JP2778453B2 - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電界放出形陰極を電子
源とする電子銃を備えた陰極線管(以下CRTと略
す。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図は従来の一般的なCRTを示してい
る。このCRT1は、電子銃2を備えたネック部3と、
このネック部3から放出された電子ビームを偏向させる
偏向電極4が設けられたファンネル部5と、前記電子ビ
ームによって励起発光する蛍光体が被着されたパネル部
6とを有している。
【0003】図は従来の一般的なCRT1に用いられ
ている従来の電子銃2である。この電子銃2は、ヒータ
で酸化物層を加熱する傍熱形カソード7と、引出し電極
8と、集束電極9を有している。
【0004】上記のように構成されたCRT1によれ
ば、ネック部の電子銃2から放出された集束した電子ビ
ームは、ファンネル部5の偏向電極4によってパネル部
6の所定位置へ導かれ、これによって蛍光面が励起発光
して所望の表示が行なわれる。
【0005】前述した従来の電子銃を利用したCRTに
よれば次のような問題があった。 (1)従来の電子銃のカソードは傍熱形だったので、ヒ
ータを加熱するためのヒータ電源が必要であった。 (2)ヒータ電源をONにしてから電子ビームが得られ
るまでにある程度の時間がかかった。
【0006】(3)電子銃のヒータの寿命が短いので、
長寿命のCRTができなかった。 (4)高電流密度の電子ビームを放出する電子源が得ら
れなかった。
【0007】(5)電子銃の電子発生部の直径が数mm
もの大きさであったため、電子レンズ系によってある程
度以下にまでビームを微小に集束させると、収差によっ
てビーム形状に歪が生じるとともに、ビーム径内で電子
密度の不均一が生じ易い。
【0008】上記のような問題点を解決するため、近年
では電子銃の電子発生部に電界放出形陰極 (Field Emi
ssion Cathode,以下FECとも呼ぶ。 )を用いたCRT
も提案されている。これは、小型で、ヒータを必要とせ
ず、高い電流密度が得られるFECの利点に着目したも
のといえる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】FECを用いた従来の
CRTの中には、2進関係にある異なる数ずつのFEC
セルを次々に連続して接続したグループを複数構成し、
これらのグループを異なる組み合わせで駆動することに
よって異なる明るさを実現しようとしたものもあった。
【0010】しかしながら、前述したような構成のCR
Tでは、複数のFECセルを連続した所定のパターンで
接続したグループを所定の範囲内に複数種類設けなけれ
ばならないが、このような複雑な構造は製作コストを上
昇させるという問題があった。またグループの選択乃至
組み合わせによっては、駆動されるFECセルが狭い範
囲に集中せず、駆動される複数のFECセルの間に隙間
が生じてしまうことがあった。こうなると、実質的な電
子銃の電子発生部の直径がかなりの大きさになり、収差
によってビーム形状に歪が生じるとともに、ビーム径内
で電子密度の不均一が生じ易くなるという問題があっ
た。
【0011】本発明は、電子ビームのスポット径が小さ
く、駆動速度が速く、しかも簡単な構成によって所望の
階調数で輝度制御を行えるFECを備えた電子銃を有
る陰極線管を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された
極線管は、カソード導体とカソード導体に設けられたエ
ミッタとエミッタの近傍に設けられたゲートを有する電
界放出形陰極が行又は列ごとにマトリクス駆動される行
列状に配設された複数の小領域に分割されて成る電子銃
と、前記電子銃から放出された電子ビームを偏向させる
電子ビームの偏向電極と、電子ビームの射突によって発
光する蛍光体が被着されたパネル部と、前記電子銃にお
いて各小領域のカソード導体とゲートをそれぞれ行又は
列ごとに駆動することにより電界放出形陰極の駆動面積
を制御して輝度を制御すると共に、輝度データに応じた
電圧の信号を前記偏向電極の制御信号に同期させて前記
電界放出形陰極のゲートに印加することにより輝度を調
整する輝度制御手段を有することを特徴としている。
【0017】
【作用】輝度制御手段は、電界放出形陰極の各小領域の
カソード導体とゲートを行乃至列毎に駆動して小領域を
選択する。選択された小領域の合計面積に応じて電子の
放出量が調節され、輝度が制御される。これと同時に、
輝度制御手段は、輝度データに応じた信号を前記偏向電
極の制御信号に同期させて前記電界放出形陰極のゲート
に印加することにより輝度を調整する。輝度データに応
じた電圧の信号を生成し、偏向電極の制御信号に同期し
て電界放出形陰極のゲートに与れば、走査される各画素
毎に電界放出形陰極の電子放出量が制御され、輝度が調
