JPH11235055A - 電力変換回路とその制御方法 - Google Patents

電力変換回路とその制御方法

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JPH11235055A
JPH11235055A JP10027498A JP2749898A JPH11235055A JP H11235055 A JPH11235055 A JP H11235055A JP 10027498 A JP10027498 A JP 10027498A JP 2749898 A JP2749898 A JP 2749898A JP H11235055 A JPH11235055 A JP H11235055A
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Makoto Tanitsu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単相入力,単相出力の電力変換回路のコモンモ
ードノイズの発生を抑制しつつ、該電力変換回路を小形
化,低価格化させる。 【解決手段】電力変換回路4を入力フィルタ41と、半
導体スイッチ42〜45からなるコンバータと、コンデ
ンサ46,47と、半導体スイッチ48〜51からなる
インバータと、出力フィルタ52とから構成し、入力フ
ィルタ41のコンデンサ41a,41bの接続点と、コ
ンデンサ46,47の接続点と、出力フィルタ52のコ
ンデンサ52c,52dの接続点とを並列接続した線路
を設けることにより、半導体スイッチ42〜45,48
〜51のスイッチング動作に伴うコモンモードノイズの
発生を抑制し、且つフルブリッジ回路の前記コンバータ
及びインバータにより半導体デバイスの耐電圧をより低
いものにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単相商用電源な
どの単相交流電源から所望の周波数,電圧の単相交流電
圧に変換して出力する電力変換回路とその制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6は、この種の電力変換回路の従来例
を示す回路構成図である。図6において、1は単相商用
電源などの単相交流電源、2は電力変換回路、3は電力
変換回路2の負荷を示す。この電力変換回路2にはコン
デンサ21aとリアクトル21bとからなる入力フィル
タ21と、IGBT22aとダイオード22bとを逆並
列接続してなる半導体スイッチ22と、IGBT23a
とダイオード23bとを逆並列接続してなる半導体スイ
ッチ23と、コンデンサ24,25と、IGBT26a
とダイオード26bとを逆並列接続してなる半導体スイ
ッチ26と、IGBT27aとダイオード27bとを逆
並列接続してなる半導体スイッチ27と、リアクトル2
8aとコンデンサ28bとからなる出力フィルタ28と
を備え、半導体スイッチ22と半導体スイッチ23とで
ハーフブリッジ回路のコンバータを形成し、コンデンサ
24とコンデンサ25とで前記コンバータの出力電圧を
平滑する平滑コンデンサを形成し、半導体スイッチ26
と半導体スイッチ27とでハーフブリッジ回路のインバ
ータを形成している。
【0003】図6に示した電力変換回路2において、図
示しない制御回路によりIGBT22aとIGBT23
aとをPWM制御に基づいて個別にオン又はオフさせる
ことで、交流電源1から見た力率(cosφ)をほぼ1
に保ちつつ、前記平滑コンデンサの両端電圧を所望の値
に調整することができる。また、前記制御回路によりI
GBT26aとIGBT27aとをPWM制御に基づい
て個別にオン又はオフさせることで、負荷3には所望の
周波数,電圧の交流電圧を供給することができる。な
お、上述の制御方法は周知の技術によるものである。
【0004】さらに図6に示した電力変換回路2におい
て、交流電源1の一端と、コンデンサ24とコンデンサ
25の接続点と、負荷3の一端とをそれぞれ並列接続し
たことで、半導体スイッチ22,23,26,27のス
イッチング動作に基づいた高周波の電位差が前記平滑コ
ンデンサの両端,交流電源1の両端,負荷3の両端に生
ぜず、且つ入力フィルタ21及び出力フィルタ28の作
用により、交流電源1側及び負荷3側に擾乱を与えるコ
