JPH11237698A - フィルムキャリア、フィルムスキャナ及び投影焼付装置 - Google Patents

フィルムキャリア、フィルムスキャナ及び投影焼付装置

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JPH11237698A
JPH11237698A JP4193598A JP4193598A JPH11237698A JP H11237698 A JPH11237698 A JP H11237698A JP 4193598 A JP4193598 A JP 4193598A JP 4193598 A JP4193598 A JP 4193598A JP H11237698 A JPH11237698 A JP H11237698A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 マスクを本体部に圧着させたり、離脱させた
りすることが容易で、そのための機構も簡単にでき、ま
た、別のサイズのマスクに交換しても精度が出しやすい
ようにすること。 【解決手段】 フィルム移動方向の長さは、本体部の窓
321より窓領域1の方が短く、マスクの窓331と窓
領域1とで等しく、フィルム幅方向の長さは、マスクの
窓331より窓領域1の方が短く、本体部の窓321と
窓領域1とで等しく、少なくとも圧着部材により本体部
にマスクが圧着された状態で、本体部のフィルムレーン
を挟んで対向する2つの位置の各々の位置で、フィルム
移動方向に垂直に設けられたピン333とフィルム移動
方向に垂直に伸びる溝とによって係合されていることに
より、マスクと本体部とは、互いに相対的にフィルム移
動方向の位置決めがされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルムに記
録されている駒画像を位置決める窓領域が設けられ、こ
の窓領域に位置決められた駒画像を利用するために用い
られるフィルムキャリアと、このフィルムキャリアを有
し、この窓領域に位置決められた駒画像を撮像するフィ
ルムスキャナと、このフィルムキャリアを有し、この窓
領域に位置決められた駒画像から感光材料に投影焼付す
る投影焼付装置と、に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、写真フィルムが移動するフィルム
レーンが設けられ、窓が前記フィルムレーンに設けられ
た本体部と、前記本体部の前記窓近傍を覆うように配置
された、前記本体部の前記窓近傍に窓が設けられたマス
クと、前記マスクを前記本体部に圧着するための圧着部
材と、を有し、前記圧着部材により前記本体部に圧着さ
れた前記マスクの前記窓及び前記本体部の前記窓が、重
なった略長方形の窓領域に、写真フィルムに記録されて
いる駒画像を位置決めた状態で、この窓領域に位置決め
られた駒画像を利用するために用いられるフィルムキャ
リア、及び、このフィルムキャリアを有し、この窓領域
に位置決められた駒画像から感光材料に投影焼付する投
影焼付装置が、用いられている。
【0003】このような投影焼付装置においては、窓領
域に位置決められた駒画像から投影焼付された感光材料
の縁に、前記マスクの前記窓の周囲の部材あるいは前記
本体部の前記窓の周囲の部材により、焼付光が遮られた
領域が、生じることを防止するために、写真フィルムF
の駒画像5と窓領域1と感光材料Pとの投影焼付の光学
的関係を示す概略斜視図である図5に示すように、感光
材料Pを所定の被焼付位置(感光材料が投影焼付される
ための位置)に位置決めするだけでなく、所定の被焼付
位置に位置決められた感光材料Pの周囲に駒画像5の像
2が結像されるように、フィルム搬送方向及びフィルム
幅方向の両方において、駒画像5の感光材料Pに結像さ
れる領域3を、窓領域1の大きさよりも小さくしてい
る。
【0004】しかし、単に、そのようにしただけでは、
前記マスクを前記本体部に圧着したときに、前記マスク
の前記窓がフィルム搬送方向に微妙にずれることがあ
る。そして、前記マスクの前記窓がフィルム搬送方向に
微妙にずれた場合、窓領域1に位置決められた駒画像5
から投影焼付された感光材料Pの縁に、前記マスクの前
記窓の周囲の部材により焼付光が遮られた領域が生じ
る。また、逆に、駒画像5から窓領域1がはみ出る可能
性もある。
【0005】そこで、駒画像5の感光材料Pに結像され
る領域3を、窓領域1の大きさよりもかなり小さくし、
窓領域1の大きさを駒画像5よりもかなり小さくするこ
とが一般的に行われている。
【0006】しかし、この方法では、駒画像5の周辺部
のかなりの部分が感光材料Pに投影焼付されない。従っ
て、写真フィルムFに記録されている駒画像5の周辺部
に主要被写体が配置されている場合、この主要被写体の
一部又は全部が感光材料Pに投影焼付されないという問
題が発生していた。また、感光材料Pに照射されない焼
