JPH11235317A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JPH11235317A
JPH11235317A JP10055798A JP5579898A JPH11235317A JP H11235317 A JPH11235317 A JP H11235317A JP 10055798 A JP10055798 A JP 10055798A JP 5579898 A JP5579898 A JP 5579898A JP H11235317 A JPH11235317 A JP H11235317A
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JP
Japan
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image
fixation target
fundus oculi
fundus
unit
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Pending
Application number
JP10055798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kashiwagi
健一 柏木
Takeshi Kitamura
健史 北村
Yutaka Nishihara
裕 西原
Motoya Takai
元也 高井
Takashi Masuda
高 増田
Kazuhiro Matsumoto
和浩 松本
Tetsuji Ogawa
哲司 小川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的別の撮影部位に対応した位置へ固視目標
を素早く正確に移動する。 【解決手段】 眼底観察中に眼底Erに疾患を発見した場
合には、検者は診断に最も有効な眼底像を撮影するよう
に、表示位置指示部26、液晶表示部19により被検眼
Eの視線を誘導して眼底像の観察範囲内を移動させる。
眼底像の撮影範囲が決定した後で、撮影スイッチ25を
押下すると、撮影スイッチ25の出力が機能制御部24
に入力され、機能制御部24は切換えミラー5を破線で
示す位置に退避すると共に、撮影用光源12を発光して
フィルム6上に眼底像を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば被検眼の眼
底を撮影する眼科装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に眼底カメラには、被検眼の眼底上
の観察部位を定めるための固視目標が設けられている。
例えば、眼科疾患がある患者の眼底を撮影する場合に
は、患者ごとに撮影部位が異なるために、診断に最も有
効な部位が撮影できるように、被検眼への呈示位置を移
動する可動式の固視目標を用いて、被検眼の視線を誘導
する必要があるが、例えば集団検診等による実際の眼底
撮影においては、対象者の殆どが健常者であるために通
常は固定式の固視目標が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、糖尿病や老人性黄斑変性症では、黄斑
部等はその時々の目的に応じて撮影部位が異なる場合が
生ずるので、可動式の固視目標を用いて被検眼の視線を
誘導していると、被検眼ごとにその都度、初期位置に固
視目標を移動して測定しなければならないという問題点
がある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
目的別の撮影部位に対応した位置に固視目標を素早く正
確に移動する眼科装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼科装置は、固視目標と、該固視目標の
呈示位置を設定記憶する呈示位置設定記憶手段と、前記
固視目標の呈示位置を前記呈示位置設定記憶手段に記憶
された位置に変更する呈示位置変更手段と、該呈示位置
変更手段の変更開始を指示する変更開始指示手段とを有
することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は実施例の構成図を示し、被検眼
Eの前方の光路O1上には、対物レンズ1、中心開口を有
する孔あきミラー2、光路O1に沿って可動するフォーカ
シングレンズ3、撮影レンズ4、撮影時に上方に跳ね上
がる切換えミラー5、フィルム6が順次に配列されてい
る。また、孔あきミラー2の入射方向の光路O2上には、
角膜バッフル7、リレーレンズ8a、8b、水晶体バッ
フル9.円環状の開口を有するリングスリット10、コ
ンデンサレンズ11、キセノン管等から成る撮影用光源
12、コンデンサレンズ13、赤外光を透過する赤外フ
ィルタ14、ハロゲンランプ等から成る照明用光源15
が順次に配列され、照明光学系が形成されている。
【0007】切換えミラー5の反射方向の光路O3上に
は、フィールドレンズ16、ハーフミラー17、レンズ
18、被検眼Eの眼底Erと略共役位置な液晶表示部1
9、固視用光源20が配列され、ハーフミラー17の反
射方向の光路O4上には、テレビレンズ21、赤外テレビ
カメラ22が配置され、赤外テレビカメラ22の出力は
