JPH11234720A - 移動端末装置およびハンドオーバ方法 - Google Patents

移動端末装置およびハンドオーバ方法

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JPH11234720A
JPH11234720A JP10027955A JP2795598A JPH11234720A JP H11234720 A JPH11234720 A JP H11234720A JP 10027955 A JP10027955 A JP 10027955A JP 2795598 A JP2795598 A JP 2795598A JP H11234720 A JPH11234720 A JP H11234720A
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JP
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base station
unit
handover
radio
mobile terminal
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JP10027955A
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Toshiyuki Sugitani
俊幸 杉谷
Toshiyuki Abe
敏幸 阿部
Ken Obuchi
研 大淵
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドオーバ処理時間および通信中TCHの
瞬断時間を短縮できる移動端末装置およびハンドオーバ
方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 TDMA/TDD方式におけるハンドオ
ーバを行う移動端末装置であって、アンテナ部11と、
無線送信部12と、無線受信部13と、無線受信部13
で無線信号を受信して得られた受信信号の解析処理、T
DMAフレームの同期処理、無線送信部12への送信デ
ータの出力又は受信信号レベルの検出をおこなうベース
バンド処理部14と、ハンドオーバ処理用に基地局情報
を記憶するハンドオーバ用基地局情報記憶部17と、局
部発振器用のシンセサイザ部16と、全体の制御をおこ
なう制御部15とを有し、制御部は、通信中において、
情報チャネル通信中スロット及び情報チャネル通信中ス
ロットの隣接スロット以外の空きスロットで論理制御チ
ャネルサーチをおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA(Tim
e Division Multiple Acces
s)/TDD(Time Division Dupl
ex)方式を利用した移動端末装置およびその移動端末
装置におけるハンドオーバ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電話システムや携帯電話シ
ステムのデジタル化を進んでおり、デジタル移動体通信
では、複数の無線局が一つの周波数を時間的に分割して
共用し、一対の伝送路上で双方向の伝送を実現するTD
MA/TDD方式が主流となってきている。現在、めま
ぐるしく普及しているPHS(Personal Ha
ndy−phone System)においても、TD
MA/TDD方式が採用されている。
【0003】図11はTDMA/TDD方式における従
来のPHSの移動端末装置を示すブロック図である。1
0Aは移動端末装置であり、この移動端末装置10A
は、アンテナ部11、無線送信部12、無線受信部1
3、ベースバンド処理部14、制御部15、シンセサイ
ザ部16から成る。
【0004】次に、各部の機能について説明する。アン
テナ部11は無線信号を送受信する。無線送信部12は
送信データの送信処理をおこない、無線受信部13はア
ンテナ部11で受信された無線信号の受信処理をおこな
う。ベースバンド処理部14は無線受信部13で無線信
号を受信して得られた受信信号の解析処理、TDMAフ
レームの同期処理、無線送信部12への送信データの出
力又は受信信号レベルの検出をおこなう。制御部15は
移動端末装置10A全体の制御をおこなう。シンサセイ
ザ部16は局部発振器で、無線送信部12と無線受信部
13に発振信号を供給する。
【0005】このように構成された移動端末装置につい
て、その動作を図12〜図14を用いて説明する。図1
2はPHSのハンドオーバ動作を示す動作説明図であ
り、図13はPHSのハンドオーバ動作手順を示すフロ
ーチャート、図14(a)〜(c)はTDMA/TDD
方式の送受信タイミング図である。図12において、1
〜3は基地局、4はデジタル網、10Aは図11の移動
端末装置、A〜Cは各基地局1〜3が提供する通話品質
良好ゾーン、D〜Fは各基地局1〜3が提供するハンド
オーバゾーンである。
【0006】図12、図13において、基地局1の通話
品質良好ゾーンAで通信をおこなっていた(S501)
移動端末装置10AがハンドオーバゾーンDへ移動した
場合、移動端末装置10Aは基地局1のTCH(情報チ
ャネル)の受信レベル劣化、受信品質劣化を判定し(S
502、S503)、基地局1のTCH(情報チャネ
ル)を解放し(S504)、別の基地局2、基地局3の
