JPH11234892A - スイッチング電源装置の過電流保護回路 - Google Patents

スイッチング電源装置の過電流保護回路

Info

Publication number
JPH11234892A
JPH11234892A JP3441498A JP3441498A JPH11234892A JP H11234892 A JPH11234892 A JP H11234892A JP 3441498 A JP3441498 A JP 3441498A JP 3441498 A JP3441498 A JP 3441498A JP H11234892 A JPH11234892 A JP H11234892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overcurrent
current
load
switching
overcurrent detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3441498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3415759B2 (ja
Inventor
Isamu Aoki
勇 青木
Katsuhiko Nishimura
勝彦 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Telecom Networks Ltd filed Critical Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority to JP03441498A priority Critical patent/JP3415759B2/ja
Publication of JPH11234892A publication Critical patent/JPH11234892A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3415759B2 publication Critical patent/JP3415759B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Protection Of Transformers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷電流が所定量だけ一時的に過大になって
も出力電圧が変動することなく、また、過電流の度合が
小さい過電流状態が所定時間継続した場合には過電流保
護機能を動作させることができ、さらに、定格出力電流
を大幅に超える過電流が流れた場合には過電流保護機能
を速やかに動作させることができるようにしたスイッチ
ング電源装置の過電流保護回路を提供する。 【解決手段】 1次側過電流検出回路3は、電力変換部
2の1次側回路の電流が瞬時許容値を超えた場合に、過
電流検出信号3aを直ちに出力する。2次側過電流検出
回路4は、電力変換部2の2次側回路の電流または負荷
電流が、定格出力電流を所定量以上超えた状態が過電流
許容継続時間を超えて継続した場合に、過電流検出信号
4aを出力する。制御部5は、各過電流検出信号3a,
4aに基づいてスイッチング素子22のスイッチングを
停止させ、または、スイッチングのオン時間を低減させ
ることで、過電流保護を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スイッチング電
源装置を過電流から保護するための過電流保護回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スイッチング電源装置の過電流保護回路
として、電力変換用トランス(以下、トランスと記す)
の1次側電流を監視する方式と、トランスの2次側電流
(または負荷電流)を監視する方式と、1次側電流なら
びに2次側電流の双方を監視する方式が知られている。
また、電流の検出方式としては、瞬時電流検出型(ピー
ク電流検出型)のものと平均電流検出型のものが知られ
ている。
【0003】例えば、特開昭54−57647号公報に
は、トランスの1次巻線の異常電流を検出して発振回路
の動作を停止させる過電流検知手段を有した電源電圧安
定化回路が記載されている。特公平1−8525号公報
には、1次側電流をカレントトランスを用いて検出する
ようにした過電流検出回路が記載されている。特開平8
−182312号公報には、1次側電流の過電流を検出
すると、スイッチング周期毎に主スイッチ(スイッチン
グトランジスタ)のオン期間を狭くする過電流保護機能
(パルスバイパルス過電流保護機能)を備えたスイッチ
ング電源用過電流保護回路が記載されている。
【0004】特開平5−64351号公報には、2次側
負荷電流の過電流を検知して1次側スイッチングトラン
ジスタのスイッチング動作を停止させるようにした過電
流保護回路が記載されている。また、本出願人は、2次
側電流の過電流の大きさに対応した過電流検出信号を出
力するようにした過電流検出回路を、特開平9−113
546号公報で提案している。
【0005】特開昭62−89477号公報には、1次
側過電流比較回路と2次側過電流比較回路とを備えた多
出力コンバータの出力過電流抑制回路が記載されてい
る。特開平2−7385号公報には、1次側過電流検出
手段と2次側過電流検出手段とを備えた高周波加熱装置
の過電流保護回路が記載されている。戸川治郎著「実用
電源回路設計ハンドブック」(CQ出版社)第3章 R
CC方式レギュレータの設計法(過電流保護回路の構成
ならびに強化した過電流保護回路)には、RCC方式に
おいては1次回路に電流制限回路を設け、これを利用し
て過電流保護を行なうのが一般的であるが、出力電流と
1次回路のスイッチング電流とは完全な比例関係とはな
らないこと、入力電圧が変化すると過電流保護特性の動
作点も変化してしまうこと、ならびに、過電流保護特性
を改善した過電流保護回路の具体例が記載されている。
【0006】特開平8−66021号公報には、入力電
圧に対する過電流保護特性の垂下開始点の変動を抑制す
るようにしたスイッチング電源装置が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】1次側電流を監視する
方式は、スイッチングトランジスタに流れる電流を直接
検出しているので、スイッチングトランジスタを過電流
から速やかに保護することができる。しかし、出力電流
と1次回路のスイッチング電流とは完全な比例関係とは
ならないために、2次側の過電流を精度良く保護するこ
とは難しい。
