JPH11234202A - 送信電力制御装置及び無線通信装置 - Google Patents

送信電力制御装置及び無線通信装置

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JPH11234202A
JPH11234202A JP4442998A JP4442998A JPH11234202A JP H11234202 A JPH11234202 A JP H11234202A JP 4442998 A JP4442998 A JP 4442998A JP 4442998 A JP4442998 A JP 4442998A JP H11234202 A JPH11234202 A JP H11234202A
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和行 宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA無線システムにおける送信電力
制御装置において、既知情報を必要とすることなくオー
プンループ制御とクローズドループ制御を組み合わせた
電力制御を実現し、また、反対回線においても同程度の
制御速度を持った送信電力制御の実現を可能にするこ
と。 【解決手段】 送信電力制御装置において、受信信号か
ら希望波受信電力を計算する手段と、上記受信電力を記
憶する手段と、過去の送信電力を記憶する手段と、受信
信号に周期的に含まれる制御信号を復調する手段と、上
記送信電力設定値を決定する手段とを有し、過去の送信
電力、希望波受信電力及び制御信号を用いて送信電力設
定値を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルセルラ
移動体通信などに用いられる送信電力制御装置及び無線
通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多元アクセス方式とは、同一の帯域で複
数の局が同時に通信を行う際の回線接続方式のことであ
る。例えば、CDMA(Code Division Multiple Ac
cess)とは、符号分割多元接続のことであり、情報信号
のスペクトルを、本来の情報帯域幅に比べて十分に広い
帯域に拡散して伝送するスペクトル拡散通信によって多
元接続を行う技術である。この技術は、スペクトル拡散
多元接続(SSMA)という場合もある。このCDMA方
式においては、拡散において拡散系列符号をそのまま情
報信号に乗じる直接拡散方式が主流である。
【0003】直接拡散CDMA方式では、複数の通信が
同一の周波数を共有するため、受信端での干渉波(他局
の通信波)と希望波との強さを同一にする問題(遠近問
題)があり、この克服がCDMAシステム実現の前提に
なる。遠近問題は、異なる位置にいる多数局からの電波
を同時に受信する基地局受信で厳しくなり、このため移
動局側では各伝送路の状態に応じた送信電力制御が必須
となっている。
【0004】送信電力制御の方法としては、移動局の受
信レベルに基づいて行うオープンループ制御と、基地局
での受信レベル情報を基地局から移動局に制御信号とし
てフィードバックして行うクローズドループ制御があ
る。
【0005】オープンループ制御における送信タイミン
グi(i=0,1,…)での移動局送信電力Tiは、基地
局の送信電力PBS及び基地局受信レベルのターゲット値
であるRtgを用いて、式(1)のように表される。な
お、式(1)中、Riは希望波受信電力を示す。
【数1】
【0006】同一の無線周波数を送信/受信に時間分割
して通信を行うTDD(Time Division Duplex)方式
をCDMAに適用したCDMA/TDD方式では、送受
信間の伝搬路特性の相関性が高いことを利用して、オー
プンループ制御によりダイナミックかつ高精度な送信電
力制御を比較的容易に実現できることが知られている。
【0007】図14は、従来のCDMA伝送においてオ
ープンループ制御を行う送信電力制御装置1の構成を示
すブロック図である。この装置においては、相関器出力
を用いて受信電力計算回路11において希望波の受信電
力の計算が行われる。ここで、受信系にAGC回路など
が備えられており、相関演算以前に受信信号のレベル調
整をしている構成の場合は、受信電力計算回路11にお
いては、相関器出力だけでなく上記調整値(AGCゲイ
ン)も用いて正しい受信電力を計算する。
【0008】相関器出力は復調回路12に入力され、受
信信号に含まれる送信電力制御用の制御信号が復調さ
れ、送信電力計算回路13に送られる。送信電力計算回
路13では、受信電力(式(1)のRi)、通信相手
(例えば基地局)の送信電力(式(1)のPBS)、及び
通信相手の希望受信レベル(式(1)のRtg)に基づい
て送信電力設定値(式(1)のTi)を求めて出力す
る。
【0009】一方、クローズドループ送信電力制御にお
ける送信電力Tiは、1つ前の制御周期における送信電
力Ti-1及び制御信号Uiを用いて式(2)のように表さ
れる。
【数2】
【0010】なお、式(2)におけるUiは、正確には
制御信号によって制御される電力変化量を意味し、一般
には送信電力を上げる/下げるの命令である制御信号に
対応して、予め設定された電力変化量(以後、制御ステ
ップという)分だけ送信電力を上げる/下げる値を示
す。以後の説明においても、上記値を意味するものとす
る。
【0011】図15は、通信方式としてTDD方式で伝
送している通信システムにおける移動局(MS)の送受
信区間、その周期(TDD周期)、その時の下り回線に
おけるMS受信パワR、受信信号に含まれる制御信号
(上り用TPC)U、及びMS送信パワTのタイミング
の1例を示す図である。
【0012】図15において、TDD周期iにおけるM
Sの送信パワTIについて、オープンループ制御では、
直前の受信区間における平均受信電力Ri、並びに既知
である基地局送信電力PBS及び基地局希望受信レベルR
tgに基づいて、式(1)により求められ、クローズドル
ープ制御では、受信された制御信号Uiを用いて式
(2)により求められる。このように、上記送信電力制
御装置を移動局に用いたCDMA/TDD伝送システム
においては、全移動局の基地局受信電力が常に一定レベ
ルになるように制御されることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の送信電力制御装置においては、式(1)から明らか
なように、オープンループ制御では、受信電力Riから
送信電力Tiを求めるためには基地局送信電力PBS及び
基地局希望受信レベルRtgが既知である必要があるとい
う問題がある。また、下り回線で送信電力制御を行うこ
とが困難であるという問題もある。
【0014】一方、クローズドループ送信電力制御にお
いては、フェージングに追従する高精度な送信電力制御
を実現するために、基地局から移動局に伝送する制御信
