JPH11226180A - パチンコ機組付け部品のリサイクル用表示構造 - Google Patents

パチンコ機組付け部品のリサイクル用表示構造

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JPH11226180A
JPH11226180A JP5150498A JP5150498A JPH11226180A JP H11226180 A JPH11226180 A JP H11226180A JP 5150498 A JP5150498 A JP 5150498A JP 5150498 A JP5150498 A JP 5150498A JP H11226180 A JPH11226180 A JP H11226180A
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pachinko machine
ball
recycling
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JP5150498A
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Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
Fumiyoshi Taki
文良 滝
Mitsusaku Isomura
光作 磯村
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Original Assignee
Mitsuboshi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機組付け部品を材質等の表示手段で
分別し、リサイクル、廃棄に便利とする。 【解決手段】 パチンコ機に組付けられる各構成部品
に、構成部品の材質を表示する表示手段を設けたことを
特徴とするパチンコ機組付け部品のリサイクル表示。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパチンコ機に組付
けられる各種構成部品の材質を表示してリサイクルし易
くするパチンコ機組付け部品のリサイクル用表示構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機は材質を異にする多数
の構成部品が組付けられており、このパチンコ機が古く
なって処分する場合、組立て部品中に有害な材質の構成
部品も含まれているが、材質の分別が適切にできないた
めに、構成部品を分解、分別しないで、そのまま廃棄処
分され、大量の廃棄物から公害の問題を発生するために
社会問題となっている。そこで、この公害の防止のため
と、資源の有効利用の観点からは構成部品を再利用する
リサイクルが望ましい。しかし、従来のパチンコ機を構
成する構成部品には、何ら構成部品の材質が表示されて
いないために、リサイクルをする際に、構成部品の外観
を見ただけでは材質を判断できないことが多く、専門家
でも構成部品を燃やしてみて臭いの違いで判断しなけれ
ばわからない。従って、一般の処理業者では種々の材質
からなる構成部品を材質毎に分別することは難しく、分
別して構成部品のリサイクルをするにもかなりコストが
高くなり、又、たとえリサイクルしても材料に他の材質
が混じってしまい、リサイクルの材料で成形した製品は
品質の低下を生じるので、リサイクルがしにくく問題と
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記の問題
点を解決するもので、パチンコ機を構成する各構成部
品、特に合成樹脂製の各構成部品に材質を表示して分別
してリサイクルをし易くして、リサイクル製品の質の向
上を図り、リサイクルの効率をあげ、かつリサイクルで
きない場合でも材質の分別により有害なものと、無害な
ものに分けて廃棄処分しやすく、公害の発生を少なくす
ることができるパチンコ機組付け部品のリサイクル用表
示構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する手段】この発明の請求項1のパチンコ
機組付け部品のリサイクル用表示構造は、パチンコ機に
組付けられる構成部品に、該構成部品の材質を表示する
表示手段を設けたことを特徴とするものである。
【0005】第1の発明の構成によれば、パチンコ機に
組付けられる各構成部品に材質を表示する表示手段を設
