JPH11261480A - 送信電力制御方法及び送受信装置 - Google Patents

送信電力制御方法及び送受信装置

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JPH11261480A
JPH11261480A JP7831598A JP7831598A JPH11261480A JP H11261480 A JPH11261480 A JP H11261480A JP 7831598 A JP7831598 A JP 7831598A JP 7831598 A JP7831598 A JP 7831598A JP H11261480 A JPH11261480 A JP H11261480A
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signal
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充 上杉
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトハンドオーバー時に過剰な送信電
力で送信を行うことなく、効率よく受信局の受信品質を
保ちシステムの総送信電力を削減し、システムの容量の
改善すること。 【解決手段】 受信信号に混合された送信電力制御信号
をRAKE合成器123、134で抽出し、積分器11
9、130及び増幅器116、127により第1の送信
電力制御を行う。同時に、受信した信号の受信品質をS
IR測定器122、133により推定し、その結果に応
じてオフセット調整器135、136により増幅器11
6、127のオフセット値を調整して第2の送信電力制
御を行う。これにより、ハンドオーバー時に、通信相手
との距離が遠い場合には送信電力を低減し、過剰な送信
電力で送信されることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA通信の送
信電力制御方法及び送受信装置に関し、特に、ソフトハ
ンドオーバーを行う際に、移動元の基地局および移動先
の基地局の送信電力をより最適に制御する送信電力制御
方法及び送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンドオーバー制御を行う送受信
装置は、以下のように構成されている。図6は、従来の
移動局側の送受信装置と、基地局A、基地局B側の送受
信装置との概略をそれぞれ示すブロック図である。
【0003】移動局側の送受信装置Mは、移動局フレー
ム構成器601と、移動局拡散器602と、移動局変調
器603と、移動局増幅器604と、移動局Duplexer6
05と、移動局アンテナ606と、移動局積分器607
と、移動局復調器608と、移動局逆拡散器609と、
移動局RAKE合成器610と、移動局SIR測定器611
と、移動局論理積演算器612と、から構成される。
【0004】また、基地局Aを構成する送受信装置は、
基地局Aフレーム構成器613と、基地局A拡散器61
4と、基地局A変調器615と、基地局A増幅器616
と、基地局A_Duplexer617と、基地局Aアンテナ6
18と、基地局A積分器619と、基地局A復調器62
0と、基地局A逆拡散器621と、基地局A_SIR測定器
622と、基地局A_RAKE合成器623とから構成され
る。
【0005】同様に、基地局Bを構成する送受信装置
は、基地局Bフレーム構成器624と、基地局B拡散器
625と、基地局B変調器626と、基地局B増幅器6
27と、基地局B_Duplexer628と、基地局Bアンテ
ナ629と、基地局B積分器630、基地局B復調器6
31と、基地局B逆拡散器632と、基地局B_SIR測定
器633と、基地局B_RAKE合成器634と、から構成
される。
【0006】以上のように構成された送受信装置による
通信でのハンドオーバーの様子を図7乃至図10に沿っ
て説明する。図7はハンドオーバーの様子を示す説明
図、図8は送信電力制御を行わない場合の移動局受信電
力を示す図、図9は送信電力制御を行う場合の基地局送
信電力を示す図、図10は従来の送受信装置により送信
電力制御を行う場合の移動局受信電力の説明図、であ
る。
【0007】図7に示すように、移動局Mが基地局Aの
電波が届く範囲である基地局Aエリアから、基地局Bの
電波が届く範囲である基地局Bエリアの方へ移動する場
合に、ハンドオーバーが必要となる。このとき、移動局
Mは基地局Aとの通信を基地局Bとの通信に切り替えな
ければならないが、CDMA通信などでは隣り合ったエ
リアでも同一の周波数が使用できるため、ハンドオーバ
ーを切れ目がないようにソフトに行ういわゆるソフトハ
ンドオーバーが可能である。
