JPS62299522A - 紡績用回転リング - Google Patents

紡績用回転リング

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JPS62299522A
JPS62299522A JP13438287A JP13438287A JPS62299522A JP S62299522 A JPS62299522 A JP S62299522A JP 13438287 A JP13438287 A JP 13438287A JP 13438287 A JP13438287 A JP 13438287A JP S62299522 A JPS62299522 A JP S62299522A
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Japan
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ring
brake
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brake shoe
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Hiroshi Yamaguchi
博史 山口
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/52Ring-and-traveller arrangements
    • D01H7/56Ring-and-traveller arrangements with freely-rotatable rings; with braked or dragged rings ; Lubricating arrangements therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は二紡堵用回転リングに関し、特にトラベラ−の
回転によりリング回転体が回転する所謂消極回転リング
に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来より、ホルダーによって軸承部を介し回転自在に支
持されるリング回転体を有し、このリング回転体がトラ
ベラ−の回転力により回転するように構成された紡績用
の消極回転リングは、特公昭54−15934号公報に
より公知である。
この従来の回転リングは、機台の停止時におけるスピン
ドルの回転の急激な低下に伴ってリング回転体が下降し
、同時に防塵用のダストカバーがホルダーに接触してリ
ング回転体の回転を停止させる作用を有したものである
。しかし、大番手紡出や高速紡出により高トルク(高P
V値)を受け、リング回転体が6000〜7000RP
 M以上の高速回転となった場合に、ダストカバーの先
端部は水平状態に開いてホルダーの上端部より完全に遊
離し、且つ軸承部が空気軸受と化して摩擦抵抗が零に近
づき、リング回転体はトラベラ−のトルクにより加速さ
れ極めて短時間にJカーブを措いてトラベラ−と略同速
度まで回転上昇する。
而して、機台の停止によりスピンドルが停止してもダス
トカバーの先端部は速やかにホルダーの上端縁に下降接
触せず、リング回転体は慣性モ−メントによって暫く惰
性回転を行い、このために捲き戻し現象によるスナール
が発生し、このスナールが再始動時に糸切れの原因とな
る問題があった。
これを防止するためには、段階的にスピンドルの回転を
下げ、紡糸張力とトラベラ−のトルクを緩和しリング回
転体の回転速度の低下を待って機台の停止を行うという
、時間と手数の掛かる不便さが有った。
また、リング回転体の回転速度がスピンドルに比例して
上昇しトラベラ−と同速化すると、紡糸張力変動を回転
トルクに吸収転換することによる消極回転リング特有の
紡糸張力コントロール作用が失われ、その慣性によって
紡糸張力変動を吸収できなくなり、紡糸は捲き取り速度
の変化に伴って激しい張力変動を反復するので、繊維の
品種によっては毛羽発生、シゴキネップ、その他糸質の
低下を招来することがあった。
〔問題点を解決するための技術的手段〕本発明は、上述
の問題に鑑み、リング回転体の軸承部が空気軸受と化し
て摩擦抵抗が零に近づくために起こる過度の高速回転を
防止することを目的とし、そのための技術的手段は、ホ
ルダーと、該ホルダーによって軸承部を介し回転自在に
支持されるリング回転体とを存してなる紡績用回転リン
グにおいて、前記リング回転体の下端部には弾性体から
なるブレーキシューが前記ホルダーの下端面と空隙を有
した非接触状態に設けられており、前記ブレーキシュー
は、その回転による遠心力によって変形し前記ホルダー
の下端面と接触するように構成されてなることを特徴と
する。
〔作 用〕
リング回転体の回転に伴ってブレーキシューも回転し、
この回転による遠心力によってブレーキシューが変形す
る0回転速度がある速度に達すると、遠心力によって変
形したプレーキンニーはホルダーの下端面と接触し、そ
の接触圧力によってリング回転体を引き下げる力が++
hき、その結果、軸承部及びブレーキシューの接触面に
おいて摩擦によるブレーキ力が発生し、リング回転体の
過度の高速回転が防止される。
リング回転体の回転速度が低い場合は、ブレーキシュー
はホルダーに接触せず、したがってブレーキ力は発生し
ない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図において、リング回転体1は、トラベラ−10が摺動
回転可能なフランジローター1aに下部ローター1bが
圧入されてなっており、耐摩耗性の含油°物質や樹脂な
どからなるホルダー2によって軸承部Aを介して回転自
在に支持されている。軸承部Aにおけるホルダー2とリ
ング回転体lとの間には間隙a 1. a 2が形成可
能となっており、この軸承部Aから上下の斜め外方へ向
かっては、間ial、a2よりも若干広い排塵用の間隙
bl、b2が形成されるようになっている。なお、8は
ストップリング、9はリングレールζある。
リング回転体1の上部外縁には、合成ゴムや合成樹脂な
どからなる円環状のダストカバー3が取つつけられてお
り、このダストカバー3の上面には回転時に空気抵抗を
受ける多数の斜R5が取りつけられている。また、ダス
トカバー3の内周面には、ダストカバー3の回転により
外方への空気流を生起させる多数の斜溝3aが刻まれて
いる。
なお、4はダストカバー3を固定するための金属環であ
る。
ダストカバー3に取りつけられた斜翼5は、リング回転
体lの回転による空気抵抗の垂直分力によってリング回
転体1を下方へ押し下げ、軸承部Aを接触させて摩擦圧
