JPH11225531A - 草刈機の操作弁構造 - Google Patents
草刈機の操作弁構造Info
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- JPH11225531A JPH11225531A JP5414598A JP5414598A JPH11225531A JP H11225531 A JPH11225531 A JP H11225531A JP 5414598 A JP5414598 A JP 5414598A JP 5414598 A JP5414598 A JP 5414598A JP H11225531 A JPH11225531 A JP H11225531A
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- Japan
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- mowing machine
- mower
- mowing
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 標準仕様のソリ付き草刈機から凹凸のある路
面で草刈機をフロート状態にして草刈り作業を行う倣い
アタッチメントに交換するときに、弁本体にフロート用
電磁式開閉弁、及び低圧リリーフ弁をアドオンできるよ
うにする。 【解決手段】 標準仕様のソリ付き草刈機から凹凸のあ
る路面で草刈機をフロート状態にして草刈り作業を行う
倣いアタッチメントに交換するときに、リフトシリンダ
10の下げ回路11に方向切換弁3をバイパスせしめる
電磁式開閉弁12と、電磁式開閉弁12とタンク17と
の間に配設される低圧リリーフ弁13を装着可能とする
予備ポート12b,13aとを有する弁本体20を備え
た構成としたものである。
面で草刈機をフロート状態にして草刈り作業を行う倣い
アタッチメントに交換するときに、弁本体にフロート用
電磁式開閉弁、及び低圧リリーフ弁をアドオンできるよ
うにする。 【解決手段】 標準仕様のソリ付き草刈機から凹凸のあ
る路面で草刈機をフロート状態にして草刈り作業を行う
倣いアタッチメントに交換するときに、リフトシリンダ
10の下げ回路11に方向切換弁3をバイパスせしめる
電磁式開閉弁12と、電磁式開閉弁12とタンク17と
の間に配設される低圧リリーフ弁13を装着可能とする
予備ポート12b,13aとを有する弁本体20を備え
た構成としたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の前方に雑草
等を刈り取るためのカッタ刃からなる草刈機に係り、特
に、草刈り作業用の倣いアタッチメントをフロート状態
にて使用するときに用いる開閉弁、および低圧リリーフ
弁を装着可能とする草刈機の操作弁構造に関する。
等を刈り取るためのカッタ刃からなる草刈機に係り、特
に、草刈り作業用の倣いアタッチメントをフロート状態
にて使用するときに用いる開閉弁、および低圧リリーフ
弁を装着可能とする草刈機の操作弁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】河川敷等の雑草を刈り取るために車両の
前方にはオペレータの操作により昇降自在とする草刈り
用のカッタ刃を用いた草刈機を備えている。標準仕様の
草刈機はカッタケースの底部にソリを取着している。従
来から草刈機以外のブルドーザ等の建設機械において
は、後進時に路面を均す作業として作業機(ブレード
等)をフロート(浮き)させて用いられている。この場
合の操作弁は中立位置、上げ位置、下げ位置に加えて、
浮き位置の4ポジションからなる構成にしてある。
前方にはオペレータの操作により昇降自在とする草刈り
用のカッタ刃を用いた草刈機を備えている。標準仕様の
草刈機はカッタケースの底部にソリを取着している。従
来から草刈機以外のブルドーザ等の建設機械において
は、後進時に路面を均す作業として作業機(ブレード
等)をフロート(浮き)させて用いられている。この場
合の操作弁は中立位置、上げ位置、下げ位置に加えて、
浮き位置の4ポジションからなる構成にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、草刈機
のソリは、平坦な路面では草刈り作業に支障がないが、
凹凸のある路面ではソリが路面に食い込むので、その都
度草刈機を昇降させて草刈り作業をする必要があり作業
性が悪い。また、標準仕様の草刈機ではフロートさせて
用いることが少ないので、標準の操作弁にフロート用の
操作弁等を装着しておくことはコスト高となる。即ち、