【0008】2次側電流を監視する方式は、負荷へ供給
される電流を直接検出しているので、負荷側の過電流を
精度良く保護することができる。ここで、特開平9−1
13546号公報の2図に記載されているようなピーク
整流型の過電流検出回路を用いて負荷電流のピークを検
出する構成を取った場合、負荷電流が一時的に設定値を
超えたときでも過電流として検出され、出力直流電圧が
垂下されるため、負荷へ供給する直流電圧が大きく変動
する問題がある。
【0009】そこで、特開平9−113546号公報の
1図または3図に記載されているような平均電流(平均
化された負荷電流)検出型の過電流検出回路を用いるこ
とで、一時的なピーク負荷電流を過電流として検出させ
ないようにし、負荷に安定した直流電圧を供給すること
ができる。しかし、平均電流検出型の過電流検出回路を
用いた場合、設定値を超える過電流が流れても過電流検
出信号が出力されるまでに時間遅れを生ずる。このた
め、負荷側短絡等によって設定値を大きく超える過電流
が流れた場合、過電流検出信号が出力されるまでの間に
1次側電流が過大になり、スイッチングトランジスタの
定格を超える虞れがある。
【0010】そこで、2次側に平均電流検出型の過電流
検出回路を設けるとともに、1次側に瞬時電流検出型の
過電流検出回路を設けることが考えられる。しかしなが
ら、1次側に設けた瞬時電流検出型の過電流検出回路の
過電流検出設定値を、2次側電流(出力電流)が定格電
流を超えたときに1次側に流れる電流に設定した場合に
は、負荷電流が一時的に設定値を超えた際に1次側の過
電流検出回路が過電流として検出し、出力直流電圧が垂
下されるため、負荷へ供給する直流電圧が大きく変動す
る問題を生ずる。
【0011】特に、出力側に新たな負荷が追加接続され
た場合、追加された負荷に対する突入電流によって負荷
電流が一時的に過大になることがある。この新たな負荷
に接続に伴う負荷電流の一時的な増加によって発生する
1次側電流の一時的な増加を過電流として検出し、出力
直流電圧を垂下させてしまうと、既に接続されている負
荷の動作が不安定になる虞れがある。
【0012】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、新たな負荷の接続等によって負荷電流
が所定量だけ一時的に過大になっても出力直流電圧が変
動することなく、また、負荷側の異常等によって過電流
の度合が小さい過電流状態が所定時間継続した場合には
過電流保護機能を動作させることができ、さらに、負荷
側の異常によってさらに過大な負荷電流が流れた場合に
は過電流保護機能を速やかに動作させることができるよ
うにしたスイッチング電源装置の過電流保護回路を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1に係るスイッチング電源装置の過電流保護回路
は、電力変換用トランスの1次側電流が予め設定した1
次側許容値を超えた場合に1次側過電流検出信号を出力
する1次側過電流検出回路と、電力変換用トランスの2
次側電流が予め設定した2次側許容値を超えた状態が予
め設定した過電流許容継続時間を超えて継続した場合に
2次側過電流検出信号を出力する2次側過電流検出回路
と、1次側過電流検出信号ならびに2次側過電流検出信
号に基づいてスイッチング素子のスイッチング動作を停
止、または、スイッチングのオン時間を低減させる制御
回路とを備えたことを特徴とする。
【0014】なお、1次側許容値は、出力側に新たな負
荷が追加接続された際に、追加された負荷に流れる突入
電流に伴う1次側電流のピーク値よりも高い値に設定す
るのが望ましい。また、2次側許容値は定格出力電流に
基づいて設定し、過電流許容継続時間は出力側に新たな
負荷が追加接続された際に追加された負荷に突入電流が
流れる時間よりも長い時間に設定するのが望ましい。
【0015】請求項4に係るスイッチング電源装置の過
電流保護回路は、負荷電流が予め設定した定常状態許容
値を超えた状態が予め設定した過電流許容継続時間を超
えて継続した場合に過電流検出信号を出力するととも
に、負荷電流が予め設定した瞬時許容値を超えた場合に
過電流検出信号を出力する過電流検出回路と、過電流検
出信号に基づいてスイッチング素子のスイッチング動作
を停止、または、スイッチングのオン時間を低減させる
制御回路とを備えたことを特徴とする。
【0016】なお、定常状態許容値は定格出力電流に基
づいて設定し、過電流許容継続時間は、出力側に新たな
負荷が追加接続された際に、追加接続された負荷に突入
電流が流れる時間よりも長い時間に設定し、瞬時許容値
は出力側に新たな負荷が追加接続された際に追加された
負荷に流れる突入電流に伴う負荷電流のピーク値よりも
高い値に設定するのが望ましい。
【0017】請求項1に係るスイッチング電源装置の過
電流保護回路は、比較的大きな過電流を検出した際に1
次側過電流検出信号を出力する1次側過電流検出回路を
電力変換用トランスの1次側に設けたので、負荷短絡等
によって1次側電流が過大になった場合はそれを速やか
に検出して1次側過電流検出信号を出力することができ
る。制御回路は、1次側過電流検出信号に基づいてスイ
ッチング素子のスイッチング動作を停止、または、スイ
ッチングのオン時間を低減させるので、スイッチング電
源装置を過電流から保護することができる。
【0018】また、請求項1に係るスイッチング電源装
置の過電流保護回路は、比較的小さな過電流状態であっ
てもその過電流状態が継続している場合に2次側過電流
検出信号を出力する2次側過電流検出回路を電力変換用
トランスの2次側に設けたので、比較的小さな過電流状
態あっても継続している場合にはそれを検出して、スイ
ッチング電源装置を過電流から保護することができる。
【0019】なお、1次側許容値は、出力側に新たな負
荷が追加接続された際に、追加された負荷に流れる突入
電流に伴う1次側電流のピーク値よりも高い値に設定
し、2次側許容値は定格出力電流に基づいて設定し、過
電流許容継続時間は出力側に新たな負荷が追加接続され
た際に追加された負荷に突入電流が流れる時間よりも長
い時間に設定することで、新たな負荷が追加接続された
場合にその負荷への突入電流によって一時的に比較的小
さな過電流状態となっても、それを許容することができ
る。よって、新たな負荷の接続等によって負荷電流が所
定量だけ一時的に過大になっても出力直流電圧が変動す
ることがない。また、負荷側の異常等によって過電流の
度合が小さい過電流状態が所定時間継続した場合には過
電流保護機能を動作させることができ、さらに、負荷側
の異常によってさらに過大な負荷電流が流れた場合には
過電流保護機能を速やかに動作させることができる。
