JPH11235298A - 伸縮パイプ及びこれを用いた電気掃除機 - Google Patents

伸縮パイプ及びこれを用いた電気掃除機

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JPH11235298A
JPH11235298A JP4020198A JP4020198A JPH11235298A JP H11235298 A JPH11235298 A JP H11235298A JP 4020198 A JP4020198 A JP 4020198A JP 4020198 A JP4020198 A JP 4020198A JP H11235298 A JPH11235298 A JP H11235298A
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JP
Japan
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pipe
outer tube
tube
telescopic pipe
inner tube
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Application number
JP4020198A
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English (en)
Inventor
Shiro Ishii
史郎 石井
Koji Hasu
浩二 蓮
Takanobu Kamioka
孝暢 上岡
Kenji Yanagisawa
健児 柳沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外管と内管の伸縮動作をスムースに行い、か
つ掃除機本体の吸込み性能を低下させない装置を提供す
る。 【解決手段】 外管11と内管12とを任意の長さに締
め付け固定する締め付けグリップ6と、内管12の外面
外管側に設けられ外管11から抜けることを防止する抜
け止め部15と、外管11の内面に外管11の長手方向
に複数形成されたリブ14と、抜け止め部15の外面に
形成されリブ14と嵌合するガイド溝16とを有する伸
縮パイプ1を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮機構を備えた
伸縮パイプ及びこれを用いた電気掃除機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の伸縮パイプを示す外観
図、図12は従来の伸縮パイプを示す要部断面図、図1
3は従来の伸縮パイプの締め付けリングを示す上面図、
図14は締め付けリングの正面図、図15は従来の伸縮
パイプを示すの縦断面図、図16は伸縮パイプと床ブラ
シの接続状態を示す外観図である。(以下、従来技術1
と記す。)図において、1は伸縮パイプ、2は外管、3
は内管、4は外管2の内管3側の外面に設けた雄ねじ
部、5は内管3の外面に摺動可能に嵌合した締め付けリ
ング、6は雄ねじ部4と係合する雌ねじ部6aを有する
締め付けグリップであり、外管2と内管3は締め付けグ
リップ6を回転させることにより締め付けられて固定す
る。また、締め付けリング5には図13及び図14に示
すとおりスリット5aが形成されており、内管3の外径
のバラツキに対応した締め付けが可能となる。また、外
管2の開口部2a全周には斜面2bが形成されており、
締め付けリング5には斜面2bと同じ傾きを持つ斜面5
bが形成され、斜面2bと斜面5bを合わせて外管2と
締め付けリング5の合わせ目から空気が漏れることを防
ぐシール構造をとっている。また、締め付けリング5は
締め付け固定時に締め付けが緩いと締め付けグリップ6
中で広がり、締め付けグリップ6と共に回転するように
なっている。また、7は床ブラシである。
【0003】伸縮パイプ1の長さを調節する場合、外管
2と内管3を適当な長さに配置した後、締め付けグリッ
プ6を回転させる。締め付けグリップ6をある程度回転
させると締め付けリング5は内管3を保持するので、内
管3も締め付けリング5と共に締め付け方向に回転しよ
うとする。締め付けリング5は十分に内管3を固定して
いないため、締め付けグリップ6の中で広がっている状
態であり、締め付けリング5は締め付けグリップ6と共
