JPH11234474A - 密着型イメージセンサ - Google Patents

密着型イメージセンサ

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JPH11234474A
JPH11234474A JP10044238A JP4423898A JPH11234474A JP H11234474 A JPH11234474 A JP H11234474A JP 10044238 A JP10044238 A JP 10044238A JP 4423898 A JP4423898 A JP 4423898A JP H11234474 A JPH11234474 A JP H11234474A
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彰 鬼切
Takashi Shimura
崇 志村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密着型イメージセンサにおいて、開口角を制
限せずに、原稿の浮きによる結像のぼけを低減し、小型
で読み取り精度の高い装置を実現する。 【解決手段】 原稿29を載置する透明板27、原稿面
をライン状に照射する照明手段25、前記照射された原
稿面からの反射光を結像する集光手段、前記結像された
光を受光して光電変換するライン状に配列した複数の受
光素子21を有し、原稿面の画像データを受光素子への
光入力により検知する密着型イメージセンサにおいて、
前記集光手段を前記ラインの方向に配列された複数のレ
ンズ36と該複数のレンズに対向して設けられた基面か
らの厚さが異なる複数の平行面を有する透明平行板31
を有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ、ファ
クシミリ、複写機等の入力装置として、原稿の画像を読
み取るイメージセンサ特に密着型イメージセンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】イメージセンサは画像の入力装置とし
て、操作性、汎用性に優れ、近年OA機器、情報機器等
の分野で広く用いられている。特に近年、家庭用ファク
シミリ装置の需要が高まり、これに用いられるイメージ
センサとして小型で使い易いものが要求されているとこ
ろから光源に発光ダイオード(以下「LED」とい
う。)アレイ等を用いた密着型イメージセンサが普及し
つつある。図15は例えば特開平6ー342131号公
報にも記載されている従来のかかる密着型イメージセン
サの断面図であり、その概要を説明する。
【0003】図15に示すように、密着型イメージセン
サは光電変換を行うセンサ画素が複数配列された原稿読
取受光素子121と、保護膜122と、これが実装され
た基板123とからなる成る受光素子アレイ124と、
原稿を照射する線状光源であるLEDアレイ125と、
原稿129の像を受光部である前記受光素子アレイ12
4に結像するレンズアレイ126と、原稿129を載置
する透明板127と、これらの部材を支持する外装ケー
ス128より構成されている。
【0004】上記密着型イメージセンサにおける動作
は、LEDアレイ125により原稿面を照射し、前記原
稿面の読み取りライン上の拡散反射光をレンズアレイ1
26により受光素子アレイ上に結像し、前記反射光のも
つ原稿129の濃淡情報、即ち光の強弱を受光素子アレ
イ124における個々の原稿読取受光素子121のセン
サ画素が電気信号に変換し、シリアル又はパラレルの信
号出力として読み取りラインごとに送り出す。そして、
前記原稿129とセンサ画素列との相対位置をラインと
垂直方向に移動させて、前記ラインごとのデータ送出を
繰り返すことにより、2次元画像情報を時系列電気信号
に変換する。
【0005】しかしながら、前述の密着型イメージセン
サには次のような問題がある。前記レンズアレイ126
は図面と垂直方向に配列された個々に集光性を有する複
数のロッドレンズよりなる複眼レンズであり、このた
め、受光側において像の重なりが発生し、合成開口角が
大きくなるので、被写界深度が浅く、原稿が折れていた
り、切り貼りなど原稿に凹凸がある場合に画質が劣化す
