JPH11226724A - 鋳物の砂落し方法とその装置 - Google Patents

鋳物の砂落し方法とその装置

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JPH11226724A
JPH11226724A JP3532498A JP3532498A JPH11226724A JP H11226724 A JPH11226724 A JP H11226724A JP 3532498 A JP3532498 A JP 3532498A JP 3532498 A JP3532498 A JP 3532498A JP H11226724 A JPH11226724 A JP H11226724A
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D29/00Removing castings from moulds, not restricted to casting processes covered by a single main group; Removing cores; Handling ingots
    • B22D29/001Removing cores
    • B22D29/005Removing cores by vibrating or hammering

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳物をハンマーで連続的に叩いて鋳物砂を崩
壊させつつ鋳物から分離させるものは公知であるが、鋳
物に付与する振動の性質が一種類であるので、砂が十分
に取り切れず、しかも砂の排出方向が設定されないとい
う問題がある。 【解決手段】 支持部材23に鋳物31を固定し、支持
部材を振動させながらハンマー手段43で鋳物31を叩
くことを基本にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、鋳物の砂落しに
関するもので、鋳物に付与される振動の性質に特徴を持
たせて、鋳物砂の砂落しを効果的に行うものである。
【0002】
【従来の技術】本願の発明に最も近いと思われる先行技
術は、実願昭63−88059号(実開平2−1165
9号)のマイクロフィルムに開示されている。これの要
点を図8にしたがって説明すると、静止部材1上に弾性
体2を介してフレーム3が固定され、斜め向きに配置さ
れた板ばね4、4の下端がフレーム3に結合され、板ば
ね4、4の上端が搬送コンベアー5の下面に結合されて
いる。搬送コンベアー5は長尺な板材で作られており、
断面がコの字型で上方に開放した状態になっている。搬
送コンベアー5には搬送性のある振動が付与されてお
り、そのために振動手段6が採用されている。すなわ
ち、フレーム3に固定したブラケット7に支持軸8を取
り付け、この軸8に回転板9が固定されている。フレー
ム3上に結合した電動モータ10と回転板9との間にベ
ルト11が掛け渡してあり、伝導ロッド12の一端が偏
心軸13に連結され、同ロッド12の他端は固定軸14
に連結されている。そして、固定軸14は搬送コンベア
ー5の下面に溶接したブラケット15に取り付けられて
いる。
【0003】電動モータ10で回転板9が回転させられ
ると、偏心軸13と伝導ロッド12によって搬送コンベ
アー5は図の左右方向に振動させられる。このときに板
ばね4、4が倒れる方向と起立する方向に撓み、倒れる
方向のときには搬送コンベアー5が右方へ沈み込むよう
な動きとなり、起立する方向のときには搬送コンベアー
5が左方へ上昇するような動きとなる。したがって、搬
送コンベアー5上の鋳物16は板ばね4、4が起立する
ときの運動成分によって図の左方へ送られるのである。
【0004】上側の静止部材1にはハンマー17が固定
され、その作動ロッド18の先端にたがね19が固定さ
れている。搬送コンベアー5の搬送振動で次々と鋳物1
6が送られてくるとハンマー17が鋳物16を叩いて砂
落しを行っている。そして、搬送コンベアー5上で鋳物
が振動させられるので、鋳物16に残留している砂が振
り落とされるのである。
【0005】
【発明が解決しようとしている問題点】搬送コンベアー
5上の鋳物16は、ただ振動で移動させられているだけ
