JPH11236108A - 仕分けシステム - Google Patents

仕分けシステム

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JPH11236108A
JPH11236108A JP3937798A JP3937798A JPH11236108A JP H11236108 A JPH11236108 A JP H11236108A JP 3937798 A JP3937798 A JP 3937798A JP 3937798 A JP3937798 A JP 3937798A JP H11236108 A JPH11236108 A JP H11236108A
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JP
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JP3937798A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Murata
祥孝 村田
Kazuaki Aizawa
一明 相沢
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Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕分け完了時間を予め予想し、仕分け作業効
率を向上させることができる仕分けシステムを提供する
こと。 【解決手段】 便毎に仕分け作業の開始時刻を記憶し、
仕分け作業を開始してからの経過時間と、仕分けを完了
した商品数と、仕分けデータの該当総指示数とから予想
終了時刻データを算出して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパー、コンビ
ニエンスストアのチェーンストア等向けの配送センタな
どで扱われる大量の商品を仕向地(店舗)毎に仕分ける
仕分けシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の仕分けシステムは一般的に、各店
舗からの発注データに基づいてチェーンコードと便番号
毎に、かつ、仕分け先毎に、商品の種別毎に割り当てら
れた商品コードと指示数とからなる仕分けデータを作成
する仕分けコントローラと、作成された仕分けデータに
基づいて配送地毎に作業者に対し仕分け作業を指示する
コントロールステーションと、配送地毎に対応して設け
られ、作業者によって分配される商品を一時的に蓄える
仕分けエリアとを備える。
【0003】上記コントロールステーションは、仕分け
を実際に行う現場に配置され、テンキー等を有する入力
装置、及び商品に貼付され、商品に関する種々の情報が
格納されたバーコード情報を読み取るためのスキャナを
有する。また、上記仕分けエリアには複数のコンテナが
載置されており、このコンテナに対応して商品の分配数
を表示するための指示数表示器が備えられている。この
指示数表示器は、上記コントロールステーションから送
信される仕分けデータに基づいて、分配を行う商品の個
数を表示する。また、この指示数表示器には、完了釦が
備えられており、作業者が1つの仕分けエリアに対して
商品の分配を完了した場合、この完了釦を押圧すると、
コントロールステーションに対して分配作業が完了した
旨が通知される。
【0004】上記の仕分けシステムにおいては、まず各
店舗からの発注データに基づいて仕分けコントローラが
チェーンコードと便番号毎に、かつ、仕分け先毎に、商
品コードと指示数からなる仕分けデータを作成する。こ
の仕分けデータは上記コントロールステーションに転送
される。仕分けを行う場合、まず作業者はコントロール
ステーションに設けられた入力装置を操作して、商品チ
ェーンコードと便番号とを入力するとともに、商品に貼
付されたバーコードをスキャンして商品に関する情報を
コントロールステーションに入力する。
【0005】作業者の上記操作によって入力された情報
に基づいて、コントロールステーションは、仕分けコン
トローラから転送された仕分けデータ中から該当する仕
分けデータを呼び出し、各仕分けエリアに設けられた指
示数表示器に対して仕分けデータを転送する。この仕分
けデータが転送されると各指示数表示器は仕分けを行う
商品の個数を表示し、作業者に対して分配すべき商品の
個数を知らせる。