【0020】請求項4に係るスイッチング電源装置の過
電流保護回路は、負荷電流が予め設定した定常状態許容
値を超えた状態が予め設定した過電流許容継続時間を超
えて継続した場合に過電流検出信号を出力するととも
に、負荷電流が予め設定した瞬時許容値を超えた場合に
過電流検出信号を出力する過電流検出回路を備えたの
で、比較的小さな過電流状態が継続している場合はそれ
を検出してスイッチング電源装置を保護するとともに、
比較的大きな過電流が発生した場合はそれを直ちに検出
してスイッチング電源装置を保護することができる。
【0021】なお、定常状態許容値は定格出力電流に基
づいて設定し、過電流許容継続時間は、出力側に新たな
負荷が追加接続された際に、追加された負荷に突入電流
が流れる時間よりも長い時間に設定し、瞬時許容値は出
力側に新たな負荷が追加接続された際に追加された負荷
に流れる突入電流に伴う負荷電流のピーク値よりも高い
値に設定することで、新たな負荷が追加接続された場合
にその負荷への突入電流によって一時的に比較的小さな
過電流状態となっても、それを許容することができる。
よって、新たな負荷の接続等によって負荷電流が所定量
だけ一時的に過大になっても出力直流電圧が変動するこ
とがない。また、負荷側の異常等によって過電流の度合
が小さい過電流状態が所定時間継続した場合には過電流
保護機能を動作させることができ、さらに、負荷側の異
常によってさらに過大な負荷電流が流れた場合には過電
流保護機能を速やかに動作させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は請求項1に係る過電流
保護回路を備えたスイッチング電源装置のブロック構成
図である。本実施の形態では、スイッチング電源装置と
してフォワード・コンバータを例示しているが、スイッ
チング電源装置は他の形式のものであってもよい。図1
に示すスイッチング電源装置1は、電力変換部2と、1
次側過電流検出回路3と、2次側過電流検出回路4と、
制御部5と、アイソレート部6と、出力電圧を分圧する
各分圧用抵抗7a,7bと、図示しない回路用電源部と
からなる。符号1a,1bは直流電源8の入力端子であ
る。符号1c,1dは出力端子であり、出力端子1c,
1dから負荷9への直流電力の供給がなされる。直流電
源8は、商用電源を整流・平滑して直流電源を供給する
構成であってもよい。
【0023】電力変換部2は、電力変換用トランス(高
周波トランス)21と、電力用電界効果トランジスタ,
電力用バイポーラトランジスタ等の電力用スイッチング
素子22と、整流用ダイオード23と、環流用ダイオー
ド24と、チョークコイル25と、電源安定化用コンデ
ンサ26とからなる。整流用ダイオード23,環流用ダ
イオード24,チョークコイル25ならびに電源安定化
用コンデンサ25でチョークインプット型の整流・平滑
回路を構成している。
【0024】制御部5から出力されるスイッチング制御
信号(PWM信号)5aは、アイソレート部6を介して
電力用スイッチング素子22の制御電極(ゲート,ベー
ス等)へ供給される。アイソレート部6は、パルストラ
ンス等を備え、電力変換部2側と制御部5側との電源を
分離した状態で、制御部5から出力されるスイッチング
制御信号(PWM信号)5aを電力変換部2へ伝達す
る。
【0025】電力変換部2は、スイッチング制御信号5
aに基づいて電力用スイッチング素子22をスイッチン
グ動作させることで、直流電源8から電力変換用トラン
ス21の1次巻線21aを介して流れる電流をスイッチ
ングさせ、このスイッチング動作によって2次巻線21
bに発生する電圧をチョークインプット型の整流・平滑
回路で整流・平滑して安定化した直流電源を出力する。
【0026】電力変換部2の出力電圧(各出力端子c,
1d間の電圧)は、各分圧用抵抗7a,7bで分圧さ
れ、分圧された電圧は制御部5の出力電圧モニタ入力端
子5bへ供給される。制御部5は、出力電圧モニタ入力
端子5bに供給される出力電圧の分圧電圧に基づいて出
力電圧を監視し、定格出力電圧と実際の出力電圧との誤
差に基づいてスイッチング制御信号5aの周波数(周
期),デューティを変化させることで、負荷9に供給す
る電圧を安定化する。なお、制御部5は、初期状態(電
源の立ち上げ状態)においては、予め設定した電源立ち
上げ用の周期,デューティのスイッチング制御信号5a
を出力して電力変換部2の動作を立ち上げた後に、定格
出力電圧と実際の出力電圧との誤差に基づくフィードバ
ック制御に移行するようにしている。
【0027】制御部5は、各過電流検出回路3,4から
過電流検出信号3a,4aが供給された場合、スイッチ
ング制御信号8aの出力を停止、または、スイッチング
のオン時間を低減させることで、スイッチング電源装置
1を過電流から保護する。1次側過電流検出回路3は、
電力変換用トランス21の1次巻線21aならびに電力
用スイッチング素子22からなる1次側回路に流れる1
次側電流を監視し、1次側電流が1次側許容値を超えた
場合に、1次側過電流検出信号3aを出力する。1次側
許容値は、負荷9へ定格出力電流を供給している状態に
おける1次側電流の例えば1.5倍程度に設定してい
る。
【0028】1次側過電流検出回路3は、カレントトラ
ンス(電流変成器)31と、電流−電圧変換用抵抗32
と、ダイオード33と、コンデンサ34と、放電用抵抗
35と、電圧比較器36と、逆流防止用ダイオード37
と、1次側過電流検出しきい値電圧V1の供給回路とを
備える。カレントトランス31の1次側巻線31aを1
次側回路に介設して、カレントトランス31の2次側巻
線31bに1次側電流に比例した電流を発生させ、カレ
ントトランス31の2次側巻線31bに発生した1次側
電流に比例した電流を電流−電圧変換用抵抗32によっ
て1次側電流に対応した電圧に変換し、1次側電流に対
応した電圧をダイオード33で整流してコンデンサ34
を急速充電して、コンデンサ34の両端に1次側電流に
対応した電圧を発生させる。
【0029】充電時定数は、電力用スイッチング素子2
2のスイッチング周期よりも短くなるように、コンデン
サ34の容量を設定している。また、コンデンサ34に
並列に放電用抵抗35を接続して、コンデンサ34に充
電された電荷を所定の放電時定数で放電させるようにし
ている。放電時定数は、電力用スイッチング素子22の
スイッチング周期とほぼ同程度に設定している。これに
より、スイッチング動作毎に流れるパルス電流の瞬時値
に対応した電圧がコンデンサ34の両端に発生するよう
にしている。コンデンサ34に発生した1次側電流に対
応した電圧は、電圧比較器36で1次側過電流検出しき
い値電圧VT1と比較され、1次側電流に対応した電圧
が1次側過電流検出しきい値電圧VT1を超えている場