けることにより、各構成部品の材質が明示されているの
で、材質を分別するのに便利であり、材料のリサイクル
時に異なる材質のものが混ざるのを防ぐことができ、リ
サイクル製品の品質を向上させることができる。又、廃
棄処分するにも、材質毎に分別できるので、適切な廃棄
処分ができ、公害の防止ともなる。
【0006】請求項2の発明は、前記表示手段を材質毎
に異なる色彩による構成としたものである。この第2の
発明によれば、パチンコ機に組付けられる各構成部品自
体を材質毎に異なる色彩の材料で成形するか、異なる色
彩のメッキを施すことにより、その構成部品の色彩又は
メッキの色彩を見れば、材質を分別できる。
【0007】請求項3の発明は、前記表示手段を刻印に
よる表示としたものである。この第3の発明によれば、
パチンコ機に組付けられる各構成部品の材質を刻印で表
示するので、その構成部品の刻印を見れば、材質を分別
できる。
【0008】請求項4の発明は、前記表示手段をラベル
表示としたものである。この第4の発明は、パチンコ機
に組付けられる各構成部品の材質をラベルで表示するの
で、その構成部品のラベルを見れば、材質を分別でき
る。
【0009】請求項5の発明は、前記表示手段をバーコ
ード表示としたものである。この第5の発明は、パチン
コ機に組付けられる各構成部品の材質をバーコードで表
示するので、その構成部品のバーコードを検出器で検知
すれば、簡単に材質を分別できる。
【0010】
【発明の実施形態】この発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。図1はパチンコ機の正面図、図2は前面枠
体の正面図、図3は同背面図、図4は前面板の正面図、
図5は同背面図、図6は第一前板の背面側斜視図、図7
は遊戯盤の斜視図、図8は遊戯盤、取付け台板、基板収
納ケースを分離して示す斜視図、図9は機構基板の斜視
図、図10は同正面図、図11は球タンクの正面図、図
12は球均し部材と球流下阻止部材を分離して示すタン
クレールの正面図、図13は裏カバ−の正面図、図14
は賞球通路器体の斜視図、図15は覆い板の正面図、図
16はセーフ球検出ユニットを示す正面図、図17は
(イ)刻印の表示、(ロ)ラベルの表示、(ハ)バーコ
ードの表示を示す要部正面図である。
【0011】図1において、パチンコ機は側枠(木枠)
1と、該側枠1の一側に開閉自在に軸支された合成樹脂
製前面枠体2と、該前面枠体の前面上部には遊戯盤5の
遊戯領域を囲いうる遊戯開口が形成され、遊戯面の外周
に沿って前面装飾部が設けられ、背面のガラス板収容枠
取付け部に金属製ガラス板収容枠が装着された前面板3
と、その前面下部に開閉自在に設けられかつ上皿9が固
着される第一前板8と、前面枠体の下部に灰皿11付き
下皿10、操作ハンドル12、把手部13等が構成され
ている。14は上皿9の中央に設けたカード処理パネル
で、球貸し出しスイッチ、球貸し出しスイッチランプ、
球貸し出し度数表示器等が備えられている。又、前記前
面枠体2は遊戯盤5の遊戯領域に相当する開口が設けら
れ、該開口に遊戯盤5が位置させられ、この遊戯盤5の
背面に機構基板6が開閉係脱可能に設けられ、かつその
機構基板6にその背面を覆う裏カバー7が開閉係脱可能
に設けられている。
【0012】以下に、実施形態に基づき、パチンコ機の
各構成部品について、それぞれのリサイクル用表示構造
を説明する。この発明は上記のパチンコ機を構成するパ
チンコ機組付け部品、すなわち、前面枠体2、前面板
3、第一前板8、上皿9、下皿10、背面の機構基板
6、裏カバー7等の構成部品にリサイクル用表示構造を
施したもので、これらのパチンコ機に組付けられる各構
成部品にリサイクル用表示構造として、材質を表示する
表示手段を設ける。該リサイクル用表示構造の表示手段
としては、色彩で表示する材質が合成樹脂材を特定する
ものである。すなわち、合成樹脂材の材質毎に異なる色
彩による構成とする。例えば、前面枠体2、前面板3、
上皿9、球抜き装置の球抜き用釦18、下皿10、把手
部13、操作ハンドル12はABS樹脂(アクリロニト
リル/ブタジエン/スチレン)の半透明樹脂とする。遊
戯盤5に設けられる役物入賞装置のメッキ部分のベー
ス、人目につかない場所は黒色で設定したABS樹脂と
し、メッキされない役物入賞装置は灰色で設定したPC
樹脂(ポリカーボネート)とし、可動部は白色で設定し
たPOM樹脂(ジュラコン、ポリオキシメチレン(ポリ
アセタール)、ポリホルムアルデヒド)とする。パチン