標準仕様の草刈機(ソリ付き)では作業できない凹凸の
ある路面で使用する倣いアタッチメントに交換するとき
に、フロート用のバルブ等を装着できるようにしておく
ことが効率的である。
のソリは、平坦な路面では草刈り作業に支障がないが、
凹凸のある路面ではソリが路面に食い込むので、その都
度草刈機を昇降させて草刈り作業をする必要があり作業
性が悪い。また、標準仕様の草刈機ではフロートさせて
用いることが少ないので、標準の操作弁にフロート用の
操作弁等を装着しておくことはコスト高となる。即ち、
標準仕様の草刈機(ソリ付き)では作業できない凹凸の
ある路面で使用する倣いアタッチメントに交換するとき
に、フロート用のバルブ等を装着できるようにしておく
ことが効率的である。
【0004】本発明は、上記問題点に着目し、標準仕様
のソリ付き草刈機から凹凸のある路面で草刈機をフロー
ト状態にして草刈り作業を行う倣いアタッチメントに交
換するときに、操作弁にフロート用電磁式開閉弁、及び
低圧リリーフ弁をアドオンできるようにした操作弁構造
を提供することを目的とする。
のソリ付き草刈機から凹凸のある路面で草刈機をフロー
ト状態にして草刈り作業を行う倣いアタッチメントに交
換するときに、操作弁にフロート用電磁式開閉弁、及び
低圧リリーフ弁をアドオンできるようにした操作弁構造
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記の目
的を達成するために、本発明に係る草刈機の操作弁構造
の第1発明は、車両の前方に配設される草刈機と、草刈
機を昇降せしめるリフトシリンダへ油圧ポンプから吐出
する圧油を供給する方向切換弁と、草刈機のリフトシリ
ンダを駆動する油圧回路を調圧する高圧リリーフ弁とを
備えた草刈機の操作弁構造において、標準仕様のソリ付
き草刈機から凹凸のある路面で草刈機をフロート状態に
して草刈り作業を行う倣いアタッチメントに交換すると
きに、リフトシリンダの下げ回路に前記方向切換弁をバ
イパスせしめる電磁式開閉弁と、この電磁式開閉弁とタ
ンクとの間に配設される低圧リリーフ弁を装着可能とす
る予備ポートとを有する弁本体を備えた構成としたもの
である。上記構成によれば、標準仕様のソリ付き草刈機
から倣いアタッチメントに交換したときに、操作弁には
予め電磁式開閉弁および低圧リリーフ弁を装着可能とす
る予備ポートを設けてあるので、作業現場で簡単にフロ
ート仕様の操作弁に改造することができる。この予備ポ
ートは標準仕様のソリ付き草刈機の場合は、メクラプラ
グ等により塞がれている。したがって、操作弁にフロー
ト用電磁式開閉弁、及び低圧リリーフ弁をアドオンでき
るようにした操作弁構造により製作コストが低減するこ
とができる。
的を達成するために、本発明に係る草刈機の操作弁構造
の第1発明は、車両の前方に配設される草刈機と、草刈
機を昇降せしめるリフトシリンダへ油圧ポンプから吐出
する圧油を供給する方向切換弁と、草刈機のリフトシリ
ンダを駆動する油圧回路を調圧する高圧リリーフ弁とを
備えた草刈機の操作弁構造において、標準仕様のソリ付
き草刈機から凹凸のある路面で草刈機をフロート状態に
して草刈り作業を行う倣いアタッチメントに交換すると
きに、リフトシリンダの下げ回路に前記方向切換弁をバ
イパスせしめる電磁式開閉弁と、この電磁式開閉弁とタ
ンクとの間に配設される低圧リリーフ弁を装着可能とす
る予備ポートとを有する弁本体を備えた構成としたもの
である。上記構成によれば、標準仕様のソリ付き草刈機
から倣いアタッチメントに交換したときに、操作弁には
予め電磁式開閉弁および低圧リリーフ弁を装着可能とす
る予備ポートを設けてあるので、作業現場で簡単にフロ
ート仕様の操作弁に改造することができる。この予備ポ
ートは標準仕様のソリ付き草刈機の場合は、メクラプラ
グ等により塞がれている。したがって、操作弁にフロー
ト用電磁式開閉弁、及び低圧リリーフ弁をアドオンでき
るようにした操作弁構造により製作コストが低減するこ
とができる。
【0006】第2発明は、第1発明の構成において、前
記操作弁構造は、前記リフトシリンダのボトム室とタン
クとの間の管路に草刈機を保持する保持用のリリーフ弁
を装着する予備ポートを備えた構成としたものである。
上記構成によれば、草刈機を保持するための保持用のリ
リーフ弁を備える予備ポートを有する操作弁にしておく
ことにより、小型から大型の草刈機の仕様に適宜対応す
ることができるので、操作弁の製作が効率的である。
記操作弁構造は、前記リフトシリンダのボトム室とタン
クとの間の管路に草刈機を保持する保持用のリリーフ弁
を装着する予備ポートを備えた構成としたものである。
上記構成によれば、草刈機を保持するための保持用のリ