【0008】図8に示すように、移動局Mが、送信電力
制御を行わない基地局Aから送信した信号を移動局で受
信した受信パワーR1(NPC_RA)と、送信電力制御を行わ
ない基地局Bから送信した信号を移動局で受信した受信
パワーR2(NPC_RB)とを、送信電力制御を行わない移動
局で受信して合成することにより、受信パワーR3(NPC
_RC)が得られる。このような処理により、両基地局から
最も離れた境界の地点でも、移動局での合成受信パワー
R3(NPC_RC)を所望品質レベル以上に確保することがで
きる。
【0009】ところが、上記2つの基地局は下り送信電
力制御を行っていないので、移動局Mが基地局Aや基地
局Bに近い場合には、合成受信パワーR3(NPC_RC)は、
図8の左右の端の部分に示すように、ハンドオーバーの
開始部分と終了部分とが所望品質を上回る過剰品質とな
る。この過剰品質の状態は、他のユーザの通信に対する
干渉の原因となるとともに、システムの容量を抑圧する
原因となる。
【0010】そこで、基地局での下り送信電力制御が必
要となる。すなわち、移動局Mから基地局Aおよび基地
局Bに対して送信電力制御信号を送信し、これに基づい
て、基地局Aでの送信パワーT1(CPC_TA)、基地局Bで
の送信パワーT2(CPC_TB)を、図9に示すように送信電
力制御する。
【0011】このような送信電力制御を行うことによ
り、基地局Aで送信した信号の移動局Mでの受信パワー
R1’(CPC_RA)と基地局Bで送信した信号の移動局Mで
の受信パワーR2’(CPC_RB)は、各々図10に示すレベ
ルになり、これを合成することにより従来の送信電力制
御を行う場合の移動局での合成後の受信パワーR3’(C
PC_RC)を、所望品質と一致させることができるため、過
剰送信電力を抑圧でき、システム容量の改善を図ること
ができる。
【0012】このように、移動局Mが基地局Aから基地
局Bへソフトハンドオーバーする際の、下り送信電力制
御を行う従来のCDMA送受信装置の動作を、図6を参
照して説明する。
【0013】上り信号に関しては、移動局Mが、TX_DATA
_U1を送信する。移動局Mは、送信信号TX_DATA_U1をフ
レーム構成器601により誤り訂正符号化を行うととも
に、パイロットシンボルと下り信号の品質を推定するSI
R測定器611の結果をもとに決定した下り信号用の送
信電力制御信号TPC_DM挿入を行う。更に、拡散器602
で拡散し、変調器603で変調してから増幅器604で
増幅し、Duplexer605を介してアンテナ606から送
信する。その際、増幅器604の増幅率は積分器607
の出力で制御する。
【0014】一方、基地局Aは、アンテナ618で受信
した信号をDuplexer617を介して復調器620で復調
し、逆拡散器621とRAKE合成器623を介して受信信
号RX_DATA_UAを得る。このとき、RAKE合成器623の結
果を用いてSIR測定器622により、上り信号の受信品
質を推定し、推定結果TPC_UBAをもとに上り信号の送信
電力制御信号を決定して、フレーム構成器613で下り
信号TX_DATA_Dに誤り訂正符号化を行った信号に対し
て、パイロット信号挿入とともに信電力制御を行う。こ
の信号を拡散器614で拡散し、変調器615で変調し
て、増幅器616で増幅してDuplexer617を介してア
ンテナ618から送信する。その際の増幅率は、RAKE合
成器623で抽出したTPC_DBAを積分器619で積分し
た値で決定する。尚、この時に用いるTPC_DBAは移動局
が上り信号に挿入したTPC_DMを復調したものである。基
地局Aの下り送信電力制御は、以上のようにして行われ
る。
【0015】同様に、基地局Bでは、アンテナ629で
受信した信号をDuplexer628を介して復調器631で
復調し、逆拡散器632とRAKE合成器634を介して信
号RX_DATA_UBを得る。このとき、RAKE合成器634の結
果を用いてSIR測定器633で上り信号の受信品質を推
定し、その推定結果TPC_UBBをもとに上り信号の送信電
力制御信号を決定して、フレーム構成器624で下り信
号TX_DATA_Dに誤り訂正符号化を行った信号に対して、
パイロット信号挿入とともに信電力制御を行う。TX_DAT
A_Dは、基地局AのTX_DATA_Dと同一である。この信号を
拡散器625で拡散し、変調器626で変調して、増幅
器627で増幅してDuplexer628を介してアンテナ6
29から送信する。増幅率は、RAKE合成器634で抽出
したTPC_DBBを積分器630で積分した値で決定する。T
PC_DBBは移動局が上り信号に挿入したTPC_DMを復調した
ものである。 基地局Bの下り送信電力制御は、以上の
ようにして行われる。
【0016】復調誤りがなければ、TPC_DBAとTPC_DBBと
