JPH11224245A - 採点システムおよび記録媒体 - Google Patents

採点システムおよび記録媒体

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JPH11224245A
JPH11224245A JP2626898A JP2626898A JPH11224245A JP H11224245 A JPH11224245 A JP H11224245A JP 2626898 A JP2626898 A JP 2626898A JP 2626898 A JP2626898 A JP 2626898A JP H11224245 A JPH11224245 A JP H11224245A
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JP
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scoring
result
grading
pen
answer sheet
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JP2626898A
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Shigenori Abe
重範 安部
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Fujitsu FIP Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、回答用紙の採点結果を入力する採
点システムおよび記録媒体に関し、実際の答案用紙上で
採点したときの状態を検出して採点エントリ画面上の採
点欄に自動入力すると共に、答案用紙上の総数あるいは
総正回答数あるいは総誤回答数を入力して採点欄に入力
された数と照合して確認した後に集計を行い、紙の答案
用紙上で採点するのみで自動的にその採点結果を取り込
んで採点エントリ画面上に入力すると共に採点結果数の
確認を行った後に集計して各会員に集計結果を正確かつ
迅速に配布することを目的とする。 【解決手段】 回答した回答用紙上のペンの採点結果の
入力を検出する手段と、検出された結果を回答用紙に対
応づけた採点エントリ画面上の該当採点結果欄に入力す
る手段とを備えたことを特徴とする採点システムであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回答用紙の採点結
果を入力する採点システムおよび記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、試験を突破するために各種受験を
目的とした教室が設けられ、全国的規模でこれら教室の
会員の模擬試験を行って採点して集計を行い、各会員の
現在の学力程度を配布することが行われている。
【0003】この際、各教室の会員の模擬試験を行い、
回答用紙を回収し、採点サーバとLANに接続したクラ
イアントに採点ペンを付け、回収した回答用紙の採点を
行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、採点サーバ
の接続されたLANに接続したクライアントから採点ペ
ンを用いた採点を行うことができず、例えばフランチャ
イズ(提携)した塾などのように各地に散在した塾の採
点を行えないという問題が発生した。
【0005】また、従来のLAN接続型のクライアント
では、専用のハードウェアやソフトウェアが各クライア
ント毎に必要となり、しかも、専用のハードウェア/ソ
フトウェアであるために採点者を直接に教育したり、操
作マニュアルなどで採点方法の教育が必要となってしま
い、簡単かつ正確に採点を行い難いという問題もあっ
た。
【0006】本発明は、これらの問題を解決するため、
WWWサーバと接続されたブラウザ上で自動的に採点プ
ログラムをダウンロードし、常に統一したバージョンの
採点プログラムのもとで採点ペンを使って自動的に採点
結果を入力し、LAN接続なしに簡易、迅速かつ統一し
た採点を実現することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、教室端末
(ブラウザ)1は、答案用紙(回答用紙)の採点結果を
自動入力したりなどするものであって、ここでは、登録
手段2および採点手段3などから構成されるものであ
る。
【0008】登録手段2は、各種登録を行うものであっ
て、ここでは、受験する会員に関する情報などを登録す
