JPH11229243A - 紡績用リング - Google Patents

紡績用リング

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JPH11229243A
JPH11229243A JP3148198A JP3148198A JPH11229243A JP H11229243 A JPH11229243 A JP H11229243A JP 3148198 A JP3148198 A JP 3148198A JP 3148198 A JP3148198 A JP 3148198A JP H11229243 A JPH11229243 A JP H11229243A
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bobbin
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cylinder
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JP3148198A
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Yasushi Iwama
泰志 岩間
Hidetomo Yamada
英智 山田
Toshinori Kagohashi
俊憲 籠橋
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Nippo Ltd
Howa Machinery Ltd
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Nippo Ltd
Howa Machinery Ltd
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転筒に対するトラベラの回転駆動トルクを
向上させて、常に回転筒がトラベラと同速回転するよう
にする。 【解決手段】 糸供給部から導かれる糸をボビンに巻き
取るための紡績用リングであって、固定筒20と、固定
筒20の内側において回転可能に設けられる回転筒30
と、回転筒30の周方向に沿って設けられたフランジ部
32と、フランジ部32に対してその周方向に回転可能
に設けられ、糸供給部から導かれる糸をボビン82に対
してガイドするトラベラ50とを有し、トラベラ50が
下方に開口するリング状をなし、フランジ部32が、求
心方向に突出してトラベラ50と接触する第1接触部3
2aと、遠心方向かつ上方の斜め方向に突出して前記ト
ラベラ50と接触する第2接触部32bとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、糸供給部から導
かれる糸をボビンに巻き取るための紡績用リングに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の紡績用リングが使用される精紡
機全体と、従来の紡績用リングをあわせて説明する。図
1に示すように、この精紡機の上方には、粗糸ボビン7
0(糸供給部)が、紙面に直角の方向に多数配設されて
いる。これに対応して、高さ方向のほぼ中央の左右両側
にはドラフト装置72が各々設けられており、下方の左
右両側には、紙面に直角の方向に伸びるリングレール7
4が各々設けられている。リングレール74は、鉛直方
向に伸びる昇降可能なリフチングピラー78に支持さ
れ、モータ(図示省略)の駆動力によって昇降可能であ
る。リングレール74には、図1の紙面と直角の方向に
多数の取付孔(図示省略)が形成されている。この取付
孔に、紡績用リング210が嵌合して取り付けられる。
リングレール74の上方には、各紡績用リング210に
対応してガイド部材76が昇降可能な別のリフチングピ
ラー79に設けられており、ガイド部材76には貫通孔
77が形成されている。各紡績用リング210間には、
仕切部材であるセパレータ95が設けられている。各紡
績用リング210の中心軸線部分には、スピンドル80
が、モータ(図示省略)によって回転可能に配設されて
いる。スピンドル80には、ボビン(精紡糸ボビン)8
2(図1中は図示省略)が、相対回転が不可能な状態で
嵌合される。
【0003】そして、従来の紡績用リングとしては、例
えば、国際公開番号WO96/08592に開示されて
いるものがある。図6に示すように、その紡績用リング
210では、固定筒220の内側に摺接リング240を
介して回転筒230が回転可能に設けられており、回転
筒230の上部に形成されたフランジ部232に対し
て、トラベラ250がその周方向に回転可能に設けられ
ている。粗糸ボビン70に巻き取られている糸T(粗糸
T1)は、ドラフト装置72を経て、ガイド部材76の
貫通孔77を通り、紡績用リング210のトラベラ25
0を通して、ボビン82に導かれる。
【0004】そして、リングレール74が往復昇降して
紡績用リング210が往復昇降しつつボビン82(スピ
ンドル80)が回転することによってトラベラ250や
回転筒230が回転し、糸供給部から導かれる糸Tに撚
りがかけられつつ、糸Tがボビン82に対して巻き取ら
れていく。その際、トラベラ250は遠心力によって回
転筒230に対して強く接触し、原則として(回転始動
時等以外において)、トラベラ250と回転筒230は
一体的に回転する。
【0005】上記のようにトラベラ250と回転筒23
