JPH11230007A - エンジンの燃料噴射器固定装置 - Google Patents

エンジンの燃料噴射器固定装置

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JPH11230007A
JPH11230007A JP10028194A JP2819498A JPH11230007A JP H11230007 A JPH11230007 A JP H11230007A JP 10028194 A JP10028194 A JP 10028194A JP 2819498 A JP2819498 A JP 2819498A JP H11230007 A JPH11230007 A JP H11230007A
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JP
Japan
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fuel injector
engine
fixing device
rocker arm
injection nozzle
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JP10028194A
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English (en)
Inventor
Hironori Yoshioka
弘則 吉岡
Norihito Fujimuro
範比登 藤室
Osamu Nakano
修 中野
Mitsuru Kamiyama
満 上山
Satoru Maekoya
哲 前小屋
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/14Arrangements of injectors with respect to engines; Mounting of injectors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量かつ安価に製造できる燃料噴射ノズル固
定装置を提供する。 【解決手段】 シリンダヘッド上に噴射ノズル固定用ボ
ルト39を立設し、揺動形押さえ具40の中央部にボル
ト貫通孔44を設けて噴射ノズル固定用ボルト39を貫
通させ、揺動形押さえ具40の一端側の作用点部48を
燃料噴射ノズル33の受力面47に接当させるとともに
他端側の支点部49をロッカーアームブラケット45の
上面部45aに接当させ、噴射ノズル固定用ボルト39
の下方への押圧により揺動形押さえ具40で燃料噴射ノ
ズル33を固定するように構成してある。また、ロッカ
ーアームブラケット45の上面部45aの高さ位置と燃
料噴射ノズル33の受力面47位置とが略同じ高さ位置
になるように設定し、揺動形押さえ具40が、平板金4
1の端部側位置にその平板金41より薄い接当板金42
を固着させて前記支点部49と作用点部48とを形成し
た構成になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの燃料噴射
器固定装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来から、ディーゼルエンジンまたはガソ
リンエンジンの固定壁に燃料噴射器を固定する燃料噴射
器固定装置が知られている。図7は従来の燃料噴射器固
定装置の一例を示す縦断面図、図8は要部の分解斜視図
である。この燃料噴射器固定装置80は、例えば、シリ
ンダヘッド上面に噴射器固定用ボルト81を立設し、揺
動形押さえ具82を噴射器固定用ボルト81により固定
するようにしてある。揺動形押さえ具82niは、燃料
噴射器83側の端部に左右一対の作用点部84・84が
形成され、燃料噴射器83側と反対側の端部には支点部
86が形成されている。
【0003】そして、前記支点部86を押さえ具受け止
め部87に当接させるとともに作用点部84・84を燃
料噴射器83の受力面88・88に当接させた状態で、
噴射器固定用ボルト81により揺動形押さえ具82の中
央域を押圧することにより、揺動形押さえ具82を支点
部89を支点として揺動させて燃料噴射器83を噴射器
取付孔90側へ押圧して固定するように構成してある。
このような燃料噴射器固定装置80において、揺動形押
さえ具82は図8に示すように複雑な形をしており鍛造
加工により製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の燃料噴射器固定装置80では、前記揺動形押さえ具
82は鍛造で製造されているので製造コストが高くなる