であるから、この振動自体が十分に活用されていない。
すなわち、鋳物16の窪み内で固形状になっている砂や
中子などを積極的に崩壊させて、鋳物から分離させるこ
とに直接的に活用されていないのである。また、搬送コ
ンベアー5上の鋳物16をハンマー17で叩くと、板ば
ね4、4が撓むので鋳物16に付与される衝撃力が緩慢
になり、砂落ちが十分になされないのである。
【0006】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は、以
上に述べた問題点を解決するとともに、鋳物の形状等に
応じた振動方向の選定によって、より有利な効果をもた
らすものであり、請求項1は、支持部材に鋳物を固定
し、この支持部材を振動させながらハンマーで鋳物を叩
くことを特徴とする鋳物の砂落し方法であり、支持部材
に鋳物を固定しておきこの状態で支持部材を振動させる
ことによって、鋳物にに対して振動が強く伝達されるこ
ととなって、鋳物から砂を分離させる運動成分が強力に
得られる。そして、このような振動状態にある鋳物をハ
ンマーで叩くものであるから、砂の分離が衝撃的な運動
エネルギーによって行われる。特に、支持部材に付与す
る振動は周波数が高くて振幅が小さいいわゆる微振動で
あり、それに対してハンマーでの叩きは周波数は低いが
1回の叩き衝撃は著しく高いものであり、このような振
動の性質の組合わせによって、砂の崩壊と分離を支持部
材の振動で行わせ、鋳物に強く付着している砂はハンマ
ーの強い衝撃力で鋳物から分離させるのである。請求項
2は、請求項1において、支持部材に付与する振動が一
方向への搬送性を有するものとされ、この振動で鋳物の
内外に付着している砂を鋳物から分離させて排出させる
と共にハンマーで鋳物に衝撃的な振動を付与して前記の
分離作用を促進させ、支持部材上に落下した砂を一方向
に送出することを特徴とする鋳物の砂落し方法であり、
搬送性のある振動特性によって鋳物砂の分離方向や排出
方向を鋳物の形状に応じて適正に設定することができ
る。請求項3は、請求項1において、支持部材が2分割
されて鋳物が両方の支持部材に対して固定されていると
共にいずれか一方の支持部材が振動させられることを特
徴とする鋳物の砂落し方法であり、いずれか一方の支持
部材が振動させられると、その振動が鋳物を介して他方
の支持部材に伝達され、結局、両方の支持部材が同様な
振動をするので、鋳物に対する振動の付与が所定の形態
で得られる。請求項4は、請求項1において、支持部材
が2分割されて鋳物が両方の支持部材に対して固定され
ていると共に両方の支持部材が振動させられることを特
徴とする鋳物の砂落し方法であり、両方の振動によって
より強い運動エネルギーを鋳物に付与するのである。請
求項5は、請求項3において、両支持部材に付与する振
動が一方向への搬送性を有するものとされ、両支持部材
の振動の搬送方向が互いに逆向きに設定されており、鋳
物の形状によって一方向への振動を一方の支持部材に付
与した後、逆方向の搬送性を有する振動を他方の支持部
材に付与することを特徴とする鋳物の砂落し方法であ
り、鋳物の形状に応じて片方へ先に砂の排出を行わせ、
その後、他方へ砂の排出を行うのである。請求項6は、
鋳物が固定される支持部材と、支持部材を振動させる振
動手段と、鋳物を叩くハンマー手段を有し、振動手段に
よって鋳物の内外に付着している砂を鋳物から分離させ
て排出させると共にハンマーで鋳物に衝撃的な振動を付
与して前記の分離作用を促進させることを特徴とする鋳
物の砂落し装置であり、鋳物が支持部材に固定されてい
るから鋳物に付与される振動が強力に得られ、さらに振
動させながらハンマーで叩くものであるから、衝撃的に
砂を鋳物から分離させることができる。上述のように微
振動的なものと衝撃的振動との組合わせが効果的に砂落
としに機能している。請求項7は、請求項6において、
支持部材が受け板で構成され、この受け板にハンマー手
段が結合され、ハンマー手段と受け板の間のいずれかの
箇所に弾性体が介在させてあることを特徴とする鋳物の
砂落し装置であり、受け板を基礎とするハンマー手段に
より、強力なハンマー衝撃力が得られ、他方、ハンマー
の衝撃反力が過度になることを考慮して弾性体の介在で
装置構造の損傷を回避しているのである。請求項8は、