号の伝送速度が高くなり、周波数利用効率が低下すると
いう問題点がある。
【0015】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、CDMA無線システムにおける送信電力制御装置
において、上記RtgやPBSなどの通信相手側の情報を必
要とすることなくオープンループ制御の特長であるダイ
ナミックな送信電力制御を可能にでき、反対回線におい
ても同程度の制御速度を持った送信電力制御が実現でき
る送信電力制御装置及び無線通信装置を提供すること目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じた。請求項1記載の送信
電力制御装置に関する発明は、受信信号から求められた
希望波受信電力を記憶する受信電力記憶手段と、過去の
送信電力を記憶する送信電力記憶手段と、受信信号に含
まれる制御信号、過去の送信電力、及び希望波受信電力
から送信電力設定値を決定する送信電力設定値決定手段
と、を具備する構成を採る。
【0017】請求項12記載の送信電力制御方法に関す
る発明は、受信信号から求められた希望波受信電力を記
憶する工程と、過去の送信電力を記憶する工程と、受信
信号に含まれる制御信号、過去の送信電力、及び希望波
受信電力から送信電力設定値を決定する工程と、を具備
する構成を採る。
【0018】これらの構成によれば、通信相手側の情報
を必要とすることなくオープンループ制御の特長である
ダイナミックな送信電力制御を可能にでき、また、クロ
ーズドループ制御による補正の際においても制御信号の
累積値の記憶などを不要にすることができる。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の送
信電力制御装置において、送信電力制御ステップ幅に対
応して送信電力の値の量子化を行う量子化手段を具備す
る構成を採る。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の送信電力制御方法において、送信電力制御ステップ幅
に対応して送信電力の値の量子化を行う工程を具備する
構成を採る。
【0021】これらの構成によれば、送信電力制御の計
算回路における制御ステップを小さく設定した場合にお
いても、実際の通信装置における無線部の送信電力制御
部のステップ幅を前記制御ステップよりも大きくするこ
とができるため、高精度かつ小さなステップ幅を有する
アッテネータが不要になり、無線部の構成が簡素化され
実現を容易にすることができる。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の送信電力制御装置において、希望波受信電力
の変化量に対して、制御信号による制御量を相対的に小
さくする構成を採る。
【0023】請求項14記載の発明は、請求項12又は
請求項13記載の送信電力制御方法において、希望波受
信電力の変化量に対して、制御信号による制御量を相対
的に小さくする構成を採る。
【0024】これらの構成によれば、制御信号の受信エ
ラーにより送信電力制御を誤った場合の補正誤りを小さ
くし、またオープンループ制御によるフェージング変動
の補正制御と、クローズドループ制御によるSIR制御及
び制御誤差などの補正とに役割を分担して高精度な制御
を行うことができる。
【0025】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の送信電力制御装置において、送
信電力の変化量に許容値が設定される構成を採る。
【0026】請求項15記載の発明は、請求項12乃至
請求項14のいずれかに記載の送信電力制御方法におい
て、送信電力の変化量に許容値が設定される構成を採
る。
【0027】これらの構成によれば、送信電力制御を誤
った場合の影響を小さくすることができる。特に、早い
フェージング変動の補正の際に、オープンループ制御の
制御誤りによって、過度の電力で送信し他局へ大きな干
渉を与えることを防止することができる。
【0028】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれかに記載の送信電力制御装置において、送
信電力設定値決定手段が、反対側回線の送信電力制御用
に送信された制御信号を用いて送信電力設定値を決定す
る構成を採る。
【0029】この構成によれば、反対回線においても同
程度の制御速度を持った送信電力制御を導入することが
できる。
【0030】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
送信電力制御装置は、請求項6記載の発明のように移動
局装置に適用することができ、請求項7記載の発明のよ
うに基地局装置に適用することができる。
【0031】請求項8記載の無線通信システムに関する
発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の送信
電力制御装置を備えた第1の無線通信装置と、受信信号
から希望波受信電力又はSIRを測定し、その測定結果
に基づいて制御信号を送出する送信電力制御用測定装置
を備えた第2の無線通信装置と、を具備する構成を採
る。
【0032】請求項16記載の無線通信方法に関する発
明は、第1の無線通信装置において請求項1乃至請求項
4のいずれかに記載の送信電力制御方法を行う工程と、
第2の無線通信装置において受信信号から希望波受信電
力又はSIRを測定し、その測定結果に基づいて制御信
号を送出する工程と、を具備する構成を採る。
【0033】これらの構成によれば、第1の無線通信装
置は、第2の無線通信装置の送信電力や希望受信レベル
などの情報を必要とすることなくオープンループ制御の
特長であるダイナミックな送信電力制御を可能にでき、
また、クローズドループ制御による補正の際においても
制御信号の累積値の記憶を不要にすることができる。
【0034】請求項9記載の発明は、請求項8記載の無
線通信システムにおいて、送信電力制御用測定装置が、
受信信号の復調結果から回線品質を測定する回線品質測
定手段と、回線品質の測定結果に基づいて受信電力やS
IRなどの目標値を変更する変更手段とを含む構成を採
る。
【0035】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の無線通信方法において、制御信号を送出する工程が、
受信信号の復調結果から回線品を測定する工程と、回線
品質の測定結果に基づいて受信電力やSIRなどの目標
値を変更する工程とを含む構成を採る。
【0036】これらの構成によれば、伝送システムの使
用環境の変化によって、当初設定されていた受信電力又
はSIRなどの目標値では、システムで維持したい通信
品質よりも劣化、又は過剰品質になってしまう場合にお
いても、適応的に上記目標値を変更できるため、常に安
定した回線品質を提供することができる。
【0037】請求項10記載の無線通信システムに関す
