JPH1123441A - コンクリートテストハンマー用位置決め装置 - Google Patents

コンクリートテストハンマー用位置決め装置

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JPH1123441A
JPH1123441A JP17483097A JP17483097A JPH1123441A JP H1123441 A JPH1123441 A JP H1123441A JP 17483097 A JP17483097 A JP 17483097A JP 17483097 A JP17483097 A JP 17483097A JP H1123441 A JPH1123441 A JP H1123441A
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JP
Japan
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measurement
main body
test hammer
contact surface
suction
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JP17483097A
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English (en)
Inventor
Yoshikuni Kikura
芳邦 亀倉
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KAMEKURA SEIKI KK
Original Assignee
KAMEKURA SEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のコンクリートテストハンマー1を常に
測定面に対して一定の向きに保持でき、しかも測定対象
物がコンクリートであっても前記目的を果たすことがで
き、使い易い極めて実用性に秀れたコンクリートテスト
ハンマー用位置決め装置を提供すること。 【解決手段】 コンクリートテストハンマー1によって
コンクリートの強度を測定する測定面2に配設する本体
3に、この本体3の底面部に吸着力を生じさせて本体3
を前記測定面2に吸着固定し得る吸着機構4を設け、こ
の本体3に前記測定面2に対して所定角度をなし、前記
テストハンマー1を嵌合状態に挿入し得るガイド筒部5
を設け、このガイド筒部5の底部に前記テストハンマー
1の測定先端部1Aを前記測定面2に当接し得る測定用
孔部6を設けたコンクリートテストハンマー用位置決め
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートの強
度を測定するコンクリートテストハンマーを使用するに
際して測定面に対して位置決めできるコンクリートテス
トハンマー用位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】コンク
リートテストハンマーは、様々なタイプのものがある
が、一般に施工の終えたコンクリートの強度を測定する
場合に用いられる非破壊式の試験機であって、握持筒部
に打撃ポンチと同様な測定用打撃杆部を突没動自在に垂
設し、コンクリートの測定面にこの前記測定用打撃杆部
の先端(測定先端部)を当てがい、握持筒部を握持して
測定面に強く押し付けて行くことで前記打撃杆部が徐々
に測定面に生じる反抗力により握持筒部に没動して行
き、所定量以上没動したとき、弾性復帰力や大きな負荷
力が一挙に働き、測定面を強く打撃するもので、この打
撃時の測定面の反発硬度を測定し、推定強度を求めるも
のである。
【0003】従来、コンクリートの強度をこのようにし
て測定する場合、コンクリートテストハンマーによって
測定面の数十カ所での反発硬度を測定し、各測定値の平
均をとるなどして推定強度を求めていたが、各カ所での
測定においてテストハンマーの測定面に対する向きが違
っていると、誤差が生じるおそれがある。
【0004】各測定カ所において、測定面に対して垂直
にテストハンマーを当てがって押圧打撃してもその押圧
向きには自ずと狂いが生じるであろうし、また、強く押
し付けて打撃するため打撃時に常に測定面に対して垂直
方向から打撃力が加えられているとは限らない。
【0005】また、平均値をとるとしても、測定面の微
妙な凹凸は測定点において異なり、一測定点での連続打
撃測定の方が良いとの考え方もある。
【0006】また、最近、一測定点を連続打撃すること
で、反発硬度はこの測定の繰り返しにより徐々に変化す
