JPH11237960A - 画像出力制御装置およびその処理実行制御方法 - Google Patents
画像出力制御装置およびその処理実行制御方法Info
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- JPH11237960A JPH11237960A JP10038763A JP3876398A JPH11237960A JP H11237960 A JPH11237960 A JP H11237960A JP 10038763 A JP10038763 A JP 10038763A JP 3876398 A JP3876398 A JP 3876398A JP H11237960 A JPH11237960 A JP H11237960A
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Abstract
度に応じて、転送することを保証できる画像出力制御装
置を提供する。 【解決手段】 入出力バスを介して、少なくとも、デー
タ入力処理部、蓄積部、データ出力処理部とが互いに接
続されている。データ入力処理部、蓄積部およびデータ
出力処理部での処理実行の開始、終了は制御処理部によ
り制御される。データ入力処理部、蓄積部またはデータ
出力処理部において、データ転送を行うために、入出力
バスを介してDMA転送を行って、データ出力処理部か
ら画像データを画像出力装置に転送するようにする。各
処理部において実行される各処理中で、画像出力装置の
画像出力処理速度に基づく時間制約を受ける特定処理を
認識しておく。特定処理を、他の処理に優先させて実行
するようにする処理スケジューリング手段と、入出力バ
ス上で、特定処理に関するDMA転送を優先的に行うよ
うにバス制御するバス制御手段を設ける。
Description
アントから印刷要求ジョブを受け取って、プリントアウ
ト可能なデータに変換し、これを電子写真技術を用いた
プリンタなどの画像出力装置に対してデータ転送を行う
ようにする画像出力制御装置に関する。
像出力装置として電子写真方式のプリンタを利用する場
合には、当該画像出力装置の画像出力処理速度が一定で
あり、1ページ分の画像出力処理の途中で、処理を中断
することができないという特性を考慮する必要がある。
像出力装置への出力対象とするデータの入力処理や、入
力したデータに対する画像処理等の複数の処理が存在す
るが、画像出力装置の持つ画像出力処理速度で、異なる
画像を連続して画像出力装置から出力するようにするた
めには、このような複数の処理を並行して実行する機構
が必要となる。
像出力処理速度が一定であり、かつ、画像出力処理の途
中で中断できないために、画像出力制御装置において、
上記の複数の処理の中でも画像出力装置に画像データを
供給する処理が、画像出力装置の画像出力処理速度に応
じて画像データを供給することを保証できないと、画像
出力装置が正常な画像を出力できないという問題が生じ
る。
理において、時間的な制約のある処理を優先的に実行さ
せることに注目した従来例が種々開示されており、利用
する方式として、CPU利用に関する方式、Busの利
用権に関する方式、マルチメディアのデータ処理に関す
るバス利用方式、プリンタの画像メモリに対するバス利
用権に関する方式などが知られている。
は、電子写真方式を、コピーマシン、プリンタ、ファク
シミリなどの複合機に応用した場合の画像形成装置にお
いて、複数のタスクでの画像形成を制御する方式とし
て、当該複数のタスクを、高速に処理することが要求さ
れているものと、そうでないものとに分類し、高速に処
理することが要求されるタスク(高速タスク)を優先的
に処理するために、その高速タスクに固定の高い優先度
を割り付けるとともに、通常のタスクは時分割方式で制
御するようにしている。
は、複合機において、複数装置からデータ転送の要求が
発生した際に、その要求を、装置別に優先順位を設ける
ことによって、バスの利用権の調整を行う方式を開示し
ている。具体的には、複数のバスマスタ(ファクシミ
リ、スキャナ、SCSIディスク、EPCメモリ、ネッ
トワーク等)が、バスへ同時にアクセスを求めた時に、
各マスタのアクセスすべき順番を裁定する方式を開示し
ている。
マルチファンクション装置(多機能装置)における複数
処理間でのバス利用の優先制御(バス転送が中心)を行
う方式として、同じ時間帯に同時に動作する必要のある
機能を区分しておき、各時間帯毎での機能手段からの要
求の優先順位が異なることに着目し、各時間帯に応じ
て、機能手段の要求の優先順位を変更し、その優先順位
でバスを利用させるようにする調停装置を設けて、複数
の機能手段に関するデータ転送の状態を示す信号に基づ
き優先順位を決定する方式を開示している。
は、電子写真方式の画像出力装置を印刷装置とした場合
に、印刷装置に画像データを供給するために、画像展開
手段と、画像データ転送手段とを持ち、画像展開手段
は、印刷装置より出力可能な画像データを生成して画像
メモリに格納し、画像データ転送手段は、画像メモリに
格納された画像データを印刷装置に転送するようにする
とともに、画像展開手段による処理が連続的に発生して
も、画像データ転送手段の処理を優先的に実行できるよ
うにバス使用権を調整する方式について開示している。
は、複数の装置からのバス利用要求が重複すると、リア
ルタイム性の高い装置からのバス要求が待たされてしま
い、リアルタイム性のある処理の実行に支障が生じる問
題を解決するため、バス調停の方式として、チャネル
(装置)に対して優先順位を設定し、優先順位の高い装
置のバス使用要求に優先権を与えるようにしている。さ
らに、マルチメディアデータが周期的に実行されること
に注目し、一定期間に一定量のデータ転送方式が保証で
きる機能を有している。この場合、優先順位の低い装置
のバス使用は、優先順位の高い装置により、一定時間内
にバス使用権を奪われる。
力装置から、複数の画像を連続して画像出力するために
は、画像出力制御装置が、画像出力装置の出力処理時間
に合わせて、画像データを定常的に画像出力装置に供給
する機構が必要とされる。
以下のような問題点がある。
に示されたものは、画像出力装置上で実行される複数タ
スクに対して、優先的に実行する必要のあるタスクを優
先する方式であるが、基本的には、既に公知となってい
る処理の優先制御方式についてのみの方式であり、バス
等を用いたデータ転送が含まれる処理をどのように処理
するかについては触れられておらず、データ処理(CP
U)と、データ転送(Bus)の両方を優先して実行す
る必要のある、この発明の対象とする画像出力制御装置
における複数処理の実行を制御することはできない。
特開平6−332850号公報、特開平8−12363
4号公報および特開平8−95907号公報に記載され
たものは、複数のバス利用要求に対して、バス使用権を
調停する方式に関するものであるが、これらの技術は、