る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の送
信電力制御装置、並びに受信信号から希望波受信電力又
はSIRを測定し、その測定結果に基づいて制御信号を
送出する送信電力制御用測定装置を備えた第1の無線通
信装置と、受信信号に含まれる制御信号を用いて送信電
力設定値を決定する送信電力制御装置、並びに受信信号
から希望波受信電力又はSIRを測定し、その測定結果
に基づいて制御信号を送出する送信電力制御用測定装置
を備えた第2の無線通信装置と、を具備する構成を採
る。
【0038】請求項18記載の無線通信方法に関する発
明は、第1の無線通信装置において請求項1乃至請求項
4のいずれかに記載の送信電力制御方法を行い、受信信
号から希望波受信電力又はSIRを測定し、その測定結
果に基づいて制御信号を送出する工程と、第2の無線通
信装置において受信信号に含まれる制御信号を用いて送
信電力設定値を決定し、受信信号から希望波受信電力又
はSIRを測定し、その測定結果に基づいて制御信号を
送出する工程と、を具備する構成を採る。
【0039】これらの構成によれば、第1の無線通信装
置は、第2の無線通信装置の送信電力や希望受信レベル
などの情報を必要とすることなくオープンループ制御の
特長であるダイナミックな送信電力制御を可能にでき、
また、クローズドループ制御による補正の際においても
制御信号の累積値の記憶を不要にすることができる。更
に、第2の無線通信装置においても、第1の無線通信装
置と同程度の制御速度を持った送信電力制御を可能にす
ることができる。
【0040】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の無線通信システムにおいて、第1及び第2の無線通信
装置における送信電力制御用測定装置が、受信信号の復
調結果から回線品質を測定する回線品質測定手段と、回
線品質の測定結果に基づいて受信電力やSIRなどの目
標値を変更する変更手段とを含む構成を採る。
【0041】請求項19記載の発明は、請求項18記載
の無線通信方法において、第1及び第2の無線通信装置
における制御信号を送出する工程が、受信信号の復調結
果から回線品質を測定する工程と、回線品質の測定結果
に基づいて受信電力やSIRなどの目標値を変更する工
程とを含む構成を採る。
【0042】これらの構成によれば、伝送システムの使
用環境の変化によって、当初設定されていた受信電力又
はSIRなどの目標値では、システムで維持したい通信
品質よりも劣化する、又は過剰品質になってしまう場合
においても、適応的に上記目標値を変更できるため、常
に安定した回線品質を提供することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明者らは、送信電力制御装置
において、受信パワの情報は、上り下りの交信で相手方
から伝えられる必要がないことに着目し、一つ前の交信
の受信パワを記憶しておき、その情報を用いて実際の交
信の受信パワとの差から送信電力を算出することによ
り、受信基地局送信電力PBS及び基地局希望受信レベル
tgを用いることなく正確に送信電力を制御することが
できることを見出し、本発明をするに至った。
【0044】すなわち、本発明の骨子は、送信側に備え
られる送信電力制御装置において、受信信号から希望波
受信電力を計算する手段と、受信電力を記憶する手段
と、過去の送信電力を記憶する手段と、受信信号に含ま
れる制御信号を復調する手段と、上記送信電力設定値を
決定する手段とを有し、過去の送信電力、希望波受信電
力及び制御信号を用いて、送信電力設定値を決定するこ
とである。
【0045】また、上記送信電力制御装置において、上
記手段に加えて、反対側回線において行われる送信電力
制御用に送信される制御信号を記憶する手段を有し、こ
の制御信号も用いて送信電力設定値を決定することであ
る。
【0046】また、受信側に備えられる送信電力制御用
測定装置において、受信信号から希望波受信電力又はS
IRを計算する手段と、目標値と比較する手段と、制御
信号を出力する手段とを有し、送信電力制御によって伝
送された受信信号から希望波の平均受信電力又はSIR
などの測定を行い、目標値との誤差を検出し、その結果
に基づいて制御信号を送出することである。
【0047】ここで、上り回線においてオープンループ
送信電力制御を行うと同時に、下り回線においてもクロ
ーズドループ送信電力制御を行う(基地局送信電力PBS
を変化させる)ことを考えると、下り回線の制御速度
(周期及び制御量)が、上り回線を補正する制御信号U
iの制御速度に対して十分に緩やかである(制御周期が
長い又は制御量が小さい)ことが必要になる。
【0048】これは、PBSの変化により生じる基地局受
信電力の誤差をUiにより補正する際に、PBSの高速制
御を行うと、基地局から移動局に伝送する制御信号Ui
の伝送速度が高くなり、周波数利用効率が低下するとい
う問題が生じるためである。
【0049】なお、下り回線の送信電力制御は、上り回
線のような遠近問題への対策よりも、システム内の各移
動局の通信品質を一定に保つことを目的として行われる
ことが多く、移動局での受信レベル又は受信SIR情報
に基づいて移動局から基地局に制御信号をフィードバッ
クして行うクローズドループ制御が一般的である。よっ
て、上り回線においてオープンループ送信電力制御を行
う場合には、下り回線においては上り回線と同程度の制
御速度を持った送信電力制御を導入することは困難であ
る。
【0050】また、オープンループ送信電力制御装置に
おいては、移動局の制御誤差に伴って基地局受信電力が
各移動局ごとにばらついてしまうという問題点がある。
原因として、AGC回路による受信電力測定や、PA回
路による設定値に対する実際の送信電力などが、温度特
性によって誤差を持つことなどが挙げられる。また、ク
ローズドループ制御のように、移動局の送信電力をトラ
ヒック変動に応じて必要最小限の値に適応的に制御する
ことが不可能である。
【0051】このため、本発明者らは、クローズドルー
プ制御を組み合わせる際に、式(3)のように周期的に
受信される制御信号Uiを用いて補正する方法を考案し
た。なお、この内容もここに含めておく。
【数3】
【0052】これにより、クローズドループ制御のよう
にトラヒック変動に応じて移動局の送信電力を適応的に
制御することも可能になる。
【0053】すなわち、本発明者らは、上述した課題を
解決すると共に、上り回線においてオープンループ送信
電力制御を行うと同時に、下り回線においてもクローズ
ドループ送信電力制御を行う際に考えられる問題をも解
決した。
【0054】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施形態1に係る送
信電力制御装置の構成を示すブロック図である。送信電
力制御装置100は、希望波の受信電力を計算する受信
電力計算回路101と、計算された受信電力を記憶する