るが、この連続繰り返し測定による反発硬度の変化パタ
ーンから、逆に精度の高い実体強度を推定でき、測定点
の内部組織も予測できるとする研究も進められている。
【0007】このような現状の中、数カ所での測定にお
いても、一測定カ所での連続測定においても、実体強度
と測定による推定強度との誤差をできるだけ少なくして
測定精度を高めるには、常に測定面に対する打撃方向を
一定にする必要があることを出願人は見い出した。
【0008】本発明は、このような技術課題に取り組
み、既存のコンクリートテストハンマーを常に測定面に
対して一定の向きに保持でき、しかも測定対象物がコン
クリートであっても前記目的を果たすことができ、使い
易い極めて実用性に秀れたコンクリートテストハンマー
用位置決め装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0010】コンクリートテストハンマー1によってコ
ンクリートの強度を測定する測定面2に配設する本体3
に、この本体3の底面部に吸着力を生じさせて本体3を
前記測定面2に吸着固定し得る吸着機構4を設け、この
本体3に前記測定面2に対して所定角度をなし、前記テ
ストハンマー1を嵌合状態に挿入し得るガイド筒部5を
設け、このガイド筒部5の底部に前記テストハンマー1
の測定先端部1Aを前記測定面2に当接し得る測定用孔
部6を設けたことを特徴とするコンクリートテストハン
マー用位置決め装置に係るものである。
【0011】また、前記本体3の底部に少なくとも当接
下端部が圧縮可能なクッション脚部7を垂設し、このク
ッション脚部7を前記測定面2に当接した際、前記本体
3の底面と前記測定面2との間にこのクッション脚部7
により囲まれて閉塞された減圧用空間部8が形成される
ように構成し、この減圧用空間部8に連通した排気孔部
9を前記本体3に設け、この排気孔部9と真空ポンプ装
置や減圧用吸引装置やコンプレッサなどの減圧用排気装
置10と接続することで前記減圧用空間部8内の空気を吸
引排気して前記本体3底面部に吸着力が生じるように前
記吸着機構4を構成したことを特徴とするコンクリート
テストハンマー用位置決め装置に係るものである。
【0012】また、前記本体3の底面部に前記測定面2
に当接する基準当接面部11を設け、前記吸着機構4の作
動によりこの基準当接面部11が前記測定面2に押圧当接
するように構成し、この基準当接面部11に対して所定角
度をなすように前記ガイド筒部5を設けると共に、この
基準当接面部11を前記ガイド筒部5の底部に配設し、こ
の基準当接面部11に前記測定用孔部6を設けたことを特
徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のコンクリ
ートテストハンマー用位置決め装置に係るものである。
【0013】また、前記吸着機構4の作動により前記ク
ッション脚部7が圧縮した際、前記基準当接面部11が前
記測定面2に押圧当接するように構成したことを特徴と
する請求項2及び請求項3記載のコンクリートテストハ
ンマー用位置決め装置に係るものである。
【0014】また、前記基準当接面部11の上下高さ位置
を調整自在に構成して、前記クッション脚部7の下端面
と前記基準当接面部11との高さ位置の差異を調整自在に
構成したことを特徴とする請求項4記載のコンクリート
テストハンマー用位置決め装置に係るものである。
【0015】また、前記本体3の底部に螺着嵌合部12を
設け、この螺着嵌合部12に上下方向に可動自在に螺着体
13を螺合し、この螺着体13の底面に前記基準当接面部11
を形成したことを特徴とする請求項5記載のコンクリー
トテストハンマー用位置決め装置に係るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0017】本体3をコンクリートの測定面2に当接し
吸着機構4を作動させると、本体3の底面部に吸着力が
生じ、本体3は測定面2に吸着固定される。
【0018】従って、屋外であることが多く、表面に凹
凸があることが多く、固定しづらい測定面2に対して、
確実に本体3を固定できることとなる。
【0019】この吸着固定した本体3に設けたガイド筒
部5にコンクリートテストハンマー1を挿入嵌合し、こ
のテストハンマー1の測定先端部1Aをガイド筒部5の
底部の測定用孔部6を介して測定面2の所定の測定カ所
に当接する。
【0020】このガイド筒部5をガイドとして通常通り
テストハンマー1の測定先端部1Aを測定面2に押し付
けて打撃し反発硬度を測定して行く。
【0021】このようにガイド筒部5がテストハンマー
1の位置決め作用を果たし、測定面2に対して本装置を