付露光光は、迷光となって画質を劣化させる元になる
が、この感光材料Pに照射されない焼付露光光の光量が
大きくなり、その分、画質を劣化させる問題もある。
【0007】また、このような投影焼付装置の内部に
は、このフィルムキャリアを有し、この窓領域に位置決
められた駒画像を、撮像素子に投影して撮像するフィル
ムスキャナが、設けられていることがある。そして、こ
のようなフィルムスキャナも同様に駒画像の撮像素子に
結像される領域を、窓領域の大きさよりも小さくしてい
る。
【0008】しかし、単に、そのようにしただけでは、
前記マスクを前記本体部に圧着したときに、前記マスク
の前記窓がフィルム搬送方向に微妙にずれることがあ
り、前記マスクの前記窓がフィルム搬送方向に微妙にず
れた場合、駒画像から窓領域がはみ出る可能性もある。
そして、駒画像から窓領域がはみ出ると、写真フィルム
Fがネガ写真フィルムの場合、素抜けの透過光量の大き
い光が撮像素子に入射することになり、ブルーミングや
スミヤなどの現象を起こしやすくなる。
【0009】そこで、駒画像の撮像素子に結像される領
域を、窓領域の大きさよりもかなり小さくし、窓領域の
大きさを駒画像よりもかなり小さくする方法とブルーミ
ングやスミヤなどの現象を起こしにくい撮像素子を用い
る方法とが、考えられる。
【0010】しかし、前者の方法では、駒画像の周辺部
のかなりの部分が撮像素子に投影されないので、駒画像
の周辺部に主要被写体が配置されている場合、この主要
被写体の一部又は全部が撮像されないという問題が発生
する。また、後者の方法では、撮像素子に高価なものを
用いなければならない。
【0011】そこで、従来のプリンタプロセッサのフィ
ルムキャリアの一例の概略上面図(A)及び(A)のB
−B断面図である概略正面断面図(B)である図6に示
すように、マスク330の窓領域1の四隅の各々に相当
する位置7に、マスク330と本体部301とが圧着離
脱可能に、フィルム搬送方向及びフィルム幅方向の両方
について、マスク330と本体部301とを相対的に位
置決めるための部材、すなわち、フィルム搬送方向及び
フィルム幅方向の両方に垂直な方向のみに移動方向を規
制する規制部材を設けた。
【0012】しかし、マスク330の窓領域1の四隅の
各々に相当する位置7に、規制部材を設けるため、部品
費用が高価になる。また、それだけでなく、フィルム搬
送方向及びフィルム幅方向の両方に垂直な方向のみに移
動方向を規制するように設けるため、加工精度が高くな
って、加工費用も高価になる問題がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで、少なくとも前
記圧着部材により前記本体部に前記マスクが圧着された
状態で、前記本体部の前記フィルムレーンを挟んで対向
する2つの位置の一方の位置で、フィルム移動方向に垂
直に設けられたピンとフィルム移動方向に垂直に伸びる
溝とによって係合され、他方の位置で、前記マスクと前
記本体部とが圧着離脱可能に、フィルム搬送方向及びフ
ィルム幅方向の両方について、前記マスクと前記本体部
とを相対的に位置決めるための規制部材を設けることに
より、フィルム移動方向において、前記マスクと前記本
体部とを、互いに相対的に位置決めることを考えた。
【0014】しかし、フィルム搬送方向及びフィルム幅
方向の両方に垂直な方向のみに移動方向を規制するよう
に規制部材を設けるため、加工精度が高くなって、加工
費用も高価になる問題が残る。また、マスクにかかるフ
ィルム幅方向の力が、規制部材だけに、かかることにな
るので、規制部材が消耗・破損しやすい問題がある。
【0015】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、窓領域の大きさを駒画像よりもかなり小さくする必
要がなく、さらに、駒画像の感光材料や撮像素子などに
結像される領域を、窓領域の大きさよりもかなり小さく
する必要がなく、高価な部品が不要で、加工費用も安価
に済み、マスクにかかるフィルム幅方向の力が位置決め
用の1つの部材だけにかかることを防止し、マスクを本
体部に圧着させたり、離脱させたりすることが容易で、
そのための機構も簡単にでき、また、別のサイズのマス
クに交換しても精度が出しやすいようにすることを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、特
許請求の範囲の各請求項に記載の発明を特定するための
事項の全てにより達成される。以下、各請求項について
説明する。但し引用項の説明と重複する事項は省略する
ことがある。
【0017】〔請求項1〕『写真フィルムが移動するフ
ィルムレーンが設けられ、窓が前記フィルムレーンに設
けられた本体部と、前記本体部の前記窓近傍を覆うよう
に配置された、前記本体部の前記窓近傍に窓が設けられ
たマスクと、前記マスクを前記本体部に圧着するための
圧着部材と、を有し、前記圧着部材により前記本体部に