受信電力記憶回路102と、相関器出力を復調する復調
回路103と、記憶した受信電力と送信された制御信号
とにより送信電力を計算する送信電力計算回路104
と、計算された送信電力を記憶する送信電力記憶回路1
05とを含む。
【0055】上記構成を有する送信電力制御装置100
においては、相関器出力を用いて受信電力計算回路10
1において希望波の受信電力の計算が行われ、計算され
た受信電力が受信電力記憶回路102に記憶される。な
お、受信系にAGC回路などが備えられており、相関演
算以前に受信信号のレベル調整をしている構成の場合
は、受信電力計算回路101においては、相関器出力だ
けでなく上記調整値(AGCゲイン)も用いて正しい受
信電力を計算することになる。
【0056】また、相関器出力は、復調回路103に入
力され、そこで制御信号が復調される。送信電力計算回
路104では、送信電力記憶回路105に記憶された過
去の送信電力と、受信電力記憶回路101に記憶された
希望波受信電力と、制御信号とを用いて、送信電力を計
算し、送信電力設定値を出力する。
【0057】例えば、送信電力Tiは式(4)により計
算される。式(4)は、式(3)の周期iにおける送信
電力Tiと周期i−1における送信電力Ti-1(式
(3)’)の差分(3)−(3)’より求めることがで
きる。式(4)において(Ri-1−Ri)は制御周期間に
おける受信電力変動を示し、伝搬路の状態の変化(主に
フェージング変動)を意味する。
【数4】
【0058】通信方式としてTDD方式で伝送している
通信システムにおける移動局(MS)の送受信区間とそ
の周期(TDD周期)と、その時の下り回線におけるM
S受信パワR、受信信号に含まれる制御信号(上り用T
PC)U及びMS送信パワTのタイミングの1例は、従
来例で示した図15と同一である。図15において、直
前のTDD周期i−1における送信電力Ti-1及び平均
受信電力Ri-1、直前の平均受信電力Ri、並びに直前に
受信された制御信号Uiに基づいて、式(4)よりTD
D周期iにおけるMSの送信電力Tiが求まる。
【0059】以上のように本実施の形態によれば、通信
相手側の情報を必要とすることなくオープンループ制御
の特長であるダイナミックな送信電力制御を可能にでき
る。また、本実施の形態によれば、クローズドループ制
御による補正の際に、制御信号の累積値の記憶を不要に
することもできる。
【0060】(実施の形態2)図2は、本発明に係る送
信電力制御装置を備えた無線通信装置の構成を示すブロ
ック図である。この無線通信装置は、図1に示す送信電
力制御装置に制御信号記憶回路207を追加した送信電
力制御装置200と、相関器出力を受け、送信電力制御
のために測定を行い、その結果を制御信号記憶回路20
7に制御信号としてを送る送信電力制御用測定回路20
6と、を備える。
【0061】上記構成を有する無線通信装置において
は、相関器出力を用いて受信電力計算回路201におい
て希望波受信電力の計算が行われ、その結果が受信電力
記憶回路202に記憶される。なお、受信系にAGC回
路などが備えられ、相関演算以前に受信信号のレベル調
整をしている構成の場合は、受信電力計算回路201に
おいては、相関器出力だけでなく上記調整値(AGCゲ
イン)も用いて正しい受信電力を計算することになる。
【0062】また、相関器出力は復調回路203に入力
され、そこで制御信号が復調される。ここで、反対側回
線においても、送信電力制御が行われ、かつクローズド
ループ制御が適用されている場合、相関器出力は送信電
力制御用測定回路206に入力され、受信電力やSIR
などの測定が行われ、その結果を基に制御信号が出力さ
れる。本実施の形態では、その制御信号が制御信号記憶
回路207に記憶される。送信電力計算回路204で
は、送信電力記憶回路205に記憶された過去の送信電
力と、受信電力記憶回路202に記憶された希望波受信
電力と、受信信号に含まれる制御信号及び送信信号に含
まれる制御信号とを用いて、送信電力を計算し、送信電
力設定値を出力する。
【0063】通信方式としてTDD方式で伝送している
通信システムにおける移動局(MS)の送受信区間、そ
の周期(TDD周期)、その時の下り回線におけるMS
受信パワR、受信信号に含まれる制御信号(上り用TP
C)U、MSで行うSIR測定区間、その結果に基づい
て決定され送信される制御信号(下り用TPC)D、並
びにMS送信パワTのタイミングの1例を図3に示す。
【0064】図3において、下り回線には、上り回線と
同一の制御周期を持ったクローズドループ制御による送
信電力制御が適応されていることが分かる。また、送信
電力Tiの計算例を式(5)に示す。
【0065】図3において、直前のTDD周期i-1にお
ける送信電力Ti-1と、平均受信電力Ri-1と、下り用T
PC信号Di-1と、TDD周期iにおける直前の平均受
信電力Riと、上り用TPC信号Uiに基づいて、式
(5)よりTDD周期iにおけるMSの送信電力Ti
求まる。式(5)は、1つ前の周期i−1において相手
側の送信電力制御装置に対して要求した制御信号Di-1
を記憶しておき、その命令によって相手側の送信電力が
変化した分を補正できるようにしたものである。なお、
上記例では、制御信号を受信してから実行されるまでの
遅延はなく、次の送信区間で直ちに実行されるものとし
ている。
【数5】
【0066】以上のように本実施の形態によれば、反対
回線においても同程度の制御速度を持った送信電力制御
を導入しても、高精度な送信電力制御を行うことができ
る。
【0067】(実施の形態3)図4は、本発明に係る送
信電力制御装置を備えた無線通信装置の構成を示すブロ
ック図である。図4に示す無線通信装置は、図2に示す
無線通信装置に送信電力量子化回路405を追加し、無
線部の送信電力制御ステップに対応した量子化を行った
上で送信電力設定値を決定するようにしたものである。
【0068】この構成を有する無線通信装置において、
送信電力制御装置400の送信電力計算回路404によ
り送信電力が計算されるまでの動作は、実施の形態2と
同一の動作である。すなわち、相関器出力を用いて受信
電力計算回路401において希望波受信電力の計算が行
われ、その結果が受信電力記憶回路402に記憶され
る。なお、受信系にAGC回路などが備えられ、相関演
算以前に受信信号のレベル調整をしている構成の場合
は、受信電力計算回路401においては、相関器出力だ
けでなく上記調整値(AGCゲイン)も用いて正しい受
信電力を計算する。
【0069】また、相関器出力は復調回路403に入力
され、制御信号が復調される。ここで、反対側回線にお
いても、送信電力制御が行われ、かつクローズドループ
制御が適用されている場合、相関器出力は送信電力制御
用測定回路407に入力され、受信電力やSIRなどの
測定が行われ、その結果に基づいて制御信号が出力され
る。その制御信号が制御信号記憶回路408に記憶され
る。