は同一であるため、下り信号の増幅率は、基地局Aと基
地局Bとでは同一であり、同一の増減の制御が施され
る。ただし、増幅率の初期値は必ずしも同じでないの
で、増幅率の絶対値は必ずしも同一ではない。
【0017】移動局Mでは、アンテナ606で受信した
信号をDuplexer605を介して復調器608で復調し、
逆拡散器609とRAKE合成器610にてRX_DATA_Dが得
られる。また、RAKE合成器610の結果を用いてSIR測
定器611により下り受信信号の品質を推定し、これに
基づいてTPC_DMを決定する。このようにして下り送信電
力制御が行われる。RAKE合成器610の結果からは、下
り信号に挿入した上り送信電力制御信号を抽出する。TP
C_UMAは基地局Aが挿入したTPC_UBAを取り出したもので
あり、TPC_UMBは基地局Bが挿入したTPC_UBBを取り出し
たものである。
【0018】信号TPC_UBAとTPC_UBBとは互いに異なる値
であるが、移動局では論理積計算器612で、TPC_UMA
とTPC_UMBの両方が送信電力を上げる制御であった場合
のみ上り信号の送信電力を上げるように、その他の場合
は上り信号の送信電力を下げるように、積分器607へ
の入力信号TPC_UMを決定する。これによって、ソフトハ
ンドオーバー時でも上り信号が過剰な送信電力にならな
いような、上述の送信電力制御を行うことができる。
【0019】以上のように、従来の送受信装置でも、ソ
フトハンドオーバー時においても、上り信号に対しても
下り信号に対しても送信電力制御を行うことができ、過
剰の送信電力を抑圧でき、システムの容量の改善を図る
ことができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の送受信装置では、移動局Mは、ハンドオーバー元の
基地局Aに対してもハンドオーバー先の基地局Bに対し
ても、下り信号に関して同じ送信電力制御を行うように
なっている。ハンドオーバー開始時とハンドオーバー終
了時とは、基地局Aと基地局Bそれぞれからの受信信号
の移動局Mでの合成結果への寄与度は異なるにも関わら
ず、基地局Aと基地局Bとは双方とも大きな送信パワー
で送信を行わなければならないため、他ユーザへの干渉
が大きく、容量を抑圧する原因となるという課題があっ
た。
【0021】本発明は、上記課題を解決するために為さ
れたものであり、ソフトハンドオーバー時に過剰な送信
電力で送信を行うことなく、効率よく受信局の受信品質
を保ちシステムの総送信電力を削減し、システムの容量
の改善を行うことができる送信電力制御方法及び送受信
装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の構成を採る。
【0023】請求項1記載の送信電力制御方法の発明
は、受信信号中に混合された送信電力制御信号に応じて
第1の送信電力制御を行うとともに、基地局と移動局間
の距離が遠い場合には送信電力を低減する第2の送信電
力制御を行うようにした。
【0024】この構成により、通信相手との距離が遠い
場合には送信電力を低減するため、過剰な送信電力で送
信を行うことなく、効率よく受信局の受信品質を保つと
ともにシステムの総送信電力を削減し、システムの容量
の改善を行うことができる。
【0025】この場合、第2の送信電力制御における距
離の推定は、請求項2記載の発明のように、受信信号の
受信品質を推定することにより行うようにしてもよい
し、請求項3記載の発明のように、受信信号の受信電力
を測定することにより行うようにしてもよいし、また、
請求項4記載の発明のように、受信信号の受信タイミン
グと送信信号の送信タイミングとの時間差を測定するこ
とにより行うようにしてもよい。
【0026】また、請求項5記載のハンドオーバー制御
方法の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
の送信電力制御方法をハンドオーバー時に使用すること
により、ハンドオーバー時の送信電力の総量を抑圧する
ようにした。
【0027】これにより、移動局がセル間を移動する場
合に、移動元と移動先との双方の基地局における送信電
力の総送信電力を削減し、システムの容量の改善を行う
ことができる。
【0028】請求項6記載の送受信装置の発明は、受信
信号中に混合された送信電力制御信号に応じて移動局と
基地局間の送信電力制御を行う第1の送信電力制御手段
と、受信信号の受信品質を推定する受信品質推定手段
と、前記推定した受信品質が低い場合には前記通信相手
に対する送信電力を低減する送信電力制御を行う第2の
送信電力制御手段と、を具備する構成とした。
【0029】請求項7記載の送受信装置の発明は、受信
信号中に混合された送信電力制御信号に応じて移動局と
