JPH11224596A - 電子銃 - Google Patents
電子銃Info
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- JPH11224596A JPH11224596A JP10338087A JP33808798A JPH11224596A JP H11224596 A JPH11224596 A JP H11224596A JP 10338087 A JP10338087 A JP 10338087A JP 33808798 A JP33808798 A JP 33808798A JP H11224596 A JPH11224596 A JP H11224596A
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- electron gun
- electron
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電子銃から放出される電子量をデジタル的にか
つ安定に制御することを可能する一方で、電子銃の構造
の簡略化、及び製造の容易化を可能にする。 【解決手段】定電流駆動される複数の電子放出素子(微
小電子銃)10をそれぞれ異なる個数毎の電子銃グルー
プG1〜G4としてグループ分けし、各電子銃グループ
はドライブ回路3により個別または複数個が同時に選択
されて駆動されるように構成する。各電子銃グループG
1〜G4の放出電子量はグループを構成する電子放出素
子10の数に比例したものとなるため、放出電子量をデ
ジタル的に変化制御することが可能となる。
つ安定に制御することを可能する一方で、電子銃の構造
の簡略化、及び製造の容易化を可能にする。 【解決手段】定電流駆動される複数の電子放出素子(微
小電子銃)10をそれぞれ異なる個数毎の電子銃グルー
プG1〜G4としてグループ分けし、各電子銃グループ
はドライブ回路3により個別または複数個が同時に選択
されて駆動されるように構成する。各電子銃グループG
1〜G4の放出電子量はグループを構成する電子放出素
子10の数に比例したものとなるため、放出電子量をデ
ジタル的に変化制御することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の電子放出素子
を配列した固体電子ビーム発生装置としての電子銃に関
し、特に電子放出量の制御を容易に行い得る電子銃に関
する。
を配列した固体電子ビーム発生装置としての電子銃に関
し、特に電子放出量の制御を容易に行い得る電子銃に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子銃は3極管として構成されて
おり、図9にその概念構成を示すように、フィラメント
111、グリッド112,コレクタ(プレート)113
で構成され、フィラメント111に対してグリッド11
2とコレクタ113に制御電圧源114からの電圧を印
加することでフィラメント111からコレクタ113に
向けて電子が放出される。このとき、フィラメント11
1とグリッド112間の電圧を制御することで放出電子
量が制御される。
おり、図9にその概念構成を示すように、フィラメント
111、グリッド112,コレクタ(プレート)113
で構成され、フィラメント111に対してグリッド11
2とコレクタ113に制御電圧源114からの電圧を印
加することでフィラメント111からコレクタ113に
向けて電子が放出される。このとき、フィラメント11
1とグリッド112間の電圧を制御することで放出電子
量が制御される。
【0003】これに対し、近年では固体電子ビーム発生
装置として構成される電子銃が提案され、その適用も拡
大されている。この電子銃は図10にその概略構成を示
すように、図外のカソード電極の上面に形成された半導
体層からなる基板211上に絶縁膜212を設け、さら
にこの絶縁膜上にゲート213を設ける。そして、この
絶縁膜212とゲート213に設けた開口214内に円
錐形をしたエミッタ215を設ける。さらに、エミッタ
215に対向してコレクタ216を配設する。そして、
基板211(エミッタ215)、ゲート213、コレク
タ216間に制御電圧源217からの電位を印加するこ
とでエミッタ215とゲート213及びコレクタ216
間の電界によってエミッタ215から電子を放出させ
る。このとき、エミッタとゲート間の印加電圧を制御す
ることで放出電子量が制御される。
装置として構成される電子銃が提案され、その適用も拡
大されている。この電子銃は図10にその概略構成を示
すように、図外のカソード電極の上面に形成された半導
体層からなる基板211上に絶縁膜212を設け、さら
にこの絶縁膜上にゲート213を設ける。そして、この
絶縁膜212とゲート213に設けた開口214内に円
錐形をしたエミッタ215を設ける。さらに、エミッタ
215に対向してコレクタ216を配設する。そして、
基板211(エミッタ215)、ゲート213、コレク
タ216間に制御電圧源217からの電位を印加するこ
とでエミッタ215とゲート213及びコレクタ216
間の電界によってエミッタ215から電子を放出させ
る。このとき、エミッタとゲート間の印加電圧を制御す
