JPH0932986A - パイプ接続装置 - Google Patents

パイプ接続装置

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JPH0932986A
JPH0932986A JP8116035A JP11603596A JPH0932986A JP H0932986 A JPH0932986 A JP H0932986A JP 8116035 A JP8116035 A JP 8116035A JP 11603596 A JP11603596 A JP 11603596A JP H0932986 A JPH0932986 A JP H0932986A
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pipe
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Hideto Sakane
英人 坂根
Hisamasa Yagi
久征 八木
Nobuyuki Okuda
伸之 奥田
Koichi Inoue
晃一 井上
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Honda Motor Co Ltd
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いったん受口部にパイプが接続されると、人
手のみでは外すことができないようにする。 【解決手段】 パイプ接続装置J1は、一端部の外周に
環状突起1が形成せられた挿入部2を有する接続用パイ
プ3と、周壁に孔5が形成された挿入部受入れ用筒状部
4を含みかつ挿入部2を挿入した際に環状突起1を受け
止める受部6が内に形成されている受口部7を有する被
接続用パイプ8と、孔5にはめ入れられる嵌入部10を有
し受口部7の筒状部4に装着される弾性のあるストッパ
11と、ストッパ11を覆いうる筒状ストッパ・ホルダ12と
よりなり、ストッパ11外面に形成せられた凹部30と、ス
トッパ・ホルダ12に形成せられて凹部30にはめ入れられ
る内方凸部20とにより、ストッパ・ホルダ12がストッパ
11を覆った状態に固定せられるようになされており、挿
入部2の環状突起1が受部6とストッパ11の嵌入部10間
に固定状に位置するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプ接続装置、
とくに自動車のエアコンディショナにおける凝縮器、蒸
発器および受液器等の配管に用いられるパイプ接続装置
に関する。この明細書において、「前」とは、パイプの
挿入部を受口部へ挿入する方向を、「後」とは、その逆
方向をそれぞれ指し、「左右」とは、前記挿入方向に向
かって左右をいうものとし、さらに、「内」とは、受口
部ないしストッパ・ホルダの半径方向内方向を、「外」
とはその逆方向をそれぞれ指すものとする。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種パイプ接続装置は、たとえ
ば米国特許第5,211,427号に開示されているよ
うに、一般に、一端部の外周に環状突起が形成せられた
挿入部を有するパイプと、周壁に複数の孔が形成された
挿入部受入れ用筒状部を含む受口部を有する部材と、各
孔にはめ入れられる嵌入部を有し受口部の筒状部に装着
される弾性のあるストッパとよりなり、ストッパが受口
部の筒状部に装着される際、その嵌入部は受口部の孔に
内方突出状態にはめ入れられ、受口部に挿入部が挿入さ
れると、挿入部が挿入方向と逆方向に移動しようとして
もその環状突起がストッパの嵌入部に当たり、移動が阻
止されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記パイプ接続
装置では、人手によって嵌入部を筒状部の孔から引き出
すことにより、ストッパを受口部から故意に外すことが
可能である。ストッパが受口部から故意に外されるよう
なことがあると、ガス洩れなどが生じて危険である。
【0004】本発明の目的は、いったん受口部にパイプ
が接続されると、人手のみでは外すことができず、上記
危険発生のおそれがないパイプ接続装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するパイプ接続装置を提供するものであり、一端部