に回転してしまう。結局、締め付けグリップ6を回転さ
せると、内管3も締め付けグリップ6と共に回転してし
まい、内管2の先端に取り付けた床ブラシ7は掃除動作
における適した向き(直進方向)に対して図16に示す
ような向きに変化してしまう場合があった。したがっ
て、使用者は外管2と内管3を固定するたびに床ブラシ
7の向きに注意して、向きを直す必要があった。
【0004】上記の問題点を改良した他の従来技術(以
下、従来技術2と記す。)について図17から図20を
用いて説明する。図17は従来技術2の伸縮パイプを示
す要部断面図、図18は従来技術2の伸縮パイプを示す
要部斜視図、図19は従来技術2の伸縮パイプを示す縦
断面図、図20は従来技術2の伸縮パイプと床ブラシの
接続状態を示す外観図である。図中、上述した従来技術
1と同一の構成には同じ符号を付し説明は省略する。図
において、8は外管2の内面に形成された凸部、9は内
管3の外面に内管3の長手方向に沿って設けた溝であ
り、9aは内管3の内面に溝9に対応して形成された凸
部である。外管2の凸部8は内管3の溝9に摺動可能に
挿入されて伸縮パイプ1の伸縮動作をガイドするととも
に内管3の回り止めをする。10は内管3の外管2側の
端部に設けた抜け止め部であり、伸縮パイプ1が最大長
の時に締め付けリング5と当接し、内管3から締め付け
グリップ6が抜けない構成となっているため、内管3が
外管2から抜けてしまうことを防止する。また、外管2
と内管3は例えばブロー成形により形成されているが、
一般的にブロー成形は外観側の寸法精度は高く寸法どお
りの形状が形成されるが内部側の寸法精度は低いため寸
法精度の高い形状を形成することは困難であることが知
られている。
【0005】従来技術2によれば、使用者が伸縮パイプ
1の長さを調節して、締め付けグリップ6を締めて内管
3を固定しようとしたとき、従来技術1同様、締め付け
グリップ6を回転させると、内管3も一緒に回転しよう
とするが、凸部8と溝9による回り止め作用があるた
め、内管3は回転しない。したがって、内管3の先端に
取り付けた床ブラシ7は掃除のしやすい向きに保持され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術2の構成では、内管3の内面に凸部9a
が形成されてしまうため、風路抵抗が大きくなり掃除機
本体の吸込み性能が低下するとともに、ゴミ詰まりの原
因になる恐れがあった。また、内管3の外面に設けた溝
9には細かいゴミや塵がたまり、伸縮動作に悪影響を及
ぼす恐れがあった。さらに、内管3の外面に設けた溝は
使用者から見えるため、美観を損ねてしまう恐れがあっ
た。
【0007】本発明はかかる点を改良するためになされ
たものであり、内管の先端に取り付けた床ブラシの向き
を掃除しやすい向きに保ちつつ、掃除機本体の吸込み性
能を低下させない構造とすると共に、伸縮動作を正常に
保ち、かつ外観の美しい伸縮機構を備えた伸縮パイプ及
びこれを用いた電気掃除機を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる伸縮パ
イプにおいては、回転させることにより外管と内管とを
任意の長さに締め付け固定する締め付け手段と、前記内
管の外面外管側に設けられ前記外管から抜けることを防
止する抜け止め部と、前記外管の内面に前記外管の長手
方向に複数形成された凸部と、前記抜け止め部の外面に
形成され前記凸部と嵌合する凹部とを備えたものであ
る。
【0009】また、外管の内面に形成した凸部と抜け止
め部に形成した凹部のうち、所定の凸部または凹部の形
状は他の凸部または凹部と異なる形状で形成したもので
ある。
【0010】また、凸部及び凹部はそれぞれ等間隔に少
なくとも2箇所設けたものである。
【0011】また、凸部は外管の端部から奥行き方向へ
所定距離入った位置から形成したものである。
【0012】また、凸部は外管の端部から奥行き方向に
向かって徐々に高さを高くするとともに幅を広くしたも
のである。
【0013】また、外管はインジェクション成形により
形成したものである。
【0014】また、外管の内径を内管側で最大にし、奥
行き方向に向かって徐々に径を小さくしたものである。
【0015】さらに、この発明にかかる電気掃除機は、
回転させることにより外管と内管とを任意の長さに締め