コ機の前面下部に設けられる灰皿11は銀色に設定した
耐熱製のフェノール樹脂とし、表面は隣接して設けられ
る球受け皿と同一の色彩で形成する一方フェノール樹脂
である旨の刻印を施す構成としてもよい。なお、異なる
色彩のメッキを施すことにより、材質を分別するように
もできる。
【0013】前記表示手段の別の実施形態は色彩に代え
て、材質を部材への文字、記号等の刻印Aによる表示と
する。例えば、図18の(イ)に示すように、樹脂の記
号のABS、PC、POM等文字の刻印Aを施す。又、
別の実施形態として、前記表示手段を文字、記号、図案
等を示したラベルBとする。例えば、図18の(ロ)に
示すように、材質の記号のABS、PC、POM等の文
字を表示したラベルBを適所に貼着する。さらに、別の
実施形態として、前記表示手段をバーコードCとする。
例えば、図18の(ハ)に示すように、材質の記号のA
BS、PC、POM等を区別するバーコードCを適所に
付ける。材質、リサイクル等の説明は機械裏面本体にシ
ール等で説明する。各構成部品に上記のように材質、説
明を表示すれば、各構成部品の材質、説明が明示できる
ので、材質を分別するのに便利で、材料のリサイクル時
に異なる材質のものが混ざるのを防ぐことができ、リサ
イクル製品の品質を向上させることができる。この記号
を付す箇所は一ヵ所に限るものではなく、背面のみなら
ず前面にも作業者に分かる位置に複数箇所に付せば、分
解作業を行う作業者が分かりやすく、能率を向上でき
る。実施形態では、表示手段として、色彩、刻印、ラベ
ル、バーコードの場合について説明したが、これに限ら
れるものではなく、その他の印刷、転写等による表示手
段をも含む。
【0014】図2および図3において、前面枠体2は合
成樹脂製で、その上部に遊戯盤の遊戯領域を規制する円
形の渦巻き状の誘導レールの外周面に合致する円形の開
口21を有する主枠体20と、主枠体20の前面側の上
部の表示体収容部に装着する内部に発光部を有する表示
体発光部ホルダー22と、球誘導レール50を防護する
球誘導レールカバー体23と、下部の板状部に発射レー
ル24を取付ける発射レールユニット収容部24aと、
賞球ユニット収容部25aと、球嵌まり込み防止盤26
とが設けられ、その裏面側には遊戯盤収容面27、配線
スペース28、鍵装置収容部29、打球発射装置収容部
30、制御回路基板収容部31等が設けられている。3
2は打球発射装置の打球力調整部である。
【0015】上記前面枠体2とそれに組付ける構成部品
のリサイクル用表示構造として、主枠体20自体を材質
に対応して特定の色彩、例えば、茶色、グレー色、半透
明、又は透明の材質とする。例えば、前面枠体の材質が
ABSの場合には装飾も兼ねて茶系統の色彩で成形す
る。構成部品自体を特定の色彩で区別すれば、見ただけ
で材質を判断することができて、分別作業を能率的に行
うことができる。又は、前面枠体2の主枠体20には、
その適所、例えば、背面下部等に材質を示す記号、例え
ば、ABS、PC、POM等を刻印Aする。或いは刻印
の代わりにそのABS、PC、POM等の記号、説明を
付したラベルB、ABS、PC、POM等を表すバーコ
ードC等を表示する。この主枠体20は全体を同じ材質
の合成樹脂とすれば、分別する際に1つのユニット毎に
分けることができ、分別する手間を省くことができる。
又、表示体発光部ホルダー22を実施形態のように別体
として装着する場合には、これにもその適所に前記と同
様に材質の表示をする。前面枠体2の主枠体20と表示
体発光部22の材質を同じとすれば、前面枠体を構成す
る部品の材質が一種類となりリサイクルに都合が良い。
以上、図2および図3に表した前面枠体の主枠体20は
ABSで茶系統の色彩で形成する一方、この前面枠体に
関連して設けられる打球発射装置の打球力調整部32は
白色系のPOMとして形成してもよい。勿論、色彩を特
定するとともに樹脂名ABS、POM等の刻印を合わせ
てもよい。
【0016】図4および図5において、前面板3は遊戯
盤の遊戯領域を囲い、前面の装飾効果を高めるように構
成され、背面には透視しうるガラス板4を装着するガラ
ス板収容枠を取付けている。前面板3は遊戯盤5の遊戯
領域を遊戯開口41を有する主枠部材40に装着部材と
して、主枠部材40の前面装飾部42に装着される複数
の合成樹脂製装飾部材43と装飾レンズ体44と、裏面
に鍵装置取付け部45とガラス板収容枠を装着するガラ
ス枠収容部46を有する。この前面枠体2の主枠体20