圧着された前記マスクの前記窓及び前記本体部の前記窓
が重なった略長方形の窓領域に、写真フィルムに記録さ
れている駒画像を位置決めた状態で、この窓領域に位置
決められた駒画像を利用するために用いられるフィルム
キャリアにおいて、フィルム移動方向(フィルムレーン
における写真フィルムの移動方向)の長さは、前記本体
部の前記窓より前記窓領域の方が短く、前記マスクの前
記窓と前記窓領域とで等しく、フィルム幅方向(フィル
ムレーンにおける写真フィルムの幅方向)の長さは、前
記マスクの前記窓より前記窓領域の方が短く、前記本体
部の前記窓と前記窓領域とで等しく、少なくとも前記圧
着部材により前記本体部に前記マスクが圧着された状態
で、前記本体部の前記フィルムレーンを挟んで対向する
2つの位置の各々の位置で、フィルム移動方向に垂直に
設けられたピンとフィルム移動方向に垂直に伸びる溝と
によって係合されていることにより、前記マスクと前記
本体部とは、互いに相対的にフィルム移動方向の位置決
めがされていることを特徴とするフィルムキャリア。』 請求項1に記載の発明について、以下、説明する。
【0018】先ず、フィルム移動方向に垂直に設けられ
たピンと、フィルム移動方向に垂直に伸びる溝と、によ
って、係合されていることにより、フィルム移動方向に
おいて、前記マスクと前記本体部とを、互いに相対的に
位置決めるので、高価な部品が不要で、加工費用も安価
に済む。
【0019】そして、前記マスクと前記本体部とは、フ
ィルム幅方向に摺動可能であるから、マスクにかかるフ
ィルム幅方向の力が位置決め用の1つの部材だけにかか
ることを防止し、マスクを本体部に圧着させたり、離脱
させたりすることが容易で、そのための機構も簡単にで
き、また、別のサイズのマスクに交換しても精度が出し
やすい。
【0020】そして、フィルム幅方向の長さは、前記マ
スクの前記窓より前記窓領域の方が短く、前記本体部の
前記窓と前記窓領域とで等しいので、前記本体部とフィ
ルム幅方向の窓領域との相対的な位置は、前記本体部の
前記窓によって、位置決められている。さらに、フィル
ム移動方向の長さは、前記本体部の前記窓より前記窓領
域の方が短く、前記マスクの前記窓と前記窓領域とで等
しく、かつ、フィルム移動方向において、前記マスクと
前記本体部とが、互いに相対的に位置決められているの
で、前記本体部とフィルム幅方向の窓領域との相対的な
位置は、前記本体部と互いに相対的に位置決められてい
る前記マスクの前記窓によって、位置決められている。
従って、フィルム搬送方向及びフィルム幅方向の両方
で、前記本体部と窓領域との相対的な位置関係は、位置
決められているので、窓領域の大きさを駒画像よりもか
なり小さくする必要がなく、さらに、駒画像の感光材料
に結像される領域を、窓領域の大きさよりもかなり小さ
くする必要がない。
【0021】なお、ピンがマスクに設けられ、溝が本体
部に設けられていても良いし、ピンが本体部に設けら
れ、溝がマスクに設けられていても良いし、一方のピン
がマスクに設けられ、他方が本体部に設けられていても
良いし、他の形態であってもよい。
【0022】また、このフィルムキャリアは、このフィ
ルムキャリアの前記窓領域に位置決められた駒画像から
感光材料に投影焼付する投影焼付装置に用いられてもよ
いし、このフィルムキャリアの前記窓領域に位置決めら
れた駒画像を撮像するフィルムスキャナに用いられても
良いし、このフィルムキャリアの前記窓領域に位置決め
られた駒画像の特性を検出する画像特性検出装置に用い
られても良いし、このフィルムキャリアの前記窓領域に
位置決められた駒画像を観察する駒画像観察装置に用い
られても良いし、他の装置に用いられてもよいが、特
に、投影焼付装置又は撮像装置に用いられることが好ま
しい。
【0023】〔請求項2〕『前記ピンがフィルム搬送方
向及びフィルム幅方向の両方に垂直に設けられたもので
あり、前記溝がフィルム幅方向に伸びて設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のフィルムキャリ
ア。』 請求項2により、より簡単な構造でより安価なコストで
できる。
【0024】〔請求項3〕『少なくとも前記圧着部材に
より前記本体部に前記マスクが圧着された状態で、前記
マスクの、前記本体部の前記フィルムレーンを挟んで対
向する2つの位置の各々の位置に、前記マスクの各々に
前記ピンが設けられていることを特徴とする請求項1又
は2に記載のフィルムキャリア。』 請求項3に記載の発明により、万が一、ピンが折れて
も、マスクの交換だけで済み、より安価なコストで修理
できる。
【0025】〔請求項4〕『請求項1〜3に記載のいず
れか1項に記載のフィルムキャリアを有し、前記フィル
ムキャリアの前記窓領域に位置決められた駒画像から感
光材料に投影焼付する投影焼付装置。』 請求項4に記載の発明により、窓領域に位置決められた