るものである。採点手段3は、試験して回収した答案用
紙を採点して自動的に採点結果を取り込んだり、正解の
配点を合計したりなどするものである。
【0009】網4は、複数の教室端末1と本部システム
5とを接続するものであって、例えばインターネット網
である。本部システム(WWWサーバ)5は、複数の教
室端末1と接続して答案用紙の採点結果を取り込んで集
計してその結果を配布したりなどするものであって、こ
こでは、登録更新手段6、サービス提供手段7、および
確認手段8などから構成されるものである。
【0010】登録更新手段6は、教室端末1から通知さ
れた会員に関する情報(新規の会員の情報、会員の更新
情報)をマスタ11に登録したり、更新したりなどする
ものである。
【0011】サービス提供手段7は、各種サービスを教
室端末1や会員に提供するものであって、ここでは、採
点エントリ入出力プログラム8および採点ペン検出プロ
グラム9などを提供するものである。
【0012】採点エントリ入出力プログラム8は、紙の
答案用紙を採点者がボールペンで採点したときの動きを
検出し、採点エントリ画面上の該当する欄に採点結果を
自動入力したりなどするものであって、必要に応じて教
室端末1にダウンロードするものである。
【0013】採点ペン検出プログラム9は、ボールペン
などで紙の答案用紙に採点者が採点したときの当該ボー
ルペンの動きを検出(例えば図13を用いて後述する動
いたときの音を採取して〇あるいはvを検出)するもの
であって、必要に応じて教室端末1にダウンロードする
ものである。
【0014】確認手段10は、採点結果が全て登録され
たかなどを確認するものである。マスタ11は、各種情
報を登録して保存するマスタであって、ここでは、教室
の会員マスタ、会員の成績を登録した成績マスタ、各種
テスト情報を管理するテスト管理マスタなどである。
【0015】次に、動作を説明する。採点手段3が回答
した回答用紙上のペンの採点結果の入力を検出し、検出
された結果を回答用紙に対応づけた採点エントリ画面上
の採点結果欄に入力するようにしている。この際、これ
らを実行する採点プログラムを本部システム6から利用
時にダウンロードしてバージョンを常に統一するように
している。
【0016】この際、採点手段3採点結果の入力終了後
に採点結果総数あるいは採点正解総数あるいは誤回答総
数の入力に対応して上記採点エントリ画面上に入力され
た該当数と照合して一致したときにOK、不一致のとき
にNGとするようにしている。
【0017】また、回答用紙上のペンの採点結果の入力
順を予め登録し、採点エントリ画面上で当該登録した順
に採点結果を入力するようにしている。また、採点結果
の入力順として、科目の順番と各科目内の順番とするよ
うにしている。
【0018】従って、WWWサーバ5と接続されたブラ
ウザ1上で自動的に採点プログラムをダウンロードし、
常に統一したバージョンの採点プログラムのもとで採点
ペンを使って自動的に採点結果を入力し、従来のLAN
接続なしに簡易、迅速かつ統一した採点を実現すること
が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、図2から図16を用いて本
発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0020】図2は、本発明の動作説明フローチャート
(全体)を示す。図2において、事前登録を行う。これ
は、教室、会員などを事前に本部システム5のマスタ1
1に登録する。
【0021】S2は、教室が問題、回答、答案用紙を受
け取る。これは、回線を介して問題、回答、答案用紙を
ダウロードしたり、郵便で受け取ったりする。S3は、
試験を行う。これは、S2で受け取った問題を教室の会
員に配布して所定時間の試験を行う。
【0022】S4は、回答用紙を回収する。S4’は、
採点プログラムを受信する。これは、後述する図16で
説明するように、本部システム5から最新のバージョン
の採点プログラム(採点エントリ入出力プログラム8お
よび採点ペン検出プログラム9)のダウンロードを受け
て受信し、キャッシュメモリ(作業域)に格納する。
【0023】S5は、採点順番の登録を行う。これは、
後述する図4のフローチャートに従い、本部システム5
に回答用紙の採点に関して、チェック方式、採点順番、
科目順番を登録する。
【0024】S6は、採点エントリ画面の表示を行う。
これは、図1の教室端末1から採点を行う試験No、科
目を本部システム5に通知してこれに対応する採点エン
トリ画面をダウンロードして画面上に表示、例えば図1