ることで放出電子量が制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
銃では、印加する電圧を制御して電子の放出量を制御し
ているが、いずれの場合も原理的には3極管構造である
ために、制御電圧に対して5/2乗に比例して電流が変
化され、この電流変化に対応して電子銃から放出される
電子量も制御電圧に対応してアナログ的に変化される。
特に、この種の電子銃では電流量の揺らぎがあり、これ
によって放出電子量が不安定なものとなる。また、近年
のデジタル化された電子機器に電子銃を適用する場合の
ように、放出電子量をデジタル的に制御する要求がなさ
れた場合に、この要求を満たすことが難しいという問題
がある。
銃では、印加する電圧を制御して電子の放出量を制御し
ているが、いずれの場合も原理的には3極管構造である
ために、制御電圧に対して5/2乗に比例して電流が変
化され、この電流変化に対応して電子銃から放出される
電子量も制御電圧に対応してアナログ的に変化される。
特に、この種の電子銃では電流量の揺らぎがあり、これ
によって放出電子量が不安定なものとなる。また、近年
のデジタル化された電子機器に電子銃を適用する場合の
ように、放出電子量をデジタル的に制御する要求がなさ
れた場合に、この要求を満たすことが難しいという問題
がある。
【0005】このような問題に対し、例えば特開平4−
249026号公報では、各電子銃に定電流素子を接続
して電流の揺らぎによる放出電子量の安定化を図ってい
る。しかし、この構成では放出電子量を一定に制御する
場合には有効であるが、放出電子量をデジタル的に変化
することはできない。また、このデジタル的に制御する
ものとして特開昭63−153585号公報では、放出
電子量が異なる電子銃を構成し、これらを組み合わせる
ことで放出電子量をデジタル的に制御している。しかし
ながら、放出電子量の制御範囲を広くするためには、サ
イズや特性を相違させた多数種類の電子銃を作製する必
要があり、構造が複雑になるとともに製造工程が煩雑に
なるという問題がある。
249026号公報では、各電子銃に定電流素子を接続
して電流の揺らぎによる放出電子量の安定化を図ってい
る。しかし、この構成では放出電子量を一定に制御する
場合には有効であるが、放出電子量をデジタル的に変化
することはできない。また、このデジタル的に制御する
ものとして特開昭63−153585号公報では、放出
電子量が異なる電子銃を構成し、これらを組み合わせる
ことで放出電子量をデジタル的に制御している。しかし
ながら、放出電子量の制御範囲を広くするためには、サ
イズや特性を相違させた多数種類の電子銃を作製する必
要があり、構造が複雑になるとともに製造工程が煩雑に
なるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、放出電子量をデジタル的
にかつ安定に制御することを可能とする一方で、構造の
簡略化、及び製造の容易化を可能にした電子銃を提供す
ることにある。
にかつ安定に制御することを可能とする一方で、構造の
簡略化、及び製造の容易化を可能にした電子銃を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子銃は、定電
流駆動される複数の電子放出素子をそれぞれ異なる個数
毎の電子銃グループとしてグループ分けされ、かつ各電
子銃グループは個別にまたは複数個が同時に選択されて
駆動されるように構成する。
流駆動される複数の電子放出素子をそれぞれ異なる個数
毎の電子銃グループとしてグループ分けされ、かつ各電
子銃グループは個別にまたは複数個が同時に選択されて
駆動されるように構成する。
【0008】この場合、グループ分けされた電子放出素
子は、グループ単位で定電流駆動され、あるいは各グル
ープに属する数がnの累乗の整数倍毎に相違される構成
とすることが好ましい。また、グループ分けされた電子
放出素子に接続される定電流源をオン、オフ駆動するド
ライブ回路を有し、このドライブ回路において定電流源
を選択的或いは同時にオン駆動するように構成すること
も好ましい。
子は、グループ単位で定電流駆動され、あるいは各グル
ープに属する数がnの累乗の整数倍毎に相違される構成
とすることが好ましい。また、グループ分けされた電子
放出素子に接続される定電流源をオン、オフ駆動するド
ライブ回路を有し、このドライブ回路において定電流源
を選択的或いは同時にオン駆動するように構成すること
も好ましい。
【0009】また、グループ分けされた電子放出素子は
同一平面上に配置され、各グループの中心位置が略直線
上に配置され、或いは各グループの電子放出素子が同心
円状に配列されることが好ましい。
同一平面上に配置され、各グループの中心位置が略直線
上に配置され、或いは各グループの電子放出素子が同心
円状に配列されることが好ましい。
【0010】また、電子放出素子は、半導体層等の基板
上に絶縁膜を介して形成されるゲートと、この絶縁膜及
びゲートの開口内において前記基板上に設けられるエミ
ッタと、このエミッタに対向配置されるコレクタとで構
成され、エミッタまたはゲートのいずれかに定電流を供
給する構成とする。 (作用)異なる数の電子放出素子、すなわち微小電子銃
でグループ分けされた各電子銃グループをそれぞれ定電