請求項7において、振動手段の振動が一方向への搬送性
を有するものとされていることを特徴とする鋳物の砂落
し装置であり、鋳物の形状と搬送性の方向とを合致させ
ることにより、鋳物から分離した砂が外部へ円滑に排出
され、しかも受け板上の砂が振動で搬送され装置外へ送
出される。請求項9は、請求項8において、受け板が2
分割されていてその両方に対して鋳物が固定され、受け
板のいずれか一方が振動させられるように両受け板にそ
れぞれ振動手段が配置してあることを特徴とする鋳物の
砂落し装置であり、いずれか一方の支持部材が振動させ
られると、その振動が鋳物を介して他方の支持部材に伝
達され、結局、両方の支持部材が同様な振動をするの
で、鋳物に対する振動の付与が所定の形態で得られる。
請求項10は、請求項8において、受け板が2分割され
ていてその両方に対して鋳物が固定され、受け板の両方
が振動させられるように両受け板にそれぞれ振動手段が
配置してあることを特徴とする鋳物の砂落し装置であ
り、両方の振動によってより強い運動エネルギーを鋳物
に付与するのである。請求項11は、請求項9におい
て、両受け板の振動の搬送方向が互いに逆向に設定され
ていることを特徴とする鋳物の砂落し装置であり、鋳物
の形状によって一方向への振動を一方の受け板に付与し
た後、逆方向の搬送性を有する振動を他方の受け板に付
与し、鋳物の形状に応じて片方へ先に砂の排出を行わ
せ、その後、他方へ砂の排出を行うのである。請求項1
2は、請求項8において、鋳物を受け板に強固に固定す
る固定手段が設置されていることを特徴とする鋳物の砂
落し装置であり、このような固定によって受け板の振動
を完全に鋳物に伝達させるのである。請求項13は、請
求項12において、固定手段は受け板に取り付けられ鋳
物を受け板の方へ押付ける固定機構で構成されているこ
とを特徴とする鋳物の砂落し装置であり、鋳物を受け板
にしっかりと押付けることによって、鋳物と受け板との
一体性がより確実なものとなる。請求項14は、請求項
12において、固定手段は受け板に取り付けられ鋳物を
受け板の方へ押付ける固定機構と受け板に設けた突起部
材と鋳物の凹部との嵌合関係によって構成されている事
を特徴とする鋳物の砂落し装置であり、押付けと嵌合と
の組み合わせによって、鋳物と受け板との一体性が最も
優れた状態となるのである。請求項15は、鋳物が固定
される支持部材と、支持部材を振動させる振動手段と鋳
物を叩くハンマー手段との両方またはいずれか一方を有
し、鋳物の開口部に臨んでいる鋳物砂を棒状の部材で崩
壊させるように構成したことを特徴とする鋳物の砂落し
装置であり、開口部に固まっている鋳物砂を棒状の部材
で突き崩すものであり、こうすることによって内部の鋳
物砂の崩壊性もよくなっている。請求項16は、鋳物が
固定される支持部材と、支持部材を振動させる振動手段
と鋳物を叩くハンマー手段との両方またはいずれか一方
を有し、鋳物の開口部に臨んでいる鋳物砂を棒状の部材
で崩壊させて鋳物内部の鋳物砂を振動や衝撃で崩壊し易
くしたことを特徴とする鋳物の砂落し方法であり、開口
部に固まっている鋳物砂を除去することによって、内部
の鋳物砂が振動や衝撃で自由に動きやすくなるのであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1から図4に示した発明の実施
形態について説明すると、静止部材20上に弾性ゴム2
1を介して鉄製の基板22が支持され、その上方に支持
部材である鉄製の受け板23が配置されている。支持部
材23と基板22との間には支持部材23を振動させる
振動手段24が配置されている。この振動手段24とし
ては、種々な形態のもの、すなわち板ばねと水平方向の
起振装置との組合わせ、図8のような形式、あるいは板
ばねと電磁石との組合わせなどを採用することができる
が、ここでは3番目に掲げた形式のものを採用してい
る。斜め方向に傾斜させて配置した鋼板製の板ばね25
は、図1や図2から明らかなように合計4本設置されて
いる。各板ばね25の下端は結合ブラケット26を介し
て基板22に結合され、上端は結合ブラケット26を介
して受け板23の下面に結合されている。この結合ブラ
ケット26は、詳細は図示を省略しているが、ブロック
