JPH11230372A - プラスチック製バタフライ弁 - Google Patents

プラスチック製バタフライ弁

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JPH11230372A
JPH11230372A JP3502898A JP3502898A JPH11230372A JP H11230372 A JPH11230372 A JP H11230372A JP 3502898 A JP3502898 A JP 3502898A JP 3502898 A JP3502898 A JP 3502898A JP H11230372 A JPH11230372 A JP H11230372A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環状シートの耐摩耗性能を向上し、かつ環状
シートの着脱を容易にかつ短時間に行える偏心型のプラ
スチック製バタフライ弁を提供する。 【解決手段】 中空円筒状の本体1の内周側面部に設け
られた環状凹部7に環状シート3がシート押え2により
固定され、本体1内に偏心回動するよう軸支された弁体
4の外周シール部4aが前記環状シート3に当接するよ
う構成されたプラスチック製バタフライ弁において、前
記シート押え2が前記環状凹部に差込み回動手段により
着脱自在に嵌合され、かつ前記環状シート3が外周側拘
束部3aと内周側シール部3bとから構成されており、
該内周側シール部3bと、前記環状凹部7の底面との間
及びシート押え2との間の少なくとも一方に隙間が設け
られていることを特徴とするプラスチック製バタフライ
弁。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化学プラントや水道
等の配管ラインに好適に使用されるプラスチック製バタ
フライ弁に関し、さらに詳しくは従来品に比べ環状シー
トの耐摩耗性能を向上させた偏心型プラスチック製バタ
フライ弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製偏心型バタフライ弁におい
ては、図7に示すような、本体20にシート押え21を
固定用ボルト23で螺合し、環状シート22を固定する
方式が一般的に採用されており、また環状シートの摩耗
を減少させ、かつ操作トルクを低減するために、弁軸を
半径方向へずらし二重偏心させる手法も一般的に採用さ
れている。一方、プラスチック製偏心型バタフライ弁に
おいては、図8に示すようなテーパー付き突出部28を
設けたシート押え25を、テーパー付き突出部28の外
径より僅かに小さい内径をもつ環状の突出部27が設け
られた本体24の円孔部に圧入することにより、環状シ
ート26を固定する方式が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者のバ
タフライ弁においては、本体にシート押え固定用ボルト
が螺入されるねじ孔部をタッピングしなければならず、
加工工数の増加に伴いコストが上昇するだけでなく、ボ
ルトの締結作業に時間を要し、組立作業能率が悪いとい
う問題点があり、また弁軸を半径方向へずらし二重偏心
させているため加工精度を要求され、加工に時間とコス
トがかかるという問題点があった。
【0004】一方、後者のバタフライ弁においては、本
体にシート押えを圧入嵌合させるための特殊工具を必要
とし、分解時にはシート押えと本体の嵌合部が破損する
恐れがあるため、実際には環状シートの交換が不可能
で、メンテナンスに要するコストが大幅に上昇するとい
う問題点があった。
【0005】また両者とも弁配管時に環状シートの内周
側シール部がシート押えによって圧縮されており、弁閉
塞時には弁体周縁部が当接し、環状シートの内周側シー
ル部をさらに圧縮するため、開閉頻度が高くなると環状
シートの内周側シール部が摩耗し弁の耐用ライフを短く
するという問題点があった。
【0006】本発明は以上のような従来技術の問題点に
鑑みなされたもので、その目的は環状シートの耐摩耗性
能が向上し、かつ本体及びシート押えにボルト螺入用の
ねじ孔などの加工が不要で、分解時に嵌合部の破損の恐