LCCH(論理制御チャネル)をサーチして(S50
5)、その結果最適な切替先基地局2を捕捉する(S5
06)。移動端末装置10Aは、その最適な切替先基地
局2に対してCCH(制御チャネル)確立要求を送り
(S507)、切替先基地局2でのCCH(制御チャネ
ル)割り当てた後(S508)、切替先基地局2とのT
CH(情報チャネル)を確立して(S509)ハンドオ
ーバを終了し(S510)、切替先基地局2の通話品質
良好ゾーンBで通信を継続する。
【0007】しかし、上記のような方法では、図12の
移動端末装置10Aが基地局1のTCH(情報チャネ
ル)の受信レベル劣化、受信品質劣化を判定後すぐに基
地局1のTCH(情報チャネル)を解放するため、その
時点からLCCH(論理制御チャネル)サーチを経て切
替先基地局2とのTCH(情報チャネル)確立のハンド
オーバ終了までの処理時間が移動端末装置10Aの通信
中TCH(情報チャネル)の瞬断時間となる。この瞬断
時間を如何に短縮できるかが従来からのハンドオーバの
重要な課題であった。
【0008】また、TDMA/TDD方式のデジタルセ
ルラー携帯電話では、3チャネルTDMAの場合、図1
4(c)に示すように移動端末装置は送信スロット、受
信スロット、アイドルの順にスロット構成をとる。すな
わち、通信中においてTDMAの送受信に使用しない空
きスロットを利用してアイドルを設定し、複数の周辺基
地局からの信号の受信レベルを同時に測定して、移動先
基地局を選定しておくことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PHSの移動端末装置では、TDMA/TDD方式のデ
ジタルセルラー携帯電話のようにアイドル設定を含めた
スロット構成をとることは難しいという問題点を有して
いた。
【0010】この移動端末装置およびハンドオーバ方法
では、TDMA/TDD方式における移動端末装置のハ
ンドオーバ処理時間を短縮することが要求されている。
【0011】本発明は、TDMA/TDD方式における
ハンドオーバ処理時間を短縮することができ、通信中T
CH(情報チャネル)の瞬断時間を短縮することができ
るTDMA/TDD方式利用の移動端末装置およびTD
MA/TDD方式利用の移動端末装置におけるハンドオ
ーバ方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の移動端末装置は、TDMA/TDD方式にお
けるハンドオーバを行う移動端末装置であって、無線信
号を送受信するアンテナ部と、アンテナ部で受信された
無線信号の受信処理をおこなう無線受信部と、送信デー
タの送信処理をおこなう無線送信部と、無線受信部で無
線信号を受信して得られた受信信号の解析処理、TDM
Aフレームの同期処理、無線送信部への送信データの出
力又は受信信号レベルの検出をおこなうベースバンド処
理部と、ハンドオーバ処理用に基地局情報を記憶するハ
ンドオーバ用基地局情報記憶部と、局部発振器用のシン
セサイザ部と、全体の制御をおこなう制御部とを有し、
制御部は、通信中において、情報チャネル通信中スロッ
ト及び情報チャネル通信中スロットの隣接スロット以外
の空きスロットで論理制御チャネルサーチをおこなう構
成を備えている。
【0013】これにより、TDMA/TDD方式におけ
る移動端末装置のハンドオーバ処理時間を短縮し、移動
端末の通信中TCH(情報チャネル)の瞬断時間を短縮
することのできるTDMA/TDD方式利用の移動端末
装置が得られる。
【0014】上記課題を解決するための本発明の移動端
末装置におけるハンドオーバ方法は、複数のゾーンから
構成されるサービスエリアを有し、ゾーンごとの基地局
と接続できるTDMA/TDD方式を利用した移動端末
装置におけるハンドオーバ方法であって、複数の基地局
同士で同期がとれている場合に移動端末装置がハンドオ
ーバする際、移動端末が受信レベル劣化、受信品質劣化
を判定して、ハンドオーバを実行する受信入力レベル値
よりも高い値の時点でTDMAの通信に使用していない
空きスロットにて論理制御チャネルサーチをおこない、
最適な切替先基地局を捕捉しておく切替先基地局捕捉ス
テップと、受信入力レベルがハンドオーバ実行値になっ
たときに、予め捕捉しておいた最適な切替先基地局に対
して制御チャネル確立要求を出した後に切替元基地局と
の情報チャネルを解放する切替元基地局解放ステップ
と、切替先基地局での制御チャネル割り当て後に切替先
基地局での情報チャネル確立をおこなう切替先基地局確
立ステップとを有する構成を備えている。
【0015】これにより、TDMA/TDD方式利用の
移動端末装置におけるハンドオーバ方法が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の移動端
末装置は、TDMA/TDD方式におけるハンドオーバ
を行う移動端末装置であって、無線信号を送受信するア
ンテナ部と、アンテナ部で受信された無線信号の受信処
理をおこなう無線受信部と、送信データの送信処理をお
こなう無線送信部と、無線受信部で無線信号を受信して
得られた受信信号の解析処理、TDMAフレームの同期
処理、無線送信部への送信データの出力又は受信信号レ
ベルの検出をおこなうベースバンド処理部と、ハンドオ
ーバ処理用に基地局情報を記憶するハンドオーバ用基地
局情報記憶部と、局部発振器用のシンセサイザ部と、全
