JP2001094487A - 無線送信装置及び送信ダイバーシチ方法 - Google Patents

無線送信装置及び送信ダイバーシチ方法

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JP2001094487A
JP2001094487A JP26832699A JP26832699A JP2001094487A JP 2001094487 A JP2001094487 A JP 2001094487A JP 26832699 A JP26832699 A JP 26832699A JP 26832699 A JP26832699 A JP 26832699A JP 2001094487 A JP2001094487 A JP 2001094487A
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transmission
transmission power
antenna
base station
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Maki Hayashi
真樹 林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナに分配するエネルギーを無駄に
することなく、しかも精確にアンテナバランスを制御す
ること。 【解決手段】 アンテナバランスを固定したり、極端に
変化させるのではなく、アンテナの信号電力の大きさや
割合に応じて、送信の際のアンテナ重みつけを行って、
アンテナに対する重み係数を段階的に切り替えて、アン
テナに分配するエネルギーを無駄にすることなく、しか
も精確にアンテナバランスを制御すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信システムにおいて使用される無線送信装置及び送信ダ
イバーシチ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル無線通信システムにおいて
は、送信された信号がフェージングの影響を受けるため
に、受信側では信号品質が劣化する。このフェージング
に対する有効な対策の一つとしてダイバーシチ技術があ
る。
【0003】ダイバーシチ技術において、送信側にダイ
バーシチブランチを設けて、受信側の処理負荷を小さく
してダイバーシチを行なう送信ダイバーシチ技術があ
る。送信ダイバーシチを行う従来の無線送信装置につい
て、図10を用いて説明する。
【0004】図10に示す無線送信装置である送信機1
001は、送信アンテナ1及び2を備えており、この2
つのアンテナをダイバーシチブランチとして送信ダイバ
ーシチを行う。送信機1001は、信号Iに所定の拡散
符号を乗算して拡散変調処理を行なう拡散変調部100
2と、拡散変調された信号S1,S2についてそれぞれ増
幅する第1及び第2アンプ1003,1004と、第1
及び第2アンプ1003,1004に対する重み付けを
制御する制御部1005とを含む。
【0005】このような構成を有する送信機1001か
ら受信機1007に送信ダイバーシチで通信を行う場
合、情報信号Iは、拡散変調部1002で拡散変調さ
れ、その拡散信号S1,S2がそれぞれ第1アンプ100
3と第2アンプ1004に入力され、第1アンプ100
3及び第2アンプ1004でそれぞれ増幅されてアンテ
ナ1,2から送信される。
【0006】このとき、第1及び第2アンプ1003,
1004では、拡散信号S1,S2に対して、増幅率Cが
乗算されると共に、アンテナの成分の割合αk(どちら
のアンテナからどの程度のパワで送信するかのアンテナ
間での割合、kはアンテナ番号)を用いて重みつけ処理
が行われる。なお、この割合(重み係数)αkは、制御
部1005により制御される。したがって、第1アンプ
1003では、拡散信号S1に係数Cα1が乗算され、第
2アンプ1004では、拡散信号S2に係数Cα2が乗算
される。
【0007】このように処理された信号Cα11がアン
テナ1から送信され、信号Cα22がアンテナ2から送
信される。これらの信号Cα11,Cα22は、それぞ
れ伝搬路状態P1,P2が乗算されて、P1Cα11,P2
Cα22となり、これらの信号がアンテナ1006を介
して受信機1007で受信される。したがって、受信機
1007では、C(P1α11,P2α22)の形の信号
が受信されることになる。
【0008】上述したように、アンテナの成分の割合α
kは、送信機1001の制御部1005で制御する。具
体的に、この制御には、一般的には2つの方法がある。
第1の方法は、α1とα2を同じとする方法、すなわちα
1=α2=0.5とする方法である。第2の方法は、アン
テナ1,2を切り換える方法、すなわち(α1=1、α2
=0)、(α1=0、α2=1)のパターンを切り換える
方法である。この第2の方法では、さらにアンテナ1,
2を所定時間毎に切り換える方法と、伝搬路状態に応じ
て(P1とP2の大小に応じて)切り換える方法とがあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の方法では、アンテナ1側の伝搬路状態P1がアンテ
ナ2側の伝搬路状態よりも非常に良い場合(P1>>
2)に、アンテナ2に分配してエネルギーが実質的に
無駄になってしまう。同様に、アンテナ2側の伝搬路状
態P2がアンテナ1側の伝搬路状態よりも非常に良い場
合(P2>>P1)に、アンテナ1に分配してエネルギー
が実質的に無駄になってしまう。
【0010】また、上記第2の方法のうち所定時間毎に
切り換える方法では、伝搬路状態が悪い方のアンテナに
切り換えてしまうことがある。すなわち、P1>P2のと
きに(α1=0、α2=1)になったり、P1<P2のとき
に(α1=1、α2=0)となったりすることがある。
