をリアルタイムに行なう必要がなくなる。このため送
信データ変換部のコストの低減、送信の信頼性を向上す
ることが可能となる。
【0065】請求項7記載のデータ送信装置では、サイ
ズの小さい要素の送信優先度を高く指定することによ
り、小さいサイズのデータが短時間の内に繰り返し送信
されることになる。このため変換処理が簡易化されると
同時に、番組の途中から受信し始めても、短時間に低い
レベルのデータが揃い、短時間で再生が開始可能でき
る。
【0066】請求項8〜12記載のデータ変換装置で
は、送信装置からデータ変換部分を独立させることによ
り、送信装置を大幅に簡略化できる。さらに、番組制作
時にデータ変換を行ない、送信バンド幅の制限を確認し
ながらデータ制作を行なうことができる。このため、番
組で使用するデータの質を向上させることができる。
【0067】請求項13記載のデータ受信装置では、デ
ータ送信装置から複数レベルデータセットを受信し、デ
ータの種類に応じた要素データの蓄積制御を行なうこと
により、受信端末で任意の時間から受信を開始しても、
短時間のうちに必要最低限のデータを揃え再生を開始す
ることができる。また受信エラーが発生しても、同一複
数レベルデータセット内のデータが繰り返して受信され
るので、受信エラーの影響を最低限にすることができ
る。
【0068】請求項14記載のデータ受信装置では、請
求項3のデータ送信装置から送信されるデータを受信す
ることができ、スケジュール情報を参照して不要になっ
たデータを削除することが可能となり、データ蓄積部を
有効に使用することができる。
【0069】請求項15記載のデータ受信装置では、請
求項4のデータ送信装置から送信されるパケット化送信
データを受信することができ、サイズが大きく優先度の
低いデータがあっても、送信側で優先度の高いデータを
送信するための平均待ち時間を短くすることができる。
このため受信端末での必要なデータが揃うまでの時間を
短縮することができ、再生開始までの待ち時間を短くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態1におけるデータ
送信装置の構成図であり、(b)は本実施の形態におけ
るデータ受信装置の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態2におけるデータ送信装置
の構成図である。
【図3】本発明の実施の形態3におけるデータ送信装置
の構成図である。
【図4】本発明の実施の形態4におけるデータ送信装置
の構成図である。
【図5】本発明の実施の形態5におけるデータ送信装置
の構成図である。
【図6】本発明の実施の形態6におけるデータ送信装置
の構成図である。
【図7】本発明の実施の形態7におけるデータ変換装置
の構成図である。
【図8】本発明の実施の形態8におけるデータ受信装置
の構成図である。
【図9】本発明の実施の形態9におけるデータ受信装置
の構成図である。
【図10】本発明のデータ送信装置及びデータ受信装置
で使用される複数レベルデータセットの概念図である。
【図11】複数レベルデータセットの各要素データに与
えられる優先度情報の説明図である。
【図12】実施の形態1〜3、及び実施の形態5〜6の
データ送信装置から送信される送信ストリームデータの
概念図である。
【図13】実施の形態1、及び実施の形態8〜9のデー
タ受信装置において、複数レベルデータセット管理部に
おけるデータの種類毎の蓄積制御方法を示す説明図であ
る。
【図14】実施の形態3のデータ送信装置、及び実施の
形態8のデータ受信装置において、スケジュール情報保
持部に保持されるスケジュール情報の説明図である。
【図15】実施の形態4のデータ送信装置から実施の形
態9のデータ受信装置へ送られるパケット化送信ストリ
ームデータの説明図である。
【図16】実施の形態5のデータ送信装置において、優
先度レベル固定送信データ制御部のレベル毎優先度の一
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D,1E,1F データ送信装置 2A,2B,2C データ受信装置 3 データ変換装置 101 データ蓄積部 102 優先度データ保持部 103,111 送信データ制御部 104 送信部 106 複数レベルデータ生成部 107 スケジュール情報保持部 109 パケットインターリーブ部 110 優先度レベル固定送信データ制御部 112 送信データ蓄積部 201 データ受信部 202 複数レベルデータセット管理部 203 受信データ蓄積部 204 データ処理部 206 スケジュール情報保持部 207 複数レベルデータセット再構成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永峰 聡 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信すべきデータを詳細データとし、前