モンモードノイズの発生を抑制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図6に示
した従来の電力変換回路2によると、コンバータは半導
体スイッチ22,23からなるハーフブリッジ回路であ
り、インバータも半導体スイッチ26,27からなるハ
ーフブリッジ回路であることから、周知の如く、半導体
スイッチ22,23,26,27を構成する各デバイス
は比較的耐電圧の高いデバイスを必要とし、その結果、
電力変換回路2の変換効率が低下し、該電力変換回路が
高価格化,大形化するという問題があった。
【0006】この発明の目的は前述のコモンモードノイ
ズの発生を抑制しつつ、上記問題点を解決する電力変換
回路とその制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この第1の発明は、入力
される単相交流電源の電圧を直流に変換するコンバータ
と、該コンバータの出力電圧を平滑する平滑コンデンサ
と、該コンデンサの両端電圧を所望の周波数,電圧の単
相交流電圧に変換して負荷に給電するインバータとを備
えた電力変換回路において、前記平滑コンデンサは第1
コンデンサと第2コンデンサとを直列接続してなる回路
とし、前記単相交流電源が接続される入力端子の両端に
第3コンデンサと第4コンデンサとを直列接続してなる
回路を接続し、前記電力変換回路の出力端子の両端に第
5コンデンサと第6コンデンサとを直列接続してなる回
路を接続し、第1コンデンサと第2コンデンサの中間接
続点と、第3コンデンサと第4コンデンサの中間接続点
と、第5コンデンサと第6コンデンサの中間接続点とを
それぞれ並列接続してなる電力変換回路とする。
【0008】また第2の発明は、入力される単相交流電
源の電圧を直流に変換するコンバータと、該コンバータ
の出力電圧を平滑する平滑コンデンサと、該コンデンサ
の両端電圧を所望の周波数,電圧の単相交流電圧に変換
して負荷に給電するインバータとを備えた電力変換回路
において、前記コンバータは4組の自己消弧形素子とダ
イオードとを逆並列接続したものからなるフルブリッジ
回路とし、前記インバータは4組の自己消弧形素子とダ
イオードとを逆並列接続したものからなるフルブリッジ
回路とし、前記平滑コンデンサは第1コンデンサと第2
コンデンサとを直列接続してなる回路とし、前記単相交
流電源が接続される入力端子の両端に第3コンデンサと
第4コンデンサとを直列接続してなる回路を接続し、前
記入力端子の一端と前記コンバータの入力の一端との間
に第1リアクトルを接続し、前記入力端子の他端と前記
コンバータの入力の他端との間に第2リアクトルを接続
し、前記インバータの出力の一端と前記電力変換回路の
出力端子の一端との間に第3リアクトルを接続し、前記
インバータの出力の他端と前記電力変換回路の出力端子
の他端との間に第4リアクトルを接続し、前記出力端子
の両端に第5コンデンサと第6コンデンサとを直列接続
してなる回路を接続し、第1コンデンサと第2コンデン
サの中間接続点と、第3コンデンサと第4コンデンサの
中間接続点と、第5コンデンサと第6コンデンサの中間
接続点とをそれぞれ並列接続してなる電力変換回路とす
る。
【0009】また第3の発明は、入力される単相交流電
源の電圧を直流に変換するコンバータと、該コンバータ
の出力電圧を平滑する平滑コンデンサと、該コンデンサ
の両端電圧を所望の周波数,電圧の単相交流電圧に変換
して負荷に給電するインバータとを備えた電力変換回路
において、前記コンバータは4組のダイオードからなる
フルブリッジ回路とし、前記インバータは自己消弧形素
子とダイオードとを逆並列接続したものからなるフルブ
リッジ回路とし、前記平滑コンデンサは第1コンデンサ
と第2コンデンサとを直列接続してなる回路とし、前記
単相交流電源が接続される入力端子の両端に第3コンデ
ンサと第4コンデンサとを直列接続してなる回路を接続
し、前記入力端子の一端と前記コンバータの入力の一端
との間に第1リアクトルを接続し、前記入力端子の他端
と前記コンバータの入力の他端との間に第2リアクトル
を接続し、前記インバータの出力の一端と前記電力変換
回路の出力端子の一端との間に第3リアクトルを接続
し、前記インバータの出力の他端と前記電力変換回路の
出力端子の他端との間に第4リアクトルを接続し、前記
出力端子の両端に第5コンデンサと第6コンデンサとを
直列接続してなる回路を接続し、第1コンデンサと第2