付け固定する締め付け手段と、前記内管の外面外管側に
設けられ前記外管から抜けることを防止する抜け止め部
と、前記外管の内面に前記外管の長手方向に複数形成さ
れた凸部と、前記抜け止め部の外面に形成され前記凸部
と嵌合する凹部とを有する伸縮パイプを設けたものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1から図5は本
発明の実施の形態1を示すものである。図1は伸縮パイ
プの要部断面図、図2は伸縮パイプの要部斜視図、図3
は伸縮パイプの外管の断面図図4は伸縮パイプの縦断面
図、図5は伸縮パイプと床ブラシの接続状態を示す外観
図である。図中、上述した従来技術と同一の構成には同
じ符号を付し説明は省略する。図において、11は伸縮
パイプ1の外管、12は外管11に挿入される内管、1
3は外管11の外面に設けられた雄ねじ部であり、締め
付けグリップ6に設けた雌ねじ部6aと係合する。従来
技術同様、外管11の開口部11aには締め付けリング
5に形成した斜面5bと同じ傾きをもつ斜面11bが形
成されており、外管11と締め付けリング5の合わせ目
から空気が漏れることを防止するシール構造をとってい
る。14は外管11の内面に形成されたリブであり、図
2に示すとおり外管11の長手方向に沿って設けられて
いる。また、リブ14は伸縮パイプ1の伸縮動作がスム
ースに行えるように等間隔に(例えば、図2では90度
おきに4ヶ所)設けられている。15は内管12の外管
11側の外面端部に形成された抜け止め部であり、伸縮
パイプ1が最大長の時に締め付けリング5と当接し、外
管11から内管12が抜けないように設けられている。
16は抜け止め部15に形成されたガイド溝であり、リ
ブ14と嵌合すると共に内管12の回り止めをする。
【0017】また、リブ14は図3に示すとおり、外管
11の開口部11aから所定距離Sだけ内部に入った位
置から長手方向に形成されている。そして、リブ14は
開口部11aから奥行き方向に向かってリブ14の高さ
を高くし、かつリブ14の幅を太くし、内管12を外管
11に挿入した時に抜け止め部15が外管11の内壁に
接触する前にリブ14がガイド溝16に接触するように
形成されている。これにより、抜け止め部15が外管1
1の内壁に接触し、さらに外管11の奥まで入り込んで
内管12が引っかかって抜けなくなることを防止する。
また、リブ14がガイド溝16に接触しても内管12は
引っかかるが、この時の引っかかる力は十分小さいため
抜けなくなることはない。さらに、外管11は、開口部
11aでの内径が一番大きく、内管12側とは反対側に
向かって内径を徐々に小さくするように形成されてい
る。なお、外管11はリブ14を形成するために、内部
の寸法精度の高いインジェクション(射出)成形により
形成されている。
【0018】使用者が伸縮パイプ1の長さを調整して、
締め付けグリップ6を締めて外管11と内管12を所定
の位置で固定しようとすると、内管12、締め付けリン
グ5、締め付けグリップ6は上述の従来技術同様、内管
12は締め付けグリップ6と共に回転しようと作用す
る。しかしながら、リブ14とガイド溝16で形成され
た回り止めにより内管12が締め付けグリップ6の回転
に伴って一緒に回転することを防止する。また、外管1
1のリブ14は、外管11の内径に対して十分小さく形
成されているので、内管12の抜け止め部15に設けた
ガイド溝16も小さく、構造上において内管12の内周
に凸部が形成されることはない。さらに、ガイド溝16
は抜け止め部15にのみ形成されているので、外管11
内部に完全に収まり、伸縮パイプ1をどんな長さに調整
しても外からは見えない。また、リブ14を外管11の
内周の開口部11aから距離Sだけ外管11内部に入っ
た位置から形成しているので、使用者が誤って締め付け
グリップ6を強く締め付けすぎても、締め付けリング5
が外管11の内部、距離Sより内部へは入り込まないの
で、締め付けリング5の動きを正常に保つことができ
る。
【0019】また、内管12を外管11に挿入して組み
立てる際、ガイド溝16とリブ14を合わせる必要があ
るが、リブ14を、外管11の内周の開口部11aから
距離Sだけ内部に入った位置から形成し、さらに開口部
11aでの内径を最大に取っているので、距離S間で内
管12を軽く押しながら回すだけで外管11に簡単に挿
入することができる。さらに、ガイド溝16には細かい