0が一体的に回転(同速回転)する原理は、次のとおり
である。回転始動時においてはトラベラ250のみが回
転し始める。その回転によってトラベラ250には遠心
力が作用し、その遠心力に基づいてトラベラ250は回
転筒230に対して強い摩擦力をもって接触する。こう
して、回転筒230には、トラベラ250とともに回転
しようとする回転駆動トルクが加えられる。トラベラ2
50によるこの回転駆動トルクによって、回転筒230
は徐々に回転速度を高めていき、最終的にはトラベラ2
50と同速度で回転するようになる。そのようになるよ
うに、回転筒230の回転抵抗が設定されている。回転
筒230がトラベラ250と同速回転すると、トラベラ
250の回転筒230に対する相対速度はゼロとなり、
トラベラ250の負担(損傷度合い)は小さくなってト
ラベラ250の寿命が延長されるとともに、トラベラ2
50と回転筒230との間の発熱が減少され、糸の品質
を劣化させることなく高速でボビン82を回転すること
も可能となり、生産効率の向上が図られるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者のさらなる研究の結果、当初は(回転始動時という意
味ではなくもっとマクロ的な意味である)、上記のよう
に回転筒230がトラベラ250と同速度で回転してい
ても、長期間使用しているうちに回転筒230がトラベ
ラ250と同速度では回転しないこともあることがわか
った。すなわち、1つのボビン82に対して糸巻きが終
了したら、スピンドル80の回転を止めて(同時に回転
筒230及びトラベラ250の回転も止めて)、再度新
たなボビン82をスピンドル80に取り付けて、その新
たなボビン82に対して糸巻きを行う。これを何回も繰
り返すうちに、トラベラ250と回転筒230(フラン
ジ部232)との間の摩擦力が小さくなってしまうこと
があることがわかった。その原因として、糸Tがトラベ
ラ250を通過する際にトラベラ250との間の摩擦に
よって欠落した繊維屑や室内に漂う風線(特に合成繊維
の場合)が、トラベラ250とフランジ部232との間
の摩擦力による熱によって溶融してフランジ部232に
付着して(擦過溶融物といわれる)、それによってトラ
ベラ250と回転筒230(フランジ部232)との間
の摩擦力が小さくなることが考えられる。また、糸T内
に含有された油分がフランジ部232に付着して、それ
によってトラベラ250と回転筒230(フランジ部2
32)との間の摩擦力が小さくなることも考えられる。
【0007】図7にその実験結果が現されている。横軸
に回転数(回/分)をとり、縦軸にトルク(g・cm)
をとってある。1点鎖線が回転筒230の回転抵抗であ
り、破線が擦過溶融物等がフランジ部232に付着して
いない状態の回転筒230に対する回転駆動トルクであ
り、実線が擦過溶融物等がフランジ部232に付着した
状態の回転筒230に対する回転駆動トルクである。な
お、回転駆動トルクを測定する際には、回転筒230が
固定筒220と一体的に固定状態の紡績用リングを利用
して測定した。この実験結果からもわかるように、フラ
ンジ部232に擦過溶融物等が付着していない場合(破
線)は回転駆動トルクは回転筒230の回転抵抗(1点
鎖線)よりも大きいために回転筒230がトラベラ25
0と同速回転するが、擦過溶融物等が付着した場合(実
線)は回転駆動トルクは回転筒230の回転抵抗(1点
鎖線)よりも小さいために回転筒230がトラベラ25
0と同速回転しないことが判明した。
【0008】上記の事態を解消するためには、たとえ上
記のような擦過溶融物及び油分がフランジ部232に付
着しても、トラベラ250から回転筒230に対する回
転駆動トルクが十分に作用する構造とされればよい。そ
の点から従来の紡績用リング210を考察すると、トラ
ベラ250と回転筒230との間の接触箇所が1つのみ
であるために、回転駆動トルクが十分でない場合もあり
得ることが判明した。
【0009】そこで、本発明は、回転筒に対するトラベ
ラの回転駆動トルクを向上させて、常に回転筒がトラベ
ラと同速回転する紡績用リングを提供することを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、糸供給部から導かれる糸を
ボビンに巻き取るための紡績用リングであって、固定的
に設けられる固定筒と、その固定筒の内側においてその
固定筒と同心的にかつその中心軸線を中心に回転可能に
設けられ、かつその内側に前記ボビンが同心的にかつそ
の中心軸線を中心に回転可能に配設される回転筒と、そ
の回転筒の周方向に沿って設けられたフランジ部と、そ
のフランジ部に対してその周方向に回転可能に設けら
れ、前記糸供給部から導かれる糸を前記ボビンに対して
ガイドするトラベラとを有し、前記フランジ部が前記ト
ラベラに対して2以上の接触箇所を有するものである。
なお、「フランジ部がトラベラに対して2以上の接触箇
所を有する」とは、少なくとも回転筒がトラベラと同速
度で回転していないときにおいて2か所以上の接触箇所
を有しておれば足りるものとし、回転筒がトラベラと同
速度で回転するようになった状態では、1か所のみの接
触でも良いものとする。
【0011】この発明では、トラベラが回転筒に対して
2以上の接触箇所を有しているために、トラベラから回
転筒に対して与えられる回転駆動トルクは大きなものと
なる。このため、フランジ部に擦過溶融物等が付着して
いても、その回転駆動トルクが回転筒の回転抵抗よりも