コンデンサの中間接続点と、第3コンデンサと第4コン
デンサの中間接続点と、第5コンデンサと第6コンデン
サの中間接続点とをそれぞれ並列接続してなる電力変換
回路とする。
【0010】また第4の発明は前記第2の発明の電力変
換回路において、前記コンバータの一方のブリッジの上
アームの自己消弧形素子と、該コンバータの他方のブリ
ッジの下アームの自己消弧形素子と、前記インバータの
一方のブリッジの上アームの自己消弧形素子と、該イン
バータの他方のブリッジの下アームの自己消弧形素子と
をそれぞれ同時にオン又はオフさせ、前記コンバータの
一方のブリッジの下アームの自己消弧形素子と、該コン
バータの他方のブリッジの上アームの自己消弧形素子
と、前記インバータの一方のブリッジの下アームの自己
消弧形素子と、該インバータの他方のブリッジの上アー
ムの自己消弧形素子とをそれぞれ同時にオン又はオフさ
せることを特徴とする制御方法を行わせる。
【0011】また第5の発明は前記第3の発明の電力変
換回路において、前記インバータの一方のブリッジの上
アームの自己消弧形素子と、該インバータの他方のブリ
ッジの下アームの自己消弧形素子とをそれぞれ同時にオ
ン又はオフさせ、前記インバータの一方のブリッジの下
アームの自己消弧形素子と、該インバータの他方のブリ
ッジの上アームの自己消弧形素子とをそれぞれ同時にオ
ン又はオフさせることを特徴とする制御方法を行わせ
る。
【0012】さらに第6の発明は、入力される単相交流
電源の電圧を直流に変換するコンバータと、該コンバー
タの出力電圧を平滑する平滑コンデンサと、該コンデン
サの両端電圧を所望の周波数,電圧の単相交流電圧に変
換して負荷に給電するインバータとを備えた電力変換回
路であって、前記コンバータは4組の自己消弧形素子と
ダイオードとを逆並列接続したものからなるフルブリッ
ジ回路とし、前記インバータは4組の自己消弧形素子と
ダイオードとを逆並列接続したものからなるフルブリッ
ジ回路とし、前記単相交流電源が接続される入力端子の
両端に第1コンデンサを接続し、前記入力端子の一端と
前記コンバータの入力の一端との間に第1リアクトルを
接続し、前記入力端子の他端と前記コンバータの入力の
他端との間に第2リアクトルを接続し、前記インバータ
の出力の一端と前記電力変換回路の出力端子の一端との
間に第3リアクトルを接続し、前記インバータの出力の
他端と前記電力変換回路の出力端子の他端との間に第4
リアクトルを接続し、前記出力端子の両端に第2コンデ
ンサを接続した構成の電力変換回路において、前記コン
バータの一方のブリッジの上アームの自己消弧形素子
と、該コンバータの他方のブリッジの下アームの自己消
弧形素子と、前記インバータの一方のブリッジの上アー
ムの自己消弧形素子と、該インバータの他方のブリッジ
の下アームの自己消弧形素子とをそれぞれ同時にオン又
はオフさせ、前記コンバータの一方のブリッジの下アー
ムの自己消弧形素子と、該コンバータの他方のブリッジ
の上アームの自己消弧形素子と、前記インバータの一方
のブリッジの下アームの自己消弧形素子と、該インバー
タの他方のブリッジの上アームの自己消弧形素子とをそ
れぞれ同時にオン又はオフさせることを特徴とする制御
方法を行わせる。
【0013】この第1の発明の電力変換回路によれば、
交流電源側と負荷側と平滑コンデンサとにコンデンサを
介した接続線路を設けることにより高周波的に結合させ
て、交流電源側及び負荷側に擾乱を与えるコモンモード
ノイズの発生を抑制することができる。また第2,第3
の発明の電力変換回路によれば、コンバータ及びインバ
ータをフルブリッジ回路とすることで構成する半導体デ
バイスの耐電圧を低くでき、さらに、交流電源側と負荷
側と平滑コンデンサとにコンデンサを介した接続線路を
設けることにより高周波的に結合させて、交流電源側及
び負荷側に擾乱を与えるコモンモードノイズの発生を抑
制することができる。
【0014】また第4〜第6の発明の電力変換器の制御
方法によれば、コンバータまたはインバータをフルブリ
ッジ回路とし、それぞれの一方のブリッジの半導体デバ
イスと他方のブリッジの半導体デバイスとを常に対称相
対的にオン又はオフさせることにより、このスイッチン
グ動作に伴う高周波の電位変動を少なくでき、その結
果、交流電源側及び負荷側に擾乱を与えるコモンモード
ノイズの発生をさらに抑制することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1の実施例
