JPH1122543A - 遠心分離機能付きシリンダー - Google Patents
遠心分離機能付きシリンダーInfo
- Publication number
- JPH1122543A JPH1122543A JP21239797A JP21239797A JPH1122543A JP H1122543 A JPH1122543 A JP H1122543A JP 21239797 A JP21239797 A JP 21239797A JP 21239797 A JP21239797 A JP 21239797A JP H1122543 A JPH1122543 A JP H1122543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- fuel mixture
- air
- fuel
- spark plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B17/00—Engines characterised by means for effecting stratification of charge in cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B23/00—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
- F02B23/08—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with positive ignition
- F02B2023/085—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with positive ignition using several spark plugs per cylinder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリンダー内燃料噴射式内燃機関において、
スパークプラグ周辺に、点火に最小限度必要な濃い燃料
混合気、その他の箇所には薄い燃料混合気が集まる状態
を安定的に作りだし爆発燃焼させる事により、燃料消費
率の少なくてすむエンジンを提供する。 【解決手段】 シリンダー（４）の、ピストン（６）の
上死点以上の部分の一部を、シリンダー内径を大きくす
ることによって円周状の窪みを形成させ、その窪みの中
にスパークプラグ（１）と燃料混合気の噴射口（３）を
配置する。吸入弁（２）からは空気だけか希薄な燃料混
合気を吸入するようにして、燃料混合気の噴射口（３）
からは濃い混合気を吸入するようにする。
スパークプラグ周辺に、点火に最小限度必要な濃い燃料
混合気、その他の箇所には薄い燃料混合気が集まる状態
を安定的に作りだし爆発燃焼させる事により、燃料消費
率の少なくてすむエンジンを提供する。 【解決手段】 シリンダー（４）の、ピストン（６）の
上死点以上の部分の一部を、シリンダー内径を大きくす
ることによって円周状の窪みを形成させ、その窪みの中
にスパークプラグ（１）と燃料混合気の噴射口（３）を
配置する。吸入弁（２）からは空気だけか希薄な燃料混
合気を吸入するようにして、燃料混合気の噴射口（３）
からは濃い混合気を吸入するようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダー内燃料
噴射式内燃機関の、シリンダーの形状、スパークプラグ
の位置、燃料噴射口の位置に関する。
噴射式内燃機関の、シリンダーの形状、スパークプラグ
の位置、燃料噴射口の位置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のシリンダーの形状については、下
から上まで同一半径のものであり、スパークプラグの位
置はシリンダーヘッドのドーム頂上付近である。また、
従来の、濃い混合気のための燃料噴射口はシリンダーヘ
ッドに位置し、ピストンの方向に噴射するようになって
いる。
から上まで同一半径のものであり、スパークプラグの位
置はシリンダーヘッドのドーム頂上付近である。また、
従来の、濃い混合気のための燃料噴射口はシリンダーヘ
ッドに位置し、ピストンの方向に噴射するようになって
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近年は排気ガスによる
大気汚染を少なくする目的と燃料消費を抑えるために燃
料をシリンダー内に直接噴射して、シリンダー内に燃料
混合気の濃度が濃い部分と薄い部分を構成し、濃度が濃
い部分で着火し爆発させ、結果として少ない燃料で爆発
燃焼させようというガソリンエンジンが作られてきてい
るが、ピストンの形状に工夫を凝らすなどの方法で一度
シリンダー内に拡散させてしまった濃い燃料混合気を再
度スパークプラグ周辺に集めるようにしている。また、
より広範囲なエンジン回転数に対して、いかにして安定
してスパークプラグ周辺にだけ濃い混合気を集めるかと
いう事が課題となっている。
大気汚染を少なくする目的と燃料消費を抑えるために燃
料をシリンダー内に直接噴射して、シリンダー内に燃料
混合気の濃度が濃い部分と薄い部分を構成し、濃度が濃
い部分で着火し爆発させ、結果として少ない燃料で爆発
燃焼させようというガソリンエンジンが作られてきてい
るが、ピストンの形状に工夫を凝らすなどの方法で一度
シリンダー内に拡散させてしまった濃い燃料混合気を再
度スパークプラグ周辺に集めるようにしている。また、
より広範囲なエンジン回転数に対して、いかにして安定
してスパークプラグ周辺にだけ濃い混合気を集めるかと
いう事が課題となっている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダー
（４）内のピストン（６）上死点以上の一部に円周状に
窪みを設けて、その窪みに添って噴射口（３）から燃料
混合気を噴射し、ピストン（６）の運動方向に対して垂
直方向の回転運動による遠心力を利用して濃い濃度の燃
料混合気がシリンダー（４）内に拡散しにくくして、安