【0070】送信電力計算回路404では、送信電力記
憶回路406に記憶された過去の送信電力と、受信電力
記憶回路402に記憶された希望波受信電力と、受信信
号に含まれる制御信号及び送信信号に含まれる制御信号
とを用いて、送信電力を計算する。上記計算結果は送信
電力量子化回路404に入力される。送信電力量子化回
路405では、無線部の送信電力制御部の制御ステップ
が入力されており、送信電力を制御ステップに量子化し
て送信電力設定値を出力する。
【0071】例えば、式(5)による計算を行う送信電
力計算回路において、受信電力記憶回路402に記憶さ
れた受信電力が1dBステップであり、また制御信号U
i,Di-1の制御ステップが0.25dBと極めて小さく
設定されている場合には、0.25dBのステップ幅で
無線部を制御することは極めて困難であり、高精度かつ
小さなステップ幅を有するアッテネータが必要になるた
めハードウェア構成を複雑にする。これに対して、無線
部の制御ステップを1dBとして送信電力量子化回路4
05に入力し、送信電力設定値を1dB単位に量子化し
て出力することにより、制御信号Ui,Di-1の制御ステ
ップを極めて小さく設定した送信電力制御を行いつつ、
無線部の構成を簡素化することができる。
【0072】このように本実施の形態によれば、送信電
力制御の計算回路における制御ステップを小さく設定し
た場合においても、実際の通信装置における無線部の送
信電力制御部のステップ幅を前記制御ステップよりも大
きくすることができるため、高精度かつ小さなステップ
幅を有するアッテネータが不要になり、無線部の構成が
簡素化され実現を容易にすることができる。
【0073】また、上記実施形態において、制御周期間
の希望波受信電力の変化量に対して、同一周期間の受信
信号に含まれる制御信号による制御量を相対的に小さく
することにより、高精度の制御を行うことができる。例
えば、制御周期間の希望波受信電力の変化量│RI−R
i-1│が5dB程度の場合に、制御信号による制御量を
0.25dBに設定する。
【0074】このように設定することにより、式(4)
又は(5)から、フェージング変動に追従した制御はオ
ープンループ制御で行い、SIR制御又は制御誤差の補
正などの上記フェージング変動に比べて変化速度の遅い
制御をクローズドループ制御で行うようにする。すなわ
ち、フェージング変動やSIR制御又は制御誤差の補正
などの制御項目に応じた制御をそれぞれ行う。その結
果、制御信号の受信エラーにより送信電力制御を誤った
場合の影響を小さくすることができ、より高精度な制御
を行うことができる。
【0075】(実施の形態4)図5は、本発明に係る送
信電力制御装置を備えた無線通信装置の構成を示すブロ
ック図である。図5に示す無線通信装置は、図2に示す
無線通信装置の送信電力制御装置に制御周期毎の送信電
力の変化量に許容値を設け、許容値の範囲内でのみ制御
を行うとしたものである。
【0076】この構成を有する無線通信装置において、
送信電力制御装置500の送信電力計算回路504によ
り送信電力が計算されるまでは、第2の実施形態と同一
の動作である。すなわち、相関器出力を用いて受信電力
計算回路501において希望波受信電力の計算が行わ
れ、その結果が受信電力記憶回路502に記憶される。
なお、受信系にAGC回路などが備えられ、相関演算以
前に受信信号のレベル調整をしている構成の場合は、受
信電力計算回路501への入力は、相関器出力だけでな
く上記調整値(AGCゲイン)も用いて正しい受信電力
を計算する。
【0077】また、相関器出力は復調回路503に入力
され、制御信号が復調される。ここで、反対側回線にお
いても、送信電力制御が行われ、かつクローズドループ
制御が適用されている場合、相関器出力は送信電力制御
用測定回路506に入力され、受信電力やSIRなどの
測定が行われ、その結果に基づいて制御信号が出力され
る。その制御信号が制御信号記憶回路507に記憶され
る。
【0078】送信電力計算回路504では、送信電力記
憶回路505に記憶された過去の送信電力と、受信電力
記憶回路502に記憶された希望波受信電力と、受信信
号に含まれる制御信号及び送信信号に含まれる制御信号
とを用いて、送信電力設定値を計算する。このとき、送
信電力計算回路504には、許容値が入力され、制御周
期単位での送信電力の変化量に許容値(制限)が与えら
れる。
【0079】例えば、式(5)より求まる送信電力Ti
と前回の周期での送信電力Ti-1との差の絶対値(=変
化量)が5dB(│Ti−Ti-1│=5dB,Ti
i-1)に対して、許容値が3dBである場合には、Ti
=Ti-1+3dBとし、設定値を出力する。また、その
時の値を送信電力回路505に記憶する。
【0080】なお、許容値は正負同一である必要はな
い。例えば、他局に対して大きな干渉を与える可能のあ
る送信電力を上げる方向には、厳しい制限を設定するこ
とも考えられる。
【0081】また、図6に示す無線通信装置は、図5に
示す無線通信装置に実施の形態3において示す送信電力
量子化回路を追加したものである。図6において、送信
電力制御装置600の送信電力計算回路604により送
信電力が計算されるまでは、図5と同一の動作である。
送信電力計算回路604には、許容値が入力され、制御
周期単位での送信電力の変化量を制限した値が出力され
る。送信電力量子化回路605では、無線部の送信電力
制御部の制御ステップが入力されており、上記出力を制
御ステップに量子化して送信電力設定値を出力する。な
お、図6中、601〜603、606〜608は、それ
ぞれ受信電力計算回路、受信電力記憶回路、復調回路、
送信電力記憶回路、送信電力制御用測定回路、制御信号
記憶回路である。
【0082】このように本実施の形態によれば、送信電
力制御を誤った場合の影響を小さくすることができる。
特に、早いフェージング変動の際に、オープンループ制
御の制御誤りによって、過度の電力で送信し他局へ大き
な干渉を与えることを防止することができる。
【0083】ここで、実施の形態2〜4における無線通
信装置に含まれる送信電力制御用測定装置について説明
する。図7は、送信電力制御用測定装置の構成を示すブ
ロック図である。この例の送信電力制御用測定装置は、
SIR(希望波対干渉波電力比)を計算し、SIRを目標
値として比較により誤差を検出し、これに基づいて制御
制御信号を送出するものである。すなわち、相関器出力
又は復調回路出力を用いて希望波電力計算回路701に
おいて希望波受信電力の計算が周期的に行われる。ま
た,干渉波電力も同様に相関器出力又は復調回路出力を
用いて干渉波電力計算回路702において干渉波受信電
力の計算が周期的に行われる。
【0084】なお、希望波と干渉波を求める周期は同一
である必要はない。また、SIRを求める際の希望波電
力及び干渉波電力は、必ずしも相関器出力から求める必
要はなく、RAKE合成後の電力を用いて計算すること
も考えられる。上記2つの受信電力に基づいて、SIR