【0006】以上の処理が終了すると、作業者は、上記
バーコードで商品番号を読み取らせた商品を所定数カー
トに搭載し、当該カートを仕分けエリアを順に移動させ
ながら指示数表示器に表示された個数分の商品をカート
から仕分けエリアに設けられたコンテナに分配する。そ
して、各コンテナへ分配作業が終了する毎に作業者は指
示数表示器に設けられた完了キーを押圧することによっ
て、分配完了を上記コントロールステーションに通知す
る。
【0007】作業者は、1つの商品について上記の作業
を繰り返し、全てのコンテナに関して作業が終了する
と、空となったカートをコントロールステーションの位
置まで押して戻っていき、次に分配する商品を載置し、
再び上記の作業を行う。以上の作業を繰り返すことによ
り全ての商品の仕分けを終了すると、配送先の店舗が必
要とする商品が全て仕分けられたことになり、分配され
た商品が各仕分け地のコンテナを指定の便番号であるト
ラック便に載せられて各仕分け地に配送されるようにな
っている。
【0008】通常は、上記の作業は複数の作業者によっ
て行われる。複数の作業者で作業を行う場合は、各仕向
け先を複数のゾーンに区分し、各々のゾーンに担当者を
割当てて大量の商品が迅速に仕分けられるようにしてい
る。このような仕分け方式は、種まき方式とも呼ばれて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、仕分け作業
においては、各店舗が必要とする商品を必要個数だけ仕
分けているために便毎の仕分け量が異なるのが通常であ
る。従って、ある便での仕分け量が通常よりも多い場合
や、作業効率の低い不慣れな作業者が仕分けを行う場合
は、その便の出荷予定時刻に仕分けが間に合わないこと
があり出荷が遅れてしまうという問題があった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、仕分け完了時間を予め予想し、仕分け作業効率を
向上させることができる仕分けシステムを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、少なくとも便番号、商品番号、及び指示
数からなる仕分けデータに基づいて仕分け先毎に設けた
指示数表示器に前記指示数を表示し、作業者は、前記表
示により商品を前記仕向け先毎に仕分け作業を行って仕
向け先毎に設けられた完了キーを操作する仕分けシステ
ムにおいて、前記便毎に仕分け作業の開始時刻を記憶
し、仕分け作業を開始してからの経過時間と、仕分けを
完了した商品数と、仕分けデータの該当総指示数とから
予想終了時刻データを算出して表示することを特徴とす
る。また、本発明は、少なくとも便番号、商品番号、及
び指示数からなる仕分けデータに基づいて商品棚の商品
の種類毎に設けた指示数表示器に前記指示数を表示し、
作業者は前記表示により商品を棚から取り出す仕分け作
業を行って仕向け先毎に設けられた完了キーを操作する
仕分けシステムにおいて、前記便毎に仕分け作業の開始
時刻を記憶し、仕分け作業を開始してからの経過時間
と、仕分けを完了した商品数と、仕分けデータの該当総
指示数とから予想終了時刻データを算出して表示するこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記複数の指示数表
示器をゾーン毎に区分し、当該ゾーン毎に進捗率を表示
することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態による仕分けシステムについて詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施形態による仕分けシステム
の全体構成を示すブロック図である。この仕分けシステ
ムは、スーパーやチェーンストアむけに商品を配送する
配送センターに設けられる。
【0013】図1において、10はコミュニケーション
端末であり、スーパーの本部から送信される発注データ
を受信するためのものである。このコミュニケーション
端末10は、例えばモデムやTA(ターミナルアダプ
タ)を備えており、電話回線を介して送信されてくる発
注データを受信する。また、発注データは、上述のよう
に電話回線等の回線を送信される場合の他に、フロッピ
ーディスク12等の記憶媒体によって発送されてくる場
合ある。この場合は、コミュニケーション端末10に設
けられたFDD(フロッピー・ディスク・ドライブ装
置)によってフロッピーディスク12に記録された内容