基地局間の送信電力制御を行う第1の送信電力制御手段
と、受信信号の受信電力を測定する受信電力測定手段
と、前記測定した受信電力が低い場合には前記通信相手
に対する送信電力を低減する送信電力制御を行う第2の
送信電力制御手段と、を具備する構成とした。
【0030】請求項8記載の送受信装置の発明は、受信
信号中に混合された送信電力制御信号に応じて移動局と
基地局間の送信電力制御を行う第1の送信電力制御手段
と、受信信号の受信タイミングと送信信号の送信タイミ
ングとの時間差を測定する時間差測定手段と、測定した
前記時間差が大きい場合には前記通信相手に対する送信
電力を低減する送信電力制御を行う第2の送信電力制御
手段と、を具備する構成とした。
【0031】これらの構成により、通信相手との距離が
遠い場合には送信電力を低減するため、過剰な送信電力
で送信を行うことなく、効率よく受信局の受信品質を保
ちシステムの総送信電力を削減し、システムの容量の改
善を行うことができる。
【0032】請求項9記載の送受信装置の発明は、前記
第1の送信電力制御手段と第2の送信電力制御手段とに
よる送信電力制御を単一の増幅器により行うとともに、
前記第2の送信電力制御手段による送信電力の低減を前
記増幅器のオフセット値の調整により行うようにした。
【0033】この構成により、第1の送信電力制御手段
を変更することなく第2の送信電力制御手段による送信
電力制御を行うことができ、しかも2種類の送信電力制
御を反映させた制御を容易に実現することができる。
【0034】請求項10記載の基地局装置の発明は、請
求項6乃至請求項9のいずれかに記載の送受信装置によ
りハンドオーバー実行時の送信電力制御を行う構成とし
た。
【0035】このように、移動元と移動先との双方の基
地局がハンドオーバー実行時に、上記送信電力制御を実
行するることで、送信電力の総送信電力を削減し、シス
テムの容量の改善を行うことができる。
【0036】請求項11記載の移動局装置の発明は、ハ
ンドオーバー実行時に、移動元である請求項10記載の
基地局と移動先となる請求項10記載の基地局とから受
信した送信電力制御信号の双方が、送信電力を上げる指
示を含む場合にのみ、送信電力を増大するようにした。
【0037】この構成により、ソフトハンドオーバー開
始時と終了時付近で、双方の基地局からの距離が異なる
場合に、より遠い基地局の送信電力制御信号に従って送
信パワーを上げるという事態を回避でき、より遠い基地
局の送信電力制御が支配的になり過剰な送信パワーで基
地局への送信を行うことがなくなるため、効率よく受信
局の受信品質を保つとともにシステムの総送信電力を削
減し、システムの容量の改善を行うことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の実
施の形態1に係る送受信装置について、図面を参照して
説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る送受信
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0039】移動局側の送受信装置Mは、移動局フレー
ム構成器101と、移動局拡散器102と、移動局変調
器103と、移動局増幅器104と、移動局Duplexer1
05と、移動局アンテナ101と、移動局積分器107
と、移動局復調器108と、移動局逆拡散器109と、
移動局RAKE合成器110と、移動局SIR測定器111
と、移動局論理積演算器112と、から構成される。
【0040】また、基地局Aを構成する送受信装置は、
基地局Aフレーム構成器113と、基地局A拡散器11
4と、基地局A変調器115と、基地局A増幅器111
と、基地局A_Duplexer117と、基地局Aアンテナ1
18と、基地局A積分器119と、基地局A復調器12
0と、基地局A逆拡散器121と、基地局A_SIR測定器
122と、基地局A_RAKE合成器123とから構成され
る。
【0041】同様に、基地局Bを構成する送受信装置
は、基地局Bフレーム構成器124と、基地局B拡散器
125と、基地局B変調器121と、基地局B増幅器1
27と、基地局B_Duplexer128と、基地局Bアンテ
ナ129と、基地局B積分器130、基地局B復調器1
31と、基地局B逆拡散器132と、基地局B_SIR測定
器133と、基地局B_RAKE合成器134と、から構成
される。
【0042】以上の基本構成は、従来装置と同様である
が、本発明の送受信装置は、更に、基地局A側にオフセ
ット調整器135を、基地局B側にオフセット調整器1
36を、それぞれ設ける構成とした。オフセット調整器
135、136は、増幅器116、127の増幅率のオ
フセット値を調整する機能を有する。実施の形態1で
