JPH11237821A - ブレード取付構造,画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

ブレード取付構造,画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JPH11237821A
JPH11237821A JP10041837A JP4183798A JPH11237821A JP H11237821 A JPH11237821 A JP H11237821A JP 10041837 A JP10041837 A JP 10041837A JP 4183798 A JP4183798 A JP 4183798A JP H11237821 A JPH11237821 A JP H11237821A
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JP
Japan
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blade
fastening
fastening holes
frame body
holes
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JP10041837A
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English (en)
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Kenichi Onishi
研一 大西
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1種類の締結部材のみを用いてフレーム体に
ブレードを交換可能に取り付け、交換されたブレードを
フレーム体へ精度よく高強度に固定する。 【解決手段】 トナー回収口48Aの上端に沿って設け
られた取付面68には軸方向Sにおける中心位置Cに対
して対称称的に5対の締結穴70及び一対の位置決めピ
ン72が設けられている。一方、クリーニングブレード
50の支持板74には中心位置Cに対して対称的に5対
の貫通穴76と凹部78及び丸穴79とが設けられてい
る。フレーム体46へクリーニングブレード50を取り
付ける場合には、支持板74を取付面68へ密着させる
と共に位置決めピン72を凹部78及び丸穴79内へ挿
入した後、貫通穴76を通してブレード交換回数に対応
する一対の締結穴70内へネジ54をねじ込み、頭部5
4Bにより支持板74を取付面68上へ押圧固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
に基づいて画像を形成する画像形成装置のクリーニング
装置等に適用されブレードをブレード取付体へ交換可能
に取り付けるブレード取付構造並びに、このブレード取
付構造を有する画像形成装置及びプロセスカートリッジ
に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の電子写真プロセスに基づいて記録
紙等へ画像を形成する画像形成装置は、像担持体上に形
成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形
成する現像装置と、像担持体上に形成されたトナー像を
記録紙等の記録媒体へ転写した後に像担持体上に残留し
たトナーを除去回収するクリーニング装置とを備える。
このような画像形成装置には、所定の寿命を有した像担
持体,現像装置及びクリーニング装置等をプロセスカー
トリッジとして一体化し、1回の交換作業により複数の
部品を交換できるようにしたものがある。
【0003】画像形成装置本体から取り外されたプロセ
スカートリッジは、近年、省資源,廃棄物の減少等の要
請から消耗部品の交換等のメンテナンスをして再使用
(リサイクル)することが多くなっている。このような
プロセスカートリッジの消耗部品としては、例えば、ク
リーニング装置に配設されたクリーニングブレードや、
現像装置に配設された帯電ブレード等のブレードがあ
る。そして、プロセスカートリッジには、ブレードを交
換可能に取り付けるため、クリーニング装置及び現像装
置の一部を形成したフレーム体の所定位置へネジ穴を設
けると共に、ブレードに貫通穴を設けておき、このブレ
ードの貫通穴を挿通させたネジをフレーム部のネジ穴に
ねじ込み、ネジ頭部によりブレードをフレーム体上へ押
圧して固定するブレード取付構造を有するものがある。
しかし、このようなプロセスカートリッジでは、ブレー
ドの交換時に締結部材であるネジを抜き取るとネジ穴の
ネジ山等が損傷し易く、ネジ穴が損傷するとネジの締結
力が低下したり、ネジ穴とネジとの間にガタが生じるた
め、交換された新しいブレードの固定状態が不安定にな
ってブレードをフレーム体へ確実に固定できなくなる。
【0004】上記のような問題を解決するため、特開平
7−77919号公報には、取付穴内にそれぞれ内径が
異なる小径穴部,中径穴部及び大径穴部を同軸的に設
け、この取付穴に小径,中径及び大径のタッピングビス