を読み取ることになる。
【0014】また、コミュニケーション端末10にはプ
リンタ14が接続されており、発注データを受信した場
合には、発注データの内容が印刷される。コミュニケー
ション端末10はLAN用のイーサネット等の通信ケー
ブルEに接続されている。この通信ケーブルEは、後述
する仕分けデータ作成装置20(LANシステムを管理
するサーバである)、コントロールステーションパネル
30−1,30−2、及び入荷検査装置50を接続し、
これらの装置の間で送受信される種々のデータを伝送す
る。
【0015】上記仕分けデータ作成装置20は、コミュ
ニケーション端末10において受信され、通信ケーブル
Eを介して転送される発注データを、チェーン毎に一意
に割り当てられたチェーン番号及び仕分け後の商品を発
送する便に付された便番号毎の仕分けデータに変換す
る。仕分けデータに変換されるとモニターファイルが作
成される。仕分けデータ作成装置20は仕分けデータ及
びモニターファイルを記憶し、端末としてのコントロー
ルステーション30−1,30−2ではいつでも読み出
して書換え更新できるようになっている。
【0016】図2は仕分けデータのデータ構造を示す説
明図である。仕分けデータは、上述のようにチェーン番
号及び便番号毎のデータとして扱われるため、チェーン
番号D1及び便番号D2毎に区分される。図2に示した
例ではチェーン番号として“0123”が付され、便番
号として“01”が付されている。
【0017】チェーン番号D1及び便番号D2に対応し
て、その便によって配送する商品に関するデータが対応
づけられる。商品に関するデータは、図2に示されたよ
うに、バーコード番号BC、商品名NA、各仕向先指示
数H1〜HN、ケース入数CAからなる。
【0018】上記各仕向先指示数H1〜HNにはその商
品が仕分けされたか否かを示すフラグを記憶する記憶領
域が対応づけられて設けられている。また、各仕向先指
示数H1〜HNは、後述する仕分けエリア(ゾーン)毎
に分けてある。図2に示した例では、例えば仕分け先A
についてはゾーン1に区分けされ、仕分け先Nについて
はゾーン10に区分けされている。
【0019】図2の例において、バーコードBC“49
00022”が付された“○○○”という商品は、仕向
先Aに対し“1”ケース配送され、仕向先Bに対し
“2”ケース配送され、仕向先Cに対し“8”ケース配
送され、仕向先Nに対しては配送されず、その商品は1
ケース中に12個入っていることを意味する。
【0020】図3はモニターファイルのデータ構造を示
す説明図である。モニターファイルは、作業の進捗状況
を記憶するファイルであり、便数分用意される。図3に
示したように、モニターファイルは、チェーン番号、便
番号、作業開始時、データ取得時、出荷予定時、出荷予
想時、指示総数、実績総数、残指示数、及び総進捗率が
記録されるレコードR1〜R10を有する。このレコー
ドR1〜R10は便毎に設けられる。
【0021】レコードR3に記録された作業開始時は、
その便に対する仕分けを開始した時刻である。レコード
R4に記録されたデータ取得時は、各コントロールステ
ーション30−1,30−2が仕分けデータ作成装置2
0からモニターファイルを読み出してデータを得た時刻
である。レコードR5に記録された出荷予定時は、予め
便のスケジュールに応じて割り当てられ、仕分けを終了
して出荷すべき予定時間である。
【0022】レコードR6に記録される出荷予想時は、
進捗状況から仕分け作業が終了される予想時間である。
レコードR7に記録される指示総数は、仕分けを行う商
品の総数である。レコードR8に記録される実績総数は
仕分けが終了した商品の総数である。レコードR9に記
録される残指示数は、まだ仕分けが行われていない商品
の総数であり、上記指示総数から上記実績総数を差し引
いた数である。レコードR10に記録される総進捗率
は、仕分けを行っている便に対してどの程度商品の仕分
けが終了したかを示す進捗率である。
【0023】また、モニターファイルには、前述した仕
分けエリア(ゾーン)毎に、ゾーン番号、仕分けを行う
指示数、実績数、及び進捗率を記録するフィールドF1
〜F4が設けられている。前述した仕分けエリアにはゾ
ーン番号が予め割り当てられている。例えば、図1の例
では、仕分けエリアZ1にはゾーン番号として“1”
が、仕分けエリアZ2にはゾーン番号として“2”が割
り当てられている。