状の鉄片を基板22に溶接し板ばね25にボルトを貫通
させて結合ブラケット26にねじ止めしたものである。
【0008】受け板23を下方に引き下げるために電磁
石27が設置してあり、電磁コイル28の中に鉄芯29
が配置され、それと対をなす鉄片30が受け板23の下
面に固定され、鉄芯29との間に所定の隙間が設定され
ている。後述のハンマー手段が受け板23に間接的に結
合されていることによって、ハンマー手段の作動が前記
の隙間に影響しないようになっている。もし、ハンマー
手段が基板22に間接的に結合されていると、ハンマー
手段の叩きによる反力が受け板23を押し下げることに
なるので、前記隙間が狂うことになる。電磁コイル28
に断続電流を流すのであるが、これによる起振作用は前
記隙間が他の要因で狂ってはならないのである。すなわ
ち、ハンマー手段の叩き反力が隙間を狂わせる要因にな
ってはならないという意味である。そして、支持部材2
3に付与する振動は周波数が高くて振幅が小さないわゆ
る微振動的な領域であり、例えば、振幅は0.2mm、
周波数は毎秒60回である。
【0009】支持部材に付与する振動が一方向への搬送
性を有しているという表現は、従来の技術を図8で説明
した段落番号
【0003】で述べたことを意味している。すなわち、
鉄片30が引き下げられると、受け板23が引き下げら
れるような状態で板ばね25が図2の右方に弾性的に撓
み、このときに受け板23は低くなるような方向に変位
し、ついで電磁石28の吸引が解除されると、板ばね2
5が元の位置に戻ろうとし、このときには受け板23が
上昇しつつ左方に変位するのである。このいわゆる左方
上昇の変位で受け板23上に置かれている部材に図2の
左方への運動成分が付与され、これによって左方への搬
送性が現れるのである。
【0010】支持部材23上に固定される鋳物は、符号
31で示されている。鋳物31の種類は色々あるが、こ
こでは気筒容量1800cc内燃機関のアルミニウム製
シリンダヘッドを例にとっている。受け板23の左右に
横板32、32が溶接され、両横板32、32の上部に
固定機構33、33(簡略的に図示してある)が設置さ
れ、これの押さえ機能によって、鋳物31が受け板23
の方へ押付けるようになっている。受け板23と鋳物3
1との一体性をより確実なものとするために、受け板2
3に設置した突起部材34が鋳物31の凹部に嵌合する
関係が付与されている。実際的には突起部材34は図示
のようなテーパピンであり、凹部はシリンダヘッドの油
孔である。そして、位置決めピン35が受け板23上の
最低四箇所に設置され、その上に鋳物31が載置される
ようになっている。
【0011】固定機構33の実例を図4で説明すると、
横板32の上端にエアシリンダ36が固定され、その外
側に上方に伸びるブラケット37が結合されている。こ
のブラケットに固定した軸38に押えアーム39が回動
可能に支持され、エアシリンダ36のピストンロッド4
0が押えアーム39を押し上げるように構成されてい
る。なお、図示していないがピストンロッド40が後退
すると、押えアーム39が反時計方向に戻るように軸3
8につるまきコイルばねが組み付けてある。
【0012】横板32に弾性ゴム41を介して門型のフ
レーム42が結合され、その上部にハンマー手段43が
固定されている。ハンマー手段43は連続的にインパク
ト出力がなされるもので、圧縮空気で作動する。その出
力軸44の先端にたがね45が固定され、それが鋳物3
1の一部を連続的に叩くようになっている。この鋳物3
1はシリンダヘッドなので、鋳造時の押し湯部分46に
たがね45を合致させるのが鋳物31の製品部を傷めな
いようにする意味で好適である。弾性ゴム41はハンマ
ー手段43と受け板23の間のいずれかの箇所であれば
よく、したがって、たとえばハンマー手段43とフレー
ム42との間であってもよい。また、ハンマー手段43
は受け板23に対して間接的に結合されていればよく、
こうすることによってハンマー手段の衝撃反力が受け板
23で受止められることになる。ハンマー手段の振動
は、支持部材の振動とは異なり、例えば、周波数は毎秒
30回であり、ハンマーの振動ストロークーの長さは強
い衝撃エネルギーを得るために10mmに設定されてい
て、支持部材の振動とは性質が異なっている。
