JPH11235287A - 浴室の洗い場カウンター - Google Patents

浴室の洗い場カウンター

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JPH11235287A
JPH11235287A JP10055722A JP5572298A JPH11235287A JP H11235287 A JPH11235287 A JP H11235287A JP 10055722 A JP10055722 A JP 10055722A JP 5572298 A JP5572298 A JP 5572298A JP H11235287 A JPH11235287 A JP H11235287A
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JP
Japan
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counter
bathroom
washing
basin
drain
Prior art date
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Application number
JP10055722A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Go
郷  芳和
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面器の載置部を設けた場合でも、この載置
部の下方側を洗面器中の排水で集中的に汚したり、この
排水が入浴者にかかってしまうことのない浴室の洗い場
カウンターを提供する。 【解決手段】 下方に足入空間Vを有して、浴室の壁面
W側から洗い場床面F側に突出するように設置されると
ともに、上方の給水手段6により給水可能な位置に、洗
面器の載置部Tが設けられている浴室の洗い場カウンタ
ー4Bにおいて、洗面器の載置部Tに、この洗面器中の
排水を受ける凹状のボール部230aと、このボール部
230aを覆う洗面器載置用のスノコ部41とを設ける
とともに、この載置部Tのボール部230aと浴室の排
水部Gとを排水管42により接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室の洗い場に
設置される浴室の洗い場カウンタ−に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は浴室の洗い場に設置されるカウン
ターを示している。このカウンター200は、浴槽21
0横の洗い場A側の壁面Wに取り付けられており、上方
の給水栓220から給水可能な位置に、スノコ状の洗面
器載置部201が設けられている。このカウンター20
0では、入浴者は風呂イス等を使用してこれに対面する
ことにより、足先をカウンター下方に延ばして楽な姿勢
をとることができるとともに、洗面器載置部201上に
置かれた洗面器を使用して、楽な姿勢で洗顔や洗髪等を
行うことができる。また、このカウンター200では、
洗面器内の湯を排水として流す場合、この排水を洗面器
載置部201下方に流すことができ、この排水が入浴者
側に流れてしまうことがない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカウンター200では、スノコ状の洗面器載置部2
01から、このカウンター200下方に流れた洗面器中
の排水が、カウンター200下方側の洗い場床面F上を
通って洗い場Aの排水部まで流されるため、カウンター
200下方側の洗い場床面Fが洗面器中の汚れた排水に
よって集中的に汚されてしまうという問題があった。ま
た、この洗い場床面Fから跳ねた排水が、カウンター2
00下方の洗い場壁面W1やカウンター200の裏面側
に飛散し、これらの面をも汚してしまうという問題があ
った。このため、このカウンター200を備えた浴室で
は、清掃の容易でない、カウンター200の下方側の洗
い場床面Fや洗い場壁面W1、及びカウンター200の
裏面側の清掃を頻繁に行う必要があった。
【0004】また、このカウンター200では、洗い場
床面Fから跳ねた排水が、入浴者の足先等にかかってし
まい、衛生的にも好ましくないうという問題もあった。
【0005】一方、このカウンター200では、洗面器
載置部201上に洗面器を置かない場合、給水栓220
からの吐水が、洗面器載置部201に当たって飛散した
り、直接洗い場床面Fに達するため、給水栓220から
誤って熱湯を吐出してしまうと、入浴者に火傷をおわせ
てしまう可能性もある。
【0006】この発明は、以上の点に鑑み、洗面器の載
置部を設けた場合でも、この載置部の下方側を洗面器中
