JPH11232277A - 情報共有支援方法および情報共有システムおよび記録媒体 - Google Patents

情報共有支援方法および情報共有システムおよび記録媒体

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JPH11232277A
JPH11232277A JP10028567A JP2856798A JPH11232277A JP H11232277 A JPH11232277 A JP H11232277A JP 10028567 A JP10028567 A JP 10028567A JP 2856798 A JP2856798 A JP 2856798A JP H11232277 A JPH11232277 A JP H11232277A
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JP10028567A
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English (en)
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Gensou Matsubara
玄宗 松原
Kouichi Sasaki
光一 笹氣
Kazuyuki Goto
和之 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】できるだけ利用者の負担とならない操作にて、
共有情報に対する利用者の知識の多寡に関する情報等を
得て、共有情報そのものの価値を指標し、それを用いて
該共有情報の属性を更新することで、個人およびコミュ
ニティーに適応した共有情報の利用を行うことのできる
情報共有支援方法およびそれを用いた情報共有システム
を提供することを目的とする。 【解決手段】複数の利用者で共有される共有情報を、利
用者からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対応
させた該共有情報の価値を指標する属性情報のうちの少
なくとも1つに基づき提示して、該共有情報の利用を支
援する情報共有システムであって、提示された共有情報
の少なくとも既知度を問うための質問を提示する質問提
示手段と、前記質問に対する回答に基づき前記属性情報
を更新する第1の更新手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の利用者で情
報の共有および利用を支援するための情報共有システム
に関し、特に、共有情報に対する利用者からの応答によ
り、当該共有情報の属性あるいは利用者当人の個人プロ
ファイル情報を更新することで、より高度に個人および
コミュニティに適応した共有情報の利用が行える情報共
有システムに関する。
【0002】
【従来の技術】共有情報を複数の利用者で利用するため
の情報共有システムでは、ある共有情報を入力した利用
者以外の利用者の当該共有情報に対する多寡や質を判断
するにあたっては、利用者が質問という形態にて自らに
は知識がないか、あるいは不十分であることを情報共有
システム上で明言することで、当該利用者の知識の不足
を通知するといった、いわば能動的な手法が一般的であ
った。
【0003】また、利用者の知識の多寡や質を大きく左
右する個人プロファイルに関しても、その内容は専門分
野や経験年数といった、極めて一般的な内容を前もって
用意しておくといった、静的な手法がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術で
は、利用者の持つ知識の多寡や程度を判断するために
は、利用者が積極的に情報共有システムに対し新たな共
有情報の入力を行ったり、知りたいと考えている事項に
関し質問という形で共有情報を入力したりするといっ
た、極めて能動的な働きかけが必要である。したがっ
て、自らの知識を共有情報として登録した利用者や、質
問を提示した利用者以外の、大多数の利用者から見た場
合、その共有情報に対する知識の多寡を直接的に判別す
ることは困難であった。
【0005】さらには、ある共有情報が、どのくらいの
範囲の利用者に対して有益であることを知るために、従
来技術では当該共有情報の入力者の個人プロファイル、
例えば当該知識の属する専門分野での経験年数等を参考
としたり、当該共有情報が他の利用者によって参照され
た回数等を利用していたが、この場合においても、その
共有情報と、利用者の知識水準と直接的に関連づけるこ
とは困難であった。
【0006】そこで、本発明は以上のような問題点を解
決するためになされたものであり、その目的とするとこ
ろは、できるだけ利用者の負担とならない操作にて、共
有情報に対する利用者の知識の多寡に関する情報等を得
て、共有情報そのものの価値を指標し、それを用いて該
共有情報の属性を更新することで、個人およびコミュニ
ティーに適応した共有情報の利用を行うことのできる情
報共有支援方法およびそれを用いた情報共有システムを
提供することを目的とする。
【0007】また、できるだけ利用者の負担とならない
操作にて、共有情報に対する利用者の知識の多寡に関す
る情報等を得て、共有情報そのものの価値を指標すると
同時に、この情報を元に利用者個人のプロファイル情報
を更新し、さらには、このプロファイル情報を用いて共
有情報の属性情報を更新することで、よりきめ細かな個
人およびコミュニティーに適応した共有情報の利用を行
うことのできる情報共有支援方法およびそれを用いた情
報共有システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の情報共
有支援方法および情報共有システム(請求項1、請求項
4)は、複数の利用者で共有される共有情報を、利用者
からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対応させ
た該共有情報の価値を指標する属性情報のうちの少なく
とも1つに基づき提示して、該共有情報の利用を支援す
る情報共有支援方法であって、提示された共有情報の少
なくとも既知度を問うための質問を提示し、該質問に対
する回答に基づき前記属性情報を更新することにより、
できるだけ利用者の負担とならない操作にて、共有情報
