JPH11230550A - ガスコンロ - Google Patents

ガスコンロ

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JPH11230550A
JPH11230550A JP3459098A JP3459098A JPH11230550A JP H11230550 A JPH11230550 A JP H11230550A JP 3459098 A JP3459098 A JP 3459098A JP 3459098 A JP3459098 A JP 3459098A JP H11230550 A JPH11230550 A JP H11230550A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーナヘッドに外嵌装着されるバーナリング
を具備するコンロにおいて、バーナリングとその下方の
天板との間に大きな上下間隔を確保できるようにして十
分な量の燃焼用空気をガスバーナに供給し得る構造のガ
スコンロを提供する。 【解決手段】 ガスバーナ(31)を収容するコンロケース
(20)と、前記コンロケース(20)の上端開口部を覆い且つ
前記ガスバーナ(31)のバーナヘッド(30)に間隔を存して
外嵌するバーナ挿通孔(45)が開設された天板(41)と、前
記バーナヘッド(30)に外嵌し且つ前記天板(41)との間に
上下間隔が形成されるように配設されるバーナリング(3
3)を具備するガスコンロであって、前記バーナ挿通孔(4
5)の周縁からその上方域に突出する複数の延長片(48)(4
8)で前記バーナリング(33)を下方から支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明はガスコンロに関す
るもの、特に、バーナヘッドに外嵌装着されるバーナリ
ングの支持部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鍋からの煮こぼれがコンロ本体内に侵入
するのを防止する為にバーナヘッドにバーナリングが外
嵌装着されたガスコンロがある。ガスコンロの一例とし
て図11,図12に示すドロップインコンロは、システ
ムキッチンのカウンタートップ(11)に組み付けられるよ
うになっている。
【0003】コンロケース(20)内にはガスバーナ(31)が
配設されていると共に、該コンロケース(20)の上端外周
にはシステムキッチンのカウンタートップ(11)に係合さ
れる吊下げフランジ(23)が周設されている。又、コンロ
ケース(20)の上端開口部は天板(41)で覆われていると共
に、該天板(41)に形成された煮こぼれ貯留用の凹部(40)
の底板(44)には、ガスバーナ(31)のバーナヘッド(30)に
所定の間隔を存して存して外嵌するバーナ挿通孔(45)が
開設されている。
【0004】上記バーナ挿通孔(45)の外周域にはバーナ
ヘッド(30)に外嵌されたバーナリング(33)を下方から支
持する為の複数の凸出し(47)(47)が絞り加工によって形
成されており、該凸出し(47)(47)によって、バーナリン
グ(33)が天板(41)から若干浮いた状態に支持されるよう
になっている。このものでは、器具正面部に配設された
操作つまみ(51)を操作すると、バルブ装置(39)が開弁し
てガスバーナ(31)にガス供給されると共に、図示しない
点火装置が作動して該ガスバーナ(31)が燃焼する。そし
て、この燃焼時には、鍋底の外周からその下方のガスバ
ーナ(31)側に流入した空気が→バーナリング(33)の外周
縁と天板(41)との上下の間隙→バーナ挿通孔(45)→コン
ロケース(20)内→ガスバーナ(31)のガス入口(35)の経路
で流れて該ガスバーナ(31)に燃焼用一次空気として供給
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、燃焼用一次空気の流路となる天板(41)と
バーナリング(33)との上下間隔を十分に大きくするのが
困難であり、大きな鍋が掛けられた場合には、燃焼用一
次空気が不足状態に陥り易いという問題があった。
【0006】上記問題点について更に詳述する。凸出し
(47)(47)はバーナリング(33)の下方に隠れた狭い空間に
設けられるから、その基端部の直径を大きくすることが