整される。選択された小領域が密集した一つの集合を構
成するように制御できるので、スポット径が小さいため
に収差が少なく、電子密度が均一な高品質の電子ビーム
が得られる。
【0018】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図を参照して
説明する。本実施例のCRT10の基本的な構成は図
に示した従来のCRT1の構成と同じである。即ち、図
1に示すように、本実施例のCRT10が有するガラス
容器11のネック部11aには電子銃12が設けられ、
このネック部11aから放出された電子ビームはファン
ネル部の偏向電極で偏向される。そして該電子ビーム
は、ガラス容器11の前面内面に設けられたパネル部の
蛍光体に射突してこれを励起発光させ、所望の画像表示
を行なうようになっている。但し、本実施例のCRT1
0の電子銃12は、従来のCRT1と異なり、その電子
源として電界放出形陰極20を有している。そして前記
電子銃12は、この電界放出形陰極20と第1及び第2
電子ビーム集束電極25,28等から構成されている。
【0019】次に、前記電子銃12の構成について図2
を参照して詳細に説明する。セラミック基板13上に
は、Si又はガラス等の絶縁材料からなる基板14が設
けられている。該基板14上には、スピント形の電界放
出形陰極20(FEC20)が直径約0.5〜0.6m
mの範囲内に多数形成されている。即ち、基板14上に
は、導電性薄膜によってカソード導体15が形成され、
その上には絶縁層16とゲート17が積層されている。
この絶縁層16とゲート17にはフォトリソグラフィ法
によってホール18が形成され、該ホール18内のカソ
ード導体15上にはコーン形状のエミッタ19が蒸着法
によって形成されている。なお、この実施例ではエミッ
タ19がスピント形であるが、スピント形蒸着エミッタ
以外に、エッチングによる縦型電界放出エミッタでもよ
いし、方向性に優れていれば、平面形電界放出エミッタ
でもよい。
【0020】前記FEC20のカソード導体15は、セ
ラミック基板13に設けられたカソードステム21に接
続されており、該カソードステム21はガラス容器11
のネック部11a外に導出されている。
【0021】前記FEC20のゲート17には、中央に
孔が形成された板状の導体22が接続されている。導体
22の両端は、前記セラミック基板13を貫通してFE
C20側に突出した2本のゲートステム23の一端にそ
れぞれ接続されている。少なくとも一方のゲートステム
23の他端は、ガラス容器11のネック部11aを通し
て外方に突出している。
【0022】前記セラミック基板13上において、前記
導体22の上には絶縁層24が形成され、該絶縁層24
の上には、第1電子ビーム集束電極25が設けられてい
る。第1電子ビーム集束電極25は、前記基板14に形
成されたFEC20を臨む直径0.5〜0.6mmの孔
25aが形成された金属板であり、該孔25a付近にお
ける前記FEC20のゲート17との距離は0.08〜
0.1mmとされている。また、第1電子ビーム集束電
極25の両端は棒状のリード端子26に支えられてお
り、少なくともそのうちの一方はガラス容器11の外に
導出されている。
【0023】前記第1電子ビーム集束電極25の上方に
は、0.1〜0.2mmのセラミック絶縁材27を介し
て第2電子ビーム集束電極28が設けられている。この
第2電子ビーム集束電極28の構成は第1電子ビーム集
束電極25と同じであり、リード端子29の少なくとも
一方がガラス容器11の外に導出されている。
【0024】本実施例のCRT10は、この電子銃12
の各電極に所定の電圧を印加する回路を有している。本
例では、エミッタ19を接地し、ゲート17に30〜1
50V、第1電子ビーム集束電極25には0〜150
V、第2電子ビーム集束電極28には200〜500V
の範囲の電圧が印加される。
【0025】又は、ゲート17を接地し、各電極間に前
述したのと同様の電位差を与えるようにしてもよい。な
お、本実施例の電子銃12は、FEC20と第1及び第
2電子ビーム集束電極25,28を有しているが、必要
に応じてさらに第3及び第4の集束電極を設けるように
してもよい。
【0026】次に、本実施例におけるFEC20は、図
3に示すように複数の小領域Sに分割されている。図3
に示すように、FEC20におけるこれら複数の小領域
Sの集合は、8行8列の行列状に配設されている。ここ
で行は横方向の並び、列は縦方向の並びを示す。
【0027】各小領域Sは、図2において説明したよう
にカソード導体・エミッタ・ゲート等をそれぞれ備えて
いる。各小領域Sのカソード導体は行毎に共通に接続さ
れ、各小領域Sのゲートは列毎に共通に接続されてい
る。即ち、図2中に示したFEC20の断面は、FEC
20の基本的な電極構成を示したものである。そしてこ
のFEC20は、図3に示すように行列状に並んだ複数