るという問題があった。また、本の見開き部分等の読み
取りをすることができず、かかるイメージセンサの用途
が限定されていた。
【0006】前記のロッドレンズを用いたレンズアレイ
126における結像の様子を図16を用いて説明する。
図15に示すレンズアレイ126はロッドレンズ126
aが前記ライン方向に整列してなり、各ロッドレンズ1
26aは光軸に直交する方向に屈折率分布を持った透光
材よりなっている。個々のロッドレンズ126aは図1
6(a)に示すように原稿面上の直径X0の範囲を前記
センサ画素の配置されたセンサ面上に正立等倍結像す
る。ある一点の発光点pとその結像qをを考える。pが
基準位置にあるとき、丁度センサ面上に集光点があり、
結像qにボケは生じないものとする。図16(b)に示
すように、発光点pがp´へxだけ移動すると、集光点
もセンサ面の後方にxだけ移動し、センサ面における結
像qはHの量のぼけを生ずる。ぼけの量Hはロッドレン
ズ126aが単独の場合は、ほぼH=Θxとなり、開口
角Θに依存する。図17(c)に示すようにロッドレン
ズ126aが複数個配列しているときには、開口角はΘ
より大きいΘ′となり、ぼけの量はHよりも大きいH´
となり、略H´=Θ´xとなる。そしてロッドレンズ1
26aの配列数が増えるほど、結像範囲X0の重なりに
より開口角は大となり、ボケも大となって行く。このよ
うに、開口角が広く、比写界深度が浅くなり、発光点p
の移動に対し結像qのボケの量の割合が大きいことが問
題となっていた。
【0007】このような欠点を除去するために個々のロ
ッドレンズの開口角Θを小さくしようとすると、pから
qに至る光路長が長くなり、密着型イメージセンサに使
用する場合、装置の大型化を招く。また、このようなロ
ッドレンズ自体が高価となる。上記のこれらの欠点を改
善することを目的に改良された図17に示す密着型イメ
ージセンサが特開平6ー342131号公報に記載され
ている。図17において、110は開口制限部材であ
り、個々の前記ロッドレンズ126aに対応してその出
射側に配置されている。他の点に関しては図16に示し
たイメージセンサと同様である。本例においては、開口
制限部材110により個々のロッドレンズ126aの開
口角を制限するとともに、各ロッドレンズ間の像の重な
りを制限し、ぼけの量を減少しようとしている。
【0008】しかしながら、この場合個々のロッドレン
ズ126aに対し開口制限部材110の位置関係を精度
良く合わせなければならず、組立性の上で不利となる。
その上、開口制限部材110により、通過光量が制限さ
れ、前記受光素子アレイ126への入射光の強度が弱く
なり、光電変換におけるS/N比が低下し発生信号の雑
音を増加させる傾向を生ずる。
【0009】本発明は従来の密着型イメージセンサにお
ける上記の問題点、すなわち、一般に、開口角が広く被
写界深度が浅いと言う問題、これを改善しようとして被
写界深度を深いロッドレンズを用いると、装置の大型化
等をまねくという問題、ロッドレンズに対し開口制限部
材を設けると組立上不利となり、受光素子の信号の雑音
を増加させるという問題を解決すべき課題とするもので
ある。そして、本発明はこれらの課題を解決し、折れ曲
がり、凹凸、見開き等各種の原稿に対応でき、精度良く
原稿の画像を読み取ることができるとともに、組立も容
易な密着型イメージセンサを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段として本発明は、原稿を載置する透明板、
原稿面をライン状に照射する照明手段、前記照射された
原稿面からの反射光を結像する集光手段、前記結像され
た光を受光して光電変換するライン状に配列した複数の
受光素子を有し、原稿面の画像データを受光素子への光
入力により検知する密着型イメージセンサにおいて、前
記集光手段は前記ラインの方向に配列された複数のレン
ズと該複数のレンズに対向して設けられた基面からの厚
さが異なる複数の平行面を有する透明平行板を有するこ
とを特徴とする。
【0011】上記課題を解決するための第2の手段とし
て本発明は、前記第1の手段において、前記集光手段に
おける透明平行板は前記複数のレンズに対応して複数の