できない。従って、上記基端部の直径に依存する凸出し
(47)(47)の絞り高さも大きくすることができず、これに
載置されるバーナリング(33)と天板(41)の上下間隔を十
分に確保することができない。このことから、バーナリ
ング(33)と天板(41)の上下間隔を介してガスバーナ(31)
に十分な燃焼用一次空気が供給されず、大きな鍋が掛け
られたような場合には空気不足に陥り易くなるのであ
る。
【0007】本発明は係る点に鑑みて成されたもので、
バーナリング(33)と天板(41)との間に大きな上下間隔を
確保できるようにして十分な量の燃焼用空気をガスバー
ナ(31)に供給し得る構造のガスコンロを提供することを
その課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
本発明の技術的手段は、『ガスバーナ(31)を収容するコ
ンロケース(20)と、前記コンロケース(20)の上端開口部
を覆い且つ前記ガスバーナ(31)のバーナヘッド(30)に間
隔を存して外嵌するバーナ挿通孔(45)が開設された天板
(41)と、前記バーナヘッド(30)に外嵌し且つ前記天板(4
1)との間に上下間隔が形成されるように配設されるバー
ナリング(33)を具備するガスコンロであって、前記バー
ナ挿通孔(45)の周縁からその上方域に突出する複数の延
長片(48)(48)で前記バーナリング(33)を下方から支持す
る』ことである。
【0009】上記技術的手段によれば、バーナリング(3
3)を支持する延長片(48)(48)は、天板(41)に開設された
バーナ挿通孔(45)の周縁から突出するから、絞り高さに
既述のような限界のある既述従来の凸出し(47)(47)に比
べて延長片(48)(48)の突出高さを高くすることができ
る。従って、既述従来のものに比べて天板(41)とバーナ
リング(33)の上下間隔を大きくすることができる。
【0010】
【発明の効果】上記発明は次の特有の効果を有する。燃
焼用空気の流路となる天板(41)とバーナリング(33)の上
下間隔を既述従来のものより大きくすることができるか
ら、該従来のものに比べて多くの燃焼用空気をガスバー
ナ(31)に供給し得る構造のガスコンロが得られる。
【0011】[その他] *a項 上記発明において、『前記天板(41)の一部を絞って形成
した下広がり状のテーパー筒状隆起部(42)の上端周縁の
内側が前記バーナ挿通孔(45)となっており、前記テーパ
ー筒状隆起部(42)の母線と同一傾斜角度で前記延長片(4
8)が延長されている』ものとすることができる。
【0012】*b項 上記発明に於いて、『前記バーナ挿通孔(45)の周縁と前
記延長片(48)の基端部(481) とのコーナ部と該延長片(4
8)の外周縁には、これらの周縁をヘミング加工して形成
した縁曲部(43)が形成されている』ものでは、前記縁曲
部(43)によって延長片(48)(48)の強度が向上する。従っ
て、天板(41)の清掃時等に使用される摺擦具が延長片(4
8)(48)に当たっても、該延長片(48)(48)が変形する心配
が少なくなり、バーナリング(33)を長期に亘って適正状
態に支持することができる。
【0013】*c項 上記発明に於いて、『前記延長片(48)の先端部(480) は
その基端部(481) より前記バーナヘッド寄りに位置する
と共に該バーナヘッド(30)の外周近傍部まで延びてお
り、前記バーナリング(33)は、中心に向けて高くなるテ
ーパーリング部と、その内周から水平方向に若干張り出
し且つ前記先端部(480) (480) で下方から支持されるフ
ラットリング部から構成されている』ものとした場合
は、鍋からバーナリング(33)上に落下した煮こぼれが下
方へ流れ易くする為に内周のフラットリング部(テーパ
ーリング部の内周から水平方向に若干張り出している部
分)の幅を狭くしても、バーナヘッド(30)の外周近傍ま
で延びた延長片(48)(48)の先端部(480)(480) で前記フ
ラットリング部が支持され、これにより、バーナリング
(33)を水平に支持することができる。即ち、上記と同様
に煮こぼれを下方に流し易くする為にバーナリング(33)
全体をテーパーリング状に形成する場合と相違し、該バ
ーナリング(33)とガスバーナ(31)の同心性に多少のバラ