を示す電力変換回路の回路構成図である。図1におい
て、1は単相商用電源などの単相交流電源、4は電力変
換回路、3は電力変換回路4の負荷を示す。この電力変
換回路4にはコンデンサ41a,41bとリアクトル4
1c,41dとからなる入力フィルタ41と、IGBT
42aとダイオード42bとを逆並列接続してなる半導
体スイッチ42と、IGBT43aとダイオード43b
とを逆並列接続してなる半導体スイッチ43と、IGB
T44aとダイオード44bとを逆並列接続してなる半
導体スイッチ44と、IGBT45aとダイオード45
bとを逆並列接続してなる半導体スイッチ45と、コン
デンサ46,47と、IGBT48aとダイオード48
bとを逆並列接続してなる半導体スイッチ48と、IG
BT49aとダイオード49bとを逆並列接続してなる
半導体スイッチ49と、IGBT50aとダイオード5
0bとを逆並列接続してなる半導体スイッチ50と、I
GBT51aとダイオード51bとを逆並列接続してな
る半導体スイッチ51と、リアクトル52a,52bと
コンデンサ52c,52dとからなる出力フィルタ52
とを備え、半導体スイッチ42〜45でフルブリッジ回
路のコンバータを形成し、コンデンサ46とコンデンサ
47とで前記コンバータの出力電圧を平滑する平滑コン
デンサを形成し、半導体スイッチ48〜51でフルブリ
ッジ回路のインバータを形成している。
【0016】図2は図1に示した電力変換回路4の動作
を説明するための波形図を示し、この種の電力変換回路
に対して一般的に行われている動作の波形図である。す
なわち図1に示した電力変換回路4において、図示しな
い制御回路により半導体スイッチ42〜45から構成さ
れたコンバータでは、図2(イ)に示す交流電源1の電
圧位相に同期した正弦波と三角波のキャリア信号とによ
るPWM制御に基づき、前記正弦波の振幅を調整しつ
つ、IGBT42aに対して図2(ロ)に示す如くオン
又はオフさせ、IGBT43aに対して図2(ハ)に示
す如くオン又はオフさせ、IGBT44aに対して図2
(ニ)に示す如くオン又はオフさせ、IGBT45aに
対して図2(ホ)に示す如くオン又はオフさせることで
前記コンバータの出力電圧と後述のインバータの出力電
圧とを所望の値に調整することができ、且つ交流電源1
から見た力率(cosφ)をほぼ1にできる。
【0017】同様に、図示しない制御回路により半導体
スイッチ48〜51から構成されたインバータでは、図
2(イ)に示す如くこの電力変換回路4の出力の周波
数,電圧に対応する正弦波と三角波のキャリア信号とに
よるPWM制御に基づき、IGBT48aに対して図2
(ロ)に示す如くオン又はオフさせ、IGBT49aに
対して図2(ハ)に示す如くオン又はオフさせ、IGB
T50aに対して図2(ニ)に示す如くオン又はオフさ
せ、IGBT51aに対して図2(ホ)に示す如くオン
又はオフさせることで電力変換回路4の出力電圧を所望
の値に調整することができる。
【0018】電力変換回路4が図2に示した動作をする
際に、フルブリッジ回路からなるコンバータ及びインバ
ータでは構成する半導体デバイスの耐電圧は図6に示し
た従来例回路に比してより低くすることができる。ま
た、コンデンサ41aとコンデンサ41bの接続点と、
コンデンサ46とコンデンサ47の接続点と、コンデン
サ52cとコンデンサ52dの接続点とをそれぞれ並列
接続したことにより、図2(ロ)〜(ホ)に示す如くI
GBT42aとIGBT44a又はIGBT43aとI
GBT45aとが同時にオン状態になっても、同様に、
IGBT48aとIGBT50a又はIGBT49aと
IGBT51aとが同時にオン状態になっても、このス
イッチング動作による高周波の電位変動が抑制され、そ
の結果、交流電源1側及び負荷3側に擾乱を与えるコモ
ンモードノイズの発生を抑制することができる。
【0019】図3は、この発明の第2の実施例を示す電
力変換回路の回路構成図であり、図1に示した実施例回
路と同一機能を有するものには同一符号を付している。
すなわち図3に示した電力変換回路6では、コンバータ
がダイオード61〜64からなるフルブリッジ回路にな
っている。図3に示した電力変換回路6において、図示
しない制御回路により半導体スイッチ48〜51から構
成されたインバータでは、図2(イ)に示す如くこの電