体の制御をおこなう制御部とを有し、制御部は、通信中
において、情報チャネル通信中スロット及び情報チャネ
ル通信中スロットの隣接スロット以外の空きスロットで
論理制御チャネルサーチをおこなうこととしたものであ
り、通信中において、情報チャネル通信中スロット及び
その隣接スロット以外の空きスロットで論理制御チャネ
ルサーチがおこなわれるという作用を有する。
【0017】請求項2に記載の発明は、TDMA/TD
D方式におけるハンドオーバを行う移動端末装置であっ
て、無線信号を送受信するアンテナ部と、アンテナ部で
受信された無線信号の受信処理をおこなう無線受信部
と、送信データの送信処理をおこなう無線送信部と、無
線受信部で無線信号を受信して得られた受信信号の解析
処理、TDMAフレームの同期処理、無線送信部への送
信データの出力又は受信信号レベルの検出をおこなうベ
ースバンド処理部と、ハンドオーバ処理用に基地局情報
を記憶するハンドオーバ用基地局情報記憶部と、局部発
振器用の第1のシンセサイザ部と第2のシンセサイザ部
と、第1のシンセサイザ部と第2のシンセサイザ部とを
切り替えるスイッチ部と、全体の制御をおこなう制御部
とを有し、制御部は、通信中において、情報チャネル通
信中スロット以外の空きスロットで論理制御チャネルサ
ーチをおこなうこととしたものであり、通信中におい
て、情報チャネル通信中スロット以外の空きスロットで
論理制御チャネルサーチがおこなわれるという作用を有
する。
【0018】請求項3に記載の発明は、TDMA/TD
D方式におけるハンドオーバを行う移動端末装置であっ
て、無線信号を送受信するアンテナ部と、アンテナ部で
受信された無線信号の受信処理をおこなう無線受信部
と、送信データの送信処理をおこなう無線送信部と、無
線受信部で無線信号を受信して得られた受信信号の解析
処理、TDMAフレームの同期処理、無線送信部への送
信データの出力又は受信信号レベルの検出をおこなうベ
ースバンド処理部と、ハンドオーバ処理用に基地局情報
を記憶するハンドオーバ用基地局情報記憶部と、局部発
振器用の第1のシンセサイザ部と第2のシンセサイザ部
と、第1のシンセサイザ部と第2のシンセサイザ部とを
切り替えるスイッチ部と、全体の制御をおこなう制御部
とを有し、制御部は、情報チャネル通信中スロットに対
してソフトウェアで情報チャネル通信と論理制御チャネ
ルサーチとに切り替えることにより、通信中において、
全スロットで論理制御チャネルサーチをおこなうことと
したものであり、通信中において、全スロットで論理制
御チャネルサーチがおこなわれるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項4に記載のハンドオーバ方
法は、複数のゾーンから構成されるサービスエリアを有
し、ゾーンごとの基地局と接続できるTDMA/TDD
方式を利用した移動端末装置におけるハンドオーバ方法
であって、複数の基地局同士で同期がとれている場合に
ハンドオーバする際、受信レベル劣化、受信品質劣化を
判定して、ハンドオーバを実行する際、受信レベル値よ
りも高い値の時点でTDMAの通信に使用していない空
きスロットにて論理制御チャネルサーチをおこない、最
適な切替先基地局を捕捉しておく切替先基地局捕捉ステ
ップと、受信入力レベルがハンドオーバ実行値になった
ときに、予め捕捉しておいた最適な切替先基地局に対し
て制御チャネル確立要求を出した後に切替元基地局との
情報チャネルを解放する切替元基地局解放ステップと、
切替先基地局での制御チャネル割り当て後に切替先基地
局での情報チャネル確立をおこなう切替先基地局確立ス
テップとを有することとしたものであり、ハンドオーバ
処理に費やす論理制御チャネルサーチ時間を削除して通
信中情報チャネルの瞬断時間が短縮されるという作用を
有する。
【0020】請求項5に記載の発明は、複数のゾーンか
ら構成されるサービスエリアを有し、ゾーンごとの基地
局と接続できるTDMA/TDD方式を利用した移動端
末装置におけるハンドオーバ方式であって、複数の基地
局同士で同期がとれている場合にハンドオーバする際、
受信レベル劣化、受信品質劣化を判定して、ハンドオー
バを実行する受信入力レベル値よりも高い値の時点でT
DMAの通信に使用していない空きスロットにて論理制
御チャネルサーチをおこない、最適な切替先基地局を捕
捉しておく切替先基地局捕捉ステップと、受信入力レベ
ルがハンドオーバ実行値になったときに、予め捕捉して
おいた最適な切替先基地局に対して制御チャネル確立要
求を出し、切替先基地局での制御チャネル割り当て後に
切替元基地局との情報チャネルを解放する切替元基地局
解放ステップと、切替先基地局での情報チャネル確立を
おこなう切替先基地局確立ステップとを有することとし
たものであり、切替先基地局での制御チャネル割り当て
後に切替元基地局との情報チャネルが解放され、通信中
情報チャネルの瞬断時間が更に短縮されるという作用を
有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図10を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
移動端末装置を示すブロック図である。
【0022】図1において、アンテナ部11、無線送信
部12、無線受信部13、ベースバンド処理部14、制
御部15、シンセサイザ部16は図11と同様のものな