をねじ込み可能にしたプロセスカートリッジが示されて
いる。従って、このプロセスカートリッジによれば、ク
リーニングブレードの交換毎にそれぞれ外径の異なるタ
ッピングビスを用い、小径,中径及び大径のタッピング
ビスを取付穴へねじ込むことにより、交換されたブレー
ドをフレーム体へ確実に固定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−77919号公報に示されているプロセスカートリ
ッジでは、クリーニングブレードの交換毎に、締結部材
として径が異なるタッピングビスを用いる必要があるこ
とから、交換時に抜き取ったタッピングビスの種類の識
別や、取付穴にねじ込むタッピングビスの選択等の作業
が必要となり、クリーニングブレードの交換作業が煩雑
になる。また、締結部材の種類増加は管理上及びコスト
的にも好ましくない。
【0006】本発明の目的は、上記事実を考慮し、1種
類の締結部材のみを用いてフレーム体にブレードを交換
可能に取り付けることを可能にすると共に、交換された
ブレードをフレーム体へ確実に固定できるブレード取付
構造並びに、このブレード取付構造を有する画像形成装
置及びプロセスカートリッジを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のブレード
取付構造は、現像剤保持部材上の現像剤との接触位置へ
支持されるブレードと、前記ブレードが交換可能に取り
付けられてブレードを前記接触位置へ支持するフレーム
体と、前記フレーム体に設けられた複数組の締結穴と、
前記複数組の締結穴から任意に選択された1組の締結穴
内へそれぞれ軸部を挿入固着し、この軸部と一体に形成
された頭部により前記ブレードをフレーム体上へ押圧す
る1組の締結部材と、を有するものである。
【0008】ここで締結穴は、例えば、内周面に雌ネジ
が形成され、締結部材の軸部(雄ネジ)がねじ込まれて
固定されるネジ穴や、締結部材の軸部が圧入する共に弾
性的又は塑性的な変形が生じて軸部が固着する圧入穴と
して形成される。またブレードは、薄板状又はシート状
に形成され現像剤保持部材上の現像剤との接触位置へ支
持される部材であり、例えば電子写真プロセスに基づい
て画像形成する画像形成装置に配置されるクリーニング
ブレードや帯電ブレードが含まれる。
【0009】上記構成のブレード取付構造によれば、フ
レーム体に複数組の締結穴を設けたことにより、フレー
ム体に対するブレード交換毎に、交換前のブレードを固
定するため締結部材が挿入固着していた締結穴とは異な
る未使用の1組の締結穴、又は使用済みであっても損傷
がない1組の締結穴を選択し、この1組の締結穴へ締結
部材をそれぞれ挿入固着してブレードをフレーム体へ取
り付けることができるので、1種類の締結部材のみを用
いてフレーム体にブレードを交換可能に取り付けること
が可能になると共に、ブレードをフレーム体へ高強度に
固定できる。
【0010】請求項2記載のブレード取付構造は、請求
項1記載のブレード取付構造において、前記複数組の締
結穴を構成した複数の締結穴をそれぞれ直線的に配列す
ると共に、前記ブレードに、前記複数の締結穴と同数の
貫通穴をそれぞれ締結穴との対応位置へ設け、前記締結
部材の軸部を前記貫通穴に挿通させて、この貫通穴との
対応位置にある前記締結穴へ挿入固着するものである。
【0011】上記構成のブレード取付構造によれば、1
組の締結部材をそれぞれ貫通穴を通して締結穴へ挿入固
着することにより、ブレードをフレーム上の所定位置へ
精度よく位置決めし固定できる。
【0012】請求項3記載のブレード取付構造は、請求
項1又は2記載のブレード取付構造において、前記フレ
ーム体に、前記ブレードの交換時に前記フレーム体に対
するブレードの交換回数に応じて前記複数組の締結部か
ら1組の締結穴を選択させ、この1組の締結穴内へ前記
1組の締結部材をそれぞれ挿入固着させるための情報を
表示した指示表示部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0013】上記構成のブレード取付構造によれば、ブ
レードの交換前に、作業者が締結部材が挿入固着されて
いた締結穴に対応する指示表示部の情報を視認すること
で、現在までのブレードの交換回数を容易に認識でき、
かつ今回のブレードの交換回数に対応する指示表示部の
情報を視認することで、新しいブレードを取り付けるた
めに用いる締結穴を誤りなく選択できる。
【0014】請求項4記載のブレード取付構造は、請求
項1,2又は3記載のブレード取付構造において、前記
締結部材の軸部を前記締結穴内へねじ込まれて固着され
る雄ネジとしたものである。
【0015】上記構成のブレード取付構造によれば、雄
ネジを締結穴へ所定のトルクでねじ込むことにより、締
結部材の頭部によるブレードへの押圧力を十分大きくす
ることができるので、ブレードをフレーム体へ高強度に
締結固定でき、また締結部材を緩め方向へ回転させれば
軸部を締結穴から抜き取ることができるので、ブレード
を簡単にフレーム体から取り外すことができる。
【0016】また、請求項5記載の画像形成装置は、電
子写真プロセスに基づいて画像を形成する画像形成装置