の外周に環状突起が形成せられた挿入部を有するパイプ
と、周壁に孔が形成された挿入部受入れ用筒状部を含み
かつ挿入部を挿入した際に環状突起を受け止める受部が
内に形成されている受口部を有する部材と、孔にはめ入
れられる嵌入部を有し受口部の筒状部に装着される弾性
のあるストッパと、ストッパの全体のうち少なくともそ
の大半を覆いうる弾性のある筒状ストッパ・ホルダと、
ストッパを覆う状態にストッパ・ホルダを固定する固定
手段とよりなり、ストッパが受口部の筒状部に装着され
る際、その嵌入部は受口部の孔に内方突出状態にはめ入
れられ、受口部に挿入部が挿入されたときに、挿入部の
環状突起が受部とストッパの嵌入部間に固定状に位置す
るものであり、これによりいったん受口部にパイプが接
続されると、人手のみでは外すことができない。
【0006】固定手段は、ストッパ外面に形成せられた
凹部と、ストッパ・ホルダに形成せられて凹部にはめ入
れられる内方凸部とよりなるもの、ストッパ外面に形成
せられた外方凸部と、ストッパ・ホルダに形成せられて
外方凸部がはめ入れられる孔および凹部のいずれか一方
よりなるもの、受口部の筒状部外面に形成せられた凹部
と、ストッパ・ホルダにおける受口部の筒状部を覆う部
分の内面に形成せられて凹部にはめ入れられる内方凸部
とよりなるもの、および受口部の筒状部外面に形成せら
れた外方凸部と、ストッパ・ホルダにおける受口部の筒
状部を覆う部分に形成せられて外方凸部がはめ入れられ
る孔および凹部のいずれか一方よりなるもののいずれで
もよい。
【0007】ストッパ・ホルダの前縁および後縁の少な
くともいずれか一方からストッパ・ホルダ両縁の中間ま
で軸線方向にのびる薄肉部または切欠部の少なくともい
ずれか一方が、周方向にほぼ等間隔に複数形成せられ、
かつ薄肉部または切欠部は、ストッパ・ホルダに内方凸
部がある場合、内方凸部から外れて位置し、ストッパ・
ホルダに孔または凹部のがある場合、孔または凹部から
外れて位置しているので、ストッパ・ホルダが弾性を有
することと相俟って、ストッパ・ホルダをストッパには
め被せる途中、ストッパ・ホルダは変形し、凸部と、相
手の凹部または孔がはまり合うと原状に復してストッパ
・ホルダがストッパを覆った状態に固定せられる。
【0008】ストッパを覆った状態にストッパ・ホルダ
が固定されかつ受口部に挿入部が挿入されたときに、ス
トッパ・ホルダの後端から挿入部の環状突起の外縁より
内方にのびる複数の突出部が、ストッパ・ホルダにほぼ
等間隔で形成せられているので、パイプを受口部に接続
する前にパイプを下向けても、ストッパ・ホルダは、こ
れの複数の突出部がパイプの環状突起に引っ掛かること
により、パイプから抜け落ちない。したがって、上向き
の受口部にパイプを接続するような場合に、ストッパ・
ホルダを手でパイプの所定位置に保持する必要がない。
【0009】さらに、複数の突出部のそれぞれ先端部
に、パイプの外周面を挾むようにパイプの軸線方向にの
びる挾持部が、折り曲げ状に形成せられていることによ
り、パイプ・ホルダがパイプの運搬中などに挿入部から
遠く離れたところに移動するおそれがない。
【0010】弾性のあるストッパの材料としては、ガラ
ス繊維強化合成樹脂が好ましく、合成樹脂としては、と
くにナイロン66およびナイロン610が適している。
弾性のあるパイプ・ホルダの材料としては、合成樹脂が
好ましく、合成樹脂としてはとくにナイロンおよびナイ
ロン610が適している。パイプおよび受口部には、通
常、アルミニウムまたはアルミニウム合金が用いられ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 この実施の形態は、図1ないし図9に示されている。パ
イプ接続装置(J1)は、一端部の外周に環状突起(1)
が設けられた挿入部(2) を有する接続用パイプ(3) と、
挿入部受入れ用円筒状部(4) の周壁に左右対称に1つず
つ周方向にのびる孔(5) が形成されかつ内に挿入部(2)
を挿入した際に環状突起(1) を受け止める受部(6) を含
む受口部(7) を有する被接続用パイプ(8) と、受口部
(7) の孔(5) より軸線方向に幅広く形成せられている横
断面C形の抱き込み部(9) および抱き込み部(9) の内面
前縁寄りに、2つの孔(5) に対応して左右対称に1つず
つ内方突出状に形成せられた円弧状嵌入部(10)を有する