【0011】また、上記第2の方法のうち伝搬路状態で
切り換える方法では、通常伝搬路状態に基づいて生成さ
れた切換制御情報を受信して、その切換制御情報にした
がってアンテナ間送信電力割合のパターンを切り換え
る。この場合、制御情報の遅延が大きかったり、制御情
報が誤って伝送されると、精確な切換制御でできなくな
り、上記と同様に、伝搬路状態が悪い方のアンテナに切
り換えてしまうことがある。すなわち、P1>P2のとき
に(α1=0、α2=1)になったり、P1<P2のときに
(α1=1、α2=0)となったりすることがある。
【0012】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、アンテナに分配するエネルギーを無駄にすること
なく、しかも精確にアンテナ間送信電力割合を制御する
ことができる無線送信装置及び送信ダイバーシチ方法を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の無線送信装置
は、送信ダイバーシチを行う2つのアンテナと、通信相
手から送信されたアンテナ間送信電力割合情報に基づい
て前記2つのアンテナの送信電力割合を段階的に制御す
る制御手段と、を具備する構成を採る。
【0014】この構成によれば、アンテナ間送信電力割
合を固定したり、極端に変化させるのではなく、アンテ
ナの信号電力の大きさや割合に応じて、送信の際のアン
テナ重みつけを行って、アンテナに対する重み係数を段
階的に切り替えるので、アンテナに分配するエネルギー
を無駄にすることなく、しかも精確にアンテナ間送信電
力割合を制御することができる。
【0015】本発明の無線送信装置は、上記構成におい
て、前記制御手段が、前記通信相手から送信された電力
総量情報に基づいて電力総量に対するアンテナ間送信電
力割合を制御する構成を採る。
【0016】この構成によれば、電力総量を考慮した形
でアンテナ間送信電力割合を制御するので、より精確に
無駄無くアンテナ間送信電力割合を制御することができ
る。
【0017】本発明の無線送信装置は、上記構成におい
て、前記制御手段が、前記通信相手から送信された送信
電力制御情報に基づいて前記2つのアンテナ毎に送信電
力制御を行う構成を採る。
【0018】この構成によれば、個々のアンテナ毎に送
信電力制御を行うので、伝搬路状態に応じた精度の高い
送信電力制御を行うことができる。
【0019】本発明の基地局装置は、上記構成の無線送
信装置を備えたことを特徴とする。この構成によれば、
精確で、かつ、効率良い送信ダイバーシチを行って無線
通信を行うことができる。
【0020】本発明の基地局装置は、上記構成の無線送
信装置を備え、共通制御チャネル信号を等しいアンテナ
間送信電力割合で送信することを特徴とする。この構成
によれば、通信端末装置に対して、共通制御チャネル信
号を同じ送信電力で送信するので、通信端末装置におい
て、アンテナ毎の伝搬路状態を把握することが可能とな
る。
【0021】本発明の通信端末装置は、送信ダイバーシ
チを行う2つのアンテナから送信された個々の信号の受
信電力を比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果
に基づいて前記2つのアンテナのアンテナ間送信電力割
合の情報を生成する情報生成手段と、を具備する構成を
採る。
【0022】この構成によれば、アンテナ間送信電力割
合を制御するための情報を生成するので、精確に効率良
く基地局装置においてアンテナ間送信電力割合を制御さ
せることができる。
【0023】本発明の通信端末装置は、上記構成におい
て、前記比較手段が、上記基地局装置から送信された共
通制御チャネル信号を用いて受信電力の比較を行う構成
を採る。
【0024】この構成によれば、基地局装置から同じ送
信電力で共通制御チャネル信号が送信されるので、アン
テナ毎の伝搬路状態を反映した状態の信号を受信するこ
とができ、アンテナ毎の伝搬路状態を把握することが可
能となる。
【0025】本発明の通信端末装置は、上記構成におい
て、送信ダイバーシチを行う2つのアンテナから送信さ
れた信号の受信電力の総量を求める総量算出手段を具備
し、前記情報生成手段は、電力総量の情報を生成する構
成を採る。
【0026】この構成によれば、電力総量を考慮した形
でアンテナ間送信電力割合を制御するための情報を生成
するので、より精確に効率良く基地局装置においてアン
テナ間送信電力割合を制御させることができる。
【0027】本発明の送信ダイバーシチ方法は、通信端
末装置において、送信ダイバーシチを行う2つのアンテ
ナから送信された個々の信号の受信電力を比較する工程
と、比較結果に基づいて前記2つのアンテナのアンテナ
間送信電力割合情報を生成する工程と、前記アンテナ間
送信電力割合情報を基地局装置に対して送信する工程
と、前記基地局装置において、前記アンテナ間送信電力
割合情報に基づいて前記2つのアンテナの送信電力割合
を段階的に制御する工程と、を具備する。
【0028】この方法によれば、アンテナ間送信電力割
合を固定したり、極端に変化させるのではなく、アンテ
ナの信号電力の大きさや割合に応じて、送信の際のアン
テナ重みつけを行って、アンテナに対する重み係数を段
階的に切り替えるので、アンテナに分配するエネルギー
を無駄にすることなく、しかも精確にアンテナ間送信電
力割合を制御することができる。
【0029】本発明の送信ダイバーシチ方法は、上記方
法において、送信ダイバーシチを行う2つのアンテナか
ら送信された信号の受信電力の総量を算出する工程と、
前記総量の情報を生成し、前記総量の情報を前記基地局
装置に対して送信する工程と、を具備する。
【0030】この方法によれば、電力総量を考慮した形
でアンテナ間送信電力割合を制御するので、より精確に
効率良くアンテナ間送信電力割合を制御することができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、アンテナ間送信