いずれも複数の装置間でのバス使用に対する優先順位の
設定を示したものである。このように、上記従来技術
は、複数の装置間でのバスの優先使用に関するものであ
るため、同一の装置内において、優先度の異なる複数の
処理要求が発生した時に、その処理レベルで、バスの使
用を調停することができない問題がある。
うに、複数の処理が、CPUとバスを競合するために、
これらの計算機資源をどのように管理するかが重要にな
るが、従来例のいずれの方式も、装置からバスへ利用要
求が発行されたことを前提としており、バスに対して処
理要求を発行するために必要となるCPUのスケジュー
リング方式については触れられていない。
ワークステーション(以下WSと記述)や、パーソナル
コンピュータ(以下PCと記述)のような計算機システ
ム上で構築される。画像出力装置としてネットワークプ
リンタを想定した場合の画像出力制御装置での処理の概
略を、データの流れに従って次に説明する。
大きく分けると、ネットワーク上のリモートクライアン
トからプリントジョブ(画像出力制御情報と出力対象デ
ータ)を受け取る処理と、受け取ったデータを画像出力
装置から出力可能なデータに変換する処理(ラスタライ
ズ)と、ラスタライズされたデータを画像出力装置へ転
送する処理とからなる。一般には、ラスラタライズされ
たデータは、データサイズが大きくなるため、一旦圧縮
処理され、画像出力装置へのデータ転送時に伸長を行う
方式がとられている。
アントから受け取ったプリントジョブを、画像出力装置
に転送して画像出力させるために、複数の処理を、同時
並行して実行している。これらの処理の特徴としては、
データ処理を中心とした、主にCPUを多く利用する処
理と、データ転送を中心とした、主にバスを多く利用す
る処理とが混在していることである。
なデータに変換(ラスタデータ生成)する処理や、ネッ
トワークから入力されたデータのデータ転送用のパケッ
トを解釈する処理等である。
インメモリ(第1のメモリ)中に取り込んだプリントジ
ョブのデータを2次記憶装置に格納する処理と、この2
次記憶装置から、プリントジョブのデータをデータ変換
のために、メインメモリ(第2のメモリ)に転送する処
理と、この第2のメモリ中のデータを伸長用デバイスに
転送する処理等がある。
は、データ転送を、DMA(Direct Memor
y Access)により実行するが、DMAは、一回
のデータ転送を行おうとするごとに、CPUに割り込み
を発生させて、当該DMAの実行を受け付けるように動
作する。
も優先して実行することが可能であるが、割り込み処理
自体が長くなると、通常レベルの処理に悪影響が及ぶた
めに、割り込み処理内での動作記述は、ある一定処理以
上のことを記述できない。このため、DMAを呼び出し
た処理は、割り込み処理を受けた後に、DMAに関する
処理の実行を割り込み処理の中で行うことはせず、優先
度が通常の処理のレベルで、DMAに関する処理の実行
を行なわなければならない。
が、画像出力装置からの時間制約を伴う処理である場合
であっても、この処理が優先的にCPUを利用できない
ため、他の処理の実行要求の状態によっては、CPUの
獲得ができずに、データ転送が遅れてしまうという問題
が発生する。
された画像データを画像出力装置へ転送する処理とが並
行に動作する場合においては、ラスタ画像生成処理はC
PUが行い、画像出力装置へデータ転送するための処理
(蓄積されたデータをメモリに読み込む処理と、メモリ
に読み込んだデータを伸長デバイスに転送する処理)
は、各デバイスとメモリ間のDMA転送により行う。
あるが、各DMA転送終了時に、CPUに割り込み処理
が発生し、次のDMAを発行するためCPUを獲得し
て、DMAを起動する。
スにデータ転送する処理が、画像出力装置の画像出力処
理速度に応じて実行できないと、画像出力装置へのデー
タ転送が遅れてしまい、画像出力装置から乱れた画像が
出力されてしまうことになる。
が、適切に行われていない場合には、ラスタデータ生成
のための処理によりCPUが頻繁に使用されていると、
DMAを起動するための処理の実行が遅れてしまうとい
う問題が発生する。また、CPUに対するスケジューリ
ングが、適切に行われていても、CPUのスケジューリ
ングだけでは、バス利用時に、バスでのデータ転送速度
が他の処理から影響を受けてしまう。
について考える。画像出力制御装置では、ラスタ化し、
かつ、圧縮したデータを、一旦、2次記憶装置に格納
し、格納したデータを2次記憶装置からメインメモリへ
読み出し、そのメインメモリから伸長デバイスにデータ
を転送し、データ伸長しながら画像出力装置へデータを
送るようにしている。
読み出し処理は、画像出力装置でのデータ出力処理速度
に応じた速度で行う必要があるが、2次記憶装置へのデ
ータ書込み処理は、画像出力装置での画像出力処理速度
に応じた速度で行う必要はない。
うな一つの装置におけるバス利用の優先制御が行う必要
があるが、上記従来技術では、装置間のバス利用の競合
時に、装置間にバス利用の優先権を設定することで、バ
ス競合を回避する方式が開示されているだけであって、
上記従来技術での装置間でバスの優先権を設定する方式
では、画像出力制御装置という一つの装置内におけるバ
ス利用の優先制御が行えないという問題がある。
化、カラー化に伴い、1ページ当りの画像データ量は増
加し、また、高速化に伴い、1ページ当りの出力時間は
短くなってきている。このような状況の下で、画像出力
制御装置で処理するデータ量も増加し、処理自体の量も
増加している。
式の画像出力装置に、その画像処理速度に応じて画像デ
ータを供給するためには、画像データを画像出力装置に
転送する転送時間を、ある一定時間内に保証しなければ
ならないが、その保証時間も、画像出力処理の速度向上
に伴って短くなる。
から、画像出力装置の画像出力処理速度に応じて、画像
出力装置にデータ転送することが、高画質化、カラー
化、高速化にとっても、ますます重要な課題となる。
子写真方式の画像出力装置の方式として、複数の転写ド
ラムを備えるタンデム方式があるが、このタンデム方式
においては、K(黒)、Y(黄)、M(マゼンタ)、C
(シアン)の4色それぞれに対応した4つの転写ドラム
を備え、複数ページを連続して出力する場合には、隣り
合った4ページの異なる色の転写処理を、同時に行うこ
とで、画像出力処理の高速化を計っている。
その処理速度に合わせて、データの供給が保証されない
と、著しく画像出力の効率が低下することになる。ま
た、上記のタンデム方式では、同時に、4ページの画像
出力処理を行っているので、その中の1つのページの、
1色のデータの供給が間に合わなかった場合には、同時
に処理している他のページの画像出力も同時に乱れると
いう問題を生じる。
力装置とする画像出力制御装置での処理は、主にCPU
を用いて実行する演算処理と、デバイス間のデータ転送
を行う複数の処理とを、並行して実行することが要求さ
れるため、CPUのスケジューリング(DMAの実行を