1に示すように採点エントリ画面を表示する。
【0025】S7は、採点する。これは、後述する図1
0のフローチャートに従い、紙の回答用紙にボールペン
で採点者が記入して採点を行い、このときのボールペン
の動きを検出(実際は音を検出してボールペンの動きを
検出)して採点エントリ画面の該当欄に自動入力する。
【0026】S8は、登録する。これは、S7で採点し
た会員の採点結果を本部システム5の成績マスタに登録
する。S9は、本部で採点状況の確認を行う。
【0027】S10は、全教室採点登録済か判別する。
YESの場合には、S11に進む。NOの場合には、S
9に戻り繰り返す。S11は、S10のYESで全教室
の採点が完了してその採点結果が登録されたと判明した
ので、集計を行う。
【0028】S12は、各会員の成績表を作成する。S
13は、送付する。これは、本部システム5から各教室
に郵送あるいは各教室端末1にファイルとして送付す
る。
【0029】S14は、会員に成績表を渡す。これは、
各教室が郵送された成績表あるいは送付されたファイル
をもとに印刷した会員の成績表を各会員に渡す。以上に
よって、各教室では問題を配布して会員の試験を行い、
回収した回答用紙をボールペンで採点者が採点すると同
時ボールペンの動きを検出して教室端末1上の採点エン
トリ画面の該当個所に採点結果を自動入力し、自動入力
した後に総入力数あるいは〇(あるいはv)の総数を入
力させて自動入力済の数と一致するか確認した後、本部
システム5に登録する。本部システム5は、全教室から
の採点結果が登録されたのを確認した後、集計を行い、
各会員の成績表(全体、科目毎の順番、採点などを印刷
した成績表)を作成して配布する。これらにより、教室
では、ボールペンなどで紙の回答用紙の採点を行うのみ
で、採点エントリ画面上に採点結果が自動入力されて本
部システム5に登録され、その集計結果が各教室に自動
的に送付されることとなり、各教室の採点作業が簡単か
つ採点結果の手入力が不要となり、しかも採点エントリ
画面に自動入力した総数などを自動確認した後に本部シ
ステム5に登録し、従来の手入力による入力ミスの発生
を無くすことが可能となる。
【0030】図3は、本発明の動作説明フローチャート
(メニュー画面)を示す。図3において、S21は、本
部のWWWサーバ(本部システム5)にインターネット
経由で接続する。
【0031】S22は、確認画面を表示する。S23
は、塾コードとパスワードを入力する。S24は、本部
でチェックする。OKの場合には、S25に進む。NG
の場合には、S23に戻り繰り返す。
【0032】S25は、メニュー画面を表示する。ここ
では、メニュー画面上で選択して後述する図4(登
録)、図7(採点エントリの登録)、図10(採点)、
図14(終了確認)のいずれかの処理に個別的に進む。
【0033】図4は、本発明の動作説明フローチャート
(登録)を示す。図4において、S31は、メニュー画
面から事前登録を選択する。S32は、答案氏名事前登
録画面を本部のWWWサーバからダウンロードして表示
する。
【0034】S33は、教室コードと会員コードの入力
を行う。S34は、本部に問い合わせチェックする。O
Kの場合には、S35に進む。NOの場合にはS33に
戻り繰り返し、所定回数繰り返してもNGの場合には、
終了する。
【0035】S35は、チェック方式、採点順番、科目
順番の入力を行う。これは、教室端末1上に採点エント
リ画面を表示し、紙の回答用紙上でボールペンを使って
採点者が採点するときの採点順番、採点する科目の順番
を入力すると共に、採点結果をチェックするための〇あ
るいはvの総数を入力して採点エントリ画面上に自動認
識入力された数と一致するか比較するときの当該〇ある
いはvのいずれの総数のチェックを行うかの区別を入力
する。
【0036】S36は、登録する。これは、S35で教
室端末1上の画面上で入力した情報を、WWWサーバ
(本部システム5)にアップロードして登録する。以上
によって、各教室端末1からWWWサーバ(本部システ
ム5)か所定画面をダウンロードして表示し、この画面
上でチェック方式、採点順番、科目順番などの採点に必
要な情報を入力してWWWサーバに登録することが可能
となる。
【0037】図5は、本発明の画面例(事前登録)を示
す。これは、既述した図4のS33で教室端末1がWW
Wサーバ(本部システム5)からダウンロードして表示
し、下記の項目を入力したり、更にWWWサーバに登録
したりするための画面である。
【0038】 ・教室コード: ・会員コード(会員番号): 図6は、本発明の会員マスタ例を示す。これは、〇〇塾