演算回路703で求められたSIRは比較回路704に
おいてSIR目標値と比較される。そして,求めた制御
誤差をもとに制御信号判定回路705において制御信号
が決定され出力される。
【0085】図8は、図7に示す送信電力制御用測定装
置において、回線品質の目標値との誤差を検出し、その
結果に基づいて受信電力やSIRなどの目標値を変更す
る補正回路を追加した場合の補正回路の構成を示すブロ
ック図である。図8において、復号データ(図9におけ
る復号データと一致)を入力として、誤り検出回路80
1で誤り検出が行われ、誤り検出ビットが出力される。
回線品質測定回路802で測定されたフレーム誤り率な
どの回線品質に基づいて、比較回路803において所要
回線品質と比較され、SIR目標値判定回路804にお
いて現在設定されているSIR目標値が適当かどうか判
定され、また更新する際の新たな目標値が計算され出力
される。
【0086】このように、無線通信装置において送信電
力制御用測定装置を備えることにより、伝送システムの
使用環境の変化によって、当初設定されていた受信電力
又はSIRなどの目標値では、システムで維持したい通
信品質よりも劣り、又は過剰品質になってしまう場合に
おいても、適応的に上記目標値を変更できるため、常に
安定した回線品質を提供することができる。
【0087】なお、上記実施の形態2〜4で説明した無
線通信装置及び実施の形態1で説明した送信電力制御装
置は、無線通信システムにおける移動局装置及び基地局
装置のいずれにも適用することができる。
【0088】(実施の形態5)本実施の形態では、実施
の形態1の送信電力制御装置を備えた無線通信装置と、
実施の形態4の送信電力制御用測定装置を備えた無線通
信装置とを有するCDMA無線通信システムについて説
明する。
【0089】図9は、実施の形態4で説明した図7に示
す送信電力制御用測定装置を有する無線通信装置(基地
局)の構成を示すブロック図である。この無線通信装置
は、信号の送受信を行うアンテナ901と、送受信を切
替えるスイッチ(SW)又はデュプレクサ902と、相
関演算以前に受信信号のレベル調整を行うAGC回路9
03と、受信信号の相関演算を行う相関回路904と、
受信信号を復調する復調回路905と、相関出力、AG
Cゲイン及びSIR目標値から受信レベルを測定し制御
信号を生成する測定装置906と、データのフレーム構
成を行うMUX907と、送信データに対して拡散処理
を行う908と、送信信号を増幅するPA回路909と
を備える。
【0090】図10は、実施の形態1の送信電力制御装
置を備えた無線通信装置(移動局)の構成を示すブロッ
ク図である。この無線通信装置は、信号の送受信を行う
アンテナ1001と、送受信を切替えるスイッチ(S
W)1002と、相関演算以前に受信信号のレベル調整
を行うAGC回路1003と、受信信号の相関演算を行
う相関回路1004と、受信信号を復調する復調回路1
005と、相関出力、AGCゲイン及び送信された制御
信号から送信電力制御を行い、その制御信号を生成する
送信電力制御装置1006と、送信データに対して拡散
処理を行う1007と、送信信号を増幅するPA回路1
008とを備える。
【0091】上記構成を有する無線通信システムにおい
て、基地局側では、アンテナ901からの受信信号はス
イッチ又はデュプレクサ902を通ってAGC回路90
3に入り、受信信号が一定レベルになるようにレベル調
整され、相関回路904に出力される。AGC回路90
3で調整された利得はAGCゲインとして出力される。
【0092】相関回路904において拡散符号で相関演
算して得られた相関出力は、復調回路905において検
波や誤り訂正などの復調処理が行われた後、復号データ
としてが出力される。送信電力制御用測定装置906で
は、相関出力とAGCゲインからSIRを計算し、目標
値を用いて上記図7で示す処理により求めた制御信号を
出力する。制御信号は、送信データとともにMUX回路
907においてフレーム組立処理され、その後拡散回路
908で拡散符号により拡散処理され、PA回路909
を通ってアンテナ901から送信される。
【0093】一方、移動局側では、アンテナ1001か
らの受信信号はスイッチ1002を通ってAGC回路1
003に入り、受信信号が一定レベルになるようにレベ
ル調整されて相関回路1004に出力される。AGC回
路1003で調整された利得はAGCゲインとして出力
される。
【0094】相関回路1004において拡散符号で相関
演算して得られた相関出力は、復調回路1005におい
て検波や誤り訂正などの復調処理が行われ、その後復号
データとして出力される。また、このとき制御信号が出
力される。
【0095】送信電力制御装置1006は、相関出力と
AGCゲインを用いて、受信電力を計算した上で、実施
の形態1における処理により求めた送信電力設定値をP
A回路に出力する。送信データは、拡散回路1007で
拡散符号により拡散され、PA回路1008により設定
された電力でアンテナ1001から送信される。
【0096】このとき、送信電力制御装置は、実施の形
態3及び4で説明した送信電力制御ステップによる量子
化を行うようにしたり、許容値による変化幅の制限を設
けても良い。すなわち、図11に示すように、送信電力
制御装置に送信電力制御ステップや許容値を入力するよ
うに構成しても良い。図11において、送信電力制御装
置1106の動作は実施の形態3及び4における動作と
同一であり、また、その他の構成、アンテナ1101、
スイッチ1102、AGC回路1103、相関回路11
04、復調回路1105、拡散回路1107、及びPA
回路1108の動作は上記図10に示す無線通信装置に
おける動作と全て同一である。
【0097】このように本実施の形態によれば、CDM
A無線通信システムにおいて、一方の無線通信装置(移
動局)は周期的に受信される制御信号及び希望波受信電
力を用いて、他方の通信装置(基地局)の情報を必要と
することなくオープンループ制御の特長であるダイナミ
ックな送信電力制御を可能にできる。また、このシステ
ムにおいては、クローズドループ制御による補正におい
ても、制御信号の累積値の記憶などを不要にすることが
できる。
【0098】(実施の形態6)本実施の形態では、受信
信号に含まれる制御信号を用いて送信電力設定値を決定
する送信電力制御装置及び図7に示す送信電力制御用測
定装置を有する無線通信装置と、図6に示す送信電力制
御装置及び図7に示す送信電力制御用測定装置を備えた
無線通信装置とを有するCDMA無線通信システムにつ
いて説明する。
【0099】図12は、図7に示す送信電力制御用測定
装置を有する無線通信装置(基地局)の構成を示すブロ
ック図である。この無線通信装置は、信号の送受信を行
うアンテナ1201と、送受信を切替えるスイッチ(S
W)又はデュプレクサ1202と、相関演算以前に受信
信号のレベル調整を行うAGC回路1203と、受信信