合は、電圧比較器36からHレベルの信号が出力され、
このHレベルの信号が逆流防止用ダイオード37を介し
て制御部5の過電流検出信号入力端子5cへ供給され
る。
【0030】なお、本実施の形態ではカレントトランス
を用いて1次側電流を検出する回路例を示したが、電流
検出用抵抗を1次回路に介設しこの電流検出用抵抗の両
端に発生する電圧に基づいて1次側電流を検出する構成
としてもよい。この場合、1次側過電流検出信号をフォ
トカプラ等を介して制御部5へ供給する構成にすること
で、1次側過電流検出回路側と制御部側との電源分離を
行なう。
【0031】2次側過電流検出回路4は、電力変換用ト
ランス21の2次巻線21bに流れる電流(または負荷
9に流れる負荷電流)を監視し、2次側電流(または負
荷電流)が2次側許容値を超えた状態が過電流許容継続
時間を超えて継続した場合に、2次側過電流検出信号4
aを出力する。2次側許容値は、このスイッチング電源
装置1の定格出力電流の例えば1.1〜1.2倍程度に
設定している。過電流許容継続時間は、出力側に新たな
負荷が追加接続された際に、その負荷への突入電流が流
れる時間よりも長く設定している。
【0032】2次側過電流検出回路4は、カレントトラ
ンス(電流変成器)41と、電流−電圧変換用抵抗42
と、ダイオード43と、コンデンサ44と、放電用抵抗
45と、電圧比較器46と、タイマ回路47と、逆流防
止用ダイオード48と、2次側過電流検出しきい値電圧
VT2の供給回路とを備える。カレントトランス41の
1次側巻線41aを電力変換用トランス21の2次巻線
21bに直列に介設して、カレントトランス41の2次
側巻線41bに2次側電流に比例した電流を発生させ
る。カレントトランス41の2次側巻線41bに発生し
た2次側電流に比例した電流を電流−電圧変換用抵抗4
2によって2次側電流に対応した電圧に変換し、2次側
電流に対応した電圧をダイオード43で整流してコンデ
ンサ44を充電して、コンデンサ44の両端に2次側電
流に対応した電圧を発生させる。
【0033】充電時定数は、2次側電流の平均値が検出
できるようにするために、電力用スイッチング素子22
のスイッチング周期よりも充分に長くなるように、コン
デンサ44の容量を設定している。また、コンデンサ4
4に並列に放電用抵抗45を接続して、コンデンサ44
に充電された電荷を所定の放電時定数で放電させるよう
にしている。放電時定数は、電力用スイッチング素子2
2のスイッチング周期よりも充分に長く設定している。
これにより、コンデンサ44の両端に2次側電流の平均
値に対応した直流電圧が得られるようにしている。コン
デンサ44に発生した2次側電流(平均値)に対応した
電圧は、電圧比較器46で2次側過電流検出しきい値電
圧VT2と比較され、2次側電流(平均値)に対応した
電圧が2次側過電流検出しきい値電圧VT2を超えてい
る場合は、電圧比較器46からHレベルの信号が出力さ
れる。このHレベルの信号はタイマ回路47へ供給され
る。
【0034】タイマ回路47は、電圧比較器46の出力
がHレベルである状態(2次側過電流検出状態)が、過
電流許容継続時間に亘って継続している場合はHレベル
の信号を出力する。タイマ回路47は、電圧比較器46
の出力がHレベルである時に抵抗を介してコンデンサを
充電するとともに、電圧比較器46の出力がLレベルで
ある時にコンデンサの電荷を放電させる充放電回路と、
コンデンサの電圧が予め設定した電圧を超えた場合にH
レベルの信号を出力する電圧比較器とで構成することが
できる。また、タイマ回路47は、電圧比較器46の出
力がHレベルである時に計時を行なう計時回路を備え、
計時回路の計時結果が過電流許容継続時間を超えたとき
にHレベルの出力を発生させる構成としてもよい。タイ
マ回路47から出力されたHレベルの信号は、逆流防止
用ダイオード48を介して制御部5の過電流検出信号入
力端子5cへ供給される。
【0035】なお、本実施の形態ではカレントトランス
を用いて2次側電流を検出する回路例を示したが、電流
検出用抵抗を2次側回路に介設しこの電流検出用抵抗の
両端に発生する電圧に基づいて2次側電流を検出する構
成としてもよい。また、図1ではカレントトランス41
を電源安定化用コンデンサ26の前段側(電力変換用ト
ランス21側)に設ける回路構成を示したが、図2に示
すように、カレントトランス41を電源安定化用コンデ
ンサ26の後段側に介設して、負荷9に供給される負荷
電流を検出する構成としてもよい。
【0036】次にこの発明に係る過電流保護回路の動作
を説明する。負荷短絡等によって過大な負荷電流(例え
ば定格出力電流の1.5倍以上)が流れると、電力変換
用トランスを介して2次側へ供給する電力を増加させる
ために、電力変換部2の1次側電流が増加する。1次側
過電流検出回路3は、1次側電流の瞬時電流を監視して
おり、1次側電流が1次側許容値を超えた時点で1次側
過電流検出信号3aを出力する。制御部5は、1次側過
電流検出信号3aに基づいてスイッチング制御信号5a
の出力を停止、または、スイッチングのオン時間を低減
させる。よって、電力変換トランス21を介して負荷側
への電力供給が停止、または、電力供給量が減少され
る。負荷短絡等によって過大な負荷電流が流れた場合に
それを速やかに検出してスイッチング制御信号5aの出
力を停止、または、スイッチングのオン時間を低減させ
るので、1次側の電力用スイッチング素子22,2次側
の各ダイオード23,24を過電流から保護することが
できる。
【0037】新たな負荷が追加接続された際に、その負
荷への突入電流が流れることがある。この突入電流によ
って負荷電流が定格出力電流の例えば1.4倍以下程度
に一時的に増加しても、1次側過電流検出回路3は1次
側過電流検出信号3aを出力しない。2次側過電流検出
回路4は、過電流状態が過電流許容時間を超えて継続し
ている場合に2次側過電流検出信号4aを出力する構成
としているので、突入電流が流れる時間が過電流許容継
続時間以内であれば、2次側過電流検出信号4aは出力
されるない。したがって、新たな負荷の追加接続によっ
て負荷電流が定格電流を一時的に超えても、負荷へ所定
に出力電圧を継続して供給できる。
【0038】定格出力電流を超える負荷電流が継続的に
流れると、1次側の電力用スイッチング素子22,2次
側の各ダイオード23,24の発熱量が増加し、各素子
22,23,24の温度が過度に上昇する虞れがある。
接続される負荷が多くなったり負荷側の異常等によって
定格出力電流を超える負荷電流が流れる状態が継続した
場合、2次側過電流検出回路4は過電流状態が過電流許
容継続時間を超えた時点で2次側過電流検出信号4aを
出力する。制御部5は、2次側過電流検出信号4aに基