    記詳細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1
    つのレベルにデータサイズを小さくしたデータを要素デ
    ータとするとき、前記要素データの組みを複数レベルデ
    ータセットとして蓄積するデータ蓄積部と、 前記複数レベルデータセットの各要素データの送信優先
    度を保持する優先度データ保持部と、 前記優先度データ保持部の優先度データに基づき、前記
    複数レベルデータセットの各要素データを前記データ蓄
    積部から繰り返して読み出す送信データ制御部と、 前記送信データ制御部から読み出されたデータを送信ス
    トリームデータに変換して送信するデータ送信部と、を
    具備し、一部の要素データを優先して繰り返して送出す
    ることを特徴とするデータ送信装置。
  2. 【請求項2】 送信すべき詳細データを入力し、前記詳
    細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1つの
    レベルにデータサイズを小さくしたデータを要素データ
    とし、前記要素データを組みにしたデータを複数レベル
    データセットとして作成する複数レベルデータセット生
    成部と、 複数レベルデータセット生成部で生成された前記複数レ
    ベルデータセットを蓄積するデータ蓄積部と、 前記複数レベルデータセットの各要素データの送信優先
    度を保持する優先度データ保持部と、 前記優先度データ保持部からの優先度データに基づき、
    前記複数レベルデータセットの各要素データを前記デー
    タ蓄積部から繰り返して読み出す送信データ制御部と、 前記送信データ制御部から読み出されたデータを送信ス
    トリームデータに変換して送信するデータ送信部と、を
    具備し、一部の要素データを優先して繰り返して送出す
    ることを特徴とするデータ送信装置。
  3. 【請求項3】 送信すべきデータを詳細データとし、前
    記詳細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1
    つのレベルにデータサイズを小さくしたデータを要素デ
    ータとするとき、前記要素データの組みを複数レベルデ
    ータセットとして蓄積するデータ蓄積部と、 前記複数レベルデータセットの各要素データの送信優先
    度を保持する優先度データ保持部と、 前記複数レベルデータセットの各レベルのデータが使用
    されるスケジュール情報を保持するスケジュールデータ
    保持部と、 前記優先度データ保持部の優先度データと共に、前記ス
    ケジュールデータ保持部のスケジュール情報を参照し、
    前記複数レベルデータセットの組みを時間毎に変えた送
    信データを生成するため、前記複数レベルデータセット
    の各要素データを前記データ蓄積部から繰り返して読み
    出す送信データ制御部と、 前記送信データ制御部から読み出されたデータを送信ス
    トリームデータに変換して送信するデータ送信部と、を
    具備し、一部の要素データを優先して繰り返して送出す
    ることを特徴とするデータ送信装置。
  4. 【請求項4】 送信すべきデータを詳細データとし、前
    記詳細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1
    つのレベルにデータサイズを小さくしたデータを要素デ
    ータとするとき、前記詳細データの組みを複数レベルデ
    ータセットとして蓄積するデータ蓄積部と、 前記複数レベルデータセットの各要素データの送信優先
    度を保持する優先度データ保持部と、 前記優先度データ保持部の優先度データに基づき、前記
    複数レベルデータセットの各要素データを前記データ蓄
    積部から繰り返して読み出す送信データ制御部と、 前記送信データ制御部の出力データを固定サイズのパケ
    ットデータに分割し、前記優先度データに基づいてパケ
    ット単位で送信頻度を変え、前記パケットデータをイン
    ターリーブするデータインターリーブ部と、 前記データインターリーブ部から出力されたパケットデ
    ータを送信するデータ送信部と、を具備し、一部の要素
    データを優先して繰り返して送出することを特徴とする
    データ送信装置。
  5. 【請求項5】 送信すべきデータを詳細データとし、前
    記詳細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1