ツキが生じても、これを水平に支持することができる。
【0014】又、バーナヘッド(30)の外周近傍に位置す
る延長片(48)(48)の先端部(480) (480) の真下に該延長
片(48)(48)の基端部(481) (バーナ挿通孔(45)の周縁
部)が位置する場合には、バーナ挿通孔(45)の周縁とバ
ーナヘッド(30)の間隔が狭くなって燃焼用空気の流量が
少なくなる。これに比べて上記技術的手段によれば、延
長片(48)(48)の基端部(481) (バーナ挿通孔(45)の周縁
部)はその先端部(480)(480) に比べてバーナヘッド(3
0)の外周から半径方向に離れているから、該離れている
分だけバーナ挿通孔(45)の周縁とバーナヘッド(30)の間
隔が広くなって燃焼用空気の量が多くなる。
【0015】*d項 上記発明に於いて、『天板(41)には、前記延長片(48)(4
8)からその基端部(481) を経て更に延長された凸条(48
2) が形成されている』ものとすれば、上記凸条(482)
によって延長片(48)(48)の基端部(481) の強度向上が図
れる。従って、天板(41)の清掃時等に使用される摺擦具
が延長片(48)(48)に当たっても、該延長片(48)(48)が変
形しにくい。
【0016】*e項 上記発明において、『前記凸条(482) は、前記延長片(4
8)(48)の先端部(480) まで延びており且つ前記天板(41)
の上面側に山形となっている』ものとすることもでき
る。この場合、上記凸条(482) 上にバーナリング(33)が
載置され構造のものでは、各延長片(48)(48)に於いて上
記凸条(482) 部分の一箇所でバーナリング(33)が支持さ
れる。従って、各延長片(48)(48)に於いて複数箇所でバ
ーナリング(33)が接触する場合に比べて該バーナリング
(33)のガタツキが生じにくい。
【0017】*f項 『最大発熱量が4000Kcal/h以下のガスバーナ
(31)を収容するコンロケース(20)と、前記コンロケース
(20)の上端開口部を覆い且つ前記ガスバーナ(31)のバー
ナヘッド(30)に4mm以上の間隔を存して外嵌するバー
ナ挿通孔(45)が開設された天板(41)と、前記バーナヘッ
ド(30)に外嵌し且つ前記天板(41)との間に上下間隔が形
成されるように配設されるバーナリング(33)を具備する
ガスコンロであって、前記バーナ挿通孔(45)の周縁から
その上方域に突出する複数の延長片(48)(48)で前記バー
ナリング(33)を下方から支持することによって、前記バ
ーナリング(33)の外周と天板(41)の上下間隔を5mm〜
7mmに、バーナ挿通孔(45)の周縁とバーナリング(33)
の上下間隔を4mm〜7mmに、夫々設定し、前記バー
ナリング(33)の外周からこれと天板(41)の上下間隙を経
由して前記バーナ挿通孔(45)からコンロケース(20)内に
燃焼用一次空気が流れるようにした』ことである。
【0018】上記技術的手段によれば、前記各部の寸法
を上記の値に設定したから、後述の実施の形態で説明す
るように、コンロに大きな鍋が掛けられてガスバーナ(3
1)部分に空気が流入しにくくなっても、適正燃焼を確保
するのに必要な量の燃焼用一次空気がガスバーナ(31)に
供給されることが確認できた。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を説
明する。この実施の形態に係るドロップインコンロは、
ガスバーナ(31)を収容する矩形箱状のコンロケース(20)
とその上端開放部を覆う天板(41)と、該天板(41)に載置
される五徳(61)と、更に、上記ガスバーナ(31)のバーナ
ヘッド(30)に外嵌されバーナリング(33)を具備してい
る。
【0020】以下、各部の詳細について説明する。 [コンロケース(20),ガスバーナ(31),バルブ装置(39)
について]コンロケース(20)は上方開放の矩形箱状に形
成されていると共に、その上端外周には吊下フランジ(2
3)が張り出しており、該吊下フランジ(23)は、システム
キッチンのカウンタートップ(11)に形成された開口(13)
の周縁に係合されるようになっている。尚、コンロケー
ス(20)内に籠った熱気がカウンタートップ(11)の下方空
間に漏れるのを抑える為に該コンロケース(20)の構成壁
には殆ど透孔等は形成されていない。