は、オフセット調整器135、136は、RAKE合成器1
23、134からの出力を積分器119、130で積分
した値と、SIR測定器122、133で推定した上り信
号の品質と、を加味して増幅率の制御を行う。
【0043】以上の送受信装置により、ハンドオーバー
を行う場合の送信電力制御処理について、図2、図3を
参照して、具体的に説明する。図2は、本発明の実施の
形態1の説明図(基地局送信電力)、図3は、本発明の実
施の形態1の移動局Mの受信電力レベルを示す図、であ
る。尚、実施の形態1においても、移動局Mが基地局A
から基地局Bへソフトハンドオーバーする際の制御につ
いて説明する。
【0044】移動局Mは、上り信号TX_DATA_U1を送信す
る。まずフレーム構成器101で誤り訂正符号化および
パイロットシンボルと下り信号の品質を推定するSIR測
定器111の結果をもとに決定した下り信号用の送信電
力制御信号TPC_DM挿入を行い、拡散器102で拡散し、
変調器103で変調してから増幅器104で増幅してDu
plexer105を介してアンテナ106から送信する。そ
の際、増幅器104の増幅率は積分器107の出力で制
御する。
【0045】基地局Aでは、アンテナ118で受信した
信号をDuplexer117を介して復調器120で復調し、
逆拡散器121とRAKE合成器123にてRX_DATA_UAが得
られる。このとき、RAKE合成器123の結果を用いてSI
R測定器122で上り信号の受信品質を推定し、推定結
果TPC_UBAをもとに上り信号の送信電力制御信号を決定
して、フレーム構成器113で下り信号TX_DATA_Dに誤
り訂正符号化を行ったものに対して、パイロット信号と
ともに挿入する。これを拡散器114で拡散し、変調器
115で変調して、増幅器116で増幅してDuplexer1
17を介してアンテナ118から送信する。この増幅器
116の増幅率は、オフセット調整器135、RAKE合成
器134で抽出したTPC_DBAを積分器119で積分した
値に対して、さらにSIR測定器122で推定した上り信
号の品質でも制御する。
【0046】具体的には、上り信号の品質が良くない場
合は、移動局が基地局Aから遠いと判断して、オフセッ
ト調整器135で付加するオフセット値を下げて、送信
パワーを低減する。逆に、上り信号の品質がよい場合
は、移動局が基地局Aに近いと判断して、オフセット値
を増加する。
【0047】オフセット調整に使用するSIR測定値は、
瞬時変動には追随させないようにある程度平均化を行
い、瞬時変動に対する制御はTPC_DBAによる積分器29の
結果を用いるとより効果が大きい。TPC_DBAは、移動局
が上り信号に挿入したTPC_DMを復調したものである。こ
れにより、基地局Aの下り送信電力制御が実現できる。
一方、基地局Bではアンテナ129で受信した信号をDu
plexer128を介して復調器131で復調し、逆拡散器
132とRAKE合成器134にてRX_DATA_UBが得られる。
このとき、RAKE合成器134の結果を用いてSIR測定器
133で上り信号の受信品質を推定し、推定結果TPC_UB
Bをもとに上り信号の送信電力制御信号を決定して、フ
レーム構成器124で下り信号TX_DATA_Dに誤り訂正符
号化を行ったものに対して、パイロット信号とともに挿
入する。TX_DATA_Dは基地局AのTX_DATA_Dと同一であ
る。この信号を拡散器125で拡散し、変調器126で
変調し、増幅器126で増幅し、Duplexer128を介し
てアンテナ129から送信する。この場合の増幅率も、
RAKE合成器134で抽出したTPC_DBBを積分器130で
積分した値に対して、さらにSIR測定器133で推定し
た上り信号の品質により制御する。
【0048】上り信号の品質が良くない場合は、移動局
が基地局Bから遠いと判断して、オフセット調整器13
6で付加するオフセット値を下げて送信パワーを低減
し、逆に品質がよい場合は、移動局Mが基地局Bに近い
と判断してオフセット値を増加する。
【0049】オフセット調整に使用するSIR測定値は、
瞬時変動には追随させないようにある程度平均化を行
い、瞬時変動に対する制御はTPC_DBBによる積分器13
0の結果を用いるとより効果が大きい。TPC_DBBは、移
動局が上り信号に挿入したTPC_DMを復調したものであ
る。これにより、基地局Bの下り送信電力制御が実現で
きる。復調誤りがなければ、TPC_DBAとTPC_DBBは同一で
あるため、積分器119と積分器130との出力は本来
的には同一であるものの、オフセット調整器135及び
136の上記制御により、下り信号の増幅率は基地局A
と基地局BSでは独立に制御が行われる。
【0050】オフセット調整器135、136は、積分
器119、130の出力に対して、上り信号のSIR測定