要求するための処理の実行)や、バスの調停を独立に考
えるだけでは、画像出力処理速度に応じて画像データを
画像出力装置に転送することができない。
のもので、画像データを、画像出力装置に、その画像出
力速度に応じて、転送することを保証できる画像出力制
御装置を提供することを目的とするものである。
め、この発明による画像出力制御装置(請求項1)は、
入出力バスを介して互いに接続される、少なくとも、デ
ータ入力処理部、蓄積部、データ出力処理部と、前記デ
ータ入力処理部、前記蓄積部および前記データ出力処理
部での処理実行の開始、終了を制御する制御処理部と、
を備え、前記データ入力処理部、前記蓄積部または前記
データ出力処理部において、データ転送を行うために、
前記入出力バスを介してDMA転送を行って、前記デー
タ出力処理部から画像データを画像出力装置に転送する
ようにする画像出力制御装置において、前記データ入力
処理部、前記蓄積部および前記データ出力処理部の各処
理部において実行される各処理中で、前記画像出力装置
の画像出力処理速度に基づく時間制約を受ける特定処理
を認識している認識手段と、前記認識手段により認識さ
れている特定処理を、他の処理に優先させて実行する処
理スケジューリング手段と、前記入出力バス上で、前記
特定処理に関するDMA転送を優先的に行うようにバス
制御するバス制御手段と、を備えることを特徴とする。
載の画像出力制御装置において、前記バス制御手段は、
各処理において、前記入出力バスを利用するためにDM
Aを発行する前に、優先度の高い処理がバスを利用中で
あるかどうかをチェックし、処理優先度の高い他の処理
が前記入出力バスを利用中でないときにのみ、前記DM
Aを発行することを特徴とする。
処理実行制御方法(請求項14)は、入出力バスを介し
て互いに接続される、少なくとも、データ入力処理部、
蓄積部、データ出力処理部と、前記データ入力処理部、
前記蓄積部および前記データ出力処理部での処理実行の
開始、終了を制御する制御処理部と、を備え、前記デー
タ入力処理部、前記蓄積部または前記データ出力処理部
において、データ転送を行うために、前記入出力バスを
介してDMA転送を行って、前記データ出力処理部から
画像データを画像出力装置に転送するようにする画像出
力制御装置の処理実行制御方法において、前記各処理部
において実行される各処理のうち、前記画像出力装置の
画像出力処理速度に基づく時間制約を受ける処理につい
て、その処理優先度をその他の処理に対して高く設定す
るとともに、前記入出力バスの利用権も、処理優先度に
応じて優先して利用できるように設定しておき、前記各
処理について、前記入出力バスを利用するためにDMA
を発行する前に、優先度の高い処理がバスを利用中であ
るかどうかをチェックし、処理優先度の高い他の処理が
前記入出力バスを利用中でないときにのみ、前記DMA
を発行することを特徴とする。
の複数の処理について、画像出力装置の画像出力処理速
度に基づく時間制約を受ける特定処理は、他の処理に対
して優先的に実行できるように固定の高い優先度を設定
しておく。認識手段は、この優先度の高い特定所定を認
識している。
り、この特定処理を、他に優先して実行するようにする
とともに、バス制御手段により、この特定処理に関する
DMA転送は、他に優先して行うように制御する。
理として、データ出力処理部から画像出力装置への転送
の処理を、特定処理とすることにより、画像出力装置の
出力処理速度に応じて、データを画像出力装置に転送す
ることを保証することができる。
制御手段により、各処理がバスを利用するために、DM
Aを発行する前に、優先度の高い処理がバスを利用中で
あるかどうかをチェックする。そして、優先度の高い処
理がバスを利用中であるときには、DMAの発行をせ
ず、優先度の高い処理がバスを利用していない時にの
み、DMAの発行をするようにする。
処理中は、他の優先度の低い処理からのDMA発行によ
り、その処理が妨げられることはなく、時間制約のある
データ転送は制約時間内に行われることが保証される。
御装置およびその処理実行制御方法の実施の形態を、図
を参照しながら説明する。
が適用されるネットワークプリンタシステムについて説
明する。
図2は、このネットワークプリンタシステムの全体構成
を示すもので、プリントジョブを発行する複数のクライ
アントマシン1が、ネットワーク2に対して接続されて
いるとともに、前記複数のクライアントマシン1が共通
に利用することができる画像出力装置(プリンタ)3
が、画像出力制御装置10を介してネットワーク2に接
続されている。画像出力装置3は、この例では、電子写
真技術を用いたタンデム方式のプリンタで構成されてい
る。
クライアントマシン1側で、プリントジョブと出力先の
プリンタ名(画像出力制御装置10のネットワーク2に
おけるホスト名)を指定したプリントジョブの発行をす
ることで、クライアントマシン1上にある文書データ
を、所望のプリンタから出力するようにすることができ
る。プリントジョブは、出力対象とする文書データと、
それをどのように出力するかを指定した情報(出力部
数、丁合出力、両面出力等)からなっている。
ントジョブは、ネットワーク2を通じて、指定された画
像出力制御装置10に入力される。画像出力制御装置1
0は、受け取ったプリントジョブから画像出力装置3で
画像出力可能な形式の画像データ(印刷データ)を生成
して、画像出力装置3に転送する。画像出力装置3は、
印刷を実行して、画像をプリントアウトする。
ョン(以下WSと記述)や、パーソナルコンピュータ
(以下PCと記述)などの計算機システムを用いて構成
されている。
成]図1に、この実施の形態の画像出力制御装置10の
基本構成を示す。図1は、画像出力制御装置10の処理
機能を中心にして、装置構成を記述したもので、画像出
力制御装置10は、データ入力処理部11と、ラスタデ
ータ生成処理部12と、データ出力処理部13と、これ
らの処理部11〜13の動作を制御するプリント制御処
理部14とからなる。また、画像出力制御装置10は、
プリントジョブ記憶部15と、ラスタデータ記憶部16
とを備える。
信により、クライアントからのプリントジョブを受け取
り、プリントジョブ記憶部15にプリントジョブのデー
タを記憶する。
ブ記憶部15からデータを読み出し、画像出力装置3か
ら出力可能なデータ、一般には、ラスタデータにデータ
変換する処理を行う。この場合、ラスタデータ生成部1
2は、画像データ圧縮手段を備え、扱うデータ量が大き
い場合には、ラスタデータ生成部12は、生成したデー
タを圧縮してラスタデータ記憶部16に記憶する。
憶部16から出力対象とする画像データを画像出力装置
3にデータ転送する。データ出力処理部13は、画像デ
ータ伸長手段を備え、画像データが圧縮されている場合
には、画像出力装置3へデータ転送する前にデータ伸長
をする。
13のそれぞれから各処理についての通知を受け取り、
次の処理の実行指示を行う。