流駆動することで、各電子銃グループの放出電子量は微
小電子銃の数に比例したものとなる。このため、各電子
銃グループを個別に或いは複数個を同時に選択して駆動
することで、放出電子量をデジタル的に変化させた制御
を行うことが可能となる。
上に絶縁膜を介して形成されるゲートと、この絶縁膜及
びゲートの開口内において前記基板上に設けられるエミ
ッタと、このエミッタに対向配置されるコレクタとで構
成され、エミッタまたはゲートのいずれかに定電流を供
給する構成とする。 (作用)異なる数の電子放出素子、すなわち微小電子銃
でグループ分けされた各電子銃グループをそれぞれ定電
流駆動することで、各電子銃グループの放出電子量は微
小電子銃の数に比例したものとなる。このため、各電子
銃グループを個別に或いは複数個を同時に選択して駆動
することで、放出電子量をデジタル的に変化させた制御
を行うことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を参照して
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す概念構成
図である。本実施例では電子銃1を多数個の微小電子銃
10で構成しており、その全体としての放出電子量を、
1単位から15単位まで、1単位段階で変化制御するこ
とができるように構成した例を示している。ここで、微
小電子銃10の構成自体は、図2にその断面構成を示す
ように、従来の固体電子ビーム発生装置としての電子銃
と同様の構成であり、半導体層等からなる基板11上に
絶縁膜12、ゲート13が形成され、かつこの絶縁膜1
2とゲート13に設けられた開口14内に円錐形のエミ
ッタ15が形成されたものである。そして、このエミッ
タ15には定電流回路2が接続され、制御信号SCによ
って制御されるスイッチ回路としてのドライブ回路3を
介して制御電圧源4からの電圧を定電流回路2に印加
し、各微小電子銃1のエミッタ15に所定の定電流が供
給されるように構成される。なお、前記定電流回路2と
しては、例えば特開平4−249026号公報に記載さ
れているように、エミッタに定電流素子としてのダイオ
ードを接続した構成とすることも可能である。
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す概念構成
図である。本実施例では電子銃1を多数個の微小電子銃
10で構成しており、その全体としての放出電子量を、
1単位から15単位まで、1単位段階で変化制御するこ
とができるように構成した例を示している。ここで、微
小電子銃10の構成自体は、図2にその断面構成を示す
ように、従来の固体電子ビーム発生装置としての電子銃
と同様の構成であり、半導体層等からなる基板11上に
絶縁膜12、ゲート13が形成され、かつこの絶縁膜1
2とゲート13に設けられた開口14内に円錐形のエミ
ッタ15が形成されたものである。そして、このエミッ
タ15には定電流回路2が接続され、制御信号SCによ
って制御されるスイッチ回路としてのドライブ回路3を
介して制御電圧源4からの電圧を定電流回路2に印加
し、各微小電子銃1のエミッタ15に所定の定電流が供
給されるように構成される。なお、前記定電流回路2と
しては、例えば特開平4−249026号公報に記載さ
れているように、エミッタに定電流素子としてのダイオ
ードを接続した構成とすることも可能である。
【0012】図1において、電子銃1は、複数個の微小
電子銃10が同一基板上に配列形成されており、そのう
ちそれぞれ隣接する微小電子銃が1個、2個、4個、8
個毎にそれぞれ電子銃グループG1,G2,G3,G4
として構成され、各電子銃グループ内ではそれぞれの微
小電子銃を同時に駆動し得るように構成される。そし
て、各電子銃グループG1〜G4はそれぞれのグループ
毎に一括して前記ドライブ回路3に接続され、このドラ
イブ回路3において各電子銃グループのいずれか1つ、
或いは複数の電子銃グループが同時に選択されて制御電
圧4が印加され、そのグループ内の各微小電子銃に定電
流回路2を介して定電流が供給されるように構成され
る。
電子銃10が同一基板上に配列形成されており、そのう
ちそれぞれ隣接する微小電子銃が1個、2個、4個、8
個毎にそれぞれ電子銃グループG1,G2,G3,G4
として構成され、各電子銃グループ内ではそれぞれの微
小電子銃を同時に駆動し得るように構成される。そし
て、各電子銃グループG1〜G4はそれぞれのグループ
毎に一括して前記ドライブ回路3に接続され、このドラ
イブ回路3において各電子銃グループのいずれか1つ、
或いは複数の電子銃グループが同時に選択されて制御電
圧4が印加され、そのグループ内の各微小電子銃に定電
流回路2を介して定電流が供給されるように構成され
る。
【0013】この実施例では、放出電子量を制御するた
めのアナログ制御信号SCをA/D変換器5に入力し、
このA/D変換器5において前記制御信号SCをデジタ
ル信号に変換し、コード化された信号、ここではバイナ
リコード化されたBCD信号とする。ついで、このデジ
タル信号を前記ドライブ回路3に入力させることで、前
記各電子銃グループG1〜G4を選択して定電流回路2
をオン動作させ、選択されたグループの各微小電子銃に
定電流を供給するように構成される。なお、前記制御電