力変換回路6の出力の周波数,電圧に対応する正弦波と
三角波のキャリア信号とによるPWM制御に基づき、I
GBT48aに対して図2(ロ)に示す如くオン又はオ
フさせ、IGBT49aに対して図2(ハ)に示す如く
オン又はオフさせ、IGBT50aに対して図2(ニ)
に示す如くオン又はオフさせ、IGBT51aに対して
図2(ホ)に示す如くオン又はオフさせることで電力変
換回路6の出力電圧を所望の値に調整することができ
る。また、コンデンサ41aとコンデンサ41bの接続
点と、コンデンサ46とコンデンサ47の接続点と、コ
ンデンサ52cとコンデンサ52dの接続点とをそれぞ
れ並列接続したことにより、図2(ロ)〜(ホ)に示す
如くIGBT48aとIGBT50a又はIGBT49
aとIGBT51aとが同時にオン状態になっても、こ
のスイッチング動作による高周波の電位変動が抑制さ
れ、その結果、負荷3側に擾乱を与えるコモンモードノ
イズの発生を抑制することができる。
【0020】また電力変換回路6のダイオード61〜6
4からなるコンバータが動作する際に、ダイオード61
とダイオード64、又はダイオード62とダイオード6
3とが同時にオンした状態では、リアクトル41cと、
リアクトル41cと同じインダクタンス値のリアクトル
41dの作用によりコンデンサ41aとコンデンサ41
bの接続点と、コンデンサ46とコンデンサ47の接続
点との間に高周波的にも電位差が発生せず、その結果、
交流電源1側に擾乱を与えるコモンモードノイズの発生
をさらに抑制することができる。
【0021】図4は、この発明の第3〜第5の実施例を
示す電力変換回路の制御方法を説明する波形図である。
先ず、図4に示す制御方法を図1に示した電力変換回路
4に適用したこの発明の第3の実施例について説明をす
る。すなわち図1に示した電力変換回路4において、図
示しない制御回路により半導体スイッチ42〜45から
構成されたコンバータでは、図4(イ)に示す交流電源
1の電圧位相に同期した正弦波と三角波のキャリア信号
とによるPWM制御に基づき、前記正弦波の振幅を調整
しつつ、IGBT42a,45aに対して図4(ロ)に
示す如く同時にオン又はオフさせ、IGBT43a,4
4aに対して図4(ハ)に示す如く同時にオン又はオフ
させることで前記コンバータの出力電圧と後述のインバ
ータの出力電圧とを所望の値に調整することができ、且
つ交流電源1から見た力率(cosφ)をほぼ1にでき
る。
【0022】同様に、図示しない制御回路により半導体
スイッチ48〜51から構成されたインバータでは、図
4(イ)に示す如くこの電力変換回路4の出力の周波
数,電圧に対応する正弦波と三角波のキャリア信号とに
よるPWM制御に基づき、IGBT48a,51aに対
して図4(ロ)に示す如く同時にオン又はオフさせ、I
GBT49a,50aに対して図4(ハ)に示す如くオ
ン又はオフさせることで電力変換回路4の出力電圧を所
望の値に調整することができる。
【0023】電力変換回路4が図4に示した動作をする
際に、IGBT42aとIGBT45a、又はIGBT
43aとIGBT44aとを同時にオンさせた状態で
は、リアクトル41cと、リアクトル41cとリアクト
ル41dの作用によりコンデンサ41aとコンデンサ4
1bの接続点と、コンデンサ46とコンデンサ47の接
続点との間に高周波的にも電位差が発生せず、同様に、
IGBT48aとIGBT51a、又はIGBT49a
とIGBT50aとを同時にオンさせた状態では、リア
クトル52aと、リアクトル52aと同じインダクタン
ス値のリアクトル52bの作用によりコンデンサ52c
とコンデンサ52dの接続点と、コンデンサ46とコン
デンサ47の接続点との間に高周波的にも電位差が発生
せず、その結果、交流電源1側及び負荷3側に擾乱を与
えるコモンモードノイズの発生をさらに抑制することが
できる。
【0024】次に、図4に示す制御方法を図2に示した
電力変換回路6に適用したこの発明の第4の実施例につ
いて説明をする。すなわち図2に示した電力変換回路6
において、図示しない制御回路により半導体スイッチ4
8〜51から構成されたインバータでは、図4(イ)に
示す如くこの電力変換回路6の出力の周波数,電圧に対
応する正弦波と三角波のキャリア信号とによるPWM制
御に基づき、IGBT48a,51aに対して図4
(ロ)に示す如く同時にオン又はオフさせ、IGBT4
9a,50aに対して図4(ハ)に示す如くオン又はオ