大きくなり、回転筒とトラベラの同速回転(ほぼ同速の
回転も含む)が担保される。そして、回転筒がトラベラ
と同速回転することによって、トラベラの回転筒に対す
る相対速度はゼロとなり、トラベラの負担(損傷度合
い)は小さくなってトラベラの寿命が延長されるととも
に、トラベラと回転筒との間の発熱が減少され、糸の品
質を劣化させることなく高速でボビンを回転することも
可能となり、生産効率の向上が図られる。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、前記トラベラが下方に開口するリング状を
なし、前記フランジ部が、求心方向に突出して前記トラ
ベラと接触する第1接触部と、遠心方向かつ上方の斜め
方向に突出して前記トラベラと接触する第2接触部とを
有するものである。
【0013】この発明では、請求項1に係る発明の作用
効果がより具体的に得られる。また、トラベラがフラン
ジ部の第1接触部及び第2接触部の2つの接触部で接触
することによって、トラベラのがたつきが抑制されトラ
ベラの姿勢が安定する。このため、トラベラのがたつき
による糸に対する“しごき”が減少され、糸の品質が向
上する。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、前記トラベラが遠心方向に開口するリング
状をなし、前記フランジ部が求心方向に突出しており、
そのフランジ部のうちの求心方向側の箇所が前記トラベ
ラと接触する第1接触部とされ、その突出部の上面が前
記トラベラの開口の上端部と接触する第2接触部とされ
ているものである。
【0015】この発明でも、請求項2に係る発明と同様
の作用効果が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。なお、これら各実施形態である紡
績用リング10,110が用いられる精紡機全体につい
ては、前述したとおりである。
【0017】<実施形態1>図2に示すように、この紡
績用リング10は、固定筒20,回転筒30,トラベラ
50を有している。
【0018】固定筒20は合成樹脂から形成されてお
り、その外周側部分には、円筒面状の嵌合部22と、円
環面状の載置部24が形成されている。また、嵌合部2
2には、ストップリング取付溝26が形成されている。
そして、この紡績用リング10は、固定筒20の嵌合部
22においてリングレール74の取付孔75に対して嵌
合され、載置部24において取付孔75の周囲部分に載
置され、セットリング取付溝26にゴム等で製造された
セットリング90が嵌められることによって、リングレ
ール74に取り付けられる。
【0019】回転筒30は、固定筒20の内側におい
て、固定筒20と同心的に、かつその中心軸線を中心に
回転可能に設けられている。固定筒20と回転筒30と
の間には、摺接リング40が介装されており、回転筒3
0が固定筒20に対して円滑に回転するようにされてい
る。なお、固定筒20にはライナーカバー42が嵌合固
定されており、摺接リング40の抜け止めがなされてい
る。回転筒30のやや上部には防塵カバー44が取り付
けられており、固定筒20と回転筒30との隙間部分の
防塵がなされている。
【0020】図3に示すように、回転筒30の上部に
は、周方向にわたって一巡するフランジ部32が形成さ
れている。フランジ部32には、トラベラ50がその周
方向に回転可能に設けられている。トラベラ50は、下
方に開口するリング状をなしている。
【0021】フランジ部32には、第1接触部32aと
第2接触部32bが形成されている。第1接触部32a
は求心方向に突出して形成されている。第2接触部は遠
心方向かつ上方の斜め方向に突出して形成されている。
そして、回転筒30(フランジ部32)は、第1接触部
32a及び第2接触部32bの2つの接触箇所において
トラベラ50と接触する。少なくとも、回転筒30がト
ラベラ50との同速回転をするまでの運転の初期におい
ては、回転筒30(フランジ部32)はその2つの接触
箇所においてトラベラ50と接触する。
【0022】図2に示すように、回転筒30の下部には
ブレーキリング60が設けられている。ブレーキリング
60は、半径方向に延びる多数のフィン68を有してお
り、回転筒30の回転しすぎを防止する。
【0023】次に、この紡績用リング10の作用効果を
説明する。図1に基づいて前述したように、リングレー
ル74が往復昇降して紡績用リング10が往復昇降しつ
つボビン82(スピンドル80)が回転することによっ
て、トラベラ50や回転筒30が回転する。ドラフト装
置72によってドラフトされて所定の送出速度で送り出
される糸Tは、ガイド部材76の貫通孔77を通り、紡
績用リング10のトラベラ50によってガイドされかつ
撚りをかけられつつ、ボビン82に対して巻き取られて
いく。
【0024】スピンドル80及びボビン82の回転開始
によってトラベラ50が回転し始め、トラベラ50と回
転筒30との間の摩擦抵抗によって回転筒30も固定筒
20に対して回転し始める。その際、トラベラ50と回
転筒30(フランジ部32)は、第1接触部32a及び
第2接触部32bの2つの箇所で接触しているために、
回転筒30に対するトラベラ50の回転駆動トルクは所
定以上のものが確保され、回転筒30の回転抵抗よりも
常に大きな値をとることとなった。すなわち、擦過溶融
物等がフランジ部32に付着した場合でも、回転筒30
に対する回転駆動トルクは回転筒30の回転抵抗より大
きい値となることがわかった。