について、図示の下記の項目を登録した本部の会員マス
タとして保存したものである。
【0039】 ・教室: ・会員コード(会員番号): ・氏名: ・教科:算数、国語、社会 ・順位:算数、国語、社会 ・偏差値:算数、国語、社会 ・その他: 図7は、本発明の動作説明フローチャート(採点エント
リの登録)を示す。
【0040】図7において、S41は、パラメータ入力
する。これは、採点エントリ画面として登録する、パラ
メータとして、後述する図8の採点セットアップ画面上
で ・教科: ・テスト回: ・縦/横のフォーマット選択: ・その他: を入力する。ここで、「教科」は採点エントリ画面で採
点を行う教科(例えば算数、国語、社会などの科目)で
あり、「テスト回」は何回目のテスト回であり、「縦/
横のフォーマット選択」は後述する図12の横の採点エ
ントリ画面あるいは図13の縦の採点エントリ画面のい
ずれのフォーマットを選択するかである。
【0041】S42は、選択されたフォーマットを表示
する。S43は、設問と小問と配点を入力する。これ
は、後述する図11の横の採点エントリ画面に示すよう
に、設問、小問、配点を図示のように入力する。
【0042】S44は、登録する。これは、教室端末1
からWWWサーバ(本部システム5)にアップロードし
て登録する。以上によって、採点エントリ画面として、
後述する図11の横の採点エントリ画面あるいは図12
の縦の採点エントリ画面が本部システム5に登録された
こととなる。
【0043】図8は、本発明の説明図(採点セットアッ
プ)を示す。これは、既述した図7のS43で設問、小
問、配点などを入力するための採点セットアップ画面で
あって、図示の下記の項目を入力するものである。
【0044】 ・教室コード: ・〇vチェック方式:○チェック、vチェック、チェッ
クなし ・採点方式:教科単位、生徒単位 ・採点順序:算数、国語、社会、理科などの順番 ・その他: 以上のように画面上で入力することにより、採点エント
リ画面上の入力順序なチェック方式が本部システム5に
登録されたこととなる。
【0045】図9は、本発明の説明図(答案用紙)を示
す。図9の(a)は、算−5回(横)を示す。これは、
算数の5回目の横の答案用紙の横フォーマットの例を示
す。ここでは、図示の矢印で示したように、 ・設問1に小問1(配点5)、2(配点2)、3(配点
3) ・設問2に小問1(配点8)、2(配点7) を割り当てた答案用紙である(正解値は別に正解用紙に
記載されて用意されている)。
【0046】図9の(b)は、国−6回(縦)を示す。
これは、国語の6回目の縦の答案用紙の縦フォーマット
の例を示す。ここでは、図示の矢印で示したように、 ・設問1に小問1(配点20)、2(配点30) ・設問2に小問1(配点10)、2(配点20)、3
(配点20) を割り当てた答案用紙である。
【0047】以上の横/縦の答案用紙フォーマットに設
問、小問、配点を付与して答案用紙を作成できたことと
なる。これにより、既述した図11の採点エントリ画面
と、図9の答案用紙とは1対1に対応しており、次に説
明する図10のフローチャートに従い、図9の答案用紙
上の回答欄(設問あるいは小問の回答欄)に〇あるいは
vを採点者が正解用紙を見ながらボールペンで記入する
のみで、後述する図13のシステムでボールペンの動き
を検出して〇あるいはvを自動検出し採点フォーマット
画面上の該当欄(設問あるいは小問欄)に自動入力する
ことが可能となる。
【0048】図10は、本発明の動作説明フローチャー
ト(採点)を示す。図10において、S51は、メニュ
ー画面から採点エントリを選択する。S51’は、採点
プログラムを受信する。これは、後述する図16で説明
するように、本部システム5から最新のバージョンの採
点プログラム(採点エントリ入出力プログラム8および
採点ペン検出プログラム9)のダウンロードを受けて受
信し、キャッシュメモリ(作業域)に格納する。
【0049】S52は、採点エントリ画面を表示する。
これは、例えばS51で選択した後述する図11の横の
採点エントリ画面を表示する。S53は、採点ペン停止
中に○v入力可へ変更する。
【0050】S54は、答案用紙の先頭から順に採点ペ
ンで○、vを書く。S55は、採点ペンの○、vを検出
および音声出力する。これは、S54で採点者が回収し
た答案用紙を見て、先頭から順に採点ペンで正解のとき
にその設問あるいは小問に○あるいはvを書いたことに
対応して、後述する図13のシステムが○あるいはvを
検出して音声で「まる」あるいは「ばつ(かける)」を
発声する。
【0051】S56は、検出された○あるいはvを採点