の小領域から成り、各小領域のカソード導体とゲートが
マトリクス状に接続された構造とされている。
【0028】そして、多数の小領域Sに分割された前記
FEC20は、図3に示すように第1の輝度制御手段で
あるXデコーダ40及びYデコーダ41によって駆動さ
れる。Xデコーダ40は、8個の各出力端子がそれぞれ
第1列から第8列の各列に接続されており、各小領域S
のゲートを列毎に走査する。Yデコーダは、8個の各出
力端子がそれぞれ第1行から第8行の各行に接続されて
おり、各小領域Sのカソード導体を行毎に走査する。
【0029】本実施例においては、表示すべき画像の輝
度データ(階調信号)はアナログデータとして与えられ
る。この輝度デ−タは、A/D変換回路42で8ビット
のデジタルの輝度データに変換されて出力される。この
輝度データの下位4ビットのデータが、偏向電極に与え
られる制御信号に同期して、Xデコーダ40及びYデコ
ーダ41に入力される。
【0030】そして、各小領域Sにおいて、Xデコーダ
40からゲ−トに入力される信号がONで、Yデコーダ
41からカソード導体に入力される信号がOFFの場合
に、エミッタ19からは電子が放出される。
【0031】本実施例では、まず選択されて電子を放出
する小領域Sの数を調整することにより輝度の制御を行
う。4ビットの輝度データは16階調を表し、階調が上
がる毎に選択された小領域Sの数が増えていくように、
Xデコーダ40及びYデコーダ41が出力する信号の組
み合わせが各階調毎に定められている。
【0032】本実施例では、輝度が変化するに連れて
(階調数が変化するにつれて)、マトリクスを構成する
複数の小領域Sは、そのマトリクスの中央部分から隣接
部分へと徐々に選択されて(又は隣接部分から中央部分
へと徐々に選択を解かれて)階調を変えていく。従っ
て、選択された小領域はどの階調においても常に密集し
た1個の集合を構成することになる。このため、そこか
ら発生する電子ビームのスポット径は電子の放出面積に
比して常に最小となる。即ち、本実施例では実質的な電
子銃の電子発生部の直径が従来よりも小さくなり、収差
によってビーム形状に歪が生じることがなく、ビーム径
内での電子密度は均一になる。
【0033】また、FEC20の各小領域Sにおいて
は、ゲート17とカソード導体15間にコンデンサが構
成されるので、電子放出のON・OFFを繰り返す際の
駆動速度には限度がある。また、かかるコンデンサの充
放電が繰り返されれば、無効電流が増加してエネルギ損
失が増大し、FEC20を備えた電子銃は必要とされる
駆動速度に対応できなくなってしまう。
【0034】しかしながら、本実施例によれば、各階調
において各小領域Sが常に密集した1個の集合となるよ
うに選択されるため、各小領域SのON・OFFの繰り
返しはなるべく繰り返されないようになっている。従っ
て本実施例の電子銃はエネルギの損失か少なく比較的速
い速度で駆動できる。
【0044】本実施例では、電界放出形陰極20の駆動
面積を制御して輝度を制御する他に、輝度データに応じ
て生成したアナログの階調制御信号を前記電界放出形陰
極20のゲート17に印加することによっても輝度を制
御している。次に、このアナログ信号による輝度制御に
ついて図を参照して説明する。
【0045】図に示すように、本実施例のCRT10
に設けられた電子銃12は、第1の輝度制御手段である
前記Xデコーダ40及びYデコーダ41の他に、第
輝度制御手段として補正回路50、D/A変換回路5
1、増幅回路52等を含む輝度制御回路を備えている。
【0046】アナログデータとして与えられ、A/D変
換回路42によって8ビットのデジタルデータに変換さ
れた輝度データ(階調信号)は、その上位4ビットが補
正回路50に与えられる。補正回路50においては、F
ECのゲート電圧−放出電流特性において比例関係にな
い領域のデータが補正される。
【0047】上述したようにアナログ信号である輝度デ
ータ(階調信号)によってFEC20からの放出電流を
制御するにあたっては、FEC20のゲート電圧−放出
電流特性において、直線の領域を利用する。このように
すれば、ゲート17に与える階調制御信号の電圧レベル
とFEC20の電子放出量を比例させることができる。
非点灯とする場合には、ゲート17に与える階調制御信
号の電圧をスレッシュホールドレベル電圧以下(0Vを
含む)にする。
【0048】図示しないCRTコントローラは、階段状
の偏向電極制御信号をCRT10の偏向電極に出力して
これを走査する。
【0049】図に示すように、補正回路50で補正さ
れた輝度データは、D/A変換回路51に入力される。
D/A変換回路51は、このデジタルの階調データに対
応した電圧を有するアナログの階調制御信号を出力す
る。この階調制御信号は増幅器52によって増幅された
後、偏向電極制御信号がCRT10の偏向電極に与えら
れるのに同期して、Xデコーダ40を介して各小領域S
のゲート17に印加される。