ので説明は省略する。17はハンドオーバ用基地局情報
記憶部であり、ハンドオーバ用基地局情報記憶部17は
ハンドオーバ処理用にベースバンド処理部14で検出し
た受信信号レベル等の基地局情報を記憶する。
【0023】以上のように構成された移動端末装置につ
いて、図2、図3、図4を用いてハンドオーバ動作を説
明する。図2はPHSのハンドオーバ動作を示す動作説
明図であり、図3はPHSのハンドオーバ動作手順を示
すフローチャート、図4(a)、(b)はTDMA/T
DD方式の送受信タイミング図である。図2において、
基地局1〜3、デジタル網4、通話品質良好ゾーンA〜
C、ハンドオーバゾーンD〜Fは図12と同様のものな
ので、同一符号を付し、説明は省略する。10は図1の
移動端末装置、G〜Iは各基地局1〜3が提供するLC
CH(論理制御チャネル)サーチゾーンである。
【0024】図1〜図3において、基地局1の通話品質
良好ゾーンAで通信をおこなっていた(S101)移動
端末10がLCCH(論理制御チャネル)サーチゾーン
Gへ移動した場合、ベースバンド処理部14で基地局1
のTCH(情報チャネル)の受信レベルを判定し(S1
02)、TCH(情報チャネル)通信中スロット及びそ
の隣接スロット以外の空きスロットにてLCCH(論理
制御チャネル)サーチをおこない(S103、切替先基
地局捕捉ステップ)、周辺の基地局2、基地局3から送
られるLCCH(論理制御チャネル)の受信レベルをベ
ースバンド処理部14で検出し、その情報をハンドオー
バ用基地局情報記憶部17で記憶し、制御部15で処理
することにより、最適な切替先基地局2を捕捉する(S
104、切替先基地局捕捉ステップ)。ここで、LCC
H(論理制御チャネル)サーチスロットがTCH(情報
チャネル)通信中スロット及びその隣接スロット以外の
空きスロットとなるのは、シンセサイザ部が1系統の場
合、無線部12、13での送受信準備のためTCH(情
報チャネル)通信中スロットの隣接スロットが使用でき
ないためである(図4参照)。
【0025】次に、移動端末装置10がハンドオーバゾ
ーンDへ移動した場合、移動端末装置10は基地局1の
TCH(情報チャネル)の受信レベル劣化、受信品質劣
化を判定し(S105、S106、切替元基地局解放ス
テップ)、最適な切替先基地局2に対してCCH(制御
チャネル)確立要求を送り(S107、切替元基地局解
放ステップ)、切替元基地局1のTCH(情報チャネ
ル)を解放し(S108、切替元基地局解放ステッ
プ)、切替先基地局2でのCCH(制御チャネル)割り
当て後(S109、切替先基地局確立ステップ)、切替
先基地局2とのTCH(情報チャネル)を確立して(S
110)ハンドオーバを終了し(S111)、切替先基
地局2の通話品質良好ゾーンBで通信を継続する。
【0026】以上のように本実施の形態によれば、通信
中において、情報チャネル通信中スロット及び情報チャ
ネル通信中スロットの隣接スロット以外の空きスロット
で論理制御チャネルサーチをおこなうことにより、予め
捕捉しておいた最適な切替先基地局に対して制御チャネ
ル確立要求を出した後に切替元基地局との情報チャネル
を解放することができるので、ハンドオーバ処理に費や
す論理制御チャネルサーチ時間を削除することができ、
TDMA/TDD方式におけるハンドオーバ処理時間を
短縮することができ、通信中TCH(情報チャネル)の
瞬断時間を短縮することができる。
【0027】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる移動端末装置の構成は図1と同様のものであり、そ
の説明は省略する。実施の形態2による移動端末装置が
実施の形態1と異なるところは制御部15の機能、動作
である。
【0028】このように構成された移動端末装置につい
て、そのハンドオーバ動作を図2、図5を用いて説明す
る。図5はPHSのハンドオーバ動作手順を示すフロー
チャートである。
【0029】図1、図2、図5において、基地局1の通
話品質良好ゾーンAで通信をおこなっていた(S20
1)移動端末装置10がLCCH(論理制御チャネル)
サーチゾーンGへ移動した場合、ベースバンド処理部1
4で基地局1のTCH(情報チャネル)の受信レベルを
判定し(S202)、TCH(情報チャネル)通信中ス
ロット及びその隣接スロット以外の空きスロットにてL
CCH(論理制御チャネル)サーチをおこない(S20
3、切替先基地局捕捉ステップ)、周辺の基地局2、基
地局3から送られるLCCH(論理制御チャネル)の受
信レベルをベースバンド処理部14で検出し、その情報
をハンドオーバ用基地局情報記憶部17で記憶し、制御
部15で処理することにより、最適な切替先基地局2を
捕捉する(S204、切替先基地局捕捉ステップ)。こ
こで、LCCH(論理制御チャネル)サーチスロットが
TCH(情報チャネル)通信中スロット及びその隣接ス
ロット以外の空きスロットとなるのは、シンセサイザ部
が1系統の場合、無線部での送受信準備のためTCH
(情報チャネル)通信中スロットの隣接スロットが使用
できないためである(図4参照)。
【0030】次に、移動端末装置10がハンドオーバゾ
ーンDへ移動した場合、移動端末装置10は基地局1の
TCH(情報チャネル)の受信レベル劣化、受信品質劣
化を判定し(S205、S206、切替元基地局解放ス
テップ)、最適な切替先基地局2に対してCCH(制御