れがなく、環状シートの着脱が容易かつ迅速に行える偏
心型プラスチック製バタフライ弁を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来技術に
鑑みなされたもので、偏心型プラスチック製バタフライ
弁において、環状シートの内周側シール部と、本体の内
周側面部に設けられた環状凹部の底面との間及びシート
押えとの間の少なくとも一方に隙間が設けられており、
またシート押えが本体の側面部に差込み回動手段(バイ
ヨネット方式)により着脱自在に嵌合されるよう構成さ
れていることを特徴とするもので、環状シートの耐摩耗
性能を向上させ、かつ環状シートの着脱を短時間で容易
に行うことができるものである。
【0008】本発明における差込み回動手段(バイヨネ
ット方式)による嵌合構造とは、以下の構造からなるも
のである。まず、シート押えの構造について説明する。
【0009】シート押えには、その片側外周面に複数の
円弧状突起部が形成され、又、シート押えのシート側の
側面には環状シートと嵌合し、環状シートを保持するた
めの段差部が設けられている。
【0010】次に、中空円筒状の本体の構造について説
明する。本体の内周側面部には、シート押え及び環状シ
ートが嵌合されるところのシート押えと略同径の環状凹
部が設けられている。
【0011】該環状凹部には、前記円弧状突起部に対応
した位置に、円弧状突起部が嵌挿される円弧状の切欠部
が拡径して設けられ、該円弧状切欠部の奥側には挿入さ
れたシート押えの円弧状突起部が周方向に案内される係
合溝が設けられている。該係合溝は環状凹部の全周にわ
たって設けた環状の溝か、あるいは部分的に設けたそれ
ぞれ係合される各々の円弧状突起に対応した円弧状の溝
としてもよい。
【0012】両者の嵌合方法は、まずシート押えの段差
部に環状シートを嵌合させ、シート押えの片側外周面に
設けられた円弧状突起部を該環状凹部に拡径して設けら
れた前記円弧状切欠部に嵌挿させる。次に、シート押え
に嵌合された環状シートが本体の前記環状凹部の底面に
接触するまでシート押えを押し込むとともに、周方向に
回動させ、該円弧状突起部を係合溝に案内させる。
【0013】以上のようにして、本体にシート押え及び
環状シートを固定させる。この嵌合方式を本発明では差
込み回動手段(バイヨネット方式)と云う。
【0014】シート押えの外周面に設けられる円弧状突
起部は少なくとも2ヶ設ける必要があり、バタフライ弁
の口径の大小に合わせ、その数は適宜選択できる。ま
た、シート押えの該円弧状突起部の巾(シート押えの軸
線方向の長さ)は、シート押えの厚さよりも小さい寸法
にする必要があり、好ましくはその40%〜50%程度
に設定するのがよい。
【0015】また、必要に応じて周方向への回動量を制
限するために円弧状突起を図3に示すようなL字型の突
起部としてもよい。また、該突起部の設け方は、一体成
形、嵌合方式、あるいは接着等いずれでもよいが、一体
成形にて設けるのが望ましい。
【0016】次に環状シートの内周側シール部と本体の
内周側面部に設けられた環状凹部の底面及びシート押え
間の隙間の設け方について説明する。
【0017】環状シートは外周側拘束部と内周側シール
部とから構成されており、外周側拘束部はプラスチック
製バタフライ弁配管時にシート押えにより本体の内周側
面部に設けられた環状凹部の底面に圧縮保持される部位
で、シート押えはプラスチック製バタフライ弁未配管時
には本体側面より突出しており、その突出量は弁配管時
の環状シートの該外周側拘束部の圧縮代分と等しく設け
られる。また環状シートの内周側シール部と、本体の内
周側面部に設けられた環状凹部の底面との間及びシート
押えとの間の少なくともどちらか一方に設けられた隙間
は、プラスチック製バタフライ弁配管時にその流路軸線
方向の寸法が0以上になるように設定され、つまり該隙
間が無くなるかもしくはわずかに残るように設けられて
いる。すなわち、環状シートの内周側シール部はシート
押え及び本体の内周側面部に設けられた環状凹部の底面
と接触するかもしくはわずかに隙間を残した状態で配置
されており、該環状シートの内周側シール部は非圧縮状
態で保持され自由度を持たせた状態になっている。な
