JPH11235986A - 車輌のサイドメンバ及びその製造方法 - Google Patents

車輌のサイドメンバ及びその製造方法

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JPH11235986A
JPH11235986A JP5607998A JP5607998A JPH11235986A JP H11235986 A JPH11235986 A JP H11235986A JP 5607998 A JP5607998 A JP 5607998A JP 5607998 A JP5607998 A JP 5607998A JP H11235986 A JPH11235986 A JP H11235986A
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JP
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sectional shape
cross
end part
bead
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JP5607998A
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Takeo Mori
健雄 森
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 好ましいエネルギ吸収特性を有し能率よく低
廉に製造可能な車輌のサイドメンバを得る。 【解決手段】 閉断面形状を有する一つの押出し成形材
にて形成され、一端部10f の断面形状が他端部10r
に比して大きく、一端部の板厚が他端部の板厚に比して
小さく、一端部と他端部との間に断面形状及び板厚が漸
次変化する遷移領域10m を有する車輌のサイドメン
バ。内側側壁12Cの中央には他端部10rより遷移領
域10m まで延在し外向きに突出するビード14が設け
られている。またその製造方法に於いては、長手方向に
沿って全体として実質的に矩形の一定の閉断面形状を有
する予備成形材16を押出し成形により形成し、塑性加
工により予備成形材の一端部の断面形状を拡大すると共
にその板厚を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車輌の
車体部材に係り、更に詳細には車輌のサイドメンバ及び
その製造方法に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌のフロントサイドメンバ
及びその製造方法の一つとして、例えば実開平4−67
577号公報に記載されている如く、車輌前後方向に配
列され互いに連結固定された複数の部材にて構成された
フロントサイドメンバが従来より知られており、またそ
の製造方法として軽合金製の複数のフロントサイドメン
バ構成部材を互いに異なる断面形状にて押出し成形し、
それらのフロントサイドメンバ構成部材を車輌前後方向
に配列された状態にて互いに連結固定する方法が従来よ
り知られている。かかるフロントサイドメンバ及び製造
方法によれば、各フロントサイドメンバ構成部材の強度
等を適宜に設定することにより車輌の衝突等に対する所
望のエネルギ吸収特性を有するフロントサイドメンバを
得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の如き従来
のフロントサイドメンバ及びその製造方法の方法に於い
ては、それぞれ個別に押出し成形された複数のフロント
サイドメンバ構成部材が必要であり、またそれらの部材
を互いに一体的に連結固定しなければならないため、フ
ロントサイドメンバを能率よく低廉に製造することが困
難である。
【0004】本発明は、複数のフロントサイドメンバ構
成部材にて形成される従来のフロントサイドメンバ及び
その製造方法に於ける上述の如き問題に鑑みてなされた
ものであり、本発明の主要な課題は、一つの押出し成形
材にて車輌のサイドメンバを形成することにより、好ま
しいエネルギ吸収特性を有し能率よく低廉に製造可能な
車輌のサイドメンバを得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き主要な課題
は、本発明によれば、閉断面形状を有する一つの押出し
成形材にて形成され、一端部の断面形状が他端部に比し
て大きく、前記一端部の板厚が前記他端部の板厚に比し
て小さいことを特徴とする車輌のサイドメンバ(請求項
1の構成)及び長手方向に沿って実質的に一定の閉断面
形状を有する予備成形材を押出し成形により形成し、塑
性加工により前記予備成形材の一端部の断面形状を拡大
すると共にその板厚を低減するサイドメンバの製造方法
(請求項2の構成)によって達成される。
【0006】上記請求項1の構成によれば、サイドメン
バは閉断面形状を有する一つの押出し成形材にて形成さ
れるので、複数のサイドメンバ構成部材が押出し成形さ
れそれらの部材が互いに一体的に連結固定される従来の
構造の場合に比して、サイドメンバを遥かに能率よく低
廉に製造することが可能であり、また一端部の断面形状
が他端部に比して大きく、一端部の板厚が他端部の板厚
に比して小さいので、サイドメンバは一端部の座屈強度
が他端部に比して小さい好ましいエネルギ吸収特性を有
し、これにより車輌の衝突時等に於ける長手方向の荷重