【0021】上記コンロケース(20)内に配設されたガス
バーナ(31)はコンロケース(20)の底壁から起立する支持
脚(24)(24)で支持されていると共に、該ガスバーナ(31)
の炎孔部(32)近傍には燃焼監視用の熱電対(36)が設けら
れている。又、図示例のガスバーナ(31)の最大発熱量は
4000Kcal/hに設定されていると共に、バーナ
ヘッド(30)の外径は120mmに設定されている。
【0022】又、コンロケース(20)内には支持脚(25)で
支持されたバルブ装置(39)が配設されていると共に、そ
の操作軸(38)には、操作つまみ(27)の裏面から突出する
筒体(28)が後述する天板(41)の差込孔を介して連結され
ている。従って、操作つまみ(27)が操作されるとバルブ
装置(39)が開くと共に、図示しない点火装置が作動して
ガスバーナ(31)に点火されるようになっている。尚、本
実施の形態では、上記のように操作つまみ(27)等を配設
する操作部が天板(41)に設けられているから、コンロケ
ース(20)にはバルブ装置(39)の操作軸(38)に操作つまみ
(27)の筒体(28)を差し込む為の貫通孔は形成されておら
ず、コンロケース(20)の密閉性が高くなっている。
【0023】又、バルブ装置(39)から引き出されたガス
管(15)はガスバーナ(31)のガス入口(35)に挿入されたノ
ズル(53)に接続されていると共に、ガスバーナ(31)に於
けるノズル(53)の差込部の外周部には一次空気口(37)(3
7)が形成されており、ノズル(53)からガスが噴出される
とその周囲の空気が誘引されて一次空気口(37)(37)から
混合管(55)に流動し、これにより、混合管(55)内で空気
−ガスの混合気体が作られる。 [天板(41)について]上記コンロケース(20)の上端開口
部(21)を覆う天板(41)は一枚の金属板を絞り加工及び打
抜き加工して形成したもので、煮こぼれ貯留用の凹部(4
0)の底板(44)には、図1,図2に示すように、バーナヘ
ッド(30)に所定の間隔を存して外嵌するバーナ挿通孔(4
5)が開設されている。尚、上記バーナ挿通孔(45)の周縁
部は天板(41)に形成された凹部(40)の底板(44)より上方
に屈曲するように絞り加工されており、これにより、上
記底板(44)から所定角度で起立するテーパー筒状隆起部
(42)が形成されている。そして、該テーパー筒状隆起部
(42)の上端周縁で包囲された部分がバーナ挿通孔(45)と
なっている。テーパー筒状隆起部(42)を形成するのは、
凹部(40)内に流下した煮こぼれがコンロケース(20)内に
漏出するのを防止する為にである。
【0024】この実施の形態では上記バーナ挿通孔(45)
の直径は146mmに設定されている。従って、該バー
ナ挿通孔(45)と既述バーナヘッド(30)の間隔は13mm
となる。尚、後述するガスバーナ(31)の適正燃焼を確保
する為には、これらバーナ挿通孔(45)とバーナヘッド(3
0)の間隔は4mm以上に設定されればよいが、10mm
〜15mmの範囲に設定されるのが望ましい。
【0025】又、図3に示すように上記バーナ挿通孔(4
5)の周縁から三本の延長片(48)(48)が上方域に突出しお
り、これら延長片(48)(48)はバーナヘッド(30)の外周近
傍まで延長されている。又、延長片(48)の傾斜角度は、
上記テーパー筒状隆起部(42)の母線の傾斜角度と一致し
ており、従って、テーパー筒状隆起部(42)から延長片(4
8)(48)が一直線状に延びている。このものでは、延長片
(48)(48)の周縁全域とこれに続くバーナ挿通孔(45)の周
縁がヘミング加工されて縁曲部(43)が形成されており、
これにより、延長片(48)(48)の強度向上が図られてい
る。尚、上記延長片(48)の基端部(481) (延長片(48)が
バーナ挿通孔(45)の周縁に繋がる部分)の幅は24mm
に、又、該延長片(48)の基端部(481) からの長さは13
mmに夫々設定されている。
【0026】図4は、上記バーナ挿通孔(45)と延長片(4
8)(48)を形成する加工順序の説明図である。バーナ挿通
孔(45)と延長片(48)(48)を形成するには、先ず天板(41)
を同図(イ)のように台形状に絞り加工し、次に上記台
形の上面部を所定形状に打ち抜いて(ロ)に示すような