号の相関演算を行う相関回路1204と、受信信号を復
調する復調回路1205と、送信データからの制御信号
により送信電力を制御し、送信電力設定値を出力する送
信電力制御装置1206と、相関出力、AGCゲイン及
びSIR目標値から受信レベルを測定し制御信号を生成
する測定装置1207と、データのフレーム構成を行う
MUX1208と、送信データに対して拡散処理を行う
1209と、送信電力制御装置1206からの送信電力
設定値に基づいて送信信号を増幅するPA回路1210
とを備える。
【0100】図13は、図6に示す送信電力制御装置及
び図7に示す送信電力制御用測定装置を備えた無線通信
装置(移動局)の構成を示すブロック図である。この無
線通信装置は、信号の送受信を行うアンテナ1301
と、送受信を切替えるスイッチ(SW)1302と、相
関演算以前に受信信号のレベル調整を行うAGC回路1
303と、受信信号の相関演算を行う相関回路1304
と、受信信号を復調する復調回路1305と、相関出
力、AGCゲイン及び送信された制御信号から送信電力
制御を行い、その制御信号を生成する送信電力制御装置
1306と、相関出力、AGCゲイン及びSIR目標値
により受信レベルを測定する測定装置1307と、デー
タのフレーム構成を行うMUX1308と、送信データ
に対して拡散処理を行う1309と、送信電力制御装置
1306からの送信電力設定値に基づいて送信信号を増
幅するPA回路1310とを備える。
【0101】上記構成を有する無線通信システムにおい
て、基地局側では、アンテナ1201からの受信信号は
スイッチ1202を通ってAGC回路1203に入り、
受信信号が一定レベルになるようにレベル調整され、相
関回路1204に出力される。AGC回路1203で調
整された利得はAGCゲインとして出力される。相関回
路1204において拡散符号で相関演算した相関出力
は、復調回路1205において検波や誤り訂正などの復
調処理が行われ、その後復号データとして出力される。
また、このとき制御信号が出力される。
【0102】送信電力制御装置1206は、制御信号を
用いて式(2)で示すクローズドループ制御により送信
電力設定値が計算され、その結果がPA回路1210に
出力される。一方、送信電力制御用測定装置1207で
は、相関出力及びAGCゲインからSIRを計算し、S
IR目標値を用いて、上記図7で示す処理により求めた
制御信号を出力する。
【0103】送信データは、上記制御信号とともにMU
X回路1208でフレーム組立処理が行われた後に、拡
散回路1209において拡散符号により拡散され、PA
回路1210において設定された電力に増幅され、アン
テナ1201から送信される。
【0104】一方、移動局側では、アンテナ1301か
らの受信信号はスイッチ1302を通ってAGC回路1
303に入り、受信信号が一定レベルになるようにレベ
ル調整され、相関回路1304に出力される。AGC回
路1303で調整された利得はAGCゲインとして出力
される。相関回路1304において拡散符号で相関演算
した相関出力は、復調回路1305において検波や誤り
訂正などの復調処理が行われ、その後復号データが出力
される。また、このとき制御信号が出力される。
【0105】送信電力制御装置1306は、相関出力及
びAGCゲインを用いて受信電力を計算する。一方、送
信電力制御用測定装置1307では、相関出力及びAG
CゲインからSIRを計算し、目標値を用いて、上記図
7に示す処理により求めた制御信号を出力する。
【0106】送信電力制御装置1306では、上記受信
電力、送信電力制御ステップ、許容値、並びに2つの制
御信号などを用いて図6に示す処理により送信電力設定
値を求め、PA回路1310に出力する。送信データ
は、制御信号とともにMUX回路1308でフレーム組
立処理が行われた後に、拡散回路1309において拡散
符号により拡散され、PA回路1310により設定され
た電力でアンテナ1301から送信される。
【0107】このように本実施の形態によれば、一方の
通信装置は、他方の通信装置の送信電力や希望受信レベ
ルなどの情報を必要とすることなくオープンループ制御
の特長であるダイナミックな送信電力制御を可能にで
き、また、クローズドループ制御による補正の際におい
ても制御信号の累積値の記憶を不要にすることができ
る。更に、他方の通信装置においても、一方の通信装置
と同程度の制御速度を持った送信電力制御を可能にする
ことができる。
【0108】上記実施形態においては、特定の構成を移
動局装置及び基地局装置に適用した場合について説明し
ているが、本発明においては、上記実施の形態の構成を
適宜選択して移動局装置又は基地局装置に適用しても良
い。
【0109】
【発明の効果】以上のように本発明の送信電力制御装置
及び無線通信装置は、通信相手側の送信電力や希望受信
レベルなどの情報を必要とすることなくオープンループ
制御の特長であるダイナミックな送信電力制御を可能に
できる。また、クローズドループ制御を組み合わせて補
正する際においても、制御信号の累積値の記憶を不要に
することができる。更に、反対回線においても同程度の
制御速度を持った送信電力制御が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御装置
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の構
成を示すブロック図
【図3】上記実施の形態2における制御信号の送受信、
SIR測定などの一例を示すタイミング図
【図4】本発明の実施の形態3に係る無線通信装置の構
成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態4に係る無線通信装置の構
成を示すブロック図
【図6】上記実施の形態4に係る無線通信装置の構成の
他の例を示すブロック図
【図7】実施の形態2〜4における無線通信装置に含ま
れる送信電力制御用測定装置の構成を示すブロック図
【図8】上記実施の形態2〜4における送信電力制御用
測定装置の補正回路の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態5に係る無線通信システム
に使用する無線通信装置の構成を示すブロック図
【図10】上記実施の形態5に係る無線通信システムに
使用する無線通信装置の構成を示すブロック図
【図11】上記実施の形態5に係る無線通信システムに
使用する無線通信装置の他の例の構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態6に係る無線通信システ
ムに使用する無線通信装置の構成を示すブロック図
【図13】上記実施の形態6に係る無線通信システムに
使用する無線通信装置の構成を示すブロック図
【図14】従来の送信電力制御装置の構成を示すブロッ
ク図
【図15】従来の制御信号の受信、MS送信パワなどの
一例を示すタイミング図
【符号の説明】