利用して測定することにより、常に測定面2に対して常
に一定の向きに特定(保持)された測定となり、精度の
高い測定が行えることとなる。
【0022】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0023】本実施例は、円盤形の本体3の底面部に吸
着力を生じさせて本体3を前記測定面2に吸着固定し得
る吸着機構4を設け、この本体3に前記測定面2に対し
て略直角に設定されることになり、前記テストハンマー
1を嵌合状態に挿入し得るガイド筒部5を設け、このガ
イド筒部5の底部に前記テストハンマー1の測定先端部
1Aを前記測定面2に当接し得る測定用孔部6を設けて
いる。
【0024】また、本実施例では、前記本体3の底部に
少なくとも当接下端部が圧縮可能なクッション脚部7を
垂設し、このクッション脚部7を前記測定面2に当接し
た際、前記本体3の底面と前記測定面2との間にこのク
ッション脚部7により囲まれて閉塞された減圧用空間部
8が形成されるように構成している。
【0025】本実施例では、この減圧用空間部8が前記
測定用孔部6を避ける位置となるように構成している。
具体的には、ゴムなどの弾性材で形成したクッション脚
部7を本体底面の略中央に設けた測定用孔部6のまわり
を囲むようにして本体3の底面部に円形状の垂設配置
し、更に所定間隔を置いて同心円形状にクッション脚部
7を垂設配設し、この同心円状のクッション脚部7間に
前記減圧用空間部8が形成されるように構成している。
【0026】また、この減圧用空間部8に連通した排気
孔部9を前記本体3に設け、この排気孔部9と真空ポン
プ装置や減圧用吸引装置やコンプレッサなどの減圧用排
気装置10と接続することで前記減圧用空間部8内の空気
を吸引排気して前記本体3底面部に吸着力が生じるよう
に前記吸着機構4を構成している。具体的には、前記減
圧用空間部8に連通した接続用管部を排気孔部9として
設け、この排気孔部9に接続ホース14を介して減圧用排
気装置10に接続するように構成している。
【0027】従って、本実施例では、単に排気孔部9と
減圧用排気装置10とを接続して減圧用排気装置10を作動
させるだけで吸着固定でき、測定面2の表面に多少の凹
凸があっても、前記クッション脚部7の当接面がこれに
対応して圧縮して行き、確実に本体3を吸着固定でき
る。
【0028】しかも、この吸着機構4の構成も簡易に設
計実現可能な構成であり、量産性に秀れ安価に提供でき
る。
【0029】また、本実施例では、前記本体3の底面部
に前記測定面2に当接する基準当接面部11を設け、前記
吸着機構4の作動によりこの基準当接面部11が前記測定
面2に押圧当接するように構成し、この基準当接面部11
に対して所定角度(本実施例では90度)をなすように
前記ガイド筒部5を設けると共に、この基準当接面部11
を前記ガイド筒部5の底部に配設し、この基準当接面部
11に前記測定用孔部6を設け、前記吸着機構4の作動に
より前記クッション脚部7が圧縮した際、前記基準当接
面部11が前記測定面2に押圧当接するように構成してい
る。
【0030】従って、測定面2の表面に凹凸があった
り、仮にいわゆる片持状態に吸着力が生じたり、クッシ
ョン脚部7の圧縮度合いに違いが生じたりしても、この
吸着機構4の作動による吸着力によって予め水平面とな
るように研摩加工された基準当接面部11が常に測定面2
に押圧当接することにより、しかもこの基準当接面部11
に対して所定の角度(本実施例では90度)をなすよう
にガイド筒部5を立設してあるため、減圧吸引式の吸着
機構4により吸着固定する方式を採用してもこのガイド
筒部5の角度、即ち、テストハンマー1の測定面2に対
する測定方向は一層常に特定された向きとなり(一定の
向きに保持され)、一層誤差が生じず測定精度が向上す
ることとなる。
【0031】また、本実施例では、前記基準当接面部11
の上下高さ位置を調整自在に構成して、前記クッション
脚部7の下端面と前記基準当接面部11との高さ位置の差
異を調整自在に構成している。
【0032】従って、前述のように、丁度前記吸着機構
4の作動により前記クッション脚部7が圧縮した際、前
記基準当接面部11が前記測定面2に押圧当接するような
構成となるように調整設定することが可能となる。
【0033】従って、例えばこのクッション脚部7と基
準当接面部11との差異が小さいことにより、十分な吸着
力が生じる前に前記測定面2に基準当接面部11が押圧当
接し、吸着力が不十分となったり、逆に差異が大きいた
め減圧用排気装置10の能力では基準当接面部11が測定面
2に当接するまで吸着させることができず基準測定面部