延長片(48)(48)となる支持腕相当部(49)(49)を形成し、
その後、(ハ),(ニ)に示す順序で縁曲部(43)をヘミ
ング加工し、最後に、支持腕相当部(49)(49)をテーパー
筒状隆起部(42)の母線と同じ傾斜角度に起立させる。す
ると、(ホ)に示すように、バーナ挿通孔(45)とその周
縁から突出する延長片(48)(48)が形成される。
【0027】このものでは、バーナリング(33)を支持す
る為の延長片(48)(48)をバーナ挿通孔(45)の周縁から突
出させているから、既述したように凸出し(47)(47)に比
べて大きな突出高さを確保することができる。又、天板
(41)の器具操作側には、操作つまみ(27)の筒体(28)を挿
通させる為の透孔(図示せず)が開設されており、該透
孔から挿入された上記筒体(28)がバルブ装置(39)の操作
軸(38)に連結されている。 [バーナリング(33)について]バーナヘッド(30)に外嵌
されるバーナリング(33)は図5の如き構造を有し、中心
に向けて高くなるテーパーリング部(330) と、その内周
全域からバーナヘッド(30)側に水平方向に若干張り出し
た幅狭状のフラットリング部(331) から構成されている
と共に、図1,図2に示すように前記フラットリング部
(331) が延長片(48)(48)の先端部(480) (480) で下方か
ら支持されるようになっている。そしてこの実施の形態
では、延長片(48)(48)でバーナリング(33)が支持された
ときに該バーナリング(33)の外周と天板(41)の上下間隔
が約7mmに設定されるようになっているが、後述の適
正燃焼が確保できる程度の燃焼用一次空気がガスバーナ
(31)に供給されるためには上記上下間隔が5mm以上で
あればよい。又、この実施の形態では、天板(41)のバー
ナ挿通孔(45)とバーナリング(33)の上下間隔は5mmに
設定されているが、4mm〜7mmの範囲であればガス
バーナ(31)に十分な量の燃焼用一次空気を供給すること
ができる。
【0028】又、製造時に生じる寸法誤差を考慮してバ
ーナリング(33)の内径はバーナヘッド(30)の外径寸法よ
り設定寸法(この実施の形態では約1mm)だけ大きく
設定されており、上記フラットリング部(331) の幅は上
記設定寸法(本実施の形態では上記約1mmの寸法)と
等しい寸法か又はこれより若干大きな寸法に設定されて
いる。フラットリング部(331) を幅狭状に形成するの
は、鍋からの煮こぼれが殆どテーパーリング部(330) 上
に落下するようにして該煮こぼれが下方に円滑に流れる
ようにする為である。このものでは、上記フラットリン
グ部(331) を延長片(48)(48)の先端部(480) で支持して
いるから、煮こぼれを下方に流し易くする為にバーナリ
ング(33)全体をテーパー状に形成する場合と相違し、該
バーナリング(33)とバーナヘッド(30)の同心性に多少の
バラツキが生じても、該バーナリング(33)を水平に支持
することができる。
【0029】又、このものでは上記バーナリング(33)の
内径と外径は夫々122mmと190mmに設定されて
いる。尚、バーナヘッド(30)の外径が84mmで最大燃
焼量が2300Kcal/hであるガスバーナ(31)の場
合は、上記バーナリング(33)の内径と外径を夫々86m
mと160mmに設定し、更に、バーナ挿通孔(45)の直
径を110mmに設定すると、ガスバーナ(31)の最大発
熱量が既述4000Kcal/hに設定され且つバーナ
ヘッド(30)等の寸法が既述したように設定されているも
のと同様の燃焼性能が確保できる。 [五徳(61)について]天板(41)には前後2つの五徳(61)
(61)が載置されており、各五徳(61)は矩形枠状の五徳枠
(63)とその上辺からバーナヘッド(30)側に突出する爪(6
4)(64)から構成されている。又、五徳枠(63)は、天板(4
1)に形成された煮こぼれ貯留用の凹部(40)の外周起立壁
(57)の上端近傍に形成された段部(58)に載置されてい
る。 [動作説明]このものでは、操作つまみ(27)が回動され
るとバルブ装置(39)が開成されてガスバーナ(31)にガス
が供給されると共に、図示しない点火装置が作動してガ
スバーナ(31)に点火される。そして炎孔部(32)に形成さ