テレビモニタ23に接続されている。液晶表示部19は
図2に示すように開口部Aを遮光部Bの中の任意の位置
に形成することができ、これにより固視目標を表示でき
るようになっている。
【0008】更に、装置全体を制御するための機能制御
部24が設けられ、機能制御部24には切換えミラー5
を切換える図示しないソレノイド、撮影スイッチ25、
液晶表示部19における固視目標の表示位置の指示を行
う表示位置指示部26、液晶表示部19における固視目
標の基準位置を設定、記憶する基準位置設定記憶部2
7、基準位置設定記憶部27に記憶されている基準位置
に固視目標の移動を指示する固視目標リセット指示部2
8が接続されている。
【0009】固視目標リセット指示部28は現在の位置
から基準位置設定記憶部27内のメモリに記憶されてい
る基準位置に、固視目標を移動するスイッチ等から構成
されており、表示位置指示部26は具体的には液晶表示
部19上の任意の部位を固視目標として、指示マウスや
操作桿等の指示部材により構成されている。また、基準
位置設定記憶部27は液晶表示部19上の任意の部位を
基準位置として1個所に設定できるように、図示しない
キーボード又はマウスや操作桿等の指示部材が接続可能
になっており、液晶表示部19におけるアドレス等の位
置情報を表すデータの入力に基づいて設定を行うように
なっている。
【0010】なお、この設定の方法に関しては、基準位
置設定記憶部27上の図示しないスイッチにより設定モ
ードに入り、表示位置指示部26を用いて設定を行うよ
うに構成してもよい。このとき設定された基準位置は、
基準位置設定記憶部27内の図示しないメモリにアドレ
ス情報として記憶されるようになっている。
【0011】上述の構成において、被検眼Eの眼底Erを
観察する際には照明用光源15が点灯し、照明用光源1
5を発した光束は赤外フィルタ14によって赤外光束と
なり、コンテンサレンズ13により撮影用光源12の近
傍に結像し、更にコンデンサレンズ11を経てリングス
リット10上に結像した後に、水晶体バッフル9、リレ
ーレンズ8a、8b、角膜バッフル7を介して孔あきミ
ラー2で反射され、対物レンズ1を通り被検眼Eの眼底
Erを照明する。眼底Erでの反射光は同じ光路を戻り、孔
あきミラー2の開口部、フォーカシングレンズ3、撮影
レンズ4を通り、切換えミラー5により反射され、フィ
ールドレンズ16上に一旦結像し、ハーフミラー17で
反射され、テレビレンズ21により赤外テレビカメラ2
2の撮像面上に結像し、テレビモニタ23に映出され
る。
【0012】照明用光源15の点灯と同時に固視用光源
20が点灯し、液晶表示部19の開口部を通過した光束
はレンズ18、ハーフミラー17を通り、フィールドレ
ンズ16上に一旦結像し切換えミラー5で反射され、撮
影レンズ4、フォーカシングレンズ3、孔あきミラー2
の開口部、対物レンズ1を通り、被検眼Eの眼底Erに投
影され、視標像として被検眼Eに呈示される。検者は被
検者にこの視標像を固視させて被検眼Eを固定する。
【0013】視標像の眼底Erでの反射光束は、照明用光
源15による眼底反射光と同じ光路を経て、テレビレン
ズ21により視標像として赤外テレビカメラ22の撮像
面上に結像し、テレビモニタ23上で眼底像に重複して
映出される。検者は被検者が視標像を固視していること
をテレビモニタ23で確認しながらアライメントを行
い、図示しない操作桿等により眼底像の位置を合わせ、
フォーカシングレンズ3を光路O1に沿って移動して眼底
像のピントを合わせる。
【0014】眼底観察中に眼底Erに疾患を発見した場合
には、検者は診断に最も有効な眼底像を撮影するため
に、表示位置指示部26により被検眼Eの視線を誘導し
て眼底像の観察範囲内を移動させる。眼底像の撮影範囲
が決定した後で撮影スイッチ25を押下すると、撮影ス
イッチ25の出力が機能制御部24に入力され、機能制
御部24は図示しないソレノイドを駆動して、切換えミ
ラー5を破線で示す位置に退避すると同期して、撮影用
光源12を発光してフィルム6上に眼底像を記録する。
【0015】例えば、糖尿病や老人性円盤状黄斑変性症
に特化した検診を行う場合には、眼底Er上の黄斑部周辺
が診断で有効な部位なので、次の被検眼Eを撮影するた
めに、前回表示位置指示部26の指示により移動した固
視目標の位置Cを、図3に示すようにテレビモニタ23
の画面中央部へ移動する必要がある。このために、固視
目標リセット指示部28によって、予め基準位置設定記
憶部27に記憶してある基準位置に固視目標を移動す
る。
【0016】特に、他の位置に特異な症例が認められな
い場合には、アライメント等を行った後に撮影スイッチ
25を押下する。また、必要に応じて固視目標の位置を
再度変更する場合には、表示位置指示部26により任意
の位置に固視目標を変更する。なお、基準位置設定記憶
部27に設定記憶される位置は1個所に限らず、記憶可
能な位置の個数を設定するための図示しない位置個数設
定手段により複数個の位置を記憶しておき、固視目標リ
セット指示部28でリセットする位置を選択可能に構成
してもよい。更に、基準位置設定記憶部27には1個所
の固視目標位置を設定できるとしたが、複数位置に固視
目標を設定記憶可能に構成することも可能である。この