力を発生させ、またダストカバー3の先端部をホルダー
2の上端面に接触させて摩擦力を発生させ、リング回転
体1が異状に高速回転するのを防止する。また、斜翼5
がリング回転体lの回転によって受ける水平分力は、リ
ング回転体1の回転速度に応じて増加する直接的な空気
抵抗として作用し、リング回転体lの回転を抑制するブ
レーキとなる。
リング回転体lの下端部には、合成ゴム又は合成樹脂な
どの軟弾性体よりなり、内側芯部に金属環7がインサー
トされた略し字状のブレーキ環6が、リング回転体1と
一体的に取りつけられている。
このブレーキ環6の先端部即ち外周部には、周方向に連
続な、又は周方向に複数個(例えば4個)に分割されて
不連続なブレーキシュー6aが形成されており、このブ
レーキシュー6aの上面には、接触時の摩擦抵抗を増大
するために半径方向に多数のローレフト溝が設けられて
いる。ブレーキシュー68は、リング回転体1の静止時
における自由状態では、ホルダー2の下端面との間に適
当な空隙を有した非接触の状態であるが、回転時には遠
心力により水平状態になろうとして上方へ変形し、図の
実線の状態から鎖線の状態に次第に持ち上がる。リング
回転体1の回転速度がある数値(例えば5000PPM
)を越えると、ブレーキシュー6aがホルダー2の下端
面に接触し、その接触圧力によってリング回転体lを引
き下げる力が働き、その結果、軸承部A、及びブレーキ
シュー6aとホルダー2との接触面において摩擦による
ブレーキ力が発生する。これによって、軸承部Aが空気
軸受と化すことによるリング回転体1の過度の高速化が
防止される。
これによって、消極回転リングの最大の特徴である紡糸
張力コントロール作用が損なわれることなく、毛羽発生
、シゴキネップ、その他糸質の低下の招来が防止される
。また、リング回転体1の過度の高速回転が防止される
ことによって、その慣性による惰性回転が抑制され、こ
れによって、機台の停止時においてスピンドルが停止す
る以前にリング回転体lの回転が停止し、リング回転体
1のオーバーランによるスナールの発生が防止される。
また、リング回転体1とホルダー2との間の間隙が斜め
外方へ開いており、且つ内方の間隙al。
a2よりも外方の間隙bl、b2の方が広いので、リン
グ回転体lの回転による遠心力と斜溝33による外方へ
の空気流とによって風綿や微粉塵などが効果的に排出さ
れ、軸承部Aに風綿塵が集積滞留せず、リング回転体1
の回転阻害が防止される。
上述の実施例において、ホルダー2の下端面を外方が下
がる傾斜を有するテーパ面としてもよい。
また、ブレーキシュー6aは遠心力によって上方へ持ち
上がるように変形するが、ホルダー2の下端面を上述の
ような傾斜を有したテーパ面としておき、ブレーキシュ
ー68を遠心力により張り出すように変形させてテーパ
面に接触するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によると、リング回転体の回転による遠心力によ
ってブレーキシューが変形し、ブレーキシューがホルダ
ーの下端面に接触してリング回転体を引き下げ、これに
よって軸承部及びブレーキシューの接触面においてブレ
ーキ力が発生し、リング回転体の過度の高速回転が防止
される。
これによって、消極回転リングの最大の特徴である紡糸
張力コントロール作用を維持し得る範囲にリング回転体
の回転を押さえることができ、また機台の停止時におけ
るリング回転体のオーバーランによるスナールの発生を
防止することができこの紡糸張力コントロール作用は張
力変動の幅を小とし、所謂コンスタントテンションを維
持する効果があるため、スピンドルの回転速度を大幅に
上昇させることが可能になり、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の紡績用回転リングの実施例を示す正面断
面図である。 1・・・リング回転体、2・・・ホルダー、3・・・ダ
ストカバー、6・・・ブレーキ環、6a・・・ブレーキ
ソニー、A・・・軸承部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ホルダーと、該ホルダーによって軸承部を介し回転自在
    に支持されるリング回転体とを有してなる紡績用回転リ
    ングにおいて、前記リング回転体の下端部には弾性体か
    らなるブレーキシューが前記ホルダーの下端面と空隙を
    有した非接触状態に設けられており、前記ブレーキシュ
    ーは、その回転による遠心力によって変形し前記ホルダ
    ーの下端面と接触するように構成されてなることを特徴
    とする紡績用回転リング。
JP13438287A 1987-05-28 1987-05-28 紡績用回転リング Granted JPS62299522A (ja)

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JP13438287A JPS62299522A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 紡績用回転リング

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JP13438287A JPS62299522A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 紡績用回転リング

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JP3492782A Division JPS58156037A (ja) 1982-03-04 1982-03-04 紡績用回転リング

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JPS62299522A true JPS62299522A (ja) 1987-12-26
JPH0227449B2 JPH0227449B2 (ja) 1990-06-18

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0401008A2 (en) * 1989-06-02 1990-12-05 Hiroshi Yamaguchi Rotary ring for spinning
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JPH0227449B2 (ja) 1990-06-18

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