11の作用・効果が生じ得なかったり、またこの基準当接
面部11を当接させるため能力の大きな減圧用排気装置10
としなければならないなどの問題を生じることも、この
調整設定によって解決できることになる。
【0034】即ち、測定面2の表面凹凸状態によって、
これを十分に吸収すべく良好にクッション脚部7が圧縮
されるように考慮すると共に、使用する減圧用排気装置
10の能力によって十分クッション脚部7が圧縮された
上、十分な吸着力を生じた状態で基準当接面部11に測定
面2が当接するように調整設定する。
【0035】本実施例ではこの調整機構として、前記本
体3の底部に螺着嵌合部12を設け、この螺着嵌合部12に
上下方向に可動自在に螺着体13を螺合し、この螺着体13
の底面に前記基準当接面部11を形成している。
【0036】従って、本実施例においてはコンクリート
の測定面2に本体3の底面に垂設したクッション脚部7
を当接させて吸着機構4を作動させる。
【0037】即ち、排気孔部9と減圧用排気装置10とを
持続して減圧用排気装置10を作動すると、排気孔部9か
ら減圧用空間部8内の空気が排出されて減圧用空間部8
内が減圧し吸着力が生じる。この吸着力によってクッシ
ョン脚部7が圧縮されて基準当接面部11が測定面2に押
圧当接され、本体3のガイド筒部5が測定面2に対して
精度の高い位置決め状態で吸着固定され、この吸着固定
した本体3に設けたガイド筒部5にコンクリートテスト
ハンマー1を挿入嵌合し、このテストハンマー1の測定
先端部1Aをガイド筒部5の底部の測定用孔部6を介し
て測定面2の所定の測定カ所に当接する。
【0038】このガイド筒部5をガイドとして通常通り
テストハンマー1の測定先端部1Aを測定面2に押し付
けて打撃し反発硬度を測定して行く。
【0039】このようにガイド筒部5がテストハンマー
1の位置決め作用を果たし、測定面2に対して本装置を
利用して測定することにより、常に測定面2に対して一
定の向きに特定された測定となり、精度の高い測定が行
えることとなる。
【0040】しかも、常に測定面2に対して十分な吸着
力が生じた状態で基準当接面部11が密接当接し、この基
準当接面部11はガイド筒部5と直角な状態に設けられ、
この基準当接面部11に測定用孔部6を設けた構成として
いるから、一層測定面2に対して常に一定の向きで打撃
試験が行えることにより、一層精度の高い測定を行え
る。
【0041】また、本体3に測定用孔部6の位置を指標
する指標部15を設け、この指標部15により測定用孔部6
の位置を所定の測定カ所に位置するように本体3を吸着
固定できるようにしている。例えば、この指標部15とし
て本体3の外周部に指標線を二か所に形成し、この複数
の指標線の内方への延長方向交差部分に測定用孔部6が
あることを示すように構成する。従って、予め測定面2
に付けた目印を参考にしてこの指標部15を合せること
で、本体3の測定用孔部6を所定の測定カ所に合せて固
定することができる。
【0042】尚、図中符号16は螺着体,13の底部に設け
た回動用孔である。
【0043】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、コ
ンクリート表面にも容易に吸着固定でき、この吸着固定
した本体のガイド筒部にコンクリートテストハンマーを
挿嵌して使用するだけで、常に一定の向きから打撃力を
加えることができ、精度の高い測定が行え極めて実用性
に秀れたコンクリートテストハンマー用位置決め装置と
なる。
【0044】請求項2記載の発明においては、簡易な構
成で前記吸着機構を容易に実現でき、一層実用性に秀れ
たコンクリートテストハンマー用位置決め装置となる。
【0045】請求項3記載の発明においては、前記測定
用孔部の近傍に設けた前記基準当接面部を測定面に当接
し、この基準当接面部に対してガイド筒部を一定の向き
に設けた構成としたから、一層精度良く常に一定の向き
に保持してテストハンマーを使用でき、一層精度の高い
測定が行える極めて秀れたコンクリートテストハンマー
用位置決め装置となる。
【0046】請求項4記載の発明においては、前記吸着
機構により吸着させる構成として一層実用性に秀れた構
成とした上で、前記請求項3記載の発明の効果も発揮さ
れる一層秀れたコンクリートテストハンマー用位置決め
装置となる。
【0047】請求項5記載の発明においては、十分な吸
着力を生じ、クッション脚部による凹凸吸収効果も生じ
た上で、前記基準当接面部による作用・効果が確実に発
揮されるように諸条件に応じて調整可能となる極めて秀
れたコンクリートテストハンマー用位置決め装置とな
る。
【0048】請求項6記載の発明においては、前記請求