場合には、固視目標リセツト指示部28でどの位置にリ
セットするのかを選択できるように構成する。
【0017】また、画像の記録にはフィルム6を用いた
が、フィルム6の位置にCCDカメラ等の電子撮像手段
を配置し、ビデオテープレコーダやスチルビデオに記録
する方法や、A/D変換器を介してメモリにデジタル画
像として記録するように構成してもよい。更に、テレビ
モニタ23上への固視目標の表示を光学的に行っている
が、機能制御部24に接続した図示しないキャラクタジ
エネレータを用いて、液晶表示部19上に呈示する固視
目標の位置に対応するテレビモニタ23上の位置に、固
視目標をキャラクタでスーパーインポーズ表示するよう
に構成することもできる。
【0018】なお、本実施例は眼底カメラによる実施例
のみならず、スリットランプや眼底視野計等の眼科機器
にも適用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科装
置は、固視目標の呈示位置を設定記憶する呈示位置設定
記憶手段と、記憶した位置へ固視目標の呈示を変更する
呈示位置変更手段とを備えたことにより、集団検診等で
行われる目的別の撮影において、前回の撮影で使用した
固視目標の位置に拘らず、所望の部位に対応する位置に
固視目標を素早くかつ正確に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成図である。
【図2】液晶表示部の説明図である。
【図3】テレビモニタ画面の説明図である。
【符号の説明】
2 孔あきミラー 5 切換えミラー 6 フィルム 10 リングスリット 12 撮影用光源 14 赤外フィルタ 15 照明用光源 19 液晶表示部 20 固視用光源 22 赤外テレビカメラ 23 テレビモニタ 24 機能制御部 25 撮影スイッチ 26 表示位置指示部 27 基準位置設定記憶部 28 固視目標リセット指示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高井 元也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 増田 高 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松本 和浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小川 哲司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固視目標と、該固視目標の呈示位置を設
    定記憶する呈示位置設定記憶手段と、前記固視目標の呈
    示位置を前記呈示位置設定記憶手段に記憶された位置に
    変更する呈示位置変更手段と、該呈示位置変更手段の変
    更開始を指示する変更開始指示手段とを有することを特
    徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】 前記呈示位置設定記憶手段で設定可能な
    呈示位置の個数を設定記憶する個数設定記憶手段を有す
    る請求項1に記載の眼科装置。
  3. 【請求項3】 前記固視目標は液晶表示部により構成し
    た請求項1に記載の眼科撮影装置。
JP10055798A 1998-02-20 1998-02-20 眼科装置 Pending JPH11235317A (ja)

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JP10055798A JPH11235317A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 眼科装置

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JP10055798A JPH11235317A (ja) 1998-02-20 1998-02-20 眼科装置

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JPH11235317A true JPH11235317A (ja) 1999-08-31

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ID=13008943

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200047A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Topcon Corp 眼底カメラ
US7029120B2 (en) 2002-06-25 2006-04-18 Canon Kabushiki Kaisha Ophthalmic image pickup apparatus
JP2008528079A (ja) * 2005-01-21 2008-07-31 カール ツアイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト 眼底カメラ内の視線誘導のためのユニットおよび方法

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