圧4は、定電流回路2を通して各微小電子銃10に印加
されたときに所定量の電子を放出するように予め設定さ
れている。具体的には、1個の微小電子銃当たり1マイ
クロアンペアの電流を通流し得る値に設定されている。
めのアナログ制御信号SCをA/D変換器5に入力し、
このA/D変換器5において前記制御信号SCをデジタ
ル信号に変換し、コード化された信号、ここではバイナ
リコード化されたBCD信号とする。ついで、このデジ
タル信号を前記ドライブ回路3に入力させることで、前
記各電子銃グループG1〜G4を選択して定電流回路2
をオン動作させ、選択されたグループの各微小電子銃に
定電流を供給するように構成される。なお、前記制御電
圧4は、定電流回路2を通して各微小電子銃10に印加
されたときに所定量の電子を放出するように予め設定さ
れている。具体的には、1個の微小電子銃当たり1マイ
クロアンペアの電流を通流し得る値に設定されている。
【0014】この構成の電子銃による放出電子量の制御
の一例を説明する。ここで、全ての微小電子銃はマイク
ロアンペア1で定電流動作するように設定されている場
合を考える。アナログ制御信号SCが0の時は、A/D
変換器5のコード化された出力、ここでは4ビットの各
出力は全て0になり、いずれの電子銃グループG1〜G
4もスイッチオフになる。したがって、電子放出量は0
となる。A/D変換器5の最小出力であるLSBが1ビ
ットのみオンになるようにアナログ信号が入力される
と、LSBに相当する電子銃グループG1の各微小電子
銃10がオンになり、その結果、マイクロアンペア1の
電子放出が行われる。
の一例を説明する。ここで、全ての微小電子銃はマイク
ロアンペア1で定電流動作するように設定されている場
合を考える。アナログ制御信号SCが0の時は、A/D
変換器5のコード化された出力、ここでは4ビットの各
出力は全て0になり、いずれの電子銃グループG1〜G
4もスイッチオフになる。したがって、電子放出量は0
となる。A/D変換器5の最小出力であるLSBが1ビ
ットのみオンになるようにアナログ信号が入力される
と、LSBに相当する電子銃グループG1の各微小電子
銃10がオンになり、その結果、マイクロアンペア1の
電子放出が行われる。
【0015】次の段階のアナログ入力電圧が増加する
と、電子銃グループG2のみがスイッチオンになり、マ
イクロアンペア2の電流の電子放出が行われる。次に、
電子銃グループG1と電子銃グループG1がスイッチオ
ンになり、マイクロアンペア3の電流の電子放出が行わ
れる。次にグループG3のみがスイッチオンになりマイ
クロアンペア4の電流の電子放出が行われる。以下、電
子銃グループの1つ、2つ、或いは3つが選択され、最
大電流量の時は、4つの電子銃グループ全てがスイッチ
オンとなり、マイクロアンペア15の電流の電子放出が
行われる。これにより、マイクロアンペア1からマイク
ロアンペア15までマイクロアンペア1単位毎のデジタ
ル的な放出電子量の制御が可能となる。
と、電子銃グループG2のみがスイッチオンになり、マ
イクロアンペア2の電流の電子放出が行われる。次に、
電子銃グループG1と電子銃グループG1がスイッチオ
ンになり、マイクロアンペア3の電流の電子放出が行わ
れる。次にグループG3のみがスイッチオンになりマイ
クロアンペア4の電流の電子放出が行われる。以下、電
子銃グループの1つ、2つ、或いは3つが選択され、最
大電流量の時は、4つの電子銃グループ全てがスイッチ
オンとなり、マイクロアンペア15の電流の電子放出が
行われる。これにより、マイクロアンペア1からマイク
ロアンペア15までマイクロアンペア1単位毎のデジタ
ル的な放出電子量の制御が可能となる。
【0016】なお、この実施例では、各微小電子銃10
のエミッタ15にそれぞれ定電流回路2が設けられてい
るため、各微小電子銃の電流量を正確に定めることが可
能であり、デジタル制御による電子量放出量の直線性、
安定性を高めることができ、前記したデジタル的な放出
電子量の制御を高精度に行うことが可能となる。
のエミッタ15にそれぞれ定電流回路2が設けられてい
るため、各微小電子銃の電流量を正確に定めることが可
能であり、デジタル制御による電子量放出量の直線性、
安定性を高めることができ、前記したデジタル的な放出
電子量の制御を高精度に行うことが可能となる。
【0017】ここで、微小電子銃の定電流回路は全ての
微小電子銃が同じ値である必要はなく、電子銃グループ
ごとに微小電子銃の個数は同数とし、各微小電子銃に接
続する定電流回路の電流値を例えばnの累乗を構成する
ように変化させても前記実施例と同様に各電子銃グルー
プで異なる放出電子量に制御することが可能となる。特
に、引き出す電流量が非常に小さい用途では、この構成
の方がエミッタの占める面積を小さくすることができ
る。また、各電子銃グループに属する微小電子銃の数を
変化することによって幾らでも最大電子量を増加あるい
は分割能を増加することが可能である。
微小電子銃が同じ値である必要はなく、電子銃グループ
ごとに微小電子銃の個数は同数とし、各微小電子銃に接
続する定電流回路の電流値を例えばnの累乗を構成する
ように変化させても前記実施例と同様に各電子銃グルー
プで異なる放出電子量に制御することが可能となる。特