溝を有していることを特徴とする。
【0012】上記課題を解決するための第3の手段とし
て本発明は、前記第1の手段において、前記集光手段に
おける透明平行板は前記複数のレンズに共通に対応する
1又は複数の溝もしくは段差を有していることを特徴と
する。
【0013】上記課題を解決するための第4の手段とし
て本発明は、前記第1の手段において、前記集光手段に
おける透明平行板は前記原稿を載置する透明板であるこ
とを特徴とする。
【0014】上記課題を解決するための第5の手段とし
て本発明は、前記第1の手段乃至第4の手段のいずれか
ににおいて、前記集光手段における透明平行板と前記複
数のレンズの組合わせにより複数の2焦点光学系が構成
されることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好適
な実施の形態の一つである実施例について説明する。図
1は本実施例に係る密着型イメージセンサの構成を示す
断面図であり、図2は図1のAーA断面図である。図1
に示すように、本例の密着型イメージセンサは光電変換
を行うセンサ画素が複数配列された原稿読取受光素子2
1と、保護膜22と、これが実装された基板23とから
なる成る受光素子アレイ24と、原稿を照射する線状光
源であるLEDアレイ25と、原稿29の像を受光部で
ある前記受光素子アレイ24に結像するレンズアレイ2
6および段差付きの透明平行板31と、レンズアレイ2
6と透明平行板31とを保持する支持枠37と原稿29
を載置する透明板27と、これらの部材を支持する外装
ケース28より構成されている。本例においては透明平
行板31はレンズアレイ26と受光素子アレイ24との
間に配置されている。
【0016】上記密着型イメージセンサにおける動作
は、LEDアレイ25により原稿面を照射し、前記原稿
面の読み取りライン上の拡散反射光をレンズアレイ26
および透明平行板31により受光素子アレイ24に結像
し、前記反射光のもつ原稿29の濃淡情報、即ち光の強
弱を受光素子アレイ24における個々の原稿読取受光素
子21のセンサ画素が電気信号に変換し、シリアル又は
パラレルの信号出力として読み取りラインごとに送り出
す。そして、前記原稿29とセンサ画素列との相対位置
をラインと垂直方向に移動させて、前記ラインごとのデ
ータ送出を繰り返すことにより、2次元画像情報を時系
列電気信号に変換する。
【0017】レンズアレイ26は図1および図2に示す
ように、前記原稿面の読み取りラインに平行な方向に配
列された複数のロッドレンズ36よりなり、保持枠37
により保持されている。透明平行板31はロッドレンズ
36の前記透明板27と反対側の端面に対向して、保持
枠37により保持されている。透明平行板31は屈折率
n1の透光部材よりなり、その基面31aからd1の厚
さを有する第1面31bと、基面31aからd2の厚さ
を有する第2面31cが、透明平行板31の長手方向
(ロッドレンズ36の配列方向)に交互に設けられてお
り、これらの面の長手方向の長さは共にロッドレンズ3
6の径Dに略等しく、面の境界は長手方向に略直交して
いる。ここで、第1面31bの厚さd1と第2面31c
の厚さd2との間にはd1>d2の関係がある。図2に
示すように第1面31cと第2面の境界は各ロッドレン
ズ36の配列方向に直交する直径と略対向する位置にく
るように透明平行板31が位置決めされている。
【0018】ロッドレンズ36は図16に示して説明し
た従来のロッドレンズ126aと同様に光軸に直交する
方向に屈折率分布を持った透光材よりなっており、それ
自体では同様の機能を有する。
【0019】図3は透光材よりなる平行板の集光におけ
る一般的な作用を示す原理図である。図示しないレンズ
等からの光が点B0に集光する方向で、屈折率n1、厚
さdの平行板Lの一方の面Laに入射する。このとき、
面の法線に対する入射角をθ、屈折角をθ1とすると、
法線に対し図のO1点でθで入射した光線は平行板Lの
内部では屈折により方向がθ1の角度となって出射側の
面LbのO2′点に達する。O2′点からは屈折により
面Lbの法線に対し再びθの角度をなして出射する。こ
の出射した光線は前記の点B0よりもXだけ後方の点B
1において光軸と交わる。ここでθとθ1の関係は、s