れる炎で熱電対(36)が加熱され、該熱電対(36)によって
燃焼状態が監視される。
【0030】一方、上記バルブ装置(39)が開成されてノ
ズル(53)からガスが噴出されると、その周囲の空気が誘
引されてこれが一次空気口(37)(37)から混合管(55)に流
入する。又、図1の矢印で示すように、天板(41)の煮こ
ぼれ貯留用の凹部(40)内の空気が、バーナリング(33)の
外周と天板(41)の上下間隙→バーナ挿通孔(45)の内周と
バーナヘッド(30)の間隙→コンロケース(20)内→ガスバ
ーナ(31)の一次空気口(37)の順序で流動し、これによ
り、天板(41)上の外気が上記一次空気口(37)に供給され
る。
【0031】このものでは、バーナリング(33)の外周と
天板(41)の上下間隔やバーナ挿通孔(45)の内径等が既述
した寸法に設定されているから、図6の(イ)に示すよ
うにガスバーナ(31)の安定的な燃焼が確保できることが
確認できた。即ち、図6の縦方向は熱電対(36)の出力
(mV)を示している。(ロ)はバーナリング(33)の外
周縁と天板(41)の上下間隔を2mmに、バーナ挿通孔(4
5)の周縁とバーナリング(33)の上下間隔を2mmに、更
に、バーナ挿通孔(45)の周縁とバーナヘッド(30)の間隔
を10mmに、夫々設定した場合に於ける熱電対(36)の
出力である。このものでは、点火初期に生じる不安定領
域(A) は、しきい値L(図示しない安全装置が作動して
ガスバーナ(31)が強制消火される値であって通常3mV
に設定されている)に極めて近く、該不安定領域(A) の
最低値は約3.1mVであった。これに対し、上記実施
の形態のものでは同図(イ)に示すように、点火初期に
生じる不安定領域(A) は、しきい値Lより相当上方に存
在し、該不安定領域(A) の最低値は約5.8mVである
ことが確認できた。従って、このものではコンロに大き
な鍋が掛けられてガスバーナ(31)部分に空気が流入しに
くくなっても、適正燃焼を確保するのに必要な量の燃焼
用一次空気がガスバーナ(31)に供給され、該ガスバーナ
(31)の安定的な燃焼が確保される。 [変形例] 上記実施の形態では、テーパー筒状隆起部(42)の母
線と同一傾斜角度で延長片(48)が一直線状に延長されて
いるが、図7のように、延長片(48)の基端部(481) の近
傍を一旦テーパー筒状隆起部(42)と同じ角度で延長させ
た後、その先端側をフラットリング部(331) の下方から
鉛直方向に屈曲起立させることも可能である。尚、図7
のものでも、延長片(48)(48)の周縁全域とこれに続くバ
ーナ挿通孔(45)の周縁がヘミング加工されて縁曲部(43)
が形成されている。 延長片(48)の基端部(481) をバーナ挿通孔(45)の周
縁からバーナヘッド(30)方向に水平に延長させ、その先
端側をフラットリング部(331) の下方から垂直に屈曲起
立させることも可能である(図8)。尚、図8のもので
も、延長片(48)(48)の周縁全域とこれに続くバーナ挿通
孔(45)の周縁がヘミング加工されて縁曲部(43)が形成さ
れている。 図9,図10に示すように、天板(41)には、延長片
(48)(48)の先端部(480)からその基端部(481) を経て更
にテーパー筒状隆起部(42)まで延長するように連続した
凸条(482) を凸絞りによって形成することも可能であ
る。このようにすると、上記凸条(482) によって延長片
(48)(48)の強度向上が図れる。
【0032】尚、上記凸条(482) は、図9,図10のも
のでは、天板(41)の上面側に山形となっているが、下面
側に谷形に窪んでいる構成も採用できる。又、延長片(4
8)の先端部に達しない凸条(482) を形成してもよい。即
ち、延長片(48)の先端部(480) から基端部(481) 側にず
れた位置から該基端部(481) を経てテーパ筒状隆起部(4
2)に延びるような凸条(482) を形成することも可能であ
る。
【0033】但し、図9,図10のように、天板(41)の
上面側に山形となっている凸条(482) が延長片(48)の先
端部(48)まで延びていて該凸条(482) 上にバーナリング
(33)が載置されるものでは、各延長片(48)(48)に於いて
上記凸条(482) 部分の山形の頂点の一箇所でバーナリン
グ(33)が支持される。従って、各延長片(48)(48)に於い