ゴミや塵等がたまらないので伸縮動作を常に正常に保つ
ことができるのである。
【0020】実施の形態1によれば、外管側に設けたリ
ブと内管側に設けたガイド溝により内管が締め付けグリ
ップの回転に伴って回転することを防止できるので、床
ブラシの向きを正常に保つことができ使用者が締め付け
グリップを操作する際、注意を払う必要がないため使い
勝手が向上する。また、ガイド溝は外管内に収まってし
まうので、ガイド溝に細かいゴミや塵等がたまることを
防止し伸縮動作をスムースに保つことができ、かつ美観
を損なうこともない。
【0021】実施の形態2.図6から図10は本発明の
実施の形態2を示すものである。図6は伸縮パイプの外
観図、図7は伸縮パイプの要部斜視図、図8は伸縮パイ
プの縦断面図、図9は伸縮パイプと床ブラシの接続状態
を示す外観図、図10は電気掃除機の外観図である。実
施の形態1に示す伸縮パイプは、各リブと各ガイド溝の
関係については特に規制せずに伸縮パイプを容易に組み
立てることができたが、本実施の形態では、伸縮パイプ
の外管と内管に方向性が必要な場合、例えば外観形状を
構成するカバーを設けたものについて説明する。図中、
従来技術または実施形態1と同一部分には同じ部号を付
し説明は省略する。
【0022】図において、17は伸縮パイプ1の外管で
あり、外管17の一端には掃除機本体18と接続された
接続部19との連結部17bが形成されている。20は
外管17の外面に設けられた外観形状を構成する外管カ
バーであり、接続部17側に形成されている。21は外
管17に挿入される内管であり、床ブラシ7や他の吸口
と接続する連結部21aが一体的に形成されている。2
2は連結部21aの外面に設けられた外観形状を構成す
る内管カバーであり、床ブラシ7や他の吸口を着脱する
ための操作部23が設けらている。24は外管17の外
面に設けられた雄ねじ部で、締め付けグリップ6に設け
た雌ねじ部6aと係合する。
【0023】25は外管17の内面に複数設けたリブで
あり、上下左右に外管17の長手方向に沿って設けられ
ている。リブ25のうち外管カバー20側に設けたリブ
25aは所定間隔を持たせて2本並列に設けられてい
る。26は内管21の外面に設けられた抜け止め部であ
り、締め付けリング5から内管21が抜けるのを防止す
る。27は抜け止め部26に複数設けたガイド溝であ
り、抜け止め部26の内管カバー22側に形成されたガ
イド溝27aはリブ25aの間隔に対応した溝幅を有し
ている。外管17に内管21を挿入して伸縮パイプ1を
組み立てるときは、リブ25aをガイド溝27aに合わ
せて挿入することにより外管カバー20と内管カバー2
2が所定の位置に配置される。
【0024】一般的に外管カバー20と内管カバー22
は外観構成において方向性があるため向きを合わせて組
立てる必要がある。本実施形態2によれば、外管カバー
20と内管カバー22を所定の位置に合わせるには、リ
ブ25aにガイド溝27aを合わせて外管17と内管2
1を挿入するだけでよい。その他のリブ25をガイド溝
27aに合わせても外管17に内管21は挿入できない
ので、間違った組立をすることは防止できる。
【0025】実施の形態2によれば、実施の形態1の効
果を奏するだけでなく、外管カバーと内管カバーの向き
を合せ易いので使い勝手が良く、さらにカバーによって
高級感のある外観を構成することができる。また、所定
のリブとガイド溝の形状を他のリブやガイド溝の形状と
異ならせたので、正確な位置で組立てることができ組立
性能が向上するものである。
【0026】なお、実施の形態2では外管カバーと内管
カバーの向きを合わせるため、リブの本数を変え、ガイ
ド溝の幅を広くしたが、リブの形状を他のリブと異なる
ようにし、ガイド溝の形状をリブに合わせたものにして
も、実施の形態2と同様の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】この発明は、内管の外面外側に設けられ
た抜け止め部と、外管の内面に外管の長手方向に複数形
成された凸部と、抜け止め部の外面に形成され外管に形
成した凸部と嵌合する凹部とを備えたので、外管側に設
けたリブと内管側に設けたガイド溝により内管が締め付
け手段の回転に伴って回転することを防止できるので、
床ブラシの向きを正常に保つことができ、使い勝手が向