の排水で集中的に汚したり、この排水が入浴者にかかっ
てしまうことのない浴室の洗い場カウンターを提供する
ことを目的とする。
【0007】また、この発明は、上記目的に加え、入浴
者が給水栓からの熱湯を誤ってあびてしまうことのない
浴室の洗い場カウンターを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、下方に足入空間を有した状態で、浴室の壁面
側から洗い場床面側に突出するように設置されるととも
に、上方の給水手段により給水が可能な位置に、洗面器
の載置部が設けられている浴室の洗い場カウンタ−にお
いて、洗面器の載置部に、この洗面器中の排水を受ける
凹状のボール部と、このボール部を覆う洗面器載せ用の
スノコ部とを設けるとともに、この載置部のボール部と
浴室の排水部とを排水管により接続していることであ
る。
【0009】この発明では、洗面器中の排水をこの洗面
器の載置部上に流すと、この排水の大部分のものは、ス
ノコ部を介してボール部に流れ、このボール部から排水
管を通って浴室の排水部側に流される。したがって、洗
面器中の汚れた排水が、洗面器の載置部上から入浴者側
に流れたり、この載置部下方の洗い場床面上に流れたり
することはないとともに、この洗い場床面に当たって飛
散した排水が、この載置部下方側の浴室の壁面やこの載
置部の裏面側に付着することもない。
【0010】この発明の請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明の場合において、ボール部の下方に、排水
管を支持して、この排水管を排水部側まで導く排水管案
内部を設けていることである。
【0011】この発明では、排水管が排水管案内部に支
持されて浴室の排水部側まで導かれるため、この排水管
が洗い場床面上に垂れてしまうことはなく、この洗い場
カウンターの外観の向上を図ることができるとともに、
洗面器の載置部下方側の洗い場床面の清掃の容易化をも
図ることができる。
【0012】この発明の請求項3記載の発明は、請求項
1記載の発明の場合において、スノコ部が取り外し可能
となっていることである。
【0013】この発明では、スノコ部を取り外すことに
より、ボール部の内面側やこのスノコ部の清掃の容易化
を図ることができる。
【0014】この発明の請求項4記載の発明は、請求項
1記載の発明の場合において、載置部の後部側上方に上
部カウンターを突き出すように設け、この上部カウンタ
ーに給水手段を取り付けていることである。
【0015】この発明では、洗面器に給水する給水手段
をこの洗い場カウンター側に取り付けることができるた
め、給水手段の取り付けの容易化を図ることができると
ともに、この給水手段が取り付けられる洗面器の載置部
上方の上部カウンターにも、入浴時の小物を置くことが
でき、この洗い場カウンターの使い勝手の向上を図るこ
とができる。
【0016】この発明の請求項5記載の発明は、請求項
1記載の発明の場合において、スノコ部に、給水手段か
らの吐水を飛散させることなくボール部に導く吐水案内
孔を設けていることである。
【0017】この発明では、給水手段からの吐水がスノ
コ部に当たって跳ね返ることがないため、この給水手段
から誤って熱湯を吐出した場合でも、入浴者がこの熱湯
をあびてしまうことはない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。図1はこの発明の一実施の形
態に係る洗い場カウンターが備えられた浴室の外観を示
している。
【0019】浴室は、組立式の浴室である浴室ユニット
から形成されており、図1で示されるように、床部をな
す床パン1の左方側(浴槽設置部側)に浴槽2が設置さ
れているとともに、この床パン1の右方側(洗い場部
側)上方に洗い場Aが形成されている。そして、床パン
1の外周部には、壁面Wを形成する壁パネル3やドア枠
(図示せず)が設置されているとともに、浴槽2の後端
側と壁パネル3との間には、洗い場A側の端部まで突き
出した状態で浴室カウンター4が設置されている。
【0020】浴室カウンター4は、図1で示されるよう
に、浴槽2に接するように設けられる浴槽側カウンター
4Aと、壁パネル3に沿って洗い場床面F上方に設けら
れる洗い場カウンター4Bとから構成されている。この
場合、洗い場カウンター4Bは、カウンター本体40
と、このカウンター本体40に組み付けられるスノコ部
としての簀の子41及び排水管42とから構成される
が、浴槽側カウンター4Aと洗い場カウンター4Bのカ
ウンター本体40とは、樹脂成形によって一体となるよ
うに形成されている。なお、浴室カウンター4は、壁パ
ネル3側に取り付けられた支持金具(図示せず)を介し
て、この壁パネル3側に支持されている。