定して濃い濃度の混合気が窪みに滞留するようにする。
しかもスパークプラグ（１）はその窪みに設置してある
ので、従来に比べてスパークプラグ（１）周辺に濃い混
合気を集めるという作用がより安定的に行われるように
なる。
（４）内のピストン（６）上死点以上の一部に円周状に
窪みを設けて、その窪みに添って噴射口（３）から燃料
混合気を噴射し、ピストン（６）の運動方向に対して垂
直方向の回転運動による遠心力を利用して濃い濃度の燃
料混合気がシリンダー（４）内に拡散しにくくして、安
定して濃い濃度の混合気が窪みに滞留するようにする。
しかもスパークプラグ（１）はその窪みに設置してある
ので、従来に比べてスパークプラグ（１）周辺に濃い混
合気を集めるという作用がより安定的に行われるように
なる。
【０００５】
【発明の実施の形態】図面を参照して説明すると、シリ
ンダー（４）の、ピストン（６）の上死点以上の部分の
一部を、シリンダー内径を大きくすることによって円周
状の窪みを形成させ、その窪みの中にスパークプラグ
（１）と燃料混合気の噴射口（３）を配置する。スパー
クプラグの位置が左右対象であれば、また数が多ければ
爆発はより瞬間的なものとなると同時にピストン（６）
に、より均等な圧力がかかるようになる。燃料混合気の
噴射口（３）の位置が左右対象で数が多ければ、燃料混
合気のシリンダー（４）の壁に添った円周運動が円滑な
ものとなり、より効果的な遠心分離機能が発揮される。
なお吸入弁（２）からは空気だけか希薄な燃料混合気を
吸入するようにして、燃料混合気の噴射口（３）からは
濃い混合気を吸入するようにする。
ンダー（４）の、ピストン（６）の上死点以上の部分の
一部を、シリンダー内径を大きくすることによって円周
状の窪みを形成させ、その窪みの中にスパークプラグ
（１）と燃料混合気の噴射口（３）を配置する。スパー
クプラグの位置が左右対象であれば、また数が多ければ
爆発はより瞬間的なものとなると同時にピストン（６）
に、より均等な圧力がかかるようになる。燃料混合気の
噴射口（３）の位置が左右対象で数が多ければ、燃料混
合気のシリンダー（４）の壁に添った円周運動が円滑な
ものとなり、より効果的な遠心分離機能が発揮される。
なお吸入弁（２）からは空気だけか希薄な燃料混合気を
吸入するようにして、燃料混合気の噴射口（３）からは
濃い混合気を吸入するようにする。
【０００６】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【０００７】従来のシリンダー内燃料噴射式ガソリンエ
ンジンと違い、濃い燃料混合気をシリンダー（４）の壁
面に添って確実に円周回転運動させる事が出来るため
に、濃い燃料混合気を確実にスパークプラグ（１）にと
どめておくことが出来るようになる。その結果、より少
ない燃料で着火爆発させる事ができる。
ンジンと違い、濃い燃料混合気をシリンダー（４）の壁
面に添って確実に円周回転運動させる事が出来るため
に、濃い燃料混合気を確実にスパークプラグ（１）にと
どめておくことが出来るようになる。その結果、より少
ない燃料で着火爆発させる事ができる。
【０００８】燃料混合気の噴射口（３）およびスパーク
プラグ（１）を左右対称に複数設置する事により爆発時
のピストン（６）にかかる圧力を左右均等にする事がで
き、よって、ピストンリング（７）とシリンダー（４）
の壁面の摩擦を軽減することができる。この事がピスト
ンリング（７）の耐摩耗性と燃費の向上をもたらす。
プラグ（１）を左右対称に複数設置する事により爆発時
のピストン（６）にかかる圧力を左右均等にする事がで
き、よって、ピストンリング（７）とシリンダー（４）
の壁面の摩擦を軽減することができる。この事がピスト
ンリング（７）の耐摩耗性と燃費の向上をもたらす。
【図１】シリンダー部を縦方向、すなわちピストンの運
動方向に割った場合の断面図である。
動方向に割った場合の断面図である。
【図２】図１の箇所Ａ−Ａにおける横断面図である。
１ スパークプラグ ２ 吸入弁 ３ 噴射口 ４ シリンダー ５ シリンダーヘッド ６ ピストン ７ ピストンリング ８ コンロッド ９ 排気弁 １０ 弁
Claims (1)
- 【請求項１】 内燃機関のシリンダー内の、ピストンの
上死点より上の部分に円周状に窪みを設け、その円周状
の窪みにスパークプラグと燃料噴射口を設けた遠心分離
機能付きシリンダー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21239797A JPH1122543A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 遠心分離機能付きシリンダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21239797A JPH1122543A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 遠心分離機能付きシリンダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122543A true JPH1122543A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16621917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21239797A Pending JPH1122543A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 遠心分離機能付きシリンダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122543A (ja) |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP21239797A patent/JPH1122543A/ja active Pending
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