ライアントからプリントジョブ転送の依頼をデータ入力
処理部11を通じて受け取ると、それをデータ入力処理
部11に通知して、データ入力処理を開始させる。この
開始指示を受けたデータ入力処理部11は、プリントジ
ョブのデータを受け取り、プリントジョブ記憶部15に
記憶し、プリントジョブ記憶部15への記憶が終了する
と、プリント制御処理部15にその旨を通知する。
取ると、ラスタデータ生成処理部12に、その処理対象
データを通知する。ラスタデータ生成処理部12は、通
知されたデータを対象として、プリントジョブデータ記
憶部15から取得し、ラスタデータの生成処理を行い、
ラスタデータ記憶部16に記憶する。
処理が完了すると、ラスタデータ生成処理部12は、ラ
スタデータ記憶部16に記憶したラスタデータの識別情
報をプリント制御処理部14に通知する。プリント制御
処理部14は、データ出力処理部13に、通知のあった
ラスタデータを知らせる。これを受けて、データ出力処
理部13が、ラスタデータ記憶部16から画像出力装置
へのデータ転送を実行する。
例]図3は、この実施の形態の画像出力制御装置10の
ハードウェア構成例を示すものである。
U、103はメインメモリ、104はメインバス−I/
OバスブリッジおよびI/Oバスコントローラ、105
はI/Oバス、106はNIC(Network In
terface Card)、107はDMAC(DM
Aコントローラ)を備えるI/Fボード、108および
109はDMACを備え、SCSIインターフェースに
よりデータのやり取りをするI/Fボード、110はD
MAC,データ伸長部およびIOT(画像出力装置)イ
ンターフェースを備えるデータ伸長、転送用ボード、1
11はスプールディスク、112はプリコレーションデ
ィスクである。
装置を構成し、スプールディスク111は、蓄積部の第
1の2次記憶装置を構成し、プリコレーションディスク
112は、蓄積部の第2の2次記憶装置を構成する。
IC(Network Interface Car
d)101により構成されて、このNIC101を通し
て、ネットワークからのプリントジョブのデータの入力
転送を行う。入力されたプリントジョブを記憶するプリ
ントジョブ記憶部15としてはスプールディスク111
を用いる。
ディスク111に記憶されたデータをメインメモリ10
3中に読み込み、ラスタデータを生成する。そして、生
成されたラスタデータは、ラスタデータ記憶部16に記
憶する。このラスタデータ記憶部16としては、プリコ
レーションディスク112を用いる。
ンディスク12から、一旦、メインメモリ103に画像
データを読み出し、このメインメモリ103から、読み
出した画像データを伸長しながら画像出力装置3へ転送
する。
出力装置3としては、図4に示すように、フルカラーの
タンデム方式を用いた電子写真方式の画像出力装置を用
いている。
では、黒(K)、黄(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)を塗り合せてカラー画像を生成している。タンデ
ム方式では、図4に示したように、4個の転写ドラム2
1K,21Y,21M,21Cを並列に並べることで、
画像形成のためのペーパパス22の時間を短縮し、画像
出力の短縮化を実現している。なお、図4において、2
3は画像が形成される用紙である。
画像を形成するためには、4色分塗り合せを行う必要が
あるから、同一ページが4回、転写ドラムを繰返し通ら
なければならない。この場合には、画像出力制御装置
は、各1回の転写ドラムの回転に併せて、同一ページを
構成する4色分の情報を、順次に画像出力装置に転送す
ればよい。
示すように、4個の転写ドラム21K,21Y,21
M,21Cで、4ページの画像出力が同時並行(各ペー
ジ毎に対応した色の処理を行う)して行う。したがっ
て、画像出力制御装置でのデータ出力処理は、このよう
な処理に応じたデータ転送を画像出力装置に対して行
い、画像出力装置の高速の画像出力処理速度に応じて、
データを供給することを保証しなければならない。
力制御装置10上で、画像出力装置3の画像出力速度に
応じて実行しなければならない処理は、画像出力装置3
の画像出力処理速度から派生する時間制約のある処理で
ある。この時間制約のある処理が、その制約時間内に終
了しなければ、画像出力装置3に画像データを供給する
ことが間に合わないために出力画像が乱れてしまう。
を、ラスタデータ記憶部16としてのプリコレーション
ディスク112からメインメモリ103に読み出し、そ
して、メインメモリ103のデータを伸長ボードに渡す
までの処理が、画像出力装置3の画像出力処理速度から
派生する時間制約のある処理である。
り、ネットワークプリンタシステムにおいて、画像出力
装置がネットワークプリンタとしての機能を果たすため
に複数の処理が並行して動作している。
明]図5は、処理のスケジューリング方式として、ラウ
ンドロビン方式と、固定優先度の横取り方式による処理
の実行方法を示す。
要求が発生してから、その処理がある時間以内に終了し
なければならない処理のことであり、ここでは、処理を
終了しなければならない時間を終了期限という。
式は、複数の処理を平等に実行するためのラウンドロビ
ン方式である。この方式は、処理要求が発生した順に処
理を実行するが、複数の処理を平等に実行するため、処
理要求が発生したすべての処理を時分割(タイムシェア
リング)により実行する。
複数の処理を同時並行して行えるように、このラウンド
ロビン方式が採用されていることが多いが、この方式で
は、図5(A)に示したように、処理数により処理の実
行待ち時間が増えるため、時間制約のある処理には向い
ていない。すなわち、図5(A)に示した例では、処理
P1の終了期限があっても、他の処理要求の発生により
時分割により処理しなければ処理が多くなったため、処
理P1の実際の終了時間は、終了期限よりも後になって
しまっている。
優先度を与え、優先度の高い処理が終了するまでは、優
先度の低い処理を実行しないという固定優先度の横取り
方式がある。図5(B)は、この固定優先度の横取り方
式による処理の例を示すものである。
先度が高いとしている。すなわち、処理P2が実行中
に、これよりも優先度の高い処理P1が発生すると、他
の処理に優先して、この処理P1を実行する。この処理
P1の実行中に、これより優先度の低い処理P3の処理
要求が発生したとしても、このP3処理要求は、キュー
(待ち行列)に入れられて、優先処理P1が終了まで実
行される。
優先度の同じ処理P2と、処理P3とは、基本的には、
図5(A)のラウンドロビンと同様に、時分割処理が実
行されることになる。
高い処理に処理の実行権を与えるため、優先度の低い処
理の処理数の影響を受けない。このことから、時間制約
のある処理に対しては、この方式を適用することが有効
である。
流れの説明]図6に、この実施の形態の画像出力制御装
置における処理の概要について、各デバイス間のデータ