【0024】フィールドF2に記録される指示数は、ゾ
ーン毎に仕分けを行うべき商品の数である。フィールド
F3に記録される実績数は、ゾーン毎に仕分けが終了し
た商品の総数である。フィールドF4に記録される進捗
率は、ゾーン毎にどの程度仕分けが終了したかを示す値
である。
【0025】前述したレコードR6に記録される出荷予
想時は、以下の(1)式によって計算される。
【数1】 また、レコードR10に記録される進捗率は以下の
(2)式によって計算される。
【数2】
【0026】コントロールステーション30−1,30
−2は仕分けデータ作成装置20から転送される仕分け
データ及び作業者の操作により入力される商品コードに
基づいて、仕分けエリアZ1,Z2に設けられた複数の
指示数表示器42−1、…,42−2,…へ分配すべき
商品の個数を作業者へ指示する制御を行う。コントロー
ルステーション30−1,30−2はそれぞれ仕分けエ
リアZ1,Z2に対応して設けられ、各仕分けエリアZ
1,Z2の後述するコンベア100近傍に配置される。
図1においては、仕分けエリアZ1,Z2のみを図示し
ているが、仕分けエリアは商品の種類、配送先の数等に
よって最大数が決定される。また、前述したように、各
仕向先指示数H1〜HN、は仕分けエリアZ1,Z2に
区分けされている。
【0027】コントロールステーション30−1,30
−2の具体的な構成は、パネルコンピュータ(パーソナ
ルコンピュータのキーボードとCRTとをタッチパネル
に置き換えたもの)からなり、ハードウェアは一般的に
市販されているものが用いられる。図1中32−1,3
2−2はハンドスキャナであり、作業者の操作によって
商品に貼付されたバーコードを読みとることによって上
記の商品コードが操作されたコントロールステーション
30−1,あるいは30−2へ入力される。
【0028】また、図中34−1,34−2はジャーナ
ルプリンタであり、コントロールステーション30−
1,30−2で処理された仕分けデータの内容を印字す
る。このジャーナルプリンタ34−1,34−2で印字
された内容は、仕分け後の商品に添付され、配送先のス
ーパー等において発注した商品が発注数分配送されて来
たか否かを照合する場合等に使用される。
【0029】36−1,36−2はジャンクションボッ
クスであり、コントロールステーション30−1,30
−2と、パトライト38−1,38−2、大型表示器4
0−1,40−2、及び複数の指示数表示器42−1,
…、42−2,…とをそれぞれ接続し、コントロールス
テーション30−1,30−2から出力されるデータを
その種類に応じて分配する。
【0030】パトライト38−1,38−2は、仕分け
エリアZ1,Z2各々に1つ設けられ、仕分け作業を行
っている間点灯する。また、大表示器40−1,40−
2は仕分けエリアZ1,Z2各々に1つ設けられコント
ロールステーション30−1,30−2から転送される
仕分けが行われる商品の総指示数を表示する。この大表
示器40−1,40−2は各仕分けエリアZ1,Z2の
どこからでも見ることができる高い位置に配置される。
【0031】指示数表示器42−1,…は、作業者に対
して分配する商品の個数を表示するものであり、仕分け
エリアZ1内に複数配置され、各々はコンテナ(図示省
略)に対応して設けられる。つまり、指示数表示器42
−1,…は配送先毎に1つ設けられている。また仕分け
エリアZ2内にも同様な複数の指示数表示器42−2,
…が設けられている。
【0032】図4は指示数表示器42−1,…、42−
2,…の正面図である。図4に示されたように、指示数
表示器42−1,…、42−2,…は、作業者に対し、
分配する商品の個数を表示する3桁の7セグメント表示
部60、分配を終えた後にコントロールステーション3
0−1,30−2に対してその旨を通知するための完了
キー62、キャンセルキー64、及びアドレスナンバー
表示部66からなる。
【0033】7セグメント表示部60は赤色に点灯し、
完了キー62は押し釦型の釦であり、例えばコントロー
ルステーション30−1,30−2から仕分けデータが
転送されてから作業者に押圧されるまで点灯する。この
完了キー62はランプ及びキャップを有している。
【0034】アドレスナンバー表示部66は、各指示数
表示器42−1,…又は指示数表示器42−2,…に対
して一意に割り当られるアドレスナンバーを表示するも
のである。図2に示されたように、仕分けデータは仕向
先毎の仕分け数が含まれているため、コントロールステ