器122、133の測定結果そのもの、あるいはそれを
テーブルなどで変換して最適化したものを加えるという
構成である。これにより積分器119、130の結果の
みによる制御では実現できなかった、基地局個別の距離
による電力制御を併用することができる。また、SIR測
定の結果およびそれを変換したものを加える代わりにこ
れを乗じても良い。さらに、上記以外にも積分器11
9、130の出力に対してSIRに基づく線形および非線
形なあらゆる処理が可能である。使用するSIR測定結果
は、短区間変動には影響されないようにある程度の時間
に渡って平均化したものを使用すると良い。SIR測定結
果の変換テーブルは、シミュレーションなどで求めた、
最もシステムの総送信電力が下げられるような最適な変
換関数を用いることとする。
【0051】移動局Mでは、上記送信電力制御された信
号をアンテナ106で受信し、Duplexer105を介して
復調器108で復調し、逆拡散器109とRAKE合成器1
10にてRX_DATA_Dが得られる。また、RAKE合成器11
0の結果を用いてSIR測定器111で下り受信信号の品
質を推定し、これに基づいてTPC_DMを決定する。これに
より下り送信電力制御が行われる。
【0052】更に移動局Mでは、RAKE合成器110の結
果からは、下り信号に挿入した、上り送信電力制御信号
を抽出する。TPC_UMAは基地局Aが挿入したTPC_UBAを取
り出したもので、TPC_UMBは基地局Bが挿入したTPC_UBB
を取り出したものである。
【0053】これらは互いに異なる値であるが、移動局
Mでは、論理積計算器112で、TPC_UMAとTPC_UMBの両
方が送信電力を上げる制御であった場合のみ、上り信号
の送信電力を上げるように送信電力制御を行う。その他
の場合には、上り信号の送信電力を下げるようにTPC_UM
を決定する。これによって、ソフトハンドオーバー時で
も、上り信号が過剰な送信電力にならないようにするこ
とができる。
【0054】以上のように、オフセット調整器135、
136によって、基地局毎に上り信号の受信品質をもと
に下り送信電力制御を行うことができるため、最も効果
的な送信電力での送信が可能となり、システムの総送信
電力を低減することができるため、システムの容量およ
び伝送品質を改善することができる。
【0055】図2において、T1(CPC_TA)、T2(CPC_T
B)は、それぞれ上述の従来方法で送信電力制御を行った
場合の各基地局での送信パワーであるが、T1(CPC_TA)
の右側やT2(CPC_TB)の左側は、大きなパワーで送信し
たにも関わらず移動局で合成した場合の寄与度が少な
い。
【0056】そこで、基地局A、基地局Bで上述のよう
な送信電力制御を行い、T1”(PPC_TA)やT2”(PPC_T
A)のように、移動局からの送信電力制御のみならず基地
局から移動局への電波のパワーの減衰をも下り送信電力
制御に反映させる。
【0057】図3に示すように、このような送信電力制
御により、基地局A、基地局Bでは図2のように総送信
電力を削減しているにもかかわらず、移動局Mの受信パ
ワーR1”、R2”の合成後の受信パワーR3”(PPC_R
C)を、従来の送信電力制御を行う場合の移動局での合成
後の受信パワーR3’(CPC_RC)と同じく、常に所望品質
にすることができる。
【0058】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形態
2に係る送受信装置について、図面を参照して説明す
る。図4は、本発明の実施の形態2に係る送受信装置の
概略構成を示すブロック図である。
【0059】実施の形態2に係る送受信装置の構成は、
基本的には、実施の形態1に示した送受信装置と同様で
あり、同一構成要素は同一の番号を付している。実施の
形態1との相違点は、基地局Aに受信電力測定器401
を、基地局Bに受信電力測定器402をぞれぞれ設けた
点である。実施の形態2では、これら受信電力測定器4
01、基地局Bに受信電力測定器402により、RAK
E合成器123、134で抽出した信号の受信電力を測
定し、その結果によりオフセット調整器135、136
のオフセット値のレベル調整を行うようにした。
【0060】移動局Mと、基地局A、基地局Bとの送受
信動作は、実施の形態1と同様である。相違点は、受信
電力測定器401、402により、オフセット調整器1
35、136のオフセット値のレベル調整を行うように
した点にある。つまり、下り送信信号TX_DATA_Dの増幅
率は、RAKE合成器123、134で抽出したTPC_DBAを
積分器119、130で積分した値に対して、さらに受
信電力測定器401、402で測定した上り信号の受信
電力によっても制御される。