弾性のあるストッパ(11)と、ストッパ(11)の全体を覆い
うる弾性のある円筒状ストッパ・ホルダ(12)とを備えて
いる。
【0012】挿入部(2) における環状突起(1) より前方
の部分には、環状溝(13)が形成せられており、環状溝(1
3)には、Oリング(14)がはめ入れられている。受口部
(7) において、円筒状部(4) の前方は、これの外形より
大きい外形の直方体状部(15)となされており、これの内
面に環状段部(16)が形成せられている。直方体状部(15)
内に挿入せられた被接続用パイプ(8) の後端大径部に形
成せられているフランジ(17)が環状段部(16)に密接せし
められて受部(6) となされている。被接続用パイプ(8)
の後端大径部の内径は、接続用パイプ(3) の環状突起
(1) より前方の部分の外径と等しく、この部分が被接続
用パイプ(8) の後端大径部に挿入されるようになってい
る。円筒状部(4) の内径は、環状突起(1) の外径とほぼ
等しい。
【0013】ストッパ(11)の円弧状嵌入部(10)の下端部
は、抱き込み部(9) の両下端より若干下方にのびてい
る。円弧状嵌入部(10)の幅は孔(5) のそれとほぼ等し
く、かつ円弧状嵌入部(10)全体に後内向き傾斜面(18)が
形成せられている。ストッパ(11)の外面で円弧状嵌入部
(10)と対応する位置に、左右対称に2つ周方向にのびる
溝状凹部(19)が形成せられ、ストッパ・ホルダ(12)の内
面には、各溝状凹部(19)に2つずつはめ入れられる内方
凸部(20)が左右対称に4つ形成せられている。溝状凹部
(19)の前面は前外向き傾斜面となされ、同後面は垂直面
となされている。
【0014】内方凸部(20)は爪状であって、ストッパ・
ホルダ(12)の周壁を斜め前内向き切り起こし状に形成せ
られており、その前内向き傾斜下面の傾斜角度は、凹部
(19)の傾斜前面のそれと等しい。内方凸部(20)の後面は
垂直である。
【0015】ストッパ・ホルダ(12)の内径は、ストッパ
(11)の抱き込み部(9) の外径とほぼ等しい。ストッパ・
ホルダ(12)の両縁から両者の中間まで軸線方向にのびる
前後一組の薄肉部(21)(22)が、周方向で内方凸部(20)と
外れた位置に等間隔に4組形成せられている。前薄肉部
(21)は後薄肉部(22)より長くかつ内方凸部(20)と交互に
配置せられている。
【0016】ストッパ(11)を覆う状態にストッパ・ホル
ダ(12)が固定されかつ受口部(7) に挿入部(2) が挿入さ
れたときに、ストッパ・ホルダ(12)の後端から挿入部
(2) の環状突起(1) の外縁より内方にのびる4つの突出
部(23)が、ストッパ・ホルダ(12)に等間隔で形成せられ
ている。各突出部(23)の先端部には、後内向き傾斜面(2
3a) が形成せられており、ストッパ・ホルダ(12)を接続
用パイプ(3) に組み込むさい、突出部(23)が折れ曲って
環状突起(1) を通過し易いようになっている。受口部
(7) の円筒状部(4) と、ストッパ(11)の抱き込み部(9)
の各幅は等しく、ストッパ・ホルダ(12)の幅は突出部(2
3)の厚さ分これらより長い。
【0017】パイプ接続装置(J1)は、つぎのように
して使用される。ストッパ・ホルダ(12)は、接続用パイ
プ(3) にあらかじめ組み込まれ、図1および図2に示さ
れているように、挿入部(2) の後方に位置せしめられて
いる。
【0018】まず、図2に示されているように、ストッ
パ(11)を受口部(7) の円筒状部(4)の上からこれに装着
する。この際、ストッパ(11)の抱き込み部(9) が円筒状
部(4) の外周面にそって広がり、円弧状嵌入部(10)は、
孔(5) に半径方向へ内方突出状態にはめ入れられる。
【0019】つぎに、接続用パイプ(3) の挿入部(2) を
受口部(7) に挿入する。この際、挿入部(2) の環状突起
(1) は、ストッパ(11)の後内向き傾斜面(18)に当たる。
環状突起(1) が傾斜面(18)に接しながら前進することに
より、2つの円弧状嵌入部(10)はストッパ(11)の弾力に
抗して次第に離間するので、環状突起(1) は両円弧状嵌
入部(10)を通過し、受部(6) で受け止められる。このと
き、両円弧状嵌入部(10)はストッパ(11)の弾力により原
状に復し、環状突起(1) は、受部(6) と両円弧状嵌入部
(10)間に固定状に位置することになる。このようにし