であって、請求項1,2,3又は4記載のブレード取付
構造を有することを特徴とするものである。
【0017】上記構成の画像形成装置によれば、1種類
の締結部材のみを用いてフレーム体にブレードを交換可
能に取り付けることが可能になるので、画像形成装置に
配置されたクリーニング装置や帯電装置等に対するブレ
ード交換作業を簡略化でき、かつクリーニングブレード
や帯電ブレード等のブレードをフレーム体へ高強度に固
定できるので、ブレードの現像剤保持部材への接触圧が
低下したり、接触圧の分布が不均一になることを防止で
きる。この結果、クリーニング装置や帯電装置等のメン
テナンスが容易になると共に、ブレードが交換されたク
リーニング装置や帯電装置等の信頼性が向上する。
【0018】また、請求項6記載のプロセスカートリッ
ジは、電子写真プロセスに基づいて画像を形成する画像
形成装置の装置本体へ着脱可能に装着されるプロセスカ
ートリッジであって、請求項1,2,3又は4記載のブ
レード取付構造を有することを特徴とするものである。
【0019】上記構成のプロセスカートリッジによれ
ば、1種類の締結部材のみを用いてフレーム体にブレー
ドを交換可能に取り付けることが可能になるので、プロ
セスカートリッジの一部として構成されたクリーニング
装置や帯電装置等に対するブレード交換作業を簡略化で
き、かつクリーニングブレードや帯電ブレード等のブレ
ードをフレーム体へ高強度に固定できるので、ブレード
の現像剤保持部材への接触圧が低下したり、接触圧の分
布が不均一になることを防止できる。この結果、プロセ
スカートリッジのリサイクルが容易になると共に、ブレ
ードが交換されたプロセスカートリッジの信頼性が向上
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0021】(第1実施形態の構成)図1には本発明の
第1実施形態に係るブレード取付構造が適用された画像
形成装置が示されている。この画像形成装置の装置本体
10には、内部に公知の電子写真プロセスに係る各種の
部品が配置されると共に、上面に装置内部から排出され
た記録紙Pが積載される排紙部14が設けられている。
【0022】装置本体10内には、排紙部14の下方に
露光装置16及びプロセスカートリッジ18が互いに隣
接するように配置されている。プロセスカートリッジ1
8は装置本体10に着脱可能に装着されており、図2に
示されるようにドラム20と、このドラム20の外周面
20Aに対向するように支持されたクリーニング装置2
2,帯電ロール24及び現像装置26等が一体的に構成
されたものである。装置本体10は、プロセスカートリ
ッジ18をドラム20の軸方向と略平行に移動可能に支
持する着脱ガイド機構(図示省略)を有しており、筐体
状の外装部12に設けられたメンテナンス用開口部(図
示省略)を開放した後、図1に示される装着位置にある
プロセスカートリッジ18をドラム20の軸方向へ略平
行に紙面手前側へ移動させることにより、プロセスカー
トリッジ18が装置外部へ抜き取られ、また装置外部か
らプロセスカートリッジ18を装着位置入口へ位置合わ
せして軸方向と略平行に紙面奥側へ移動させることによ
り、プロセスカートリッジ18が装着位置へ装着され
る。
【0023】装置本体10内には、図1に示されるよう
に筐体部12下部に記録紙Pの束を収納した用紙トレー
28が着脱可能に装着され、この用紙トレー12の上方
にフィードロール30が回転可能に支持されている。フ
ィードロール30は軸直角断面が略半円状に形成されて
おり、非給紙時には図1に示されるように用紙トレー2
8内の記録紙Pから離間する位置に保持され、給紙時に
は矢印方向へ回転すると共にロール面を用紙トレー28
内の記録紙Pに圧接させて1枚の記録紙Pを用紙トレー
28の外部へ送出する。この記録紙Pは、2点鎖線によ
り示された搬送経路Lに沿って装置本体10内を搬送さ
れると共にトナー転写及び定着工程を経て排紙部14上
に排出される。
【0024】また装置本体10内には、記録紙Pの搬送
経路Lに沿って第1搬送ロール32,第2搬送ロール3
4、レジロール36、ドラム20に当接する転写ロール
38,定着装置40及び第3搬送ロール42及び排出ロ
ール44が配置されている。
【0025】プロセスカートリッジ18は、図2に示さ
れるようにドラム20及び帯電ロール24等を回転可能
に支持し、かつクリーニング装置22及び現像装置26
の一部を形成したフレーム体46を有している。このフ
レーム体46は、樹脂により形成された複数の構成部品
をネジ等により連結して一体に組み立てたものであり、
装置本体10の外部で容易に分解できる構造とされてい
る。
【0026】クリーニング装置22は、図2に示される
ようにフレーム体46の一部として構成された廃トナー
タンク48と、フレーム体46へ取り付けられたクリー
ニングブレード50及びシールシート52とから構成さ
れている。フレーム体46は、ドラム20に隣接させて
廃トナータンク48を形成し、この廃トナータンク48
のトナー回収口48Aをドラム20の外周面20Aと対
向させている。クリーニングブレード50は、トナー回