駒画像から投影焼付された感光材料の縁に、前記マスク
の前記窓の周囲の部材あるいは前記本体部の前記窓の周
囲の部材により、焼付光が遮られた領域が生じることを
防止しつつ、窓領域の大きさを駒画像よりもかなり小さ
くする必要がなく、さらに、駒画像の感光材料に結像さ
れる領域を、窓領域の大きさよりもかなり小さくする必
要がなく、高価な部品が不要で、加工費用も安価に済
み、マスクにかかるフィルム幅方向の力が位置決め用の
1つの部材だけにかかることを防止し、マスクを本体部
に圧着させたり、離脱させたりすることが容易で、その
ための機構も簡単にでき、また、別のサイズのマスクに
交換しても精度が出しやすい。
【0026】〔請求項5〕『請求項1〜3に記載のいず
れか1項に記載のフィルムキャリアを有し、前記フィル
ムキャリアの前記窓領域に位置決められた駒画像を撮像
素子に投影することにより、前記駒画像を撮像するフィ
ルムスキャナ。』 請求項5に記載の発明により、窓領域の大きさを駒画像
よりもかなり小さくする必要がなく、さらに、駒画像の
撮像素子に結像される領域を、窓領域の大きさよりもか
なり小さくする必要がなく、高価な部品が不要で、加工
費用も安価に済み、マスクにかかるフィルム幅方向の力
が位置決め用の1つの部材だけにかかることを防止し、
マスクを本体部に圧着させたり、離脱させたりすること
が容易で、そのための機構も簡単にでき、また、別のサ
イズのマスクに交換しても精度が出しやすい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明に関する具体例の一
例を実施形態として示すが、本発明はこれらに限定され
ない。また、実施形態には、用語等に対する断定的な表
現があるが、本発明の好ましい例を示すもので、本発明
の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
【0028】実施形態 本実施形態は、本発明のフィルムキャリア、フィルムス
キャナ及び投影焼付装置の具体例の一例であるフィルム
キャリアを有するフィルムスキャナを有するプリンタプ
ロセッサに関するものである。以下、本実施形態のプリ
ンタプロセッサについて、本実施形態のプリンタプロセ
ッサの概略構成図である図1と、本実施形態のプリンタ
プロセッサのフィルムキャリアの正面上方側から見た概
略斜視図である図2と、本実施形態のプリンタプロセッ
サのフィルムキャリアから圧着部材及びマスクを外した
状態の左背面上方側から見た概略斜視図である図3と、
フィルムキャリアから圧着部材及びマスクを外してカバ
ー部材を開いた状態の正面上方側から見た概略斜視図で
ある図4と、駒画像と窓領域と感光材料との投影焼付の
光学的関係を示す概略斜視図である図5と、本実施形態
のプリンタプロセッサのフィルムキャリア概略上面図
(A)及び(A)のB−B断面図である概略正面断面図
(B)である図7と、本実施形態のプリンタプロセッサ
のフィルムキャリアのフルサイズ用マスクの背面上方側
から見た概略斜視図である図8と、本実施形態のプリン
タプロセッサのフィルムキャリアのフルサイズ用マスク
の背面上方側から見た概略斜視図である図9と、本実施
形態のプリンタプロセッサのフィルムキャリアの窓近傍
の左正面上方側から見た概略斜視図である図10と、本
実施形態のプリンタプロセッサのフィルムキャリアの窓
領域を説明するための窓領域の概略上面図である図11
とに基づいて、説明する。
【0029】本実施形態のプリンタプロセッサは、フィ
ルムキャリア300の窓領域1に位置付けられた写真フ
ィルムFに記録されている駒画像5を撮像するフィルム
スキャナ110を有し、このフィルムスキャナ110に
より撮像された画像から露光量を決定し、また、当該駒
画像5に対する駒番号を設定し、決定された露光量に基
づいて、前記写真フィルムFの当該駒画像5からプリン
ト用感光材料Pに焼付露光して、設定された前記駒番号
を当該プリント用感光材料66に記録する投影焼付装置
100と、プリント用感光材料を現像処理する自動現像
機200とからなる。以下、本実施形態のプリンタプロ
セッサの投影焼付装置100について説明する。
【0030】マガジンセット部170には、プリント用
感光材料Pを収容したマガジンMをセットすることがで
きる。そして、マガジンMは収容するプリント用感光材
料Pの種類及び幅毎に異なり、マガジンセット部170
にセットすると自動的にセットされたマガジンMに収容
されているプリント用感光材料Pの種類及び幅が制御部
120に設定されるようになっている。
【0031】そして、フィルムスキャナ110は、以下
のような構造を持っている。光源102の白色発光が色
フィルタ部104を介して拡散ボックス106で均一に
拡散されて、フィルムキャリア300の窓領域1に位置
付けられた写真フィルムFの駒画像5を均一に照明す
る。なお、色フィルタ部104は、青色光カットフィル
タと緑色光カットフィルタと赤色光カットフィルタとを