お、弁未配管時の該隙間は環状シートの内周側シール部
と、本体の内周側面部に設けられた環状凹部の底面との
間及びシート押えとの間の両方に設けてもよい。
【0018】本発明で使用されるバタフライ弁の材質は
使用可能ないずれのプラスチックでもよいが、一般的に
は硬質塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、PVDF等の
フッ素樹脂が好適なものとして挙げられる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様について
図面にもとづき説明するが、本発明が本実施態様に限定
されないことは言うまでもない。
【0020】図1は塩化ビニル樹脂製の偏心型バタフラ
イ弁の閉状態を示す縦断面図である。図において、1は
中空円筒状の本体であり、流路を構成するその内部に
は、ステム17により流路の軸線方向に偏心配置された
弁体4が回動自在に軸支されている。
【0021】2はシート押えでありその外周面には、円
弧状のL字型突起部9(図3参照)が設けられており、
図4に示されるごとく周方向等間隔位置に8個一体成形
にて設けられている。又、シート押え2の内側には、図
2に示されるごとく環状シート3と嵌合することにより
環状シート3を保持するための段差部10が設けられて
いる。この段差部10の軸線方向の深さは環状シート3
の軸線方向の巾よりもやゝ小さく設けてある。すなわち
環状シート3の軸線方向の締め代分だけ小さく設定され
ている。段差部10の軸線に対して直交する面には、環
状シート3を固定するための断面台形状の環状の小突起
部11が設けられている。シート押え2の内径は特に限
定されないが、環状シート3との接触面積ができるだけ
大きくなるように、言いかえると本体1の内径よりも小
さく設定する方がシート3の安定保持に効果的である。
【0022】7 は本体1の側面部12に設けられ、シー
ト押え2及び環状シート3が嵌合されるシート押え2の
外径と略同径の環状凹部である。
【0023】5は図3、図4に示されるごとく本体1の
環状凹部7の径方向にシート押え2のL字型突起部9に
対応する位置に設けられた円弧状の切欠部である。切欠
部5の奥側、すなわち環状凹部7の底面部周縁には、図
2に示されるごとくL字型突起部9が周方向に案内され
る環状の係合溝6が拡径して設けられている。又、環状
凹部7の底面にはシート押え2と同様に、小突起部11
に相対する位置に環状の小突起部8が設けられている。
(図2参照)
【0024】3は本体1の流路の軸線に対して垂直方向
に配置され、内周側シール部3bが円弧状に形成され断
面形状が砲弾状の環状シートであり、本体1の内部すな
わち本体1の環状凹部7の底面部にシート押え2により
外周側拘束部3aが挟持固定されている(図1、図2参
照)。図2に示されるごとく、環状シート3の外周側拘
束部3aの両面には前記小突起部8,11が係合する環
状溝13,14が設けられている。図1でわかるとお
り、環状シート3の内周側シール部3bの先端部は本体
1の流路側に突出しており、全閉時には偏心配置の弁体
4の外周シール部4aと接触することによりシール性が
保持される。
【0025】環状シート3の材質は一般的に使用される
ものはいずれでもよく、ブチルゴム(BR)、クロロプ
レンゴム(CR)、エチレンプロピレンターポリマー
(EPDM)、フッ素ゴム(FPM)等のゴム弾性体、
PTFE等のフッ素樹脂被覆ゴム弾性体及びPTFE等
のフッ素樹脂が好適なものとして挙げられる。
【0026】次に、本実施例のシート押え2及び環状シ
ート3の本体1の環状凹部7への嵌合方法(すなわちバ
イヨネット方式)について説明する。
【0027】まず、シート押え2の段差部10に環状シ
ート3を嵌合させ、次に、シート押え2のL字型突起部
9を本体1の環状凹部7に設けられた円弧状の切欠部5
に嵌合させ、環状シート3が環状凹部7の底面と接触す
るまで押し込む。次に、シート押え2を周方向に回動さ
せ、L字型突起部9の平行部15を係合溝6に案内し、
L字型突起部9の垂直部16が本体1の切欠部5の壁に
接触するまでさらに回動させる(図3、図4参照。図3
では、シート押え2を右回転させることによりL字型突