inθ=n1・sinθ1であり、θが小なるときは
略、θ1=(1/n1)θ・・・(1)と考えられる。
【0020】O1とB0を結ぶ直線が平行板Lの出射側
の面Lbと交わる点をO2とし、前記面Laの入射点O
1における法線が面Lbと交わる点をO1´とする。O
1´とO2の距離をy、O1´とO2´の距離をy1、
O1´とO2´の距離をy´とすると、図3より、y´
=yーy1=d・tanθーd・tanθ1・・・
(2)、y´=X・tanθ・・・(3)となる。θが
小なるときは略、tanθ=θ、tanθ1=θ1と考
えられるので(2)、(3)式より、X=y´/θ=
(d・(θーθ1))/θとなり、更に(1)式より、
X=y´/θ=(d・(θーθ1))/θ=d・(1ー
(1/n1))・・・(4)となる。(4)式から、X
は入射角θに依存せずに平行板の厚みdと屈折率n1に
よりきまる。従って、平板Lに入射した前記の光はすべ
て略B1点に集光する。
【0021】逆に、B1点に光点があるとすると、B1
点から平行板Lに入射した光は図4に示す光路を逆行
し、面Laからは、あたかも点B0から発した光線のよ
うな方向に出射する。このように、本来の集光点又はこ
れより前に透光性の平行板を光軸に垂直に配置すること
により、集光点を後方にずらすことができる。
【0022】図4は本例におけるロッドレンズ36およ
び透明平行板31よりなる集光手段の作用を示す原理図
であり、(a)は全体を示すライン方向(ロッドレンズ
の配列方向)に平行な断面図、(b)は(a)における
B部の詳細図、(c)は(b)のCーC矢視図である。
図4(a)において、基準となる位置にある発光点A0
から発した光はロッドレンズ36に入射し、入射と反対
側の端面から等倍正立の結像を生ずる仮想集光点B00
に向かって出射し、透明平行板31に入射する。この入
射光のうち、第1面31bに入射した光はすでに説明し
た原理によりs1、s1´で例示するような光路をとっ
て、B00よりもX1だけ後方の第1集光点点B11に
集光する。第2面31cに入射した光はすでに説明した
原理によりs2、s2´で例示するような光路をとっ
て、B00よりもX2だけ後方の第2集光点B12に集
光する。ここで、(4)式よりX1=d1・(1ー(1
/n1))、X2=d2・(1ー(1/n1))であ
り、d1>d2であるからX1>X2であり、B11と
B12の距離をdcとするとdc=(d1ーd2)・
(1ー(1/n1))となる。
【0023】このようにして基準となる位置にある1の
発光点A0から発した光は集光手段により光軸上で前記
dcだけ離れた2の集光点B11とB12に集光する。
Sは受光素子アレイ24における原稿読取受光素子21
が配置されているセンサ面である。ここで、前記の集光
点B11がセンサ面Sにあるように構成しておく。発光
点A0からロッドレンズ36を見た開口角(または前記
B0からロッドレンズ36を見た開口角)をΘ、第1面
31bの通過光によるセンサ面Sにおける結像をq1、
第2面31cの通過光によるセンサ面Sにおける結像を
q2とすると、q1とq2は重なった位置に生ずるが、
q1のぼけH1はH1=0であり、q2のぼけH2は略
H2=Θdcである。なお、q2については、厳密にい
えば、実線で囲まれた右半分にのみ結像が生ずることに
なるが、ボケの量に関しては光軸と結像の外端の距離が
問題となるので、点線で囲まれた左半分も結像に含めて
実効的な結像とみなす(以下、同様に取り扱う。)。
【0024】次に、図5は発光点の移動とぼけの関係示
す図であり、(a)は全体を示す断面図、(b)は
(a)におけるD部の拡大図、(c)は(b)のEーE
矢視図である。図5(a)に示すように発光点A0が基
準位置からxだけ前方のA0′点に移動すると、仮想集
光点B00はこれよりxだけ後方のB00′点に移動
し、これに伴い第1集光点B11もとの位置よりxだけ
後方で、B00′からはX1だけ後方のB11′点に移
動し、第2集光点B12ももとの位置よりxだけ後方
で、B00′からはX2だけ後方のB12′に移動す
る。このとき第1面31bの通過光による結像q1のぼ
けの量H1は略、H1=Θ|x|となり、第2面31c
の通過光による結像q2のぼけの量H2は略、H2=Θ