の流れの示す。DMAは、Direct Memory
Accessの略記として用い、DMAn(n=1,
2,…,6)は、複数のDMA処理を識別するために用
いる。また、メモリM1,M2,M3,M4は、それぞ
れメインメモリ103内のメモリエリアを示している。
クからデータ入力されてデータをメモリM1に転送する
ためのものである。
プールディスク111に転送するためのものである。
ータを、ラスタデータ生成のためにメモリM2に転送す
るためのものである。この場合、ラスタデータ生成処理
部12が、メモリM2のデータに対して、画像出力装置
3に供給する画像データへの変換および圧縮処理を施
し、その処理結果の圧縮画像データを、メモリM3に保
管する。
データを、プリコレーションディスク112に転送する
ためのものである。
12に蓄積されたデータを、メモリM4に転送するため
のものである。
転送用ボード110にデータ転送するためのものであ
る。
3の画像出力処理速度から派生する時間制約のある処理
は、圧縮画像データを、プリコレーションディスク11
2からメモリM4に読み出す処理(DMA5)と、メモ
リM4に読み出した圧縮データをデータ伸長、転送用ボ
ードにデータ転送する処理(DMA6)である。したが
って、プリコレーションディスク112に蓄積されてい
るデータは、画像出力装置3の画像出力処理速度により
画像出力が可能となる。
てなされる。図7は、I/Oデバイスとデータ転送を行
う場合の計算機資源の利用の概要を示したものである。
には、読み出し処理プログラムが起動されると、図7に
示したように、計算機資源を使って動作する。読み出し
処理は、読み出しアドレスとデータサイズとが指定され
て起動される。これは、CPU上でDMAコントローラ
(DMAC)にDMA要求を発行することによりなされ
る。
と、一回、DMAを実行する。このときのデータサイズ
は、指定することが可能であるが、上限値がシステムに
より決められている。
Uに割り込みをかけ、DMA転送が終了したことを知ら
せる。読み出したいデータサイズ全体の転送が終了して
いない場合には、CPUは、再度、DMAの起動を発行
する。これを繰り返すことでデータ転送を行っている。
た場合には、全体のスループットを向上するために、D
MACが実行中は、読み出し命令を実行した処理は、待
機状態になり、他の処理を実行することができる。
場合の制御について、比較例と対照しながら、この実施
の形態の場合の競合制御について、以下に説明する。
比較例]まず、この発明との比較例について説明する。
図8および図9は、異なるDMAC(異なる装置)が、
バス利用を競合した場合の比較例の動作を示したもので
ある。
用要求が発行された時に、当該複数の処理がバスを時分
割に利用する場合の例である。この例のように、複数の
処理によるバス利用が発生した時に、単純に時分割でバ
スを利用するようにした場合には、バスの利用競合によ
り、図8の下方に示すように、例えば、処理Aのみでバ
スが利用された場合の終了時間が、バスにおいてデータ
転送時間が競合する他の処理Bの影響を受け、時間DL
だけ遅延してしまうことが分かる。
るために、バス利用要求が発行されたときに、DMAC
1を優先的に実行することを指定した場合のバス利用の
状態を示したものである。
度の高い処理Aの実行中に、DMAC2の管理に係る処
理Bからバス利用を要求しても、処理Aのバスを用いた
データ転送時間が影響されることがない。さらに、処理
Bの実行中に、処理Aの実行要求が起こった場合でも、
処理Aが待たされる時間は、最大でも、1つのDMAを
行う時間内の時間τに押さえることができる。
が、バス利用を要求した場合の動作について、図10と
図11とに示す。
した場合で、先に要求を発行した方のバス利用を優先し
て行う方式である。この方式の場合には、先に要求が発
行された処理が実行中の間に、次の処理の要求が起こっ
たときには、先に要求が発行された処理の優先度が高い
ために、後の処理の実行開始時間が、その先の処理の終
了まで待たされてしまう。
の処理要求が生じた時に、時分割にバス利用を制御する
方式を示す。
に、処理Aのバス利用によるデータ転送時間が他の処理
(処理B)の実行により影響を受けてしまうことが分か
る。
ての説明]この発明の実施の形態においては、複数のス
ケジューリング方式を採用し、スケジューリング方式ご
とに優先度を設定する。
を実行しなければならない処理は、固定優先度で優先度
の高いものから実行できるスケジューリング方式に設定
する。以下、このスケジューリング方式の優先度を、リ
アルタイム・クラス(以下RTクラスという)と呼ぶこ
とにする。このRTクラスの優先度は、他のスケジュー
リング方式の優先度よりもすべて高い。そして、画像出
力装置の画像出力速度に応じて処理を実行しなければな
らないRTクラスの処理が、複数個、ある場合には、そ
の優先度を当該RTクラスのスケジューリング方式内で
設定する。
図5(A)を用いて説明した時分割のラウンドロビン方
式でスケジューリングを行う。このスケジューリング方
式の優先度を、以下、タイムシェアリング・クラス(以
下TSクラスという)と呼ぶことにする。
バイスドライバ)から、DMACにDMAを発行する前
に、次のようなバス制御処理を行うようにする。
ら、DMACにDMAを発行する前に、自分よりも優先
される処理の実行中であるか否かチェックを行う。この
チェックの結果、自分よりも優先される処理の実行中で
あれば、DMAを発行せず、順番待ちの状態にする。自
分よりも優先される処理の実行中でなければ、各処理
は、そのままDMAを発行し、当該処理が設定されてい
るスケジューリング方式による競合制御に任せるように
する。
ングを示すものである。すなわち、従来は、図12
(A)に示し、また、図7に示したように、処理の開始
要求が発生したとき、CPUがその開始要求を認識した
ら、即座にバスにDMAを発行するようにしていた。こ
れに対して、この実施の形態では、CPUは、処理開始
要求を認識したら、図12(B)に示すように、即座に
DMAを発行するのではなく、わずかの期間であるが、
DMA発行前の期間CBにおいて、前記のバス制御処理
を行うようにするものである。
明]以下に、この実施の形態においてバス制御処理手段
として用意するデータ構造と動作について説明する。
する処理の有無を示す変数RT−flagと、バスを優
先利用している処理の優先度を保持する変数pri−p
roと、DMACへのDMAの発行を待たされている処
理の処理IDを保持するキュー(待ち行列)を持つ。
れば、バスを優先的に利用するRTクラスの処理が存在
し、「0」であれば、バスを優先的に利用するRTクラ
スの処理は存在しないことを意味している。変数pri
−proは、RTクラスの中での各処理の優先度を示す
ものである。
ている処理の優先度のクラスにより分けて管理する。R
Tクラスの処理は、優先度別のキューを持ち、TSクラ
スの処理はTSクラスのキューとして一括に管理する。