チャネル)確立要求を送る(S207、切替元基地局解
放ステップ)。その後、切替先基地局2でのCCH(制
御チャネル)割り当て後(S208、切替元基地局解放
ステップ)に切替元基地局1に対してTCH(情報チャ
ネル)を解放し(S209、切替元基地局解放ステッ
プ)、切替先基地局2とのTCH(情報チャネル)を確
立して(S210、切替先基地局確立ステップ)ハンド
オーバを終了し(S211)、切替先基地局2の通話品
質良好ゾーンBで通信を継続する。
【0031】以上のように本実施の形態によれば、切替
先基地局での制御チャネル割り当て後に切替元基地局と
の情報チャネルを解放するようにしたので、通信中情報
チャネルの瞬断時間を更に短縮することができる。
【0032】(実施の形態3)図6は本発明の実施の形
態3による移動端末装置を示すブロック図である。図6
において、アンテナ部11、無線送信部12、無線受信
部13、ベースバンド処理部14、制御部15、ハンド
オーバ用基地局情報記憶部17は図1と同様のものなの
で説明は省略する。18、19は無線送信部12と無線
受信部13に発振信号を供給する局部発振器としての第
1、第2のシンセサイザ部、20は第1、第2のシンセ
サイザ部18と19を切り替えるスイッチ部である。
【0033】以上のように構成された移動端末装置につ
いて、ハンドオーバ動作手順を図2、図7、図8を用い
て説明する。図7はPHSのハンドオーバ動作を示すフ
ローチャートであり、図8(a)、(b)はTDMA/
TDDの送受信タイミング図である。なお、図2におけ
る移動端末装置10は図6と同一構成の移動端末装置で
ある。
【0034】図2、図6、図7において、基地局1の通
話品質良好ゾーンAで通信をおこなっていた移動端末1
0(S301)がLCCH(論理制御チャネル)サーチ
ゾーンGへ移動した場合、ベースバンド処理部14で基
地局1のTCH(情報チャネル)の受信レベルを判定し
(S302)、TCH(情報チャネル)通信中スロット
以外の空きスロットにてLCCH(論理制御チャネル)
サーチをおこない(S303、切替先基地局捕捉ステッ
プ)、周辺の基地局2、基地局3から送られるLCCH
(論理制御チャネル)の受信レベルをベースバンド処理
部14で検出し、その情報をハンドオーバ用基地局情報
記憶部17で記憶し、制御部15で処理することによ
り、最適な切替先基地局2を捕捉する(S304、切替
先基地局捕捉ステップ)。ここで、LCCH(論理制御
チャネル)サーチスロットがTCH(情報チャネル)通
信中スロット以外の空きスロットとなるのは、シンセサ
イザが2系統独立のためである(図8参照)。つまり、
無線部12、13での送受信準備が不要なためである。
【0035】次に、移動端末装置10がハンドオーバゾ
ーンDへ移動した場合、移動端末装置10は基地局1の
TCH(情報チャネル)の受信レベル劣化、受信品質劣
化を判定し(S305、S306、切替元基地局解放ス
テップ)、最適な切替先基地局2に対してCCH(制御
チャネル)確立要求を送る(S307、切替元基地局解
放ステップ)。その後、切替先基地局2でのCCH(制
御チャネル)割り当て(S308、切替元基地局解放ス
テップ)後に切替元基地局1に対してTCH(情報チャ
ネル)を解放し(S309、切替元基地局解放ステッ
プ)、切替先基地局2とのTCH(情報チャネル)を確
立して(S310、切替先基地局確立ステップ)ハンド
オーバを終了し(S311)、切替先基地局2の通話品
質良好ゾーンBで通信を継続する。
【0036】以上のように本実施の形態によれば、局部
発振器用の第1のシンセサイザ部18と第2のシンセサ
イザ部19と、第1のシンセサイザ部18と第2のシン
セサイザ部19とを切り替えるスイッチ部とを設け、制
御部15は、通信中において、情報チャネル通信中スロ
ット以外の空きスロットで論理制御チャネルサーチをお
こなうようにしたことにより、通信中において、情報チ
ャネル通信中スロット以外の空きスロットで論理制御チ
ャネルサーチをおこなうことができるので、TDMA/
TDD方式におけるハンドオーバ処理時間を短縮するこ
とができ、通信中TCH(情報チャネル)の瞬断時間を
短縮することができる。
【0037】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
よる移動端末装置の構成は図6と同様のものであり、そ
の説明は省略する。実施の形態4による移動端末装置が
実施の形態3と異なるところは制御部15の機能、動作
である。
【0038】以上のように構成された移動端末装置につ
いて、ハンドオーバ動作を図2、図9、図10を用いて
説明する。図9はPHSのハンドオーバ動作手順を示す
フローチャートであり、図10(a)、(b)はTDM
A/TDDの送受信タイミング図である。なお、図2に
おける移動端末装置10は図6と同一構成の移動端末装
置である。
【0039】図2、図6、図9において、基地局1の通
話品質良好ゾーンAで通信をおこなっていた(S40
1)移動端末装置10がLCCH(論理制御チャネル)
サーチゾーンGへ移動した場合、ベースバンド処理部1
4で基地局1のTCH(情報チャネル)の受信レベルを
判定し(S402)、TCH(情報チャネル)通信中ス
ロットに対してソフトウェアでTCH(情報チャネル)
通信とLCCH(論理制御チャネル)サーチとに切り替
え(図10参照)、通信中において、全スロットでLC