起部9が点線位置から図の位置まで移動した状態が示さ
れている。)。
【0028】この状態では図1及び図2に示すごとく、
シート押え2と本体1の環状凹部7の底面との間には隙
間31(すなわち外周側拘束部3aの締め代)が生じて
いる。従ってシート押え2は本体1の側面部12から軸
線方向に該隙間分だけ突出しており、環状シート3は押
圧されておらず、相対する小突起部8,11と環状シー
ト3の環状溝13,14の係合でのみ保持されている。
また、シート押え2及び本体1の環状凹部7の底面と環
状シート3の内周側シール部3bの間には隙間29及び
30が設けられ、隙間29及び30の流路の軸線方向の
寸法は弁配管時において0になるように設定されてい
る。
【0029】以上の要領で本体1にシート押え2及び環
状シート3が固定される。環状シート3の取替時には上
記と逆の操作を行えば良いことは言うまでもない。
【0030】図5は配管ラインに本実施態様のバタフラ
イ弁が装着された場合のシート押え2及び環状シート3
の状態を示す要部の縦断面図である。
【0031】シート押え2がパッキン18を介してフラ
ンジ19等により押圧されることにより、シート押え2
が本体1の環状凹部7の底面に接触し、環状シート3が
圧縮されることで強固に固定され、またシート押え2及
び本体1と環状シート3の内周側シール部3bの間の隙
間29及び30はなくなっているが環状シート3の内周
側シール部3bは圧縮されていない。つまり非圧縮状態
となっている。
【0032】ここで弁閉塞時の環状シート3の内周側シ
ール部3bの状態について説明する。偏心配置された弁
体4を閉の状態にすると、その外周シール部4aと環状
シート3の内周側シール部3bとが接触し、環状シート
3の内周側シール部3bの先端部を弁体4の外周シール
部4aが均等に圧縮する。ここで、弁配管時には環状シ
ート3の内周側シール部3bがシート押え2により圧縮
されていない状態であるため、弁閉塞時の内周側シール
部3bの圧縮量を適度に設定することによって良好な弁
座シール性能が得られる。
【0033】次に偏心配置された弁体4の回動時におけ
る環状シート3の内周側シール部3bの状態について説
明する。
【0034】弁配管時に弁体4が回動すると弁体4の外
周シール部4aが環状シート3の内周側シール部3bを
圧接する。ここで、環状シート3の内周側シール部3b
は弁体4の外周シール部4aと接触する前は圧縮されて
いないため、外周シール部4aが環状シート3の内周側
シール部3bと圧接しても十分に変形可能であり、前記
した従来の問題は発生せず、環状シート3の内周側シー
ル部3bの摩耗を極力少なくすることができるため、長
期に渡って耐摩耗性能を維持することが可能となった。
【0035】図6はシート3の他の実施例を含む要部の
縦断面図である。前記実施例の環状シート3の外周部に
さらに鍔状の拘束部3cが設けられており、本体1とシ
ート押え2により環状シート3の保持力をさらに向上さ
せる形状になっている。
【0036】図1の構造を有する口径200Aのプラス
チック製バタフライ弁(EPDM製シート使用)にてJ
ISB2003に準ずる弁座漏れ検査(水圧試験)を行
ったところ、水圧10 kgf/cm2 で30秒保持しても漏
れが発生せず完全にシールされており、従来のプラスチ
ック製バタフライ弁となんら遜色のない結果が得られ
た。
【0037】また、図1、図2の構造を有する口径10
0Aのプラスチック製バタフライ弁を配管し、環状シー
ト3にグリス等の潤滑材を塗布せず本体内を満水にし、
弁を全閉から全開に、続いて全開から全閉への動作を1
回とし、連続して10000回開閉動作を行った後にJ
ISB2003に準ずる弁座漏れ検査(水圧試験)を行
ったところ、水圧10 kgf/cm2 で30秒保持しても漏
れが発生せず完全にシールされておりシートの耐久性能
の向上を確認した。
【0038】一方、同時に試験を行った同口径で図8タ
イプの偏心型プラスチック製バタフライ弁は5000回
開閉動作を行った後に同様の弁座漏れ検査(水圧試験)
を行ったところ6 kgf/cm2 で弁座漏れを発生した。
【0039】従って、本発明のプラスチック製バタフラ
イ弁の構造であってもシール性能については全く問題な