づいてスイッチング制御信号5aの出力を停止、また
は、スイッチングのオン時間を低減させる。これによ
り、1次側の電力用スイッチング素子22,2次側の各
ダイオード23,24の温度が過度に上昇することを防
止することができる。
【0039】図3は請求項4に係る過電流保護回路を備
えたスイッチング電源装置のブロック構成図である。図
3に示すスイッチング電源装置11は、電力変換部2
と、制御部5と、アイソレート部6と、出力電圧分圧用
の各抵抗7a,7bと、過電流検出回路12とからな
る。過電流検出回路12以外の各回路部の構成は図1に
示したスイッチング電源装置1と同じである。
【0040】過電流検出回路12は、負荷電流検出用抵
抗13と、負荷電流検出用抵抗13の両端に発生した電
圧を直流増幅する直流増幅器14と、直流増幅器14か
ら出力される負荷電流に対応した電圧と過電流の瞬時許
容値に対応する電圧VT3とを比較して負荷電流が瞬時
許容値を超えている場合にHレベルの第1の過電流検出
信号15aを出力する第1の電圧比較器15と、直流増
幅器14から出力される負荷電流に対応した電圧と過電
流の定常状態許容値に対応する電圧VT4とを比較して
負荷電流が定常状態許容値を超えている場合にHレベル
の過電流状態検出信号16aを出力する第2の電圧比較
器16と、過電流状態検出信号16aが出力されている
状態が過電流許容継続時間に亘って継続したことを検出
してHレベルの第2の過電流検出信号17aを出力する
タイマ回路17と、各過電流検出信号15a,17aの
論理和を出力する論理和(オア)回路18と、過電流の
瞬時許容値に対応する電圧VT3を供給する回路と、過
電流の定常状態許容値に対応する電圧VT4を供給する
回路とを備える。論理和(オア)回路18の出力は過電
流検出信号18aとして制御部5の過電流検出信号入力
端子5cへ供給される。
【0041】負荷電流が定格出力電流の例えば1.5倍
を超えた場合に、第1の過電流検出信号15aが出力さ
れるよう過電流の瞬時許容値に対応する電圧VT3を設
定している。負荷電流が定格出力電流の例えば1.1〜
1.2倍を超えた場合に、過電流状態検出信号16aが
出力されるよう過電流の定常状態許容値に対応する電圧
VT4を設定している。過電流許容継続時間は、新たな
負荷が追加接続された際に追加された負荷に突入電流が
流れる時間よりも長い時間に設定している。
【0042】負荷側の短絡等によって過大な負荷電流
(定格出力電流の例えば1.5倍以上)が流れると、第
1の電圧比較器15から第1の過電流検出信号15aが
過大な負荷電流(定格出力電流の例えば1.5倍以上)
が発生した時点で速やかに出力され、論理和(オア)回
路18を介して過電流検出信号18aが制御部5へ供給
される。制御部5は、過電流検出信号18aに基づいて
電力用スイッチング素子22のスイッチングを動作を停
止、または、スイッチングのオン時間を低減させるの
で、出力電圧の供給が停止または出力電圧が低減され
る。これによって、負荷9へ流れる電流が停止または低
減され、スイッチング電源装置11を過電流から保護す
ることができる。
【0043】定格出力電流の1.1〜1.2倍程度の過
電流が流れると、第2の電圧比較器16から過電流状態
検出信号16aが直ちに出力される。過電流状態の継続
時間が過電流許容継続時間を超えた時点でタイマ回路1
7から第2の過電流検出信号17aが出力され、論理和
(オア)回路18を介して過電流検出信号18aが制御
部5へ供給される。制御部5は、過電流検出信号18a
に基づいて電力用スイッチング素子22のスイッチング
を動作を停止、または、スイッチングのオン時間を低減
させるので、出力電圧の供給が停止または出力電圧が低
減される。これによって、負荷9へ流れる電流が停止ま
たは低減され、スイッチング電源装置11を過電流から
保護することができる。
【0044】新たな負荷の追加接続によって追加接続さ
れた負荷に対する突入電流が流れ、定格出力電流を超え
る負荷電流が一時的に流れても、負荷電流が瞬時許容値
以下であって、かつ、過電流状態が過電流許容継続時間
以内であれば、過電流検出信号17a,18aは発生し
ないので、出力電圧が変動することがない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るスイ
ッチング電源装置の過電流保護回路は、定格出力電流を
大幅に超える過電流を検出した際には直ちに過電流保護
動作を行なうとともに、定格出力電流を少し超える過電
流が過電流許容継続時間を超えて継続した時点で過電流
保護動作を行なう構成としたので、新たな負荷の接続等
によって負荷電流が所定量だけ一時的に過大になっても
出力直流電圧が変動することなく、また、負荷側の異常
等によって過電流の度合が小さい過電流状態が所定時間
継続した場合には過電流保護機能を動作させることがで
き、さらに、負荷側の異常によってさらに過大な負荷電
流が流れた場合には過電流保護機能を速やかに動作させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る過電流保護回路を備えたスイッ
チング電源装置のブロック構成図である。
【図2】請求項1に係る過電流保護回路を備えた他のス
イッチング電源装置のブロック構成図である。
【図3】請求項4に係る過電流保護回路を備えたスイッ
チング電源装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1,11 スイッチング電源装置 2 電力変換部 3 1次側過電流検出回路 4 2次側過電流検出回路 5 制御部 6 アイソレート部 9 負荷 12 過電流検出回路 13 負荷電流検出用抵抗 21 電力変換用トランス 22 電力用スイッチング素子 31,41 カレントトランス 32,42 電流−電圧変換用抵抗 33,43 ダイオード 34,44 コンデンサ 35,45 放電用抵抗 15,16,36,46 電圧比較器 17,47 タイマ回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力直流電圧を電力変換用トランスの1
    次巻線を介して断続するスイッチング素子を備え、この
    スイッチング素子のスイッチング動作によって前記電力
    変換用トランスの2次巻線に発生する電圧を整流平滑し
    て負荷へ直流電圧を供給するスイッチング電源装置にお
    いて、 前記電力変換用トランスの1次側電流が予め設定した1
    次側許容値を超えた場合に1次側過電流検出信号を出力
    する1次側過電流検出回路と、 前記電力変換用トランスの2次側電流が予め設定した2