有し、制御部120による露光制御によって、各々のフ
ィルタを光軸に挿入離脱させることにより、フィルムキ
ャリア300の窓領域1に位置付けられた写真フィルム
Fの駒画像5を照明する照明光の色調を調整する。そし
て、フィルムキャリア300の窓領域1に位置付けら
れ、均一に照明された写真フィルムFの駒画像5は、可
動ミラー112により反射されて、結像レンズ114に
より、撮像素子を内蔵した撮像部116の撮像素子上に
結像される。そして、撮像部116は、撮像素子上に結
像された駒画像5の像を光電変換し、デジタル化して、
駒画像5のデジタル画像データを得て、制御部120に
送信する。
【0032】そして、制御部120は、駒画像5のデジ
タル画像データから露光条件を決定する。そして、移動
ミラー122を露光光路から退避させて、色フィルタ部
104とシャッタ制御部124とを制御して、決定した
露光条件で、窓領域1に位置決めされた駒画像からプリ
ント用感光材料Pを露光する。
【0033】なお、移動ミラー122は、露光光路に挿
入離脱可能に設けられており、露光光路に挿入されるこ
とで、撮像部116で撮像でき、露光光路から離脱され
ることで、露光台140上の所定位置に位置づけられた
感光材料Pを投影焼付できる。
【0034】そして、フィルムキャリア300の窓領域
1の鉛直方向下方にズームレンズ126が設けられてい
る。そして、その下方に、露光台140が設けられてい
る。また、フィルムキャリア300の窓領域1とズーム
レンズ126との間にシャッタを露光光路に挿入離脱さ
せるシャッタ制御部124が設けられている。
【0035】次に、フィルムキャリア300について詳
しく説明する。フィルムキャリア300は、本体部30
1とマスク330と圧着部材340とソレノイド360
とカバー部材370とを有する。
【0036】本体部301には、写真フィルムFが移動
するフィルムレーンであるフィルム用案内路320が設
けられている。そして、窓321がフィルム用案内路3
20に設けられている。
【0037】マスク330は、本体部301の窓321
近傍を覆うように配置されている。そして、マスク33
0には、本体部301の窓321近傍に窓331が設け
られている。
【0038】圧着部材340は、マスク330が本体部
301に対してフィルム搬送方向に位置決めされた状態
を維持しながら、マスク330を本体部301の窓32
1近傍に圧着するために、マスク330のフィルム搬送
方向両端で保持している。また、圧着部材340は、マ
スク330を支持している側の反対側で上下方向に回動
可能に本体部301に保持されている。
【0039】そして、ソレノイド360は、圧着部材3
40を上下動させるもので、圧着部材340を下方に移
動させることで、マスク330を本体部301の窓32
1近傍に圧着し、圧着部材340を上方に移動させるこ
とで、マスク330を本体部301の窓321近傍から
離脱させる。
【0040】カバー部材370は、開閉可能に本体部3
01に保持されている。そして、通常動作時は、カバー
部材370は閉められており、投影焼付装置100の所
定位置からフィルムキャリア300を取り出すと、図4
に示すように、カバー部材370を開くことができ、カ
バー部材370を開くことにより、マスク330の交換
などができる。
【0041】そして、図11に示すように、圧着部材3
40により本体部301に圧着されたマスク330の窓
331及び本体部301の窓321が重なった略長方形
の領域を窓領域1と呼ぶ。そして、フィルムキャリア3
00は、写真フィルムFに記録されている駒画像5を窓
領域1に位置決められた状態で、この窓領域1に位置決
められた駒画像5を撮像したり、プリント用感光材料F
に投影焼付したりすることができる。
【0042】また、フィルムキャリア300には、本体
部301に対してフィルム搬送方向に位置決めされた状
態で、圧着部材340に保持されたマスク330が設け
られている。そして、ソレノイド360により圧着部材
340に保持されたマスク330をフィルム用案内路1
50に押圧することにより、窓領域1に位置付けられた
駒画像5周辺の写真フィルムFをフィルム用案内路15
0に圧着させることができる。圧着部材340に保持さ
れたマスク330は、プリントする写真フィルムFの駒
画像の画面サイズ(例えば、フルサイズ、ハーフサイ
ズ、パノラマサイズ、ワイドサイズなど)によって、フ
ルサイズ用の圧着部材340に保持されたマスク330
を示す図8やハーフサイズ用の圧着部材340に保持さ
れたマスク330を示す図9などから判るように、セッ
トされるべきものが異なる。そして、セットされたマス
ク330によって駒画像の画面サイズを制御部120に
自動的に設定するようになっている。
【0043】そして、制御部120は、設定された駒画
像の画面サイズとマガジンMに収容されているプリント
用感光材料の種類及び幅によって、作成可能なプリント