    つのレベルにデータサイズを小さくしたデータを要素デ
    ータとするとき、前記要素データの組みを複数レベルデ
    ータセットとして蓄積するデータ蓄積部と、 前記データ蓄積部に保持された全ての複数レベルデータ
    セットに対して、データレベル毎に固定した優先度を付
    与し、前記優先度に基づき前記複数レベルデータセット
    の各要素データを読出して送信データを生成する優先度
    レベル固定送信データ制御部と、 前記優先度レベル固定送信データ制御部から出力された
    データを送信ストリームデータに変換して送信するデー
    タ送信部と、を具備し、一部の要素データを優先して繰
    り返して送出することを特徴とするデータ送信装置。
  6. 【請求項6】 送信すべきデータを詳細データとし、前
    記詳細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1
    つのレベルにデータサイズを小さくしたデータを要素デ
    ータとするとき、前記要素データの組みを複数レベルデ
    ータセットとして蓄積するデータ蓄積部と、 前記複数レベルデータセットの各要素データの送信優先
    度を保持する優先度データ保持部と、 前記優先度データ保持部の優先度データに基づき、前記
    複数レベルデータセットの各要素データを前記データ蓄
    積部から繰り返して読み出す送信データ制御部と、 前記送信データ制御部から出力されたデータを一時保持
    する送信データ蓄積部と、 前記送信データ蓄積部に保持されたデータを送信ストリ
    ームに変換して送信するデータ送信部と、を具備し、一
    部の要素データを優先して繰り返して送出することを特
    徴とするデータ送信装置。
  7. 【請求項7】 前記複数レベルデータセットの各要素デ
    ータの内、データサイズの小さい要素データに対して送
    信優先度を高くすることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか1項記載のデータ送信装置。
  8. 【請求項8】 入力されたデータを詳細データとし、前
    記詳細データ及び前記詳細データに対して少なくとも1
    つのレベルにデータサイズを小さくしたデータを要素デ
    ータとするとき、前記要素データの組みを複数レベルデ
    ータセットとして蓄積するデータ蓄積部と、 前記複数レベルデータセットの各要素データの送信優先
    度を保持する優先度データ保持部と、 前記優先度データ保持部の優先度データに基づき、前記
    複数レベルデータセットの各要素データを前記データ蓄
    積部から繰り返して読み出す送信データ制御部と、を具
    備し、一部の要素データを優先して繰り返して出力する
    ことを特徴とするデータ変換装置。
  9. 【請求項9】 入力された詳細データ及び前記詳細デー
    タに対して少なくとも1つのレベルにデータサイズを小
    さくしたデータを要素データとし、前記要素データを組
    みにしたデータを複数レベルデータセットとして作成す
    る複数レベルデータセット生成部と、 複数レベルデータセット生成部で生成された前記複数レ
    ベルデータセットを蓄積するデータ蓄積部と、 前記複数レベルデータセットの各要素データの送信優先
    度を保持する優先度データ保持部と、 前記優先度データ保持部からの優先度データに基づき、
    前記複数レベルデータセットの各要素データを前記デー
    タ蓄積部から繰り返して読み出す送信データ制御部と、
    を具備し、一部の要素データを優先して繰り返して出力
    することを特徴とするデータ変換装置。
  10. 【請求項10】 入力された詳細データ及び前記詳細デ
    ータに対して少なくとも1つのレベルにデータサイズを
    小さくしたデータを要素データとするとき、前記要素デ
    ータの組みを複数レベルデータセットとして蓄積するデ
    ータ蓄積部と、 前記複数レベルデータセットの各要素データの送信優先
    度を保持する優先度データ保持部と、 前記複数レベルデータセットの各レベルのデータが使用
    されるスケジュール情報を保持するスケジュールデータ
    保持部と、 前記優先度データ保持部の優先度データと共に、前記ス
    ケジュールデータ保持部のスケジュール情報を参照し、
    前記複数レベルデータセットの組みを時間毎に変えた送
    信データを生成するため、前記複数レベルデータセット
    の各要素データを前記データ蓄積部から繰り返して読み
    出す送信データ制御部と、を具備し、一部の要素データ
    を優先して繰り返して出力することを特徴とするデータ
    変換装置。
