JPH11222175A - クランクとペダル軸の結合構造 - Google Patents

クランクとペダル軸の結合構造

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JPH11222175A
JPH11222175A JP4114398A JP4114398A JPH11222175A JP H11222175 A JPH11222175 A JP H11222175A JP 4114398 A JP4114398 A JP 4114398A JP 4114398 A JP4114398 A JP 4114398A JP H11222175 A JPH11222175 A JP H11222175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal
crank
shaft
hole
pedal shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP4114398A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Kawabata
真澄 川端
Tsutomu Hayashi
勉 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Cycle Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Cycle Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は自転車のペダルとクランクとの新規な
結合構造に関する。 【解決手段】雄ねじと共に基部に角部を構成したペダル
軸と、雌ねじが刻設された軸孔を形成したクランクと、
前記ペダル軸の角部に嵌合する凹部を備えこれを囲んで
貫通孔を穿孔したペダル回し盤と、クランクの両端を挟
むコ字状の基部とこの先端に突起を形成したペダル回し
盤回転止め具とよりなり、ペダル回し盤の凹部をペダル
軸の角部に嵌め込んだ後にペダル軸の雄ねじとクランク
の軸孔の雌ねじとを螺合し、次いでペダル回し盤回転止
め具をクランクの背後より挟み、突起を貫通孔内に嵌合
させたことを特徴とするクランクとペダル軸の結合構
造。1‥クランク、2‥ペダル、3‥ペダル軸、4‥ペ
ダル回し盤、5‥ペダル回し盤回転止め具、7‥雌ね
じ、8‥軸孔、9‥雄ねじ、10‥ペダル軸の角部、1
1‥凹部、12‥貫通孔、13‥コ字状基部、14‥突
起。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車のペダルとク
ランクとの新規な結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、非専門店を介して自転車の販売が
行われる場合が多くなり、自転車の技術知識の乏しい者
によって自転車の組立てが行われることから、自転車の
組立作業の簡便性が要求されている。特に自転車のペダ
ルは幅方向にはみ出すことから、店頭での販売時に初め
て組み立てられることが多く、ペダルとクランクとの組
立構造は作業の容易な簡単な構造のものが望まれてい
る。
【0003】このペダルとクランクの組立にあっては、
クランクの軸孔にペダル軸の先端部を対応させ、両者を
クランクの軸孔部に設けた雌ねじと、ペダル軸の先端に
設けた雄ねじによってネジ止めする構造が採用されてい
る。そして、ペダルは前向きに踏み込むことから、その
踏み込みによって締付けネジが締まる方向に、即ち、右
のペダル軸及びクランクの軸孔には左ネジが、左のペダ
ル軸及びクランクの軸孔には右ネジが切ってある。
【0004】しかしながら、このクランクにペダルを組
付ける作業が容易ではなく、上記したようにペダル軸に
刻設されたネジは左右のペダルで逆に形成されているこ
とから、左右のペダルを識別した上で各ペダルをクラン
クに螺合する必要があり、更に、左右のペダルをクラン
クに螺合する際には、これらのペダル軸を夫々に形成し
たネジ方向に応じて回動させ、所定の力で締め付ける必
要があり、好ましくは専用の工具を必要とするものであ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来の構造のも
のでは左右のペダルの組立作業が画一化されていないこ
とから、特に技術的知識に乏しい者が組立作業を行う場
合には該作業に手間がかかる不都合がある。本発明は自
転車のクランクにペダル軸を結合する構造において、未
習熟な者でも容易に素早く組立てることができる結合構
造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を達
成するためになされたものであって、その要旨は、自転
車のクランクにペダル軸を結合する構造において、先端
に雄ねじが刻設されると共にペダル軸の基部に角部を構
成したペダル軸と、該ペダル軸の雄ねじと螺合する雌ね
じが刻設された軸孔を形成したクランクと、前記ペダル
軸の角部に嵌合する凹部を備えこれを囲んでクランク軸
に重ならない距離をもって複数の貫通孔を穿孔したペダ
ル回し盤と、クランクの軸孔を形成した両端を挟むコ字
状の基部とこの先端より前記貫通孔に嵌合する突起を形
成したペダル回し盤回転止め具とよりなり、ペダル回し
盤の凹部をペダル軸の角部に嵌め込んだ後にペダル軸の
雄ねじとクランクの軸孔の雌ねじとを螺合し、次いでペ
ダル回し盤回転止め具をクランクの背後より挟み、突起
を貫通孔内に嵌合させたことを特徴とするクランクとペ
ダル軸の結合構造にかかるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は以上の通りであって、ペ
ダル回し盤によってペダル軸を固定し、これを回転する
ことによってペダル軸をクランク軸孔に固定し、次いで
このペダル回し盤をペダル回し盤回転止め具をクランク
の背後より挟み、突起を貫通孔内に嵌合させてクランク
とペダル軸を結合するものであり、従来のままのクラン
クとペダルをそのまま結合できるものでその実用的価値
は大きい。
【0008】ペダル回し盤には中央部に凹部とこれを中
心として一定距離をもって貫通孔を形成したもので、こ
の距離はクランクとは重ならない部位である。そして、