フさせることで電力変換回路6の出力電圧を所望の値に
調整することができ、また、IGBT48aとIGBT
51a、又はIGBT49aとIGBT50aとを同時
にオンさせた状態では、リアクトル52a,52bの作
用によりコンデンサ52cとコンデンサ52dの接続点
と、コンデンサ46とコンデンサ47の接続点との間に
高周波的にも電位差が発生せず、その結果、負荷3側に
擾乱を与えるコモンモードノイズの発生をさらに抑制す
ることができる。
【0025】また電力変換回路6のダイオード61〜6
4からなるコンバータが動作する際に、ダイオード61
とダイオード64、又はダイオード62とダイオード6
3とが同時にオンした状態では、リアクトル41cとリ
アクトル41dの作用によりコンデンサ41aとコンデ
ンサ41bの接続点と、コンデンサ46とコンデンサ4
7の接続点との間に高周波的にも電位差が発生せず、そ
の結果、交流電源1側に擾乱を与えるコモンモードノイ
ズの発生をさらに抑制することができる。
【0026】図5はこの発明の第5の実施例を示す電力
変換回路の制御方法を説明する回路構成図であり、図1
に示した実施例回路と同一機能を有するものには同一符
号を付している。すなわち図5に示した電力変換回路7
では、入力フィルタ71はコンデンサ71aとリアクト
ル71b,71cとから形成され、平滑コンデンサはコ
ンデンサ72からなり、出力フィルタ73はリアクトル
73a,73bとコンデンサ73cとから形成されてい
る。なおこの電力変換回路7の回路構成は公知である。
【0027】この電力変換回路7の制御方法を、図4に
示した波形図を参照しつつ、以下に説明をする。なお、
半導体スイッチ42〜45から構成されたコンバータ及
び半導体スイッチ48〜51から構成されたインバータ
の動作は、上述のこの発明の第3の実施例と同様である
ので、ここではその説明を省略する。すなわち電力変換
回路7が図4に示した動作をする際に、IGBT42a
とIGBT45a、又はIGBT43aとIGBT44
aとを同時にオンさせた状態ではリアクトル71b,7
1cの作用によりコンデンサ71aの仮想中性点(コン
デンサ71aの中間電圧)の電位は、コンデンサ72の
仮想中性点(コンデンサ72の中間電圧)の電位とほぼ
同じくなり、同様に、IGBT48aとIGBT51
a、又はIGBT49aとIGBT50aとを同時にオ
ンさせた状態ではリアクトル73a,73bの作用によ
りコンデンサ73cの仮想中性点(コンデンサ73cの
中間電圧)の電位は、コンデンサ72の仮想中性点(コ
ンデンサ72の中間電圧)の電位とほぼ同じくなり、そ
の結果、交流電源1側及び負荷3側に擾乱を与えるコモ
ンモードノイズの発生を抑制することができる。
【0028】なお、この発明の第3〜第5の実施例の説
明をする図4の波形図において、PWM制御の際の正弦
波と三角波キャリア信号とを同期させた例について現し
たが、正弦波と三角波キャリア信号とを同期させなくて
も、この発明は成立する。
【0029】
【発明の効果】この発明の電力変換回路によれば、コン
バータ及びインバータをフルブリッジ回路とすることで
構成する半導体デバイスの耐電圧を低くでき、さらに、
交流電源側と負荷側と平滑コンデンサとにコンデンサを
介した接続線路を設けることにより高周波的に結合させ
て、交流電源側及び負荷側に擾乱を与えるコモンモード
ノイズの発生を抑制することができる。
【0030】また、この発明の電力変換器の制御方法に
よれば、コンバータまたはインバータをフルブリッジ回
路とし、それぞれの一方のブリッジの半導体デバイスと
他方のブリッジの半導体デバイスとを常に対称相対的に
オン又はオフさせることにより、このスイッチング動作
に伴う高周波の電位変動を少なくでき、その結果、交流
電源側及び負荷側に擾乱を与えるコモンモードノイズの
発生をさらに抑制することができる。
【0031】その結果、電力変換回路の変換効率が改善
され、該電力変換回路が低価格化,小形化され、例え
ば、コンピュータ電源としての単相無停電電源装置の電
力変換回路に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す電力変換回路の
回路構成図
【図2】図1の動作を説明する波形図
【図3】この発明の第2の実施例を示す電力変換回路の
回路構成図
【図4】この発明の第3〜第5の実施例を示す電力変換
回路の動作の波形図