電力割合を固定したり、極端に変化させるのではなく、
アンテナの信号電力の大きさや割合に応じて、送信の際
のアンテナ重みつけを行って、アンテナに対する重み係
数を段階的に切り替えて、アンテナに分配するエネルギ
ーを無駄にすることなく、しかも精確にアンテナ間送信
電力割合を制御することである。
【0032】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
無線送信装置を備えた基地局装置の構成を示すブロック
図である。本実施の形態では、無線通信システムが、C
DMA/FDD方式である場合について説明する。
【0033】基地局装置は、図1に示すように、共通制
御チャネル用の処理部と、各個別通信チャネル用の処理
部(ここでは、個別通信チャネル1、個別通信チャネル
2)とを有する。
【0034】共通制御チャネル用の処理部は、送信デー
タをディジタル変調する変調部101と、ディジタル変
調後の信号を拡散変調する拡散変調部102と、拡散変
調後の信号を増幅するアンプ(AMP)103,104
とを有する。なお、図1において、共通制御チャネル用
の処理部は送信側のみを記載しており、受信側の構成は
省略している。共通制御チャネル用の処理における受信
側の構成は通常の構成と同じである。
【0035】各個別通信チャネル用の処理部は、それぞ
れ送信側に、送信データをディジタル変調する変調部1
06と、ディジタル変調後の信号を拡散変調する拡散変
調部107と、拡散変調後の信号を増幅するアンプ(A
MP)108,109とを有し、受信側に、受信信号の
パワを減衰させるアンプ116,117と、受信信号に
対して逆拡散処理する逆拡散器118〜121と、逆拡
散器118〜121からの出力をRAKE合成するRA
KE合成部122,123と、RAKE合成部122,
123からの出力をさらにRAKE合成するRAKE合
成部124と、RAKE合成後の信号を復号する復号部
125とを有する。また、各個別通信チャネル用の処理
部は、通信相手である通信端末装置からの受信信号に含
まれる制御情報にしたがって送信電力総量に対する各ア
ンテナの送信電力割合を制御すると共に、通信端末装置
からの送信電力制御情報などにより総送信電力の制御を
行う制御部110を有する。
【0036】制御部110は、図3に示すように、RA
KE合成後の信号を用いて、必要に応じて復号後の信号
を用いて、比較演算してアンテナ114,115に対応
する受信電力の比較や、全体の受信電力に対するアンテ
ナ毎の受信電力の割合などを測定する比較・演算部11
01と、比較・演算部1101の比較・演算結果とアン
テナ114,115の送信電力のアンテナ間送信電力割
合や送信電力割合カーブとを対応させた送信電力割合テ
ーブル1103と、通信端末装置側で生成した送信電力
制御ビット及び/又はRAKE合成後の出力に基づいて
送信電力制御信号を生成する送信電力制御部1104
と、生成した送信電力制御信号を蓄積し、その蓄積結果
から伝搬路状態のモードを判定するモード判定部110
5と、判定されたモード情報及び比較・演算部1101
の比較・演算結果に基づいて、送信電力割合テーブル1
103からアンテナ間送信電力割合や送信電力割合カー
ブを選択する選択部1102とを有する。
【0037】また、基地局装置は、共通制御チャネルの
送信信号と個別通信チャネルの送信信号を合成する合成
部105と、送信と受信を切り換えるデュプレクサ11
2,113と、信号の送受信を行うアンテナ114,1
15とを有する。
【0038】図2は、本発明の実施の形態1に係る無線
送信装置を備えた基地局装置と無線通信を行う通信端末
装置の構成を示すブロック図である。
【0039】通信端末装置は、図2に示すように、個別
通信チャネル用の処理部と、共通制御チャネル用の処理
部とを有する。個別通信チャネル用の処理部は、上り個
別通信チャネル用の処理部と下り個別通信チャネル用の
処理部を有する。
【0040】下り個別通信チャネル用の処理部は、受信
信号に対して逆拡散処理する逆拡散器204〜207
と、逆拡散器204〜207からの出力をRAKE合成
するRAKE合成部208と、RAKE合成後の信号を
復号する復号部209とを有する。
【0041】共通制御チャネル用の処理部は、受信信号
に対して逆拡散処理する逆拡散器210〜213と、逆
拡散器210〜213からの出力をRAKE合成するR
AKE合成部214,215と、RAKE合成部21
4,215からの出力をさらにRAKE合成するRAK
E合成部216と、RAKE合成後の信号を復号する復
号部217とを有する。なお、図2において、共通制御
チャネル用の処理部は受信側のみを記載しており、送信
側の構成は省略している。共通制御チャネル用の処理部
における送信側の構成は通常の構成と同じである。
【0042】上り個別通信チャネル用の処理部は、送信
データをディジタル変調する変調部219と、ディジタ
ル変調後の信号を拡散変調する拡散変調部220と、下
り個別通信チャネル用の処理部におけるRAKE合成部
208からの出力、及び共通制御チャネル用の処理部に
おけるRAKE合成部214,215からの出力から受
信電力を測定し、その測定結果に基づいて基地局装置側
のアンテナの送信電力総量や送信電力総量に対する送信
電力割合の制御のための制御情報を生成する制御情報生
成部218とを有する。
【0043】制御情報生成部218は、図4に示すよう
に、共通制御チャネル用の処理部のRAKE合成部21
4,215からの出力から受信電力を比較する電力比較
部2181と、共通制御チャネル用の処理部のRAKE
合成部214,215及び上り個別通信チャネル用の処
理部のRAKE合成部208からの出力から受信電力の
総量を算出する総量算出部2182と、電力比較部21
81及び総量演算部2182からの比較結果及び演算結