100 送信電力制御装置 101 受信電力計算回路 102 受信電力記憶回路 103 復調回路 104 送信電力計算回路 105 送信電力記憶回路 206 送信電力制御用測定装置 207 制御信号記憶回路 405 送信電力量子化回路 606 送信電力記憶回路 901 アンテナ 902 スイッチ 903 AGC回路 904 相関回路 905 復調回路 907 MUX回路 908 拡散回路 909 PA回路

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号から求められた希望波受信電力
    を記憶する受信電力記憶手段と、過去の送信電力を記憶
    する送信電力記憶手段と、受信信号に含まれる制御信
    号、過去の送信電力、及び希望波受信電力から送信電力
    設定値を決定する送信電力設定値決定手段と、を具備す
    ることを特徴とする送信電力制御装置。
  2. 【請求項2】 送信電力制御ステップ幅に対応して送信
    電力の値の量子化を行う量子化手段を具備することを特
    徴とする請求項1記載の送信電力制御装置。
  3. 【請求項3】 希望波受信電力の変化量に対して、制御
    信号による制御量を相対的に小さくすることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の送信電力制御装置。
  4. 【請求項4】 送信電力の変化量に許容値が設定される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の送信電力制御装置。
  5. 【請求項5】 送信電力設定値決定手段は、反対側回線
    の送信電力制御用に送信された制御信号を用いて送信電
    力設定値を決定することを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の送信電力制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の送信電力制御装置を備えたことを特徴とする移動局装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の送信電力制御装置を備えたことを特徴とする基地局装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の送信電力制御装置を備えた第1の無線通信装置と、受
    信信号から希望波受信電力又はSIRを測定し、その測
    定結果に基づいて制御信号を送出する送信電力制御用測
    定装置を備えた第2の無線通信装置と、を具備すること
    を特徴とする無線通信システム。
  9. 【請求項9】 送信電力制御用測定装置は、受信信号の
    復調結果から回線品質を測定する回線品質測定手段と、
    回線品質の測定結果に基づいて受信電力やSIRなどの
    目標値を変更する変更手段とを含むことを特徴とする請
    求項8記載の無線通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の送信電力制御装置、並びに受信信号から希望波受信
    電力又はSIRを測定し、その測定結果に基づいて制御
    信号を送出する送信電力制御用測定装置を備えた第1の
    無線通信装置と、受信信号に含まれる制御信号を用いて
    送信電力設定値を決定する送信電力制御装置、並びに受
    信信号から希望波受信電力又はSIRを測定し、その測
    定結果に基づいて制御信号を送出する送信電力制御用測
    定装置を備えた第2の無線通信装置と、を具備すること
    を特徴とする無線通信システム。
  11. 【請求項11】 第1及び第2の無線通信装置における
    送信電力制御用測定装置は、受信信号の復調結果から回
    線品質を測定する回線品質測定手段と、回線品質の測定
    結果に基づいて受信電力やSIRなどの目標値を変更す
    る変更手段とを含むことを特徴とする請求項10記載の
    無線通信システム。
  12. 【請求項12】 受信信号から求められた希望波受信電
    力を記憶する工程と、過去の送信電力を記憶する工程
    と、受信信号に含まれる制御信号、過去の送信電力、及
    び希望波受信電力から送信電力設定値を決定する工程
    と、を具備することを特徴とする送信電力制御方法。
  13. 【請求項13】 送信電力制御ステップ幅に対応して送
    信電力の値の量子化を行う工程を具備することを特徴と
    する請求項12記載の送信電力制御方法。
  14. 【請求項14】 希望波受信電力の変化量に対して、制
    御信号による制御量を相対的に小さくすることを特徴と
    する請求項12又は請求項13記載の送信電力制御方
    法。
  15. 【請求項15】 送信電力の変化量に許容値が設定され
    ることを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれ
    かに記載の送信電力制御方法。
  16. 【請求項16】 第1の無線通信装置において請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載の送信電力制御方法を行
    う工程と、第2の無線通信装置において受信信号から希
    望波受信電力又はSIRを測定し、その測定結果に基づ
    いて制御信号を送出する工程と、を具備することを特徴
    とする無線通信方法。
  17. 【請求項17】 制御信号を送出する工程は、受信信号
    の復調結果から回線品質を測定する工程と、回線品質の
    測定結果に基づいて受信電力やSIRなどの目標値を変
    更する工程とを含むことを特徴とする請求項16記載の
    無線通信方法。
  18. 【請求項18】 第1の無線通信装置において請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載の送信電力制御方法を行
    い、受信信号から希望波受信電力又はSIRを測定し、
    その測定結果に基づいて制御信号を送出する工程と、第
    2の無線通信装置において受信信号に含まれる制御信号
    を用いて送信電力設定値を決定し、受信信号から希望波
    受信電力又はSIRを測定し、その測定結果に基づいて
    制御信号を送出する工程と、を具備することを特徴とす
    る無線通信方法。
  19. 【請求項19】 第1及び第2の無線通信装置における
    制御信号を送出する工程は、受信信号の復調結果から回
    線品質を測定する工程と、回線品質の測定結果に基づい
    て受信電力やSIRなどの目標値を変更する工程とを含
    むことを特徴とする請求項18記載の無線通信方法。
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