リーフ弁を備える予備ポートを有する操作弁にしておく
ことにより、小型から大型の草刈機の仕様に適宜対応す
ることができるので、操作弁の製作が効率的である。
【0007】第3発明は、第1発明の構成において、前
記倣いアタッチメントに交換するときに、前記電磁式開
閉弁に開信号を出力するフロート選択スイッチを備えた
構成としたものである。上記構成によれば、草刈機の運
転席近傍にフロート選択スイッチを備えておいて、倣い
アタッチメントに交換したときは同スイッチをONする
ことにより前記電磁式開閉弁に開信号を出力するように
して操作性を向上するようにしてある。
記倣いアタッチメントに交換するときに、前記電磁式開
閉弁に開信号を出力するフロート選択スイッチを備えた
構成としたものである。上記構成によれば、草刈機の運
転席近傍にフロート選択スイッチを備えておいて、倣い
アタッチメントに交換したときは同スイッチをONする
ことにより前記電磁式開閉弁に開信号を出力するように
して操作性を向上するようにしてある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る草刈機の操作
弁構造について、図1乃至図8により説明する。先ず、
第1実施例の草刈機の操作弁構造について、図6,図7
を参照して説明する。図6は、標準仕様の草刈機の側面
図を示し、図7は標準仕様の草刈機に代えて草刈り用の
倣いアタッチメントを装着状態を示している。同一符号
を付したものは同一機能を有する。図6に示す標準仕様
の草刈り作業車両30は、車体31の前方に草刈機40
を配設している。草刈機40のカッタ刃を備えたカッタ
ケース41は、図1に示すリフトシリンダ10により昇
降自在となっている。このカッタケース41の底部にソ
リ42が取着してある。図6に示すように、草刈機30
は前進走行しながら図示しないカッタ刃を回転駆動して
草茎等の雑草を刈り取る作業を行うようになっている。
図7に示すように、車体31の前方に倣いアタッチメン
ト50を配設している。この倣いアタッチメント50
は、カッタ刃を備えたカッタケース51を備えている。
このカッタケース51は図1に示すリフトシリンダ10
により昇降自在となっている。このカッタケース51の
左右側面に支持フレーム52a,52bが固着してあ
る。この支持フレーム52a,52bのそれぞれの先端
部に車輪53a,53bが回転自在に取着してある。
弁構造について、図1乃至図8により説明する。先ず、
第1実施例の草刈機の操作弁構造について、図6,図7
を参照して説明する。図6は、標準仕様の草刈機の側面
図を示し、図7は標準仕様の草刈機に代えて草刈り用の
倣いアタッチメントを装着状態を示している。同一符号
を付したものは同一機能を有する。図6に示す標準仕様
の草刈り作業車両30は、車体31の前方に草刈機40
を配設している。草刈機40のカッタ刃を備えたカッタ
ケース41は、図1に示すリフトシリンダ10により昇
降自在となっている。このカッタケース41の底部にソ
リ42が取着してある。図6に示すように、草刈機30
は前進走行しながら図示しないカッタ刃を回転駆動して
草茎等の雑草を刈り取る作業を行うようになっている。
図7に示すように、車体31の前方に倣いアタッチメン
ト50を配設している。この倣いアタッチメント50
は、カッタ刃を備えたカッタケース51を備えている。
このカッタケース51は図1に示すリフトシリンダ10
により昇降自在となっている。このカッタケース51の
左右側面に支持フレーム52a,52bが固着してあ
る。この支持フレーム52a,52bのそれぞれの先端
部に車輪53a,53bが回転自在に取着してある。
【0009】図1に示す本発明の油圧回路は、電磁式開
閉弁12、低圧リリーフ弁13、及び保持用リリーフ弁
15が装着した状態を示しているが、本発明で説明する
標準仕様の草刈機の場合は、電磁式開閉弁12、低圧リ
リーフ弁13は取外した状態にある。スローリターン弁
8については装着した状態を本発明の標準状態の油圧回
路を示している。また、保持用リリーフ弁15について
は、小型から大型の草刈り作業車両の仕様に応じて適宜
装着されるようになっている。油圧ポンプ1は管路1a
を介して方向切換弁3と接続している。管路1aには、
油圧回路を調圧する高圧リリーフ弁2が装着されてい
る。方向切換弁3は管路4を介してリフトシリンダ10
のヘッド室aと接続している。同弁3は管路5を介して
逆止弁6と接続している。この逆止弁6は管路4から分
岐する導管4aと接続しており、管路4に発生する制御
圧により逆止弁6が開状態となるようになっている。逆
止弁6は管路7を介してスローリターン弁8と接続して