CH(論理制御チャネル)サーチをおこない(S40
3、切替先基地局捕捉ステップ)、周辺の基地局2、基
地局3から送られるLCCH(論理制御チャネル)の受
信レベルをベースバンド処理部14で検出し、その情報
をハンドオーバ用基地局情報記憶部17で記憶し、制御
部15で処理することにより、最適な切替先基地局2を
捕捉する(S404、切替先基地局捕捉ステップ)。
【0040】次に、移動端末装置10がハンドオーバゾ
ーンDへ移動した場合、移動端末装置10は基地局1の
TCH(情報チャネル)の受信レベル劣化、受信品質劣
化を判定し(S405、S406、切替元基地局解放ス
テップ)、最適な切替先基地局2に対してCCH(制御
チャネル)確立要求を送る(S407、切替元基地局解
放ステップ)。その後、切替先基地局2でのCCH(制
御チャネル)割り当て後(S408、切替元基地局解放
ステップ)に切替元基地局1に対してTCH(情報チャ
ネル)を解放し(S409、切替元基地局解放ステッ
プ)、切替先基地局2とのTCH(情報チャネル)を確
立して(S410、切替先基地局確立ステップ)ハンド
オーバを終了し(S411)、切替先基地局2の通話品
質良好ゾーンBで通信を継続する。
【0041】以上のように本実施の形態によれば、制御
部15は、情報チャネル通信中スロットに対してソフト
ウェアで情報チャネル通信と論理制御チャネルサーチと
に切り替えることにより、通信中において全スロットで
論理制御チャネルサーチをおこなうことができるので、
基地局同士の同期がとれていない場合にも対応すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
移動端末装置によれば、TDMA/TDD方式における
ハンドオーバを行う移動端末装置であって、無線信号を
送受信するアンテナ部と、アンテナ部で受信された無線
信号の受信処理をおこなう無線受信部と、送信データの
送信処理をおこなう無線送信部と、無線受信部で無線信
号を受信して得られた受信信号の解析処理、TDMAフ
レームの同期処理、無線送信部への送信データの出力又
は受信信号レベルの検出をおこなうベースバンド処理部
と、ハンドオーバ処理用に基地局情報を記憶するハンド
オーバ用基地局情報記憶部と、局部発振器用のシンセサ
イザ部と、全体の制御をおこなう制御部とを有し、制御
部は、通信中において、情報チャネル通信中スロット及
び情報チャネル通信中スロットの隣接スロット以外の空
きスロットで論理制御チャネルサーチをおこなうことに
より、予め捕捉しておいた最適な切替先基地局に対して
制御チャネル確立要求を出した後に切替元基地局との情
報チャネルを解放することができるので、ハンドオーバ
処理に費やす論理制御チャネルサーチ時間を削減するこ
とができ、TDMA/TDD方式におけるハンドオーバ
処理時間を短縮することができ、通信中情報チャネルの
瞬断時間を短縮することができるという有利な効果が得
られる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、TDMA
/TDD方式におけるハンドオーバを行う移動端末装置
であって、無線信号を送受信するアンテナ部と、アンテ
ナ部で受信された無線信号の受信処理をおこなう無線受
信部と、送信データの送信処理をおこなう無線送信部
と、無線受信部で無線信号を受信して得られた受信信号
の解析処理、TDMAフレームの同期処理、無線送信部
への送信データの出力又は受信信号レベルの検出をおこ
なうベースバンド処理部と、ハンドオーバ処理用に基地
局情報を記憶するハンドオーバ用基地局情報記憶部と、
局部発振器用の第1のシンセサイザ部と第2のシンセサ
イザ部と、第1のシンセサイザ部と第2のシンセサイザ
部とを切り替えるスイッチ部と、全体の制御をおこなう
制御部とを有し、制御部は、通信中において、情報チャ
ネル通信中スロット以外の空きスロットで論理制御チャ
ネルサーチをおこなうことにより、ハンドオーバ処理に
費やす論理制御チャネルサーチ時間を効率良く削減する
ことができ、TDMA/TDD方式におけるハンドオー
バ処理時間を短縮することができ、通信中情報チャネル
の瞬断時間を短縮することができるという有利な効果が
得られる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、TDMA
/TDD方式におけるハンドオーバを行う移動端末装置
であって、無線信号を送受信するアンテナ部と、アンテ
ナ部で受信された無線信号の受信処理をおこなう無線受
信部と、送信データの送信処理をおこなう無線送信部
と、無線受信部で無線信号を受信して得られた受信信号
の解析処理、TDMAフレームの同期処理、無線送信部
への送信データの出力又は受信信号レベルの検出をおこ
なうベースバンド処理部と、ハンドオーバ処理用に基地
局情報を記憶するハンドオーバ用基地局情報記憶部と、
局部発振器用の第1のシンセサイザ部と第2のシンセサ
イザ部と、第1のシンセサイザ部と第2のシンセサイザ
部とを切り替えるスイッチ部と、全体の制御をおこなう
制御部とを有し、制御部は、情報チャネル通信中スロッ
トに対してソフトウェアで情報チャネル通信と論理制御
チャネルサーチとに切り替えて、通信中において、全ス
ロットで論理制御チャネルサーチをおこなうことによ
り、通信中において、全スロットで論理制御チャネルサ
ーチをおこなうことができるので、基地局同士の同期が