項5記載の発明が容易に実現可能な構成となり、更に実
用性に秀れたコンクリートテストハンマー用位置決め装
置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のコンクリートテストハンマー挿入前
の使用状態を示す斜視図である。
【図2】本実施例の底部側より見た斜視図である。
【図3】本実施例の正断面図である。
【図4】本実施例の使用状態の正断面図である。
【符号の説明】
1 テストハンマー 2 測定面 3 本体 4 吸着機構 5 ガイド筒部 6 測定用孔部 7 クッション脚部 8 減圧用空間部 9 排気孔部 10 減圧用排気装置 11 基準当接面部 12 螺着嵌合部 13 螺着体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートテストハンマーによってコ
    ンクリートの強度を測定する測定面に配設する本体に、
    この本体の底面部に吸着力を生じさせて本体を前記測定
    面に吸着固定し得る吸着機構を設け、この本体に前記測
    定面に対して所定角度をなし、前記テストハンマーを嵌
    合状態に挿入し得るガイド筒部を設け、このガイド筒部
    の底部に前記テストハンマーの測定先端部を前記測定面
    に当接し得る測定用孔部を設けたことを特徴とするコン
    クリートテストハンマー用位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記本体の底部に少なくとも当接下端部
    が圧縮可能なクッション脚部を垂設し、このクッション
    脚部を前記測定面に当接した際、前記本体の底面と前記
    測定面との間にこのクッション脚部により囲まれて閉塞
    された減圧用空間部が形成されるように構成し、この減
    圧用空間部に連通した排気孔部を前記本体に設け、この
    排気孔部と真空ポンプ装置や減圧用吸引装置やコンプレ
    ッサなどの減圧用排気装置と接続することで前記減圧用
    空間部内の空気を吸引排気して前記本体底面部に吸着力
    が生じるように前記吸着機構を構成したことを特徴とす
    るコンクリートテストハンマー用位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記本体の底面部に前記測定面に当接す
    る基準当接面部を設け、前記吸着機構の作動によりこの
    基準当接面部が前記測定面に押圧当接するように構成
    し、この基準当接面部に対して所定角度をなすように前
    記ガイド筒部を設けると共に、この基準当接面部を前記
    ガイド筒部の底部に配設し、この基準当接面部に前記測
    定用孔部を設けたことを特徴とする請求項1,2のいず
    れか1項に記載のコンクリートテストハンマー用位置決
    め装置。
  4. 【請求項4】 前記吸着機構の作動により前記クッショ
    ン脚部が圧縮した際、前記基準当接面部が前記測定面に
    押圧当接するように構成したことを特徴とする請求項2
    及び請求項3記載のコンクリートテストハンマー用位置
    決め装置。
  5. 【請求項5】 前記基準当接面部の上下高さ位置を調整
    自在に構成して、前記クッション脚部の下端面と前記基
    準当接面部との高さ位置の差異を調整自在に構成したこ
    とを特徴とする請求項4記載のコンクリートテストハン
    マー用位置決め装置。
  6. 【請求項6】 前記本体の底部に螺着嵌合部を設け、こ
    の螺着嵌合部に上下方向に可動自在に螺着体を螺合し、
    この螺着体の底面に前記基準当接面部を形成したことを
    特徴とする請求項5記載のコンクリートテストハンマー
    用位置決め装置。
JP17483097A 1997-06-30 1997-06-30 コンクリートテストハンマー用位置決め装置 Pending JPH1123441A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102189475B1 (ko) * 2020-08-25 2020-12-11 (사)한국건설안전협회 슈미트 해머용 앤빌
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KR102359819B1 (ko) * 2021-02-22 2022-02-08 주식회사 수성엔지니어링 슈미트 해머 수직도 유지 장치

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