|dcーx|となる。
【0025】図6は発光点A0の基準位置からの移動量
xと、第1面31bの通過光による結像q1のぼけの量
H1および第2面31cの通過光による結像q2のぼけ
の量H2の関係を示す図である。ここで、いずれか1の
結像についてボケの量が所定値以下であれば、受光面に
配置した前記原稿読取受光素子21を正常に動作させる
ことができる。
【0026】そこで、図6に示すH1、H2のうちいず
れか小なる方の値をとって、実効的なボケ量HEとし、
図16(b)に示した従来のロッドレンズのぼけ量Hと
対比させたグラフを図7に示す。同図において、実線は
HEを破線はHを示す。図2に示す本実施例のロッドレ
ンズ36および透明平行板31よりなる集光手段の場合
は、発光点の移動に対する実効的なボケの量を従来より
も広い範囲にわたり小さく維持することができる。例え
ばxが(3/2)dcの場合はぼけの量を従来の1/3
とすることができる。開口角Θを小さくすることなし
に、実質的に焦点深度を深くして、ぼけを減小させるこ
とができる。この効果は複数のロッドレンズ36が整列
してなるレンズアレイにおいても、同様であり、図16
(c)のΘ′に相当する合成的な開口角を小さくするこ
となしに、実質的に焦点深度を深くして、ぼけを減小さ
せることができる。従って、本例においては、開口を制
限する部材を設けたり、開口角を小さくするために、ロ
ッドの径を小さくしたり、発光点と受光点の距離を長く
する必要はない。
【0027】このように、ロッドレンズ36に対向して
透明平行板31を設けることにより、1の発光点からの
光が2の異なる位置に集光する2焦点レンズが構成さ
れ、基準点から前方に移動したことによる結像の実効的
なボケを効果的に低減することができる。しかも、上記
のように制限部材がなく、開口角も広くとれるので、装
置を小型にし、受光面における光量も十分にとれる。こ
れにより、図1に示した本実施例に係る密着型イメージ
センサにおいて、原稿29の折れ曲がりや、見開き等に
より透明板27と原稿29の間に隙間を生じ、原稿面に
おける反射光の発光点が透明板27の表面の位置から前
方にずれた場合に、このずれに起因して受光面に配置し
た前記原稿読取受光素子21における結像に発生するボ
ケの量を従来より大幅に低減することができ、また、小
型装置において、受光面の光量の確保により、原稿面の
データを精度よく読み取ることができる。
【0028】以下図面に基づいて本発明の好適な実施の
形態の他の一つである実施例について説明する。図8は
本実施例に係る密着型イメージセンサの構成を示す図で
あり、(a)は断面図、(b)は上面図である。(b)
においては原稿29の表示は省いてある。図8に示すよ
うに、本例の密着型イメージセンサは光電変換を行うセ
ンサ画素が複数配列された原稿読取受光素子21と、保
護膜22と、これが実装された基板23とからなる成る
受光素子アレイ24と、原稿を照射する線状光源である
LEDアレイ25と、原稿29の像を受光部である前記
受光素子アレイ24に結像するレンズアレイ26と、レ
ンズアレイ26を保持する支持枠37と原稿29を載置
する透明板27と、これらの部材を支持する外装ケース
28より構成されている。
【0029】ここで、前記透明板27は屈折率n1の透
光材よりなり、原稿載置面27aに平行な面よりなる第
1段部27bおよび第2段部27cが設けられている。
第1段部27bの厚さ(原稿載置面27aからの距離)
d11と第2段部27cの厚さ(原稿載置面27aから
の距離)d12の間には、d11>d12の関係があ
る。本例においては図1に示した密着型イメージセンサ
のような透明平行板31がレンズアレイ26と受光素子
アレイ24との間に配置されておらず、これに代わり、
透明板27に段部が設けられている。
【0030】レンズアレイ26は、図1に示した実施例
と同様の原稿面の読み取りラインに平行な方向に配列さ
れた複数のロッドレンズ36よりなり、保持枠37によ
り保持されている。図8(b)に示すように第1段部2
7bと第2段部27cの境界はロッドレンズ36の配列
方向に平行であり各ロッドレンズ36の直径と略対向す
る位置にくるように透明板27が位置決めされている。