    次側許容値を超えた状態が予め設定した過電流許容継続
    時間を超えて継続した場合に2次側過電流検出信号を出
    力する2次側過電流検出回路と、 前記1次側過電流検出信号ならびに前記2次側過電流検
    出信号に基づいて前記スイッチング素子のスイッチング
    動作を停止、または、スイッチングのオン時間を低減さ
    せる制御回路とを備えたことを特徴とするスイッチング
    電源装置の過電流保護回路。
  2. 【請求項2】 前記1次側許容値は、出力側に新たな負
    荷が追加接続された際に、追加された負荷に流れる突入
    電流に伴う1次側電流のピーク値よりも高い値に設定し
    たことを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装
    置の過電流保護回路。
  3. 【請求項3】 前記2次側許容値は定格出力電流に基づ
    いて設定し、前記過電流許容継続時間は出力側に新たな
    負荷が追加接続された際に追加された負荷に突入電流が
    流れる時間よりも長い時間に設定したことを特徴とする
    請求項1記載のスイッチング電源装置の過電流保護回
    路。
  4. 【請求項4】 入力直流電圧を電力変換用トランスの1
    次巻線を介して断続するスイッチング素子を備え、この
    スイッチング素子のスイッチング動作によって前記電力
    変換用トランスの2次巻線に発生する電圧を整流平滑し
    て負荷へ直流電圧を供給するスイッチング電源装置にお
    いて、 前記負荷へ供給する負荷電流が予め設定した定常状態許
    容値を超えた状態が予め設定した過電流許容継続時間を
    超えて継続した場合に過電流検出信号を出力するととも
    に、前記負荷へ供給する負荷電流が予め設定した瞬時許
    容値を超えた場合に過電流検出信号を出力する過電流検
    出回路と、 前記過電流検出信号に基づいて前記スイッチング素子の
    スイッチング動作を停止、または、スイッチングのオン
    時間を低減させる制御回路とを備えたことを特徴とする
    スイッチング電源装置の過電流保護回路。
  5. 【請求項5】 前記定常状態許容値は定格出力電流に基
    づいて設定し、前記過電流許容継続時間は、出力側に新
    たな負荷が追加接続された際に、追加接続された負荷に
    突入電流が流れる時間よりも長い時間に設定し、前記瞬
    時許容値は出力側に新たな負荷が追加接続された際に追
    加された負荷に流れる突入電流に伴う負荷電流のピーク
    値よりも高い値に設定したことを特徴とする請求項4記
    載のスイッチング電源装置の過電流保護回路。
JP03441498A 1998-02-17 1998-02-17 スイッチング電源装置の過電流保護回路 Expired - Lifetime JP3415759B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03441498A JP3415759B2 (ja) 1998-02-17 1998-02-17 スイッチング電源装置の過電流保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03441498A JP3415759B2 (ja) 1998-02-17 1998-02-17 スイッチング電源装置の過電流保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11234892A true JPH11234892A (ja) 1999-08-27
JP3415759B2 JP3415759B2 (ja) 2003-06-09

Family

ID=12413549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03441498A Expired - Lifetime JP3415759B2 (ja) 1998-02-17 1998-02-17 スイッチング電源装置の過電流保護回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3415759B2 (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010063231A (ko) * 1999-12-22 2001-07-09 이형도 과전압 보호 회로
KR20020018439A (ko) * 2000-09-01 2002-03-08 구자홍 전자기기의 smps 보호회로
JP2002252974A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Tdk Corp スイッチング電源装置
JP2003023771A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Ohira Denshi Kk 電流制限回路
KR100467609B1 (ko) * 2002-09-03 2005-01-24 삼성전자주식회사 Smps에서 중복으로 과전압을 방지하는 장치 및 방법
JP2005261168A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Sony Corp 電源制御装置、電源装置、電源回路の制御方法
JP2006254675A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Chubu Electric Power Co Inc 電路電流制限装置
JP2006311765A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Arueido Kk 過電流保護回路及びdc/dcコンバータ
JP2007020394A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Power Integrations Inc スイッチング電源のスイッチ内の最大スイッチ電流を制限する方法および装置
JP2008206271A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Fuji Electric Device Technology Co Ltd スイッチング電源制御用集積回路およびスイッチング電源装置
JP2009033894A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd スイッチング電源回路