に対しサイドメンバを確実にその一端部より優先的に座
屈変形させることが可能になる。
【0007】また上記請求項2の構成によれば、長手方
向に沿って実質的に一定の閉断面形状を有する予備成形
材が押出し成形により形成され、塑性加工により予備成
形材の一端部の断面形状が拡大されると共にその板厚が
低減されるので、複数のサイドメンバ構成部材を押出し
成形したりそれらの部材を互いに一体的に連結固定する
必要がなく、従って好ましいエネルギ吸収特性を有する
サイドメンバを従来の構造の場合に比して遥かに能率よ
く低廉に製造することが可能になる。
【0008】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項2の構成に於いて、前
記予備成形材はその長手方向に沿って延在するビードを
有するよう形成され、前記一端部のビードは前記塑性加
工により消失されることを特徴とする(請求項3の構
成)。
【0009】請求項3の構成によれば、予備成形材はそ
の長手方向に沿って延在するビードを有するので、塑性
加工により予備成形材の一端部の断面形状を拡大するこ
とを容易に且つ良好に行うことが可能であり、また一端
部のビードは塑性加工により消失されるが他の部分のビ
ードは消失されないので、ビードが形成されない場合に
比してサイドメンバの一端部と他の部分との間の座屈強
度差を大きくすることが可能になる。
【0010】
【課題解決手段の好ましい態様】本発明の一つの好まし
い態様によれば、上記請求項1の構成に於いて、押出し
成形材は全体として実質的に矩形の閉断面形状を有する
よう構成される(好ましい態様1)。
【0011】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、サイドメンバはその
一端部と他端部との間に少なくとも断面形状が漸次変化
する遷移領域を有するよう構成される(好ましい態様
2)。
【0012】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、サイドメンバはその
一端部以外の領域にその長手方向に沿って延在するビー
ドを有するよう構成される(好ましい態様3)。
【0013】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様1の構成に於いて、サイドメンバ
はその一端部以外の領域の一つの壁部にその長手方向に
沿って延在するビードを有するよう構成される(好まし
い態様4)。
【0014】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様4の構成に於いて、実質的に矩形
の閉断面形状は上壁と下壁と内側側壁と外側側壁とを有
し、内側側壁がビードを有するよう構成される(好まし
い態様5)。
【0015】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項2の構成に於いて、塑性加工は予備成形
材の一端部と他端部との間に少なくとも断面形状が漸次
変化する領域が形成されるよう行われる(好ましい態様
6)。
【0016】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項2の構成に於いて、塑性加工は予備成形
材に対しその内側より押圧力を与える加工である(好ま
しい態様7)。
【0017】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様7の構成に於いて、塑性加工はハ
イドロフォームである(好ましい態様8)。
【0018】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項3の構成に於いて、ビードは押出し成形
による予備成形材の形成時に同時に形成される(好まし
い態様9)。
【0019】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項3の構成に於いて、ビードは実質的に等
脚台形の断面形状を有するよう形成される(好ましい態
様10)。
【0020】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項3の構成に於いて、ビードは外向きに凸
状をなすよう形成される(好ましい態様11)。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明を好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0022】図1はフロントサイドメンバに適用された
本発明による車輌のサイドメンバを示す斜視図、図2乃
至図4はそれぞれ図1に示されたフロントサイドメンバ
の前端部、遷移領域、後端部の横断面を拡大して示す拡
大断面図である。
【0023】これらの図に於いて、10はフロントサイ
ドメンバを示しており、フロントサイドメンバ10は車
輌の前後方向に対応する長手方向に沿って延在する一つ
の押出し成形材にて形成され、上壁12Aと下壁12B
と内側側壁12Cと外側側壁12Dとよりなる全体とし
て実質的に矩形の閉断面形状を有している。尚フロント
サイドメンバ10はアルミニウム合金、炭素鋼の如き任
意の金属にて形成されてよい。
【0024】前端部10f の断面形状は後端部10r に
比して大きく、前端部の板厚Tf は後端部の板厚Tr に