果から総送信電力制御情報や送信電力割合制御情報を生
成する情報生成部2183と、比較結果や演算結果とア
ンテナ114,115の送信電力のアンテナ間送信電力
割合や送信電力割合カーブとを対応させた送信電力割合
テーブル2184とを有する。
【0044】また、通信端末装置は、送信信号の送信電
力の増幅を行うアンプ221と、受信信号の受信電力の
減衰を行うアンプ203と、送信と受信を切り換えるデ
ュプレクサ202と、信号の送受信を行うアンテナ20
1とを有する。
【0045】上記構成を有する本実施の形態に係る無線
送信装置を備えた基地局装置及びこの基地局装置と無線
通信を行う通信端末装置を用いて本実施の形態に係る送
信ダイバーシチを行う場合について説明する。
【0046】まず、基地局装置から通信端末装置に対し
て送信する場合(下り回線)について説明する。
【0047】共通制御チャネル用の処理部においては、
送信データが変調部101でディジタル変調され、この
変調後の送信信号が拡散変調部102で拡散変調され
る。拡散変調部102では、アンテナ毎に割り当てられ
た拡散コードを用いて送信信号に対して拡散変調処理が
行われる。すなわち、アンテナ114を介して送信する
送信信号には、拡散コード#1を用いて拡散変調処理が
行われ、アンテナ115を介して送信する送信信号に
は、拡散コード#2を用いて拡散変調処理が行われる。
【0048】個別通信チャネル1用の処理部において
は、送信データが変調部106でディジタル変調され、
この変調後の送信信号が拡散変調部107で拡散変調さ
れる。拡散変調部107では、アンテナ毎に割り当てら
れた拡散コードを用いて送信信号に対して拡散変調処理
が行われる。すなわち、アンテナ114を介して送信す
る送信信号には、拡散コード#3を用いて拡散変調処理
が行われ、アンテナ115を介して送信する送信信号に
は、拡散コード#4を用いて拡散変調処理が行われる。
個別通信チャネル2用の処理部においても個別通信チャ
ネル1用の処理部と同様の処理が行われる。
【0049】アンプ103により増幅された共通制御チ
ャネル用の送信信号(拡散コード#1)、アンプ108
により増幅された個別通信チャネル1用の送信信号(拡
散コード#3)、及び個別通信チャネル2用の処理部に
おけるアンプにより増幅された個別通信チャネル2用の
送信信号は、それぞれ合成部105に送られ、そこで多
重される。多重された信号は、デュプレクサ112を通
してアンテナ114を介して通信端末装置に対して送信
される。
【0050】アンプ104により増幅された共通制御チ
ャネル用の送信信号(拡散コード#2)、アンプ109
により増幅された個別通信チャネル1用の送信信号(拡
散コード#4)、及び個別通信チャネル2用の処理部に
おけるアンプにより増幅された個別通信チャネル2用の
送信信号は、それぞれ合成部111に送られ、そこで多
重される。多重された信号は、デュプレクサ113を通
してアンテナ115を介して通信端末装置に対して送信
される。
【0051】この場合、個別通信チャネル1において
は、アンテナ114,115の送信電力割合、及びアン
テナ114,115から送信される信号の送信電力の総
量とアンテナ114,115から送信される信号の送信
電力割合が制御される。この制御については後述する。
なお、個別通信チャネル2においても個別通信チャネル
1と同様のアンテナ送信電力割合の制御が行われる。
【0052】基地局装置から送信された信号は、通信端
末装置のアンテナ201を介して受信され、デュプレク
サ202を通ってアンプ203で減衰される。この信号
は、下り個別通信チャネル用の処理部の逆拡散器204
〜207及び共通制御チャネル用の処理部の逆拡散器2
10〜213に送られる。そして、受信信号は、逆拡散
器204〜207で逆拡散処理されて個別通信チャネル
信号が抽出され、逆拡散器210〜213で逆拡散処理
されて共通制御チャネル信号が抽出される。
【0053】具体的には、下り個別通信チャネル用の処
理部の逆拡散器204,205で基地局装置のアンテナ
114から送信された信号(拡散コード#3)を抽出
し、個別通信チャネル用の処理部の逆拡散器206,2
07で基地局装置のアンテナ115から送信された信号
(拡散コード#4)を抽出する。なお、逆拡散器20
5,207の出力は、それぞれ基地局装置のアンテナ1
14,115から送信された個別通信チャネル信号の遅
延波に対するものである。
【0054】また、共通制御チャネル用の処理部の逆拡
散器210,211で基地局装置のアンテナ114から
送信された信号(拡散コード#1)を抽出し、個別通信
チャネル用の処理部の逆拡散器212,213で基地局
装置のアンテナ115から送信された信号(拡散コード
#2)を抽出する。なお、逆拡散器211,213の出
力は、それぞれ基地局装置のアンテナ114,115か
ら送信された共通制御チャネル用信号の遅延波に対する
ものである。
【0055】下り個別通信チャネル用の処理部では、逆
拡散器204〜207の出力をRAKE合成部208に
入力し、そこでRAKE合成を行う。このRAKE合成
後の信号は、復号部209に送られて復号されて受信デ
ータとなると共に、上り個別通信チャネル用の処理部の
制御情報生成部218に送られる。
【0056】共通制御チャネル用の処理部では、逆拡散
器210,211の出力をRAKE合成部214に入力
し、そこでRAKE合成を行う。このRAKE合成後の
信号は、RAKE合成部216に送られると共に、上り
個別通信チャネル用の処理部の制御情報生成部218に
送られる。また、共通制御チャネル用の処理部では、逆
拡散器212,213の出力をRAKE合成部215に
入力し、そこでRAKE合成を行う。このRAKE合成
後の信号は、RAKE合成部216に送られると共に、
上り個別通信チャネル用の処理部の制御情報生成部21
8に送られる。また、RAKE合成部214,215の