の前面にガラス板が収容された前面板3とその下方に第
一前板8が開閉可能に取付けられている。
【0017】この前面板3、それに組付ける構成部品の
リサイクル用表示構造としては、主枠部材40、各装飾
部材43、装飾レンズ体44自体を材質に対応して特定
の色彩、例えば、黄色、グレー色、半透明或いは透明の
材質とする。例えば、主枠部材40、各装飾部材43が
ABSの場合には装飾を兼ねて茶系統の色彩とし、装飾
レンズ体44はPCの透明体で成形する。構成部品自体
を特定の色彩で区別すれば、見ただけで材質を判断する
ことができて、分別作業を能率的に行うことができる。
又は、前面板3の主枠部材40、各装飾部材43、装飾
レンズ体44には、その適所、例えば、背面下部等に材
質を示す記号、例えば、ABS、PC、POMを刻印A
する。或いは、この刻印の代わりに材質を示す記号、例
えば、ABS、PC、POMや説明を付したラベルB、
バーコードC等を貼着する。この前面板3の主枠部材4
0、装飾部材43、装飾レンズ体44それぞれの全体の
材質を同じとすれば、分別する際に1つのユニット毎に
分けることができ、分別する手間を省くことができる。
パチンコ機の前面上部において当該パチンコ機において
発生する各遊戯態様(例えば、入賞の発生、始動入賞の
発生、当たりや大当たりの発生、図柄表示装置において
発生する当たりの発生確率の切替わり、パチンコ機の大
入賞口内に設けられる特別入賞領域への入賞、可変入賞
口の連続した開閉動作)や異常(故障若しくは不正)の
発生を点灯表示する表示部をカバーするレンズ体44は
PC(ポリカーボネート)の透明体で形成してもよい。
【0018】図6において、第一前板8は合成樹脂製の
長方形状板材で、賞球出口13が設けられ、賞球出口の
背面に前記前面枠体2の前面側の賞球ユニット収容部2
5aの賞球出口25に臨ませ、前面側に貸し球、賞球を
貯留する賞球上皿9が取付けられる。第一前板8の裏面
には賞球上皿から打球発射装置16の発射レール24の
打球発射部位に打球を供給する打球供給装置17が設け
られる。この打球供給装置17は上皿9の供給路から球
待機通路に球を供給して待機させ、ハンドル操作で打球
槌が作動される毎に球送り部材47で一個ずつ発射位置
に送るものである。又、この打球供給装置17には打球
待機部位から球抜きをする球抜き装置(図示せず)が設
けられる。
【0019】この第一前板8とそれに組付ける構成部品
のリサイクル用表示構造としては、第一前板8、上皿
9、打球供給装置17自体を材質に対応して特定の色
彩、例えば、黄色、グレー色、半透明或いは透明の材質
とする。例えば、第一前板8、上皿9がABSの場合に
は装飾を兼ねて茶系統の色彩とし、打球供給装置17本
体は透明のABS樹脂とする一方球送り部材47は白色
系のPOM樹脂として形成してもよい。構成部品自体を
特定の色彩で区別すれば、見ただけで材質を判断するこ
とができて、分別作業を能率的に行うことができる。又
は、第一前板8、上皿9、打球供給装置17には、その
適所、例えば、背面下部等に材質を示す記号、例えば、
ABS、PC、POMを刻印Aする。或いは、この刻印
の代わりに材質を示す記号、例えば、ABS、PC、P
OM、説明を付したラベルB、バーコードC等を貼着す
る。第一前板8と打球供給装置17の材質を同じとすれ
ば、前板を構成する部品の材質が一種類となりリサイク
ルに都合が良い。かつ又、上皿9、下皿10は全体を同
じ材質の合成樹脂とすれば、分別する際に1つのユニッ
ト毎に分けることができ、分別する手間を省くことがで
きる。
【0020】図7および図8において、遊戯盤5にはそ
の前面に打球発射装置16により打球発射レール24か
ら発射される打球を遊戯領域へ誘導しかつ遊戯領域を形
成する誘導レール50が設けられ、遊戯領域内には、特
別図柄表示装置51、大入賞口52、風車、釘等が設け
られている。又、背面には各種入賞口や入賞装置のセー
フ球を誘導集合するセーフ球集合通路53が構成されて
いる。又、セーフ球集合通路53の背面には、取付け台
板54、中央制御回路基板56を収納した基板収納ボッ
クス55が着脱可能に備えられる。
【0021】遊戯盤5に組付ける構成部品のリサイクル
用表示構造は、前面の特別図柄表示装置51、背面のセ
ーフ球集合通路53、取付け台板54、基板収納ボック
ス55等自体を材質に対応して特定の色彩、例えば、特
別図柄表示装置51はPCの透明体、セーフ球集合通路
53、取付け台板54、基板収納ボックス55はABS