【0061】具体的には、上り信号の受信電力が小さい
場合は、移動局Mが基地局Aから遠いと判断できるの
で、オフセット調整器135、136で付加するオフセ
ット値を下げて送信パワーを低減し、逆に、受信電力が
大きい場合は、移動局Mが基地局Aに近いと判断してオ
フセット値を増加し送信パワーを上げるようにする。
【0062】オフセット調整に使用する受信電力測定値
は、瞬時変動には追随させないようにある程度平均化を
行い、瞬時変動に対する制御はTPC_DBAによる積分器1
19、130の結果を用いるとより効果が大きい。この
TPC_DBAは移動局Mが上り信号に挿入したTPC_DMを復調
したものである。
【0063】このように、オフセット調整器135、1
36による制御に、受信電力測定器401、402によ
って測定した受信電力を加味したオフセット値制御を行
うことにより、より精度の高い下り送信電力制御を行う
ことができるため、最も効果的な送信電力での送信が可
能となり、システムの総送信電力を低減することができ
るため、システムの容量および伝送品質を改善すること
ができる。
【0064】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形態
3に係る送受信装置について、図面を参照して説明す
る。図5は、本発明の実施の形態2に係る送受信装置の
概略構成を示すブロック図である。
【0065】実施の形態3に係る送受信装置の構成は、
基本的には、実施の形態1に示した送受信装置と同様で
あり、同一構成要素は同一の番号を付している。実施の
形態1との相違点は、基地局Aに時間差測定器501
を、基地局Bに時間差測定器502をぞれぞれ設けた点
である。実施の形態3では、これら時間差測定器50
1、502により、RAKE合成器123、134で抽
出した信号の受信電力を測定し、その結果によりオフセ
ット調整器135、136のオフセット値のレベル調整
を行うようにした。
【0066】移動局Mと、基地局A、基地局Bとの送受
信動作は、実施の形態1と同様である。相違点は、時間
差測定器501、502により、オフセット調整器13
5、136のオフセット値のレベル調整を行うようにし
た点にある。つまり、下り送信信号TX_DATA_Dの増幅率
は、RAKE合成器123、134で抽出したTPC_DBAを積
分器119、130で積分した値に対して、さらに時間
差測定器501、502で測定した上り信号の受信電力
を加味して制御される。
【0067】具体的には、増幅率は、RAKE合成器12
3、134で抽出したTPC_DBAを積分器119、130
で積分した値に対して、さらに時間差測定器501、5
02で測定した、下り信号の送信タイミングと上り信号
の受信タイミングとの時間差でも制御する。
【0068】時間差が大きい場合は、移動局Mが基地局
Aから遠いと判断できるので、オフセット調整器13
5、136で付加するオフセット値を下げて送信パワー
を低減し、逆に、時間差が小さい場合は、移動局Mが基
地局Aに近いと判断してオフセット値を増加して送信パ
ワーを増加する。この場合も、オフセット調整に使用す
る時間差測定値は、瞬時変動には追随させないようにあ
る程度平均化を行い、瞬時変動に対する制御はTPC_DBA
による積分器119、130の結果を用いるとより効果
が大きい。
【0069】このように、オフセット調整器135、1
36による制御に、時間差測定器501、502によっ
て測定した送受信信号の時間差を加味したオフセット値
制御を行うことにより、より精度の高い下り送信電力制
御を行うことができるため、最も効果的な送信電力での
送信が可能となり、システムの総送信電力を低減するこ
とができるため、システムの容量および伝送品質を改善
することができる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、ソフトハンドオーバー
時に過剰な送信電力で送信を行うことなく、効率よく受
信局の受信品質を保ちシステムの総送信電力を削減し、
システムの容量の改善を行うことができる送信電力制御
方法及び送受信装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の送受信装置の概略ブロ
ック図
【図2】実施の形態1の基地局送信電力の説明図
【図3】実施の形態1の移動局受信電力の説明図
【図4】本発明の実施の形態2の送受信装置の概略ブロ
ック図
【図5】本発明の実施の形態3の送受信装置の概略ブロ
ック図
【図6】従来例の送受信装置の概略ブロック図
【図7】送受信装置のハンドオーバーの様子を示す図
【図8】従来例の送受信装置の送信電力制御を行わない
場合の移動局受信電力の説明図
【図9】従来例の送受信装置の送信電力制御を行う場合
の基地局送信電力の説明図
【図10】従来の送受信装置の送信電力制御を行う場合