【図5】この発明の第5の実施例を説明する電力変換回
路の回路構成図
【図6】従来例を示す電力変換回路の回路構成図
【符号の説明】
1…交流電源、2,4,6,7…電力変換回路、3…負
荷、21,41,71…入力フィルタ、22,23,2
6,27,42〜45,48〜51…半導体スイッチ、
24,25,46,47,72…コンデンサ、28,5
2,73…出力フィルタ、22a,23a,26a,2
7a,42a〜45a,48a〜51a…IGBT、2
2b,23b,26b,27b,42b〜45b,48
b〜51b,61〜64…ダイオード、21a,28
b,41a,41b,52c,52d,,71a,73
c…コンデンサ、21b,28a,41c,41d,5
2a,52b,71b,71c,73a,73b…リア
クトル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される単相交流電源の電圧を直流に変
    換するコンバータと、該コンバータの出力電圧を平滑す
    る平滑コンデンサと、該コンデンサの両端電圧を所望の
    周波数,電圧の単相交流電圧に変換して負荷に給電する
    インバータとを備えた電力変換回路において、 前記平滑コンデンサは第1コンデンサと第2コンデンサ
    とを直列接続してなる回路とし、 前記単相交流電源が接続される入力端子の両端に、第3
    コンデンサと第4コンデンサとを直列接続してなる回路
    を接続し、 前記電力変換回路の出力端子の両端に第5コンデンサと
    第6コンデンサとを直列接続してなる回路を接続し、 第1コンデンサと第2コンデンサの中間接続点と、第3
    コンデンサと第4コンデンサの中間接続点と、第5コン
    デンサと第6コンデンサの中間接続点とをそれぞれ並列
    接続したことを特徴とする電力変換回路。
  2. 【請求項2】入力される単相交流電源の電圧を直流に変
    換するコンバータと、該コンバータの出力電圧を平滑す
    る平滑コンデンサと、該コンデンサの両端電圧を所望の
    周波数,電圧の単相交流電圧に変換して負荷に給電する
    インバータとを備えた電力変換回路において、 前記コンバータは4組の自己消弧形素子とダイオードと
    を逆並列接続したものからなるフルブリッジ回路とし、 前記インバータは4組の自己消弧形素子とダイオードと
    を逆並列接続したものからなるフルブリッジ回路とし、 前記平滑コンデンサは第1コンデンサと第2コンデンサ
    とを直列接続してなる回路とし、 前記単相交流電源が接続される入力端子の両端に、第3
    コンデンサと第4コンデンサとを直列接続してなる回路
    を接続し、 前記入力端子の一端と前記コンバータの入力の一端との
    間に第1リアクトルを接続し、 前記入力端子の他端と前記コンバータの入力の他端との
    間に第2リアクトルを接続し、 前記インバータの出力の一端と前記電力変換回路の出力
    端子の一端との間に第3リアクトルを接続し、 前記インバータの出力の他端と前記電力変換回路の出力
    端子の他端との間に第4リアクトルを接続し、 前記出力端子の両端に第5コンデンサと第6コンデンサ
    とを直列接続してなる回路を接続し、 第1コンデンサと第2コンデンサの中間接続点と、第3
    コンデンサと第4コンデンサの中間接続点と、第5コン
    デンサと第6コンデンサの中間接続点とをそれぞれ並列
    接続したことを特徴とする電力変換回路。
  3. 【請求項3】入力される単相交流電源の電圧を直流に変
    換するコンバータと、該コンバータの出力電圧を平滑す
    る平滑コンデンサと、該コンデンサの両端電圧を所望の
    周波数,電圧の単相交流電圧に変換して負荷に給電する
    インバータとを備えた電力変換回路において、 前記コンバータは4組のダイオードからなるフルブリッ
    ジ回路とし、 前記インバータは自己消弧形素子とダイオードとを逆並
    列接続したものからなるフルブリッジ回路とし、 前記平滑コンデンサは第1コンデンサと第2コンデンサ
    とを直列接続してなる回路とし、 前記単相交流電源が接続される入力端子の両端に第3コ
    ンデンサと第4コンデンサとを直列接続してなる回路を
    接続し、 前記入力端子の一端と前記コンバータの入力の一端との