比して小さく設定されている。前端部10f 及び後端部
10r の周長をそれぞれSf 、Sr とすると、下記の数
1及び数2が成立し、フロントサイドメンバ10の長手
方向の座屈強度は板厚Tの二乗に比例すると共に、前端
部10f の断面形状は後端部10r に比して大きいの
で、後端部10r の座屈強度は前端部10f の座屈強度
よりも高い。
【0025】
【数1】Sr /Sf <1
【数2】Tf =(Sr /Sf )Tr <Tr
【0026】図示の実施形態に於いては、フロントサイ
ドメンバ10は前端部10f と後端部10r との間に断
面形状及び板厚が漸次変化する遷移領域10m を有して
おり、遷移領域10m の板厚Tm はTf とTr との中間
値を有している。特に上壁12A、下壁12B、外側側
壁12Dは実質的に平面状をなし、内側側壁12Cは遷
移領域10m に於いて後端部10r より前端部10f F
の方向に見て車輌のインボード方向へ漸次変位してい
る。
【0027】また図示の実施形態に於いては、内側側壁
12Cはその上下方向の中央にて長手方向に延在するビ
ード14を有し、ビード14は車輌のインボード方向
へ、即ちフロントサイドメンバの閉断面形状に対し外向
きに突出する実質的に等脚台形の断面形状を有してい
る。また内側側壁12Cに対するビード14の突出高さ
Hはフロントサイドメンバ10の前端部10f に於ける
幅Wf と後端部10r に於ける幅Wr との差Wf −Wr
よりも小さく、遷移領域10m に於いて漸次減少し、こ
れによりビード14は遷移領域10m の途中に於いて消
失している。
【0028】かくして図示の実施形態によれば、フロン
トサイドメンバ10は全体として実質的に矩形の閉断面
形状を有する一つの押出し成形材にて形成されるので、
複数のサイドメンバ構成部材が押出し成形されそれらの
部材が互いに一体的に連結固定される従来の構造の場合
に比して、フロントサイドメンバを遥かに能率よく低廉
に製造することができる。
【0029】また前端部10f の断面形状は後端部10
r に比して大きく、前端部の板厚Tf は後端部の板厚T
r に比して小さいので、フロントサイドメンバ10は前
端部10f の座屈強度が後端部10r に比して小さい好
ましいエネルギ吸収特性を有し、これにより車輌の衝突
時等に於ける長手方向の荷重に対しフロントサイドメン
バを確実にその前端部より優先的に座屈変形させること
ができる。
【0030】特に図示の実施形態によれば、フロントサ
イドメンバ10は前端部10f と後端部10r との間に
断面形状が漸次変化する遷移領域10m を有しており、
長手方向の荷重に対する座屈強度も遷移領域10m に於
いて漸次変化しているので、遷移領域10m が設けられ
ていない構造の場合に比して、長手方向の荷重に対しフ
ロントサイドメンバ10を安定的にその前端部より順次
座屈変形させることができる。
【0031】また図示の実施形態によれば、フロントサ
イドメンバ10はその内側側壁12Cの上下方向の中央
にて長手方向に延在するビード14を有し、内側側壁1
2Cに対するビード14の突出高さHは遷移領域10m
に於いて漸次減少し、ビード14は遷移領域10m の途
中に於いて消失しているので、ビード14が設けられて
いない構造の場合に比して、前端部10f と後端部10
r との間に於ける座屈強度の差を大きくすることがで
き、また後端部の板厚Tr に対し前端部の板厚Tf を過
剰に小さくする必要がないので、通常時にフロントサイ
ドメンバ10の前端部に必要とされる強度を確実に確保
することができる。
【0032】更に図示の実施形態によれば、上壁12
A、下壁12B、外側側壁12Dは実質的に平面状をな
し、ビード14は内側側壁12Cに設けられ、内側側壁
12Cは前端部10f に於いて実質的に平面状をなして
いるので、ビード14はフロントサイドメンバ10に対
し他の部材を連結する際の障害にならず、またビードが
フロントサイドメンバの外観を損ねることもない。
【0033】上述の如く構成されたフロントサイドメン
バ10は本発明の方法に従って例えば以下の如く製造さ
れる。
【0034】まず図5に示されている如く、長手方向に
沿って実質的に矩形の一定の断面形状を有し、一つの側
壁の中央に長手方向に沿って延在し外向きに突出するビ
ード14を有する予備成形材16が押出し成形により形
成される。
【0035】次いで図6に示されている如く、ハイドロ
フォームの如き塑性加工により予備成形材16の一端部
の各壁の内面に外方への押圧力を与え、一端部の上壁1
6A、下壁16B、内側側壁16C、外側側壁16Dを
上型18及び下型20の内面に対し押圧して一端部の断
面形状を拡大すると共にその板厚を低減し、またこれと
同時に遷移領域10m を形成し、これによりフロントサ
イドメンバ10に成形する。
【0036】かくして図示の実施形態によれば、長手方
向に沿って全体として実質的に矩形の一定の閉断面形状
を有する予備成形材16が押出し成形により形成され、
ハイドロフォームの如き塑性加工により予備成形材の前
端部10f の断面形状が拡大されると共にその板厚が低
減され、またこれと同時に前端部10f と後端部10r
との間に断面形状及び板厚が漸次変化する遷移領域10
m が形成されるので、車輌の衝突時等に於ける長手方向
の荷重に対し確実に前端部より優先的に座屈変形させる
ことが可能なフロントサイドメンバ10を能率よく低廉
に製造することができる。