課題がある。また、頭上弁式の多弁型直噴型エンジンに
おいては、上記押さえ具受け止め部は、ロッカーアーム
ブラケットの上面部で兼用される場合がある。この場
合、ロッカーアームブラケットの上面部にはロッカーア
ームブラケットをシリンダヘッドに取り付けるボルトの
ボルト頭が突出していることが多い。したがって、上記
のように押さえ具受け止め部をロッカーアームブラケッ
トの上面部で兼用する場合には、揺動形押さえ具82を
前記ボルト頭を避けるような立体形状にするか、あるい
はボルト頭のないロッカーアームブラケットの上面部の
領域に当接させる必要が生じ、揺動形押さえ具82が複
雑な形状になるという課題がある。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、上記課題を解決できる、エンジ
ンの燃料噴射器固定装置を提供することにある。具体的
な目的の一例を示すと、以下の通りである。 (a)安価に製造できるエンジンの燃料噴射器固定装置を
提供する。 なお、上記に記載した以外の発明の課題及びその解決手
段は、後述する明細書の記述において詳しく説明する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明を、例えば、本発
明の実施の形態を示す図1から図5に基づいて説明する
と、次のように構成したものである。第1発明は、主に
図1(A)及び図4(C)に示すように、シリンダヘッ
ド3上から燃焼室内に燃料噴射器33の先端部を突入さ
せ、シリンダヘッド3上に噴射器固定用ボルト39を立
設し、揺動形押さえ具40の中央部にボルト貫通孔44
を設けて噴射器固定用ボルト39を貫通させ、揺動形押
さえ具40の一端側の作用点部48を燃料噴射器33の
受力面47に接当させるとともに他端側の支点部49を
押さえ具受け止め部に接当させ、噴射器固定用ボルト3
9の下方への押圧により揺動形押さえ具40で燃料噴射
器33を固定するように構成したエンジンの燃料噴射器
固定装置において、前記押さえ具受け止め部をロッカー
アームブラケット45の上面部45aで兼用し、ロッカ
ーアームブラケット45の上面部45aの高さ位置と燃
料噴射器33の受力面47位置とが略同じ高さ位置にな
るように設定し、揺動形押さえ具40が、平板金41の
端部側位置にその平板金41より薄い接当板金42を固
着させて前記支点部49と作用点部48とを形成した構
成になっていることを特徴とする。
【0007】第2発明は、主に図1(A)及び図4
(C)に示すように、ロッカーアームブラケット45の
上面部45aにボルト頭等の突設箇所56aがあり、揺
動形押さえ具40にその突設箇所56aを逃げる逃げ開
口46が形成してあることを特徴とする。第3発明は、
主に図5に示すように、前記接当板金42の一部を折り
返すことにより前記揺動形押さえ具40の前記作用点部
48と支点部49とが構成してあることを特徴とする。
【0008】
【作用及び効果】第1発明であれば、ロッカーアームブ
ラケットの上面部の高さ位置と燃料噴射器の受力面位置
とを略同じ高さ位置になるように設定することにより、
揺動形押さえ具の全体形状を略平板状に構成することが
でき、薄い接当板金を固着させた程度の突出で前記支点
部、作用点部をそれぞれ形成することができる。また、
揺動形押さえ具を平板金と接当板金とを固着させた構成
にすることにより、安価なプレス加工と溶接工程とで製
造でき、従来の鍛造により製造する構成に比べて製造コ
ストを下げることができる。第2発明であれば、揺動形
押さえ具にその突設箇所を逃げる逃げ開口が形成してあ
るので、ロッカーアームブラケットの上面部に突設箇所
がある場合でも揺動形押さえ具を立体形状にする必要が
なく平板金を使用して安価に製造することができる。第
3発明であれば、前記接当板金の一部を折り返して揺動
形押さえ具の作用点部、支点部を構成してあるので、必
要に応じて複数回折り重ねることにより、作用点部、支
点部に必要な突出厚さを得ることができる。
【0009】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。図1(A)(B)はそれぞれ本発明に係る
エンジンの燃料噴射器固定装置を説明するための図であ
り、図1(A)は多気筒エンジンの要部縦断面図、図1
(B)はヘッドカバーを外した状態のシリンダヘッドの
平面図である。また、図2はこの実施例に係るエンジン
の要部縦断面図、図3はその動弁装置の配置関係を説明
する概略平面図である。この実施形態で説明するエンジ
ン1は多気筒頭上弁式の4弁直噴型ディーゼルエンジン
であり、まず、この4弁直噴型ディーゼルエンジンの構
成を説明する。図3に示すように、このディーゼルエン
ジンは、シリンダヘッド3のシリンダ内周面2に沿う領