【0050】前記階調制御信号をゲート17に与えられ
た電子銃12においては、パネル部6の走査されている
画素ごとに、電子の放出電流即ち電子の放出量が制御さ
れて輝度が調整される。このように走査される画素ごと
に電子の放出量を制御することは、フィラメントを電子
源とした従来の電子銃では不可能である。
【0051】本実施例によれば、8ビットの輝度データ
の上位4ビットでアナログの電圧信号による輝度制御を
行い、下位4ビットでFEC20の電子放出面積制御に
よる輝度制御を行っている。従って、両制御の組み合わ
せによって0〜255までの256階調を表現すること
ができる。このような2種類の輝度制御の併用によれ
ば、電子放出面積制御によって階調数を増大させようと
する際の困難や、アナログ信号のみで階調制御を行う場
合に1階調あたりの電圧範囲が狭くなってノイズによる
影響が大きくなるといった問題が緩和される等、両制御
方式の問題点が互いに補完された好ましい輝度制御が実
現できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、まず、本発明によ
れば、電子銃の電子源である電界放出形陰極を複数の小
領域Sに分割してマトリクス駆動し、選択した小領域S
の数によって輝度を制御している。従って本発明によれ
ば、ノイズに強く直線性に優れた任意の階調数の輝度制
御を極めて簡単な構成で実現できる等、電界放出形陰極
をCRTの電子銃に応用する際の利便性を増大させ、以
て係るCRTの機能性を向上させるという産業上顕著な
効果を得ることができる。さらに、本発明において、選
択された小領域Sが常に密集した一個の集合を構成する
ように電子銃を駆動すれば、電子ビームのスポット径が
小さく、駆動速度が速くなる。
【0053】また、本発明は電界放出形陰極を電子源と
しているため、簡単な静電レンズを設けるだけで収差が
少なくビーム内の電子密度が均一な電子ビームが得ら
れ、またゲート・エミッタ間の制御により電子ビームの
放出を制御できるので、新たな制御電極を設ける必要も
なくコンパクトな電子銃を得ることができる。
【0054】そして本発明によれば、前述した電界放出
形陰極の駆動面積を制御して輝度を制御する手段のみな
らず、輝度データに応じた信号を前記電界放出形陰極の
ゲートに印加することにより輝度を調整する手段を併用
して輝度制御を行っているので、両制御方法の問題点が
互いに補完され、FECを用いた電子銃乃至係る電子銃
を備えたCRTの利点が最大限に生かされるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における電子銃の断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】一実施例の駆動ブロック図である。
【図4】一般的な陰極線管の構造を示す断面図である。
【図5】従来の電子銃の断面図である。
【符号の説明】
4 偏向電極 6 パネル部 10 陰極線管(CRT) 12 電子銃 15 カソード導体 17 ゲート 19 エミッタ 20 電界放出形陰極(FEC) 40 第1の輝度制御手段としてのXデコーダ 41 第1の輝度制御手段としてのYデコーダ 50 第の輝度制御手段である輝度制御回路を構成す
る補正回路 51 第の輝度制御手段である輝度制御回路を構成す
るD/A変換回路 52 第の輝度制御手段である輝度制御回路を構成す
る増幅回路 S 小領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−37543(JP,A) 特開 平5−343000(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 29/48,29/04,1/30,31/12 H04N 5/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カソード導体とカソード導体に設けられ
    たエミッタとエミッタの近傍に設けられたゲートを有す
    る電界放出形陰極が行又は列ごとにマトリクス駆動され
    る行列状に配設された複数の小領域に分割されて成る電
    子銃と、前記電子銃から放出された電子ビームを偏向さ
    せる電子ビームの偏向電極と、電子ビームの射突によっ
    て発光する蛍光体が被着されたパネル部と、前記電子銃
    において各小領域のカソード導体とゲートをそれぞれ行
    又は列ごとに駆動することにより電界放出形陰極の駆動
    面積を制御して輝度を制御すると共に、輝度データに応
    じた電圧の信号を前記偏向電極の制御信号に同期させて
    前記電界放出形陰極のゲートに印加することにより輝度
    を調整する輝度制御手段を有することを特徴とする陰極
    線管。
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