サイズと作成可能なプリントサイズ各々に対するズーム
レンズ倍率を設定する。
【0044】また、フィルムキャリア300は、フィル
ムレーンであるフィルム用案内路320における写真フ
ィルムFの移動方向(フィルム移動方向)の長さは、本
体部301の窓321より窓領域1の方が短く、マスク
330の窓331と窓領域1とで等しい。また、フィル
ム用案内路320における写真フィルムFの幅方向(フ
ィルム幅方向)の長さは、マスク330の窓331より
窓領域1の方が短く、本体部301の窓321と窓領域
1とで等しい。
【0045】そして、図10に示すように、マスク33
0には、圧着部材340により本体部301にマスク3
30が圧着された状態で、フィルム用案内路320にお
ける写真フィルムFの移動方向に垂直になるように、ピ
ン332、333が設けられている。ピン332とピン
333は、それぞれ、圧着部材340により本体部30
1にマスク330が圧着された状態で、本体部301の
フィルム用案内路320を挟んで対向する位置にあるよ
うに、設けられている。
【0046】そして、万が一、ピン332、333が折
れても、マスク330の交換だけで済み、より安価なコ
ストで修理できる。
【0047】そして、本体部301には、フィルム移動
方向に垂直に伸びる溝322、323が設けられてい
る。これらの溝322、323は、本体部301のフィ
ルム用案内路320を挟んで対向する位置に設けられて
いる。
【0048】そして、圧着部材340により本体部30
1にマスク330が圧着された状態で、マスク330に
設けられたピン332、333と本体部301に設けら
れた溝322、323が係合することにより、マスク3
30と本体部301とが、フィルム移動方向において互
いに相対的に位置決められている。これにより、より簡
単な構造で、高価な部品が不要で、加工費用も安価に済
み、より安価にできる。
【0049】そして、マスク330に設けられたピン3
32、333と本体部301に設けられた溝322、3
23とは、フィルム幅方向に摺動可能であるから、マス
ク330にかかるフィルム幅方向の力が位置決め用の1
つの部材だけにかかることを防止できる。また、マスク
330を本体部301に圧着させたり、離脱させること
が容易で、そのための機構も簡単にでき、また、別のサ
イズのマスクに交換しても精度が出しやすい。
【0050】そして、窓領域1のフィルム幅方向の長さ
L3は、マスク330の窓331のフィルム幅方向の長
さL4より短く、本体部301の窓321のフィルム幅
方向の長さL3と等しい。従って、本体部301と窓領
域1とのフィルム幅方向の相対的な位置は、本体部30
1の窓321によって、位置決められている。
【0051】さらに、窓領域1のフィルム移動方向の長
さL2は、本体部301の窓321のフィルム移動方向
の長さL1より短く、マスク330の窓331と等し
い。そして、マスク330と本体部301とが、フィル
ム移動方向において、互いに相対的に位置決められてい
る。従って、本体部301と窓領域1とのフィルム移動
方向の相対的な位置は、本体部301と互いに相対的に
位置決められているマスク330の窓331によって、
位置決められている。
【0052】従って、フィルム搬送方向及びフィルム幅
方向の両方で、本体部301と窓領域1との相対的な位
置関係は位置決められているので、窓領域1の大きさを
駒画像5よりもかなり小さくする必要がなく、さらに、
駒画像5の感光材料Pに結像される領域3を、窓領域1
の大きさよりもかなり小さくする必要がない。
【0053】次に、写真フィルムFを搬送するための搬
送駆動系について説明する。パルスモータ350の回転
駆動を、プーリ351を介して、ベルト352に伝達
し、ベルト352からプーリ353〜355を介して搬
送駆動ローラ356〜358が回転駆動することによ
り、フィルム用案内路320で幅位置を規制されたフィ
ルムレーンで写真フィルムFを0.2mmピッチで往復
搬送できる。
【0054】次に、フィルムキャリア300に設けられ
ている各種センサについて、説明する。フィルムキャリ
ア300のフィルム用案内路320には、写真フィルム
Fの挿入を検出するための挿入検出センサ319と、挿
入検出センサ319用の光源である発光ダイオード31
8と、搬送されている写真フィルムFのDXコードを検
出するためのDXコードセンサ317と、DXコードセ
ンサ317用の光源である発光ダイオード316と、搬
送されている写真フィルムFの駒番号コードを検出する
ための駒番号コードセンサ315と、駒番号コードセン
サ315用の光源である発光ダイオード314と、搬送
されている写真フィルムFの駒画像の位置を検出するた
めの駒画像検出センサ313、311と、駒画像検出セ
ンサ313、311用の光源である発光ダイオード31
2、310とが設けられている。そして、DXコードセ
ンサ317と、駒番号コードセンサ315と、駒画像検