に対する利用者の知識の多寡に関する情報等を得て、共
有情報そのものの価値を指標でき、しかもよりきめ細か
な個人およびコミュニティーに適応した共有情報の利用
を支援することができる。
【0009】また、利用者からの要求および前記共有情
報および前記属性情報のうち少なくとも1つに基づき生
成された前記共有情報の内容の既知度を判定するための
問題を提示し、該問題に対する回答に基づき前記属性情
報を更新することを特徴とする。
【0010】(2) 本発明の情報共有支援方法および
情報共有システム(請求項2、請求項5)は、複数の利
用者で共有される共有情報を、利用者からの要求、およ
び前記共有情報のそれぞれに対応させた該共有情報の価
値を指標する属性情報のうちの少なくとも1つに基づき
提示して、該共有情報の利用を支援する情報共有支援方
法であって、前記属性情報には、該属性情報に対応する
前記共有情報を利用したことのある利用者の識別情報を
含み、前記識別情報が前記提示された共有情報の属性情
報に含まれていない利用者に対してのみ、該共有情報の
少なくとも既知度を問う質問を提示し、該質問に対する
回答と前記識別情報とに基づき前記属性情報を更新する
ことにより、できるだけ利用者の負担とならない操作に
て、共有情報に対する利用者の知識の多寡に関する情報
等を得て、共有情報そのものの価値を指標でき、しかも
よりきめ細かな個人およびコミュニティーに適応した共
有情報の利用を支援することができる。
【0011】また、前記識別情報が前記提示された共有
情報の属性情報に含まれていない利用者に対してのみ、
利用者からの要求および前記共有情報および前記属性情
報のうち少なくとも1つに基づき生成された該共有情報
の内容の既知度を判定するための問題を提示し、該問題
に対する回答に基づき前記属性情報を更新することを特
徴とする。
【0012】(3) 本発明の情報共有支援方法および
情報共有システム(請求項3、請求項6)は、複数の利
用者で共有される共有情報を、利用者からの要求、およ
び前記共有情報のそれぞれに対応させた該共有情報の価
値を指標する属性情報、および前記利用者の識別情報の
それぞれに対応させた各利用者の少なくとも専門分野と
知識の多寡を判断するための個人情報のうちの少なくと
も1つに基づき提示して、該共有情報の利用を支援する
情報共有支援方法であって、前記属性情報には、該属性
情報に対応する前記共有情報を利用したことのある利用
者の識別情報を含み、前記識別情報が前記提示された共
有情報の属性情報に含まれていない利用者に対しての
み、該共有情報の少なくとも既知度を問う質問を提示
し、該質問に対する回答と前記識別情報と該利用者の個
人情報とに基づき前記属性情報を更新することにより、
できるだけ利用者の負担とならない操作にて、共有情報
に対する利用者の知識の多寡に関する情報等を得て、共
有情報そのものの価値を指標でき、しかもよりきめ細か
な個人およびコミュニティーに適応した共有情報の利用
を支援することができる。
【0013】また、前記質問に対する回答と前記利用者
の個人情報とに基づき該利用者の個人情報を更新するこ
とにより、例えば利用者の専門分野と、共有情報との関
連付けを動的に行え、従って、共有情報の価値をより明
確に指標することができる。
【0014】また、 利用者からの要求および前記共有
情報および前記属性情報および該利用者の個人情報のう
ち少なくとも1つに基づき生成された該共有情報の内容
の既知度を判定するための問題を提示し、該問題に対す
る回答に基づき前記属性情報を更新することを特徴とす
る。また、質問形式の共有情報に対する回答を要求し、
該回答の有無に応じて該質問形式の共有情報の属性情報
を更新することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報共有シス
テムの実施の形態について、図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る情報共有システムの構成例を示したものである。
【0016】共有情報蓄積部1には、複数の利用者によ
って共有される知識やノウハウが記憶されている。属性
情報蓄積部2には、共有情報蓄積部1に記憶されている
各共有情報に1対1で対応する属性情報が記憶されてい
る。例えば、ある共有情報が利用者によってアクセスさ
れた回数や、登録された年月日といった機械的に得られ
る情報の属性に加えて、利用者がその情報について知っ
ていたかどうかといった、情報が登録された後に付与さ
れる属性情報が記憶されている。属性情報により、例え
ば「ほとんどの人が知らない共有情報は?」といった切
り口から共有情報を検索することもできるようになる。
【0017】共有情報提供部3は、利用者からの要求
(例えば、分野やタイトル等を指定した共有情報の提示
要求等)に応じて、共有情報蓄積部1から共有情報を検
索したり、属性情報蓄積部2に記憶されている属性情報
を検索して、その検索された属性情報に対応付けられた
共有情報を共有情報蓄積部1から検索して、利用者に提
供するようになっている。
【0018】共有情報提供部3では、利用者により、例
えば分野、キーワード等が指定されて複数の共有情報が
検索されたとき、その検索された全ての共有情報を提示
したり、あるいは、各共有情報の属性情報に基づき、例
えば、属性情報に含まれる既知率の低いもの/高いもの
から順に共有情報を提示するようにしてもよい。
【0019】質問提示部4は、共有情報提供部3で提供
された共有情報に対し、当該利用者の知識の有無を問い
合わせるためのもので、その結果を属性情報更新部5を
通じて属性情報蓄積部2にフィードバックするようにな
っている。すなわち、質問提示部4による問い合わせの
結果、例えば多くの人が知らなかった共有情報について
は、その旨が当該共有情報の属性として属性情報更新部
5により当該共有情報に付されていくことになる。
【0020】次に、図2に示すフローチャートを参照し
て図1の情報共有システムの動作を説明する。まず、共
有情報提供部3に対し、利用者によって共有情報を引き
出す要求が行われると、共有情報提供部3が当該要求に
対応する共有情報の提示を行う(ステップS1)。この
要求にて、共有情報の属する分野、タイトル、キーワー
ド等のうちの少なくとも1つが指定され、それに基づき
