JPH11233842A - 圧電アクチュエータ - Google Patents
圧電アクチュエータInfo
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- JPH11233842A JPH11233842A JP10027327A JP2732798A JPH11233842A JP H11233842 A JPH11233842 A JP H11233842A JP 10027327 A JP10027327 A JP 10027327A JP 2732798 A JP2732798 A JP 2732798A JP H11233842 A JPH11233842 A JP H11233842A
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- Japan
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- piezoelectric
- piezoelectric actuator
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- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧電歪み方向の全長が短く、しかも、所要の
圧電歪み量を確保できる圧電アクチュエータを提供す
る。 【解決手段】 圧電アクチュエータは、設置板4、筒形
状の第1圧電アクチュエータ1、フランジ及び底を有す
る筒形状の第1圧電歪み伝達板5、筒形状の第2圧電ア
クチュエータ2、フランジ及び底を有する筒形状の第2
の圧電歪み伝達板6及び筒形状の第3圧電アクチュエー
タ3から構成される。設置板上に第1圧電アクチュエー
タが載置され、第1圧電アクチュエータ上に第1圧電歪
み伝達板のフランジが載置され、第1圧電歪み伝達板の
底の内面上に第2圧電アクチュエータが載置され、第2
圧電アクチュエータ上に第2圧電歪み伝達板のフランジ
が載置され、第2圧電歪み伝達板の底の内面上に第3圧
電アクチュエータが載置される。
圧電歪み量を確保できる圧電アクチュエータを提供す
る。 【解決手段】 圧電アクチュエータは、設置板4、筒形
状の第1圧電アクチュエータ1、フランジ及び底を有す
る筒形状の第1圧電歪み伝達板5、筒形状の第2圧電ア
クチュエータ2、フランジ及び底を有する筒形状の第2
の圧電歪み伝達板6及び筒形状の第3圧電アクチュエー
タ3から構成される。設置板上に第1圧電アクチュエー
タが載置され、第1圧電アクチュエータ上に第1圧電歪
み伝達板のフランジが載置され、第1圧電歪み伝達板の
底の内面上に第2圧電アクチュエータが載置され、第2
圧電アクチュエータ上に第2圧電歪み伝達板のフランジ
が載置され、第2圧電歪み伝達板の底の内面上に第3圧
電アクチュエータが載置される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的エネルギー
を圧電歪み量(変位量)又は発生力として使用する圧電
アクチュエータに関するものである。
を圧電歪み量(変位量)又は発生力として使用する圧電
アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電アクチュエータでは、1個の
圧電アクチュエータによっては所要の圧電歪み量を確保
できない場合、図7に示されるように、複数個の圧電ア
クチュエータ21を直列的に重ねる構造により所要の圧
電歪み量を確保する技術が、採用されていた。
圧電アクチュエータによっては所要の圧電歪み量を確保
できない場合、図7に示されるように、複数個の圧電ア
クチュエータ21を直列的に重ねる構造により所要の圧
電歪み量を確保する技術が、採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の複数個の圧
電アクチュエータを直列的に重ねる構造の圧電アクチュ
エータでは、例えば圧電アクチュエータ21の個数を
3、1個の圧電アクチュエータ21の圧電歪み方向の長
さをlとすると、圧電アクチュエータの圧電歪み方向の
全長L3 =3×lとなる。
電アクチュエータを直列的に重ねる構造の圧電アクチュ
エータでは、例えば圧電アクチュエータ21の個数を
3、1個の圧電アクチュエータ21の圧電歪み方向の長
さをlとすると、圧電アクチュエータの圧電歪み方向の
全長L3 =3×lとなる。
【0004】したがって、従来の圧電アクチュエータに