出センサ313とは、フィルム搬送方向に同じ位置に、
すなわち、フィルム幅方向に並べて設けられている。ま
た、これらのセンサの出力は電流電圧変換増幅アンプを
介して、A/D変換された後、制御部120に送られ
る。
【0055】次に、プリンタプロセッサの動作について
簡単に説明する。フィルムキャリア300の挿入検出セ
ンサ319が写真フィルムFの挿入を検出すると、制御
部120は、パルスモータ350を回転駆動させて、写
真フィルムFを搬送する。この際に、パルスモータ35
0を正方向に1パルス駆動させる毎に、制御部120
は、カウンタを+1し、負方向に1パルス駆動させる毎
に、カウンタを−1して、フィルム先端位置が駒画像検
出センサ313からどれだけ離れた位置にあるのか常に
把握している。
【0056】そして、このように写真フィルムFを搬送
している間に、同時に、DXコードセンサ317が、搬
送されている写真フィルムFのDXコードを検出するた
めに出力し、駒番号コードセンサ315が、搬送されて
いる写真フィルムFの駒番号コードを検出するために出
力し、駒画像検出センサ311、313が、搬送されて
いる写真フィルムFの駒画像の画面位置を検出するため
に出力し、制御部120は、写真フィルムFを1パルス
搬送する毎に、各センサの出力を読み込み、駒画像の画
面位置及び各コードを検出する。
【0057】また、制御部120は、設定された駒画像
の画面サイズに応じて、駒画像毎の搬送ピッチや駒画像
の画面位置検出のパラメータが選択されるとともに、駒
画像に対する駒番号の設定方法(ハーフサイズとフルサ
イズ及びパノラマサイズとで異なる)も選択される。
【0058】そして、制御部120は、検出した各駒画
像の画面位置から、フィルム先端からの各駒画像の画面
中心位置を算出し、メモリに記憶させる。また、制御部
120は、検出した各駒番号コードのフィルム先端から
の位置並びに駒番号及び検出したDXコードのフィルム
先端からの位置から写真フィルムFに記録されているフ
ィルム先端からの各駒番号の位置を推定し、メモリに記
憶させる。また、制御部120は、不明確な駒番号や駒
番号の位置に対して、判明している各駒番号の位置か
ら、推定し、写真フィルムFに記録されているフィルム
先端からの各駒番号の位置をメモリに記憶させる。
【0059】そして、写真フィルムFをフィルム先端か
ら後端近傍まで一定方向に移動させることで、各駒画像
の中心位置と各駒番号との位置関係を判定し、各駒画像
に、駒番号を付与する。
【0060】そして、挿入検出センサ319、DXコー
ドセンサ317、駒番号コードセンサ315、及び、駒
画像検出センサ311、313の搬送方向の位置と窓領
域1の中心位置との間隔は予め設定されているので、写
真フィルムFを逆方向に搬送して、駒画像の中心位置が
窓領域1の中心位置に来た時に、写真フィルムFを停止
して、ソレノイド360を駆動させて、圧着部材340
に保持されたマスク330をフィルム用案内路320に
圧着させる。
【0061】そして、可動ミラー112を露光光路に挿
入させて、撮像部116が、窓領域1に位置決めされた
駒画像を撮像し、駒画像5のデジタル画像データを得
て、制御部120に駒画像5のデジタル画像データを送
信し、制御部120が駒画像5のデジタル画像データか
ら露光条件を決定する。そして、移動ミラー122を露
光光路から退避させて、色フィルタ部104とシャッタ
制御部124とを制御して、決定した露光条件で、窓領
域1に位置決めされた駒画像からプリント用感光材料P
を露光する。
【0062】そして、ソレノイド360を駆動させて、
圧着部材340に保持されたマスク330をフィルム用
案内路320から離脱させて、写真フィルムFの搬送を
再開する。
【0063】また、露光台140は露光されたプリント
用感光材料Pを自動現像機200側に送り、次の未露光
のプリント用感光材料Pをセットする。そして、露光さ
れたプリント用感光材料Pの裏に駒番号を印字する。そ
して、露光され、自動現像機200に送られたプリント
用感光材料Pは、現像処理される。
【0064】そして、投影焼付装置100は、以上の動
作を繰り返す。
【0065】
【発明の効果】本発明により、窓領域の大きさを駒画像
よりもかなり小さくする必要がなく、さらに、駒画像の
感光材料に結像される領域を、窓領域の大きさよりもか
なり小さくする必要がなく、高価な部品が不要で、加工
費用も安価に済み、マスクにかかるフィルム幅方向の力
が位置決め用の1つの部材だけにかかることを防止し、
マスクを本体部に圧着させたり、離脱させたりすること
が容易で、そのための機構も簡単にでき、また、別のサ
イズのマスクに交換しても精度が出しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のプリンタプロセッサの概略構成図。
【図2】実施形態のプリンタプロセッサのフィルムキャ