上する。また、抜け止め部は外管内に収まってしまうの
で、凹部に細かいゴミや塵等がたまってしまうことを防
止でき、伸縮動作をスムースに保つことができるととも
に、美観を損なうこともない。
【0028】また、外管の内面に形成した凸部と抜け止
め部に形成した凹部のうち、所定の凸部または凹部の形
状をその他の凸部または凹部と異なる形状としたので、
外管に内管を挿入する際、間違った方向で挿入してしま
うことを防止でき、組立性が向上する。
【0029】また、外管に形成した凸部及び抜け止め部
に形成した凹部はそれぞれ等間隔に少なくとも2箇所設
けたので、外管と内管の伸縮動作をスムースに保つこと
ができる。
【0030】また、凸部は外管の端部から奥行き方向へ
所定距離入った位置から形成したので、例えば内管を外
管に挿入して組み立てる際、凸部と凹部を合わせる必要
があるが、所定距離間で内管を軽く押しながら回すだけ
で外管に簡単に挿入することができる。
【0031】また、凸部は外管の端部から奥行き方向に
向かって徐々に高さを高くするとともに幅を広くしたの
で、凸部を補強するだけでなく、例えば内管を外管の奥
まで挿入した場合、抜け止め部が凸部と当接するため、
内管が抜けなくなってしまうことを防止する。
【0032】また、外管はインジェクション成形により
形成したので、外管内部の寸法精度がよく、凸部を形成
し易い。
【0033】また、外管の内径を内管側で最大にし、奥
行き方向に向かって徐々に径を小さくしたので、内管を
外管に挿入し易い。
【0034】さらに、この発明にかかる電気掃除機は、
内管の外面外側に設けられた抜け止め部と、外管の内面
に外管の長手方向に複数形成された凸部と、抜け止め部
の外面に形成され外管に形成した凸部と嵌合する凹部と
を有する伸縮パイプを備えたので、外管側に設けたリブ
と内管側に設けたガイド溝により内管が締め付け手段の
回転に伴って回転することを防ぎ、床ブラシの向きを正
常に保つことができ、使い勝手が向上する。また、抜け
止め部は外管内に収まるので、例えばゴミ吸引動作によ
り発生する摩擦によって凹部に細かいゴミや塵等がたま
ってしまうことを防止でき、伸縮動作をスムースに保つ
ことができるとともに、美観を損なうこともない。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す伸縮パイプの要
部断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1を示す伸縮パイプの要
部斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1を示す伸縮パイプの外
管の断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1を示す伸縮パイプの縦
断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1を示す伸縮パイプと床
ブラシの接続状態を示す外観図である。
【図6】 本発明の実施の形態2を示す伸縮パイプの外
観図である。
【図7】 本発明の実施の形態2を示す伸縮パイプの要
部斜視図である。
【図8】 本発明の実施の形態2を示す伸縮パイプの縦
断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態2を示す伸縮パイプと床
ブラシの接続状態を示す外観図である。
【図10】 本発明の実施の形態2を示す電気掃除機の
外観図である。
【図11】 従来の伸縮パイプを示す外観図である。
【図12】 従来の伸縮パイプを示す要部断面図であ
る。
【図13】 従来の伸縮パイプの締め付けリングを示す
上面図である。
【図14】 従来の伸縮パイプの締め付けリングを示す
正面図である。
【図15】 従来の伸縮パイプを示す縦断面図である。
【図16】 従来の伸縮パイプと床ブラシの接続状態を
示す外観図である。
【図17】 他の従来の伸縮パイプを示す要部断面図で
ある。
【図18】 他の従来の伸縮パイプを示す要部斜視図で
ある。
【図19】 他の従来の伸縮パイプを示す縦断面図であ
る。
【図20】 他の従来の伸縮パイプと床ブラシの接続状
態を示す外観図である。
【符号の説明】
1 伸縮パイプ、5 締め付けリング、6 締め付けグ
リップ、6a 雌ねじ部、7 床ブラシ、11 外管、
11a 開口部、12 内管、13 雄ねじ部、14