域に4つの弁口9a・9b・10a・10bが開けてあ
る。また、シリンダ中心軸線4上で互いに直交する前後
縦断線5と左右横断線6のうち、前後縦断線5と平行に
ロッカアーム軸7を架設してある。この前後縦断線5は
クランク軸心(図示せず)に対して平行になっている。
【0010】4つの弁口9a・9b・10a・10b
は、2つの吸気弁口9a・9b、2つの排気弁口10a
・10bとして形成してあり、2つの吸気弁口9a・9
bに設けた一対の吸気弁11a・11bを吸気弁ブリッ
ジ12で連携させ、前記ロッカアーム軸7に吸気ロッカ
アーム13を揺動自在に枢支し、図2に示すように、こ
の吸気ロッカアーム13の出力端部14を吸気弁ブリッ
ジ12の入力部15に接当してある。また、図3に示す
ように、2つの排気弁口10a・10bに設けた一対の
排気弁16a・16bを排気弁ブリッジ17で連携さ
せ、前記同じロッカアーム軸7に排気ロッカアーム18
を揺動自在に枢支し、この排気ロッカアーム18の出力
端部を排気弁ブリッジ17の入力部20に接当してあ
る。
【0011】そして、吸気弁ブリッジ12と排気弁ブリ
ッジ17とが、ロッカアーム軸7の向きに対して直交せ
ず、同じ方向に傾斜するように4つの弁口9a・9b・
10a・10bの位置が設定してある。したがって、排
気弁ブリッジ17の入力部20の位置は、吸気弁ブリッ
ジ12の入力部15の位置に比べてロッカーアーム軸7
に近くなっている。この構成では、排気ロッカーアーム
18と吸気ロッカーアーム13の腕比の差は異なること
になるが、この腕比の差は排気弁カム(図示せず)と吸
気弁カム(図示せず)のカムリフト差を設けることによ
り、補正して問題がないようにしてある。
【0012】前記吸気弁ブリッジ12は図2に示すよう
に構成してある。即ち、図2において、吸気弁ブリッジ
12は、長手状のアーム22の中央部に縦向きのガイド
ボス23を設け、そのボス孔24の上端部にパット取付
座25を設け、ここにパット26を回転自在に着座さ
せ、このパット26を吸気弁ブリッジ12の入力部15
としてある。アーム22の右端部には下向きに凹設部2
7を設け、左端部には調節ねじ28を設けてある。この
吸気弁ブリッジ12は、シリンダヘッド3に立設した支
柱29にガイドボス23を外嵌し、パット26にその上
側から吸気ロッカアーム13の出力端部14を接当さ
せ、凹設部27に吸気弁口9aに対応する吸気弁11a
の弁軸頭部を内嵌し、調節ねじ28の下端面にその下側
から吸気弁口9bに対応する吸気弁11bの弁軸頭部を
接当させてある。
【0013】この吸気弁ブリッジ12は、プッシュロッ
ド30の昇降作動と弁バネ31の作動による吸気ロッカ
アーム13の揺動により、支柱29に沿って昇降作動
し、吸気弁11a・11bを一体に昇降連動する。な
お、排気弁ブリッジ17についても同様の構成としてあ
る。また、前述したように、吸気ロッカーアーム13と
排気ロッカーアーム18(図3参照)の腕比の差は排気
弁カム(図示せず)と吸気弁カム(図示せず)にカムリ
フト差を設けることにより補正して問題がないように設
定してあるので、腕比を一定にするように吸気弁用と排
気弁用のロッカーアーム軸をそれぞれ別に設ける構成と
違って、ロッカーアーム軸を1本で済ませることがで
き、動弁室内の構造が簡単になる、また、このように構
成することにより動弁装置を軽量化できる利点がある。
【0014】次に、上記この発明に係る燃料噴射ノズル
の固定装置について説明する。この4弁直噴型ディーゼ
ルエンジン1は、図2に示すようにシリンダブロック3
5上にシリンダヘッド3を組み付け、そのシリンダヘッ
ド3の上部にヘッドカバー52で覆われた動弁室51を
形成してある。また、図1(A)(B)に示すように、
シリンダヘッド3に燃焼室まで達する燃料噴射ノズル取
付孔36を設け、その取付孔36から燃料噴射ノズル3
3を突入させて燃料噴射ノズル33の先端部を燃焼室内
に臨ませてある。燃料噴射ノズル33の固定装置38
は、噴射ノズル固定用ボルト39と揺動形押さえ具40
により構成してある。また、図1(B)に示すように燃
料噴射ノズル33は前記吸気弁11a・11b、排気弁
16a・16bで囲まれたシリンダ中心軸線位置に対応
したシリンダヘッド3の上面に突入してある。
【0015】図4は揺動形押さえ具を説明するための図
であり、図4(A)は揺動形押さえ具の平面図、図4
(B)はその側面図、図4(C)は図1(A)の要部拡
大断面図である。揺動形押さえ具40は、図4に示すよ
うに平板金41に接当板金42を溶着した構成となって
いる。平板金41は、図4(A)(B)に示すように厚
さt1の平板金41の一端側を二股部43に形成してあ
る。また、平板金41の長手方向の略中心部に固定用ボ
ルト貫通孔44を開口し、さらに平板金41の他端側に