ロッドレンズ36、受光素子アレイ24、LEDアレイ
25については図1に示した実施例の場合と同様であ
る。
【0031】図9は本実施例の要部の作用を示す断面図
である。先ず、発光点A0が原稿載置面27aにある場
合を考える。このとき発光点A0から透明板27に入射
する光の光路は図3においてB1から出た光が逆行して
平行板Lに入射する場合の光路と同様となる。すなわ
ち、発光点A0は図3のB1に対応し、原稿載置面27
aは図3の平行板Lの一方の面Lbに対応するのである
が、B1がLb上にある場合に相当する。
【0032】従って光の逆行の原理により、発光点A0
から透明板27に入射した光のうち第1段部27b通過
した光はあたかもA0よりX1だけ後方のA01から発
した光と同様の光路s11をとって透明板27から出射
し、第2段部27b通過した光はあたかもA0よりX2
だけ後方のA02から発した光と同様の光路s12をと
って透明板27から出射する。ここで、(4)式よりX
1=d11・(1ー(1/n1))、X2=d12・
(1ー(1/n1))であり、d11>d12であるか
らX1>X2であり、A01とA02の距離をdc1と
するとdc1=(d11ーd12)・(1ー(1/n
1))となる。
【0033】前記の光路s11によりロッドレンズ36
に入射した光は光路s21の出射光としてA01と等倍
正立の位置にある第1集光点B01に集光し、前記の光
路s12によりロッドレンズ36に入射した光は光路s
22の出射光としてA02と等倍正立の位置にある第2
集光点B02に集光する。ここでB02はB01よりも
dc1だけ後方に位置することになる。このようにして
1の発光点に対し光軸上で互いに離れた2の集光点を生
ずる集光手段が構成される。今、原稿29の面の浮きに
より発光点A0がxだけ前方のA0´に移動すれば、す
でに説明した原理により、A01およびA02は図示は
省略するがxだけ前方に移動し、B01およびB02は
それぞれxだけ後方のB01´およびB02´に移動す
る。従って本例においても、図1に示す密着型イメージ
センサの場合と同様の原理により、原稿読取受光素子2
1におけるセンサ面の結像のボケを低減し、同様の効果
を得ることができる。
【0034】以下図面に基づいて本発明の好適な実施の
形態の他の一つである実施例について説明する。図10
は本例に係るカラー画像読取用の密着型イメージセンサ
の構成を示す図であり、(a)はその断面図、(b)は
(a)におけるDーD断面図である。本例の密着型イメ
ージセンサは光電変換を行うセンサ画素が複数配列され
た原稿読取受光素子21と、保護膜22と、これが実装
された基板23とからなる成る受光素子アレイ24と、
原稿を照射するカラー線状光源である後述するLEDア
レイ25と、原稿29の像を受光部である前記受光素子
アレイ24に結像するレンズアレイ26および図1に示
したのと同様の段差付きの透明平行板31と、レンズア
レイ26と透明平行板31とを保持する支持枠37と原
稿29を載置する透明板27と、これらの部材を支持す
る外装ケース28より構成されている。
【0035】図10(a)に示すように、レンズアレイ
26は、図1に示した実施例と同様に原稿面の読み取り
ラインに平行な方向に配列された複数のロッドレンズ3
6よりなり、保持枠37により保持されているが、ロッ
ドレンズ36はロッド部36aとこれに接続し、透明平
行板31の側の端部近傍に設けられた補償部36bとよ
りなっている。
【0036】ロッド部36aは図2に示して説明したロ
ッド36と同様の構成を有し同様の光学特性を有する。
補償部36bでは光軸に平方な方向および直交する方向
に屈折率を分布させ凸レンズのように集光性を高めるよ
うにしてある。図11は本実施における集光部材の作用
を示す断面図である。基準位置にある光点A0から発し
た光は、ロッドレンズ36のロッド部36aに入射した
後、端部近傍の補償部36bから出射するがその出射光
s21は発光点A0と等倍正立に位置の点BOより若干
前方の位置にある仮想集光点BO1に集光する方向を取
って透明平行板31に入射し、この入射光のうち、第1
面31bに入射した光はすでに説明した原理により、B
01よりもX1だけ後方の第1集光点B011に集光す