出力をRAKE合成部216に入力し、そこでRAKE
合成する。RAKE合成部216の出力は、復号部21
7に送られて、そこで復号されて受信データとなる。
【0057】次に、通信端末装置から基地局装置に対し
て送信する場合(上り回線)について説明する。
【0058】通信端末装置の上り個別通信チャネル用の
処理部では、送信データ及び制御情報生成部218で生
成した制御情報を変調部219に送る。変調部219で
は、送信データ及び制御情報をディジタル変調し、その
変調後の信号を拡散変調部220に送る。拡散変調部2
20では、ディジタル変調後の信号を所定の拡散コード
を用いて拡散変調処理し、その信号をアンプ221で増
幅し、増幅後の信号をデュプレクサ202及びアンテナ
201を介して基地局装置に対して送信する。
【0059】通信端末装置から送信された信号は、基地
局装置のアンテナ114,115を介して受信され、デ
ュプレクサ112,113を通って個別通信チャネル1
用の処理部のアンプ116,117に送られて減衰され
る。この受信信号は、逆拡散器118〜121に送られ
る。そして、受信信号は、逆拡散器118〜121で個
別通信チャネル1の信号が抽出される。なお、逆拡散器
119,121の出力は、それぞれ基地局装置のアンテ
ナ114,115で受信された個別通信チャネル1の信
号の遅延波に対するものである。
【0060】逆拡散器118,119の出力をRAKE
合成部122に入力し、そこでRAKE合成を行う。こ
のRAKE合成後の信号は、RAKE合成部124に送
られると共に、制御部110に送られる。また、逆拡散
器120,121の出力をRAKE合成部123に入力
し、そこでRAKE合成を行う。このRAKE合成後の
信号は、RAKE合成部124に送られると共に、制御
部110に送られる。また、RAKE合成部124で
は、RAKE合成部122,123の出力をRAKE合
成する。RAKE合成部124の出力は、復号部125
に送られて、そこで復号されて受信データとなる。ま
た、必要に応じて復号後のデータを制御部110に送
る。この受信動作は、個別通信チャネル2においても同
様に行われる。
【0061】次に、本発明に係る送信ダイバーシチ方法
について説明する。基地局装置の個別通信チャネル1で
は、アンテナ114,115で受信した信号をそれぞれ
逆拡散器118〜121で逆拡散処理し、RAKE合成
部122,123でRAKE合成する。このRAKE合
成後の信号が制御部110に送られる。
【0062】RAKE合成部122〜124でRAKE
合成された後の信号は、制御部110の比較・演算部1
101に送られる。また、復号部125で復号された通
信端末装置から送信された制御情報も、制御部110の
比較・演算部1101に送られる。比較・演算部110
1では、アンテナ114を介して受信した信号のRAK
E合成結果であるRAKE合成部122の出力、アンテ
ナ114を介して受信した信号のRAKE合成結果であ
るRAKE合成部123の出力、及びRAKE合成部1
22,123の出力のRAKE合成結果であるRAKE
合成部124の出力、並びに通信端末装置から送信され
た制御情報を用いて、アンテナ114,115から送信
する電力の総量及び電力総量に対する各アンテナ11
4,115の送信電力の割合などを算出する。
【0063】このアンテナ間送信電力割合を算出する方
法として以下の方法がある。まず、第1の方法は、基地
局装置で受信した信号に基づいて送信電力割合重み係数
を算出する方法である。この方法では、比較・演算部1
101において、RAKE合成部122からの出力とR
AKE合成部123からの出力から受信電力の割合を計
算し、その値からアンテナ送信電力割合を求める。すな
わち、求められた受信電力の割合の情報を選択部110
2に送る。
【0064】また、RAKE合成部124からの出力を
比較・演算部1101に送る。比較・演算部1101に
おいては、RAKE合成部124からの出力に基づいて
受信電力の総量を求め、この電力総量の情報を選択部1
102に送る。選択部1102は、電力総量の情報と上
記のように選択したアンテナ送信電力割合にしたがって
アンプ108,109を制御する。これにより、送信電
力の総量に対する各アンテナの送信電力の割合を制御す
ることができる。
【0065】一方、送信電力制御部1104では、通信
端末装置から送信された信号に含まれる各アンテナ毎の
送信電力制御ビットを復号した情報を復号部125から
入力し、その送信電力制御ビットにしたがってアンプ1
08,109を制御してクローズドループの送信電力制
御を行う。また、送信電力制御部1104は、RAKE
合成部124からの出力に応じてアンプ108,109
を制御してオープンループの送信電力制御を各アンテナ
毎に行う。
【0066】送信電力の制御信号は、アンプ108,1
09に送られると共に、モード判定部1105に送られ
る。モード判定部1105では、送信電力の制御信号を
蓄積しておき、その蓄積した情報から伝搬路状態を推定
し、伝搬路モードを選択する。この伝搬路モードの情報
は、選択部1102に送られる。選択部1102は、伝
搬路モードの情報に基づいて送信電力割合テーブル11
03の送信電力割合カーブを選択する。この送信電力割
合カーブは、図6(a)〜(c)に示すようなカーブで
ある。どの伝搬路状態のときにどの送信電力割合カーブ
を選択するかについては、特に制限はない。このように
送信電力制御情報をアンテナ間送信電力割合制御に利用
することにより、伝搬路状態をより反映したアンテナ送
信電力割合制御を行うことができる。
【0067】このように、選択部1102においては、
比較・演算部1101の演算値及びモード判定部110
5のモードから図5に示す送信電力割合テーブルを参照
してアンテナ114の重み係数(α1)とアンテナ11
5の重み係数(α2)を選択する。そして、このアンテ
ナ間送信電力割合にしたがってアンプ108,109を