に、引き出す電流量が非常に小さい用途では、この構成
の方がエミッタの占める面積を小さくすることができ
る。また、各電子銃グループに属する微小電子銃の数を
変化することによって幾らでも最大電子量を増加あるい
は分割能を増加することが可能である。
【0018】あるいは、図3に示すように、各電子銃グ
ループG1〜G4をグループ単位毎に1つの定電流回路
21〜24に接続し、この定電流回路21〜24をドラ
イブ回路3によってスイッチ動作することで、各電子銃
グループG1〜G4に対する電流の供給を選択するよう
にしてもよい。このように構成すれば、前記実施例のよ
うに各微小電子銃毎に定電流回路を接続する場合に比較
して定電流回路の数が削減でき、全体としての回路規模
を縮小化することができる。
ループG1〜G4をグループ単位毎に1つの定電流回路
21〜24に接続し、この定電流回路21〜24をドラ
イブ回路3によってスイッチ動作することで、各電子銃
グループG1〜G4に対する電流の供給を選択するよう
にしてもよい。このように構成すれば、前記実施例のよ
うに各微小電子銃毎に定電流回路を接続する場合に比較
して定電流回路の数が削減でき、全体としての回路規模
を縮小化することができる。
【0019】また、図4に示すように、各電子銃グルー
プG1〜G4の各微小電子銃10のゲート131〜13
4を一体的に形成し、各電子銃グループのゲート131
〜134に印加される電圧をドライブ回路3によって選
択することで各電子銃グループ単位での電子の放出を行
うように構成してもよい。このように構成すれば、通常
の微小電子銃ではエミッタは基板側に接続されるために
複雑な回路を設ける場所がないのに対し、ゲートは基板
上なので、チップ周辺部に制御回路を配置することがで
き、A/D変換器やドライブ回路を一体的に構成して電
子銃の小型化を図ることも可能となる。
プG1〜G4の各微小電子銃10のゲート131〜13
4を一体的に形成し、各電子銃グループのゲート131
〜134に印加される電圧をドライブ回路3によって選
択することで各電子銃グループ単位での電子の放出を行
うように構成してもよい。このように構成すれば、通常
の微小電子銃ではエミッタは基板側に接続されるために
複雑な回路を設ける場所がないのに対し、ゲートは基板
上なので、チップ周辺部に制御回路を配置することがで
き、A/D変換器やドライブ回路を一体的に構成して電
子銃の小型化を図ることも可能となる。
【0020】更に、図5に示すように、各電子銃グルー
プG11〜G14における微小電子銃10の数を、前記
実施例の各電子銃グループG1〜G4の2倍の数にした
構成とし、しかも各電子銃グループではそのうちの1/
2の微小電子銃を使用し、他の1/2の微小電子銃を予
備の電子銃として構成してもよい。このようにすると、
微小電子銃が破壊した際には他の微小電子銃を使用する
ことができ、その冗長度を高めることができる。また、
1/2の微小電子銃を交互に使用することで、各微小電
子銃の総合的な寿命を長くすることができる。また、場
合によっては、各電子銃グループの各微小電子銃の全て
を動作させるようにすることで、放出電子量の制御範囲
を更に拡大することも可能となる。
プG11〜G14における微小電子銃10の数を、前記
実施例の各電子銃グループG1〜G4の2倍の数にした
構成とし、しかも各電子銃グループではそのうちの1/
2の微小電子銃を使用し、他の1/2の微小電子銃を予
備の電子銃として構成してもよい。このようにすると、
微小電子銃が破壊した際には他の微小電子銃を使用する
ことができ、その冗長度を高めることができる。また、
1/2の微小電子銃を交互に使用することで、各微小電
子銃の総合的な寿命を長くすることができる。また、場
合によっては、各電子銃グループの各微小電子銃の全て
を動作させるようにすることで、放出電子量の制御範囲
を更に拡大することも可能となる。
【0021】なお、この例では、各電子銃グループの微
小電子銃の数は、図示のような2倍に限られるものでは
なく、3倍、或いはそれ以上の倍数に設定でき、特に倍
数の大きさを非常に大きくとった際にはその効果が顕著
なものとなる。現在の半導体技術では、数百万個の微小
電子銃を1mm□に作ることができるので、通常の8b
it程度のデジタル制御であれば、倍数の大きさを1万
程度にとることができる。
小電子銃の数は、図示のような2倍に限られるものでは
なく、3倍、或いはそれ以上の倍数に設定でき、特に倍
数の大きさを非常に大きくとった際にはその効果が顕著
なものとなる。現在の半導体技術では、数百万個の微小
電子銃を1mm□に作ることができるので、通常の8b
it程度のデジタル制御であれば、倍数の大きさを1万
程度にとることができる。
【0022】図6は本発明の参考例を模式的に示す図で
ある。本参考例では、微小電子銃を構成するエミッタ1
5に対向配置されるコレクタ16を複数個、ここでは3
個のコレクタ161〜163に分割し、かつ各コレクタ
161,162,163にそれぞれ定電流回路211〜
213を接続し、しかも各定電流回路をドライブ回路3
によって1つ単位で、或いは同時に選択させるように構
成している。この構成によれば、定電流を供給するコレ
クタの数に応じて放出電子量が制御でき、1単位から3
単位まで1段階毎での制御が可能となる。また、この構