の移動局受信電力の説明図
【符号の説明】 116 基地局A増幅器 119 基地局A積分器 122 基地局A_SIR測定器 123 基地局A_RAKE合成器 127 基地局B増幅器 130 基地局B積分器 133 基地局B_SIR測定器 134 基地局B_RAKE合成器 135 基地局Aオフセット調整器 136 基地局Bオフセット調整器 401 基地局A受信電力測定器 402 基地局B受信電力測定器 501 基地局A時間差測定器 502 基地局B時間差測定器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号中に混合された送信電力制御信
    号に応じて第1の送信電力制御を行うとともに、基地局
    と移動局間の距離が遠い場合には送信電力を低減する第
    2の送信電力制御を行うことを特徴とする送信電力制御
    方法。
  2. 【請求項2】 第2の送信電力制御における距離の推定
    を、受信した前記上り信号又は下り信号の受信品質を推
    定することにより行い、その推定受信品質が低い場合に
    は通信相手に対する送信電力を低減することを特徴とす
    る請求項1記載の送信電力制御方法。
  3. 【請求項3】 第2の送信電力制御における距離の推定
    を、受信した前記上り信号又は下り信号の受信電力を測
    定することにより行い、その測定受信電力が低い場合に
    は通信相手に対する送信電力を低減することを特徴とす
    る請求項1記載の送信電力制御方法。
  4. 【請求項4】 第2の送信電力制御における距離の推定
    を、受信信号の受信タイミングと送信信号の送信タイミ
    ングとの時間差を測定することにより行い、その測定時
    間差が大きい場合には通信相手に対する送信電力を低減
    することを特徴とする請求項1記載の送信電力制御方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の送信電力制御方法をハンドオーバー時に使用すること
    により、ハンドオーバー時の送信電力の総量を抑圧する
    ことを特徴とするとするハンドオーバー制御方法。
  6. 【請求項6】 受信信号中に混合された送信電力制御信
    号に応じて移動局と基地局間の送信電力制御を行う第1
    の送信電力制御手段と、受信信号の受信品質を推定する
    受信品質推定手段と、前記推定した受信品質が低い場合
    には前記通信相手に対する送信電力を低減する送信電力
    制御を行う第2の送信電力制御手段と、を具備すること
    を特徴とする送受信装置。
  7. 【請求項7】 受信信号中に混合された送信電力制御信
    号に応じて移動局と基地局間の送信電力制御を行う第1
    の送信電力制御手段と、受信信号の受信電力を測定する
    受信電力測定手段と、前記測定した受信電力が低い場合
    には前記通信相手に対する送信電力を低減する送信電力
    制御を行う第2の送信電力制御手段と、を具備すること
    を特徴とする送受信装置。
  8. 【請求項8】 受信信号中に混合された送信電力制御信
    号に応じて移動局と基地局間の送信電力制御を行う第1
    の送信電力制御手段と、受信信号の受信タイミングと送
    信信号の送信タイミングとの時間差を測定する時間差測
    定手段と、測定した前記時間差が大きい場合には前記通
    信相手に対する送信電力を低減する送信電力制御を行う
    第2の送信電力制御手段と、を具備することを特徴とす
    る送受信装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の送信電力制御手段と第2の送
    信電力制御手段とによる送信電力制御を単一の増幅器に
    より行うとともに、前記第2の送信電力制御手段による
    送信電力の低減を前記増幅器のオフセット値の調整によ
    り行うことを特徴とする請求項6乃至請求項8記載の送
    受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至請求項9のいずれかに記
    載の送受信装置によりハンドオーバー実行時の送信電力
    制御を行うことを特徴とする基地局装置。
  11. 【請求項11】 ハンドオーバー実行時に、移動元であ
    る請求項10記載の基地局と移動先となる請求項10記
    載の基地局とから受信した送信電力制御信号の双方が、
    送信電力を上げる指示を含む場合にのみ、送信電力を増
    大することを特徴とする移動局装置。
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