制御する。なお、送信電力割合テーブル1103は、図
5に示すように、演算値とアンテナ114,115の重
み係数とが多数のステップで対応づけられている。
【0068】第2の方法では、通信端末装置において、
受信信号から送信電力割合制御情報を生成して基地局装
置に送り、基地局装置がその送信電力割合制御情報に基
づいて送信電力割合重み係数を算出する方法である。
【0069】この方法では、基地局装置からの共通制御
チャネル信号は、アンテナ114,115から同じ送信
電力で送信する。通信端末装置において、共通制御チャ
ネル用の処理部のRAKE合成部214からの出力とR
AKE合成部215からの出力を制御情報生成部218
の電力比較部2181に送る。電力比較部2181で
は、RAKE合成部214からの出力とRAKE合成部
215からの出力を比較する。基地局装置において、共
通制御チャネル信号は、同じアンテナ間送信電力割合で
送信されているので、通信端末装置側で受信電力を比較
することにより、下り伝搬路状態を知ることができる。
すなわち、どちらのアンテナからの伝搬路が良好である
かを認識することができる。この比較結果を情報生成部
2183に送る。
【0070】一方、下り個別通信チャネルの処理部のR
AKE合成部208からの出力を制御情報生成部218
の総量演算部2182に送る。総量演算部2182で
は、受信電力の総量を測定し、その電力総量の情報を情
報生成部2183に送る。
【0071】情報生成部2183では、電力比較部21
81からの比較結果に基づき、図5に示す送信電力割合
テーブルを参照して基地局装置のアンテナ114の重み
係数(α1)とアンテナ115の重み係数(α2)を選択
し、そのアンテナ間送信電力割合に関する制御情報を生
成する。また、総量演算部2182からの電力総量の情
報から電力総量に関する制御情報を生成する。
【0072】これらの制御情報を基地局装置に対して送
信する。基地局装置においては、制御情報を復号し、こ
の復号した制御情報を制御部110に送る。制御部11
0は、制御情報にしたがってアンプ108,109を制
御する。すなわち、制御情報にしたがって、第1の方法
と同様にしてアンテナ間送信電力割合及び電力総量を制
御する。
【0073】また、通信端末装置では、通常と同じよう
に、受信電力からSIRを求め、このSIRと基準SI
Rとを比較して送信電力制御ビットを生成する。この場
合、共通制御チャネル処理部の基地局装置のアンテナ1
14,115毎の受信電力を用いて、アンテナ114,
115毎の送信電力制御ビットを生成する。この送信制
御ビットも基地局装置に対して送信する。この送信電力
制御ビットは、上述したように、基地局装置で送信電力
制御に用いられる。なお、通信端末装置側で求められた
送信電力制御ビットを蓄積し、その結果から伝搬路状態
を判定し、それに基づいて送信電力割合テーブルの送信
電力割合カーブを選択するようにしても良い。
【0074】これらの方法によれば、アンテナ送信電力
割合を固定したり、極端に変化させるのではなく、すな
わち、重み係数α1,α2をα1=α2=0.5にしたり、
(α 1=1、α2=0)と(α1=0、α2=1)を切り替
えるのではなく、アンテナの信号電力の大きさや割合に
応じて、送信の際のアンテナ重みつけを行って、α1
びα2を段階的に切り替えるので、図6の送信電力割合
カーブのように段階的にスムーズに重み係数が切り替わ
っていく。これにより、アンテナに分配するエネルギー
を無駄にすることなく、しかも精確にアンテナ間送信電
力割合を制御することができ、伝搬路状態を反映したア
ンテナ間送信電力割合で送信を行うことができる。
【0075】例えば、アンテナ1の伝搬路状態P1がア
ンテナ2の伝搬路状態P2よりも良い場合に、アンテナ
間送信電力割合を少しずつアンテナ1に変化させる(図
6において、左の方にアンテナ間送信電力割合をシフト
させる)。すなわちα1を大きくする。一方、アンテナ
2の伝搬路状態P2がアンテナ1の伝搬路状態P1よりも
良い場合に、アンテナ間送信電力割合を少しずつアンテ
ナ2に変化させる(図6において、右の方にアンテナ間
送信電力割合をシフトさせる)。すなわちα2を大きく
する。
【0076】この場合、P1>>P2のときは、α1が大
きくなるので、無駄になるα2の割合が小さくなる。同
様に、P2>>P1のときは、α2が大きくなるので、無
駄になるα1の割合が小さくなる。したがって、誤りな
どで精確な制御ができない場合でも、誤った方の割合が
小さくなっているので、制御の誤りの影響を小さくする
ことができる。
【0077】ここでは、比較・演算部1101の演算値
及びモード判定部1105のモードから送信電力割合テ
ーブルを参照してアンテナ114の重み係数(α1)と
アンテナ115の重み係数(α2)を選択する場合につ
いて説明しているが、あらかじめ伝搬路モード(送信電
力割合カーブ)を決めておき、比較・演算部1101の
演算値のみから送信電力割合テーブルを参照してアンテ
ナ114の重み係数(α1)とアンテナ115の重み係
数(α2)を選択しても良い。
【0078】(実施の形態2)本実施の形態では、無線
通信システムが、CDMA/TDD方式である場合につ
いて説明する。このCDMA/TDD方式である場合に
は、送受信の切換手段としてデュプレクサの代わりに切
換スイッチが用いられる。
【0079】図7は、本発明の実施の形態2に係る無線
送信装置を備えた基地局装置の構成を示すブロック図で
あり、図8は、図7に示す基地局装置と無線通信を行う
通信端末装置の構成を示すブロック図である。なお、図
7において、図1と同じ構成については図1と同じ符号
を付してその説明を省略し、図8において、図2と同じ
構成については図2と同じ符号を付してその説明を省略
する。
【0080】図7に示す基地局装置では、アンテナ11
4側の送受信の切換部分に切換スイッチ701及び分配