US7646619B2 (en) 2005-06-17 2010-01-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for controlling power converter
JP2010088274A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Rohm Co Ltd スイッチングレギュレータの制御回路、制御方法およびそれらを利用したスイッチングレギュレータ、充電装置
JP2010104079A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Tokai Rika Co Ltd 負荷駆動装置
CN102354958A (zh) * 2011-10-12 2012-02-15 北京航空航天大学 一种软硬件结合保护逆变器功率开关管的装置及其方法
KR101126766B1 (ko) 2005-02-28 2012-04-12 페어차일드코리아반도체 주식회사 스위칭 모드 파워 서플라이 및 그 보호 동작 방법
CN102761113A (zh) * 2012-06-18 2012-10-31 上海电机学院 一种用于rl电路的过电流控制防护器
CN102944723A (zh) * 2012-12-04 2013-02-27 成都芯源系统有限公司 一种电压检测电路以及电压检测方法
CN103390877A (zh) * 2013-08-07 2013-11-13 北京经纬恒润科技有限公司 一种过流检测及保护电路
JP2014155249A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Nec Access Technica Ltd Acアダプタ及びacアダプタの電力供給判定方法
WO2014162663A1 (ja) * 2013-04-01 2014-10-09 パナソニック株式会社 系統保護装置、電路切替装置、および電力供給システム
US9142947B2 (en) 2010-04-16 2015-09-22 Murata Manufacturing Co., Ltd. Switching control circuit and switching power supply apparatus
JP2016226112A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 三菱電機株式会社 電力変換回路およびそれを用いたスイッチング電源装置
JP2020120542A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 株式会社豊田自動織機 Dcdcコンバータ
CN112953242A (zh) * 2021-03-25 2021-06-11 深圳南云微电子有限公司 一种瞬时过功率控制方法及电路

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI470914B (zh) * 2012-12-20 2015-01-21 Macroblock Inc 功率轉換器的輸出電流控制電路

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010063231A (ko) * 1999-12-22 2001-07-09 이형도 과전압 보호 회로
KR20020018439A (ko) * 2000-09-01 2002-03-08 구자홍 전자기기의 smps 보호회로
JP2002252974A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Tdk Corp スイッチング電源装置
JP2003023771A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Ohira Denshi Kk 電流制限回路
KR100467609B1 (ko) * 2002-09-03 2005-01-24 삼성전자주식회사 Smps에서 중복으로 과전압을 방지하는 장치 및 방법
JP2005261168A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Sony Corp 電源制御装置、電源装置、電源回路の制御方法
KR101126766B1 (ko) 2005-02-28 2012-04-12 페어차일드코리아반도체 주식회사 스위칭 모드 파워 서플라이 및 그 보호 동작 방법
JP2006254675A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Chubu Electric Power Co Inc 電路電流制限装置
JP2006311765A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Arueido Kk 過電流保護回路及びdc/dcコンバータ
US7843710B2 (en) 2005-06-17 2010-11-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for controlling power converter
US7646619B2 (en) 2005-06-17 2010-01-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for controlling power converter
JP2007020394A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Power Integrations Inc スイッチング電源のスイッチ内の最大スイッチ電流を制限する方法および装置
JP2008206271A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Fuji Electric Device Technology Co Ltd スイッチング電源制御用集積回路およびスイッチング電源装置
US7952893B2 (en) 2007-02-19 2011-05-31 Fuji Electric Systems Co., Ltd. Integrated control circuit for controlling a switching power supply, switching power supply incorporating the same, and a method of controlling a switching power supply