【0013】受け板23の端部に砂を排出するためのシ
ュータ47が結合してある。これは断面がコ字型であ
り、それの下側に受け箱48が設置してある。受け箱4
8は荷重計測スイッチ49の上に置かれ、受け箱48内
に入った砂の荷重で電磁振動作用を停止させるようにし
てある。なお、図2、図3には固定機構33の図示を省
略してある。さらに、シリンダヘッドのウオータジャケ
ットの開口部は搬送方向の方に向けて開口させておくこ
とにより、崩壊した砂がこの開口部から円滑に排出され
ることになる。振動方向と鋳物の形状を考慮するという
のは、このようなことを意味している。
【0014】以上に説明した実施形態の作用を説明する
と、シリンダヘッド31をテーパピン34に合致させな
がら位置決めピン35上に載せ、その後、固定機構33
のエアシリンダ36を作動させて押えアーム39をシリ
ンダヘッド31の上面に押付けて、受け板23とシリン
ダヘッド31との一体性が確実に得られる。その後、振
動手段24を作動させると、搬送性のある振動がシリン
ダヘッド31に作用させられるので、シリンダヘッド3
1のウオータジャケットを形成する中子などが崩壊し始
め、振動の搬送方向に砂が排出されて行く。この振動と
同時にハンマー手段43によって衝撃的な振動が強力に
鋳物31に対して付加されるので、中子などの鋳物砂は
確実に崩壊して鋳物の外部へ排出される。鋳物31の表
面部にこびりついている砂も上記の2種類の振動によっ
て、確実に分離させられる。このようにして受け板23
上に落下した砂は、振動手段24の搬送性によってシュ
ータ47から受け箱48内に落される。振動の性質から
観察すると、支持部材に付与される微振動的なものは振
動数が多いので、連続的な振動を単位時間当たりにより
多く鋳物に付与し、したがって、この振動特性で崩壊し
鋳物壁から分離されるものは完全に排出される。しか
し、鋳物の壁面に固くこびりついているような砂はハン
マー手段による高い衝撃力で分離させられる。もちろ
ん、この強い衝撃力は支持部材の微振動に複合されて効
果的な砂落としに寄与している。
【0015】ハンマー手段43の叩き反力は、フレーム
42から弾性ゴム41および横板32を介して受け板2
3に伝達され、過度な衝撃反力は弾性ゴム41の変形で
吸収されて、応力集中箇所の破損を防止している。
【0016】次に、図5から図7に示した実施形態につ
いて説明するが、前述の実施形態のものと同じ機能の部
材には同じ符号を図中に記載して、詳細な説明は省略し
てある。横板32に弾性ゴム41を介して断面L字型の
支持ブラケット50が結合され、その上にエアシリンダ
51、51が固定されている。エアシリンダ51のピス
トンロッド52、52に水平方向に真っ直ぐなフレーム
42が結合されている。この実施形態で最も特徴的なこ
とは、支持部材23が2分割させられていて、両支持部
材23に対する振動手段27、27が両支持部材23、
23にそれぞれ設置されていることであり、さらに両支
持部材23、23に対する振動の搬送方向が互いに逆向
きになっていることである。
【0017】各図から明らかなように受け板23が2分
割され、各受け板23、23の下側にそれぞれ4本ずつ
の板ばね25と1個ずつの電磁コイル28等が配置さ
れ、また、テーパピン34はそれぞれ2本ずつ設けてあ
る。このように2本ずつ設置するのは一方だけの受け板
23を振動させたとき、その振動を他方の振動させられ
ていない受け板23に忠実に伝達するために、受け板2
3とシリンダヘッド31との間に相対変位が発生しない
ようにしている。両受け板23、23の搬送方向を逆向
きに設定するために、板ばね25の傾斜方向が図6のよ
うに一方の傾斜は実線図示のように他方の傾斜は二点鎖
線図示のように互いに逆向きの傾斜とされている。ま
た、図7のようにシュータ47は両側に配置されてい
る。なお、図示していないが、両受け板23、23によ
って形成されている隙間53から落下する砂をできるだ
け少なくするために、図5において隙間53の側が横板
32、32の側よりも高くなるように受け板23、23
を傾斜させることも有効である。
【0018】この実施形態の作動を説明する。一方の受
け板23だけを振動させると、その振動は他方の振動さ
せられていない受け板23に鋳物31を介して伝達さ