3〜図16を参照しながら説明する。
ラスの処理が、バス利用を行うために、最初にDMA呼
び出しを行う場合の動作を、図13に示す。
処理TEMPがRTクラスのものかどうかを確認し(ス
テップS101)、RTクラスであれば、変数RT−f
lagの値を1加算する(ステップS102)。次に、
変数RT−flagが「1」より大きいかどうか、すな
わち、既にバスを優先的に利用する処理が実行されてい
るかどうかをチェックする(ステップS103)。
は、バスを優先的に利用する処理が実行されていないこ
とを意味するため、変数pri−proに、処理TEM
Pの優先度を設定して、DMACにDMA実行を指示す
る(ステップS104)。
きい場合には、既にバスを優先的に利用する処理が実行
中であることを意味するため、変数pri−proの値
と自分の処理の優先度temp−proとの比較を行う
(ステップS105)。そして、自分の優先度temp
−proが高い場合には、変数pri−proに、自分
の優先度temp−proを設定し、DMACにDMA
実行を指示する(ステップS106)。
変数pri−proより低い場合には、自分の処理TE
MPのID(識別符号)を、RTクラスのキューの、自
分の優先度temp−proのところに追加し、自分の
処理を待機状態にする(ステップS107)。
が終了して、割り込みにより処理が起動された場合の動
作を、図14を用いて説明する。
MPがRTクラスのものかどうかを確認し(ステップS
201)、RTクラスであれば、次のDMAを発行する
前に、自分の処理の優先度temp−proが、変数p
ri−proの優先度より高いかどうかチェックする
(ステップS202)。
変数pri−proの優先度より高い場合は、自分の処
理が一番優先されるので、引き続きDMACにDMAの
実行を指示する(ステップS203)。変数pri−p
roの優先度の値が、自分の優先度temp−proよ
り高い場合には、RTクラスのキューの自分の優先度
に、自分の処理のIDを追加し、自分の処理を待機状態
にする(ステップS204)。
Aを実行し、終了の割り込みを受けた場合に、データ転
送を終了する場合の動作について、図15を用いて説明
する。
PがRTクラスのものかどうかを確認し(ステップS3
01)、RTクラスであれば、変数RT−flagの値
を1減算する(ステップS302)。そして、減算後の
変数RT−flagが「0」か、それより大きいか判断
する(ステップS303)。
れば、バス利用しようとしているRTクラスの処理はな
いことを意味しているので、TSクラスのキューにあ
る、それぞれの処理IDで示される全ての処理を起動す
る(ステップS304)。また、減算後の変数RT−f
lagが「1」以上であれば、変数pri−proの優
先度の値を、RTクラスのキューの一番高い優先度で順
番待ちしている処理の優先度に設定し、RTクラスのキ
ューにある処理IDで示される処理を起動する(ステッ
プS305)。
処理がバス利用を行うために、最初にDMA呼び出しを
行う場合には、図13のステップS101から、図16
のステップS401に移行する。そして、まず、変数R
T−flagが「0」であるかどうかをチェックする
(ステップS401)。ここで、RT−flagが
「0」の場合には、バスを優先的に利用する処理が実行
されてないことを意味するため、DMACにDMAを発
行する(ステップS402)。
既にバスを優先的に利用する処理が実行中であることを
意味するため、自分の処理IDを、TSクラスのキュー
に追加し、自分の処理を待機状態にする(ステップS4
03)。
了して、割り込みにより処理が起動された場合には、図
14のステップS201から図16のステップS401
に移行する。この場合にも、次のDMAを発行する前
に、RT−flagが「0」であるかどうかをチェック
して、上記と同じ動作を行う。
り込みを受けた場合に、データ転送を終了する場合に
は、図15のステップS301から図15のステップS
306に移行し、TSクラスの転送終了処理を行う。
は、RT−flagが「0」であるかどうかをチェック
して、RTクラスの処理があれば、TSクラスのキュー
にある処理についてのDMAの発行はせず、RTクラス
の処理の終了を待つ。チェックの結果、RTクラスの処
理が存在しなければ、TSクラスのキューにある処理の
実行を行う。TSクラスのキューに処理がなければ、処
理は終了となる。
送を含む処理に対しても、処理の優先度を反映させた実
行を可能とすることができる。
RTクラスの優先度が同じ場合には、要求が発生した順
に実行するようにしたが、この方法に限るものではな
い。次に説明する方法は、RTクラスの優先度が同じ場
合には、時分割でバスを利用する方式である。これにつ
いて説明する。
データとして同一の優先度の処理の数を示すpri−p
ro−numを、さらに設ける。
に、最初にDMA呼び出しを行う場合には、まず、変数
RT−flagが「0」であるかどうかをチェックし、
RT−flagの値を「1」加算する。
が「0」の場合には、バスを優先的に利用する処理が実
行されてないことを意味するため、変数pri−pro
に処理の優先度を設定して、DMACにDMA実行を指
示する。
lagが「0」でない場合には、既にバスを優先的に利
用する処理が実行中であることを意味するため、変数p
ri−proの値と、自分の処理の優先度との比較を行
う。自分の優先度が高い場合には、変数pri−pro
に自分の優先度を設定し、DMACにDMA実行を指示
する。優先度が同じ場合には、変数pri−pro−n
umの値を「1」加算し、DMACにDMAを発行す
る。そうでない場合には、自分の処理IDを、RTクラ
スのキューの自分の優先度のところに追加し、自分の処
理を待機状態にする。
を発行し、前回のDMAが終了して、割り込みにより処
理が起動された場合の動作について説明する。
proの値が、自分の処理の優先度より高くないことを
確認する。確認されれば、自分の処理が一番優先される
ので、引き続きDMACにDMAの実行を指示する。変
数pri−proの値が、自分の優先度より高い場合に
は、RTクラスのキューの自分の優先度に、自分の処理
IDを追加し、自分の処理を待機状態にする。
る場合の動作について説明する。
行し、終了の割り込みを受けた場合には、変数RT−f
lagの値を「1」減算する。このとき、変数RT−f
lagが「0」であれば、TSクラスのキューにある処
理IDの処理を全て起動する。
pri−pro−numが「1」以上であれば、同一の
優先度の処理が、バス転送を実行中であるので、変数p
ri−pro−numの値を「1」減算する。
pri−pro−numが「0」であれば、変数pri
−proの値として、RTクラスのキューの一番高い優
先度でキューされている処理の優先度を設定し、RTク
ラスのキューにある一番高い優先度の全ての処理IDの
処理を起動する。
が同じ優先度の場合に、バス利用を時分割に並行に実行