収口48Aの周縁部にネジ54により締結固定され、先
端部がドラム20の外周面20Aへ圧接するように支持
されている。シールシート52は、廃トナータンク48
の内壁へ固着され、先端部がクリーニングブレード50
に対して下方の位置でドラム20の外周面20Aへ圧接
するように支持されている。
【0027】現像装置26は、図2に示されるようにフ
レーム体46の一部として構成されたトナータンク56
及びトナー溜まり58と、トナータンク56内で回転可
能に支持されたアジテータ60と、ドラム20と当接す
る共に回転可能に支持されたマグロール62と、フレー
ム体46へ固定された帯電ブレード64とから構成され
ている。フレーム体46はマグロール62の下方にトナ
ー溜まり58を形成しており、トナータンク56にはト
ナー溜まり58へ連通したトナー供給口56Aが形成さ
れている。帯電ブレード64は、フレーム体46におけ
るトナー供給口56Aの上方にネジ54により締結固定
され、先端部がマグロール62のロール面62Aへ圧接
するように支持されている。
【0028】次に、上記のように構成された本実施形態
の画像形成装置による画像形成動作を説明する。帯電ロ
ール24は、画像形成時に矢印の方向へ回転するドラム
20に連動して従動回転する共に、ドラム20の外周面
20Aを所定の電位に帯電する。露光装置16は均一に
帯電されたドラム20をレーザー光Bにより走査してド
ラム20に静電潜像を形成する。
【0029】現像装置26は、ドラム20に連動してア
ジテータ60及びマグロール62を回転させる。これに
より、トナー供給口56Aを通してトナータンク56か
らトナー溜まり58へ消費量と略等しいトナーが供給さ
れ、トナー溜まり58内には常に略一定量のトナーが溜
められる。トナー溜まり58内のトナーはマグロール6
2のロール面62Aへ吸着され、ロール面62A上のト
ナーは帯電ブレード64により薄層化されると共に所定
の極性へ帯電される。マグロール62は、露光位置下流
の現像位置でトナーをドラム20の外周面20Aへ選択
的に転移付着させることにより、ドラム20の静電潜像
を現像してトナー像を形成する。
【0030】一方、用紙トレー28から送出された記録
紙Pは搬送ロール32,34により搬送経路Lに沿って
搬送され、レジロール36のニップ部に当接する位置で
一旦停止する。レジロール36は、ドラム20上のトナ
ー像先端が所定の位置へ到達すると記録紙Pの搬送を再
開し、この記録紙Pを転写ロール38とドラム20との
間へ挿入する。転写ロール38は、ドラム20と当接す
る転写位置で静電的な力によりトナー像をドラム20か
ら記録紙Pへ転写する。この記録紙Pは、定着装置40
へ搬送されてトナー像が熱定着された後に、第3搬送ロ
ール42により排出ロール44へ搬送され、排出ロール
44により排紙部14上へ排出される。
【0031】クリーニング装置22は、クリーニングブ
レード50により転写後に残留したトナー(残留トナ
ー)をドラム20上から剥離し、この残留トナーを廃ト
ナータンク48内へ回収する。シールシート52は、ド
ラム20上から剥離した残留トナーを廃トナータンク4
8内へ案内する共に残留トナーがクリーニング装置22
から外部へ漏れることを防止している。
【0032】上記したような画像形成装置では、プロセ
スカートリッジ18が交換部品として構成されている。
装置本体10内から取り外されたプロセスカートリッジ
18は、過去のリサイクル回数が所定の回数以内である
場合には消耗部品の交換や清掃等のメンテナンスが行わ
れてリサイクルされる。ここで、クリーニングブレード
50及び帯電ブレード64は、プロセスカートリッジ1
8のリサイクル毎に交換が必要な消耗部品とされてい
る。このため、プロセスカートリッジ18には、クリー
ニングブレード50をフレーム体46へ交換可能に取り
付けるためのクリーニングブレード取付構造と、帯電ブ
レード64をフレーム体46へ交換可能に取り付けるた
めの帯電ブレード取付構造とが設けられている。
【0033】次に、本実施形態のクリーニングブレード
取付構造を説明する。フレーム体46には、図3に示さ
れるようにトナー回収口48Aの周縁部にクリーニング
ブレード50が密着する取付面68が形成されている。
この取付面68はトナー回収口48Aの上端に沿って設
けられた平面からなり、取付面68には、図2に示され
るドラム20の軸方向(矢印S方向)と平行な直線上に
複数の締結穴70及び一対の位置決めピン72が設けら
れている。複数(本実施形態では10個)の締結穴70
は軸方向Sにおけるドラム20の中心位置Cに対して対
称的に、即ち中心位置Cに対して一方の側及び他方の側
にそれぞれ5個の締結穴70が等ピッチで配置され、こ
れらの締結穴70はタッピングスクリューによりネジが
切られる下穴、又は雌ネジが形成されたネジ穴とされて
いる。また一対の位置決めピン72はそれぞれ締結穴7
0に対して外側に配置されている。
【0034】一方、クリーニングブレード50には、図
3に示されるように軸方向Sに直交するブレード幅方向
Wの固定端側に取付面68に密着し固定される平板状の
支持板74が配置されている。この支持板74は軸方向