は、その設置スペースが圧電アクチュエータ21の個数
に比例して大きくなるという欠点があった。
は、その設置スペースが圧電アクチュエータ21の個数
に比例して大きくなるという欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、前記従来の圧電アクチ
ュエータの欠点を改良し、圧電歪み方向の全長が短く、
しかも、所望の圧電歪み量を確保できる圧電アクチュエ
ータを提供しようとするものである。
ュエータの欠点を改良し、圧電歪み方向の全長が短く、
しかも、所望の圧電歪み量を確保できる圧電アクチュエ
ータを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
決するため、次の手段を採用する。
【0007】1.設置板と、筒形状の第1圧電アクチュ
エータと、フランジ及び底を有する筒形状の圧電歪み伝
達板と、第2圧電アクチュエータから構成され、前記設
置板上に前記第1圧電アクチュエータが載置され、前記
第1圧電アクチュエータ上に前記圧電歪み伝達板の前記
フランジが載置され、かつ、前記圧電歪み伝達板の前記
底の内面上に前記第2圧電アクチュエータが載置される
圧電アクチュエータ。
エータと、フランジ及び底を有する筒形状の圧電歪み伝
達板と、第2圧電アクチュエータから構成され、前記設
置板上に前記第1圧電アクチュエータが載置され、前記
第1圧電アクチュエータ上に前記圧電歪み伝達板の前記
フランジが載置され、かつ、前記圧電歪み伝達板の前記
底の内面上に前記第2圧電アクチュエータが載置される
圧電アクチュエータ。
【0008】2.前記第1圧電アクチュエータ及び前記
圧電歪み伝達板の各筒形状が、円筒、楕円筒又は多角筒
である前記1記載の圧電アクチュエータ。
圧電歪み伝達板の各筒形状が、円筒、楕円筒又は多角筒
である前記1記載の圧電アクチュエータ。
【0009】3.設置板と、複数個の第1圧電アクチュ
エータと、フランジ及び底を有する筒形状の圧電歪み伝
達板と、少なくとも1個の第2圧電アクチュエータから
構成され、前記設置板上に前記第1圧電アクチュエータ
が載置され、前記第1圧電アクチュエータ上に前記圧電
歪み伝達板の前記フランジが載置され、かつ、前記圧電
歪み伝達板の前記底の内面上に前記第2圧電アクチュエ
ータが載置される圧電アクチュエータ。
エータと、フランジ及び底を有する筒形状の圧電歪み伝
達板と、少なくとも1個の第2圧電アクチュエータから
構成され、前記設置板上に前記第1圧電アクチュエータ
が載置され、前記第1圧電アクチュエータ上に前記圧電
歪み伝達板の前記フランジが載置され、かつ、前記圧電
歪み伝達板の前記底の内面上に前記第2圧電アクチュエ
ータが載置される圧電アクチュエータ。
【0010】4.前記第1圧電アクチュエータ及び前記
第2圧電アクチュエータの各形状が、円柱、楕円柱、多
角柱、円筒、楕円筒又は多角筒で、かつ、前記圧電歪み
伝達板の筒形状が、円筒、楕円筒又は多角筒である前記
3記載の圧電アクチュエータ。
第2圧電アクチュエータの各形状が、円柱、楕円柱、多
角柱、円筒、楕円筒又は多角筒で、かつ、前記圧電歪み
伝達板の筒形状が、円筒、楕円筒又は多角筒である前記
3記載の圧電アクチュエータ。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の2つの実施の形態例につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0012】まず、本発明の第1実施の形態例について
図1〜図3を参照して説明する。
図1〜図3を参照して説明する。
【0013】円板形状の設置板4の上に円筒形状の第1
圧電アクチュエータ1を載置する。第1圧電アクチュエ
ータ1の円筒の寸法は、外径50mm、内径40mm、
長さ20mmである。第1圧電アクチュエータ1の上に
第1圧電歪み伝達板5のフランジを載置する。第1圧電
歪み伝達板5の形状は、フランジ及び底を有する円筒で
ある。第1圧電歪み伝達板5の円筒外面及び底外面は、
それぞれ第1圧電アクチュエータ1の内筒内面及び設置
板4の上面から離隔している。更に、第1圧電歪み伝達
板5の底の内面上に円筒形状の第2圧電アクチュエータ
2を載置する。第2圧電アクチュエータ2の円筒の寸法
は、外径30mm、内径20mm、長さ20mmであ
る。更に、第2圧電アクチュエータ2の上に第2圧電歪
み伝達板6のフランジを載置する。第2圧電歪み伝達板
6の形状は、フランジ及び底を有する円筒である。第2
圧電歪み伝達板6の円筒外面及び底外面は、それぞれ第