て、受口部(7) ひいては被接続用パイプ(8) と、接続用
パイプ(3) との接続は完了する。
【0020】最後に、図3および図4に示されているよ
うに、ストッパ・ホルダ(12)を、受口部(7) の円筒状部
(4) の後からストッパ(11)全体を覆うようにこれにはめ
る。この際、内方凸部(20)がストッパ(11)の抱き込み部
(9) 外面上を摺動しなければならないが、ストッパ・ホ
ルダ(12)が弾性を有することと、薄肉部(21)(22)が存在
することにより、ストッパ・ホルダ(12)が外方に変形す
るので支障はない。そして、ストッパ・ホルダ(12)がス
トッパ(11)を介して受口部(7) の円筒状部(4)に完全に
はめ被せられたとき、内方凸部(20)はストッパ(11)の凹
部(19)にはまり込み、ストッパ・ホルダ(12)は弾力によ
り原状に復する。その結果、内方凸部(20)は凹部から脱
出し得ないので、ストッパ・ホルダ(12)を移動させるこ
とができない。したがって、ストッパ(11)を受口部(7)
から人手では外すことができない。
【0021】以下の変形例および実施の形態の説明にお
いて、実施の形態と同一部品および同一部分には、実施
の形態1と同一符号を付し、これらの説明を省略する。
【0022】図10に示されているのは、ストッパ・ホ
ルダの変形例である。このストッパ・ホルダ(24)は、実
施の形態1におけるストッパ・ホルダ(12)の前薄肉部(2
1)に相当する部分が切欠部(25)となされたものであり、
これによりストッパ・ホルダ(24)はより外方に変形し易
くなっている。
【0023】図11および図12に示されているのは、
ストッパ・ホルダの他の変形例である。このストッパ・
ホルダ(26)は、4つの突出部(27)のそれぞれ先端部に、
接続用パイプ(3) の外周面を挾むように接続用パイプ
(3) の軸線方向にのびる挾持部(28)が、前方折り曲げ状
に形成せられ、突出部(27)における挾持部(28)より外方
部分に後内向き傾斜部(29)が形成せられているものであ
り、挾持部(28)によりストッパ・ホルダ(26)は接続用パ
イプ(3) の所定位置に保持される。
【0024】実施の形態2 この実施の形態は、図13ないし図18に示されてい
る。パイプ接続装置(J2)には、ストッパ(29)の外面
に外方凸部(30)が左右対称に4つ形成せられ、ストッパ
・ホルダ(31)の周壁に外方凸部が2つずつはめ入れられ
る周方向にのびる孔(32)が左右対称に2つ形成せられて
おり、ストッパ・ホルダ(31)の前縁部内面が、前内向き
傾斜面(33)となされている。
【0025】ストッパ・ホルダ(31)には、その両縁から
両者の中間まで軸線方向にのびる前後一組の切欠部(34)
(35)が、周方向で孔(32)とはずれた位置に等間隔に2組
形成せられている。前切欠部(34)は後切欠部(35)より短
かくかつ両切欠部(34)(35)の中間が両孔(32)の中間と合
致している。ストッパ・ホルダ(31)の後端から内方にの
びかつ先端部に後内向き傾斜面(36)を有する突出部(37)
は円弧状であり、左右対称に2つ存在する。その他は、
実施の形態1と同様である。
【0026】実施の形態3 この実施の形態は、図19ないし図20に示されてい
る。パイプ接続装置(J3)におけるストッパ(38)は、
抱き込み部を有さずかつ2つの円弧状嵌入部(39)の外面
が受口部(40)の後円筒状部(41)の外面と面一になるよう
に形成せられている。両円弧状嵌入部(39)は、これらを
両孔(5) にはめ入れた際、後円筒状部(41)の外に存在す
る逆U形のヘッド(42)の両下端と繋がっている。ヘッド
(42)の真中には、後円筒状部(41)の外面に当たってスト
ッパ(38)の位置を決める垂下部(43)が形成せられてい
る。両円弧状嵌入部(39)の下端には、両孔(5) から下方
にのびる脚(44)が形成せられている。後円筒状部(41)の
前方は、これと同じ外径の前円筒状部(45)に形成せられ
ており、後円筒状部(41)の後縁は傾斜面(46)となされて
いる。ストッパ・ホルダ(47)は、受口部(40)の後円筒状
部(41)に装着されたストッパ(38)の大半と、後円筒状部
(41)におけるストッパ(38)より後の部分の大半を覆いう
る幅を有する円筒状のものである。ストッパ・ホルダ(4
7)の前縁側には、後円筒状部(41)への装着時にヘッド(4