エントリ画面の該当グリッド(ます)に表示して次のセ
ルに移る。S57は、採点確定ボタンが押下か判別す
る。YESの場合には、S58に進む。NOの場合に
は、S54に戻り繰り返す。
【0052】S58は、入力した○、vをマスクして、
設問○数、v数のチェック画面を表示する。S59は、
S58で表示されたチェック画面に、採点者が設問毎の
総○数あるいは総v数を入力する。
【0053】S60は、一致しているか判別する。これ
は、S58で自動計数した採点エントリ画面上の総○数
あるいは総v数と、S59で採点者が入力した総○数あ
るいは総v数と一致し、自動検出して採点エントリ画面
上に入力した採点結果が正しいか判別する。OKの場合
には、S61に進む。NOの場合には、S63で再チェ
ック要とし、S59に戻る。
【0054】S61は、全設問終わりか判別する。YE
Sの場合には、S62に進む。NOの場合には、S59
に戻り繰り返す。S62は、全会員終わりか判別する。
YESの場合には、終了する。NOの場合には、S54
に戻り次の会員について繰り返す。
【0055】以上によって、図11のような採点エント
リ画面を教室端末1上に表示し、採点者が回収した回答
用紙上の設問あるいは小問の回答が正しいときに○、誤
のときにvを採点ペン(後述する図13のボールペン)
で順に書き、このときの採点ペンの動きを音で検出して
○あるいはvを自動検出して採点エントリ画面上の該当
する設問、小問の位置に○あるいはvを自動入力した
後、総○数あるいは総v数を採点者に入力されて一致し
て採点エントリ画面上に自動入力された採点結果が正し
いと判明したときに採点を終了し、次の会員について繰
り返すことにより、採点者は紙の回答用紙上で設問/小
問の回答が正しいときに採点ペンで○、誤のときにvを
書くのみで自動的に採点結果が採点エントリ画面上に入
力されて集計することが可能となる。
【0056】図11は、本発明の説明図(採点エント
リ、横)を示す。これは、図9の(a)の横の答案用紙
に対応した採点エントリ画面の例であって、図中に示す
ように、設問、小問、更に配点を図示のように入力して
フォーマット化したものである。
【0057】図12は、本発明の説明図(採点エント
リ、縦)を示す。これは、図9の(b)の縦の答案用紙
に対応した採点エントリ画面の例であって、図中に示す
ように、設問、小問、更に配点を図示のように入力して
フォーマット化したものである。
【0058】図13は、本発明の説明図(採点検出)を
示す。図13の(a)は、採点ペンの模式的な斜視図を
示す。図13の(a)において、採点ペン21は、図示
のように、ホルダ22の穴にボールペン24を止め具2
3で固定し、当該ボールペン24の書くときの音を検出
するマイク25を取り付けたものである。
【0059】ホルダ22は、穴を貫通させて当該穴の内
部に通常のボールペン24を入れて止め具23で固定す
るものである。止め具23は、ボールペン24をホルダ
22に固定するネジである。
【0060】マイク24は、ボールペン24で○および
vを書いたときの音を検出するものである。ボールペン
24で採点者が紙の答案用紙の設問/小問の回答が正解
のときに○、誤のときにvを書いたときの音を検出して
電気信号に変換するものである。
【0061】図13の(b)は、ボールペンで書いたと
きの○およびvの音をマイク24で検出する様子を示
す。図13の(b−1)は、ボールペンで○を書くとき
の音をマイク25で検出して電気信号に変換する様子を
示す。
【0062】図13の(b−2)は、ボールペンでvを
書くときの音をマイク25で検出して電気信号に変換す
る様子を示す。図13の(c)は、図13の(b−1)
の○をボールペンで書いたときの音をマイク25で検出
して変換した電気信号の振幅のエンベロープを描いた様
子を示す。縦軸は電気信号の感度(音の振幅、強さに相
当)であり、横軸は時間tである。このときの最大感度
(最大振幅)をA1、最小点(例えば最大の10%の時
間の点)から最大の点までの時間T2、最小点から最大
点にいってから再び最小点に小さくなるまでの時間T1
を図示のようにそれぞれ計測する。
【0063】図13の(d)は、図13の(b−2)の
vをボールペンで書いたときの音をマイク25で検出し
て変換した電気信号の振幅のエンベロープを描いた様子
を示す。縦軸は電気信号の感度(音の振幅、強さに相
当)であり、横軸は時間tである。このときの最大感度
(最大振幅)をA1、最小点(例えば最大の10%の時
間の点)から最大の点までの時間T2、最小点から最大
点にいってから再び最小点に小さくなるまでの時間T1
を図示のようにそれぞれ計測する。