2圧電アクチュエータ2の円筒内面及び第1圧電変位伝
達5の底内面から離隔している。更に、第2圧電歪み伝
達板6の底内面上に円筒形状の第3圧電アクチュエータ
3を載置する。第3圧電アクチュエータ3の円筒の寸法
は、外径10mm、内径5mm、長さ20mmである。
設置板4、第1圧電アクチュエータ1、第1圧電歪み伝
達板5、第2圧電アクチュエータ2、第2圧電歪み伝達
板6及び第3圧電アクチュエータ3の各接触部位は、接
着剤により固定されている。又は、設置板4の下端側と
第3圧電アクチュエータ3の上端側とから相互に逆方向
に圧力を加えることにより固定される。
圧電アクチュエータ1を載置する。第1圧電アクチュエ
ータ1の円筒の寸法は、外径50mm、内径40mm、
長さ20mmである。第1圧電アクチュエータ1の上に
第1圧電歪み伝達板5のフランジを載置する。第1圧電
歪み伝達板5の形状は、フランジ及び底を有する円筒で
ある。第1圧電歪み伝達板5の円筒外面及び底外面は、
それぞれ第1圧電アクチュエータ1の内筒内面及び設置
板4の上面から離隔している。更に、第1圧電歪み伝達
板5の底の内面上に円筒形状の第2圧電アクチュエータ
2を載置する。第2圧電アクチュエータ2の円筒の寸法
は、外径30mm、内径20mm、長さ20mmであ
る。更に、第2圧電アクチュエータ2の上に第2圧電歪
み伝達板6のフランジを載置する。第2圧電歪み伝達板
6の形状は、フランジ及び底を有する円筒である。第2
圧電歪み伝達板6の円筒外面及び底外面は、それぞれ第
2圧電アクチュエータ2の円筒内面及び第1圧電変位伝
達5の底内面から離隔している。更に、第2圧電歪み伝
達板6の底内面上に円筒形状の第3圧電アクチュエータ
3を載置する。第3圧電アクチュエータ3の円筒の寸法
は、外径10mm、内径5mm、長さ20mmである。
設置板4、第1圧電アクチュエータ1、第1圧電歪み伝
達板5、第2圧電アクチュエータ2、第2圧電歪み伝達
板6及び第3圧電アクチュエータ3の各接触部位は、接
着剤により固定されている。又は、設置板4の下端側と
第3圧電アクチュエータ3の上端側とから相互に逆方向
に圧力を加えることにより固定される。
【0014】圧電アクチュエータ1個により150V電
圧で15μmの圧電歪み量が得られるとすると、本実施
の形態例のように第1圧電アクチュエータ1、第1圧電
歪み伝達板5、第2圧電アクチュエータ2、第2圧電歪
み伝達板6及び第3圧電アクチュエータ3を順次はめ込
む構造を採用することによって、圧電アクチュエータの
圧電歪み方向の全長(L1 <3×l)が短くても、45
μmの圧電歪み量を得ることができる。
圧で15μmの圧電歪み量が得られるとすると、本実施
の形態例のように第1圧電アクチュエータ1、第1圧電
歪み伝達板5、第2圧電アクチュエータ2、第2圧電歪
み伝達板6及び第3圧電アクチュエータ3を順次はめ込
む構造を採用することによって、圧電アクチュエータの
圧電歪み方向の全長(L1 <3×l)が短くても、45
μmの圧電歪み量を得ることができる。
【0015】次に、本発明の第2実施の形態例について
図4〜図6を参照して説明する。
図4〜図6を参照して説明する。
【0016】正方形状の設置板14の4隅付近の上に、
それぞれ正方形柱の4個の第1圧電アクチュエータ11
を載置する。4個の第1圧電アクチュエータ11の上に
第1圧電歪み伝達板15のフランジを載置する。第1圧
電歪み伝達板15の形状は、フランジ及び底を有する正
方形筒である。第1圧電歪み伝達板15の正方形筒外面
及び底外面は、それぞれ4個の第1圧電アクチュエータ
11及び設置板14の上面から離隔している。更に、第
1圧電歪み伝達板15の底内面の4隅付近の上に、それ
ぞれ正方形柱の4個の第2圧電アクチュエータ12を載
置する。更に、4個の第2圧電アクチュエータ12の上
に第2圧電歪み伝達板16のフランジを載置する。第2
圧電歪み伝達板16の形状は、フランジ及び底を有する
正方形筒である。第2圧電歪み伝達板16の正方形筒外
面及び底外面は、それぞれ4個の第2圧電アクチュエー
タ12及び第1圧電歪み伝達板15の底内面から離隔し
ている。更に、第2圧電歪み伝達板16の底内面の中央
上に正方形柱の1個の第3圧電アクチュエータ13を載
置する。第1圧電アクチュエータ11、第2圧電アクチ
ュエータ12及び第3圧電アクチュエータ13の各長さ
は、いずれも20mmである。設置板14、第1圧電ア
クチュエータ11、第1圧電歪み伝達板15、第2圧電
アクチュエータ12、第2圧電歪み伝達板16及び第3
圧電アクチュエータ13の各接触部位は、接着剤により