とれていない場合にも対応することができるという有利
な効果が得られる。
【0045】本発明の請求項4に記載のハンドオーバ方
法によれば、複数のゾーンから構成されるサービスエリ
アを有し、ゾーンごとの基地局と接続できるTDMA/
TDD方式を利用した移動端末装置におけるハンドオー
バ方法であって、複数の基地局同士で同期がとれている
場合にハンドオーバする際、受信レベル劣化、受信品質
劣化を判定して、ハンドオーバを実行する受信入力レベ
ル値よりも高い値の時点でTDMAの通信に使用してい
ない空きスロットにて論理制御チャネルサーチをおこな
い、最適な切替先基地局を捕捉しておく切替元基地局捕
捉ステップと、受信入力レベルがハンドオーバ実行値に
なったときに、予め捕捉しておいた最適な切替先基地局
に対して制御チャネル確立要求を出した後に切替元基地
局との情報チャネルを解放する切替元基地局解放ステッ
プと、切替先基地局での制御チャネル割り当て後に切替
先基地局での情報チャネル確立をおこなう切替先基地局
確立ステップとを有することにより、ハンドオーバ処理
に費やす論理制御チャネルサーチ時間を削除して通信中
情報チャネルの瞬断時間を短縮することができるという
有利な効果が得られる。
【0046】請求項5に記載の発明によれば、複数のゾ
ーンから構成されるサービスエリアを有し、ゾーンごと
の基地局と接続できるTDMA/TDD方式を利用した
移動端末装置におけるハンドオーバ方法であって、複数
の基地局同士で同期がとれている場合にハンドオーバす
る際、受信レベル劣化、受信品質劣化を判定して、ハン
ドオーバを実行する受信入力レベル値よりも高い値の時
点でTDMAの通信に使用していない空きスロットにて
論理制御チャネルサーチをおこない、最適な切替先基地
局を捕捉しておく切替先基地局捕捉ステップと、受信入
力レベルがハンドオーバ実行値になったときに、予め捕
捉しておいた最適な切替先基地局に対して制御チャネル
確立要求を出し、切替先基地局での制御チャネル割り当
て後に切替元基地局との情報チャネルを解放する切替元
基地局解放ステップと、切替先基地局での情報チャネル
確立をおこなう切替先基地局確立ステップとを有するこ
とにより、切替先基地局での制御チャネル割り当て後に
切替元基地局との情報チャネルが解放されるので、通信
中情報チャネルの瞬断時間を更に短縮することができる
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1及び実施の形態2による
TDMA/TDD方式の移動端末装置を示すブロック図
【図2】PHSのハンドオーバ動作を示す動作説明図
【図3】PHSのハンドオーバ動作手順を示すフローチ
ャート
【図4】(a)TDMA/TDD方式の送受信タイミン
グ図 (b)TDMA/TDD方式の送受信タイミング図
【図5】PHSのハンドオーバ動作手順を示すフローチ
ャート
【図6】本発明の実施の形態3及び実施の形態4による
TDMA/TDD方式の移動端末装置を示すブロック図
【図7】PHSのハンドオーバ動作手順を示すフローチ
ャート
【図8】(a)TDMA/TDD方式の送受信タイミン
グ図 (b)TDMA/TDD方式の送受信タイミング図
【図9】PHSのハンドオーバ動作手順を示すフローチ
ャート
【図10】(a)TDMA/TDD方式の送受信タイミ
ング図 (b)TDMA/TDD方式の送受信タイミング図
【図11】TDMA/TDD方式における従来のPHS
の移動端末装置を示すブロック図
【図12】PHSのハンドオーバ動作を示す動作説明図
【図13】PHSのハンドオーバ動作手順を示すフロー
チャート
【図14】(a)TDMA/TDD方式の送受信タイミ
ング図 (b)TDMA/TDD方式の送受信タイミング図 (c)TDMA/TDD方式の送受信タイミング図
【符号の説明】
1、2、3 基地局 4 デジタル網 10 移動端末装置 11 アンテナ部 12 無線送信部 13 無線受信部 14 ベースバンド処理部 15 制御部 16 シンセサイザ部 17 ハンドオーバ用基地局情報記憶部 18 第1のシンセサイザ部 19 第2のシンセサイザ部 20 スイッチ部 A〜C 通話品質良好ゾーン D〜F ハンドオーバゾーン G〜I LCCHサーチゾーン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TDMA/TDD方式におけるハンドオー
    バを行う移動端末装置であって、無線信号を送受信する
    アンテナ部と、前記アンテナ部で受信された無線信号の
    受信処理をおこなう無線受信部と、送信データの送信処
    理をおこなう無線送信部と、前記無線受信部で無線信号
    を受信して得られた受信信号の解析処理、TDMAフレ
    ームの同期処理、前記無線送信部への送信データの出力
    又は受信信号レベルの検出をおこなうベースバンド処理
    部と、ハンドオーバ処理用に基地局情報を記憶するハン
    ドオーバ用基地局情報記憶部と、局部発振器用のシンセ
    サイザ部と、全体の制御をおこなう制御部とを有し、前
    記制御部は、通信中において、情報チャネル通信中スロ
    ット及び前記情報チャネル通信中スロットの隣接スロッ
    ト以外の空きスロットで論理制御チャネルサーチをおこ
    なうことを特徴とする移動端末装置。
  2. 【請求項2】TDMA/TDD方式におけるハンドオー