共有情報蓄積部1を検索した結果、提示する共有情報が
複数あるときは後述する属性情報に含まれる共有情報の
既知率に基づき、例えば、既知率の高いものから優先し
て提示するようにしてもよい。
【0021】この時提示される共有情報は、例えば図3
(a)あるいは図3(b)に示すように、属性情報と対
応づけを行うための共有情報ID番号、著者名、登録の
行われた年月日、情報が属する分野、情報のタイトル、
キーワード、さらには情報の本文といったもので構成さ
れている。
【0022】図3に示したような共有情報を当該利用者
が参照した後、質問提示部4は、例えば、当該利用者に
提示した共有情報の内容を知っていたか否かを尋ねるた
めの図4に示すような質問入力画面を提示して、当該利
用者に入力を促す。この質問入力画面に対する回答の入
力があると(ステップS2)、属性情報更新部5は、図
5に示すような属性情報に対し、利用者が既に知ってい
ると回答した場合及び、知らなかったと回答した場合に
おいては、各々対応する項目の人数のデータを「1」づ
つインクリメントする(ステップS3、ステップS
4)。なお、回答がなかった場合や、よく分からないと
いった不明瞭な回答が行われた場合には、属性情報の更
新は行わない。
【0023】以上のように、共有情報を提示することに
併せて、利用者の知識の有無を調査していくことで、当
該共有情報の難易度(例えば利用者全体に対する当該共
有情報の既知率)といった情報を得ることができる。そ
こで、例えば図5に示すように、共有情報の既知率を所
定タイミング毎(例えば属性情報が更新される毎)に算
出し、情報の利用回数と共に属性情報として属性情報蓄
積手段2に記憶することで、参照回数の多寡と併せて、
その共有情報が利用者のコミュニティにおいて、どの程
度常識的なものであったかを判定することができるよう
になる。 (第2の実施形態)図6は、本発明の第2の実施形態に
係る情報共有システムの構成例を示したものである。な
お、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分に
ついて説明する。すなわち、図6では、個々の利用者を
例えば利用者IDにて区別し、共有情報を利用する際に
利用者を特定するための利用者特定部6と、当該特定さ
れた利用者に対応して、利用者の知識に関する質問を行
う質問提示部4の動作を制御する共有情報利用履歴判定
部7とをさらに具備している。
【0024】図8は、図6の情報共有システムの属性情
報蓄積部2に記憶される属性情報の記憶例を示したもの
である。第1の実施形態の属性情報(図5参照)の内容
に加えて、さらに、図4に示したような当該共有情報に
対する既知度を問うための質問に対し既に回答を行った
ことのある利用者を識別するための情報(例えば、使用
者ID)が付加されている。
【0025】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て図6の情報共有システムの動作を説明する。第2の実
施形態では、共有情報を提供する前に、利用者特定部6
を用いて利用者の認証を行い、当該利用者の識別情報、
すなわち、利用者IDを得る(ステップS11)。利用
者の認証方法としては、予め利用者特定部6に当該情報
共有システムの利用が許可されている利用者の識別情報
(利用者ID)を登録しておき、これから当該情報共有
システムを利用しようとする利用者に対し、まず利用者
IDの入力を促し、その入力された利用者IDが登録さ
れているものであるか否かをチェックする方法が一般的
である。なお、指紋認識や、音声認識といったその他の
手段でも差し支えない。
【0026】続いて、利用者による要求に応じて共有情
報提供部3は共有情報を提示する(ステップS12)。
この要求にて、共有情報の属する分野、タイトル、キー
ワード等のうちの少なくとも1つが指定され、それに基
づき共有情報蓄積部1を検索した結果、提示する共有情
報が複数あるときは後述する属性情報に含まれる共有情
報の既知率に基づき、例えば、既知率の高いものから優
先して提示するようにしてもよい。
【0027】利用者が提示された共有情報を参照した
後、質問提示部4にて図4に示したような質問入力画面
を提示する際に、共有情報利用履歴判定部7は、当該共
有情報の属性情報にステップS11で利用者特定部6に
て得られた利用者IDが記されているか否かをチェック
する。すなわち、属性情報中の利用履歴情報(「既に知
っていたと答えた利用者ID」あるいは「知らなかった
と答えた利用者ID」の項目にある情報)に当該利用者
IDが記されている場合は、その利用者が過去に当該共
有情報を参照して質問提示部4にて提示された質問入力
画面に対し回答を行っていると判断できるので、その場
合には、質問提示部4は図4の質問入力画面の提示を行
わない(ステップS13)。
【0028】また、属性情報中の利用履歴情報に当該利
用者IDが検出されなかった場合は、第1の実施形態と
同様、質問提示部4は図4の質問入力画面の提示を行
い、利用者に回答を求める(ステップS14)。
【0029】質問入力画面に対する回答の入力がある
と、属性情報更新部5は、図8に示すような属性情報に
対し、利用者が既に知っていると回答した場合及び、知
らなかったと回答した場合においては、各々対応する項
目の人数のデータを「1」づつインクリメントする(ス
テップS15、ステップS16)。その際、属性情報中
の「既に知っていたと答えた利用者ID」、「知らなか
ったと答えた利用者ID」のうちの該当する項目欄に当
該利用者IDを記憶する。
【0030】なお、回答がなかった場合や、よく分から
ないといった不明瞭な回答が行われた場合には、属性情
報の更新は行わない。さらに、属性情報中の利用履歴情
報の「知らなかったと答えた利用者数」の値と利用者全
体の人数とから共有情報の既知率を所定タイミング毎
(例えば、属性情報が更新される毎)に算出し、属性情
報として属性情報蓄積手段2に記憶する。
【0031】このように、過去に回答が行われている場
合には、図4に示した質問入力画面の提示を行わないこ
とで、2重に評価が行われることを防ぐことができる。
また、図8の属性情報中の利用履歴情報として記憶され
る利用者IDは、所定時間が経過するごとに消去するこ
とで、何年といった長い時間が経過することによる利用