【0064】図13(e)は、識別テーブル例を示す。
これは、図13の(d)、(e)で求めたA1、T1、
T2の値によって○あるいはvと検出する識別テーブル
13であって、図示の下記のようになる。
【0065】 即ち、ボールペンで採点者が○を紙の回答用紙に書いた
ときは、A1、T1、T2が共に大きな値となる。一
方、ボールペンで採点者がvを紙の回答用紙に書いたと
きは、A1、T1、T2が共に小さな値となる。これら
「大きな値」、「小さな値」は、実際には実験によって
求めて設定、例えば実際に複数回、○を書き、次に、複
数回、vを書き、これらを集計して最適な値を決定して
識別テーブル13に登録しておく。
【0066】以上によって、ボールペン14をホルダ2
2に固定した採点ペン21によって紙の回答用紙上に○
あるいはvを書くことで、自動的に○あるいはvを自動
検出し、既述した採点エントリ画面上の該当設問/小問
の位置に○あるいはvを正確に自動入力し、○の配点合
計して採点することが可能となる。
【0067】図14は、本発明の動作説明フローチャー
ト(終了確認)を示す。図14にいて、S71は、各塾
の教室単位の受験者数を入力する(男女別で入力す
る)。
【0068】S72は、全塾、全教室の未採点/採点中
があるか判別する。YESの場合には、S73で催促の
通知を行い、S72に戻り繰り返す。一方、NOの場合
には、終了する。
【0069】以上によって、図1の本部システム5は自
動的に全塾、全教室の未採点/採点中があるか判別し、
ある場合には自動的に催促の電子メールなどを送付して
所定の期限迄に採点結果の本部登録を促すことが可能と
なる。
【0070】図15は、本発明の説明図(終了確認)を
示す。図15において、採点状況として、図示の書きの
項目を画面上を表示して確認することができる。
【0071】 ・状態 :採点済/採点中/採点未 ・塾名 : ・教室名 : ・電話番号 : ・責任者名 : ・受験者人数:男子/女子別/合計 ・採点済件数:男子/女子別/合計 ・その他 : この画面は、WWWサーバ(本部システム5)にアクセ
スして表示し、現在の状況を迅速に知ることが可能とな
ると共に、採点終了を確認することが可能となる。
【0072】図16は、本発明の具体例構成図を示す。
これは、図1の教室端末1をブラウザ1とし、本部シス
テム5をWWWサーバ5とした場合の具体例構成図であ
る。図16において、ブラウザ1は、採点画面用HTM
Lを機能させて各種処理を行うものであって、例えばエ
クスプローラIE3.02(商品名)などである。この
ブラウザ1は、インターネット網を介してWWWサーバ
5に接続し、採点時に最新の採点エントリ入出力プログ
ラム8および採点ペン検出プログラム9が自身のキャッ
シュメモリ12上で同一のバーションでないときはWW
Wサーバ5に接続したときに最新のものをダウンロード
して格納し、最新のものがあるときはダウンロードしな
い。従って、採点開始時に、採点者がブラウザ1を起動
してインターネット網を経由しWWWサーバ5に接続す
ると、自動的にWWWサーバ5が保持する採点エントリ
入出力プログラム8および支採点ペン検出プログラム9
のバージョンと同一の採点プログラムがキャッシュメモ
リ12に格納されるように制御されることとなる。
【0073】WWWサーバ5は、各処理用HTMLを機
能させて各種処理を行うものである。ここでは、採点エ
ントリ入出力プログラム8および採点ペン検出プログラ
ム9として最新のものである。
【0074】次に、動作を説明する。は、採点者がブ
ラウザ1を起動してインターネット網を介してWWWサ
ーバ5に接続し、メニュー画面上で採点エントリ画面を
選択すると、採点画面用HTMLがダウンロードされ
る。
【0075】は、で採点画面用HTMLをブラウザ
1が読み込みで、採点エントリ入出力プログラム8がブ
ラウザ1側に既にキャッシュメモリ12上にダウンロー
ド済かつWWWサーバ5側のバージョンと同一のときは
ダウンロードしなく、それ以外のときはWWWサーバ5
からダウンロードしてキャッシュメモリ12上に格納す
る。これにより、採点開始時に常に、WWWサーバ5の
バージョンと同一のプログラムがキャッシュメモリ12
上に格納されることとなる。
【0076】は、ブラウザ1が採点エントリ入出力プ
ログラム8および採点ペン検出プログラム9を読み込ん
で起動し、既述した採点を開始する。以上により、採点
時にブラウザ1は、インターネット網を経由してWWW
サーバ5に接続すると、自動的に常に統一されたバージ
ョンの採点プログラム(採点エントリ入出力プログラム
8および採点ペン検出プログラム))となり、全塾の採