    バを行う移動端末装置であって、無線信号を送受信する
    アンテナ部と、前記アンテナ部で受信された無線信号の
    受信処理をおこなう無線受信部と、送信データの送信処
    理をおこなう無線送信部と、前記無線受信部で無線信号
    を受信して得られた受信信号の解析処理、TDMAフレ
    ームの同期処理、前記無線送信部への送信データの出力
    又は受信信号レベルの検出をおこなうベースバンド処理
    部と、ハンドオーバ処理用に基地局情報を記憶するハン
    ドオーバ用基地局情報記憶部と、局部発振器用の第1の
    シンセサイザ部と第2のシンセサイザ部と、前記第1の
    シンセサイザ部と前記第2のシンセサイザ部とを切り替
    えるスイッチ部と、全体の制御をおこなう制御部とを有
    し、前記制御部は、通信中において、情報チャネル通信
    中スロット以外の空きスロットで論理制御チャネルサー
    チをおこなうことを特徴とする移動端末装置。
  3. 【請求項3】TDMA/TDD方式におけるハンドオー
    バを行う移動端末装置であって、無線信号を送受信する
    アンテナ部と、前記アンテナ部で受信された無線信号の
    受信処理をおこなう無線受信部と、送信データの送信処
    理をおこなう無線送信部と、前記無線受信部で無線信号
    を受信して得られた受信信号の解析処理、TDMAフレ
    ームの同期処理、前記無線送信部への送信データの出力
    又は受信信号レベルの検出をおこなうベースバンド処理
    部と、ハンドオーバ処理用に基地局情報を記憶するハン
    ドオーバ用基地局情報記憶部と、局部発振器用の第1の
    シンセサイザ部と第2のシンセサイザ部と、前記第1の
    シンセサイザ部と前記第2のシンセサイザ部とを切り替
    えるスイッチ部と、全体の制御をおこなう制御部とを有
    し、前記制御部は、情報チャネル通信中スロットに対し
    てソフトウェアで情報チャネル通信と論理制御チャネル
    サーチとに切り替えることにより、通信中において、全
    スロットで論理制御チャネルサーチをおこなうことを特
    徴とする移動端末装置。
  4. 【請求項4】複数のゾーンから構成されるサービスエリ
    アを有し、前記ゾーンごとの基地局と接続できるTDM
    A/TDD方式を利用した移動端末装置におけるハンド
    オーバ方法であって、複数の基地局同士で同期がとれて
    いる場合にハンドオーバする際、受信レベル劣化、受信
    品質劣化を判定して、ハンドオーバを実行する受信入力
    レベル値よりも高い値の時点でTDMAの通信に使用し
    ていない空きスロットにて論理制御チャネルサーチをお
    こない、最適な切替先基地局を捕捉しておく切替先基地
    局捕捉ステップと、前記受信入力レベルがハンドオーバ
    実行値になったときに、予め捕捉しておいた最適な前記
    切替先基地局に対して制御チャネル確立要求を出した後
    に切替元基地局との情報チャネルを解放する切替元基地
    局解放ステップと、前記切替先基地局での制御チャネル
    割り当て後に前記切替先基地局での情報チャネル確立を
    おこなう切替先基地局確立ステップとを有することを特
    徴とするハンドオーバ方法。
  5. 【請求項5】複数のゾーンから構成されるサービスエリ
    アを有し、前記ゾーンごとの基地局と接続できるTDM
    A/TDD方式を利用した移動端末装置におけるハンド
    オーバ方法であって、複数の基地局同士で同期がとれて
    いる場合にハンドオーバする際、受信レベル劣化、受信
    品質劣化を判定して、ハンドオーバを実行する受信入力
    レベル値よりも高い値の時点でTDMAの通信に使用し
    ていない空きスロットにて論理制御チャネルサーチをお
    こない、最適な切替先基地局を捕捉しておく切替先基地
    局捕捉ステップと、前記受信入力レベルがハンドオーバ
    実行値になったときに、予め捕捉しておいた最適な前記
    切替先基地局に対して制御チャネル確立要求を出し、前
    記切替先基地局での制御チャネル割り当て後に前記切替
    先基地局との情報チャネルを解放する切替元基地局解放
    ステップと、前記切替先基地局での情報チャネル確立を
    おこなう切替先基地局確立ステップとを有することを特
    徴とするハンドオーバ方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007311851A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Sanyo Electric Co Ltd 携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム
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JP2013070421A (ja) * 2012-12-10 2013-04-18 Kyocera Corp 携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム

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