れ、したがって、鋳物31全体が一方向の搬送性を有す
る振動を受けて、片側の方向へ砂の排出を行う。もちろ
んこの受け板振動と同時にハンマー手段43による叩き
作動も行われている。この方向の砂排出が終了すると、
今度は他方の受け板23だけを振動させ逆向きの搬送性
によって、逆向きに砂の排出が行われる。また、両受け
板23、23を同時に振動させると、図7において鋳物
31がその中心部付近を中心にして時計方向と反時計方
向の回動的な振動が繰り返されて両受け板の合成された
振動が鋳物31に伝達される。なお、この実施形態にお
いて、板ばねを全て同方向に傾斜させるようにすること
も可能である。
【0019】次に、装置構造としては図示のとおりであ
るが、さらに他の実施形態を説明する。すなわち、支持
部材23の振動は最初のうちは行わないで、ハンマー手
段43だけで鋳物31に叩き衝撃を付与して、固形状の
中子などを崩壊させつつ鋳物壁から分離させてからハン
マー手段43の衝撃作動を停止させ、その後、支持部材
23の搬送性のある振動を発生させることにより、鋳物
内部でさらさらになった砂を鋳物31の開口部から排出
させるのである。また、ハンマー手段43の振動は止め
ないでハンマー手段43が一定時間作動してから、支持
部材23の振動を重複させることも可能である。以上の
ような作動による砂落とし方法においては、ハンマー手
段の衝撃作用が砂の崩壊や分離を主として行い、支持部
材の振動で砂の排出が行われるという両振動の関係とな
るのであり、中子が固い状態で鋳物内に残留している場
合に効果的である。すなわち、強いハンマー衝撃で先ず
固形状の砂を崩壊させてから、支持部材で砂の排出を行
うものであり、特に固い塊の状態で砂が鋳物に付着して
いる時に有利となる。
【0020】図9に示した他の実施形態を説明する。先
に説明した実施形態と同じ機能を果たす部材には同じ符
号を図9に記載して詳細な説明は省略してある。この図
のようなエンジンのシリンダヘッドであると、そのウオ
ータジャケットの開口部54は筒状になっていてそこに
詰まっている中子の鋳物砂が、あたかも固い栓のような
状態となり、この部分に連続している内部の鋳物砂は衝
撃や振動を与えてもなかなか崩壊しないのである。そこ
で、開口部54内の固まった砂を棒状の部材55で突き
崩して筒状の部分の砂およびその奥の砂も崩してやる
と、鋳物内部の砂は振動や衝撃で内部移動がしやすくな
ってウオータジャケット内でがたがたと動いている間に
ばらばらと細かく崩壊させられて行くのである。ここ
で、棒状の部材としては錐のような形態のものが激しく
進退するものや、鋭い先端を有する部材がすりこ木のよ
うな運動をしながら砂を崩す形態など種々なものが考え
られるが、ここではドリルを用いた場合を例示してい
る。すなわち、横板32に支持板56をしっかりと溶接
し、そこに形成した進退溝57にスライド部材58を進
退自在にはめ込み、この部材58に電動モータ59を取
り付け、それによってドリル60を回転させる。ドリル
60を進退させるためにエアシリンダ61がブラケット
62を介して支持板56にしっかりと固定されている。
ドリル60を回転させながらエアシリンダ61で左方に
進出させると、開口部54内の砂が崩されてさらに奥へ
ドリル60が進入するとその崩れ現象が開口部54の奥
までにおよぶ。こうすることによって、開口部54やそ
の近傍の内部砂が崩壊して、振動や衝撃によって崩れや
すくなるのである。なお、符号63はウオータジャケッ
トを示しており、66は開口部54の砂、67は砂66
の奥側の砂、68は燃焼室の上部の空間を示している。
【0021】図10の実施形態は、シリンダヘッド31
を傾けて設置し、それに振動や衝撃を与える場合のもの
である。したがって、鋳物31を支持するためのブロッ
ク64、65が設けられている。傾斜させて振動や衝撃
を付与するとウオータジャケットの迷路のような場合で
あっても、砂の排出が促進される。なお、図1、図9、
図10に示した装置をライン状に配置して、各装置で分
担的に砂の除去を行うことが生産性の面で好適である。
【0022】
【効果】本発明によれば、鋳物が支持部材に固定されて
いて支持部材自体が振動させられるので、鋳物に対する
振動が積極的に伝達されて砂の崩壊や分離、さらには砂
の落下にとって非常に有利である。そして、支持部材に