リブ、15 抜け止め部、16 ガイド溝、17 外
管、17b 連結部、18 掃除機本体、19 接続
部、20 外管カバー、21 内管、22 内管カバ
ー、24 雄ねじ部、25 リブ、25a リブ、26
抜け止め部、27 ガイド溝、27a ガイド溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上岡 孝暢 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 柳沢 健児 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管と、該外管内に摺動可能に挿入され
    る内管と、前記外管と前記内管とを任意の長さに固定す
    る固定手段とを備えた伸縮パイプにおいて、回転させる
    ことにより前記外管と前記内管とを任意の長さに締め付
    け固定する締め付け手段と、前記内管の外面外管側に設
    けられ前記外管から抜けることを防止する抜け止め部
    と、前記外管の内面に前記外管の長手方向に複数形成さ
    れた凸部と、前記抜け止め部の外面に形成され前記凸部
    と嵌合する凹部とを備えたことを特徴とする伸縮パイ
    プ。
  2. 【請求項2】 前記外管の内面に形成した凸部と前記抜
    け止め部に形成した凹部のうち、所定の凸部または凹部
    の形状は他の凸部または凹部と異なる形状としたことを
    特徴とする請求項1記載の伸縮パイプ。
  3. 【請求項3】 前記凸部及び凹部はそれぞれ等間隔に少
    なくとも2箇所設けたことを特徴とする請求項1または
    2記載の伸縮パイプ。
  4. 【請求項4】 前記凸部は外管の端部から奥行き方向へ
    所定距離入った位置から形成したことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の伸縮パイプ。
  5. 【請求項5】 前記凸部は外管の端部から奥行き方向に
    向かって徐々に高さを高くするとともに幅を広くしたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の伸縮パ
    イプ。
  6. 【請求項6】 前記外管はインジェクション成形により
    形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の伸縮パイプ。
  7. 【請求項7】 前記外管の内径を前記内管側で最大に
    し、奥行き方向に向かって徐々に径を小さくしたことを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の伸縮パイ
    プ。
  8. 【請求項8】 外管と、該外管内に摺動可能に挿入され
    る内管と、前記外管と前記内管とを任意の長さに固定す
    る固定手段とを有する伸縮パイプを備えた電気掃除機に
    おいて、回転させることにより前記外管と前記内管とを
    任意の長さに締め付け固定する締め付け手段と、前記内
    管の外面外管側に設けられ前記外管から抜けることを防
    止する抜け止め部と、前記外管の内面に前記外管の長手
    方向に複数形成された凸部と、前記抜け止め部の外面に
    形成され前記凸部と嵌合する凹部とを有する伸縮パイプ
    を設けたことを特徴とする電気掃除機。
JP4020198A 1998-02-23 1998-02-23 伸縮パイプ及びこれを用いた電気掃除機 Pending JPH11235298A (ja)

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JP4020198A JPH11235298A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 伸縮パイプ及びこれを用いた電気掃除機

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JP4020198A JPH11235298A (ja) 1998-02-23 1998-02-23 伸縮パイプ及びこれを用いた電気掃除機

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