ボルト56のボルト頭56a(図4(C)参照)を逃が
す逃げ開口46を形成してある。そして、二股部43の
下面所定位置に前記平板金41より薄く小さい接当板金
42を溶着させて、図4(C)に示すように燃料噴射ノ
ズル33の受力面47・47に当接する一対の作用点部
48・48を形成してある。また、同じように平板金4
1の他端側に接当板金42を固着させて支点部49を形
成してある。そして、図4(C)に示すように、前記支
点部49を押さえ具受け止め部であるロッカーアームブ
ラケット45の上面部45aに当接させるとともに前記
作用点部48・48を燃料噴射ノズル33の受力面47
・47に当接させた状態で、噴射ノズル固定用ボルト3
9により押圧することにより、揺動形押さえ具40を支
点部49を支点として揺動させて燃料噴射ノズル33を
噴射ノズル取付孔36側へ押圧して固定するように構成
してある。なお、図1(A)に示すように前記ボルト5
6はロッカーアームブラケット45をシリンダヘッド3
に固定するボルト56である。このようなボルト56は
ロッカーアームブラケット45においてロッカーアーム
軸を挟さむように一対設けられているので、燃料噴射ノ
ズル33側にもボルト頭56aが存在することになる。
したがって、揺動形押さえ具40を平板で構成してロッ
カーアームブラケット45の上面部45aに支点部49
を当接させるためには、このボルト頭56aを逃げるこ
とが必要になる。
【0016】図5(A)(B)(C)はそれぞれ上記揺
動形押さえ具の他の実施形態を示す図であり、図5
(A)は接当板金の平面図、図5(B)は揺動形押さえ
具の側面図、図5(C)は接当板金の折り返し部の一部
拡大側面図である。この実施形態は、図4で説明した平
板金41をそのまま使用し、接当板金42のみを図5
(A)に示すように平板金41の形状と略同じで、平板
金41に比べて折り返し部54だけ延設したものを使用
している。即ち、図5に示す接当板金42は、二股部4
3に対応する先端部分に折り返し幅66・66を持たせ
て長く形成してある。そして二股部43の折り返し幅6
6・66を折り返すことにより、燃料噴射ノズルの受力
面に当接する作用点部48・48を形成してある。一
方、平板金41の他端側にも折り返し幅67が形成して
あり、同様に折り返して支点部49を形成するようにし
てある。なお、図5(B)に示すように平板金41と接
当板金42を溶着して揺動形押さえ具40を構成するこ
とは本実施形態でも変わらない。また、図5(C)に示
すように、折り返し部54を複数回折り返すことによ
り、作用点部48、支点部49の厚さt2を大きくする
こともできる。
【0017】図6は、上記エンジンのヘッドカバーに設
けられたブリーザ装置を説明するための図であり、ヘッ
ドカバーの平面図を示している。このヘッドカバー52
は6気筒のエンジン用になっており、ヘッドカバー52
の全長に亘ってブリーザ通路58を貫通させてある。そ
して、ブリーザ通路58の前半部に前ブリーザ入口路5
9を連通させるとともに、ブリーザ通路58の後半部に
後ブリーザ入口路60を連通してある。また、ブリーザ
通路58の中央部にブリーザ室61を形成してある。ブ
リーザ通路58の途中にはオイル分離室62が設けられ
ている。なお、オイル分離室62の下壁には動弁室へ連
通する開口が設けてあり、分離されたオイルが動弁室へ
落ちるように構成してある。この構成では、ブリーザ入
口路59・60を前後に分散させるので、ブリーザ入口
路1本当たりのガス流入量が少ない分だけ、オイルミス
トの連れ出しが少なくなりオイルの分離性能が高い。ま
た、ブリーザ通路58を形成するためのキリ加工の長さ
がヘッドカバー52の全長の約半分で済むので、このキ
リ加工コストを安価にすることができる。
【0018】また、このエンジンでは、図1(A)及び
図6に示すように各燃料噴射ノズル33に対応して、ヘ
ッドカバー52に高圧燃料噴射管の接続部の点検・操作
用窓孔63が設けてある。図1(A)に示すように、こ
の点検・操作用窓孔63はヘッドカバー52の高圧噴射
管貫通孔64の上部に高圧噴射管接続部のシール良否が
確認できるように設けてある。この構成であると、高圧
噴射管接続部のシールの組み付け状態の良否の確認と、
シール不良時の修正操作が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る燃料噴射器固定装置を説明
するための概略説明図であり、図1(A)は多弁型エン
ジンの要部縦断面図、図1(B)はヘッドカバーを外し
た状態のシリンダヘッドの概略平面図である。
【図2】図2は多弁型エンジンの要部縦断面図である。
【図3】図3は動弁装置を説明する概略平面図である。
【図4】図4は揺動形押さえ具を説明するための図であ