固定される。又は、設置板14の下端側と第3圧電アク
チュエータ13の上端側とから相互に逆方向に圧力を加
えることにより固定される。
それぞれ正方形柱の4個の第1圧電アクチュエータ11
を載置する。4個の第1圧電アクチュエータ11の上に
第1圧電歪み伝達板15のフランジを載置する。第1圧
電歪み伝達板15の形状は、フランジ及び底を有する正
方形筒である。第1圧電歪み伝達板15の正方形筒外面
及び底外面は、それぞれ4個の第1圧電アクチュエータ
11及び設置板14の上面から離隔している。更に、第
1圧電歪み伝達板15の底内面の4隅付近の上に、それ
ぞれ正方形柱の4個の第2圧電アクチュエータ12を載
置する。更に、4個の第2圧電アクチュエータ12の上
に第2圧電歪み伝達板16のフランジを載置する。第2
圧電歪み伝達板16の形状は、フランジ及び底を有する
正方形筒である。第2圧電歪み伝達板16の正方形筒外
面及び底外面は、それぞれ4個の第2圧電アクチュエー
タ12及び第1圧電歪み伝達板15の底内面から離隔し
ている。更に、第2圧電歪み伝達板16の底内面の中央
上に正方形柱の1個の第3圧電アクチュエータ13を載
置する。第1圧電アクチュエータ11、第2圧電アクチ
ュエータ12及び第3圧電アクチュエータ13の各長さ
は、いずれも20mmである。設置板14、第1圧電ア
クチュエータ11、第1圧電歪み伝達板15、第2圧電
アクチュエータ12、第2圧電歪み伝達板16及び第3
圧電アクチュエータ13の各接触部位は、接着剤により
固定される。又は、設置板14の下端側と第3圧電アク
チュエータ13の上端側とから相互に逆方向に圧力を加
えることにより固定される。
【0017】圧電アクチュエータ1個により150V電
圧で15μmの圧電歪み量が得られるとすると、本実施
の形態例のように4個の第1圧電アクチュエータ11、
1枚の第1圧電歪み伝達板15、4本の第2圧電アクチ
ュエータ12、1枚の第2圧電歪み伝達板16及び1個
の第3圧電アクチュエータ13を順次はめ込む構造を採
用することによって、圧電アクチュエータの圧電歪み方
向の全長(L2 <3×l)が短くても、45μmの圧電
歪み量を得ることができる。
圧で15μmの圧電歪み量が得られるとすると、本実施
の形態例のように4個の第1圧電アクチュエータ11、
1枚の第1圧電歪み伝達板15、4本の第2圧電アクチ
ュエータ12、1枚の第2圧電歪み伝達板16及び1個
の第3圧電アクチュエータ13を順次はめ込む構造を採
用することによって、圧電アクチュエータの圧電歪み方
向の全長(L2 <3×l)が短くても、45μmの圧電
歪み量を得ることができる。
【0018】電歪素子若しくは圧電素子を1枚若しくは
複数枚と、金属板を0枚乃至複数枚を一体とした圧電ア
クチュエータ(電歪素子単体、ユニモルフ、バイモル
フ、マルチモルフ)、及び、複数枚のセラミックの間に
金属の電極層を有する積層圧電アクチュエータでも、前
記両実施の形態例の効果と同様の効果が得られる。
複数枚と、金属板を0枚乃至複数枚を一体とした圧電ア
クチュエータ(電歪素子単体、ユニモルフ、バイモル
フ、マルチモルフ)、及び、複数枚のセラミックの間に
金属の電極層を有する積層圧電アクチュエータでも、前
記両実施の形態例の効果と同様の効果が得られる。
【0019】また、圧電アクチュエータの形状は、円
筒、楕円筒、多角筒、多角柱、円柱又は楕円柱の場合で
も、更に、既存の1個の圧電アクチュエータを複数個に
分割された単一の圧電アクチュエータを同一圧電歪み面
(同一圧電歪み伝達板上)に1個乃至複数個使用した場
合でも、前記両実施の形態例の効果と同様の効果が得ら
れる。更に、圧電歪み伝達板と圧電アクチュエータの積
み重ねの段数に上限がない。更に、圧電歪み伝達板の材
質は、前記両実施の形態例ではセラミックを採用した
が、圧電アクチュエータの用途に応じて金属、ガラス又
は適宜の材質を採用することができる。
筒、楕円筒、多角筒、多角柱、円柱又は楕円柱の場合で
も、更に、既存の1個の圧電アクチュエータを複数個に
分割された単一の圧電アクチュエータを同一圧電歪み面
(同一圧電歪み伝達板上)に1個乃至複数個使用した場
合でも、前記両実施の形態例の効果と同様の効果が得ら
れる。更に、圧電歪み伝達板と圧電アクチュエータの積
み重ねの段数に上限がない。更に、圧電歪み伝達板の材
質は、前記両実施の形態例ではセラミックを採用した
が、圧電アクチュエータの用途に応じて金属、ガラス又
は適宜の材質を採用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、圧電アクチュエータと圧電歪み伝達板を採用