部703が設けられており、アンテナ115側の送受信
の切換部分に切換スイッチ702及び分配部704が設
けられている。そして、通信端末装置からの信号をアン
テナ114で受信したときに、分配部703は、信号を
個別通信チャネル用の処理部のアンプに時間毎に分配
し、通信端末装置からの信号をアンテナ115で受信し
たときに、分配部704は、信号を個別通信チャネル用
の処理部のアンプに時間毎に分配する。その後の処理に
ついては、実施の形態1と同様である。また、図8に示
す通信端末装置における動作については、実施の形態1
と同様である。
【0081】このようにCDMA/TDD方式の場合に
おいても、アンテナ間送信電力割合を固定したり、極端
に変化させるのではなく、アンテナの信号電力の大きさ
や割合に応じて、送信の際のアンテナ重みつけを行っ
て、α1及びα2を段階的に切り替えるので、図6の送信
電力割合カーブのように段階的にスムーズに重み係数が
切り替える。これにより、アンテナに分配するエネルギ
ーを無駄にすることなく、しかも精確にアンテナ間送信
電力割合を制御することができ、伝搬路状態を反映した
アンテナ間送信電力割合で送信を行うことができる。
【0082】(実施の形態3)本実施の形態は、通信端
末装置においてアンテナが複数本ある場合について説明
する。図9は、本発明の実施の形態3に係る通信端末装
置の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態
において、基地局装置は、図1又は図7に示す構成と同
じであり、動作は実施の形態1と同じであるので、説明
は省略する。
【0083】基地局装置から送信された信号は、通信端
末装置のアンテナ901を介して受信され、アンプ90
2で減衰される。この信号は、逆拡散器903〜906
に送られる。そして、受信信号は、逆拡散器903〜9
06で逆拡散処理されて、基地局装置のアンテナ114
から送信された信号とアンテナ115から送信された信
号が抽出される。
【0084】具体的には、逆拡散器903,904で基
地局装置のアンテナ114から送信された信号(拡散コ
ード#3)を抽出し、逆拡散器905,906で基地局
装置のアンテナ115から送信された信号(拡散コード
#4)を抽出する。
【0085】また、基地局装置から送信された信号は、
通信端末装置のアンテナ908を介して受信され、デュ
プレクサ909を通ってアンプ910で減衰される。こ
の信号は、逆拡散器911〜914に送られる。そし
て、受信信号は、逆拡散器911〜914で逆拡散処理
されて、基地局装置のアンテナ114から送信された信
号とアンテナ115から送信された信号が抽出される。
【0086】具体的には、逆拡散器911,912で基
地局装置のアンテナ114から送信された信号(拡散コ
ード#3)を抽出し、個別通信チャネル用の処理部の逆
拡散器913,914で基地局装置のアンテナ115か
ら送信された信号(拡散コード#4)を抽出する。
【0087】なお、逆拡散器904,906,912,
914の出力は、それぞれ基地局装置のアンテナ11
4,115から送信された個別通信チャネル信号の遅延
波に対するものである。
【0088】逆拡散器903,904,911,912
の出力は、アンテナ114用のRAKE合成部907に
送られ、そこでRAKE合成される。また、逆拡散器9
05,906,913,914の出力は、アンテナ11
5用のRAKE合成部915に送られ、そこでRAKE
合成される。これらのRAKE合成後の信号は、RAK
E合成部916に送られると共に、処理部の制御情報生
成部218に送られる。また、RAKE合成部916で
は、RAKE合成部907,915の出力をRAKE合
成する。RAKE合成部916の出力は、復号部917
に送られて、そこで復号されて受信データとなる。
【0089】RAKE合成部907からの出力とRAK
E合成部915からの出力を制御情報生成918に送
る。また、RAKE合成部916からの出力を制御情報
生成部918に送る。この制御情報生成部918では、
実施の形態1と同様にして、アンテナ間送信電力割合に
関する制御情報、電力総量に関する制御情報、及び送信
電力制御情報を生成する。
【0090】これらの制御情報を基地局装置に対して送
信する。基地局装置においては、制御情報を復号し、こ
の復号した制御情報を制御部110に送る。制御部11
0は、制御情報にしたがってアンプ108,109を制
御する。すなわち、制御情報にしたがって、アンテナ間
送信電力割合及び電力総量を制御する。
【0091】このように複数のアンテナを有する通信端
末装置を用いた場合においても、アンテナ間送信電力割
合を固定したり、極端に変化させるのではなく、アンテ
ナの信号電力の大きさや割合に応じて、送信の際のアン
テナ重みつけを行って、α1及びα2を段階的に切り替え
るので、図6の送信電力割合カーブのように段階的にス
ムーズに重み係数が切り替える。これにより、アンテナ
に分配するエネルギーを無駄にすることなく、しかも精
確にアンテナ間送信電力割合を制御することができ、伝
搬路状態を反映したアンテナ間送信電力割合で送信を行
うことができる。
【0092】なお、上記実施の形態1〜3は適宜組み合
わせて実施することが可能である。本発明は上記実施の
形態1〜3に限定されず、種々変更して実施することが
可能である。例えば、上記実施の形態1〜3において
は、通信端末装置でアンテナを比較する基準パラメータ
が受信電力である場合について説明しているが、本発明
は、基準パラメータとして受信SIR(Signal to Inte
rference Ratio)、BER(Bit Error Rate)、CRC
(Cyclic Redundancy Check)、これらの組み合わせを
用いる場合にも適用することができる。
【0093】また、上記実施の形態1〜3においては、
個別通信チャネルが2つである場合について説明してい