【0021】浴槽側カウンター4Aは、図1で示される
ように、浴槽2のリム面2aより一段高い位置に、上面
が平らな載置面K1となった天板部20を有しており、
この天板部20上に、浴槽給水栓5の吐水部5aと操作
部5bとが取り付けられている。また、この浴槽側カウ
ンター4Aは、洗い場A側に側壁部21を有している
が、この側壁部21の下端側下方には床パン1との間に
開口Bが設けられていて、この開口Bにより、中空の浴
槽側カウンター4A内と洗い場A側とが通じるようにな
っている。
【0022】洗い場カウンター4Bは、図1で示される
ように、上面が平らな載置面K2となった上部カウンタ
ーとしての上カウンター部22と、この上カウンター部
22の下方に、この上カウンター部22と後部側とが重
なるように設けられ、上面が載置面K3となった下カウ
ンター部23と、上カウンター部22と下カウンター部
23とを上下方向に連結する後壁部24とから構成され
ている。
【0023】上カウンター部22は、後壁部24ととも
にカウンター本体40の一部をなすものであり、図1で
示されるように、載置面K2が載置面K1と面一となっ
た状態で、浴槽側カウンター4Aの天板部20に続くよ
うに設けられているが、前端側が天板部20のそれより
後方に位置されているとともに、前部側に下向きに屈曲
後、後方に延びて後壁部24につながる屈曲壁22aが
形成されている。そして、この上カウンター部22に
は、図3で示されるように、洗面器Sへの給水手段とな
る洗い場水栓6の本体部6aが内方に設置されていると
ともに、吐水部6bが屈曲壁22aの下面側から前方側
斜め下向きに突出するように位置決めされ、かつ、操作
部6cが載置面K2上に取り付けられている。
【0024】下カウンター23は、図1で示されるよう
に、洗面器載置部Tを有すものであり、浴槽側カウンタ
ー4Aの側壁部21から、上カウンター部22と平行
に、右方に延びており、下方側に足入空間Vが設けられ
ている。この下カウンター部23は、後端が後壁部24
につながり、上面が載置面K3となった載置部230
と、載置部230の前端から下方に屈曲した後、後方に
延びて、載置部230の下面側を覆う排水管案内部とし
ての下カバー部231と、載置部230の中間部に形成
されたボール部230aとともに、洗面器載置部Tを形
成する簀の子41と、ボール部230a中の排水を排出
するための排水管42とから構成されている。なお、載
置部230と下カバー部231とは、洗い場カウンター
4Bのカウンター本体40の一部をなすものである。
【0025】載置部230は、図2で示されるように、
上面が載置面K3となった左、右両端部230b,23
0cの前端が、浴槽側カウンター4Aのそれと略同一位
置まで前方に突出しているが、洗い場水栓6の吐水部6
bより給水が可能な中間部は、前方(洗い場床面F側)
に円弧状に突出し、ここに凹状のボール部230aが形
成されている。このボール部230aは、平面形状が略
半円状になるよう、後壁部24近くまで形成されてお
り、上部側外周部に、簀の子41を落とし込む段部D1
が形成されているとともに、後部側の下部に排水ノズル
部D2が設けられている。
【0026】下カバー部231は、図3で示されるよう
に、ボール部230aの前端部から載置部230の左、
右両端部230b,230c近くまでは、水平に設けら
れているが、後部側は、斜め下方に下った後、水平な状
態で、壁パネル3の位置まで延びている。
【0027】簀の子41は、図2で示されるように、例
えば、樹脂板に多数の排水用開口41aが設けられた水
切板であり、平面形状が、ボール部230aのそれと略
同一に形成されている。そして、この簀の子41は、ボ
ール部230aの段部D1に取り外し容易な状態で落と
し込まれて、上面が載置面K3と面一となるように位置
決めされる。
【0028】排水管42は、図3で示されるように、可
撓性を有する材料、例えばゴムから形成された湾曲自在
なフレキシブル管であり、一端側がボール部230aの
排水ノズル部D2に接続されているとともに、他端側が
洗い場床面Fの角部に設けられた排水部Gに接続されて
いる。この排水管42は、ボール部230aから下カバ
ー部231に支持されつつ浴槽側カウンター4A内に導
かれた後、浴槽側カウンター4Aの開口Bを通って、排
水部Gまで設けられている。なお、排水部Gは、洗い場
カウンター4Bの下方に設けられた洗い場A用の排水排
出部であり、この排水部Gに連通するように、床パン1
の裏面側に排水トラップ(図示せず)が設けられてい
る。
【0029】つぎに、この洗い場カウンター4Bの作用
・効果について説明する。この洗い場カウンター4Bで
は、入浴者が風呂イス等に座して、これに対面した場
合、上カウンター部22の載置面K2がほぼ肩の位置に
位置決めされるとともに、下カウンター部23の載置面