成では微小電子銃のエミッタに定電流回路を接続する必
要がないため、微小電子銃の構造が簡略化できる。
ある。本参考例では、微小電子銃を構成するエミッタ1
5に対向配置されるコレクタ16を複数個、ここでは3
個のコレクタ161〜163に分割し、かつ各コレクタ
161,162,163にそれぞれ定電流回路211〜
213を接続し、しかも各定電流回路をドライブ回路3
によって1つ単位で、或いは同時に選択させるように構
成している。この構成によれば、定電流を供給するコレ
クタの数に応じて放出電子量が制御でき、1単位から3
単位まで1段階毎での制御が可能となる。また、この構
成では微小電子銃のエミッタに定電流回路を接続する必
要がないため、微小電子銃の構造が簡略化できる。
【0023】ここで、本発明においては、多数個の微小
電子銃を複数のグループに分割し、その選択を変更する
ことで放出電子量の変化制御を行っているが、その場合
には平面配列された各微小電子銃の選択を変化させる
と、即ち輝度を変化させるとこれに伴って放出される電
子流の分布の中心位置が変化されることになる。このた
め、電子銃を実際に各種電子機器に適用する場合には、
この電子流の中心位置の変動に伴ってこれを補正する偏
向回路が必要とされるが、中心位置の変動に規則性がな
いと、その偏向回路による補正も困難なものとなる。
電子銃を複数のグループに分割し、その選択を変更する
ことで放出電子量の変化制御を行っているが、その場合
には平面配列された各微小電子銃の選択を変化させる
と、即ち輝度を変化させるとこれに伴って放出される電
子流の分布の中心位置が変化されることになる。このた
め、電子銃を実際に各種電子機器に適用する場合には、
この電子流の中心位置の変動に伴ってこれを補正する偏
向回路が必要とされるが、中心位置の変動に規則性がな
いと、その偏向回路による補正も困難なものとなる。
【0024】このため、図7に示す微小電子銃の数配列
を有する各電子銃グループG1〜G6の配列では、電子
銃の放射する電子の空間分布の中心位置が、輝度に対し
て直線的に移動するように配列を行っている。このた
め、微小電子銃の選択を偏向して輝度が増加されると、
これに伴って左上から右下に向かって放出電子の分布中
心が変化する。したがって、偏向回路は、輝度に対して
一定のオフセットを掛けるように動作させることで、好
適な補正が実現可能となる。
を有する各電子銃グループG1〜G6の配列では、電子
銃の放射する電子の空間分布の中心位置が、輝度に対し
て直線的に移動するように配列を行っている。このた
め、微小電子銃の選択を偏向して輝度が増加されると、
これに伴って左上から右下に向かって放出電子の分布中
心が変化する。したがって、偏向回路は、輝度に対して
一定のオフセットを掛けるように動作させることで、好
適な補正が実現可能となる。
【0025】一方、図8に示す微小電子銃からなる電子
銃グループG21〜G23の配列では、微小電子銃10
をN進数の要素を構成しながら同心円になるように配列
している。このようにすると、輝度の変化に対しても放
出電子の分布中心が変化されることがないので、輝度に
対する偏向の補正を行う必要がなくなる。また、偏向を
行わない電子機器では、電子流を常に一定の位置に固定
でき、電子銃としての品質と信頼性を高めることができ
る。
銃グループG21〜G23の配列では、微小電子銃10
をN進数の要素を構成しながら同心円になるように配列
している。このようにすると、輝度の変化に対しても放
出電子の分布中心が変化されることがないので、輝度に
対する偏向の補正を行う必要がなくなる。また、偏向を
行わない電子機器では、電子流を常に一定の位置に固定
でき、電子銃としての品質と信頼性を高めることができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、定電流駆
動される複数の電子放出素子をそれぞれ異なる個数毎の
電子銃グループとしてグループ分けし、かつ各電子銃グ
ループは個別または複数個が同時に選択されて駆動され
る構成とされるので、各電子銃グループの放出電子量は
微小電子銃の数に比例したものとなり、その選択に応じ
て放出電子量をデジタル的に変化させた制御を行うこと
が可能となる。また、この場合、各電子放出素子は同一
構成のものとして構成されるため、電子銃の構成を簡略
化することができ、かつその製造も容易に行うことがで
きる。
動される複数の電子放出素子をそれぞれ異なる個数毎の
電子銃グループとしてグループ分けし、かつ各電子銃グ
ループは個別または複数個が同時に選択されて駆動され
る構成とされるので、各電子銃グループの放出電子量は
微小電子銃の数に比例したものとなり、その選択に応じ
て放出電子量をデジタル的に変化させた制御を行うこと
が可能となる。また、この場合、各電子放出素子は同一
構成のものとして構成されるため、電子銃の構成を簡略
化することができ、かつその製造も容易に行うことがで
きる。
【0027】また、グループ分けされた電子放出素子
を、グループ単位で定電流駆動することで、定電流源の
数を削減でき、構成を簡略化することができる。
を、グループ単位で定電流駆動することで、定電流源の
数を削減でき、構成を簡略化することができる。
【0028】また、本発明では、各グループに属する電