の透明体の材質とする。構成部品自体を特定の色彩で区
別すれば、見ただけで材質を判断することができて、分
別作業を能率的に行うことができる。又は、この遊戯盤
5の前面の特別図柄表示装置、大入賞口等の役物、風
車、裏面のセーフ球集合通路、中央制御回路基板収容ケ
ース等の適所、例えば、背面下部等に材質を示す記号、
例えば、ABS、PC、POMを刻印Aする。或いは、
この刻印の代わりに材質を示す記号、例えば、ABS、
PC、POM説明を付したラベルB、バーコードC等を
貼着する。又、そのセーフ球集合通路53の背面に取付
ける取付け台板54、制御回路基板収納ボックス55を
同じく材質に対応して特定の色彩とする。これも色彩に
代えて、刻印、ラベル、バーコードとすることができ
る。なお、セーフ球集合樋53、取付け台板54、基板
収納ボックス55は透明のABSで統一するのがパチン
コ球の流下転動の確認や回路基板の確認から好ましい。
【0022】図9乃至図16において、機構基板6は前
面枠体3に装着した遊戯盤5の背面を覆うように遊戯盤
背面側に装備されるとともにパチンコ機内に収容された
前面枠体3に対して開閉可能にされ、固定手段で止めら
れるものである。機構基板6は合成樹脂製ベース体60
の中央部に遊戯盤5の背面の取付け台板54の中央制御
基板収納ボックス55が露出する開口61が形成され、
背面上部の賞球タンク取付け部62aに賞球タンク6
2、その下部のタンクレールカバー取付け部63にタン
クレール64を取付け、タンクレール64に球均し部材
65と球流下阻止部材66を備え、側方に前記タンクレ
ールの賞球誘導路に連続して賞球通路器体67、球払出
し駆動ユニット68、該球払出し駆動ユニット68の下
方の賞球払出し通路69、溢れ球通路70、球抜き通路
71の覆い板72と、セーフ球集合樋74、セーフ球集
合路75、セーフ球導出路76の覆い板77、更に、セ
ーフ球検出ユニット収容部80aにセーフ球検出ユニッ
ト80が取付けられている。81はセーフ球検出ユニッ
ト80のセーフ球処理可動部である。
【0023】この機構基板6の構成部品である機構基板
のベース体60、賞球タンク62、タンクレール64、
球均し部材65、球流下阻止部材66、賞球通路器体6
7、覆い板72、覆い板77、裏カバー7自体を材質に
対応して特定の色彩、例えば、透明、白色の材質とす
る。例えば、機構基板6のベース体60、賞球タンク6
2、タンクレール64、賞球通路器体67、球払出し駆
動ユニット68、覆い板72、覆い板77、裏カバー7
等は透明のABS樹脂で成形し、球均し部材65と球流
下阻止部材66は白色系POM樹脂で成形する。又、セ
ーフ球検出ユニット80は透明のABS樹脂とし、通過
するセーフ球を制御するセーフ球処理可動部81は白色
系のPOM樹脂(ジュラコン、ポリオキシメチレン(ポ
リアセタール)、ポリホルムアルデヒド)としパチンコ
球の通過確認と耐摩耗性を考慮した構成としてもよい。
構成部品自体を特定の色彩で区別すれば、見ただけで材
質を判断することができて、分別作業を能率的に行うこ
とができる。又は、上記機構基板のベース体60、賞球
タンク62、タンクレール64、賞球通路器体65、覆
い板70、覆い板74、セーフ球検出ユニット80に
は、その適所、例えば、背面下部等に材質を示す記号、
例えば、ABS、PC、POM、を刻印Aする。或い
は、この刻印の代わりに材質を示す記号、例えば、AB
S、PC、POM、その記号を付したラベルB、バーコ
ードC等を貼着する。ここで、パチンコ機の裏側におい
て補給されたパチンコ球を貯留する賞球タンク62、タ
ンクレール64、賞球通路器体67、パチンコ球の払出
し駆動ユニット68、賞球払い出し通路等69、70、
71、セーフ球集合樋等74、75、76、80a等の
機構基板6のベースは全て透明に形成されたABS(ア
クリロニトリル/ブタジエン/スチレン)として形成す
れば、細かな分別作業を行うことなく廃棄処理すること
が可能となる。さらに、透明色がABSを意味すること
を当該パチンコ機の何れかの個所に表示する手段を設け
たり、ABSなる刻印を合わせて形成したり、例えば、
賞球タンク表面の複数個所にABSなる刻印を施す構成
を加えることにより、パチンコ機構成体の素材が極めて
迅速に判別でき、パチンコ機の廃棄処分作業を円滑なも
のとすることができる。
【0024】而して、パチンコ機に組付けられる各構成
部品にそれぞれの材質を表示したことにより、リサイク
ルを行う場合に、作業者は各構成部品に分解する際にそ