よる鋳物振動と同時にハンマー手段による鋳物叩きがな
されるので、鋳物の奥に固まっている砂の崩壊や鋳物か
らの砂分離にとって非常に効果的である。本願発明はこ
のように2種類の振動を鋳物に対して積極的にしかも同
時に付与する点において優れた効果を発揮しているので
ある。さらに、支持部材に付与する振動を微振動的なも
のとし、ハンマー手段による振動を強い衝撃的なものと
することにより、前述のような効果的な砂の排出が可能
となる。支持部材や受け板に付与する振動が一方向の搬
送性を有しているので、その搬送方向と鋳物の形状とを
合致させておくことにより、砂が鋳物からより円滑に排
出される。ハンマー手段は受け板に間接的に結合されて
いるので、ハンマー手段の衝撃反力は受け板で受け止め
られることになり、したがって、振動手段などへの悪影
響が発生しない。そして、ハンマー手段と受け板の間の
いずれかの箇所に弾性体が介在させてあるので、ハンマ
ー手段の衝撃反力が過度になっても、弾性体の吸収作用
で構造部材の損傷が回避される。支持部材あるいは受け
板が2分割されその各々に振動手段が設置されているの
で、いずれか一方の受け板を振動させるとその振動は固
定状態の鋳物を介して他方の受け板をも振動させ、した
がって、鋳物全体が振動し砂の分離排出がなされる。ま
た、この各々の振動手段に搬送性の方向を付与しておく
ことにより、砂の排出される方向を特定の方向に積極的
に仕向けることができ、砂排出にとって非常に有利であ
る。さらに、両振動手段の搬送方向を互いに逆向きに設
定しておくことによって、一方向の砂排出が終了してか
ら他方向の砂排出が行えるので、鋳物の形状に合わせて
2方向への砂排出が積極的になされる。鋳物を受け板に
固定する固定手段が設置してあるので、鋳物と受け板と
の一体性が確実なものとなり、したがって、鋳物に対す
る振動付与も積極的に成されるのである。さらに、受け
板に設置した押え作用を発揮する固定機構と受け板に設
けた突起部材が鋳物の凹部に嵌合する形式を併用するこ
とによって、鋳物の受け板に対する固定は完璧なものと
なる。図9の場合のように鋳物の開口部に棒状の部材を
進入させることによって、開口部に固い状態で詰まって
いる鋳物砂を崩壊させ、しかもその奥の部分の鋳物砂に
まで棒状の部材を進入させることにより、鋳物内部の砂
に崩壊性を与え、したがって内部の砂に移動性が生じそ
れがきっかけとなってばらばらになってさらさらに崩壊
し、確実な砂の排出が実現する。このような現象によっ
て、シリンダヘッドのウオータジャケットのような複雑
な中子であっても簡単に崩壊ないし排出ができる。ま
た、図10のように鋳物を傾斜させて振動や衝撃を与え
ることによって、より円滑な砂排出がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明の実施形態を示す側面図である。
【図3】本発明の実施形態を示す平面図である。
【図4】固定機構の正面図である。
【図5】他の実施形態を示す正面図である。
【図6】部分的な側面図である。
【図7】部分的な平面図である。
【図8】従来技術を示す側面図である。
【図9】他の実施形態を示す部分的な平面図である。
【図10】他の実施形態を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
23 支持部材 31 鋳物 43 ハンマー手段 33、34 固定手段 24 振動手段 23 受け板 41 弾性体 54 開口部 55 棒状の部材

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材に鋳物を固定し、この支持部材
    を振動させながらハンマーで鋳物を叩くことを特徴とす
    る鋳物の砂落し方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、支持部材に付与する
    振動が一方向への搬送性を有するものとされ、この振動
    で鋳物の内外に付着している砂を鋳物から分離させて排
    出させると共にハンマーで鋳物に衝撃的な振動を付与し
    て前記の分離作用を促進させ、支持部材上に落下した砂