2)および脚(44)を避ける切欠部(48)が形成せられてい
る。ストッパ・ホルダ(47)の固定手段として、受口部(4
0)の後円筒状部(41)の外面に凹部(49)が左右対称に2つ
形成せられ、ストッパ・ホルダ(47)における後円筒状部
(41)を覆う部分の内面に両凹部(49)にはめ入れられる内
方凸部(50)が左右対称に2つ形成せられている。ストッ
パ・ホルダ(47)の固定手段は、このような凹部(49)およ
び凸部(50)の代わりに後円筒状部(41)の外面に形成せら
れた外方凸部と、ストッパ・ホルダ(47)における後円筒
状部(41)を覆う部分に形成せられて外方凸部がはめ入れ
られる孔または凹部であってもよいし、ストッパ(38)と
ストッパ・ホルダ(47)とに上記のような固定手段が設け
られてもよい。
【0027】実施の形態4 この実施の形態は、図22および図23に示されてい
る。パイプ接続装置(J4)は、実施の形態1のパイプ
接続装置(J1)において、ストッパ・ホルダ(51)が受
口部(52)の前からこれにはめ被せられかつストッパ(53)
の全体を覆いうるようになされたものである。そのため
に、受口部(52)における後円筒状部(4) の前方は、スト
ッパ(53)の抱き込み部(9) の厚さ分、半径方向に厚い前
円筒状部(54)となされている。ストッパ・ホルダ(51)の
後端には突出部が形成せられておらず、ストッパ・ホル
ダ(51)の前端に被接続パイプ(8) に向かってのびる4つ
の突出部(55)が形成せられている。実施の形態1におけ
るストッパ(11)の溝状凹部(19)の前面が前外向き傾斜面
となされ、同後面が垂直面となされるとともに、ストッ
パ・ホルダ(51)の内向き凸部(20)の傾斜下面が前向きと
なされていたが、実施の形態4では、ストッパ(53)の溝
状凹部(56)の後面は後外向き傾斜面となされ、同前面が
垂直面となされるとともに、ストッパ・ホルダ(51)の内
向き凸部(57)の傾斜下面は後内向きとなされている。ス
トッパ・ホルダ(51)には、内向き凸部(57)が受口部(52)
の前円筒状部(54)の外面を摺動しうるように、ストッパ
・ホルダ(51)の両縁から両者の中間まで軸線方向にのび
る前後一組の薄肉部(58)(59)が、周方向で内方凸部(57)
と外れた位置に等間隔に4組形成せられている。前薄肉
部(58)は後薄肉部(59)より長くかつ内方凸部(57)と交互
に配置せられている。
【0028】以上の各実施の形態では、受口部が被接続
パイプの一端部にこれと一緒になって構成されているも
のを示したが、受液器などの場合、受口部はその頭部に
設けられる。
【0029】
【発明の効果】本発明のパイプ接続装置によれば、いっ
たん受口部にパイプが接続されると、人手のみでは外す
ことができないので、ガス洩れなどの危険発生のおそれ
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のパイプ接続装置の接続
前の状態を示す斜視図である。
【図2】受口部の円筒状部にストッパを装着した状態を
示す図1のパイプ接続装置の斜視図である。
【図3】接続後の状態を示す図1のパイプ接続装置の斜
視図である。
【図4】図3のIV−IV線にそう拡大断面図である。
【図5】図1のストッパの背面図である。
【図6】図5のストッパの側面図である。
【図7】図6のVII −VII 線にそう断面図である。
【図8】図1のパイプ・ホルダの背面図である。
【図9】図8のIX−IX線にそう断面図である。
【図10】図1のストッパ・ホルダの変形例を示す斜視
図である。
【図11】図1のストッパ・ホルダの他の変形例を示す
縦断面図である。
【図12】図11のXII −XII 線にそう断面図である。
【図13】本発明の実施の形態2のパイプ接続装置の接
続前の状態を示す斜視図である。
【図14】接続後の状態を示す図13のパイプ接続装置
の斜視図である。
【図15】図14のXV−XV線にそう拡大断面図である。
【図16】図15のXVI −XVI 線にそう拡大断面図であ
る。
【図17】図13のストッパ・ホルダの背面図である。
【図18】図17のXVIII −XVIII 線にそう断面図であ
る。
【図19】本発明の実施の形態3のパイプ接続装置の接
続前の状態を示す斜視図である。
【図20】接続後の図19のパイプ接続装置の水平断面
図である。
【図21】接続後の図19のパイプ接続装置の横面図で
ある。