  11. 【請求項11】 入力された詳細データ及び前記詳細デ
    ータに対して少なくとも1つのレベルにデータサイズを
    小さくしたデータを要素データとするとき、前記要素デ
    ータの組みを複数レベルデータセットとして蓄積するデ
    ータ蓄積部と、 前記複数レベルデータセットの各要素データの送信優先
    度を保持する優先度データ保持部と、 前記優先度データ保持部の優先度データに基づき、前記
    複数レベルデータセットの各要素データを前記データ蓄
    積部から繰り返して読み出す送信データ制御部と、 前記送信データ制御部の出力データを固定サイズのパケ
    ットデータに分割し、前記優先度データに基づいてパケ
    ット単位で送信頻度を変え、前記パケットデータをイン
    ターリーブするデータインターリーブ部と、を具備し、
    一部の要素データを優先して繰り返して出力することを
    特徴とするデータ変換装置。
  12. 【請求項12】 入力された詳細データ及び前記詳細デ
    ータに対して少なくとも1つのレベルにデータサイズを
    小さくしたデータを要素データとするとき、前記要素デ
    ータの組みを複数レベルデータセットとして蓄積するデ
    ータ蓄積部と、 前記データ蓄積部に保持された全ての複数レベルデータ
    セットに対して、データレベル毎に固定した優先度を付
    与し、前記優先度に基づき前記複数レベルデータセット
    の各要素データを読出して送信データを生成する優先度
    レベル固定送信データ制御部と、を具備し、一部の要素
    データを優先して繰り返して出力することを特徴とする
    データ変換装置。
  13. 【請求項13】 詳細データ及び前記詳細詳細データに
    対して少なくとも1つのレベルにデータサイズを小さく
    したデータを要素データとし、要素データの組みを複数
    レベルデータセットとするとき、前記複数レベルデータ
    セットの一部の要素データが優先して繰り返して送出さ
    れたデータを受信し再生するデータ受信装置であって、 前記複数レベルデータセットの要素データを受信するデ
    ータ受信部と、 前記データ受信部で受信したデータを再生優先度に基づ
    いて分類管理する複数レベルデータセット管理部と、 前記複数レベルデータセット管理部で分類されたデータ
    を一時蓄積する受信データ蓄積部と、 前記受信データ蓄積部からデータを読み出し、再生のた
    めのデータ処理を行なうデータ処理部と、を具備するこ
    とを特徴とするデータ受信装置。
  14. 【請求項14】 請求項3記載のデータ送信装置から送
    信された送信ストリームデータを受信するデータ受信装
    置であって、 前記複数レベルデータセットの要素データを受信するデ
    ータ受信部と、 前記データ受信部で受信したデータのスケジュール情報
    を保持するスケジュール情報保持部と、 前記データ受信部で受信したデータを前記スケジュール
    情報保持部のスケジュール情報に基づいて分類管理する
    複数レベルデータセット管理部と、 前記複数レベルデータセット管理部で分類されたデータ
    を一時蓄積する受信データ蓄積部と、 前記受信データ蓄積部からデータを読み出し、再生のた
    めのデータ処理を行なうデータ処理部と、を具備するこ
    とを特徴とするデータ受信装置。
  15. 【請求項15】 請求項4記載のデータ送信装置から送
    信された送信ストリームデータを受信するデータ受信装
    置であって、 前記複数レベルデータセットのパケットデータを順次受
    信するデータ受信部と、 前記データ受信部で受信したパケットデータを複数レベ
    ルデータセットに再構成する複数レベルデータセット再
    構成部と、 前記複数レベルデータセット再構成部で再構成されたデ
    ータを再生優先度に基づいて分類管理する複数レベルデ
    ータセット管理部と、 前記複数レベルデータセット管理部で分類されたデータ
    を一時蓄積する受信データ蓄積部と、 前記受信データ蓄積部からデータを読み出し、再生のた
    めのデータ処理を行なうデータ処理部と、を具備するこ
    とを特徴とするデータ受信装置。
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JP2002297498A (ja) * 2000-08-01 2002-10-11 Sony Computer Entertainment Inc 通信システム、コンピュータプログラム実行装置、記録媒体、コンピュータプログラム、番組情報供給方法及び番組情報編集方法
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