いる。同弁8は逆止弁8a、絞り8bからなっている。
この管路7はスローリターン弁8を介してリフトシリン
ダ10のボトム室bと接続している。これにより、油圧
ポンプ1から吐出される圧油は方向切換弁3を通って管
路4に流入するときはリフトシリンダ10のヘッド室a
に流入する。リフトシリンダ10のボトム室bからの戻
り油はスローリターン弁8の絞り8bを介して方向切換
弁3からタンク17にドレーンするようになっているの
で、草刈機40,50の下げ速度が調整されるようにな
っている。
閉弁12、低圧リリーフ弁13、及び保持用リリーフ弁
15が装着した状態を示しているが、本発明で説明する
標準仕様の草刈機の場合は、電磁式開閉弁12、低圧リ
リーフ弁13は取外した状態にある。スローリターン弁
8については装着した状態を本発明の標準状態の油圧回
路を示している。また、保持用リリーフ弁15について
は、小型から大型の草刈り作業車両の仕様に応じて適宜
装着されるようになっている。油圧ポンプ1は管路1a
を介して方向切換弁3と接続している。管路1aには、
油圧回路を調圧する高圧リリーフ弁2が装着されてい
る。方向切換弁3は管路4を介してリフトシリンダ10
のヘッド室aと接続している。同弁3は管路5を介して
逆止弁6と接続している。この逆止弁6は管路4から分
岐する導管4aと接続しており、管路4に発生する制御
圧により逆止弁6が開状態となるようになっている。逆
止弁6は管路7を介してスローリターン弁8と接続して
いる。同弁8は逆止弁8a、絞り8bからなっている。
この管路7はスローリターン弁8を介してリフトシリン
ダ10のボトム室bと接続している。これにより、油圧
ポンプ1から吐出される圧油は方向切換弁3を通って管
路4に流入するときはリフトシリンダ10のヘッド室a
に流入する。リフトシリンダ10のボトム室bからの戻
り油はスローリターン弁8の絞り8bを介して方向切換
弁3からタンク17にドレーンするようになっているの
で、草刈機40,50の下げ速度が調整されるようにな
っている。
【0010】標準仕様の草刈機から倣いアタッチメント
に交換したときは、以下のように油圧回路が構成され
る。前記スローリターン弁8の下流側の管路7に管路1
1が接続される。この管路11は電磁式開閉弁12と接
続している。この電磁式開閉弁12は連通位置aと遮断
位置bの2位置切換えとなっている。同弁12はフロー
ト選択スイッチ12aから信号を受けて連通位置aに切
換わる。電磁式開閉弁12は低圧リリーフ弁13を介し
て管路14からタンク17に接続している。
に交換したときは、以下のように油圧回路が構成され
る。前記スローリターン弁8の下流側の管路7に管路1
1が接続される。この管路11は電磁式開閉弁12と接
続している。この電磁式開閉弁12は連通位置aと遮断
位置bの2位置切換えとなっている。同弁12はフロー
ト選択スイッチ12aから信号を受けて連通位置aに切
換わる。電磁式開閉弁12は低圧リリーフ弁13を介し
て管路14からタンク17に接続している。
【0011】次に、図1を参照して図2,図2のZ視図
の図3に示す本発明の操作弁構造について説明する。
尚、操作弁とは方向切換弁、リリーフ弁、スローリター
ン弁等を全て組込まれた状態を言う。図2,図3に示す
操作弁20(弁本体20と言う。)には、電磁式開閉弁
12と、低圧リリーフ弁13をアドオンできるようにし
てある。図2のA−A断面図の図4に示すように、低圧
リリーフ弁13を装着可能とする予備ポート13aが設
けてある。2aは高圧リリーフ弁2の装着ポートであ
り、15aは保持用リリーフ弁15の装着ポートであ
る。標準仕様の草刈機を使用するときは前記予備ポート
13aの孔部13bに図示しないメクラプラグにて塞ぐ
ようになっている。倣いアタッチメントに交換するとき
はメクラプラグを取外して低圧リリーフ弁13を装着す
るようになっている。図2のB−B断面図の図5に示す
ように、電磁式開閉弁12を装着可能とする予備ポート
12bが設けてある。この予備ポート12bに図示しな
いメクラプラグにて塞ぐようになっている。倣いアタッ
チメントに交換するときはメクラプラグを取外して電磁
式開閉弁12を装着するようになっている。
の図3に示す本発明の操作弁構造について説明する。
尚、操作弁とは方向切換弁、リリーフ弁、スローリター
ン弁等を全て組込まれた状態を言う。図2,図3に示す
操作弁20(弁本体20と言う。)には、電磁式開閉弁
12と、低圧リリーフ弁13をアドオンできるようにし
てある。図2のA−A断面図の図4に示すように、低圧
リリーフ弁13を装着可能とする予備ポート13aが設
けてある。2aは高圧リリーフ弁2の装着ポートであ
り、15aは保持用リリーフ弁15の装着ポートであ