することができる。なお、TSクラスに対しての動作
は、前述の例と全く同じである。
グの変形例について説明する。上記の例では、指定した
DMA転送の最小単位の実行終了毎に、バス利用の制御
を実行するようにした。これは、優先度の高い処理のバ
ス利用の待ち時間を最小にする方式である。
にデータ転送が要求されるデータ量等の関係で、時間制
約はあるものの、制約時間までに余裕がある場合も考え
られる。この場合には、各処理で、バス制御処理を行う
回数を、各DMAの終了割り込みのタイミング毎にする
のではなく、例えば、ある処理では、10回に1回行
い、別の処理では、5回に1回行うというようにするこ
とも可能である。
現方法の概要を、図17から図21に示す。これらの実
現方式においても、この発明を適用することで、画像デ
ータを電子写真方式の画像出力装置の画像出力速度から
派生する時間制約のある処理を、優先的に実行すること
が可能である。
の2次記憶装置を利用する場合の構成概要を示したもの
である。すなわち、図17は、図3に対応するハードウ
エア構成例であり、また、図18は、図6に対応する処
理の流れを説明するための構成図である。蓄積部の2次
記憶装置としては、前述の例では、スプールディスク1
11と、プリコレーションディスク112の2個を用い
たが、この例の場合には、図17および図18に示した
ように、スプール、プリコレーションディスク120の
1個のみを用いるようにする。
前述の図3、図6の構成の場合の例と同じであるが、2
次記憶装置が1個であるため、同じ2次記憶装置に対し
てDMAを行う回数が多くなる。
装置内に、画像データ生成処理部を持たない場合につい
ての構成概要を示したものである。
明する。この例では、既に画像出力装置から出力可能な
データに変換されたデータが、ネットワークから画像出
力制御装置10に送られてくる場合を想定している。こ
の場合、画像出力制御装置10には、ラスタデータであ
って、かつ、圧縮された形で入力データが送られてく
る。
プリントジョブデータ記憶部を構成するスプールディス
ク111は、不要である。したがって、図6のDMA3
およびDMA4は、この例の場合には存在せず、メモリ
M2,M3も不要となる。
NIC106からメモリM1へのデータ転送であり、D
MA2はメモリM1から2次記憶装置(プリコレーショ
ンディスク112)へのデータ転送であり、DMA5
は、2次記憶装置からメモリM4へのデータ転送であ
り、DMA6は、メモリM4からデータ伸長、転送用ボ
ード110へのデータ転送である。
置10の機能ブロック図であり、前述例の図1の機能ブ
ロック図に対応している。両図の比較から明らかなよう
に、この例の場合には、プリントジョブ記憶部15と、
ラスタデータ生成部12が不要になっている。
成したデータを、2次記憶装置に蓄積せず、直接、画像
出力装置に転送する場合の構成概要を示したものであ
る。
06からメモリM1へのデータ転送、DMA2はメモリ
M1から2次記憶装置(スプールディスク111)への
データ転送、DMA3は、2次記憶装置からメモリM2
へのデータ転送、DMA6は、メモリM3からデータ伸
長、転送用ボード110へのデータ転送である。
発明による画像出力制御装置によれば、画像出力制御装
置から画像出力装置への画像データの転送は、画像出力
装置の画像出力速度性能を最高に発揮できる状態を保証
することができるものである。
ば、複数の処理を並行して実行する画像出力制御装置に
おいて、画像出力装置の出力処理速度に応じて画像出力
制御装置からデータ転送することを保証することができ
る。したがって、画像出力装置の性能を最高に発揮させ
るようにすることができ、ネットワークプリンタシステ
ムとした場合に、高速プリント処理が可能になる。
ら派生する時間制約を受けない緒処理も、優先度の高い
処理が実行していない時間を利用して実行することで、
システム全体として、効率の良い動作が行える。
証するために、計算機資源の競合を避ける方式と比較し
て、計算機資源を必要最低限にすることで、コストダウ
ンが計れ、さらに計算機資源の遊び時間を少なくするこ
とができる。
の機能ブロック図である。
クプリンタシステムの概念構成図である。
のハードウエア構成例を示す図である。
置の例を示す図である。
示す図である。
における処理の流れを説明するための図である。
発明の比較例について示した図である。
発明の比較例について示した図である。
の発明の比較例について示した図である。
の発明の比較例について示した図である。
態における要部の動作タイミングを示す図である。
態における要部の動作を説明するためのフローチャート
である。
態における要部の動作を説明するためのフローチャート
である。
態における要部の動作を説明するためのフローチャート
である。
態における要部の動作を説明するためのフローチャート
である。
して、一つの2次記憶装置を持つ場合のハードウェア構
成の概要を示した図である。
して、一つの2次記憶装置を持つ場合のデータ転送の流
れの概要を示した図である。
ータ生成処理部を持たない場合についてのデータの流れ
の概要について示した図である。
ータ生成処理部を持たない場合についての各処理部とそ
の関係の概要を示した図である。
タ生成処理部が生成したデータを2次記憶装置に蓄積せ
ず、直接画像出力装置に転送する場合のデータ転送の流
れの概要を示した図である。
Claims (15)
- 【請求項1】入出力バスを介して互いに接続される、少
なくとも、データ入力処理部、蓄積部、データ出力処理
部と、 前記データ入力処理部、前記蓄積部および前記データ出
力処理部での処理実行の開始、終了を制御する制御処理
部と、 を備え、前記データ入力処理部、前記蓄積部または前記
データ出力処理部において、データ転送を行うために、
前記入出力バスを介してDMA転送を行って、前記デー
タ出力処理部から画像データを画像出力装置に転送する
ようにする画像出力制御装置において、 前記データ入力処理部、前記蓄積部および前記データ出
力処理部の各処理部において実行される各処理中で、前
記画像出力装置の画像出力処理速度に基づく時間制約を
受ける特定処理を認識している認識手段と、 前記認識手段により認識されている特定処理を、他の処
理に優先させて実行する処理スケジューリング手段と、 前記入出力バス上で、前記特定処理に関するDMA転送
を優先的に行うようにバス制御するバス制御手段と、 を備えることを特徴とする画像出力制御装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の画像出力制御装置におい
て、 前記バス制御手段は、 各処理において、前記入出力バスを利用するためにDM
Aを発行する前に、優先度の高い処理がバスを利用中で
あるかどうかをチェックし、処理優先度の高い他の処理
が前記入出力バスを利用中でないときにのみ、前記DM
Aを発行することを特徴とする画像出力制御装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の画像出力