点者で同一の採点を行うことが可能となり、保守、管理
が極めて簡単となる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
WWWサーバ5と接続されたブラウザ1上で自動的に採
点プログラムをダウンロードし、常に統一したバージョ
ンの採点プログラムのもとで採点ペンを使って自動的に
採点結果を入力し、従来のLAN接続なしに簡易、迅速
かつ統一した採点を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(全体)であ
る。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(メニュー画
面)である。
【図4】本発明の動作説明フローチャート(登録)であ
る。
【図5】本発明の画面例(事前登録)である。
【図6】本発明の会員マスタ例である。
【図7】本発明の動作説明フローチャート(採点エント
リの登録)である。
【図8】本発明の説明図(採点セットアップ)である。
【図9】本発明の説明図(答案用紙)である。
【図10】本発明の動作説明フローチャート(採点)で
ある。
【図11】本発明の説明図(採点エントリ、横)であ
る。
【図12】本発明の説明図(採点エントリ、縦)であ
る。
【図13】本発明の説明図(採点検出)である。
【図14】本発明の動作説明フローチャート(終了確
認)である。
【図15】本発明の説明図(終了確認)である。
【図16】本発明の具体例構成図である。
【符号の説明】
1:教室端末(ブラウザ) 2:登録手段 3:採点手段 4:網(インターネット網) 5:本部システム(WWWサーバ) 6:登録更新手段 7:サービス提供手段 8:採点エントリ入出力プログラム 9:採点ペン検出プログラム 10:確認手段 11:マスタ 12:キャシュメモリ 21:採点ペン 22:ホルダ 23:止め具 24:ボールペン 25:マイク 26:識別テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回答用紙の採点結果を入力する採点システ
    ムにおいて、 回答した回答用紙上のペンの採点結果の入力を検出する
    手段と、 上記検出された結果を上記回答用紙に対応づけた採点エ
    ントリ画面上の該当採点結果欄に入力する手段を実行す
    る採点プログラムを本部システムから利用時にダウンロ
    ードしてバージョンを常に統一する手段とを備えたこと
    を特徴とする採点システム。
  2. 【請求項2】回答用紙の採点結果を入力する採点システ
    ムにおいて、 回答した回答用紙上のペンの採点結果の入力を検出する
    手段と、上記検出された結果を上記回答用紙に対応づけ
    た採点エントリ画面上の該当採点結果欄に入力する手段
    とを実行する採点プログラムを本部システムから利用時
    にダウンロードしてバージョンを常に統一する手段とを
    備えたことを特徴とする採点システム。
  3. 【請求項3】上記採点結果の入力終了後に採点結果総数
    あるいは採点正解総数あるいは誤回答総数の入力に対応
    して上記採点エントリ画面上に入力された該当数と照合
    して一致したときにOK、不一致のときにNGとする手
    段を備えたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2
    記載の採点システム。
  4. 【請求項4】上記回答用紙上のペンの採点結果の入力順
    を予め登録し、上記採点エントリ画面上で当該登録した
    順に採点結果を入力することを特徴とする請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載の採点システム。
  5. 【請求項5】上記採点結果の入力順として、科目の順番
    と各科目内の順番としたことを特徴とする請求項4記載
    の採点システム。
  6. 【請求項6】回答した回答用紙上のペンの採点結果の入
    力を検出する手段と、 上記検出された結果を上記回答用紙に対応づけた採点エ
    ントリ画面上の該当採点結果欄に入力する手段を実行す
    る採点プログラムを本部システムから利用時にダウンロ
    ードしてバージョンを常に統一する手段として機能させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
    体。
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