Sで一対の位置決めピン72間のピッチより僅かに長く
形成され、軸方向Sと平行な直線上に締結穴70と同数
(10個)の貫通穴76と凹部78及び丸穴79とが設
けられている。10個の貫通穴76は中心位置Cに対し
て対称的に設けられており、それぞれピッチ及び中心位
置Cからの距離が締結穴70と等しくなるように配置さ
れている。また凹部78は支持板74の一端から中心位
置Cの方向へU字状に切り欠かれ、丸穴79はピン72
の直径より僅かに内径が大きくなるように形成されてい
る。これらの凹部78及び丸穴79は、位置決めピン7
2がそれぞれ挿入されてクリーニングブレード50を位
置決めする。
【0035】支持板74にはブレード幅方向Wの先端部
に弾性板80が固着されている。この弾性板80には、
ブレード幅方向Wの自由端部に清掃部材82が固着され
ており、清掃部材82はウレタンスポンジ等の多気孔性
の弾性材料からなる。クリーニングブレード50がフレ
ーム体46へ取り付けられた状態では、弾性板80は清
掃部材80を介して自由端部をドラム20の外周面20
Aへ圧接させる。
【0036】また取付面68には、締結穴70の上方の
領域にクリーニングブレード50の交換回数に対応する
情報を表示した指示表示部68Aが設けられている。こ
の指示表示部68Aには、図3に示されるようにそれぞ
れの締結穴70の上方に外側から中心位置Cへ向かって
“1”から“5”までの整数が順に刻印されている。従
って、中心位置Cに対して対称位置にある一対の締結穴
70の上方には同一の整数が刻印される。ここで、指示
表示部68Aは、クリーニングブレード50がフレーム
体46へ取り付けられた状態では支持板74により遮蔽
されるが、フレーム体46の分解され、かつクリーニン
グブレード50がフレーム体46から取り外された状態
では作業者が視認可能となる位置に設けられている。
【0037】分解したフレーム体46クリーニングブレ
ード50を取り付ける場合には、先ず、支持板74を取
付面68へ密着させると共に一対の位置決めピン72を
それぞれ凹部78及び丸穴79内へ挿入する。これによ
り、支持板74は取付面68上の所定位置へ位置決めさ
れ、複数の貫通穴76がそれぞれ対応位置にある締結穴
70と一致する。このとき、フレーム体46へ初めてク
リーニングブレード50を取り付ける場合には、作業者
は、“1”が刻印された一対の締結穴70を選択し、貫
通穴76を通して選択した締結穴70内へネジ54の軸
部54Aを挿入し、ドライバー等によりネジ54を締め
つけ方向へ回転させて軸部54Aを締結穴70へねじ込
み、ネジ54の頭部54Bにより支持板74を取付面6
8上へ押圧する。これにより、支持板74が取付面68
上に固定され、フレーム体46へのクリーニングブレー
ド50の取り付けが完了する。またフレーム体46から
クリーニングブレード50を取り外す場合には、ドライ
バー等によりネジ54を緩め方向へ回転させて軸部54
Aを締結穴70から抜き取り、支持板74を取付面68
から離間させる。
【0038】以上、クリーニングブレード50をフレー
ム体46へ初めて取り付ける場合を説明したが、クリー
ニングブレード50を交換する場合には、作業者はフレ
ーム体46から古いクリーニングブレード50を取り外
した後、1回目の交換時には“2”が刻印された一対の
締結穴70を選択し、以後、2回目から4回目までの交
換時には順次、1ずつ大きな数字(“3”〜“5”)が
刻印された締結穴70を選択し、貫通穴76を通して選
択した締結穴70へネジ54の軸部54Aをねじ込み、
頭部54Bにより新しい支持板74を取付面68上へ押
圧固定することにより、新しいクリーニングブレード5
0をフレーム体46へ取り付ける。
【0039】次に、本実施形態の帯電ブレード取付構造
を説明する。なお、この帯電ブレード取付構造は、上記
した本実施形態のクリーニングブレード取付構造と基本
的構成が共通しているので、対応する部材については同
一符号を付し詳細な説明を省略する。フレーム体46内
には、図2に示されるようにトナータンク56とドラム
20の収納室82とを仕切る隔壁84が設けられてお
り、この隔壁84には、図4に示されるように収納室8
2側に帯電ブレード64が密着する取付面86が平面に
より形成されている。この取付面86には軸方向Sと平
行な直線上に10個の締結穴70及び一対の位置決めピ
ン72が設けられている。
【0040】一方、帯電ブレード64には、図4に示さ
れるようにブレード幅方向Wの固定端側に長手直角断面
が略V字状に屈曲した支持板88が配置されている。こ
の支持板88は軸方向Sで一対の位置決めピン72間の
ピッチより僅かに長く形成され、軸方向Sと平行な直線
上に10個の貫通穴76並びに凹部78及び丸穴79が
設けられている。
【0041】支持板88には、その先端部に平板状の弾
性板90が固着されている。この弾性板90には、ブレ
ード幅方向Wの自由端部にシリコンゴムからなる帯電部
材92が固着されている。帯電ブレード64がフレーム
体46へ取り付けられた状態では、弾性板90は帯電部
材92を介してマグロール62の外周面62Aへ自由端
部を圧接させる。また取付面86には締結穴70の上方