て複数箇所でバーナリング(33)が接触する場合に比べて
該バーナリング(33)のガタツキが生じにくい。又、凸条
(482) が延長片(48)の先端まで延びているから、該先端
まで延びていない場合に比べて該凸条(482) の高さを大
きくすることができる。即ち、上記凸条(482) が延長片
(48)の先端まで延びていない場合には、該凸条(482) を
絞り加工で形成する必要があり、既述した理由から絞り
高さを余り大きくすることができない。これに対し、凸
条(482) が延長片(48)の先端まで延びている場合は、該
延長片(48)を曲げ加工することによって前記凸条(482)
を形成することができるから、上記絞り加工の場合に比
べて該凸条(482) を高くすることができる。従って、凸
条(482) を高くできる分だけ更に延長片(48)の強度向上
が図れる。
【0034】又、図9,図10の如き構造のものに於い
て、延長片(48)の幅方向の両端部を基準として上記凸条
(482) を上側に山形状に曲成すると、該凸条(482) の隆
起高さに相当する分だけ更にガスバーナ(31)と天板(41)
の上下間隔が大きくなる。 上記,に記載した変形例の延長片(48)に対して
も、上記の変形例と同様の構造を適用することができ
る。即ち、延長片(48)の先端部(480) またはこれより基
端部(418) 側からテーパー筒状隆起部(42)まで延びる図
9の如き凸条(482) を該延長片(48)に形成するのであ
る。この場合も、上記凸条(482) は、天板(41)の上面側
に山形となっているものや、下面側に谷形に窪んでいる
構成のものを採用することができる。 延長片(48)(48)の強度向上を図ることのみを目的と
する場合は、その周縁をヘミング加工して形成した縁曲
部(43)と上記凸条(482) の両者を採用する必要はなく、
これらの何れか一方を採用すればよい。 上記実施の形態では、システムキッチンのカウンタ
ートップ(11)に装着されるドロップインコンロに本願発
明を適用したが、本願発明は調理台等に載置して使用さ
れるテーブルコンロに適用できることは言うまでもな
い。 上記実施の形態では、4000Kcal/h及び2
300Kcal/hの最大発熱量のガスバーナ(31)を組
み込んだドロップインコンロについて記載したが、各部
の寸法が上記のように設定されているものでは、上記各
最大発熱量より小さな最大発熱量のガスバーナ(31)を組
み込んだドロップインコンロの場合も既述と同様の燃焼
性能が確保できる。ガスバーナの最大発熱量が小さい
程、必要な一時空気量が少なくて済むからである。 図7,図8及び図10では、バーナリング(33)の外
周下縁がバーナ挿通孔(45)の周縁より上方に位置する場
合を図示しているが、これらのものに於いても、図2の
ものと同様にバーナリング(33)の外周下縁がバーナ挿通
孔(45)の周縁より低く位置する構造とすることもでき
る。このようにすると、バーナ挿通孔(45)がバーナリン
グ(33)で一層確実に隠れて外部から一層見えにくくな
り、該バーナ挿通孔(45)が外部から見えることによる見
苦しさが回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るドロップインコンロ
をシステムキッチンのカウンタートップ(11)に装着した
状態の断面図
【図2】図3に於けるII−IIラインの拡大断面図
【図3】天板(41)に於けるバーナ挿通孔(45)近傍の平面
【図4】延長片(48)の加工工程の説明図
【図5】バーナリング(33)の断面斜視図
【図6】本発明の実施の形態に係るドロップインコンロ
に組み込まれたガスバーナ(31)の燃焼状態を示すグラフ
【図7】延長片(48)の第1変形例を示す要部断面図
【図8】延長片(48)の第2変形例を示す要部断面図
【図9】延長片(48)の第3変形例を示す斜視図
【図10】延長片(48)の第3変形例を示す要部断面図
【図11】従来例の説明図
【図12】従来例の説明図
【符号の説明】
(20)・・・コンロケース (30)・・・バーナヘッド (31)・・・ガスバーナ (33)・・・バーナリング (41)・・・天板 (42)・・・テーパー筒状隆起部 (45)・・・バーナ挿通孔 (48)・・・延長片 (480) ・・・先端部 (481) ・・・基端部 (482) ・・・凸条