り、図4(A)は揺動形押さえ具の平面図、図4(B)
はその側面図、図4(C)は図1(A)の要部拡大図で
ある。
【図5】図5(A)(B)(C)はそれぞれ上記揺動形
押さえ具の他の実施形態を示す図であり、図5(A)は
接当板金の平面図、図5(B)は揺動形押さえ具の側面
図、図5(C)は接当板金の折り返し部の拡大側面図で
ある。
【図6】図6はヘッドカバーの平面図である。
【図7】図7は従来の燃料噴射器固定装置の一例を示す
縦断面図である。
【図8】図8は従来の燃料噴射器固定装置の要部分解斜
視図である。
【符号の説明】
3…シリンダヘッド、33…燃料噴射ノズル、39…噴
射ノズル固定用ボルト、56a…ボルト頭、40…揺動
形押さえ具、41…平板金、42…接当板金、44…固
定用ボルト貫通孔、45…ロッカーアームブラケット、
45a…上面部、46…逃げ開口、47…受力面、48
…作用点部、49…支点部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上山 満 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内 (72)発明者 前小屋 哲 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ堺 製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド(3)上から燃焼室内に燃
    料噴射器(33)の先端部を突入させ、シリンダヘッド
    (3)上に噴射器固定用ボルト(39)を立設し、揺動形押
    さえ具(40)の中央部にボルト貫通孔(44)を設けて噴
    射器固定用ボルト(39)を貫通させ、揺動形押さえ具
    (40)の一端側の作用点部(48)を燃料噴射器(33)の
    受力面(47)に接当させるとともに他端側の支点部(4
    9)を押さえ具受け止め部に接当させ、噴射器固定用ボ
    ルト(39)の下方への押圧により揺動形押さえ具(40)
    で燃料噴射器(33)を固定するように構成したエンジン
    の燃料噴射器固定装置において、 前記押さえ具受け止め部をロッカーアームブラケット
    (45)の上面部(45a)で兼用し、ロッカーアームブラ
    ケット(45)の上面部(45a)の高さ位置と燃料噴射器
    (33)の受力面(47)位置とが略同じ高さ位置になるよ
    うに設定し、揺動形押さえ具(40)が、平板金(41)の
    端部側位置にその平板金(41)より薄い接当板金(42)
    を固着させて前記支点部(49)と作用点部(48)とを形
    成した構成になっていることを特徴とする、エンジンの
    燃料噴射器固定装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のエンジンの燃料噴
    射器固定装置において、ロッカーアームブラケット(4
    5)の上面部(45a)にボルト頭等の突設箇所(56a)
    があり、揺動形押さえ具(40)にその突設箇所(56a)
    を逃げる逃げ開口(46)が形成してあることを特徴とす
    る、エンジンの燃料噴射器固定装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載のエンジンの燃料噴
    射器固定装置において、前記接当板金(42)の一部を折
    り返すことにより前記揺動形押さえ具(40)の前記作用
    点部(48)と支点部(49)とが構成してあること特徴と
    する、エンジンの燃料噴射器固定装置。
JP10028194A 1998-02-10 1998-02-10 エンジンの燃料噴射器固定装置 Pending JPH11230007A (ja)

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Cited By (3)

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KR20040025213A (ko) * 2002-09-18 2004-03-24 대우종합기계 주식회사 엔진의 인젝터 고정구조
WO2012054601A3 (en) * 2010-10-20 2012-08-23 Illinois Tool Works Inc. Fuel injector bracket assembly
CN104265535A (zh) * 2014-10-13 2015-01-07 浙江新柴股份有限公司 一种柴油机上喷油器安装的定位装置

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