に指示表示部86Aが設けられており、この指示表示部
86Aにはそれぞれの締結穴70の上方に外側から中心
位置Cへ向かって“1”から“5”までの整数が順に刻
印されている。ここで、指示表示部86Aは、帯電ブレ
ード64がフレーム体46へ取り付けられた状態では支
持板88により遮蔽されるが、フレーム体46の分解さ
れ、かつ帯電ブレード64がフレーム体46から取り外
された状態では作業者が視認可能となる位置に設けられ
ている。
【0042】フレーム体46へ帯電ブレード64を取り
付ける場合には、支持板88を取付面86へ密着させる
と共に一対の位置決めピン72をそれぞれ凹部78及び
丸穴79内へ挿入する。これにより、支持板88は取付
面86上の所定位置へ位置決めされ、10個の貫通穴7
6がそれぞれ対応位置にある1個の締結穴70と一致す
る。この後は、クリーニングブレード50をフレーム体
46へ取り付ける場合と同様に、初めて帯電ブレード6
4を取り付ける場合には“1”が刻印された一対の締結
穴70を選択し、以後、帯電ブレード64を交換する毎
に順次、1ずつ大きな数字(“2”〜“5”)が刻印さ
れた一対の締結穴70を選択し、貫通穴76を通して選
択した締結穴70へネジ54の軸部54Aをねじ込み、
頭部54Bにより支持板88を取付面86上へ押圧固定
することにより、帯電ブレード64をフレーム体46へ
取り付ける。
【0043】(第1実施形態の作用)次に、上記のよう
に構成された本実施形態のクリーニングブレード取付構
造及び帯電ブレードによる作用を説明する。本実施形態
のクリーニングブレード取付構造では、フレーム体46
の取付面68には一対を1組とする締結穴70を5組設
け、かつクリーニングブレード50の支持板74にも5
組の貫通穴76を締結穴70との対応位置へそれぞれ設
けている。これにより、フレーム体46に対するクリー
ニングブレード50の1回目から4回目までの交換時
に、交換前のクリーニングブレード50を固定するため
ネジ54がねじ込まれていた一対の締結穴70とは異な
る未使用の一対の締結穴70を選択することができるの
で、1種類のネジ54のみを用いてフレーム体46にク
リーニングブレード50を交換可能に取り付けることが
可能になると共に、ネジ山等の損傷がない締結穴70内
へネジ54の軸部54Aをねじ込み、クリーニングブレ
ード50をフレーム体46へ精度よく位置決めし、高強
度に固定できる。
【0044】また、本実施形態のクリーニングブレード
取付構造と同様に構成された帯電ブレード取付構造によ
れば、フレーム体46に対する帯電ブレード64の1回
目から4回目までの交換時に、交換前の帯電ブレード6
4を固定するためネジ54がねじ込まれていた一対の締
結穴70とは異なる未使用の一対の締結穴70を選択す
ることができるので、1種類のネジ54のみを用いてフ
レーム体46に帯電ブレード64を交換可能に取り付け
ることが可能になると共に、ネジ山等の損傷がない締結
穴70内へネジ54の軸部54Aをねじ込み、帯電ブレ
ード64をフレーム体46へ精度よく位置決めし、高強
度に固定できる。
【0045】さらに、本実施形態のクリーニングブレー
ド取付構造及び帯電ブレード取付構造では、取付面6
8,86に、締結穴70のそれぞれの上方に軸方向S外
側から中心位置Cへ向かって“1”から“5”までの整
数を順に刻印した指示表示部68A,86Aを設けてい
る。これにより、作業者は、クリーニングブレード50
又は帯電ブレード64の交換前にネジ54がねじ込まれ
ていた締結穴70の上方に刻印された整数を視認するこ
とで、現在までのブレード50,64の交換回数を容易
に認識でき、かつ今回のブレード50,64の交換回数
に対応する整数が刻印された締結穴70を選択すること
で、新しいクリーニングブレード50又は帯電ブレード
64を取り付けるために用いる締結穴70を容易に識別
できる。
【0046】従って、本実施形態のクリーニングブレー
ド取付構造及び帯電ブレード取付構造をプロセスカート
リッジ18に適用した場合には、締結部材として1種類
のネジ54のみを用いてフレーム体46にクリーニング
ブレード50及び帯電ブレード64を取り付けることが
できるので、プロセスカートリッジ18のリサイクル作
業が容易になり、かつリサイクル毎に未使用の締結穴7
0内へネジ54をねじ込み、ブレード50,64をフレ
ーム体46へ精度よく位置決めし、高強度に固定できる
ので、リサイクルされたプロセスカートリッジ18の信
頼性を向上できる。
【0047】また、本実施形態では、プロセスカートリ
ッジ18のリサイクル回数を4回として、フレーム体4
6の締結穴70及び支持板74,88の貫通穴76をそ
れぞれ5組設けた場合を説明したが、プロセスカートリ
ッジ18のリサイクル回数が4回以外の場合にも、リサ
イクル回数の増減に応じて締結穴70及び貫通穴76の
組数を増減することで、リサイクル毎に未使用の締結穴
70内へネジ54をねじ込むことが可能になり、かつ使
用されない締結穴70を設けて無駄な加工コストが発生
することを防止できる。
【0048】また、クリーニング装置及び現像装置のそ
れぞれが独立した交換部品として構成され、クリーニン