K3が、ひざ頭よりやや低い位置に位置決めされ、か
つ、入浴者は足先を足入空間V内に差し込むことができ
る。したがって、上カウンター部22や下カウンター部
23の載置面K2,K3上に置かれた小物(例えば、シ
ャンプーボトルや石鹸箱)が使い易い位置に位置決めさ
れるとともに、洗面器載置部T上の洗面器Sも使い易い
上下位置に位置決めされ、かつ、足先もリラックスした
状態にできるので、入浴者は、この浴室カウンター4を
使用して、快適な状態で、洗顔、洗髪、洗体等を行うこ
とができる。
【0030】この場合、下カウンター部23の洗面器載
置部Tが入浴者側に突出するように設けられているとと
もに、上カウンター部22が下カウンター部23の後部
側を覆うように配置されて、この上カウンター部22に
洗い場水栓6が取り付けられているので、入浴者は洗面
器Sを手元に引き付けた使い易い状態でこれを使用でき
るとともに、この洗面器S内への給水も、洗い場水栓6
を使用して、確実に行うことができる。
【0031】また、この洗い場カウンター4Bでは、下
カウンター部23の洗面器載置部Tを簀の子41と載置
部230のボール部230aとで構成するとともに、こ
のボール部230aと洗い場Aの排水部Gとを排水管4
2で接続しているので、洗面器S中の排水を、簀の子4
1を介してボール部230a内に流した後、排水管42
を介して、洗い場Aの排水部Gに排出することができ
る。このため、この洗い場カウンター4Bでは、従来の
カウンターのように、石鹸垢等を含んだ洗面器S中の汚
れた排水をカウンター下方に直接流すことがないため、
この排水やその跳ね返りによって、カウンター下方側の
洗い場床面Fや壁面W、及びカウンターの下面側を汚し
てしまうことがなく、清掃が容易ではない下カウンター
部23下方側の清掃回数を減らすことができる。
【0032】この場合、排水管42を湾曲自在なフレキ
シブル管により形成しているため、この排水管42の配
管作業の容易化を図ることができるとともに、下カウン
ター部23に下カバー部231を設け、この排水管42
をこの下カバー部231に支持させて、洗い場Aの排水
部G側まで導いているため、この排水管42が洗い場A
側から見えることはなく、下カウンター部23下方の足
入空間V内を、清掃容易なすっきりした状態とすること
ができる。
【0033】また、この場合、ボール部230aを覆う
簀の子41を取り外し自在としているため、簀の子41
やボール部230a内の清掃も容易に行うことができ
る。
【0034】なお、この実施の形態では、洗い場カウン
ター4Bの主要部を浴槽側カウンター4Aと一体的に形
成したが、洗い場カウンター4Bのみを単独で設け、こ
れを洗い場Aの壁パネル3に支持させるようにしてもよ
い。この場合、上カウンター部22を設けず、洗い場水
栓6を壁パネル3側に取り付けて、洗い場カウンター4
Bを下カウンター部23のみから構成するようにしても
よい。
【0035】また、下カウンター部23の下カバー部2
31は、載置部230の下面側全体に設けず、ボール部
230aの排水ノズル部D2の下方側より後方側にのみ
設けるようにしてもよい。
【0036】さらに、排水管42は、湾曲自在なフレキ
シブル管でなく、塩ビ管や鋼管であってもよい。また、
排水部は、床パン1の洗い場部側に設けられた排水部G
に限らず、浴槽2側の排水部となる床パン1の浴槽設置
部やこの浴槽設置部に設けられた排水部であってもよ
い。
【0037】また、図4で示されるように、洗い場カウ
ンター4Bに上カウンター部22を設けず、浴槽側カウ
ンター4Aを洗い場A側に突出させ、この浴槽側カウン
ター4Aの天板部20に洗い場水栓6の吐水部6bや操
作部6cを設けて、洗面器載置部T上の洗面器Sに給水
するようにしてもよい。
【0038】さらに、図5で示されるように、簀の子4
1に、洗い場水栓6の吐水部6bからの吐水Uをボール
部230a側に導く吐水案内孔41bを設け、洗い場水
栓6から誤って熱湯を吐出した場合でも、この熱湯を直
接ボール部230a側に導いて、この熱湯が簀の子41
に当たって入浴者側に飛散しないようにしてもよい。も
ちろん、簀の子41は、これをボール部230a等と一
体となるように形成してもよい。
【0039】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0040】この発明の請求項1記載の発明によれば、
下方に足入空間を有した状態で、浴室の壁面側から洗い
場床面側に突出するように設置されるとともに、上方の
給水手段により給水が可能な位置に、洗面器の載置部が
設けられている浴室の洗い場カウンタ−において、洗面
器の載置部に、この洗面器中の排水を受ける凹状のボー
ル部と、このボール部を覆う洗面器載せ用のスノコ部と