るが、本発明は、個別通信チャネルが1つもしくは3つ
以上である場合にも適用することができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ンテナ間送信電力割合を固定したり、極端に変化させる
のではなく、アンテナの信号電力の大きさや割合に応じ
て、送信の際のアンテナ重みつけを行って、アンテナに
対する重み係数を段階的に切り替えるので、アンテナに
分配するエネルギーを無駄にすることなく、しかも精確
にアンテナ間送信電力割合を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線送信装置を備
えた基地局装置の構成を示すブロック図
【図2】図1に示す基地局装置と無線通信を行う通信端
末装置の構成を示すブロック図
【図3】図1に示す基地局装置における制御部の内部構
成を示すブロック図
【図4】図2に示す通信端末装置における制御情報生成
部の内部構成を示すブロック図
【図5】本発明の送信ダイバーシチ方法において使用さ
れる送信電力割合テーブルを示す図
【図6】本発明の送信ダイバーシチ方法において使用さ
れるアンテナ送信電力割合のシフト曲線を示す図
【図7】本発明の実施の形態2に係る無線送信装置を備
えた基地局装置の構成を示すブロック図
【図8】図7に示す基地局装置と無線通信を行う通信端
末装置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態3に係る通信端末装置の構
成を示すブロック図
【図10】送信ダイバーシチ方法を説明するためのブロ
ック図
【符号の説明】
101,106,219 変調部 102,107,220 拡散変調部 103,104,108,109,116,117,2
03,221 アンプ 105,111 合成部 110 制御部 112,113,202 デュプレクサ 114,115 アンテナ 118〜121,204〜207,210〜213 逆
拡散器 122〜124,208,214〜216 RAKE合
成部 125,209,217 復号部 218 制御情報生成部 701,702,801 切換スイッチ 703,704 分配部 1101 比較・演算部 1102 選択部 1103,2184 送信電力割合テーブル 1104 送信電力制御部 1105 モード判定部 2181 電力比較部 2182 総量演算部 2183 情報生成部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信ダイバーシチを行う2つのアンテナ
    と、通信相手から送信されたアンテナ間送信電力割合情
    報に基づいて前記2つのアンテナの送信電力割合を段階
    的に制御する制御手段と、を具備することを特徴とする
    無線送信装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記通信相手から送信
    された電力総量情報に基づいて電力総量に対するアンテ
    ナ間送信電力割合を制御することを特徴とする請求項1
    記載の無線送信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記通信相手から送信
    された送信電力制御情報に基づいて前記2つのアンテナ
    毎に送信電力制御を行うことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の無線送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の無線送信装置を備えたことを特徴とする基地局装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の無線送信装置を備え、共通制御チャネル信号を等しい
    アンテナ間送信電力割合で送信することを特徴とする基
    地局装置。
  6. 【請求項6】 送信ダイバーシチを行う2つのアンテナ
    から送信された個々の信号の受信電力を比較する比較手
    段と、前記比較手段の比較結果に基づいて前記2つのア
    ンテナのアンテナ間送信電力割合の情報を生成する情報
    生成手段と、を具備することを特徴とする通信端末装
    置。
  7. 【請求項7】 前記比較手段は、請求項5記載の基地局
    装置から送信された共通制御チャネル信号を用いて受信
    電力の比較を行うことを特徴とする請求項6記載の通信
    端末装置。
  8. 【請求項8】 送信ダイバーシチを行う2つのアンテナ
    から送信された信号の受信電力の総量を求める総量算出
    手段を具備し、前記情報生成手段は、電力総量の情報を
    生成することを特徴とする請求項6又は請求項7記載の
    通信端末装置。
  9. 【請求項9】 通信端末装置において、送信ダイバーシ
    チを行う2つのアンテナから送信された個々の信号の受
    信電力を比較する工程と、比較結果に基づいて前記2つ
    のアンテナのアンテナ間送信電力割合情報を生成する工
    程と、前記アンテナ間送信電力割合情報を基地局装置に
    対して送信する工程と、前記基地局装置において、前記
    アンテナ間送信電力割合情報に基づいて前記2つのアン
    テナの送信電力割合を段階的に制御する工程と、を具備
    することを特徴とする送信ダイバーシチ方法。
  10. 【請求項10】 送信ダイバーシチを行う2つのアンテ
    ナから送信された信号の受信電力の総量を算出する工程
    と、前記総量の情報を生成し、前記総量の情報を前記基
    地局装置に対して送信する工程と、を具備することを特
    徴とする請求項9記載の送信ダイバーシチ方法。
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