子放出素子の数がnの累乗の整数倍毎に相違される構成
とすることで、最小単位毎に放出電子量をデジタル制御
することが可能となる。
子放出素子の数がnの累乗の整数倍毎に相違される構成
とすることで、最小単位毎に放出電子量をデジタル制御
することが可能となる。
【0029】さらに、グループ分けされた電子放出素子
を同一平面上に配置し、各グループの中心位置を略直線
上に配置することで、放出電子量を変化制御した場合
に、その電子分布の中心を一定の方向に補正するだけで
偏向を行うことができ、偏向制御を容易なものとする。
特に、各グループの電子放出素子を同心円状に配列する
ことで、電子分布の中心を偏向する必要もない。
を同一平面上に配置し、各グループの中心位置を略直線
上に配置することで、放出電子量を変化制御した場合
に、その電子分布の中心を一定の方向に補正するだけで
偏向を行うことができ、偏向制御を容易なものとする。
特に、各グループの電子放出素子を同心円状に配列する
ことで、電子分布の中心を偏向する必要もない。
【0030】また、電子放出素子は、半導体層上に絶縁
膜を介して形成されるゲートと、この絶縁膜及びゲート
の開口内において前記半導体層上に設けられるエミッタ
と、このエミッタに対向配置されるコレクタとで構成さ
れる固体電子ビーム発生装置として構成することで、エ
ミッタまたはゲートのいずれかに定電流を供給すること
で、電子放出素子における電子放出のオン、オフ動作を
行うことが可能となる。
膜を介して形成されるゲートと、この絶縁膜及びゲート
の開口内において前記半導体層上に設けられるエミッタ
と、このエミッタに対向配置されるコレクタとで構成さ
れる固体電子ビーム発生装置として構成することで、エ
ミッタまたはゲートのいずれかに定電流を供給すること
で、電子放出素子における電子放出のオン、オフ動作を
行うことが可能となる。
【0031】なお、本発明によれば、電子放出素子にお
ける破壊、各電子放出素子における電流の揺らぎによる
ノイズ,放出電流値の不揃いによる性能の悪化が防止で
きる。また、デジタルスイッチを駆動するに足りる非常
に低い電圧で電流値を制御でき、従来の電子銃に比べて
格段に消費電力を減らすことができ、駆動回路の出力負
荷を著しく小さくすることが可能で、高速動作が可能と
なる。外部から加えたアナログ信号は勿論のこと、デジ
タル信号によっても制御が行えるので、将来のデジタル
制御電子銃が実現できる等の効果を得ることもできる。
ける破壊、各電子放出素子における電流の揺らぎによる
ノイズ,放出電流値の不揃いによる性能の悪化が防止で
きる。また、デジタルスイッチを駆動するに足りる非常
に低い電圧で電流値を制御でき、従来の電子銃に比べて
格段に消費電力を減らすことができ、駆動回路の出力負
荷を著しく小さくすることが可能で、高速動作が可能と
なる。外部から加えたアナログ信号は勿論のこと、デジ
タル信号によっても制御が行えるので、将来のデジタル
制御電子銃が実現できる等の効果を得ることもできる。
【図1】本発明の電子銃の一実施例の概念構成図であ
る。
る。
【図2】本発明にかかる微小電子銃の一例の断面構成図
である。
である。
【図3】本発明の実施例の変形例の概念構成図である。
【図4】本発明の実施例の他の変形例の概念構成図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例の電子銃グループ構成の変形例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図6】本発明の参考例の概念構成を示す断面構成図で
ある。
ある。
【図7】本発明の電子銃グループの配列構成の変形例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図8】本発明の電子銃グループの配列構成の他の変形
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図9】従来の電子銃の構成を示す概念的な断面図であ
る。
る。
【図10】従来の電子銃の他の例を示す概念的な断面図
である。
である。
1 電子銃 2 定電流回路 3 ドライブ回路 4 制御電圧源 5 A/D変換器 10 微小電子銃 11 基板 12 絶縁膜 13 ゲート 15 エミッタ 16 コレクタ G1〜G4 電子銃グループ
Claims (7)
- 【請求項1】電子を放出する複数の微小電子銃と、前記
微小電子銃から放出される電子量が予め決められた電子
量になるように前記微小電子銃に定電流を供給する定電
流回路を有し、前記微小電子銃がそれぞれ異なる個数含
まれるグループに分けられ、前記各グループ毎に前記定
電流回路を介して前記微小電子銃に供給される電流をオ
ンオフするドライブ回路を有することを特徴とする電子
銃。 - 【請求項2】電子を放出する複数の微小電子銃と、前記
微小電子銃がそれぞれ同数含まれるグループに分けら
れ、前記各グループから放出される電子量が予め決めら
れた電子量になるように前記各微小電子銃に定電流を供
給する定電流回路を有し、前記各グループ毎に前記定電
流回路を介して前記微小電子銃に供給される電流をオン
オフするドライブ回路を有することを特徴とする電子
銃。 - 【請求項3】電子を放出する複数の微小電子銃と、前記