制御装置において、 前記認識手段により認識されている特定処理が複数個で
あって、前記特定処理の内容に応じて決定されている優
先順の情報を保持する優先順保持手段を備え、 前記バス制御手段は、前記優先順保持手段により保持さ
れている前記特定処理の優先順の情報に応じて、前記D
MA転送を優先的に行うことを特徴とする画像出力制御
装置。 - 【請求項4】前記特定処理は、前記蓄積部からのデータ
を、前記画像出力装置に転送する前記データ出力処理部
に係わる処理であることを特徴とする請求項1または請
求項2に記載の画像出力制御装置。 - 【請求項5】請求項1、請求項2、請求項3または請求
項4に記載の画像出力制御装置において、 前記データ入力処理部で受け取ったデータから、前記画
像出力装置から出力可能なデータを生成するデータ生成
処理部を備え、 前記蓄積部は、2次記憶装置を有するとともに、前記デ
ータ出力処理部は、1次記憶装置を有し、 前記データ生成処理部で生成されたデータは、前記蓄積
部の2次記憶装置に転送され、 前記データ出力処理部は、前記蓄積部の前記2次記憶装
置から前記1次記憶装置へのDMA転送を行うことを特
徴とする画像出力制御装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の画像出力制御装置におい
て、 前記データ生成処理部は、生成した画像データをデータ
圧縮して、前記蓄積部の2次記憶装置に転送するもので
あるとともに、 前記データ出力処理部は、前記データ圧縮された画像デ
ータをデータ伸長するデータ伸長手段を備え、 前記特定処理は、 前記蓄積部の2次記憶装置から前記データ出力処理部の
1次記憶装置に対してDMA転送を行う処理と、 前記データ出力処理部の1次記憶装置から、前記データ
伸長手段へデータをDMA転送を行う処理とからなるこ
とを特徴とする画像出力制御装置。 - 【請求項7】請求項5または請求項6に記載の画像出力
制御装置において、 前記優先順保持手段には、前記データ出力処理部での前
記蓄積部の2次記憶装置から1次記憶装置へのDMA転
送を実行する処理が、前記データ生成処理部で生成した
画像データの前記蓄積部の2次記憶装置へのDMA転送
の書き込み処理より高い優先順として保持されているこ
とを特徴とする画像出力制御装置。 - 【請求項8】請求項6に記載の画像出力制御装置におい
て、 前記優先順決定手段には、前記データ出力処理部での前
記1次記憶装置からデータ伸長手段へデータをDMA転
送する処理が、前記蓄積部の2次記憶装置から前記1次
記憶装置へのDMA転送を実行する処理より高い優先順
として保持されていることを特徴とする画像出力制御装
置。 - 【請求項9】請求項5に記載の画像出力制御装置におい
て、 前記蓄積部は、 前記データ入力処理部から入力されたデータを蓄積し、
当該蓄積されたデータを、前記データ生成処理部が読み
出して画像データ生成処理をおこなうための第1の2次
記憶装置と、 前記データ生成処理部が、画像データ生成処理により生
成した画像データを蓄積し、当該蓄積された画像データ
を、前記データ出力処理部が読み出すための第2の2次
記憶装置と、 を備えることを特徴とする画像出力制御装置。 - 【請求項10】請求項9に記載の画像出力制御装置にお
いて、 前記特定処理は、前記蓄積部の第2の2次記憶装置から
のデータを、前記画像出力装置に転送する前記データ出
力処理部に係わる処理であることを特徴とする画像出力
制御装置。 - 【請求項11】請求項9に記載の画像出力制御装置にお
いて、 前記データ生成処理部は、生成した画像データをデータ
圧縮して、前記蓄積部の2次記憶装置に転送するもので
あるとともに、 前記データ出力処理部は、前記データ圧縮された画像デ
ータをデータ伸長するデータ伸長手段を備え、 前記特定処理は、 前記蓄積部の第2の2次記憶装置から前記データ出力処
理部の1次記憶装置に対してDMA転送を行う処理と、 前記データ出力処理部の1次記憶装置から、前記データ
伸長手段へデータをDMA転送を行う処理からなること
を特徴とする画像出力制御装置。 - 【請求項12】請求項9に記載の画像出力制御装置にお
いて、 前記優先順保持手段には、前記データ出力処理部での前
記蓄積部の第2の2次記憶装置から1次記憶装置へのD
MA転送を実行する処理が、前記データ生成処理部で生
成した画像データの前記蓄積部の第2の2次記憶装置へ
のDMA転送の書き込み処理より高い優先順として保持
されていることを特徴とする画像出力制御装置。 - 【請求項13】請求項9に記載の画像出力制御装置にお
いて、 前記優先順決定手段には、前記データ出力処理部での1
次記憶装置からデータ伸長手段へデータをDMA転送す
る処理が、前記蓄積部の第2の2次記憶装置から前記1
次記憶装置へのDMA転送を実行する処理より高い優先
順として保持されていることを特徴とする画像出力制御
装置。 - 【請求項14】入出力バスを介して互いに接続される、
少なくとも、データ入力処理部、蓄積部、データ出力処
理部と、 前記データ入力処理部、前記蓄積部および前記データ出
力処理部での処理実行の開始、終了を制御する制御処理
部と、 を備え、前記データ入力処理部、前記蓄積部または前記
データ出力処理部において、データ転送を行うために、
前記入出力バスを介してDMA転送を行って、前記デー
タ出力処理部から画像データを画像出力装置に転送する
ようにする画像出力制御装置の処理実行制御方法におい
て、 前記各処理部において実行される各処理のうち、前記画
像出力装置の画像出力処理速度に基づく時間制約を受け
る処理について、その処理優先度をその他の処理に対し
て高く設定するとともに、前記入出力バスの利用権も、
処理優先度に応じて優先して利用できるように設定して
おき、 前記各処理について、前記入出力バスを利用するために
DMAを発行する前に、優先度の高い処理がバスを利用
中であるかどうかをチェックし、処理優先度の高い他の
処理が前記入出力バスを利用中でないときにのみ、前記
DMAを発行することを特徴とする画像出力制御装置の
処理実行制御方法。 - 【請求項15】処理の実行順位を決定する処理優先度を
設定する手段と、 前記処理優先度の高い処理から実行を行う処理スケジュ
ーリング手段と、 入出力バス上で、前記実行優先度の高い処理からのバス
利用を優先するバス制御手段と、 を備えることを特徴とするバス制御方式。
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---|---|---|---|
JP03876398A JP3724536B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 画像出力制御装置およびその処理実行制御方法 |
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