JP2009033894A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd スイッチング電源回路
JP2010088274A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Rohm Co Ltd スイッチングレギュレータの制御回路、制御方法およびそれらを利用したスイッチングレギュレータ、充電装置
JP2010104079A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Tokai Rika Co Ltd 負荷駆動装置
US9142947B2 (en) 2010-04-16 2015-09-22 Murata Manufacturing Co., Ltd. Switching control circuit and switching power supply apparatus
CN102354958A (zh) * 2011-10-12 2012-02-15 北京航空航天大学 一种软硬件结合保护逆变器功率开关管的装置及其方法
CN102761113A (zh) * 2012-06-18 2012-10-31 上海电机学院 一种用于rl电路的过电流控制防护器
CN102944723A (zh) * 2012-12-04 2013-02-27 成都芯源系统有限公司 一种电压检测电路以及电压检测方法
CN102944723B (zh) * 2012-12-04 2015-02-18 成都芯源系统有限公司 一种电压检测电路以及电压检测方法
JP2014155249A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Nec Access Technica Ltd Acアダプタ及びacアダプタの電力供給判定方法
WO2014162663A1 (ja) * 2013-04-01 2014-10-09 パナソニック株式会社 系統保護装置、電路切替装置、および電力供給システム
US10181753B2 (en) 2013-04-01 2019-01-15 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electric power system protection device, electric path switching device, and electric power supply system
CN103390877A (zh) * 2013-08-07 2013-11-13 北京经纬恒润科技有限公司 一种过流检测及保护电路
JP2016226112A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 三菱電機株式会社 電力変換回路およびそれを用いたスイッチング電源装置
JP2020120542A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 株式会社豊田自動織機 Dcdcコンバータ
CN112953242A (zh) * 2021-03-25 2021-06-11 深圳南云微电子有限公司 一种瞬时过功率控制方法及电路
CN112953242B (zh) * 2021-03-25 2023-02-17 深圳南云微电子有限公司 一种瞬时过功率控制方法及电路

Also Published As

Publication number Publication date
JP3415759B2 (ja) 2003-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3415759B2 (ja) スイッチング電源装置の過電流保護回路
JP5056055B2 (ja) スイッチング電源制御用集積回路およびスイッチング電源装置
CN101268597B (zh) 用继电器为交流到直流转换器实现主动涌流控制
US7830130B2 (en) Forward power converter controllers
US6618274B2 (en) Synchronous rectifier controller to eliminate reverse current flow in a DC/DC converter output
US8018694B1 (en) Over-current protection for a power converter
US5499154A (en) Protective shut-down system for switch-mode power supply
US8054600B2 (en) Switching power supply device
US11171480B2 (en) Switching power supply device and semiconductor device
US7633776B2 (en) DC-DC converter for overvoltage protection
US20070008748A1 (en) Method and apparatus for overcurrent protection in DC-DC power converters
US6295214B1 (en) Switching power supply unit
US7161783B2 (en) Overcurrent protection circuit for switching power supply
US5926383A (en) Integrated protection circuit for a power converter and method of operation thereof
US6738247B2 (en) DC-DC converter
CN113690852A (zh) 开关电源及其过功率保护装置、方法
JP2001286140A (ja) 電源装置
JPH11215690A (ja) 過電流保護装置
JP4217979B2 (ja) 入出力絶縁型dc−dcコンバータ
WO2022064733A1 (ja) 過電流保護回路
JPH0851776A (ja) 自励式フライバックコンバータ
US10700596B2 (en) Power supply circuit
CN113037066A (zh) 开关控制电路、开关控制方法和开关电源
JP3145442B2 (ja) スイッチング式直流電源装置
JP3371404B2 (ja) スイッチング電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term