【図22】本発明の実施の形態4のパイプ接続装置であ
って、受口部の後円筒状部にストッパを装着した接続前
の状態を示す斜視図である。
【図23】接続後の図22のパイプ接続装置の水平断面
図である。
【符号の説明】
(1) :環状突起 (2) :挿入部 (3) :接続用パイプ (4)(41) :筒状部 (5)(32) :孔 (6) :受部 (7)(40)(52) :受口部 (8) :被接続用パイプ(部材) (10)(39):嵌入部 (11)(29)(38)(53):ストッパ (12)(24)(26)(31)(47)(51):ストッパ・ホルダ (19)(49):凹部 (20)(50):内方凸部 (30):外方凸部 (23)(27)(37):突出部 (28):挾持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 伸之 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内 (72)発明者 井上 晃一 堺市海山町6丁224番地 昭和アルミニウ ム株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部の外周に環状突起が形成せられた
    挿入部を有するパイプと、周壁に孔が形成された挿入部
    受入れ用筒状部を含みかつ挿入部を挿入した際に環状突
    起を受け止める受部が内に形成されている受口部を有す
    る部材と、孔にはめ入れられる嵌入部を有し受口部の筒
    状部に装着される弾性のあるストッパと、ストッパの全
    体のうち少なくともその大半を覆いうる弾性のある筒状
    ストッパ・ホルダと、ストッパを覆う状態にストッパ・
    ホルダを固定する固定手段とよりなり、ストッパが受口
    部の筒状部に装着される際、その嵌入部は受口部の孔に
    内方突出状態にはめ入れられ、受口部に挿入部が挿入さ
    れたときに、挿入部の環状突起が受部とストッパの嵌入
    部間に固定状に位置するパイプ接続装置。
  2. 【請求項2】 固定手段が、ストッパ外面に形成せられ
    た凹部と、ストッパ・ホルダに形成せられて凹部にはめ
    入れられる内方凸部とよりなる請求項1記載のパイプ接
    続装置。
  3. 【請求項3】 固定手段が、ストッパ外面に形成せられ
    た外方凸部と、ストッパ・ホルダに形成せられて外方凸
    部がはめ入れられる孔および凹部のいずれか一方よりな
    る請求項1記載のパイプ接続装置。
  4. 【請求項4】 固定手段が、受口部の筒状部外面に形成
    せられた凹部と、ストッパ・ホルダにおける受口部の筒
    状部を覆う部分の内面に形成せられて凹部にはめ入れら
    れる内方凸部とよりなる請求項1記載のパイプ接続装
    置。
  5. 【請求項5】 固定手段が、受口部の筒状部外面に形成
    せられた外方凸部と、ストッパ・ホルダにおける受口部
    の筒状部を覆う部分に形成せられて外方凸部がはめ入れ
    られる孔および凹部のいずれか一方よりなる請求項1記
    載のパイプ接続装置。
  6. 【請求項6】 さらに、ストッパを覆う状態にストッパ
    ・ホルダが固定されかつ受口部に挿入部が挿入されたと
    きに、ストッパ・ホルダの後端から挿入部の環状突起の
    外縁より内方にのびる複数の突出部が、ストッパ・ホル
    ダにほぼ等間隔で形成せられている請求項1記載のパイ
    プ接続装置。
  7. 【請求項7】 複数の突出部のそれぞれ先端部に、パイ
    プの外周面を挾むようにパイプの軸線方向にのびる挾持
    部が、折り曲げ状に形成せられている請求項6記載のパ
    イプ接続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011179633A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Bridgestone Corp 管継手
JP2011231930A (ja) * 2006-03-27 2011-11-17 Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd 管継手

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