ーション30−1,30−2がどの指示数表示器42−
1,…又は指示数表示器42−2,…にどの仕向先指示
数を転送するかを決定するためにアドレスナンバーが用
いられる。コントロールステーション30−1,30−
2には後述する指示数表示器42−1,…、42−2,
…に対応させて完了キー62が押圧されたか否かを示す
フラグが設けられている。尚、図1中の入荷検査装置5
0は、入荷する商品の種類及び個数を検査するものであ
る。
【0035】次に、以上の構成における本実施形態の動
作について説明する。図5は作業者が行う仕分け作業の
作業様子を示す図であり、図6はコントロールステーシ
ョン30−1,30−2の処理フローを示すフローチャ
ートである。商品が入荷されてくると、商品の種類毎に
トレイ102〜108等に載置され、ベルトコンベア1
00等によって、仕分けを行う仕分けエリアZ1,Z
2,Z3の近傍まで搬送される。
【0036】コントロールステーション30−1,30
−2はチェーン番号、便番号が入力されたか否かを図6
中のステップS10において判断する。この判断結果が
「NO」である場合には、ステップS10へ戻り、上記
判断を繰り返す。次に、作業者は各仕分けエリアZ1
2,Z3のベルトコンベア近傍に設置したコントロール
ステーション30−1,30−2を操作し、チェーン番
号、便番号を入力する。
【0037】作業者によってチェーン番号、便番号が入
力されるとコントロールステーション30−1,30−
2の処理はステップS12へ進み、作業者が自己に割り
当てられた作業者コードを入力する処理へ進む。作業者
によって作業者コードが入力されるとステップS14へ
進み商品コードを入力する処理へ進む。
【0038】ステップS14においては、作業者がベル
トコンベア100によって搬送されてきた商品に貼付さ
れたバーコードをハンドスキャナ32−1,32−2
(図1参照)によって読みとり、商品コードをコントロ
ールステーション30−1,30−2に入力する。図7
は商品コードを入力する際のコントロールステーション
30−1,30−2のタッチパネルの表示画面を示す図
である。コントロールステーション30−1,30−2
は、実際は多数の指示数表示器42を3つに区分して、
その区分毎に別々の商品の指示数を表示できるようにな
っているが、ここでは説明を分かりやすくするため区分
しない場合について説明する。
【0039】作業者は図7中の表示領域DP1に「商品
No.を指定して下さい」と表示されている状態におい
て、タッチパネルに表示された釦PB1の位置を押圧し
ながらハンドスキャナ32によって1つの商品に貼付さ
れたバーコードをまず読みとる。読みとられたバーコー
ド中に含まれる商品コードはコントロールステーション
に入力される。
【0040】上記の処理が終了すると、処理はステップ
S16へ進み、コントロールステーション30−1,3
0−2は、まず仕分けデータ作成装置20から仕分けデ
ータ及びモニターファイルを読み出す。コントロールス
テーション30−1,30−2は読み出したモニターフ
ァイルから、仕分けエリアZ1,Z2に1つ設けられた
大表示器40−1,40−2に仕分けを行う総指示数を
表示させる。各作業者は大表示器40−1,40−2と
コントロールステーション30−1,30−2に表示さ
れた仕分けエリア毎の総指示数分の商品をベルトコンベ
ア100から取り出してカート110−1,110−2
に載置する。
【0041】次に、コントロールステーション30−
1,30−2は、ステップS10において入力されたチ
ェーン番号、便番号、及び先に入力された商品コードに
該当する仕分けデータを呼び出し、複数の指示数表示器
42,…へ転送する。仕分けデータが転送されてくる
と、指示数表示器42,…は、仕分けデータ中の仕向先
指示数H1〜HNから該当する仕向先指示数を表示す
る。仕向先指示数を表示すると指示数表示器42,…は
完了キー62を点灯させる(ステップS16)。また、
コントロールステーション30−1,30−2はモニタ
ーファイル中のフラグ(図2参照)をクリアする処理を
行う。
【0042】以上の処理が終了すると、各指示数表示器
42,…には仕分けを行うべき商品の個数が表示される
ことになるので、作業者はカート110−1,110−
2に載置した商品の仕分け作業を開始する。仕分けを行
う作業は、まず指示数表示器42に表示された数を見
て、その指示数表示器42に対応するコンテナ112に