    間に第1リアクトルを接続し、 前記入力端子の他端と前記コンバータの入力の他端との
    間に第2リアクトルを接続し、 前記インバータの出力の一端と前記電力変換回路の出力
    端子の一端との間に第3リアクトルを接続し、 前記インバータの出力の他端と前記電力変換回路の出力
    端子の他端との間に第4リアクトルを接続し、 前記出力端子の両端に第5コンデンサと第6コンデンサ
    とを直列接続してなる回路を接続し、 第1コンデンサと第2コンデンサの中間接続点と、第3
    コンデンサと第4コンデンサの中間接続点と、第5コン
    デンサと第6コンデンサの中間接続点とをそれぞれ並列
    接続したことを特徴とする電力変換回路。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の電力変換回路において、 前記コンバータの一方のブリッジの上アームの自己消弧
    形素子と、該コンバータの他方のブリッジの下アームの
    自己消弧形素子と、前記インバータの一方のブリッジの
    上アームの自己消弧形素子と、該インバータの他方のブ
    リッジの下アームの自己消弧形素子とをそれぞれ同時に
    オン又はオフさせ、 前記コンバータの一方のブリッジの下アームの自己消弧
    形素子と、該コンバータの他方のブリッジの上アームの
    自己消弧形素子と、前記インバータの一方のブリッジの
    下アームの自己消弧形素子と、該インバータの他方のブ
    リッジの上アームの自己消弧形素子とをそれぞれ同時に
    オン又はオフさせることを特徴とする電力変換回路の制
    御方法。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の電力変換回路において、 前記インバータの一方のブリッジの上アームの自己消弧
    形素子と、該インバータの他方のブリッジの下アームの
    自己消弧形素子とをそれぞれ同時にオン又はオフさせ、 前記インバータの一方のブリッジの下アームの自己消弧
    形素子と、該インバータの他方のブリッジの上アームの
    自己消弧形素子とをそれぞれ同時にオン又はオフさせる
    ことを特徴とする電力変換回路の制御方法。
  6. 【請求項6】入力される単相交流電源の電圧を直流に変
    換するコンバータと、該コンバータの出力電圧を平滑す
    る平滑コンデンサと、該コンデンサの両端電圧を所望の
    周波数,電圧の単相交流電圧に変換して負荷に給電する
    インバータとを備えた電力変換回路であって、 前記コンバータは4組の自己消弧形素子とダイオードと
    を逆並列接続したものからなるフルブリッジ回路とし、
    前記インバータは4組の自己消弧形素子とダイオードと
    を逆並列接続したものからなるフルブリッジ回路とし、
    前記単相交流電源が接続される入力端子の両端に第1コ
    ンデンサを接続し、前記入力端子の一端と前記コンバー
    タの入力の一端との間に第1リアクトルを接続し、前記
    入力端子の他端と前記コンバータの入力の他端との間に
    第2リアクトルを接続し、前記インバータの出力の一端
    と前記電力変換回路の出力端子の一端との間に第3リア
    クトルを接続し、前記インバータの出力の他端と前記電
    力変換回路の出力端子の他端との間に第4リアクトルを
    接続し、前記出力端子の両端に第2コンデンサを接続し
    た構成の電力変換回路において、 前記コンバータの一方のブリッジの上アームの自己消弧
    形素子と、該コンバータの他方のブリッジの下アームの
    自己消弧形素子と、前記インバータの一方のブリッジの
    上アームの自己消弧形素子と、該インバータの他方のブ
    リッジの下アームの自己消弧形素子とをそれぞれ同時に
    オン又はオフさせ、 前記コンバータの一方のブリッジの下アームの自己消弧
    形素子と、該コンバータの他方のブリッジの上アームの
    自己消弧形素子と、前記インバータの一方のブリッジの
    下アームの自己消弧形素子と、該インバータの他方のブ
    リッジの上アームの自己消弧形素子とをそれぞれ同時に
    オン又はオフさせることを特徴とする電力変換回路の制
    御方法。
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