者コミュニティ自体の変化に追従して、新たな属性情報
とするような構成とすることも可能である。 (第3の実施形態)図9は、本発明の第3の実施形態に
係る情報共有システムの構成例を示したものである。な
お、図1と同一部分には同一符号を付し異なる部分につ
いて説明する。すなわち、図9では、第1の実施形態の
ように、共有情報を利用者の要求に応じて提示するだけ
ではなく、未知利用者判定用問題生成提示部8にて共有
情報と、その属性情報とから、利用者の要求に応じた練
習問題を作成し、回答結果処理部9にて当該共有情報に
対する当該利用者の知識の有無等に関する情報を属性情
報としてフィードバックしようというものである。
【0032】次に、図10に示すフローチャートを参照
して、図9の情報共有システムの動作を説明する。共有
情報提示部3は、利用者からの、例えば分野やタイトル
等を直接指定した共有情報の提示要求を受付ける以外
に、例えば、図11に示すような画面を提示して、分野
や、難易度、さらには問題の提示形態に関する質問を当
該利用者に対して行うことにより、共有情報を選択させ
るようにしてもよい(ステップS21)。この場合、未
知利用者判定用問題生成提示部8は、その質問に対する
回答に応じて(例えば、当該問題にて指定された分野、
難易度(この場合、既知率を目安してもよい)等に適合
した共有情報を共有情報蓄積部1から検索する)、判定
用問題を、共有情報と該共有情報に付された属性情報を
もとに作成する。例えば、図11に示したように、分野
として高周波回路技術がチェックされており、また、難
易度としては易しいものが選択されていることから、図
5に示した属性情報から既知率の高い共有情報を優先的
に選択し、さらには分野分類が高周波回路技術となって
いる共有情報を選択して、例えば、当該共有情報のタイ
トルから図12に示すような形態の判定用問題を生成し
提示する(ステップS22)。この判定用問題は、当該
共有情報の内容を既に知っているか否かを判定するため
の簡単な択一的な問題であることが望ましい。また、判
定用問題は、当該共有情報を登録する際に当該共有情報
に対応付けて登録するようにしてもよい。
【0033】判定用問題に対する回答がなされたら、共
有情報提供部3は、図13に示すような当該判定用問題
に対する正解となる共有情報と、これまでの既知率とい
った情報を提示する。さらには、質問提示部4との連携
動作により、図13に示すように、共有情報の提示画面
と同時に、利用者に当該共有情報の内容を知っていたか
否かを尋ねるための質問入力画面を提示するようにして
もよい。
【0034】続いて、回答結果処理部9は、図12の判
定用問題の選択項目(「既に知っていた」「知らなかっ
た」「よく分からない」)に対する利用者の回答結果
と、図13の共有情報に対する知識の有無に関する質問
(「了解」、「既に知っていた」「知らなかった」)に
対する利用者の回答結果に基づき、当該共有情報の属性
情報を、第1の実施形態で説明したように属性情報更新
部5を介して更新する(ステップS23〜ステップS2
4)。
【0035】すなわち、図12に示したような画面にお
いて「既に知っている」あるいは、「知らなかった」と
回答し、図13に示した共有情報の提示画面に対して
「了解」とした場合には、図12の画面に対してなされ
た回答を利用して図5に示した属性情報の更新を行う。
より具体的には、図12の画面において「既に知ってい
る」と回答した場合には、属性情報更新部5は、第1の
実施形態と同様、既に知っていたと答えた利用者数を1
つインクリメントし、「知らなかった」と回答した場合
には、属性情報更新部5は、知らなかったと答えた利用
者数を1つインクリメントする。
【0036】また、図13において知識の有無に関する
回答が改めて行われた場合には、図13の画面に対する
回答の方の図12の画面に対する回答に優先して図5に
示した属性情報の更新に供する。
【0037】なお、よく分からないといった不明瞭な回
答が行われた場合には、属性情報の更新は行わない。こ
のように、第3の実施形態では、共有情報を利用者の要
求によって引き出すという利用の形態に加えて、教育に
おけるテストや、ボランティア的に行われる共有情報の
レベル判定といった形態をも実現し、共有情報に付され
る属性情報の充実を図ることができる。 (第4の実施形態)図14は、本発明の第4の実施形態
に係る情報共有システムの構成例を示したもので、前述
した第2の実施形態と第3の実施形態に係る情報共有シ
ステムの特徴を兼ねたものである。なお、図6、図9と
同一部分には同一符号を付している。
【0038】図14に示したような構成において、ま
ず、利用者特定部6において利用者を特定することによ
り、未知利用者判定用問題生成提示部8において、図8
に示したような属性情報に当該利用者IDが記されてい
ないもの、すなわち、当該利用者がまだ評価していない
(参照していない)共有情報だけを選択して判定用問題
の生成/提示およびそれに伴う属性情報の更新を行うよ
うになっている。
【0039】図8に示したような属性情報に、さらに当
該利用者が過去に評価を行った日時を記録し、未知利用
者判定用問題生成提示部8において、例えば過去に評価
している共有情報であっても、最後の評価から1年以上
経過しているものについては、もう一度判定用問題の生
成/提示およびそれに伴う属性情報の更新を行うように
してもよい。すなわち、知識の有無の判定結果による当
該属性情報の更新を行うといった処理により、利用者の
コミュニティにおける知識の実態に併せた属性情報を付
すといった構成とすることもできる。 (第5の実施形態)図15は、本発明の第5の実施形態
に係る情報共有システムの構成例を示したものである。
なお、図1、図6と同一部分には同一符号を付し異なる
部分について説明する。すなわち、図15では、図17
に示すような個々の利用者に関する経歴や、役職といっ
たプロファイル情報を蓄積する利用者プロファイル蓄積
部10と、蓄積されたプロファイル情報の中から、利用
者特定部6において特定された利用者の情報を選択する
特定利用者プロファイル情報選択部11とを具備してい
る。そして、特定利用者プロファイル情報選択部11に
て選択されたプロファイル情報に基づき共有情報提供制
御部3は共有情報提供部3を制御し、また、属性情報更