グ装置及び現像装置が単体でそれぞれ装置本体10へ着
脱可能に装着される画像形成装置であっても、この画像
形成装置へ本実施形態のクリーニングブレード取付構造
及び帯電ブレード取付構造を適用すれば、クリーニング
装置及び現像装置それぞれのリサイクル作業が容易にな
り、かつリサイクルされたクリーニング装置及び帯電装
置の信頼性を向上できるという効果が得られる。
【0049】(第2実施形態の構成)図5には本発明の
第2実施形態の帯電ブレード取付構造が適用されたプロ
セスカートリッジが示されている。この第2実施形態の
帯電ブレード取付構造が第1実施形態の帯電ブレード取
付構造が異なる点は、帯電ブレード64の支持板88が
密着する取付面94の形状が第1実施形態の取付面86
の形状と異なっている。具体的には、取付面86全体が
平面により形成されているのに対し、取付面94は、最
も軸方向Sの内側へ配置された一対の締結穴70より内
側の領域が中心位置Cへ向かって突出量を増大する凸状
の湾曲面により形成され、この湾曲面の外側が平面によ
り形成されている。
【0050】本実施形態の帯電ブレード取付構造により
帯電ブレード64をフレーム体46へ取り付ける場合に
も、第1実施形態の場合と同様に貫通穴76を通して選
択した締結穴70内へネジ54の軸部54Aを締結穴7
0へねじ込み、ネジ54の頭部54Bにより支持板88
を取付面94上へ押圧する。これにより、支持板88が
取付面94上に固定される。このとき、支持板88は、
図6(A)に示されるように締結穴70より内側が取付
面94に沿って凸状の湾曲面となるように弾性変形す
る。
【0051】(第2実施形態の作用)フレーム体46ヘ
取り付けられた帯電ブレード64は、弾性板90の自由
端部を帯電部材92を介して先端部をマグロール62へ
圧接させる。これにより、帯電ブレード64は、図6
(B)に示されるようにマグロール62との圧接部へ軸
方向Sに沿って分布する圧接力Pを作用させる。また、
帯電ブレード64は、圧接力Pの反力に対してはネジ5
4の頭部54Bによる押圧位置を支点Fとして2点で支
持されているので、支点Fから中心位置Cへ近づくと共
にマグロール62からの反力に対して帯電ブレード64
を支持する内部応力が低下する。従って、帯電ブレード
64による圧接力Pは、第1実施形態のように取付面8
6が平面である場合には、図6(B)で2点鎖線で示す
ように支点Fから中心位置Cへ近づくと共に小さくな
る。このとき、ネジ54がねじ込まれる締結穴70が軸
方向Sの外側のものである程、支点Fでの圧接力Pと中
心位置Cでの圧接力Pとの差が増大する。
【0052】第1実施形態に対して第2実施形態では、
取付面94により支持板88の締結穴70より内側を凸
状の湾曲面となるように弾性変形させているので、帯電
ブレード64には、支点Fから中心位置Cへ近づくと共
に増加する内部応力が予め付与される。これにより、図
6(B)で実線で示すように帯電ブレード64からマグ
ロール62への圧接力Pを軸方向Sにおける任意の位置
で略等しい大きさにできる。従って、帯電ブレード64
は、マグロール62上に吸着されたトナーに対して軸方
向Sにおいて一定となる圧接力Pを作用させる。これに
より、マグロール62上で帯電されたトナーの層厚及び
帯電電位を安定できるので、マグロール62からのトナ
ーにより現像されるドラム20上のトナー像の画質が良
好に維持される。
【0053】以上、第2実施形態の帯電ブレード取付構
造について説明したが、クリーニング装置22におい
て、クリーニングブレード50が密着する取付面の形状
を取付面94の同様の形状とし、クリーニングブレード
50の支持板74の締結穴70より内側を取付面に沿っ
て凸状の湾曲面となるように弾性変形させれば、クリー
ニングブレード50からドラム20への圧接力を軸方向
Sにおける任意の位置で略等しい大きさにできるので、
クリーニングブレード50により転写後のドラム20の
残留トナーをむらなく除去できるので、取り残した残留
トナーにより画質が低下することを防止できる。
【0054】また、本実施形態では、帯電ブレード64
及びクリーニングブレード50の取付面の中央部を湾曲
面とした場合を説明したが、支持板88,74の締結穴
70より内側を凸状の湾曲面となるように弾性変形さ
せ、ブレード64,50に予め支点Fから中心位置Cへ
近づくと共に増加する内部応力を付与できるならば、取
付面は他の形状、例えば中心位置C付近の一部を突出さ
せた形状でもよい。
【0055】以上の第1及び第2実施形態では、ブレー
ド50,64が長尺であることを前提として複数組の締
結穴70を直線的に配列した場合を説明したが、、ブレ
ード50,64の形状等に応じて複数組の締結穴70を
上下方向や円周上へ配列することも可能である。また中
心位置Cに対して対称的に配置された1対の締結穴70
を必ずしも1組の締結穴70とする必要はなく、ブレー
ド50,64の両端部に配置された複数の締結穴70か
らそれぞれ1個以上の締結穴70を任意に選択して、ブ
レード50,64の両端部にそれぞれ配置された複数の
締結穴70を1組とすることも可能である。また貫通穴
76は、必ずしも締結穴70と同数だけ設ける必要はな