    を一方向に送出することを特徴とする鋳物の砂落し方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、支持部材が2分割さ
    れて鋳物が両方の支持部材に対して固定されていると共
    にいずれか一方の支持部材が振動させられることを特徴
    とする鋳物の砂落し方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、支持部材が2分割さ
    れて鋳物が両方の支持部材に対して固定されていると共
    に両方の支持部材が振動させられることを特徴とする鋳
    物の砂落し方法。
  5. 【請求項5】 請求項3において、両支持部材に付与す
    る振動が一方向への搬送性を有するものとされ、両支持
    部材の振動の搬送方向が互いに逆向きに設定されてお
    り、鋳物の形状によって一方向への振動を一方の支持部
    材に付与した後、逆方向の搬送性を有する振動を他方の
    支持部材に付与することを特徴とする鋳物の砂落し方
    法。
  6. 【請求項6】 鋳物が固定される支持部材と、支持部材
    を振動させる振動手段と、鋳物を叩くハンマー手段を有
    し、振動手段によって鋳物の内外に付着している砂を鋳
    物から分離させて排出させると共にハンマーで鋳物に衝
    撃的な振動を付与して前記の分離作用を促進させること
    を特徴とする鋳物の砂落し装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、支持部材が受け板で
    構成され、この受け板にハンマー手段が結合され、ハン
    マー手段と受け板の間のいずれかの箇所に弾性体が介在
    させてあることを特徴とする鋳物の砂落し装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、振動手段の振動が一
    方向への搬送性を有するものとされていることを特徴と
    する鋳物の砂落し装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、受け板が2分割され
    ていてその両方に対して鋳物が固定され、受け板のいず
    れか一方が振動させられるように両受け板にそれぞれ振
    動手段が配置してあることを特徴とする鋳物の砂落し装
    置。
  10. 【請求項10】請求項8において、受け板が2分割され
    ていてその両方に対して鋳物が固定され、受け板の両方
    が振動させられるように両受け板にそれぞれ振動手段が
    配置してあることを特徴とする鋳物の砂落し装置。
  11. 【請求項11】請求項9において、両受け板の振動の搬
    送方向が互いに逆向に設定されていることを特徴とする
    鋳物の砂落し装置。
  12. 【請求項12】請求項8において、鋳物を受け板に強固
    に固定する固定手段が設置されていることを特徴とする
    鋳物の砂落し装置。
  13. 【請求項13】請求項12において、固定手段は受け板
    に取り付けられ鋳物を受け板の方へ押付ける固定機構で
    構成されていることを特徴とする鋳物の砂落し装置。
  14. 【請求項14】請求項12において、固定手段は受け板
    に取り付けられ鋳物を受け板の方へ押付ける固定機構と
    受け板に設けた突起部材と鋳物の凹部との嵌合関係によ
    って構成されている事を特徴とする鋳物の砂落し装置。
  15. 【請求項15】鋳物が固定される支持部材と、支持部材
    を振動させる振動手段と鋳物を叩くハンマー手段との両
    方またはいずれか一方を有し、鋳物の開口部に臨んでい
    る鋳物砂を棒状の部材で崩壊させるように構成したこと
    を特徴とする鋳物の砂落とし装置。
  16. 【請求項16】鋳物が固定される支持部材と、支持部材
    を振動させる振動手段と鋳物を叩くハンマー手段との両
    方またはいずれか一方を有し、鋳物の開口部に臨んでい
    る鋳物砂を棒状の部材で崩壊させて鋳物内部の鋳物砂を
    振動や衝撃で崩壊し易くしたことを特徴とする鋳物の砂
    落し方法。
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