新修飾部12はより具体的な評価指標を求め、属性情報
を更新するようになっている。
【0040】次に、図16に示すフローチャートを参照
して図15の情報共有システムの動作を説明する。ま
ず、利用者特定部6で利用者の認証を行った後(ステッ
プS31)、利用者プロファイル情報蓄積部10から当
該利用者のプロファイル情報を読み出す(ステップS3
2)。続いて、利用者の要求に応じた共有情報の提示を
行うが、共有情報提供制御部13にて利用者プロファイ
ル情報を利用して共有情報の提示を制御することで、提
示の方法に変化をつけることも可能である。例えば、利
用者プロファイルの内容から、経験年数が1年等、初心
者に近い利用者であることが類推される場合には、図1
8に示す共有情報に付された属性情報から、既知率が高
いものから優先的に当該利用者に提示する(ステップS
33〜ステップS34)。
【0041】続いて、第2の実施形態と同様に、共有情
報利用履歴判定部7は、図18の属性情報中の利用履歴
情報(「既に知っていたと答えた利用者ID」あるいは
「知らなかったと答えた利用者ID」の項目にある情
報)に当該利用者IDが記されている場合は、その利用
者が過去に当該共有情報を参照して質問提示部4にて提
示された質問入力画面に対し回答を行っていると判断で
きるので、その場合には、質問提示部4は図4の質問入
力画面の提示を行わない(ステップS35)。
【0042】また、属性情報中の利用履歴情報に当該利
用者IDが検出されなかった場合は、第1の実施形態と
同様、質問提示部4は図4の質問入力画面の提示を行
い、利用者に回答を求める(ステップS36)。
【0043】質問入力画面に対する回答の入力がある
と、属性情報更新部5は、図18に示すような属性情報
に対し、利用者が既に知っていると回答した場合及び、
知らなかったと回答した場合においては、各々対応する
項目の人数のデータを「1」づつインクリメントする
(ステップS37、ステップS39)。その際、属性情
報中の「既に知っていたと答えた利用者ID」、「知ら
なかったと答えた利用者ID」のうちの該当する項目欄
に当該利用者IDを記憶する。
【0044】なお、回答がなかった場合や、よく分から
ないといった不明瞭な回答が行われた場合には、属性情
報の更新は行わない。属性情報中の利用履歴情報の「知
らなかったと答えた利用者数」の値と利用者全体の人数
とから共有情報の既知率を所定タイミング毎(例えば、
属性情報が更新される毎)に算出し、それを属性情報と
して属性情報蓄積手段2に記憶する。
【0045】属性情報更新修飾部12は、当該利用者の
プロファイル情報を利用し、例えば図18に示した属性
情報の項目のうち右端にある項目のように、経歴5年以
上での既知率がどうなっているかといった、より具体的
な評価指標を求める(ステップS38、ステップS4
0)。すなわち、属性情報更新修飾部12では、利用者
のプロファイル情報が明に存在することで、利用者全体
から、ある条件に合致するコミュニティーに細分化し
て、ある共有情報に対する評価を行うようになってい
る。
【0046】図18では、共有情報ID=KH0001
に対しては、経歴5年以上では、98%の既知率である
のに対し、全体では85%と若干低い既知率となってお
り、このコミュニティーにおいては、ほぼ常識となって
いる共有情報であり、経歴が浅い場合でも、それなりの
常識としての位置付けを持つことが推測できる。これに
対し、共有情報ID=KH0002については、経歴が
5年以上となっても既知率は上昇するどころか、かえっ
て減少していることから、コミュニティーにおける常識
とはなっていないことが推察できる。 (第6の実施形態)図19は、本発明の第6の実施形態
に係る情報共有システムの構成例を示したもので、第
3、第5の実施形態に係る情報共有システムの特徴を兼
ねたものである。図19に示す情報共有システムは、第
5の実施形態に係る情報共有システムにさらに、利用者
からの要求と利用者のプロファイル情報と共有情報と属
性情報とから該利用者の該共有情報の既知度を判定する
ための問題を生成する未知利用者判定用問題生成提示部
8と、この問題に対する回答を該共有情報の属性情報に
フィードバックするための回答結果処理部9を具備して
いる。なお、図9、図15と同一部分には同一符号を付
し、動作は、前述の第3、第5の実施形態の場合と同様
である。
【0047】第6の実施形態では、図19に示したよう
な構成において、未知利用者判定用問題生成提示部8で
は、当該利用者のプロファイル情報を併せて参照するこ
とで、例えば当該利用者の専門分野を自動的に限定し、
問題を生成するといった形態での運用が可能となる。さ
らには、他の利用者プロファイル情報をも利用すること
で、属性情報としては当該共有情報に付与し切れなかっ
た情報を、当該共有情報の利用履歴における利用者ID
を参照することで取得し、これを用いたきめ細かな問題
生成制御を行うこともできる。例えば、図17に示した
利用者のプロファイル情報で、R工場に所属している人
に限定して知識の有無に関する統計を取り直し、R工場
というコミュニティーに限定した共有情報の常識性、す
なわちR工場に所属する利用者全体に対する当該共有情
報の既知率を判定するための問題を作成するといったこ
とが可能となる。 (第7の実施形態)図20は、本発明の第7の実施形態
に係る情報共有システムの構成例を示したものである。
なお、図20において、図19と同一部分には同一符号
を付し、異なる部分について説明する。
【0048】第7の実施形態の情報共有システムに適用
される共有情報としては、これまでの第1から第6まで
の実施形態において述べてきた種類のものとは異なり、
図22に示すような、質問や疑問だけが提起されてい
て、これに対する回答が必ずしもなされていないといっ
た形態のもの(以下質問形式の共有情報と呼ぶ)も対象
としている。
【0049】図21は、図22に示したような質問形式
の共有情報の属性情報の一例を示したものであるが、質
問のみが提起されているという意味において、第1〜第
6の実施形態で用いるようなノウハウ等の共有情報と区
別するために共有情報のIDがアルファベットの「Q」
で開始されており、それぞれについて回答の有無や、当
該共有情報について「知らなかった」と回答した人数、