【0037】特に図示の実施形態によれば、予備成形材
16の内側側壁16Cの中央に長手方向に沿って延在し
外向きに突出するビード14が設けられるので、かかる
ビードが設けられない場合やビードが内向きに突出して
いる場合に比して、前端部10f 及び遷移領域10m に
於ける断面形状の変形及び板厚の低減を良好に行うこと
ができる。
【0038】以上に於いては本発明を特定の実施形態に
ついて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の
実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
【0039】例えば上述の実施形態に於いては、サイド
メンバはフロントサイドメンバであるが、本発明による
サイドメンバはリヤサイドメンバであってもよく、その
場合には後端部の断面形状が前端部に比して大きく設定
されると共に後端部の板厚が前端部に比して小さく設定
され、これにより車輌の衝突時等に於ける長手方向の荷
重に対しリヤサイドメンバを確実にその後端部より優先
的に座屈変形させることができるよう構成される。
【0040】また上述の実施形態に於いては、フロント
サイドメンバの断面形状は全体として実質的に矩形の断
面形状を有しているが、本発明によるサイドメンバの断
面形状は任意の断面形状であってよく、またビード14
は外向きに突出しているが、内向きに突出していてもよ
く、更にはビードが省略されてもよい。
【0041】更に上述の実施形態に於いては、予備成形
材16に対する塑性加工はハイドロフォームであること
が好ましいが、本発明に於ける塑性加工は完成したサイ
ドメンバの内面形状に対応する外面形状を有するマンド
レルを一端部より押し込む方法の如く、当技術分野に於
いて公知の任意の塑性加工法であってよい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明の請求項1の構成によれば、サイドメンバは閉断面形
状を有する一つの押出し成形材にて形成されるので、複
数のサイドメンバ構成部材が押出し成形されそれらの部
材が互いに一体的に連結固定される従来の構造の場合に
比して、サイドメンバを遥かに能率よく低廉に製造する
ことができ、また一端部の断面形状が他端部に比して大
きく、一端部の板厚が他端部の板厚に比して小さいの
で、サイドメンバは一端部の座屈強度が他端部に比して
小さい好ましいエネルギ吸収特性を有し、これにより車
輌の衝突時等に於ける長手方向の荷重に対しサイドメン
バを確実にその一端部より優先的に座屈変形させること
ができる。
【0043】また請求項2の構成によれば、長手方向に
沿って実質的に一定の閉断面形状を有する予備成形材が
押出し成形により形成され、塑性加工により予備成形材
の一端部の断面形状が拡大されると共にその板厚が低減
されるので、複数のサイドメンバ構成部材を押出し成形
したりそれらの部材を互いに一体的に連結固定する必要
がなく、従って好ましいエネルギ吸収特性を有するサイ
ドメンバを従来の構造の場合に比して遥かに能率よく低
廉に製造することができる。
【0044】また請求項3の構成によれば、予備成形材
はその長手方向に沿って延在するビードを有するので、
塑性加工により予備成形材の一端部の断面形状を拡大す
ることを容易に且つ良好に行うことができ、また一端部
のビードは塑性加工により消失されるが他の部分のビー
ドは消失されないので、ビードが形成されない場合に比
してサイドメンバの一端部と他の部分との間の座屈強度
差を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロントサイドメンバに適用された本発明によ
る車輌のサイドメンバを示す斜視図である。
【図2】図1に示されたフロントサイドメンバの前端部
の横断面を拡大して示す拡大断面図である。
【図3】図1に示されたフロントサイドメンバの遷移領
域の横断面を拡大して示す拡大断面図である。
【図4】図1に示されたフロントサイドメンバの後端部
の横断面を拡大して示す拡大断面図である。
【図5】フロントサイドメンバを形成するための予備成
形材を示す斜視図である。
【図6】予備成形材に対する塑性加工の要領を示す拡大
断面図である。
【符号の説明】
10…フロントサイドメンバ 10f …前端部 10m …遷移領域 10r …後端部 12C…内壁 14…ビード 16…予備成形材 18…上型 20…下型

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閉断面形状を有する一つの押出し成形材に
    て形成され、一端部の断面形状が他端部に比して大き
    く、前記一端部の板厚が前記他端部の板厚に比して小さ
    いことを特徴とする車輌のサイドメンバ。
  2. 【請求項2】長手方向に沿って実質的に一定の閉断面形
    状を有する予備成形材を押出し成形により形成し、塑性
    加工により前記予備成形材の一端部の断面形状を拡大す
    ると共にその板厚を低減するサイドメンバの製造方法。
  3. 【請求項3】前記予備成形材はその長手方向に沿って延
    在するビードを有するよう形成され、前記一端部のビー
    ドは前記塑性加工により消失されることを特徴とするサ
    イドメンバの製造方法。
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