微小電子銃がそれぞれ異なる個数含まれるグループに分
けられ、前記各グループから放出される電子量が予め決
められた電子量になるように前記各グループに定電流を
供給する定電流回路を有し、前記定電流回路を介して前
記各グループに供給される電流をオンオフするドライブ
回路を有することを特徴とする電子銃。 - 【請求項4】各グループに含まれる電子銃の数がnの累
乗の整数倍毎に相違することを特徴とする請求項1また
は3のいずれかに記載の電子銃。 - 【請求項5】各微小電子銃に定電流を供給する定電流回
路の電流値がnの累乗を構成するように変化することを
特徴とする請求項2記載の電子銃。 - 【請求項6】各グループの微小電子銃は同一平面に2次
元的に配置され、各グループの中心位置が略直線上に乗
るように配置されることを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかに記載の電子銃。 - 【請求項7】各グループの微小電子銃が最小放出電子量
を受け持つグループを中心として他のグループに属する
微小電子銃を放出電子量の少ない順に内側から同心円状
に配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載の電子銃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10338087A JPH11224596A (ja) | 1995-04-24 | 1998-11-27 | 電子銃 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12318095A JP3068434B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 電子銃 |
JP10338087A JPH11224596A (ja) | 1995-04-24 | 1998-11-27 | 電子銃 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12318095A Division JP3068434B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 電子銃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11224596A true JPH11224596A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=14854177
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12318095A Expired - Fee Related JP3068434B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 電子銃 |
JP10338087A Expired - Lifetime JPH11224596A (ja) | 1995-04-24 | 1998-11-27 | 電子銃 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12318095A Expired - Fee Related JP3068434B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 電子銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP3068434B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100473523B1 (ko) * | 2002-08-22 | 2005-03-08 | 한국과학기술원 | 미소동력장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002313213A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷陰極カソードの駆動方法および駆動装置ならびにその応用装置 |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP12318095A patent/JP3068434B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-11-27 JP JP10338087A patent/JPH11224596A/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100473523B1 (ko) * | 2002-08-22 | 2005-03-08 | 한국과학기술원 | 미소동력장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08293271A (ja) | 1996-11-05 |
JP3068434B2 (ja) | 2000-07-24 |
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