さらには回答が行われている場合には、回答を含んでい
る共有情報のID等が記録されている。
【0050】こういった、質問形式の共有情報に対し、
利用者特定部6において特定された利用者のプロファイ
ル情報と、他の利用者のプロファイル情報すなわち、コ
ミュニティーに関する情報を用いて、特定利用者用問題
選択提示部16において当該利用者に回答してもらおう
というのが、本実施形態の情報共有システムの特徴であ
る。
【0051】共有情報提供手段3にて質問形式の共有情
報が提示されたとき、特定利用者用問題選択提示部16
は、例えば、当該利用者のプロファイル情報から認識さ
れる経験年数、専門分野が当該質問形式の共有情報を回
答するに適した人物であるか否か判断して、あるいは、
図23に示すような要求画面を提示することにより、質
問形式の共有情報に対し回答を試みることを利用者に選
択させる。例えば、質問形式の共有情報の提示画面に同
時に提示される選択項目から「質問に対する答えを知っ
ている」と回答した場合、あるいは、図23に示したよ
うな要求画面を介して質問形式の共有情報に対する回答
を試みる旨の要求がなされたときは、当該利用者に当該
共有情報に対し回答を付与してもらい(回答としての共
有情報の入力)、共有情報及び属性情報更新部15にて
当該入力された回答としての共有情報の登録、属性情報
の更新を行う。
【0052】共有情報および属性情報更新部15は、質
問形式の共有情報に対し利用者からの回答を得た場合、
回答として当該利用者に登録された共有情報にIDを付
して、共有情報蓄積部1に登録するとともに、図21に
示したような当該質問形式の共有情報の属性情報の「状
態」の項目欄に「回答あり」と登録し、さらに当該共有
情報の回答として当該利用者に登録された共有情報のI
Dを登録する。
【0053】属性情報更新部5は、質問形式の共有情報
に対する答えが入力されたか否かにかかわらず、前述の
実施形態の場合と同様属性情報を更新する。すなわち、
例えば、当該質問形式の共有情報に対する答えが入力さ
れなかった場合は、当該質問形式の共有情報に対する知
識の有無に関する統計情報(図21の属性情報中の「答
えを知らないと回答した数」)をインクリメントし、こ
の値が多くなれば当該共有情報の質問の難易度が高かっ
たことを表現することができる。
【0054】提示された質問形式の共有情報に対する回
答が入力された場合、あるいは、図23の要求画面を介
して、自分の知識をチェックするために質問に対する回
答を試みた場合には、当該利用者は当該共有情報に関し
知識を有していたと見なせることから、「既に知ってい
た」という入力が行われたものと見なして、前述同様属
性情報の更新を行っても良い。例えば、図18に示した
よう属性情報中の「既に知っていたと答えた利用者数」
の項目欄の情報を更新し、既知率を算出するようにして
もよい。 (第8の実施形態)図24は、本発明の第8の実施形態
に係る情報共有システムの構成例を示したものである。
なお、図24において、図15と同一部分には同一符号
を付し、異なる部分について説明する。すなわち、利用
者プロファイル情報更新部21は、質問提示部4にて提
示された図4に示したような質問提示画面に対する回答
と、当該利用者のプロファイル情報とを用いて、動的に
当該利用者のプロファイルを更新することを特徴として
いる。
【0055】例えば、当該利用者が図3(b)に示す
「KH0002」というIDの付された共有情報を引き
出したする。ここで、当該利用者の利用者IDが「us
r0003」であったとし、当該利用者に対しては、も
ともと図17に示すような利用者プロファイル情報を付
されていたとする。
【0056】提示されている当該共有情報の分野属性
は、「半導体物理」であるため、図17に示したような
予め付されていた当該利用者プロファイル情報とは異な
ることから、質問提示部4は、例えば図26に示したよ
うな質問画面をさらに提示して、利用者プロファイル情
報の更新の可否を尋ねた後、更新可の指示が得られたと
き(図26において、「登録する」というテキストの付
されたボタンが押下されたとき)、利用者プロファイル
情報更新部21は、当該利用者のプロファイル情報を更
新する。その際、図25に示すように、当該利用者のプ
ロファイル情報の「新たに確認された専門分野」の項目
欄に「半導体物理」を登録するようにしてもよい。
【0057】このように、動的な利用者プロファイルの
変更を行えるようにすることで、当初からは分からなか
った専門分野の存在をも動的に反映させることが可能と
なり、より実態に即した共有情報との関わり合いのモデ
ルを構築することができる。 (第9の実施形態)図27は、本発明の第9の実施形態
に係る情報共有システムの構成例を示したものである。
図27は、前述の第8の実施形態に係る情報共有システ
ムの構成にさらに、第3、第4の実施形態に係る情報共
有システムで用いた未知利用者判定用問題生成提示部8
と、その回答を処理する回答結果処理部9を併せて具備
し、前述の第8の実施形態で説明したような動的な利用
者プロファイルの更新を行いながら、問題提示による共
有情報のレベル判定、あるいは、当該利用者自身の知識
レベルの判定を行うものである。
【0058】すなわち、当該利用者のプロファイル情報
や、図11に示したような問題生成のための質問、当該
共有情報の属性情報および、他の利用者のプロファイル
情報を加味しながら、選択されるべき共有情報を当該利
用者に提示し、図12ならびに図13に示すような画面
を用いて当該利用者から当該共有情報の内容に対する既
知度について回答を行わせることで、回答内容を反映し
た属性情報の更新ならびに、必要がある場合には図26
に示したような画面を用いて、当該利用者のプロファイ
ル情報の更新を行う。 (第10の実施形態)図28は、本発明の第10の実施
形態に係る情報共有システムの構成例を示したものであ
る。図28は、前述の第8の実施形態に係る情報共有シ
ステムの構成にさらに、第7の実施形態に係る情報共有
システムで用いたような、質問形式の共有情報に対する
回答を得るための特定利用者用問題選択提示部16、当
該質問形式の共有情報に対しての回答結果を処理する回
答結果処理部9、当該質問形式の共有情報に対し回答を
得た場合に共有情報および属性情報を更新する共有情報
および属性情報更新部15を具備している。