ペダル回し盤の凹部にペダル軸の角部を嵌め込んでクラ
ンクの軸孔内に螺合させ、その後クランクの背後より嵌
められるペダル回し盤回転止め具の突起を貫通孔に嵌め
込んで結合するものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の自転車のクランクとペダル軸
との結合構造を図面をもって更に詳細に説明する。図1
は本発明のクランクとペダル軸との結合構造をほどこし
た側面図であり、図2はその側面分解図、図3は分解斜
視図である。図中、符号1はクランク、2はペダル、3
はペダル軸である。そして4はペダル回し盤、5はペダ
ル回し盤回転止め具である。
【0010】クランク1は断面略矩形で先端がやや幅の
広い形状を有し、この先端部に雌ねじ7を刻設した軸孔
8が形成されている。一方、ペダル軸3にはその先端に
雄ねじ9、そしてその基部には軸の対称部を平行に切り
欠いて略矩形の角部10を形成したものである。ペダル
回し盤4は円盤状をなし、その中央部に凹部11を形成
したもので、これは前記の略矩形の角部10と嵌め合う
形状とされたものである。そして、この凹部11を中心
として一定の距離、即ち、クランク1に隠れない部位の
円周上に8個の貫通孔12を穿孔したものである。ペダ
ル回し盤回転止め具5はコ字状をなす基部13とこの先
端に形成した突起14よりなり、コ字状の基部13はク
ランク1の両縁を嵌め込む間隔としたものである。そし
て、この突起14は前記した貫通孔12内に嵌め込まれ
ることとなる。
【0011】ここで本発明の結合構造における結合時の
詳細を述べれば、先ずペダル軸3をペダル回し盤4の凹
部11内に挿入し、ペダル軸3の略矩形の角部10を凹
部11に嵌め込む。そして、この状態でペダル軸3をク
ランク1の軸孔8内に挿入し、ペダル回し盤4を回転す
ることによってペダル軸3の雄ねじ9と軸孔8の雌ねじ
7との螺合をおこなう。その後、ペダル回し盤回転止め
具5をクランク1の背後より挟み、突起14を貫通孔1
2内に嵌合させたことによりクランクとペダル軸の結合
が完成するものである。このように、本発明のクランク
とペダル軸との結合構造によれば、いとも簡単に両者を
結合できることとなり、素人の人でもその結合作業は容
易である。
【0012】一方、ペダル2をクランク1より取り外す
には、突起14の先端を押して貫通孔12より突起14
を外し、ペダル回し盤回転止め具5をクランク1より外
し、ペダル回し盤4を逆転させてペダル軸3の雄ねじ9
と軸孔8の雌ねじ7との螺合を解除してクランク1とペ
ダル2を取り外すことになる。
【0013】
【発明の効果】本発明にあって、クランクとペダルとの
取り付けはペダル回し盤とペダル回し盤止め具を用いる
ことによって極めて簡単にだれでも取り付けられ、かつ
これを取り外しできるものであり、その実用価値は極め
て大きい。そして、両者の結合に際して従来のクランク
やペダル軸を特別に加工する必要もないことから、その
まま採用できるものであり、コスト的にも安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のクランクとペダル軸との結合構
造を示す側面図である。
【図2】図2は図1の側面分解図である。
【図3】図3は本発明のクランクとペダル軸との分解斜
視図である。
【符号の説明】
1‥‥クランク、 2‥‥ペダル、 3‥‥ペダル軸、 4‥‥ペダル回し盤、 5‥‥ペダル回し盤回転止め具、 7‥‥雌ねじ、 8‥‥軸孔、 9‥‥雄ねじ、 10‥‥ペダル軸の角部、 11‥‥凹部、 12‥‥貫通孔、 13‥‥コ字状基部、 14‥‥突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車のクランクにペダル軸を結合する
    構造において、先端に雄ねじが刻設されると共にペダル
    軸の基部に角部を構成したペダル軸と、該ペダル軸の雄
    ねじと螺合する雌ねじが刻設された軸孔を形成したクラ
    ンクと、前記ペダル軸の角部に嵌合する凹部を備えこれ
    を囲んでクランクに重ならない距離をもって複数の貫通
    孔を穿孔したペダル回し盤と、クランクの軸孔を形成し
    た両端を挟むコ字状の基部とこの先端より前記貫通孔に
    嵌合する突起を形成したペダル回し盤回転止め具とより
    なり、ペダル回し盤の凹部をペダル軸の角部に嵌め込ん
    だ後にペダル軸の雄ねじとクランクの軸孔の雌ねじとを
    螺合し、次いでペダル回し盤回転止め具をクランクの背
    後より挟み、突起を貫通孔内に嵌合させたことを特徴と
    するクランクとペダル軸の結合構造。
JP4114398A 1998-02-05 1998-02-05 クランクとペダル軸の結合構造 Pending JPH11222175A (ja)

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JP4114398A JPH11222175A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 クランクとペダル軸の結合構造

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JP4114398A JPH11222175A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 クランクとペダル軸の結合構造

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JPH11222175A true JPH11222175A (ja) 1999-08-17

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ID=12600209

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JP4114398A Pending JPH11222175A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 クランクとペダル軸の結合構造

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