く、複数の貫通穴76と対応させて1個の長穴を設けて
もよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るブレー
ド取付構造によれば、1種類の締結部材のみを用いてフ
レーム体にブレードを交換可能に取り付けることが可能
になると共に、ブレードをフレーム体へ精度よく高強度
に固定できる。
【0057】また、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、画像形成装置に配置されたクリーニング装置や帯電
装置等のメンテナンスが容易になると共に、ブレードが
交換されたクリーニング装置や帯電装置等の信頼性が向
上する。
【0058】また、本発明に係るプロセスカートリッジ
によれば、プロセスカートリッジのリサイクルが容易に
なると共に、ブレードが交換されたプロセスカートリッ
ジの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るブレード取付構造が適
用された画像形成装置の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るブレード取付構造が適
用されたプロセスカートリッジの構成を示す断面図であ
る。
【図3】図2のIII − III線による断面を示す第1実施
形態に係るクリーニングブレード取付構造が適用された
プロセスカートリッジの斜視図である。
【図4】図2のIV−IV線による断面を示す第1実施形態
に係る帯電ブレード取付構造が適用されたプロセスカー
トリッジの斜視図である。
【図5】図2のV−V線による断面を示す第2実施形態
に係る帯電ブレード取付構造が適用されたプロセスカー
トリッジの斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る帯電ブレード取付
構造における帯電ブレードのマグロールへの圧接状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10 装置本体 12 外装筐体 18 プロセスカートリッジ 20 ドラム(現像剤保持部材) 22 クリーニング装置 26 現像装置 46 フレーム体 48 廃トナータンク 50 クリーニングブレード 54 ネジ(締結部材) 54A 軸部 54B 頭部 56 トナータンク 58 トナー溜まり 60 アジテータ 62 マグロール 64 帯電ブレード 68 取付面 68A 指示表示部 70 締結穴 72 位置決めピン 74 支持板 76 貫通穴 78 凹部 80 弾性板 84 隔壁 86 取付面 86A 指示表示部 88 支持板 90 弾性板 92 帯電部材 94 取付面 94A 指示表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤保持部材上の現像剤との接触位置
    へ支持されるブレードと、 前記ブレードが交換可能に取り付けられてブレードを前
    記接触位置へ支持するフレーム体と、 前記フレーム体に設けられた複数組の締結穴と、 前記複数組の締結穴から任意に選択された1組の締結穴
    内へそれぞれ軸部を挿入固着し、この軸部と一体に形成
    された頭部により前記ブレードをフレーム体上へ押圧す
    る1組の締結部材と、 を有することを特徴とするブレード取付構造。
  2. 【請求項2】 前記複数組の締結穴を構成した締結穴を
    それぞれ直線的に配列すると共に、前記ブレードに前記
    締結穴と同数の貫通穴をそれぞれ締結穴との対応位置へ
    設け、 前記締結部材の軸部を前記貫通穴に挿通させ、この貫通
    穴との対応位置にある前記締結穴へ挿入固着することを
    特徴とする請求項1記載のブレード取付構造。
  3. 【請求項3】 前記フレーム体に、前記ブレードの交換
    時に前記フレーム体に対するブレードの交換回数に応じ
    て前記複数組の締結部から1組の締結穴を選択させ、こ
    の1組の締結穴内へ前記1組の締結部材をそれぞれ挿入
    固着させるための情報を表示した指示表示部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のブレード取付構
    造。
  4. 【請求項4】 前記締結部材の軸部を前記締結穴内へね
    じ込まれて固着される雄ネジとしたことを特徴とする請
    求項1,2又は3記載のブレード取付構造。
  5. 【請求項5】 電子写真プロセスに基づいて画像を形成
    する画像形成装置であって、請求項1,2,3又は4記
    載のブレード取付構造を有することを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 電子写真プロセスに基づいて画像を形成
    する画像形成装置の装置本体へ着脱可能に装着されるプ
    ロセスカートリッジであって、請求項1,2,3又は4
    記載のブレード取付構造を有することを特徴とするプロ
    セスカートリッジ。
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