【0059】ここでは、質問形式の共有情報に対する回
答としての共有情報が登録された場合、第8の実施形態
で説明したように、当該質問形式の共有情報の分野が当
該利用者のプロファイル情報にある当該利用者の専門分
野に登録されていないとき、利用者プロファイル情報更
新部21にて当該利用者のプロファイル情報自身を変更
するようにしてもよい。
【0060】なお、上記第1〜第9の実施形態で説明し
た各構成部は、コンピュータに実行させることのできる
プログラムとして、フロッピーディスク、ハードディス
ク、DVD、CD−ROM、半導体メモリなどの記録媒
体に格納して頒布することもできる。
【0061】
【発明の効果】できるだけ利用者の負担とならない操作
にて、共有情報に対する利用者の知識の多寡に関する情
報等を得て、共有情報そのものの価値を指標でき、しか
もよりきめ細かな個人およびコミュニティに適応した共
有情報の利用を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報共有システ
ムの構成例を示した図。
【図2】図1の情報共有システムの処理動作を説明する
ためのフローチャート。
【図3】共有情報の具体例を示した図。
【図4】利用者に共有情報の既知度を問う質問入力画面
の一例を示した図。
【図5】共有情報に対する既知度を反映した属性情報の
具体例を示した図。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る情報共有システ
ムの構成例を示した図。
【図7】図2の情報共有システムの処理動作を説明する
ためのフローチャート。
【図8】属性情報の他の例を示した図で、該属性情報に
対応する共有情報を利用したことのある利用者のIDを
属性情報として記憶する場合を示している。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る情報共有システ
ムの構成例を示した図。
【図10】図9の情報共有システムの処理動作を説明す
るためのフローチャート。
【図11】利用者の直接の要求に依らずに選択される共
有情報を決定するための、選択規則を設定するための入
力画面の一例を示した図。
【図12】共有情報の内容の既知度を判定するために生
成された問題の提示画面の一例を示した図。
【図13】図12の問題提示画面に対し利用者が回答し
た際に、利用者に提示される回答を含む応答画面の一例
を示した図。
【図14】本発明の第4の実施形態に係る情報共有シス
テムの構成例を示した図。
【図15】本発明の第5の実施形態に係る情報共有シス
テムの構成例を示した図。
【図16】図15の情報共有システムの処理動作を説明
するためのフローチャート。
【図17】利用者プロファイル情報の具体例を示した
図。
【図18】利用者プロファイルを利用することで得られ
る共有情報の属性情報の具体例を示した図。
【図19】本発明の第6の実施形態に係る情報共有シス
テムの構成例を示した図。
【図20】本発明の第7の実施形態に係る情報共有シス
テムの構成例を示した図。
【図21】質問形式の共有情報の属性情報の具体例を示
した図。
【図22】質問形式の共有情報の具体例を示した図。
【図23】利用者に対し、質問形式の共有情報に対する
回答を要求するための画面表示の一例を示した図。
【図24】本発明の第8の実施形態に係る情報共有シス
テムの構成例を示した図。
【図25】更新可能な利用者プロファイル情報の具体例
を示した図。
【図26】利用者プロファイルの更新の可否を利用者に
尋ねる画面の一例を示した図。
【図27】本発明の第9の実施形態に係る情報共有シス
テムの構成例を示した図。
【図28】本発明の第10の実施形態に係る情報共有シ
ステムの構成例を示した図。
【符号の説明】 1…共有情報蓄積部 2…属性情報蓄積部 3…共有情報提示部 4…質問提示部 5…属性情報更新部 6…利用者特定部 7…共有情報利用履歴判定部 8…未知利用者判定用問題生成提示部 9…回答結果処理部 10…利用者プロファイル情報蓄積部 11…特定利用者プロファイル情報選択部 12…属性情報更新修飾部 13…共有情報提供制御部 15…共有情報および属性情報更新部 16…特定利用者用問題選択提示部 17…回答結果処理部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用者で共有される共有情報を、
    利用者からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対
    応させた該共有情報の価値を指標する属性情報のうちの
    少なくとも1つに基づき提示して、該共有情報の利用を
    支援する情報共有支援方法であって、 提示された共有情報の少なくとも既知度を問うための質
    問を提示し、該質問に対する回答に基づき前記属性情報
    を更新することを特徴とする情報共有支援方法。
  2. 【請求項2】 複数の利用者で共有される共有情報を、
    利用者からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対
    応させた該共有情報の価値を指標する属性情報のうちの
    少なくとも1つに基づき提示して、該共有情報の利用を
    支援する情報共有支援方法であって、 前記属性情報には、該属性情報に対応する前記共有情報
    を利用したことのある利用者の識別情報を含み、 前記識別情報が前記提示された共有情報の属性情報に含
    まれていない利用者に対してのみ、該共有情報の少なく
    とも既知度を問う質問を提示し、該質問に対する回答と
    前記識別情報とに基づき前記属性情報を更新することを
    特徴とする情報共有支援方法。
  3. 【請求項3】 複数の利用者で共有される共有情報を、
    利用者からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対
    応させた該共有情報の価値を指標する属性情報、および
    前記利用者の識別情報のそれぞれに対応させた各利用者
    の少なくとも専門分野と知識の多寡を判断するための個
    人情報のうちの少なくとも1つに基づき提示して、該共
    有情報の利用を支援する情報共有支援方法であって、 前記属性情報には、該属性情報に対応する前記共有情報