リアの正面上方側から見た概略斜視図。
【図3】実施形態のプリンタプロセッサのフィルムキャ
リアから圧着部材及びマスクを外した状態の左背面上方
側から見た概略斜視図。
【図4】実施形態のプリンタプロセッサのフィルムキャ
リアから圧着部材及びマスクを外してカバー部材を開い
た状態の正面上方側から見た概略斜視図。
【図5】駒画像と窓領域と感光材料との投影焼付の光学
的関係を示す概略斜視図。
【図6】従来のプリンタプロセッサのフィルムキャリア
の概略上面図(A)及び(A)のB−B断面図である概
略正面断面図(B)
【図7】実施形態のプリンタプロセッサのフィルムキャ
リアの概略上面図(A)及び(A)のB−B断面図であ
る概略正面断面図(B)
【図8】実施形態のプリンタプロセッサのフィルムキャ
リアの圧着部材及びフルサイズ用マスクの背面上方側か
ら見た概略斜視図。
【図9】実施形態のプリンタプロセッサのフィルムキャ
リアの圧着部材及びフルサイズ用マスクの背面上方側か
ら見た概略斜視図。
【図10】実施形態のプリンタプロセッサのフィルムキ
ャリアの窓近傍の左正面上方側から見た概略斜視図。
【図11】実施形態のプリンタプロセッサのフィルムキ
ャリアの窓領域を説明するための窓領域の概略上面図。
【符号の説明】
100 投影焼付装置 110 フィルムスキャナ 200 自動現像機 300 フィルムキャリア 301 本体部 320 フィルム用案内路 321 窓 322、323 溝 330 マスク 331 窓 332、333 ピン 340 圧着部材 360 ソレノイド 370 カバー部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルムが移動するフィルムレーン
    が設けられ、窓が前記フィルムレーンに設けられた本体
    部と、前記本体部の前記窓近傍を覆うように配置され
    た、前記本体部の前記窓近傍に窓が設けられたマスク
    と、前記マスクを前記本体部に圧着するための圧着部材
    と、を有し、前記圧着部材により前記本体部に圧着され
    た前記マスクの前記窓及び前記本体部の前記窓が重なっ
    た略長方形の窓領域に、写真フィルムに記録されている
    駒画像を位置決めた状態で、この窓領域に位置決められ
    た駒画像を利用するために用いられるフィルムキャリア
    において、フィルム移動方向(フィルムレーンにおける
    写真フィルムの移動方向)の長さは、前記本体部の前記
    窓より前記窓領域の方が短く、前記マスクの前記窓と前
    記窓領域とで等しく、フィルム幅方向(フィルムレーン
    における写真フィルムの幅方向)の長さは、前記マスク
    の前記窓より前記窓領域の方が短く、前記本体部の前記
    窓と前記窓領域とで等しく、少なくとも前記圧着部材に
    より前記本体部に前記マスクが圧着された状態で、前記
    本体部の前記フィルムレーンを挟んで対向する2つの位
    置の各々の位置で、フィルム移動方向に垂直に設けられ
    たピンとフィルム移動方向に垂直に伸びる溝とによって
    係合されていることにより、前記マスクと前記本体部と
    は、互いに相対的にフィルム移動方向の位置決めがされ
    ていることを特徴とするフィルムキャリア。
  2. 【請求項2】 前記ピンがフィルム搬送方向及びフィル
    ム幅方向の両方に垂直に設けられたものであり、前記溝
    がフィルム幅方向に伸びて設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のフィルムキャリア。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記圧着部材により前記本体
    部に前記マスクが圧着された状態で、前記マスクの、前
    記本体部の前記フィルムレーンを挟んで対向する2つの
    位置の各々の位置に、前記マスクの各々に前記ピンが設
    けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    フィルムキャリア。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載のいずれか1項に記
    載のフィルムキャリアを有し、前記フィルムキャリアの
    前記窓領域に位置決められた駒画像から感光材料に投影
    焼付する投影焼付装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3に記載のいずれか1項に記
    載のフィルムキャリアを有し、前記フィルムキャリアの
    前記窓領域に位置決められた駒画像を撮像素子に投影す
    ることにより、前記駒画像を撮像するフィルムスキャ
    ナ。
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