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバーナ(31)を収容するコンロケース
    (20)と、 前記コンロケース(20)の上端開口部を覆い且つ前記ガス
    バーナ(31)のバーナヘッド(30)に間隔を存して外嵌する
    バーナ挿通孔(45)が開設された天板(41)と、 前記バーナヘッド(30)に外嵌し且つ前記天板(41)との間
    に上下間隔が形成されるように配設されるバーナリング
    (33)を具備するガスコンロであって、 前記バーナ挿通孔(45)の周縁からその上方域に突出する
    複数の延長片(48)(48)で前記バーナリング(33)を下方か
    ら支持するガスコンロ。
  2. 【請求項2】 前記天板(41)の一部を絞って形成した下
    広がり状のテーパー筒状隆起部(42)の上端周縁の内側が
    前記バーナ挿通孔(45)となっており、 前記テーパー筒状隆起部(42)の母線と同一傾斜角度で前
    記延長片(48)が延長されている請求項1のガスコンロ。
  3. 【請求項3】 前記バーナ挿通孔(45)の周縁と前記延長
    片(48)の基端部(481) とのコーナ部と該延長片(48)の外
    周縁には、これらの周縁をヘミング加工して形成した縁
    曲部(43)が形成されている請求項1又は請求項2のガス
    コンロ。
  4. 【請求項4】 前記延長片(48)の先端部(480) はその基
    端部(481) より前記バーナヘッド寄りに位置すると共に
    該バーナヘッド(30)の外周近傍部まで延びており、 前記バーナリング(33)は、中心に向けて高くなるテーパ
    ーリング部と、その内周から水平方向に若干張り出し且
    つ前記先端部(480) (480) で下方から支持されるフラッ
    トリング部から構成されている請求項1から請求項3の
    いずれかに記載のガスコンロ。
  5. 【請求項5】 天板(41)には、前記延長片(48)(48)から
    その基端部(481) を経て更に延長された凸条(482) が形
    成されている請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    ガスコンロ。
  6. 【請求項6】 前記凸条(482) は、前記延長片(48)(48)
    の先端部(480) まで延びており且つ前記天板(41)の上面
    側に山形となっている請求項5のガスコンロ。
  7. 【請求項7】 最大発熱量が4000Kcal/h以下
    のガスバーナ(31)を収容するコンロケース(20)と、 前記コンロケース(20)の上端開口部を覆い且つ前記ガス
    バーナ(31)のバーナヘッド(30)に4mm以上の間隔を存
    して外嵌するバーナ挿通孔(45)が開設された天板(41)
    と、 前記バーナヘッド(30)に外嵌し且つ前記天板(41)との間
    に上下間隔が形成されるように配設されるバーナリング
    (33)を具備するガスコンロであって、 前記バーナ挿通孔(45)の周縁からその上方域に突出する
    複数の延長片(48)(48)で前記バーナリング(33)を下方か
    ら支持することによって、 前記バーナリング(33)の外周と天板(41)の上下間隔を5
    mm〜7mmに、バーナ挿通孔(45)の周縁とバーナリン
    グ(33)の上下間隔を4mm〜7mmに、夫々設定し、 前記バーナリング(33)の外周からこれと天板(41)の上下
    間隙を経由して前記バーナ挿通孔(45)からコンロケース
    (20)内に燃焼用一次空気が流れるようにしたガスコン
    ロ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012032096A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Paloma Co Ltd こんろ
CN105531546A (zh) * 2013-09-05 2016-04-27 阿塞里克股份有限公司 包括燃烧器壳体的炊具

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