    を利用したことのある利用者の識別情報を含み、 前記識別情報が前記提示された共有情報の属性情報に含
    まれていない利用者に対してのみ、該共有情報の少なく
    とも既知度を問う質問を提示し、該質問に対する回答と
    前記識別情報と該利用者の個人情報とに基づき前記属性
    情報を更新することを特徴とする情報共有支援方法。
  4. 【請求項4】 複数の利用者で共有される共有情報を、
    利用者からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対
    応させた該共有情報の価値を指標する属性情報のうちの
    少なくとも1つに基づき提示して、該共有情報の利用を
    支援する情報共有システムであって、 提示された共有情報の少なくとも既知度を問うための質
    問を提示する質問提示手段と、 前記質問に対する回答に基づき前記属性情報を更新する
    第1の更新手段と、 を具備したことを特徴とする情報共有システム。
  5. 【請求項5】 複数の利用者で共有される共有情報を、
    利用者からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対
    応させた該共有情報の価値を指標する属性情報のうちの
    少なくとも1つに基づき提示して、該共有情報の利用を
    支援する情報共有システムであって、 前記属性情報には、該属性情報に対応する前記共有情報
    を利用したことのある利用者の識別情報を含み、 前記識別情報が前記提示された共有情報の属性情報に含
    まれていない利用者に対してのみ、該共有情報の少なく
    とも既知度を問う質問を提示する質問提示手段と、 前記質問に対する回答と前記識別情報とに基づき前記属
    性情報を更新する第1の更新手段と、 を具備したことを特徴とする情報共有システム。
  6. 【請求項6】 複数の利用者で共有される共有情報を、
    利用者からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対
    応させた該共有情報の価値を指標する属性情報、および
    前記利用者の識別情報のそれぞれに対応させた各利用者
    の少なくとも専門分野と知識の多寡を判断するための個
    人情報のうちの少なくとも1つに基づき提示して、該共
    有情報の利用を支援する情報共有システムであって、 前記属性情報には、該属性情報に対応する前記共有情報
    を利用したことのある利用者の識別情報を含み、 前記識別情報が前記提示された共有情報の属性情報に含
    まれていない利用者に対してのみ、該共有情報の少なく
    とも既知度を問う質問を提示する質問提示手段と、 前記質問に対する回答と前記識別情報と該利用者の個人
    情報とに基づき前記属性情報を更新する第1の更新手段
    と、 を具備したことを特徴とする情報共有システム。
  7. 【請求項7】 複数の利用者で共有される共有情報を、
    利用者からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対
    応させた該共有情報の価値を指標する属性情報のうちの
    少なくとも1つに基づき提示させるプログラムを記録し
    た機械読取可能な記録媒体であって、 提示された共有情報の少なくとも既知度を問うための質
    問を提示させる手段と、 前記質問に対する回答に基づき前記属性情報を更新させ
    る手段と、 を実行するプログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 複数の利用者で共有される共有情報を、
    利用者からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対
    応させた該共有情報の価値を指標する属性情報のうちの
    少なくとも1つに基づき提示させるプログラムを記録し
    た機械読取可能な記録媒体であって、 前記属性情報には、該属性情報に対応する前記共有情報
    を利用したことのある利用者の識別情報を含み、 前記識別情報が前記提示された共有情報の属性情報に含
    まれていない利用者に対してのみ、該共有情報の少なく
    とも既知度を問う質問を提示させる手段と、 前記質問に対する回答と前記識別情報とに基づき前記属
    性情報を更新させる手段と、 を実行するプログラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 複数の利用者で共有される共有情報を、
    利用者からの要求、および前記共有情報のそれぞれに対
    応させた該共有情報の価値を指標する属性情報、および
    前記利用者の識別情報のそれぞれに対応させた各利用者
    の少なくとも専門分野と知識の多寡を判断するための個
    人情報のうちの少なくとも1つに基づき提示させるプロ
    グラムを記録した機械読取可能な記録媒体であって、 前記属性情報には、該属性情報に対応する前記共有情報
    を利用したことのある利用者の識別情報を含み、 前記識別情報が前記提示された共有情報の属性情報に含
    まれていない利用者に対してのみ、該共有情報の少なく
    とも既知度を問う質問を提示させる手段と、 前記質問に対する回答と前記識別情報と該利用者の個人
    情報とに基づき前記属性情報を更新させる手段と、 を実行するプログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010025500A (ko) * 2000-12-30 2001-04-06 조정남 지식 경영 시스템의 운영 방법
KR100445509B1 (ko) * 2000-08-28 2004-08-21 주식회사 날리지큐브 방법지-사실지 매트릭스를 이용한 조직 지식관리방법
JP2015035140A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

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