商品を表示された数だけ分配し、指示数表示器42の完
了キー62を押圧する。作業者はこの作業を異なる指示
数表示器42に対して繰り返し行う。
【0043】作業者が完了キー62を押圧すると、完了
キー62が押圧された指示数表示器42からコントロー
ルステーション30−1,30−2にその旨が通知さ
れ、コントロールステーション30−1,30−2はそ
の指示数表示器42に対応するフラグ(図2参照)をセ
ットする処理を行う(ステップS18)。また指示数表
示器42は、7セグメント表示部60の表示を「−−
−」とするとともに完了キー62を消灯させる。
【0044】ステップS20の処理においては、ゾーン
内の全ての仕向地に対して仕分けが完了したか否かが判
断される。この処理はコントロールステーション30−
1,30−2が、指定された商品についてゾーン内の全
仕向先に対するフラグがセットされたか否かによって行
われる。この判断結果が「NO」である場合、処理はス
テップS22へ進む。ステップS22では先読み処理が
による操作が行われたか否かが判断される。この先読み
処理は、作業者が仕分けを行っている間に、次に仕分け
を行う商品データを入力する場合も考慮した処理であ
る。
【0045】この判断結果が「NO」である場合には処
理はステップS18へ戻る。一方、ステップS22にお
ける判断結果が「YES」の場合には、処理がステップ
S24へ進み、商品コードを入力する処理が行われる。
この処理は図7で示した処理と同様である。商品コード
が入力されると、コントロールステーション30−1,
30−2に記憶される(ステップS26)。以上の処理
が終了するとステップS18の処理へ戻る。
【0046】各作業者が仕分け作業を行っている間に、
各作業者の作業の進捗状況を求める処理がコントロール
ステーション30−1,30−2各々で行われる。次に
進捗状況を求める処理について説明する。図8は、コン
トロールステーション30−1,30−2の進捗状況を
求める処理のフローチャートである。
【0047】図6に示したフローチャート中のステップ
S10において、チェーン番号及び便番号がコントロー
ルステーション30−1,30−2に入力され、仕分け
データから総指示数がコントロールステーション30−
1,30−2に記憶されている。コントロールステーシ
ョン30−1,30−2は、チェーン番号及び便番号に
基づいて(ステップS50)、仕分けデータ作成装置2
0に格納されているモニターファイルを読み出す(ステ
ップS52)。
【0048】次に、コントロールステーション30−
1,30−2は読み出したモニターファイルの内容をタ
ッチパネルに表示する。図9はタッチパネルに表示され
る進捗状況の表示画面である。図9に示されたように、
モニターファイルの内容がタッチパネルに表示される。
つまり、チェーン番号を記録したレコードR1の内容及
び便番号を記録したレコードR2の内容が図9中の表示
領域DR1及びDR2にそれぞれ表示される。また、作
業開始時を記録したレコードR3の内容、データ取得時
を記録したレコードR4の内容、及び出荷予定時を記録
したレコードR5の内容が表示領域DR3〜DR5にそ
れぞれ表示される。
【0049】また、出荷予想時を記録したレコードR6
の内容が表示領域DR6に表示される。この出荷予想時
は、前述した(1)式から算出され、レコードR6に記
録される。また、指示総数、実績総数、及び残指示数を
記録したレコードR7〜R9の内容が表示領域DR7〜
DR9各々に表示される。更に、前述した(2)式から
算出され、レコードR10に記録された総進捗率の内容
が図9中の表示領域DR10に棒グラフとして表示され
る。
【0050】図3中のフィールドF1〜F4の内容、つ
まりゾーン番号、指示数、実績数、進捗率が各仕分けエ
リア毎の進捗状況として表示領域DF1〜DF4にそれ
ぞれ表示される。以上の表示処理が終了すると、図9中
の終了キーEKが押圧されたか否かが判断される(ステ
ップS56)。この終了キーEKは、進捗状況の表示画
面を終了させるキーである。ステップS56における判
断結果が「NO」である場合、処理は例えば1分後にス
テップS52へ戻り、モニターファイルを読み出す処理
が行われる。1分が経過する間に各作業者によって仕分
け作業が行われているので、再度ステップS54による
表示処理を行う場合には、モニターファイルの内容は更
新されているため表示内容も更新される。
【0051】一方、ステップS56における判断が「Y