る。標準仕様の草刈機を使用するときは前記予備ポート
13aの孔部13bに図示しないメクラプラグにて塞ぐ
ようになっている。倣いアタッチメントに交換するとき
はメクラプラグを取外して低圧リリーフ弁13を装着す
るようになっている。図2のB−B断面図の図5に示す
ように、電磁式開閉弁12を装着可能とする予備ポート
12bが設けてある。この予備ポート12bに図示しな
いメクラプラグにて塞ぐようになっている。倣いアタッ
チメントに交換するときはメクラプラグを取外して電磁
式開閉弁12を装着するようになっている。
【0012】次に、図1の作動について説明する。前記
電磁式開閉弁12および低圧リリーフ弁13を装着し、
フロート選択スイッチ12aをON作動することによ
り、電磁式開閉弁12が連通位置aに切換わる。これに
より、リフトシリンダ10のボトム室bは、管路11を
介して電磁式開閉弁12が連通する。したがって、高圧
リリーフ弁2が作動する前に、低圧リリーフ弁13が作
動するようになるので、前記倣いアタッチメント50を
フロート状態にすることができるので凹凸のある路面で
も容易に草刈り作業が可能となる。以上1説明の通り、
本発明に係る草刈機の操作弁構造によれば、標準仕様の
ソリ付き草刈機から凹凸のある路面で草刈機をフロート
状態にして草刈り作業を行う倣いアタッチメントに交換
するときに、リフトシリンダの下げ回路に前記方向切換
弁をバイパスせしめる電磁式開閉弁と、この電磁式開閉
弁とタンクとの間に配設される低圧リリーフ弁とを装着
可能とする予備ポートとを有する弁本体を備えたので、
作業現場で簡単にフロート仕様の操作弁に改造すること
ができる。この予備ポートは標準仕様のソリ付き草刈機
の場合は、メクラプラグ等により塞がれている。したが
って、操作弁にフロート用電磁式開閉弁、及び低圧リリ
ーフ弁をアドオンできるようにした操作弁構造により製
作コストが低減することができる。
電磁式開閉弁12および低圧リリーフ弁13を装着し、
フロート選択スイッチ12aをON作動することによ
り、電磁式開閉弁12が連通位置aに切換わる。これに
より、リフトシリンダ10のボトム室bは、管路11を
介して電磁式開閉弁12が連通する。したがって、高圧
リリーフ弁2が作動する前に、低圧リリーフ弁13が作
動するようになるので、前記倣いアタッチメント50を
フロート状態にすることができるので凹凸のある路面で
も容易に草刈り作業が可能となる。以上1説明の通り、
本発明に係る草刈機の操作弁構造によれば、標準仕様の
ソリ付き草刈機から凹凸のある路面で草刈機をフロート
状態にして草刈り作業を行う倣いアタッチメントに交換
するときに、リフトシリンダの下げ回路に前記方向切換
弁をバイパスせしめる電磁式開閉弁と、この電磁式開閉
弁とタンクとの間に配設される低圧リリーフ弁とを装着
可能とする予備ポートとを有する弁本体を備えたので、
作業現場で簡単にフロート仕様の操作弁に改造すること
ができる。この予備ポートは標準仕様のソリ付き草刈機
の場合は、メクラプラグ等により塞がれている。したが
って、操作弁にフロート用電磁式開閉弁、及び低圧リリ
ーフ弁をアドオンできるようにした操作弁構造により製
作コストが低減することができる。
【0013】また、前記操作弁構造は、前記リフトシリ
ンダ10のボトム室bとタンク17との間の管路7aに
草刈機を保持する保持用のリリーフ弁15を備える予備
ポートを有する操作弁にしておくことにより、小型から
大型の草刈機の仕様に適宜対応することができるので、
操作弁の製作が効率的である。
ンダ10のボトム室bとタンク17との間の管路7aに
草刈機を保持する保持用のリリーフ弁15を備える予備
ポートを有する操作弁にしておくことにより、小型から
大型の草刈機の仕様に適宜対応することができるので、
操作弁の製作が効率的である。
【0014】そして、前記倣いアタッチメントに交換す
るときに、前記電磁式開閉弁に開信号を出力するフロー
ト選択スイッチを草刈機の運転席近傍に備えておいて、
倣いアタッチメントに交換したときは同スイッチをON
することにより前記電磁式開閉弁に開信号を出力するよ
うにして操作性を向上するようにしてある。
るときに、前記電磁式開閉弁に開信号を出力するフロー
ト選択スイッチを草刈機の運転席近傍に備えておいて、
倣いアタッチメントに交換したときは同スイッチをON
することにより前記電磁式開閉弁に開信号を出力するよ
うにして操作性を向上するようにしてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の草刈機の油圧回路図である。
【図2】同、操作弁構造を説明する図である。
【図3】同、図2のZ視図である。