く、またシートの耐摩耗性能は従来のプラスチック製偏
心型バタフライ弁よりも向上していることが確認され
た。
【0040】
【発明の効果】以上説明したごとく本発明のプラスチッ
ク製バタフライ弁は、シート押えを本体に差込み回動手
段(バイヨネット方式)で着脱可能に嵌合させて環状シ
ートを固定するため、ボルト螺入用のねじ孔などの加工
が不要で、分解時に係合部の破損の恐れがなく、特殊な
工具を使用せずに環状シートの着脱が容易かつ迅速に行
うことができ、かつ環状シートの耐摩耗性能を向上して
いるため、生産及びメンテナンスに要するコストの低減
を図ることができる。また、プラスチック製であるた
め、軽量でかつ耐食性に優れているという効果があるこ
とは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1における要部拡大縦断面図である。
【図3】本体側面部、シート及びシート押えの部分分解
斜視図である。
【図4】図1における左側面図である。
【図5】配管時の要部拡大縦断面図である。
【図6】シートの他の実施例を含む配管時の要部の拡大
断面図である。
【図7】従来の金属製バタフライ弁のシート取付構造の
要部の拡大縦断面図である。
【図8】従来のプラスチック製バタフライ弁のシート取
付構造の要部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1…本体 2…シート押え 3…環状シート 3a…外周側拘束部 3b…内周側シール部 3c…拘束部 4…弁体 4a…外周シール部 5…切欠部 6…係合溝 7…環状凹部 8…小突起部 9…L字型突起部 10…段差部 11…小突起部 12…側面部 13…環状溝 14…環状溝 15…平行部 16…垂直部 17…ステム 18…パッキン 19…フランジ 20…本体 21…シート押え 22…環状シート 23…固定用ボルト 24…本体 25…シート押え 26…環状シート 27…突出部 28…テーパー付き突出部 29…隙間 30…隙間 31…隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空円筒状の本体の内周側面部に設けら
    れた環状凹部に環状シートが本体側面部よりシート押え
    により固定され、本体内に偏心回動するよう軸支された
    弁体の外周シール部が前記環状シートに当接するよう構
    成されたプラスチック製バタフライ弁において、前記シ
    ート押えが前記環状凹部に差込み回動手段により着脱自
    在に嵌合され、かつ前記環状シートが外周側拘束部と内
    周側シール部とから構成されており、該内周側シール部
    と、前記環状凹部の底面との間及びシート押えとの間の
    少なくとも一方に隙間が設けられていることを特徴とす
    るプラスチック製バタフライ弁。
  2. 【請求項2】 前記プラスチック製バタフライ弁配管時
    において前記内周側シール部が前記シート押えにより非
    圧縮状態に保たれ、かつ前記隙間の流路軸方向の寸法が
    0以上に保たれた状態を保持することを特徴とする請求
    項1に記載のプラスチック製バタフライ弁。
  3. 【請求項3】 前記差込み回動手段が、シート押えの片
    側外周面に設けられた複数の円弧状突起部と、本体内周
    側面部に設けられたシート押えと環状シートが嵌合され
    る環状凹部と、該環状凹部の前記円弧状突起部に対応す
    る位置に拡径して設けられた前記円弧状突起部が嵌挿さ
    れる複数個の円弧状切欠部と、該円弧状切欠部に続いて
    その奥側に設けられた前記円弧状突起部を周方向に案内
    する係合溝からなることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のプラスチック製バタフライ弁。
  4. 【請求項4】 プラスチックが硬質塩化ビニル樹脂、ポ
    リプロピレン、フッ素樹脂であることを特徴とする請求
    項1,2及び3のうちの1項に記載のプラスチック製バ
    タフライ弁。
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