ES」である場合、や図6中のステップS20における
判断結果が「YES」の場合、つまり全ての仕向地に対
して仕分けが完了したと判断された場合には、処理はス
テップS28へ進む。ステップS28では作業者に対
し、仕分けを行っている商品に対して全ての仕向地への
仕分けが終了した旨を報知する処理が行われる。この処
理は、まずコントロールステーション30−1,30−
2から、同一の仕分けエリアZ1,Z2内の全指示数表
示器42に対して1つの商品に関し仕分けが終了した旨
が通知される。
【0052】上記通知及び転送がされると各指示数表示
器42は、7セグメント表示部60や完了キー62を数
秒間点滅させて、作業者に表示内容が次の商品のものに
切り替わることを報知する。この報知は指示数表示器4
2にブザーを設け聴覚によってその旨を報知するように
してもよい。作業者への報知処理が終了すると、処理は
ステップS30へ進み、次に仕分けを行う商品の商品コ
ードが入力されているか否かが判断される。
【0053】本実施形態においては、ステップS14に
おいて、2つの商品コードが入力されており、ステップ
S28においてはその内の1つの商品の仕分けが終了し
た場合を例に挙げて説明しているため、コントロールス
テーション30−1,30−2には、カート110に載
置されたもう1種の商品の商品コードが格納されてい
る。従って、ステップS30の判断結果は「YES」と
なる。ステップS30の判断結果が「YES」の場合は
ステップS32へ進み、コントロールステーション30
−1,30−2内に記憶されている商品コードを読み出
す処理が行われる。ステップS32の処理が終了する
と、ステップS16の処理へ戻り、各指示数表示器42
に対して読み出された商品データの仕分けデータが転送
され、次に仕分けを行う商品の数が表示される。
【0054】一方、ステップS30における判断結果が
「NO」の場合には、処理はステップS34へ進み、こ
のゾーンで行う同一のチェーン番号、便番号の仕分けデ
ータに対する仕分け作業が終了したか否かが判断され
る。この判断結果が「NO」の場合には。ステップS1
4の処理へ戻り、次に仕分けを行う商品の商品コードを
入力する処理が行われる。ステップS34の判断結果が
「YES」の場合には、ステップS10へ戻り次に仕分
けを行うチェーン店、便番号を入力する処理が行われ
る。
【0055】全商品について仕分けが終了すると、コン
トロールステーション30−1,30−2においてチェ
ーン番号、便番号、作業者コード、商品コード、仕向先
毎の仕分け数が実績データとして記憶されるため、後に
仕分けミスが生じた場合に仕分けを行った担当者等を特
定できる。以上の説明においては、コントロールステー
ション32−1,32−2において進捗状況を表示する
場合を例に挙げて説明したが、例えば仕分けデータ作成
装置20が備えるディスプレイ等にも表示される。
【0056】以上のように、本実施形態においては、出
荷予定時と出荷予想時とが共に表示されるので現在の進
捗速度で問題があるか否か、つまり出荷予定時までに仕
分けが終了するか否かが分かるので、例えば出荷予想時
が出荷予定時を超えている場合には作業者を増員する等
の対策を早期に行える。また、仕分けエリア毎の進捗状
況が分かるので、どの仕分けエリアの作業を強化すれば
効率が良くなるかも分かりやすいという利点がある。
【0057】尚、本発明は上記の種蒔き方式の実施形態
に限定されない。例えば、ピッキング方式、つまり棚に
商品の種類毎に商品の収納と完了キー付きの指示数表示
器を備えて仕向け先に必要な商品を棚から集める摘み取
り方式にも適用可能である。また、図9中の表示領域D
R6はモニター画面での表示に限らず、仕分け作業のた
めの商品コード入力画面や他の画面に表示するようにし
てもよい。また、進捗状況は、図1中の通信ケーブルE
に接続された全ての端末画面で表示可能である。また、
このシステムはスタンドアロンであってもよい。また、
出荷予定時刻に対して、予想終了時刻の方が遅い場合
は、タッチパネルの表示画面が何であっても、「作業者
の増員が必要」等の警告表示を行えるようにしてもよ
い。しかしながら、この警告表示は、仕分け作業開始時
は、予想のデータに信頼性が低いために行わないほうが
良い。また、予想終了時刻は、時刻そのものではなく、
出荷予定時刻に対してどの程度差があるかを表示するよ
うにしてもよい。更に、各便の出荷予定時刻は予め決定