る。第2面31cに入射した光はすでに説明した原理に
よりB011よりもX2だけ後方の第2集光点B012
に集光する。そしてすでに説明した原理により、X1=
d1・(1ー(1/n1))、X2=d2・(1ー(1
/n1))であり、X1>X2であり、B011とB0
12の距離をdcとするとdc=(d1ーd2)・(1
ー(1/n1))となる。
【0037】ところで屈折率n1は光の波長により変化
し波長が短くなるほど大となる。従って後述するR、
G、Bの光に対する屈折率n1は順次大となり、これに
応じて前記X1、X2は共に順次大となる。したがっ
て、このままでは集光点B011とB012はR、G、
Bとなるに従って後方に移動する傾向にある。しかしな
がら、前記仮想集光点B01の位置は補償部分36bの
作用により、凸レンズの集光効果のように光の波長が短
くなるほど前方に移動する性質があり、R、G、Bとな
るに従って前方に移動する傾向にある。よって、これら
両方の傾向が補い合って、色消しレンズと類似の原理に
より、波長に対する分光性を低減し、後述するR、G、
Bの光に対応する前記第1集光点B011および第1集
光点B012を互いに所定の距離だけはなれた所定の位
置に略一致するようにすることができる。
【0038】図10に示したカラー画像読取用の密着型
イメージセンサの動作につき説明する。原稿を照射する
線状光源であるLEDアレイ25は図10(b)に示す
ように、LED基板25cの上に略赤色の発光をするL
ED(RのLED)25R、略緑色の発光をするLED
(GのLED)25Gおよび略青色の発光をするLED
(BのLED)25Bの3種類のLEDが入り交じって
読み取りラインの方向に一列に配列されている。これら
のLEDは図示しない光源駆動回路により図示しない駆
動電極間に駆動電圧が印加されることにより、色毎に時
分割で点灯され、原稿面の読み取りラインを照射し、
R、G、Bの色毎に原稿面における対応する色の成分の
反射光を生じさせる。
【0039】反射光も略R、G、Bの色毎に時分割で反
射点に対応するロッドレンズ36に入射する。ロッドレ
ンズ36に入射した各色の光は色別にすでに説明した原
理により色が変わってもほとんど定位置にある2点に向
かって集光する。従って本例の場合は原稿のカラー画像
の各色の読み取りに関し、図1に示した密着型イメージ
センサと同様の原理により同様の作用効果を有し、精度
よくカラー画像を読み取ることができる。
【0040】以上に本発明の実施の形態を各実施例によ
り説明してきたが、本発明はこれらに限られるものでは
なく、同様の効果を有する構成のものについて広く適用
されるものである。例えば、図1に示したような透明平
行板(31)又は図8に示したような段差付きの透明板
(27)をレンズアレイ(26)に接触させる構成であ
っても、本発明の効果を得ることができる。 又、段差
のない透明板(27)とレンズアレイ(26)の間に段
差を有する透明平行板(31)を配した場合も同様の効
果を得ることができる。又、段差付きの透明板(27)
として図2に示したよう透明平行板(31)のようにレ
ンズアレイ(26)の配列方向に直交する複数の溝(又
は段差)を備えたも構造のものを用いた場合や、逆に透
明平行板(31)として図8に示した段差付きの透明板
(27)のようにレンズアレイ26)の配列方向に沿っ
て設けられた共通の段差を有する構造のものを用いた場
合も本発明の効果を得ることができる。
【0041】更に、本発明の好適な実施の形態として
は、透明平行板31として、図12または図13に示す
ように、レンズアレイ26の各ロッドレンズ36に対応
して第1面31bと第2面により構成される複数の溝3
1dを有するものを用いたものがある。ここで図12は
前記複数の溝31dがレンズアレイ26の配列方向に直
交する場合を示す図であり、(a)は正面図、(b)は
側面図である。図13は前記複数の溝31dがレンズア
レイ26の配列方向に沿って各ロッドレンズ36に共通
に対応するように設けられた場合を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【0042】なお、このような溝形状は透明板(27)
についても適用することができる。本発明におけるレン