することにより、圧電アクチュエータの圧電歪み方向の
全長が短く、しかも、所要の圧電歪み量を確保できる圧
電アクチュエータを得ることができる。
によれば、圧電アクチュエータと圧電歪み伝達板を採用
することにより、圧電アクチュエータの圧電歪み方向の
全長が短く、しかも、所要の圧電歪み量を確保できる圧
電アクチュエータを得ることができる。
【図1】本発明の圧電アクチュエータの第1実施の形態
例の平面図である。
例の平面図である。
【図2】本発明の圧電アクチュエータの第1実施の形態
例の正面図である。
例の正面図である。
【図3】本発明の圧電アクチュエータの第1実施の形態
例の断面図である。
例の断面図である。
【図4】本発明の圧電アクチュエータの第2実施の形態
例の平面図である。
例の平面図である。
【図5】本発明の圧電アクチュエータの第2実施の形態
例の正面図である。
例の正面図である。
【図6】本発明の圧電アクチュエータの第2実施の形態
例の断面図である。
例の断面図である。
【図7】従来の3個重ねられた圧電アクチュエータの正
面図である。
面図である。
1,11 第1圧電アクチュエータ 2,12 第2圧電アクチュエータ 3,13 第3圧電アクチュエータ 4,14 設置板 5,15 第1圧電歪み伝達板 6,16 第2圧電歪み伝達板
Claims (4)
- 【請求項1】 設置板と、筒形状の第1圧電アクチュエ
ータと、フランジ及び底を有する筒形状の圧電歪み伝達
板と、第2圧電アクチュエータから構成され、前記設置
板上に前記第1圧電アクチュエータが載置され、前記第
1圧電アクチュエータ上に前記圧電歪み伝達板の前記フ
ランジが載置され、かつ、前記圧電歪み伝達板の前記底
の内面上に前記第2圧電アクチュエータが載置されるこ
とを特徴とする圧電アクチュエータ。 - 【請求項2】 前記第1圧電アクチュエータ及び前記圧
電歪み伝達板の各筒形状が、円筒、楕円筒又は多角筒で
あることを特徴とする請求項1記載の圧電アクチュエー
タ。 - 【請求項3】 設置板と、複数個の第1圧電アクチュエ
ータと、フランジ及び底を有する筒形状の圧電歪み伝達
板と、少なくとも1個の第2圧電アクチュエータから構
成され、前記設置板上に前記第1圧電アクチュエータが
載置され、前記第1圧電アクチュエータ上に前記圧電歪
み伝達板の前記フランジが載置され、かつ、前記圧電歪
み伝達板の前記底の内面上に前記第2圧電アクチュエー
タが載置されることを特徴とする圧電アクチュエータ。 - 【請求項4】 前記第1圧電アクチュエータ及び前記第
2圧電アクチュエータの各形状が、円柱、楕円柱、多角
柱、円筒、楕円筒又は多角筒で、かつ、前記圧電歪み伝
達板の筒形状が、円筒、楕円筒又は多角筒であることを
特徴とする請求項3記載の圧電アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10027327A JPH11233842A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 圧電アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10027327A JPH11233842A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 圧電アクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11233842A true JPH11233842A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12217988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10027327A Pending JPH11233842A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 圧電アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11233842A (ja) |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP10027327A patent/JPH11233842A/ja active Pending
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