を設けるとともに、この載置部のボール部と浴室の排水
部とを排水管により接続しているので、洗面器の載置部
を設けた場合でも、この載置部の下方側を洗面器中の排
水で集中的に汚したり、この排水が入浴者側にかかって
しまうことはない。したがって、載置部下方側が汚れに
くくなり、清掃が容易ではないこの部分の清掃回数を減
らすことができる。
【0041】この発明の請求項2記載の発明によれば、
請求項1記載の発明の場合において、ボール部の下方
に、排水管を支持して、この排水管を排水部側まで導く
排水管案内部を設けているので、洗面器の載置部下方側
の外観の向上と清掃の容易化を図ることができる。
【0042】この発明の請求項3記載の発明よれば、請
求項1記載の発明の場合において、スノコ部が取り外し
可能となっているので、スノコ部やボール部の清掃の容
易化を図ることができる。
【0043】この発明の請求項4記載の発明よれば、請
求項1記載の発明の場合において、載置部の後部側上方
に上部カウンターを突き出すように設け、この上部カウ
ンターに給水手段を取り付けているので、給水手段の取
り付けの容易化やこの洗い場カウンターの使い勝手の向
上を図ることができる。
【0044】この発明の請求項5記載の発明よれば、請
求項1記載の発明の場合において、スノコ部に、給水手
段からの吐水を飛散させることなくボール部に導く吐水
案内孔を設けているので、入浴者が給水手段からの熱湯
を誤ってあびてしまうことはなく、入浴時の安全性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る洗い場カウンタ
ーを備えた浴室の下部側の外観斜視図である。
【図2】図1で示される洗い場カウンターから簀の子を
除いた場合のこの洗い場カウンターの外観斜視図であ
る。
【図3】図1で示される洗い場カウンターの断面図であ
る。
【図4】この発明の他の実施の形態に係る洗い場カウン
ターを備えた浴室の下部側の外観斜視図である。
【図5】簀の子に吐水案内孔を設けた場合の洗い場カウ
ンターの外観斜視図である。
【図6】従来の洗い場カウンターを備えた浴室の下部側
の外観斜視図である。
【符号の説明】
3 壁パネル 4A 洗い場カウンター 6 洗い場水栓(給水手段) 22 上カウンター部(上部カウンター) 41 簀の子(スノコ部) 42 排水管 230a ボール部 231 下カバー部(排水管案内部) A 洗い場 F 洗い場床面 G 排水部 S 洗面器 T 洗面器載置部(洗面器の載置部) V 足入空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に足入空間を有した状態で、浴室の
    壁面側から洗い場床面側に突出するように設置されると
    ともに、上方の給水手段により給水が可能な位置に、洗
    面器の載置部が設けられている浴室の洗い場カウンタ−
    において、 上記洗面器の載置部に、この洗面器中の排水を受ける凹
    状のボール部と、このボール部を覆う洗面器載せ用のス
    ノコ部とを設けるとともに、この載置部の上記ボール部
    と浴室の排水部とを排水管により接続していることを特
    徴とする浴室の洗い場カウンタ−。
  2. 【請求項2】 前記ボール部の下方に、前記排水管を支
    持して、この排水管を前記排水部側まで導く排水管案内
    部を設けていることを特徴とする請求項1記載の浴室の
    洗い場カウンタ−。
  3. 【請求項3】 前記スノコ部が取り外し可能となってい
    ることを特徴とする請求項1記載の浴室の洗い場カウン
    タ−。
  4. 【請求項4】 前記載置部の後部側上方に上部カウンタ
    ーを突き出すように設け、この上部カウンターに前記給
    水手段を取り付けていることを特徴とする請求項1記載
    の浴室の洗い場カウンタ−。
  5. 【請求項5】 前記スノコ部に、前記給水手段からの吐
    水を飛散させることなく前記ボール部に導く吐水案内孔
    を設けていることを特徴とする請求項1記載の浴室の洗
    い場カウンタ−。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334170A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Inax Corp 浴室カウンター構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334170A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Inax Corp 浴室カウンター構造

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