ズアレイ(26)はロッドレンズ(36)により構成す
るだけでなく、図14に示すように凸レンズ40により
レンズアレイ26を構成することもできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、密
着型イメージセンサにおいて、開口角を制限せずに、原
稿の浮きによる受光部の結像ぼけを低減し、小型で読み
取り精度の高い装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一つである密着型イメー
ジセンサの構成を示す断面図である。
【図2】図1のAーA断面図である。
【図3】平行透明板の光学作用を示す原理図である。
【図4】図1に示す密着型イメージセンサの作用を示す
図である。
【図5】図1に示す密着型イメージセンサの作用を示す
図である。
【図6】図1に示す密着型イメージセンサの作用を示す
図である。
【図7】図1に示す密着型イメージセンサの作用を示す
図である。
【図8】本発明の実施の形態の一つである密着型イメー
ジセンサの構成を示す図であり、(a)は断面図、
(b)は上面図である。
【図9】図8に示す密着型イメージセンサの作用を示す
図である。
【図10】本発明の実施の形態の一つである密着型イメ
ージセンサの構成を示す図であり、(a)は断面図、
(b)は(a)におけるDーD断面図である。
【図11】図10に示す密着型イメージセンサの作用を
示す図である。
【図12】本発明の実施の形態の一つである密着型イメ
ージセンサの要部の構成を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態の一つである密着型イメ
ージセンサの要部の構成を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態の一つである密着型イメ
ージセンサの要部の構成を示す図である。
【図15】従来の密着型イメージセンサの構成を示す断
面図である。
【図16】図16に示す密着型イメージセンサに用いる
ロッドレンズの作用を示す図である。
【図17】従来の密着型イメージセンサの構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
24 受光素子アレイ 25 LEDアレイ 26 レンズアレイ 27 透明板 28 外装ケース 29 原稿 31 透明平行板 36 ロッドレンズ 40 凸レンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する透明板、原稿面をライン
    状に照射する照明手段、前記照射された原稿面からの反
    射光を結像する集光手段、前記結像された光を受光して
    光電変換するライン状に配列した複数の受光素子を有
    し、原稿面の画像データを受光素子への光入力により検
    知する密着型イメージセンサにおいて、前記集光手段は
    前記ラインの方向に配列された複数のレンズと該複数の
    レンズに対向して設けられた基面からの厚さが異なる複
    数の平行面を有する透明平行板を有することを特徴とす
    る密着型イメージセンサ。
  2. 【請求項2】 前記集光手段における透明平行板は前記
    複数のレンズに対応して複数の溝を有していることを特
    徴とする請求項1に記載の密着型イメージセンサ。
  3. 【請求項3】 前記集光手段における透明平行板は前記
    複数のレンズに共通に対応する1又は複数の溝もしくは
    段差を有していることを特徴とする請求項1に記載の密
    着型イメージセンサ。
  4. 【請求項4】 前記集光手段における透明平行板は前記
    原稿を載置する透明板であることを特徴とする請求項請
    求項1に記載の密着型イメージセンサ。
  5. 【請求項5】 前記集光手段における透明平行板と前記
    複数のレンズの組合わせにより複数の2焦点光学系が構
    成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の密着型イメージセンサ。
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