【0025】図4にその実験結果が現されている。横軸
に回転数(回/分)をとり、縦軸にトルク(g・cm)
をとってある。1点鎖線が回転筒30の回転抵抗であ
り、破線が擦過溶融物等がフランジ部32に付着してい
ない状態の回転筒30に対する回転駆動トルクであり、
実線が擦過溶融物等がフランジ部32に付着した状態の
回転筒30に対する回転駆動トルクである。なお、前述
と同様に、回転駆動トルクを測定する際には、回転筒3
0が固定筒20と一体的に固定状態の紡績用リングを利
用して測定した。この実験結果からもわかるように、こ
の紡績用リング10では、フランジ部32に擦過溶融物
等が付着していない場合(破線)はもちろん、擦過溶融
物等が付着した場合(実線)であっても、回転筒30に
対する回転駆動トルクは回転筒30の回転抵抗(1点鎖
線)よりも大きいことがわかった。このため、この紡績
用リング10では、常に(すなわち、擦過溶融物等が付
着した場合も)回転筒30がトラベラ50と同速回転す
ることが可能となった。
【0026】<実施形態2>次に、本発明の実施形態2
について、実施形態1との相違点を中心に、図5に基づ
いて説明する。この紡績用リング110は、固定筒2
0,回転筒130,トラベラ150を有している。回転
筒130の上部には、周方向にわたって一巡するフラン
ジ部132が形成されている。フランジ部132には、
トラベラ150がその周方向に回転可能に設けられてい
る。トラベラ150は、遠心方向に開口するリング状を
なしている。
【0027】フランジ部132は、求心方向に突出して
形成されている。フランジ部132の求心方向側の部分
が第1接触部132aとされ、フランジ部132の上面
が第2接触部132bとされている。そして、回転筒1
30(フランジ部132)は、第1接触部132a及び
第2接触部132bの2つの接触箇所においてトラベラ
150と接触する。第2接触部132bはトラベラ15
0の開口の上端部151と接触する。このため、実施形
態1の紡績用リング10と同様に、フランジ部132に
擦過溶融物等が付着した場合であっても、回転筒130
に対する回転駆動トルクが回転筒130の回転抵抗より
も大きいために、常に回転筒130がトラベラ150と
同速回転することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である紡績用リング及び従来
の紡績用リングが用いられる精紡機全体を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施形態1の紡績用リングの断面図で
ある。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】図2の紡績用リングの実験結果を示すグラフで
ある。
【図5】本発明の実施形態2の紡績用リングの要部拡大
図(断面図)である。
【図6】従来の紡績用リングの断面図である。
【図7】図6のリングの実験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
20 固定筒 30,130 回転筒 32,132 フランジ 32a,132a 第1接触部 32b,132b 第2接触部 50,150 トラベラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸供給部から導かれる糸をボビンに巻き
    取るための紡績用リングであって、 固定的に設けられる固定筒と、 その固定筒の内側においてその固定筒と同心的にかつそ
    の中心軸線を中心に回転可能に設けられ、かつその内側
    に前記ボビンが同心的にかつその中心軸線を中心に回転
    可能に配設される回転筒と、 その回転筒の周方向に沿って設けられたフランジ部と、 そのフランジ部に対してその周方向に回転可能に設けら
    れ、前記糸供給部から導かれる糸を前記ボビンに対して
    ガイドするトラベラとを有し、 前記フランジ部が前記トラベラに対して2以上の接触箇
    所を有する紡績用リング。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の紡績用リングであっ
    て、 前記トラベラが下方に開口するリング状をなし、 前記フランジ部が、求心方向に突出して前記トラベラと
    接触する第1接触部と、遠心方向かつ上方の斜め方向に
    突出して前記トラベラと接触する第2接触部とを有する
    紡績用リング。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の紡績用リングであっ
    て、 前記トラベラが遠心方向に開口するリング状をなし、 前記フランジ部が求心方向に突出しており、そのフラン
    ジ部のうちの求心方向側の箇所が前記トラベラと接触す
    る第1接触部とされ、その突出部の上面が前記トラベラ
    の開口の上端部と接触する第2接触部とされている紡績
    用リング。
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WO2020129079A1 (en) * 2018-12-18 2020-06-25 Parthassarathy N Ring-traveller system of a ring spinning machine

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