れぞれに表示された材質を見るだけで、簡単に分別する
ことができる。又廃棄処分をするにも的確に分別するこ
とができる。
【0025】上記実施形態に示すパチンコ機は合成樹脂
製の枠体、すなわち前面枠体と前面板が「プラ枠」の場
合について説明したが、勿論これに限定されるものでは
なく、それが「木枠」のものでも前面、或いは背面に多
くの合成樹脂構成部品が使用されており、その構成部品
に同様に材質の表示をする。又、合成樹脂の材質の区別
をする場合を説明したが、これに限られるものではな
く、金属製構成部品についても材質の表示をして分別可
能とする。以上の実施形態を示したが、この発明はこの
形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲で、様々な形態を実施しうるものである。
【0026】
【発明の効果】この発明のパチンコ機組付け部品のリサ
イクル用表示構造によれば、パチンコ機に組付けられる
各構成部品に材質を表示する表示手段を設けることによ
り、各構成部品の材質が明示されているので、材質を分
別してリサイクルをし易く、リサイクルする作業の能率
をあげることができ、又、材質を分別できるので、材料
のリサイクル時に異なる材質のものが混ざるのを防ぐこ
とができ、リサイクルする材料で成形する製品の質の向
上を図り、商品価値を上げることができて、リサイクル
製品の需要を喚起でき、結局廃棄物の減量化にも寄与で
きる。若し、リサイクルできない場合でも材質の分別に
より有害なものと、無害なものに分けて適切な廃棄処分
ができ、公害の発生を解消することができる。
【0027】パチンコ機に組付けられる各構成部品を材
質毎に異なる色彩の材料で成形するか、異なる色彩のメ
ッキを施すことにより、その構成部品の色彩又はメッキ
の色彩を見れば、一目で材質を分別できるので、作業能
率を向上できて便利である。又、パチンコ機に組付けら
れる各構成部品の材質を刻印で表示した場合は、その構
成部品の刻印を見れば、材質を分別できる。パチンコ機
に組付けられる各構成部品の材質をラベルで表示した場
合は、その構成部品のラベルを見れば、材質、リサイク
ルの説明を分別判断できる。パチンコ機に組付けられる
各構成部品の材質をバーコードで表示した場合は、その
構成部品のバーコードを検出器で検知すれば、簡単かつ
確実に材質を分別できるので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】前面枠体の正面図である。
【図3】同背面図である。
【図4】前面板の正面図である。
【図5】同背面側斜視図である。
【図6】第一前板の背面側斜視図である。
【図7】遊戯盤の斜視図である。
【図8】遊戯盤、取付け台板、基板収納ケースを分離し
て示す斜視図である。
【図9】機構基板の斜視図である。
【図10】同正面図である。
【図11】球タンクの正面図である。
【図12】球均し部材と球流下阻止部材を分離して示す
タンクレールの正面図である。
【図13】裏カバ−の正面図である。
【図14】賞球通路器体の斜視図である。
【図15】覆い板の正面図である。
【図16】セーフ球検出ユニットを示す正面図である。
【図17】(イ)刻印の表示、(ロ)ラベルの表示、
(ハ)バーコードの表示を示す要部正面図である。
【符号の説明】
2 前面枠体 3 前面板 5 遊戯盤 6 機構基板 7 裏カバー 8 第一前板 9 上皿 10 下皿 A 刻印 B ラベル C バーコード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機に組付けられる各構成部品
    に、構成部品の材質を表示する表示手段を設けたことを
    特徴とするパチンコ機組付け部品のリサイクル用表示構
    造。
  2. 【請求項2】 前記表示手段を材質毎に異なる色彩によ
    る構成とした請求項1記載のパチンコ機組付け部品のリ
    サイクル用表示構造。
  3. 【請求項3】 前記表示手段を刻印による表示とした請
    求項1記載のパチンコ機組付け部品のリサイクル用表示
    構造。
  4. 【請求項4】 前記表示手段をラベル表示とした請求項
    1記載のパチンコ機組付け部品のリサイクル用表示構
    造。
  5. 【請求項5】 前記表示手段をバーコード表示とした請
    求項1記載のパチンコ機組付け部品のリサイクル用表示
    構造。
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