【図4】同、図2のA−A断面図である。
【図5】同、図2のB−B断面図である。
【図6】同、標準仕様の草刈機を説明する図である。
【図7】同、草刈り用倣いアタッチメントを説明する図
である。
である。
1…油圧ポンプ、2…高圧リリーフ弁、3…方向切換
弁、8…スローリターン弁、10…リフトシリンダ、1
2…電磁式開閉弁、13…低圧リリーフ弁、15…保持
用リリーフ弁、20…操作弁(弁本体)、40…標準仕
様の草刈機、50…草刈り用倣いアタッチメント。
弁、8…スローリターン弁、10…リフトシリンダ、1
2…電磁式開閉弁、13…低圧リリーフ弁、15…保持
用リリーフ弁、20…操作弁(弁本体)、40…標準仕
様の草刈機、50…草刈り用倣いアタッチメント。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の前方に配設される草刈機と、草刈
機を昇降せしめるリフトシリンダへ油圧ポンプから吐出
する圧油を供給する方向切換弁と、草刈機のリフトシリ
ンダを駆動する油圧回路を調圧する高圧リリーフ弁とを
備えた草刈機の操作弁構造において、 標準仕様のソリ付き草刈機(40)から凹凸のある路面で草
刈機をフロート状態にして草刈り作業を行う倣いアタッ
チメント(50)に交換するときに、リフトシリンダ(10)の
下げ回路(11)に前記方向切換弁(3) をバイパスせしめる
電磁式開閉弁(12)と、 この電磁式開閉弁(12)とタンク(17)との間に配設される
低圧リリーフ弁(13)を装着可能とする予備ポート(12b,1
3a) とを有する弁本体(20)を備えたことを特徴とする草
刈機の操作弁構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の草刈機の操作弁構造にお
いて、 前記操作弁構造は、前記リフトシリンダ(10)のボトム室
とタンク(17)との間の管路(7a)に草刈機を保持する保持
用のリリーフ弁(15)を装着する予備ポートを備えたこと
を特徴とする草刈機の操作弁構造。 - 【請求項3】 前記倣いアタッチメント(50)に交換する
ときに、前記電磁式開閉弁(12)に開信号を出力するフロ
ート選択スイッチ(12a) を備えたことを特徴とする請求
項1記載の草刈機の操作弁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5414598A JPH11225531A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 草刈機の操作弁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5414598A JPH11225531A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 草刈機の操作弁構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11225531A true JPH11225531A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12962403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5414598A Pending JPH11225531A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 草刈機の操作弁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11225531A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014113115A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Kyoeisha Co Ltd | 多連モアのモアユニット昇降油圧回路 |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP5414598A patent/JPH11225531A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014113115A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Kyoeisha Co Ltd | 多連モアのモアユニット昇降油圧回路 |
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