されているので、画面に表示する代わりに予め印刷した
ものを本システムの近くに掲示するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、便毎に仕分け作業の予想終了時刻のデータを表示す
るため、出荷する便に間に合うか否かが容易に分かると
いう効果がある。このため、間に合いそうもない場合に
は早めに対策を行うことができ、出荷遅れを減少させる
ことができるという効果がある。また、ゾーン毎に進捗
率を表示するために、出荷遅れが予想される場合にはど
のゾーンを補強すれば効果的かが容易に分かるのでさら
に出荷遅れを減少させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による仕分けシステムの
全体構成を示すブロック図である。
【図2】 仕分けデータのデータ構造を示す説明図であ
る。
【図3】 モニターファイルのデータ構造を示す説明図
である。
【図4】 指示数表示器42−1,…、42−2,…の
正面図である。
【図5】 作業者が行う仕分け作業の作業様子を示す図
である。
【図6】 コントロールステーション30−1,30−
2の処理フローを示すフローチャートである。
【図7】 商品コードを入力する際のコントロールステ
ーション30−1,30−2のタッチパネルの表示画面
を示す図である。
【図8】 コントロールステーション30−1,30−
2の進捗状況を求める処理のフローチャートである。
【図9】 タッチパネルに表示される進捗状況の表示画
面である。
【符号の説明】
30−1,30−2 コントロールステーション Z1,Z2,Z3 仕分けエリア(ゾーン) 42−1,… 指示数表示器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも便番号、商品番号、及び指示
    数からなる仕分けデータに基づいて仕分け先毎に設けた
    指示数表示器に前記指示数を表示し、作業者は、前記表
    示により商品を前記仕向け先毎に仕分け作業を行って仕
    向け先毎に設けられた完了キーを操作する仕分けシステ
    ムにおいて、 前記便毎に仕分け作業の開始時刻を記憶し、仕分け作業
    を開始してからの経過時間と、仕分けを完了した商品数
    と、仕分けデータの該当総指示数とから予想終了時刻デ
    ータを算出して表示することを特徴とする仕分けシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 少なくとも便番号、商品番号、及び指示
    数からなる仕分けデータに基づいて商品棚の商品の種類
    毎に設けた指示数表示器に前記指示数を表示し、作業者
    は前記表示により商品を棚から取り出す仕分け作業を行
    って仕向け先毎に設けられた完了キーを操作する仕分け
    システムにおいて、 前記便毎に仕分け作業の開始時刻を記憶し、仕分け作業
    を開始してからの経過時間と、仕分けを完了した商品数
    と、仕分けデータの該当総指示数とから予想終了時刻デ
    ータを算出して表示することを特徴とする仕分けシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記複数の指示数表示器をゾーン毎に区
    分し、当該ゾーン毎に進捗率を表示することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の仕分けシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004234680A (ja) * 2004-03-02 2004-08-19 Seiko Epson Corp 大型表示装置を用いた稼働状況管理
JP2013052961A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Daifuku Co Ltd 物品処理設備
JP2021517678A (ja) * 2019-02-15 2021-07-26 クーパン コーポレイション 高速eコマース・注文実行のための仕分け装置のセル割振りのシステムおよび方法
JP2022020612A (ja) * 2021-08-23 2022-02-01 キムラユニティー株式会社 出庫管理装置

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